JPS6240636B2 - - Google Patents
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- JPS6240636B2 JPS6240636B2 JP14366481A JP14366481A JPS6240636B2 JP S6240636 B2 JPS6240636 B2 JP S6240636B2 JP 14366481 A JP14366481 A JP 14366481A JP 14366481 A JP14366481 A JP 14366481A JP S6240636 B2 JPS6240636 B2 JP S6240636B2
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- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 claims description 24
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 5
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は負荷の変化に対して、冷媒回路中を流
れる冷媒循環量を変化させ、負荷に応じて最高冷
凍能力を発揮させることができる冷媒量調節方法
の改良に関するものである。
れる冷媒循環量を変化させ、負荷に応じて最高冷
凍能力を発揮させることができる冷媒量調節方法
の改良に関するものである。
従来、冷媒量調節装置を備えた冷凍装置は第1
図に示すように、圧縮機a、凝縮器b、絞り装置
c、蒸発器dをそれぞれ環状に連結し、冷媒量調
節容器eを絞り装置cの途中の接続位置gに、あ
るいは絞り装置cと蒸発器dとの間に連結し、さ
らに、前記圧縮機と蒸発器とを連結する吸入管f
を冷媒量調節容器eに貫通させた構成が知られて
いる。
図に示すように、圧縮機a、凝縮器b、絞り装置
c、蒸発器dをそれぞれ環状に連結し、冷媒量調
節容器eを絞り装置cの途中の接続位置gに、あ
るいは絞り装置cと蒸発器dとの間に連結し、さ
らに、前記圧縮機と蒸発器とを連結する吸入管f
を冷媒量調節容器eに貫通させた構成が知られて
いる。
このような構成にした場合、絞り装置cと冷媒
量調節容器eとの接続位置gの冷媒は気液二相の
飽和状態である。だから、もし、吸入管fが冷媒
量調節容器eを貫通していなければ、冷媒量調節
容器eの内部の冷媒状態は絞り装置cと冷媒量調
節容器eとの接続位置gの冷媒と同じ飽和状態に
なる。しかし、吸入管fが冷媒量調節容器eを貫
通している場合には、通常、吸入管fの温度は絞
り装置cと冷媒量調節容器eとの接続位置gの温
度よりも低いため、冷媒量調節容器eの内部の冷
媒の一部が凝縮する。よつて、絞り装置cと冷媒
量調節容器eとの接続位置gの冷媒の湿り度より
も、冷媒量調節容器eの内部の冷媒の湿り度の方
が大きくなる。つまり、吸入管fの温度の方が、
前記接続位置gの温度よりも低い場合には、冷媒
量調節容器eに冷媒が蓄積されるだけである。
量調節容器eとの接続位置gの冷媒は気液二相の
飽和状態である。だから、もし、吸入管fが冷媒
量調節容器eを貫通していなければ、冷媒量調節
容器eの内部の冷媒状態は絞り装置cと冷媒量調
節容器eとの接続位置gの冷媒と同じ飽和状態に
なる。しかし、吸入管fが冷媒量調節容器eを貫
通している場合には、通常、吸入管fの温度は絞
り装置cと冷媒量調節容器eとの接続位置gの温
度よりも低いため、冷媒量調節容器eの内部の冷
媒の一部が凝縮する。よつて、絞り装置cと冷媒
量調節容器eとの接続位置gの冷媒の湿り度より
も、冷媒量調節容器eの内部の冷媒の湿り度の方
が大きくなる。つまり、吸入管fの温度の方が、
前記接続位置gの温度よりも低い場合には、冷媒
量調節容器eに冷媒が蓄積されるだけである。
上述した冷媒量調節容器eの内部の冷媒状態の
負荷に対する変化を、第2図を用いて説明する。
冷媒量調節容器eの熱収支を考える場合、その主
な熱量は冷媒量調節容器eの周囲の空気からの熱
伝達によつて冷媒量調節容器eに侵入する熱量
と、冷媒量調節容器eを貫通している吸入管fに
よつてて冷媒量調節容器eから奪われる熱量とが
ある。第2図は横軸に冷凍装置の負荷の大きさを
とり、縦軸に冷媒量調節容器eへの侵入熱量をと
つて、冷凍装置の負荷変動に対する冷媒量調節容
器eの熱収支を説明したものである。ただし、侵
入熱量が負ということは、冷媒量調節容器eより
熱量が奪われることを意味している。第2図にお
いて、曲線q1は負荷に対する周囲空気から侵入す
る熱量の変化をあらわし、曲線q2は負荷に対する
吸入管fから侵入する熱量の変化をあらわしてい
る。そして、冷媒量調節容器eに侵入する全熱量
は、q1とq2とを加えた熱量になり、この全侵入熱
量は曲線q3であらわしている。ここで、曲線q3上
の点xは冷媒量調節容器eへの侵入熱量がないこ
とを意味している。
負荷に対する変化を、第2図を用いて説明する。
冷媒量調節容器eの熱収支を考える場合、その主
な熱量は冷媒量調節容器eの周囲の空気からの熱
伝達によつて冷媒量調節容器eに侵入する熱量
と、冷媒量調節容器eを貫通している吸入管fに
よつてて冷媒量調節容器eから奪われる熱量とが
ある。第2図は横軸に冷凍装置の負荷の大きさを
とり、縦軸に冷媒量調節容器eへの侵入熱量をと
つて、冷凍装置の負荷変動に対する冷媒量調節容
器eの熱収支を説明したものである。ただし、侵
入熱量が負ということは、冷媒量調節容器eより
熱量が奪われることを意味している。第2図にお
いて、曲線q1は負荷に対する周囲空気から侵入す
る熱量の変化をあらわし、曲線q2は負荷に対する
吸入管fから侵入する熱量の変化をあらわしてい
る。そして、冷媒量調節容器eに侵入する全熱量
は、q1とq2とを加えた熱量になり、この全侵入熱
量は曲線q3であらわしている。ここで、曲線q3上
の点xは冷媒量調節容器eへの侵入熱量がないこ
とを意味している。
ところで、冷媒量調節容器eが冷媒量の調節機
能を果たす場合は、この点xであらわされる負荷
をほぼ中心として、その前後のある範囲の負荷変
動の場合だけである。なぜなら、点xの負荷より
も負荷がかなり大きくなると、冷媒量調節容器e
の内部の冷媒は常に過熱蒸気の状態となり、負荷
変動があつても冷媒量調節容器eの内部の冷媒の
過熱度が変化するだけであつて、冷媒量調節容器
eの内部に蓄積される冷媒の質量には、ほとんど
変化がない。逆に、点xの負荷よりも負荷がかな
り小さくなると、冷媒量調節容器eの内部の冷媒
は常に過冷却液状態となり、負荷変動があつて
も、冷媒量調節容器eの内部の冷媒の過冷却度が
変化するだけであつて、冷媒量調節容器eの内部
に蓄積される冷媒の質量にはほとんど変化がな
い。しかし、冷凍装置が使用される通常の負荷の
範囲は第2図の点mと点nで示される範囲であ
る。つまり、冷凍装置が使用される通常の負荷範
囲は点xであらわされる負荷よりも、かなり低い
ということになる。
能を果たす場合は、この点xであらわされる負荷
をほぼ中心として、その前後のある範囲の負荷変
動の場合だけである。なぜなら、点xの負荷より
も負荷がかなり大きくなると、冷媒量調節容器e
の内部の冷媒は常に過熱蒸気の状態となり、負荷
変動があつても冷媒量調節容器eの内部の冷媒の
過熱度が変化するだけであつて、冷媒量調節容器
eの内部に蓄積される冷媒の質量には、ほとんど
変化がない。逆に、点xの負荷よりも負荷がかな
り小さくなると、冷媒量調節容器eの内部の冷媒
は常に過冷却液状態となり、負荷変動があつて
も、冷媒量調節容器eの内部の冷媒の過冷却度が
変化するだけであつて、冷媒量調節容器eの内部
に蓄積される冷媒の質量にはほとんど変化がな
い。しかし、冷凍装置が使用される通常の負荷の
範囲は第2図の点mと点nで示される範囲であ
る。つまり、冷凍装置が使用される通常の負荷範
囲は点xであらわされる負荷よりも、かなり低い
ということになる。
上記説明により明らかなように、結局、冷凍装
置が使用される通常の負荷範囲では、従来の冷媒
量調節容器eの内部は過冷却液で占められ、負荷
が極端に大きな範囲でしか冷媒量調節機能を果た
さなく、冷凍装置が使用される通常の負荷の範囲
では、ほとんど冷媒量の調節機能を果たさないと
いう欠点があつた。特に低負荷時には圧縮機に液
戻りが生じるという短所があつた。
置が使用される通常の負荷範囲では、従来の冷媒
量調節容器eの内部は過冷却液で占められ、負荷
が極端に大きな範囲でしか冷媒量調節機能を果た
さなく、冷凍装置が使用される通常の負荷の範囲
では、ほとんど冷媒量の調節機能を果たさないと
いう欠点があつた。特に低負荷時には圧縮機に液
戻りが生じるという短所があつた。
そこで、本発明は上記従来の欠点を解消し、負
荷の大きな範囲、冷凍装置が使用される通常の負
荷範囲、さらに、低負荷の範囲とすべての負荷範
囲の負荷変動に対しても、冷媒回路中を流れる冷
媒の量を変化させ、常に負荷に応じて、冷凍装置
に最高能力を発揮させることを可能にしたもので
ある。
荷の大きな範囲、冷凍装置が使用される通常の負
荷範囲、さらに、低負荷の範囲とすべての負荷範
囲の負荷変動に対しても、冷媒回路中を流れる冷
媒の量を変化させ、常に負荷に応じて、冷凍装置
に最高能力を発揮させることを可能にしたもので
ある。
本発明の一実施例を第3図、第4図および第5
図により説明する。第3図に示すように、圧縮機
1、凝縮器2、絞り装置3蒸発器4をそれぞれ環
状に連結する。絞り装置3の途中には第一の冷媒
量調節容器5と第二の冷媒量調節容器6とが連結
されている。また、吸入管8は圧縮機1と蒸発器
4とを連結している。凝縮器2と絞り装置3とを
連結する接続管7には第一の分岐管7aが設けら
れ、この第一の分岐管7aの一端は接続管7aの
途中の第一の分岐管7bと連結され、第一の分岐
管7aの他端は前記接続管7の途中で、前記第一
の分岐管7bよりも絞り装置3側に位置している
第一の合流点7cと連結されている。さらに、第
4図に示すように、前記吸入管8と第一の分岐管
7aとは、それぞれ第一の冷媒量調節容器5に熱
交換的に配設されている。また、吸入管8には第
一の開閉弁10を備えた第二の分岐管8aが設け
られ、その一端は、吸入管8の途中の第二の分岐
管8bと連結され、第二の分岐管8aの他端は吸
入管8の途中で前記第二の分岐管8bよりも圧縮
機1側に位置している第二の合流点8cと連結さ
れている。また、圧縮機1と凝縮器2とを連結す
る吐出管9には第二の開閉弁11を備えた第三の
分岐管9aが設けられ、その一端は前記吐出管9
の途中の第三の分岐点9bと連結され、第三の分
岐管9aの他端は吐出管9の途中で、前記第三の
分岐点9bよりも凝縮器2側に位置している第三
の合流点9cと連結されている。さらに、第5図
に示すように、前記第二の分岐管8aと第三の分
岐管9aとは、それぞれ第二の冷媒量調節容器6
に熱交換的に配設されている。
図により説明する。第3図に示すように、圧縮機
1、凝縮器2、絞り装置3蒸発器4をそれぞれ環
状に連結する。絞り装置3の途中には第一の冷媒
量調節容器5と第二の冷媒量調節容器6とが連結
されている。また、吸入管8は圧縮機1と蒸発器
4とを連結している。凝縮器2と絞り装置3とを
連結する接続管7には第一の分岐管7aが設けら
れ、この第一の分岐管7aの一端は接続管7aの
途中の第一の分岐管7bと連結され、第一の分岐
管7aの他端は前記接続管7の途中で、前記第一
の分岐管7bよりも絞り装置3側に位置している
第一の合流点7cと連結されている。さらに、第
4図に示すように、前記吸入管8と第一の分岐管
7aとは、それぞれ第一の冷媒量調節容器5に熱
交換的に配設されている。また、吸入管8には第
一の開閉弁10を備えた第二の分岐管8aが設け
られ、その一端は、吸入管8の途中の第二の分岐
管8bと連結され、第二の分岐管8aの他端は吸
入管8の途中で前記第二の分岐管8bよりも圧縮
機1側に位置している第二の合流点8cと連結さ
れている。また、圧縮機1と凝縮器2とを連結す
る吐出管9には第二の開閉弁11を備えた第三の
分岐管9aが設けられ、その一端は前記吐出管9
の途中の第三の分岐点9bと連結され、第三の分
岐管9aの他端は吐出管9の途中で、前記第三の
分岐点9bよりも凝縮器2側に位置している第三
の合流点9cと連結されている。さらに、第5図
に示すように、前記第二の分岐管8aと第三の分
岐管9aとは、それぞれ第二の冷媒量調節容器6
に熱交換的に配設されている。
上記した冷媒量調節容装置の作用について、以
下に説明する。
下に説明する。
一般に、負荷変動に対して、吸入管8の温度は
敏感に、かつ、大きく変化するが、第一の冷媒量
調節容器5と絞り装置3との接続位置3aの温度
はあまり変化しない。
敏感に、かつ、大きく変化するが、第一の冷媒量
調節容器5と絞り装置3との接続位置3aの温度
はあまり変化しない。
今、ある設計熱負荷条件に対して、冷凍装置が
最高能力を発揮するように、必要冷媒が充てんさ
れているものとする。ある一定の負荷条件のもと
で、冷凍装置が運転されているとすると、吸入管
8の温度もある一定の温度に保たれる。この時、
第一の冷媒量調節容器5を貫通している吸入管8
の温度は、第一の冷媒量調節容器5と絞り装置3
との接続位置3aの温度よりも、負荷が極端に大
きい場合には高くなり、通常の負荷や低負荷の場
合には低くなる。また、第一の分岐管7aの温度
は前記接続位置3aの温度よりも高い。このため
第一の冷媒量調節容器5の内部の冷媒の温度は接
続位置3aの冷媒の温度よりも高負荷の場合には
高くなり、低負荷の場合には低くなる。また、通
常の負荷では、第一の冷媒量調節容器5の内部の
冷媒の温度は接続位置3aの冷媒の温度と等しい
飽和温度を示すが、第一の冷媒量調節容器5の内
部の冷媒の湿り度と接続位置3aの冷媒の湿り度
は異なることになる。冷媒量調節を行う際には、
第一の冷媒量調節容器5の内部の冷媒の湿り度の
調節が重要であり、換言すると、冷媒の気体状態
と液体状態の比重量の差が大きいため、第一の冷
媒量調節容器5の内部の冷媒の液相の割合の制御
が重要である。
最高能力を発揮するように、必要冷媒が充てんさ
れているものとする。ある一定の負荷条件のもと
で、冷凍装置が運転されているとすると、吸入管
8の温度もある一定の温度に保たれる。この時、
第一の冷媒量調節容器5を貫通している吸入管8
の温度は、第一の冷媒量調節容器5と絞り装置3
との接続位置3aの温度よりも、負荷が極端に大
きい場合には高くなり、通常の負荷や低負荷の場
合には低くなる。また、第一の分岐管7aの温度
は前記接続位置3aの温度よりも高い。このため
第一の冷媒量調節容器5の内部の冷媒の温度は接
続位置3aの冷媒の温度よりも高負荷の場合には
高くなり、低負荷の場合には低くなる。また、通
常の負荷では、第一の冷媒量調節容器5の内部の
冷媒の温度は接続位置3aの冷媒の温度と等しい
飽和温度を示すが、第一の冷媒量調節容器5の内
部の冷媒の湿り度と接続位置3aの冷媒の湿り度
は異なることになる。冷媒量調節を行う際には、
第一の冷媒量調節容器5の内部の冷媒の湿り度の
調節が重要であり、換言すると、冷媒の気体状態
と液体状態の比重量の差が大きいため、第一の冷
媒量調節容器5の内部の冷媒の液相の割合の制御
が重要である。
第6図は横軸に第一の分岐管7aの管径をと
り、縦軸に第一の冷媒量調節容器5の内部の冷媒
の湿り度をとつて、ある設計熱負荷条件のもとで
の第一の冷媒量調節容器5の内部の冷媒の液相の
割合を示したものである。例えば、第6図におい
て、h点で示される管径の第一の分岐管7aを用
いたとすると、設計熱負荷条件のもとでは、第一
の冷媒量調節容器5の内部の冷媒の湿り度はiと
なる。このように、ある設計熱負荷条件のもと
で、第一の分岐管7aの管径を適当に選択するこ
とによつて、第一の冷媒量調節容器5の内部の冷
媒の湿り度を適宜選ぶことができる。
り、縦軸に第一の冷媒量調節容器5の内部の冷媒
の湿り度をとつて、ある設計熱負荷条件のもとで
の第一の冷媒量調節容器5の内部の冷媒の液相の
割合を示したものである。例えば、第6図におい
て、h点で示される管径の第一の分岐管7aを用
いたとすると、設計熱負荷条件のもとでは、第一
の冷媒量調節容器5の内部の冷媒の湿り度はiと
なる。このように、ある設計熱負荷条件のもと
で、第一の分岐管7aの管径を適当に選択するこ
とによつて、第一の冷媒量調節容器5の内部の冷
媒の湿り度を適宜選ぶことができる。
次に、冷凍装置が使用される通常の負荷範囲に
おける冷媒量調節装置の作用について説明する。
おける冷媒量調節装置の作用について説明する。
この場合には、第一の開閉弁10は開き、第二
の開閉弁11は閉じる。今、ある負荷(例えば、
設計熱負荷条件)のもとで、冷凍装置が運転され
ているとする。第一の冷媒量調節容器5の内部の
冷媒の湿り度(換言すると、第一の冷媒量調節容
器5の内部に含まれる冷媒の質量)は第6図で説
明したように、第一の分岐管7aの管径を適当に
選択することによつて、任意に選べる。それ故、
第一の冷媒量調節容器5の内部の冷媒は、ある気
液二相の飽和状態である。また、第二の分岐管8
aを通過する低温の冷媒と、第二の冷媒量調節容
器6の内部の冷媒とが熱交換するため、第二の冷
媒量調節容器6の内部の冷媒は過冷却液となる。
の開閉弁11は閉じる。今、ある負荷(例えば、
設計熱負荷条件)のもとで、冷凍装置が運転され
ているとする。第一の冷媒量調節容器5の内部の
冷媒の湿り度(換言すると、第一の冷媒量調節容
器5の内部に含まれる冷媒の質量)は第6図で説
明したように、第一の分岐管7aの管径を適当に
選択することによつて、任意に選べる。それ故、
第一の冷媒量調節容器5の内部の冷媒は、ある気
液二相の飽和状態である。また、第二の分岐管8
aを通過する低温の冷媒と、第二の冷媒量調節容
器6の内部の冷媒とが熱交換するため、第二の冷
媒量調節容器6の内部の冷媒は過冷却液となる。
通常の負荷範囲以内で、上記の負荷よりも負荷
が増加した場合について説明する。負荷が増加す
ると、この負荷条件で冷凍装置が最高能力を発揮
できる冷媒量よりも、冷媒回路中を循環する冷媒
量が不足することになるので、過熱度の大きい冷
媒が吸入管8を通つて、圧縮機1に吸い込まれる
ことになる。つまり、第一の冷媒量調節容器5を
貫通している吸入管8の温度は負荷変動前よりも
高くなる。このため、第一の冷媒量調節容器5の
内部の飽和液状態の冷媒が蒸発するので、第一の
冷媒量調節容器5の内部の冷媒の湿り度は小さく
なり、冷媒の液相の割合が小さくなる。その結果
第一の冷媒量調節容器5の内部に含まれる冷媒の
質量は負荷変動前と比較すると、減少する。この
減少した冷媒は結局、絞り装置3の途中の接続位
置3aから、第一の冷媒量調節容器5の内部の冷
媒が冷媒回路中に流れこんだ冷媒であるため、不
足していた冷媒回路中に冷媒が補給されることに
なり、吸入管8の温度は減少し、絞り装置3の途
中の接続位置3aの温度と釣合うことになる。ま
た、第二の分岐管8aを通過する低温の冷媒と、
第二の冷媒量調節容器6の内部の冷媒とが熱交換
するため、第二の冷媒量調節容器6の内部の冷媒
は負荷変動前と同様、過冷却液であるので、第二
の冷媒量調節容器6の内部に含まれる冷媒の質量
は、ほとんど変化しない。
が増加した場合について説明する。負荷が増加す
ると、この負荷条件で冷凍装置が最高能力を発揮
できる冷媒量よりも、冷媒回路中を循環する冷媒
量が不足することになるので、過熱度の大きい冷
媒が吸入管8を通つて、圧縮機1に吸い込まれる
ことになる。つまり、第一の冷媒量調節容器5を
貫通している吸入管8の温度は負荷変動前よりも
高くなる。このため、第一の冷媒量調節容器5の
内部の飽和液状態の冷媒が蒸発するので、第一の
冷媒量調節容器5の内部の冷媒の湿り度は小さく
なり、冷媒の液相の割合が小さくなる。その結果
第一の冷媒量調節容器5の内部に含まれる冷媒の
質量は負荷変動前と比較すると、減少する。この
減少した冷媒は結局、絞り装置3の途中の接続位
置3aから、第一の冷媒量調節容器5の内部の冷
媒が冷媒回路中に流れこんだ冷媒であるため、不
足していた冷媒回路中に冷媒が補給されることに
なり、吸入管8の温度は減少し、絞り装置3の途
中の接続位置3aの温度と釣合うことになる。ま
た、第二の分岐管8aを通過する低温の冷媒と、
第二の冷媒量調節容器6の内部の冷媒とが熱交換
するため、第二の冷媒量調節容器6の内部の冷媒
は負荷変動前と同様、過冷却液であるので、第二
の冷媒量調節容器6の内部に含まれる冷媒の質量
は、ほとんど変化しない。
次に、通常の負荷範囲以内で、先に述べたある
負荷(例えば、設計熱負荷条件)よりも、負荷が
減少した場合について説明する。この負荷条件で
冷凍装置が最高能力を発揮する冷媒量よりも過剰
の冷媒が冷媒回路中を循環することになるので、
過熱度のほとんどない冷媒が、吸入管8を通つて
圧縮機1に吸い込まれる。つまり、第一の冷媒量
調節容器5を貫通している吸入管8の温度は負荷
が減少する前よりも低くなる。このため、第一の
冷媒量調節容器5の内部の飽和蒸気状態の冷媒が
凝縮するので、第一の冷媒量調節容器5の内部の
冷媒の湿り度が大きくなり、冷媒の液相の割合が
大きくなる。その結果、第一の冷媒量調節容器5
の内部に含まれる冷媒の質量は負荷変動前と比較
すると増加する。この増加した冷媒は結局、冷媒
回路中の冷媒が第一の冷媒量調節容器5に流れこ
んだ冷媒であるため、冷媒回路中の過剰な冷媒が
除去されたことになり、吸入管8の温度は上昇し
て前記接続位置3aの温度と釣合う。また、第二
の分岐管8aを通過する低温の冷媒と、第二の冷
媒量調節容器6の内部の冷媒とが熱交換するた
め、第二の冷媒量調節容器6の内部の冷媒は負荷
変動前と同様、過冷却液であるので、第二の冷媒
量調節容器6の内部に含まれる冷媒の質量はほと
んど変化しない。
負荷(例えば、設計熱負荷条件)よりも、負荷が
減少した場合について説明する。この負荷条件で
冷凍装置が最高能力を発揮する冷媒量よりも過剰
の冷媒が冷媒回路中を循環することになるので、
過熱度のほとんどない冷媒が、吸入管8を通つて
圧縮機1に吸い込まれる。つまり、第一の冷媒量
調節容器5を貫通している吸入管8の温度は負荷
が減少する前よりも低くなる。このため、第一の
冷媒量調節容器5の内部の飽和蒸気状態の冷媒が
凝縮するので、第一の冷媒量調節容器5の内部の
冷媒の湿り度が大きくなり、冷媒の液相の割合が
大きくなる。その結果、第一の冷媒量調節容器5
の内部に含まれる冷媒の質量は負荷変動前と比較
すると増加する。この増加した冷媒は結局、冷媒
回路中の冷媒が第一の冷媒量調節容器5に流れこ
んだ冷媒であるため、冷媒回路中の過剰な冷媒が
除去されたことになり、吸入管8の温度は上昇し
て前記接続位置3aの温度と釣合う。また、第二
の分岐管8aを通過する低温の冷媒と、第二の冷
媒量調節容器6の内部の冷媒とが熱交換するた
め、第二の冷媒量調節容器6の内部の冷媒は負荷
変動前と同様、過冷却液であるので、第二の冷媒
量調節容器6の内部に含まれる冷媒の質量はほと
んど変化しない。
次に、通常の負荷範囲よりも負荷がさらに大き
な場合の冷媒量調節装置の作用について説明す
る。
な場合の冷媒量調節装置の作用について説明す
る。
この場合には、第一の開閉弁10は閉じ、第二
の開閉弁11は開く。このように負荷が高くなる
と、吸入管8を通過する冷媒の温度は、通常の負
荷の場合よりも、さらに高くなるので、第一の冷
媒量調節容器5の内部は、ほとんど飽和蒸気ある
いは過熱蒸気で占められることになる。このた
め、第一の冷媒量調節容器5に含まれる冷媒の質
量は、通常の負荷の場合よりも減少し、その減少
した量の冷媒が、冷媒回路中に補充されることに
なる。また、第三の分岐管9aを通過する高温の
冷媒と、第二の冷媒量調節容器6の内部の冷媒と
が熱交換するため、第二の冷媒量調節容器6の内
部の冷媒は通常負荷の場合には過冷却液であつた
ものが、この場合には過熱蒸気となる。つまり、
通常負荷時に第二の冷媒量調節容器6に蓄積され
ていたほとんどの冷媒が、冷媒回路中に流れ出し
たことになる。
の開閉弁11は開く。このように負荷が高くなる
と、吸入管8を通過する冷媒の温度は、通常の負
荷の場合よりも、さらに高くなるので、第一の冷
媒量調節容器5の内部は、ほとんど飽和蒸気ある
いは過熱蒸気で占められることになる。このた
め、第一の冷媒量調節容器5に含まれる冷媒の質
量は、通常の負荷の場合よりも減少し、その減少
した量の冷媒が、冷媒回路中に補充されることに
なる。また、第三の分岐管9aを通過する高温の
冷媒と、第二の冷媒量調節容器6の内部の冷媒と
が熱交換するため、第二の冷媒量調節容器6の内
部の冷媒は通常負荷の場合には過冷却液であつた
ものが、この場合には過熱蒸気となる。つまり、
通常負荷時に第二の冷媒量調節容器6に蓄積され
ていたほとんどの冷媒が、冷媒回路中に流れ出し
たことになる。
通常の負荷範囲よりも負荷がさらに小さな場合
の冷媒量調節装置の作用について説明する。
の冷媒量調節装置の作用について説明する。
この場合には、第一の開閉弁10は開き、第二
の開閉弁11は閉じる。このように負荷が低くな
ると、吸入管8を通過する冷媒の温度は通常の負
荷の場合よりも、さらに低くなるので、第一の冷
媒量調節容器5の内部は、ほとんど飽和液あるい
は過冷却液で占められることになる。このため、
第一の冷媒量調節容器5に含まれる冷媒の質量は
通常の負荷の場合よりも増加し、その増加した量
の冷媒が、冷媒回路中から除去されることにな
る。また、第二の冷媒量調節容器6の内部は通常
の負荷の場合と同様、過冷却液で占められること
になる。
の開閉弁11は閉じる。このように負荷が低くな
ると、吸入管8を通過する冷媒の温度は通常の負
荷の場合よりも、さらに低くなるので、第一の冷
媒量調節容器5の内部は、ほとんど飽和液あるい
は過冷却液で占められることになる。このため、
第一の冷媒量調節容器5に含まれる冷媒の質量は
通常の負荷の場合よりも増加し、その増加した量
の冷媒が、冷媒回路中から除去されることにな
る。また、第二の冷媒量調節容器6の内部は通常
の負荷の場合と同様、過冷却液で占められること
になる。
次に、第7図に本発明による冷媒量調節装置の
他の実施例を示す。先に説明した第3図と第7図
との異なる点は第3図では凝縮器2と絞り装置3
とを連結する接続管7から分岐させた第一の分岐
管7aを第一の冷媒量調節容器5に貫通させたこ
とを特徴としており、第7図では前記第一の接続
管7aを分岐させずに第一の冷媒量調節容器5に
貫通させたことを特徴としている点である。
他の実施例を示す。先に説明した第3図と第7図
との異なる点は第3図では凝縮器2と絞り装置3
とを連結する接続管7から分岐させた第一の分岐
管7aを第一の冷媒量調節容器5に貫通させたこ
とを特徴としており、第7図では前記第一の接続
管7aを分岐させずに第一の冷媒量調節容器5に
貫通させたことを特徴としている点である。
第7図で示される冷媒量調節装置も、先の実施
例と同様の作用効果が得られる。ここで、第3図
と同一のものには同一の番号を付して説明を省略
する。
例と同様の作用効果が得られる。ここで、第3図
と同一のものには同一の番号を付して説明を省略
する。
なお、第3図、第4図、第5図および第7図に
示した例では凝縮器2と絞り装置3とを連結する
接続管7と、あるいは前記接続管7から分岐した
第一の分岐管7aと吸入管8とを第一の冷媒量調
節容器5に貫通させ、さらに、吸入管8から分岐
した第二の分岐管8aと、吐出管9から分岐した
第三の分岐管9aとを第二の冷媒量調節容器6に
貫通させたものであるが、この貫通させたことの
意味は接続管7あるいは第一の分岐管7aと吸入
管8とをそれぞれ第一の冷媒量調節容器5と熱交
換させること、さらに、第二の分岐管8aと第三
の分岐管9aとをそれぞれ第二の冷媒量調節容器
6と熱交換させることである。故に、接続管7あ
るいは第一の分岐管7aと吸入管8とを第一の冷
媒量調節容器5に接触させる。また、第二の分岐
管8aと第三の分岐管9aとを第二の冷媒量調節
容器6に接触させるなどして、熱交換させるよう
に配設させてもよい。
示した例では凝縮器2と絞り装置3とを連結する
接続管7と、あるいは前記接続管7から分岐した
第一の分岐管7aと吸入管8とを第一の冷媒量調
節容器5に貫通させ、さらに、吸入管8から分岐
した第二の分岐管8aと、吐出管9から分岐した
第三の分岐管9aとを第二の冷媒量調節容器6に
貫通させたものであるが、この貫通させたことの
意味は接続管7あるいは第一の分岐管7aと吸入
管8とをそれぞれ第一の冷媒量調節容器5と熱交
換させること、さらに、第二の分岐管8aと第三
の分岐管9aとをそれぞれ第二の冷媒量調節容器
6と熱交換させることである。故に、接続管7あ
るいは第一の分岐管7aと吸入管8とを第一の冷
媒量調節容器5に接触させる。また、第二の分岐
管8aと第三の分岐管9aとを第二の冷媒量調節
容器6に接触させるなどして、熱交換させるよう
に配設させてもよい。
上述のように、本発明の冷媒量調節方法は圧縮
機、凝縮器、絞り装置および蒸発器をそれぞれ環
状に連結し、第一の冷媒量調節容器と第二の冷媒
量調節容器とを凝縮器と蒸発器との間に連結し、
凝縮器と絞り装置とを連結する接続管と吸入管と
を前記第一の冷媒量調節容器に熱交換的に配設さ
せ、さらに、吸入管から分岐した第二の分岐管
と、圧縮機と凝縮器とを連結する吐出管から分岐
した第三の分岐管とをそれぞれ前記第二の冷媒量
調節容器に熱交換的に配設し、さらに第二の分岐
管、第三の分岐管にそれぞれ第一の開閉弁、第二
の開閉弁をそれぞれ設け、冷凍サイクルの負荷が
通常負荷範囲およびそれ以下にあるときに前記第
一の開閉弁を開放して第二の開閉弁を閉塞し、ま
た前記冷凍サイクルの負荷が通常負荷範囲を越え
たときに前記第一の開閉弁を閉塞して第二の開閉
弁を開放するため、従来の冷媒量調節装置よりも
広い範囲の負荷変動に対して、冷媒量の調節が可
能である。
機、凝縮器、絞り装置および蒸発器をそれぞれ環
状に連結し、第一の冷媒量調節容器と第二の冷媒
量調節容器とを凝縮器と蒸発器との間に連結し、
凝縮器と絞り装置とを連結する接続管と吸入管と
を前記第一の冷媒量調節容器に熱交換的に配設さ
せ、さらに、吸入管から分岐した第二の分岐管
と、圧縮機と凝縮器とを連結する吐出管から分岐
した第三の分岐管とをそれぞれ前記第二の冷媒量
調節容器に熱交換的に配設し、さらに第二の分岐
管、第三の分岐管にそれぞれ第一の開閉弁、第二
の開閉弁をそれぞれ設け、冷凍サイクルの負荷が
通常負荷範囲およびそれ以下にあるときに前記第
一の開閉弁を開放して第二の開閉弁を閉塞し、ま
た前記冷凍サイクルの負荷が通常負荷範囲を越え
たときに前記第一の開閉弁を閉塞して第二の開閉
弁を開放するため、従来の冷媒量調節装置よりも
広い範囲の負荷変動に対して、冷媒量の調節が可
能である。
さらに、従来の冷媒量調節装置と異なり、凝縮
器と絞り装置とを連結する接続管を第一の冷媒量
調節容器に熱交換的に配設させているため、前記
接続管の管径を適当に選ぶことにより、設計熱負
荷条件時に、第一の冷媒量調節容器に蓄積できる
冷媒量を任意に選択できる。このため、設計時に
考えられる最高負荷条件と最低負荷条件に対し
て、冷媒量調節機能が十分に果たせるように、容
易に第一の冷媒量調節容器の大きさを決定できる
という利点がある。
器と絞り装置とを連結する接続管を第一の冷媒量
調節容器に熱交換的に配設させているため、前記
接続管の管径を適当に選ぶことにより、設計熱負
荷条件時に、第一の冷媒量調節容器に蓄積できる
冷媒量を任意に選択できる。このため、設計時に
考えられる最高負荷条件と最低負荷条件に対し
て、冷媒量調節機能が十分に果たせるように、容
易に第一の冷媒量調節容器の大きさを決定できる
という利点がある。
また、本発明による冷媒量調節装置は、第二の
冷媒量調節容器を備えているので、特に、高負荷
時の負荷変動に対しても十分に冷媒量調節機能を
果たすことができる。また、低負荷時の圧縮機へ
の液戻りを完全に防止できるという長所も有す
る。
冷媒量調節容器を備えているので、特に、高負荷
時の負荷変動に対しても十分に冷媒量調節機能を
果たすことができる。また、低負荷時の圧縮機へ
の液戻りを完全に防止できるという長所も有す
る。
第1図は従来の冷媒量調節装置を備えた冷凍サ
イクル図、第2図は同冷媒量調節容器の熱収支を
示す説明図、第3図は本発明の一実施例における
冷媒量調節装置を備えた冷凍サイクル図、第4図
は本発明に用いられる第一の冷媒量調節容器を示
す一部断面拡大図、第5図は同第二の冷媒量調節
容器を示す一部断面拡大図、第6図は同第一の冷
媒量調節容器内の冷媒の湿り度を示す説明図、第
7図は本発明の他の実施例における冷凍サイクル
図である。 1……圧縮機、2……凝縮器、3……絞り装
置、4……蒸発器、5……第一の冷媒量調節容
器、6……第二の冷媒量調節容器、7……接続
管、8……吸入管、9……吐出管、7a……第一
の分岐管、8a……第二の分岐管、9a……第三
の分岐管、10……第一の開閉弁、11……第二
の開閉弁。
イクル図、第2図は同冷媒量調節容器の熱収支を
示す説明図、第3図は本発明の一実施例における
冷媒量調節装置を備えた冷凍サイクル図、第4図
は本発明に用いられる第一の冷媒量調節容器を示
す一部断面拡大図、第5図は同第二の冷媒量調節
容器を示す一部断面拡大図、第6図は同第一の冷
媒量調節容器内の冷媒の湿り度を示す説明図、第
7図は本発明の他の実施例における冷凍サイクル
図である。 1……圧縮機、2……凝縮器、3……絞り装
置、4……蒸発器、5……第一の冷媒量調節容
器、6……第二の冷媒量調節容器、7……接続
管、8……吸入管、9……吐出管、7a……第一
の分岐管、8a……第二の分岐管、9a……第三
の分岐管、10……第一の開閉弁、11……第二
の開閉弁。
Claims (1)
- 1 圧縮機、凝縮器、絞り装置および蒸発器を環
状に連結して冷凍サイクルを構成し、前記絞り装
置の途中に、並列に接続された第一の冷媒量調節
容器と第二の冷媒量調節容器の接続端を接続し、
さらに前記凝縮器と絞り装置を連結する接続管お
よび前記圧縮機と蒸発器を連結する吸入管をそれ
ぞれ前記第一の冷媒量調節容器と熱交換的に配設
し、さらに前記吸入管から分岐した第二の分岐管
と前記圧縮機と凝縮器を連結する吐出管から分岐
した第三の分岐管をそれぞれ前記第二の冷媒量調
節容器と熱交換的に配設し、前記第二の分岐管、
第三の分岐管にそれぞれ冷凍サイクルの負荷によ
つて開閉する第一の開閉弁、第二の開閉弁をそれ
ぞれ設け、前記冷凍サイクルの負荷が通常負荷範
囲およびそれ以下にあるときに前記第一の開閉弁
を開放して第二の開閉弁を閉塞し、また前記冷凍
サイクルの負荷が通常負荷範囲を越えたときに前
記第一の開閉弁を閉塞して第二の開閉弁を開放す
るようにした冷凍装置における冷媒量調節方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14366481A JPS5845455A (ja) | 1981-09-10 | 1981-09-10 | 冷凍装置における冷媒量調節方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14366481A JPS5845455A (ja) | 1981-09-10 | 1981-09-10 | 冷凍装置における冷媒量調節方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5845455A JPS5845455A (ja) | 1983-03-16 |
JPS6240636B2 true JPS6240636B2 (ja) | 1987-08-28 |
Family
ID=15344055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14366481A Granted JPS5845455A (ja) | 1981-09-10 | 1981-09-10 | 冷凍装置における冷媒量調節方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5845455A (ja) |
-
1981
- 1981-09-10 JP JP14366481A patent/JPS5845455A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5845455A (ja) | 1983-03-16 |
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