JPS6239412Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6239412Y2 JPS6239412Y2 JP8583281U JP8583281U JPS6239412Y2 JP S6239412 Y2 JPS6239412 Y2 JP S6239412Y2 JP 8583281 U JP8583281 U JP 8583281U JP 8583281 U JP8583281 U JP 8583281U JP S6239412 Y2 JPS6239412 Y2 JP S6239412Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller brush
- adhesive layer
- conductive
- dust
- paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
- Advancing Webs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は例えば乾式電子複写機等の紙送り機
構の内部にあつて、インク、ペーパダスト等のダ
ストの除去に好適な除電ローラブラシに関する。
構の内部にあつて、インク、ペーパダスト等のダ
ストの除去に好適な除電ローラブラシに関する。
例えば乾式電子複写機などにおいて、複写用紙
上にトナーやペーパダスト、その他のダストが付
着した状態のまま現像した場合には、その複写用
紙上に黒い点が残り、極めて見にくいものとなる
ため、従来より、その紙送り機構内部にブラシシ
ユー等を配設したり、圧縮空気の吹付によりダス
トを除去するか、あるいは帯電防止液を用紙上に
予め塗布しておくなどの対策を行つている。
上にトナーやペーパダスト、その他のダストが付
着した状態のまま現像した場合には、その複写用
紙上に黒い点が残り、極めて見にくいものとなる
ため、従来より、その紙送り機構内部にブラシシ
ユー等を配設したり、圧縮空気の吹付によりダス
トを除去するか、あるいは帯電防止液を用紙上に
予め塗布しておくなどの対策を行つている。
しかしながらブラシや空気吹付による機械的除
去対策では帯電したダストの除去は十分に行われ
ず、また帯電防止剤等を塗布しておいた場合にお
いても経時的にその性能は劣化し、永続性がな
い。
去対策では帯電したダストの除去は十分に行われ
ず、また帯電防止剤等を塗布しておいた場合にお
いても経時的にその性能は劣化し、永続性がな
い。
そこでこの考案はロール状の導電性カラーの外
周に導電性接着剤を介して静電植毛法により導電
性パイルを植設することによつて、ダストの機械
的除去及び電気的な除去を行えるようにした除電
ローラブラシを提供するもので、以下この考案の
一実施例を図面を用いて詳細に説明する。
周に導電性接着剤を介して静電植毛法により導電
性パイルを植設することによつて、ダストの機械
的除去及び電気的な除去を行えるようにした除電
ローラブラシを提供するもので、以下この考案の
一実施例を図面を用いて詳細に説明する。
第１図はこの考案に係る除電ローラブラシ１を
示すもので、このものはその中心に軸孔２ａを形
成したロール状のカラー２と、このカラー２の筒
部外周に嵌合された円筒状のパツド３と、このパ
ツド３の筒部外周にその回転中心から放射状に直
立して植設されたパイル４の群とからなつてい
て、このパイル４の群の植設端、すなわちパツド
３の外周には接着剤の層５が形成され、この接着
剤層５を介して上記パツド３の外周に固着された
構造のものである。
示すもので、このものはその中心に軸孔２ａを形
成したロール状のカラー２と、このカラー２の筒
部外周に嵌合された円筒状のパツド３と、このパ
ツド３の筒部外周にその回転中心から放射状に直
立して植設されたパイル４の群とからなつてい
て、このパイル４の群の植設端、すなわちパツド
３の外周には接着剤の層５が形成され、この接着
剤層５を介して上記パツド３の外周に固着された
構造のものである。
上記カラー１は金属製のものであつて、このも
のは一端がアースＥされた紙送り装置のロール軸
６に回転自在に遊嵌されている。
のは一端がアースＥされた紙送り装置のロール軸
６に回転自在に遊嵌されている。
また上記パツド３はカーボン含有ウレタン発泡
体などの導電性クツシヨン材、接着剤層５はカー
ボン含有のエポキシ樹脂からなり、更には上記パ
イル４は、炭素繊維、あるいはこの炭素繊維と他
の繊維との混合物、またはアルミ等の金属繊維状
体の外周に樹脂コーテイングしたものである。
体などの導電性クツシヨン材、接着剤層５はカー
ボン含有のエポキシ樹脂からなり、更には上記パ
イル４は、炭素繊維、あるいはこの炭素繊維と他
の繊維との混合物、またはアルミ等の金属繊維状
体の外周に樹脂コーテイングしたものである。
また上述の如く構成された除電ローラブラシ１
を製作するにあたつては、適宜の長さを揃えて切
断された上記材料からなるパイル４の群と、予め
接着層５を外周に塗布したパツド３とを高周波発
生装置の（−）及び（＋）側に夫々接続するとと
もに、パイル４の群をふるい等によりパツド３上
に落下させ、更にパツド３を回転させることによ
り、パイル４はその静電引力によつてパツド３の
周面上に直立して植設され、次いで接着層５の硬
化により固定される。次にこのパツド３の内周部
に上記カラー２を圧入することにより同第１図に
示す除電ローラブラシ１を得るのである。
を製作するにあたつては、適宜の長さを揃えて切
断された上記材料からなるパイル４の群と、予め
接着層５を外周に塗布したパツド３とを高周波発
生装置の（−）及び（＋）側に夫々接続するとと
もに、パイル４の群をふるい等によりパツド３上
に落下させ、更にパツド３を回転させることによ
り、パイル４はその静電引力によつてパツド３の
周面上に直立して植設され、次いで接着層５の硬
化により固定される。次にこのパツド３の内周部
に上記カラー２を圧入することにより同第１図に
示す除電ローラブラシ１を得るのである。
したがつて上述の如く構成されたローラブラシ
１を用いて、複写用紙上に付着したダストを除去
するには、第２図に示す如く用紙の搬送経路中に
上記ローラブラシ１を軸設したロール軸６を配設
するとともに、図示しない搬送機構により間欠送
りされる金網１０をその下面にやや上記ローラブ
ラシ１にテンシヨンをかけた状態に配置し、この
金網１０上に複写用紙１１を搬送すれば、用紙１
１上にローラブラシ１のパイル４が接触して回転
する。
１を用いて、複写用紙上に付着したダストを除去
するには、第２図に示す如く用紙の搬送経路中に
上記ローラブラシ１を軸設したロール軸６を配設
するとともに、図示しない搬送機構により間欠送
りされる金網１０をその下面にやや上記ローラブ
ラシ１にテンシヨンをかけた状態に配置し、この
金網１０上に複写用紙１１を搬送すれば、用紙１
１上にローラブラシ１のパイル４が接触して回転
する。
そしてこれらパイル４の群の先端にはその回転
による集塵効果と共に、静電引力により（＋）側
に帯電したダストＤが付着する。
による集塵効果と共に、静電引力により（＋）側
に帯電したダストＤが付着する。
次いで用紙１１の紙端がローラブラシ１の下面
を通過すると、金網１０がローラブラシ１に摺接
し、更にローラを回転せしめる。
を通過すると、金網１０がローラブラシ１に摺接
し、更にローラを回転せしめる。
この状態までにパイル４の群の先端に付着した
ダストＤは電気的に中和されており、これにより
上記金網１０にパイル４が接するとダストＤはふ
るい落される。これによつてローラブラシ１の表
面は再び清浄となり、次の用紙の通過を待機する
こととなる。
ダストＤは電気的に中和されており、これにより
上記金網１０にパイル４が接するとダストＤはふ
るい落される。これによつてローラブラシ１の表
面は再び清浄となり、次の用紙の通過を待機する
こととなる。
なお第２図において上記ローラブラシ１は用紙
の搬送路中に１つのみしか描かれていないが、実
際には１つのローラ軸６に多数個軸設されている
とともに、このローラ軸６も搬送路中に多数紙送
り方向に直交して配置しておけば完全にダストを
除去できる。
の搬送路中に１つのみしか描かれていないが、実
際には１つのローラ軸６に多数個軸設されている
とともに、このローラ軸６も搬送路中に多数紙送
り方向に直交して配置しておけば完全にダストを
除去できる。
以上説明したようにこの考案に係る除電ローラ
ブラシにあつては、上述の如く構成されているの
で、単なる機械的集塵だけでなく、帯電状態のダ
ストを静電吸引力によりその外周に付着できる。
したがつてこの考案に係る除電ローラブラシは例
えば乾式電子複写機等の清掃用などに好適であ
る。またこの考案にあつては上記導電性パイルを
静電植毛法により設けるようにしてあるため、複
写機の種類や紙質、紙送り条件、あるいはインク
やペーパダスト等の種々の清掃条件や阻害因子等
を考慮してパイルの硬度や長さ等を選択でき、そ
の使用、用途に最も適合したものを製作できるな
どの利点を有する。
ブラシにあつては、上述の如く構成されているの
で、単なる機械的集塵だけでなく、帯電状態のダ
ストを静電吸引力によりその外周に付着できる。
したがつてこの考案に係る除電ローラブラシは例
えば乾式電子複写機等の清掃用などに好適であ
る。またこの考案にあつては上記導電性パイルを
静電植毛法により設けるようにしてあるため、複
写機の種類や紙質、紙送り条件、あるいはインク
やペーパダスト等の種々の清掃条件や阻害因子等
を考慮してパイルの硬度や長さ等を選択でき、そ
の使用、用途に最も適合したものを製作できるな
どの利点を有する。
第１図はこの考案に係る除電ローラブラシの斜
視図、第２図は同ローラブラシを乾式電子複写機
の清掃用に用いた場合の説明用断面図である。 １……除電ローラブラシ、２……カラー、（３
……パッド、）４……パイル、５……接着剤層。
視図、第２図は同ローラブラシを乾式電子複写機
の清掃用に用いた場合の説明用断面図である。 １……除電ローラブラシ、２……カラー、（３
……パッド、）４……パイル、５……接着剤層。
Claims (1)
- ロール状の導電性カラーと、このカラーの外周
面に固定されたロール状の導電性クツシヨン材
と、該クツシヨン材の外周に塗布された導電性接
着剤の層と、この接着剤層の外周に静電植毛法に
より付着され、その中心から放射状に配列される
ように植設固定された導電性パイルの群とからな
ることを特徴とする除電ローラブラシ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8583281U JPS6239412Y2 (ja) | 1981-06-11 | 1981-06-11 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8583281U JPS6239412Y2 (ja) | 1981-06-11 | 1981-06-11 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57197064U JPS57197064U (ja) | 1982-12-14 |
| JPS6239412Y2 true JPS6239412Y2 (ja) | 1987-10-07 |
Family
ID=29881095
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8583281U Expired JPS6239412Y2 (ja) | 1981-06-11 | 1981-06-11 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6239412Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-06-11 JP JP8583281U patent/JPS6239412Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57197064U (ja) | 1982-12-14 |
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