JPS6239884Y2 - - Google Patents

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JPS6239884Y2
JPS6239884Y2 JP643183U JP643183U JPS6239884Y2 JP S6239884 Y2 JPS6239884 Y2 JP S6239884Y2 JP 643183 U JP643183 U JP 643183U JP 643183 U JP643183 U JP 643183U JP S6239884 Y2 JPS6239884 Y2 JP S6239884Y2
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mold
pouring
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JP643183U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は鋳造ラインにおける不良鋳型の注湯
防止装置に関するものである。
鋳型造型機より搬出されて来る造型鋳型の良・
不良の判定は人手によつて行わねばならず、例え
ば下枠反転工程、中子納め工程、枠合せ工程等に
おいて人手により発見された鋳型不良の枠番号は
その都度電気制御機構に記憶させ、それに基づい
て注湯制御を行つていたため、電気的トラブルに
よる注湯ミスを生じる欠点があつた。
本考案の目的は上記の欠点を解消しようとする
もので、注湯工程の前工程において、不良判定鋳
型の上面特定箇所を揺動可能なアームの先端に設
けた爪で掘りおこして、凹部を形成するための砂
おこし装置と、上下動可能な検知棒の上端に検知
部を、下端に検索部を設けて、不良鋳型の前記凹
部底面に検索部が当接したとき、検知部が検知ス
イツチと対向して、不良鋳型に注湯中止信号を発
信し、凹部を有しない良鋳型の場合には、検索部
が鋳型の上面に当接し、前記検知部が検知スイツ
チと対向せず、注湯信号を発信するように構成し
た不良鋳型判別装置とを備え、造型鋳型への注湯
の良否を確認することができる不良鋳型の注湯防
止装置を提供することである。
次に、本考案の一実施例を図に従つて説明する
と、この不良鋳型の注湯防止装置は例えば鋳造ラ
インの枠合せ工程に配設される砂おこし装置1と
注湯工程の前部に配設される不良鋳型判別装置1
6とより構成されている。
この砂おこし装置1は枠合せ工程の後部側にお
いて、鋳型搬送ライン2を跨架状に設けられたフ
レーム3上に設けられている。4は砂おこし装置
1のアームであつて、同アーム4は所定の長さを
有し、二又状に形成されて、フレーム3のほぼ中
央すなわち鋳枠12の搬送ライン2のほぼ中央上
方装置に対設した軸受5に軸6を介して回動可能
に支承されている。また、アーム4の先端には略
L形状に形成され、所定の幅を有する砂おこし用
の爪7が着脱可能に取付けられ、同爪7の先端は
劍先状に形成されている。また、アーム4にはそ
の爪7の向きとは反対側となるフレーム3上に枢
着8した作動シリンダ9のピストンロツド10の
先端が枢着11されて、作動シリンダ9の進退動
作によりアーム4に揺動角αが与えられるように
構成されている。このように形成された砂おこし
装置1はその下方特定位置に停止した鋳枠12に
対し作動シリンダ9を作動するとアーム4には角
度αの揺動運動が与えられてピストンロツド10
の伸長動作でアーム4の先端に取付けられた爪7
により鋳型13上面側の特定位置の鋳砂14aが
掘おこされて凹部14が形成され、この掘おこし
砂14aは鋳型13に形成した湯だまり15へ押
送されて湯だまり15及び湯口が埋込まれるよう
に構成されている。
次に、注湯工程の前部に配設される不良鋳型判
別装置16について説明すると、この装置16は
鋳型搬送ライン2の一側に立設した支柱17の上
部より搬送ライン2上にのぞむアーム18に取付
けられている。19はアーム18の所定位置にそ
のピストンロツド20を下方に向つて伸縮可能に
取付けられた作動シリンダで、ピストンロツド2
0の先端にはピストンロツド20の軸線と同心の
取付部22と同取付部22の下端に水平に取付け
られた所定長さの支持板23とが略逆T字状に形
成された取付部材21が取付けられている。ま
た、この支持板23のほぼ中央すなわち搬送され
る造型鋳型13に形成した湯だまり15の近傍と
整合する位置には挿通孔24が貫設され、この挿
通孔24に検知棒30が挿通されるとともに、前
記アーム18には前記挿通孔24に対し同心的に
ガイド孔18aが貫設されている。前記支持板2
3の上面側には検知棒30に固定部材25が押ね
じ29によつて止着されている。また、支持板2
3の他端には上端側がアーム18に取付けた軸受
28に摺動可能に挿通されて支持板23を水平に
保持するガイドロツド27が取付けられている。
前記検知棒30は所定の長さを有しその先端には
検索部31が形成され、上端には検知部32が着
脱可能に取付けられている。また、アーム18に
は検知棒30と対設して検出スイツチ例えば近接
スイツチ33が取付部材34を介して上下方向へ
位置調整可能に設けられている。なお、この不良
鋳型判別装置16の下方に至る鋳枠12は砂おこ
し装置1での特定位置と同じ位置で停止するよう
に構成されている。従つて、この検知棒30が作
動シリンダ19の作動により降下されると、その
先端部の検索部31は第5図のように湯だまり1
5近傍の造型鋳型上面13aに当接して停止する
と上端の検知部32は近接スイツチ33の検知範
囲以外にあるため対近接スイツチ33よりON信
号が出ない。従つて、注湯工程に対して注湯禁止
信号が発信されず造型鋳型13への注湯を指令す
る。また、検知部32が近接スイツチ33と対向
した場合、すなわち、枠合せ工程で不良鋳型と判
定されて砂おこし装置1により砂おこしされた造
型鋳型13はその湯だまり15の近傍が掘おこし
され凹部14が形成されているので、この凹部1
4により検知棒30が降下されて近接スイツチ3
3と検知部32とが対向し、近接スイツチ33が
ONとなる。すなわち、作動シリンダ19の下降
端近接スイツチON+砂おこし検出近接スイツチ
ONにより注湯禁止信号が注湯工程に発信され
て、当該造型鋳型13への注湯が中止される。な
お、この不良鋳型判別装置16は鋳枠12が特定
位置に停止すると自動的に作動するように構成さ
れている。
なお、支持板23の下降端において、検知棒3
0の検索部31が凹部14の底面に当接を許容す
る範囲で固定部材25が検知棒30に止着されて
おり、従つて、鋳型13に凹部14が形成されな
い良鋳型の場合には、作動シリンダ19によつて
支持板23が下降しても、検索部31が鋳型13
の上面13aに当接しているため、固定部材25
は支持板23に当接しないように構成されてい
る。
上述したように本例不良鋳型の注湯防止装置は
搬送ライン2の枠合せ工程の後部に配設された砂
おこし装置1と注湯工程の前部に配設された不良
鋳型判別装置16とより構成されたものであるか
ら、下枠反転工程、中子納め工程、枠合せ工程等
において不良鋳型と作業員により判定された鋳型
は作業員により砂おこし装置1を作動することに
よりその湯だまり15の特定位置が砂おこしされ
て凹部14が形成され掘おこし砂14aにより湯
だまり15及び湯口が埋込まれる。この不良鋳型
は良鋳型のものと連続的に搬送ライン2により注
湯工程側へ搬送されるが注湯工程の前部に配設し
た不良鋳型判別装置16により、各鋳型13の湯
だまり15の近傍を検知棒30の降下により鋳型
13の良、不良の検索を行う。すなわち、良鋳型
の場合には湯だまり15の近傍が掘おこされてい
ないので、検知棒30の検索部31は湯だまり1
5近傍の鋳型13上面に当接されるとともに、検
知棒30の上端側の検知部32が近接スイツチ3
3と対向せず、近接スイツチ33の検知の範囲外
にあるため近接スイツチ33は作動せず、注湯工
程に当該造型鋳型13への注湯の指令を行う。ま
た、不良鋳型の場合には砂おこし装置1により砂
おこしされて湯だまり15の特定位置が掘おこし
され、凹部14が形成されるとともに湯だまり1
5及び湯口が掘おこし砂14aにより埋込まれ
る。従つて、この凹部14内に検知棒30が降下
し検索部31が凹部14の底面に当接するとき近
接スイツチ33と検知部32とが対向して当該造
型鋳型13への注湯が中止され、良鋳型13のみ
に注湯がなされるものである。
なお、本実施例においては砂おこし装置1を枠
合せ工程の後部側に設けたが、下枠反転工程、中
子納め工程等の各工程に配設し不良鋳型の砂おこ
しを行つて次工程での良否判定を容易に行うよう
にしてもよい。
また、量産体制の注湯工程の中へ、例えば試験
吹き等の少量注湯作業を割込ませたり、万一自動
注湯装置にトラブルが発生したような場合には、
自動注湯から手注湯に切換えることもあるが、こ
のような場合には、湯だまり15近傍の砂が砂お
こし装置1によつて掘おこされ、その砂14aで
湯だまり15や湯口が埋められておれば、目視に
よつて不良鋳型であることが確認でき、注湯を中
止することができる。もし、誤つて注湯しようと
しても湯だまり15や湯口が掘おこし砂14aで
閉鎖されているため、溶湯が鋳型内へ流込まな
い。従つて、不良鋳型に対して確実に注湯を防止
することができる。
さて、本考案は鋳型造型機より取出された造型
鋳型を搬送する鋳型搬送ラインに配設される砂お
こし装置と注湯工程の前部に配設される不良鋳型
判別装置とからなる不良鋳型の注湯防止装置であ
つて、前記砂おこし装置は前記造型鋳型の湯だま
り近傍の特定位置を砂おこしする爪を先端に有す
るアームを揺動可能に設けて前記造型鋳型の不良
判定に基づいて前記アームの作動により前記湯だ
まりの特定位置を砂おこしして、凹部を形成し掘
おこし砂により湯だまり及び湯口を埋込むととも
に、前記不良鋳型判別装置は上端に検知部を有す
る検知棒を上下動可能に設けて、前記造型鋳型の
特定位置上方より下動して検知棒の先端が前記湯
だまり近傍の鋳型上面に当接して前記検知部が近
接スイツチの検出範囲外にあると前記注湯工程へ
当該造型鋳型への注湯信号を発信し、特定位置が
掘おこされて凹部が形成されている場合には前記
検知棒が下降して注湯信号の発信を不能として当
該造型鋳型への注湯を中止する構成としたもので
ある。従つて、湯だまり近傍の砂おこしは機械的
に行うものであるから湯だまり近傍の特定位置で
の砂おこしがほぼ一様に行うことができるので、
不良鋳型判別装置での検知に有効であり、また、
構造が簡単でかつ搬送ラインへの据付面積が小面
積でよい等の特長を有するので、不良鋳型の注湯
判別装置として極めて実用性に優れた考案であ
る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図は砂おこ
し装置の正面図、第2図は同じく側面図、第3図
は不良鋳型判別装置の正面図、第4図は同じく側
面図、第5図及び第6図は要部側面図である。 1……砂おこし装置、2……鋳型搬送ライン、
4……アーム、7……爪、13……造型鋳型、1
4……凹部、15……湯だまり、16……不良鋳
型判別装置、30……検知棒、32……検知部、
33……近接スイツチ(検出スイツチ)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鋳型造型機より取出された造型鋳型を搬送する
    鋳型搬送ラインに配設される砂おこし装置と、注
    湯工程の前部に配設される不良鋳型判別装置とか
    らなる不良鋳型の注湯防止装置であつて、前記砂
    おこし装置は、前記造型鋳型の湯だまり近傍の特
    定位置を砂おこしする爪を先端に有するアームを
    揺動可能に設けて、前記造型鋳型の不良判定に基
    づいて、前記アームの作動により前記湯だまりの
    特定位置を砂おこしして、凹部を形成し掘おこし
    砂により湯だまり及び湯口を埋込むとともに、前
    記不良鋳型判別装置は、上端に検知部を有する検
    知棒を上下動可能に設けて、前記造型鋳型の特定
    位置上方より下動して検知棒の先端が前記鋳型の
    上面に当接し前記検知部が検出スイツチと対向せ
    ず、前記注湯工程へ当該造型鋳型への注湯信号を
    発信し、特定位置を掘おこした場合には前記凹部
    内へ前記検知棒が下降して注湯禁止信号を発信し
    当該造型鋳型への注湯を中止する構成としたこと
    を特徴とする不良鋳型の注湯防止装置。
JP643183U 1983-01-20 1983-01-20 不良鋳型の注湯防止装置 Granted JPS59114254U (ja)

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JP643183U JPS59114254U (ja) 1983-01-20 1983-01-20 不良鋳型の注湯防止装置

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JP643183U JPS59114254U (ja) 1983-01-20 1983-01-20 不良鋳型の注湯防止装置

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Publication Number Publication Date
JPS59114254U JPS59114254U (ja) 1984-08-02
JPS6239884Y2 true JPS6239884Y2 (ja) 1987-10-12

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ID=30137993

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JP643183U Granted JPS59114254U (ja) 1983-01-20 1983-01-20 不良鋳型の注湯防止装置

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JPS59114254U (ja) 1984-08-02

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