JPS6238959Y2 - - Google Patents

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JPS6238959Y2
JPS6238959Y2 JP11380982U JP11380982U JPS6238959Y2 JP S6238959 Y2 JPS6238959 Y2 JP S6238959Y2 JP 11380982 U JP11380982 U JP 11380982U JP 11380982 U JP11380982 U JP 11380982U JP S6238959 Y2 JPS6238959 Y2 JP S6238959Y2
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JP
Japan
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tank
gas
inert gas
liquid level
gas holder
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JP11380982U
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JPS5919594U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は液体貯蔵タンクに関し、より詳細には
タンク内液面上に不活性ガスを充満させ液面の上
下変動に従つてタンク内に不活性ガスを導入排出
するようにした液体貯蔵タンクに関する。
従来、例えば電子部品等の洗浄液として使用さ
れる純水をタンク内に貯蔵するには、空気による
純水の汚染を防止するためにタンク内水面上空間
部に窒素ガスのごとき不活性ガスを充満させ、水
面の上下変動に伴つてタンク内に窒素ガスを導入
排出して運転しているが、従来のタンクでは水面
の上下変動に伴つてその都度新規ガスをタンク内
に供給およびタンク外に廃棄するものであるため
多量の窒素ガスの消耗を強いられ極めて不経済で
あつた。
本考案は上記従来の欠点を除去すべくなされた
もので、このため本考案はタンク内液面上空間部
に不活性ガスを内部に包含する可撓性ガスホルダ
ーを接続し、タンク内液面の上下変動に伴うタン
クへの不活性ガスの導入・排出を該ガスホルダー
の収縮・膨張により行い、不活性ガスをくり返し
使用可能としたことを特徴とする。
以下、添附図に沿つて本考案の好適な実施例に
つき説明する。
第1図および第2図は本考案を窒素封入純水貯
蔵タンクに応用した場合を示しており、図におい
て1はタンク本体、2はタンク本体に貯蔵された
純水、3は水入口、4は水出口、5はオーバーフ
ロー機構、6はタンク内液面上に封入された窒素
ガス7は可撓性の窒素ガスホルダー、8は該ガス
ホルダーを支持せる保護枠、9はタンク本体1頂
部とガスホルダー7とを接続する連絡管、10は
該連絡管に設けられた流量調整弁をそれぞれ示
す。
上記ガスホルダー7はゴム又はゴム引布等適度
の可撓性と強度とをもつ材料からなるダイヤフラ
ムバルーンよりなり、第3図に示すごとく、底部
周囲および中間側壁周囲に多数の締付バンド11
が取り付けられており、該バンドを保護枠8に締
付けることにより保護枠に支持されるようになつ
ている。これにより、タンク本体1内の液面が低
下して、第2図に示すごとく、ガスホルダー7内
の窒素ガスがほとんど空になつた際に該ガスホル
ダーの上半部は下半部内に重なるように落込む。
なお、該ガスホルダーには空気抜き弁12が設け
られている。
上記保護枠8は、第4図に示すように、ほゞガ
スホルダー7と同一形状をなすごとくつくられ、
ガスホルダーの締付バンド11を取付ける底枠8
aと中間枠8bとを有する。また、ガスホルダー
7を外力から保護すべく保護枠8の一部又は全体
を網部材8cでカバーすることが望ましい。
上記オーバーフロー機構5は満水時における液
面を一定に保つためのものであつて、その構造は
第5図に示すごとく、タンク側壁1aを通して伸
びるオーバーフロー管13が貯水槽14内に伸
び、該貯水槽14には給水パイプ15を介して常
時一定深さの水が供給され、該一定深さを超える
水は排水管16よりあふれ出るようになつてい
る。これによりタンク内部を外部から遮断しつゝ
満水時におけるタンク内の液面を一定に保つこと
ができる。
なお、タンク本体1にはタンク内窒素ガスの圧
力を一定に保つための圧力ゲージ17およびエア
抜き弁18を設けることができる。
上記構成からなる貯蔵タンクは、タンク本体内
液面の上下変動に伴つて窒素ガス6がガスホルダ
ー7とタンク本体1との間を往来するだけなの
で、従来のようにその都度窒素ガスを廃棄する必
要がなく経済的である。しかも本考案によるガス
ホルダーは従来の貯蔵タンクの構造をほとんど変
えることなく取付けることができるので製造、組
立てが容易である。
第6図は本考案の変形例を示すもので、該変形
例のものはタンク本体1まわりにガスホルダー支
持構造物19を構築し、該構造物の梁下(同図
a,およびb)又は梁上(同図c)にガスホルダ
ー6を支持したものである。またガスホルダー6
は比較的任意の形状をとることができ、第1,
2,3図および第6図a,cに示すごとく矩形状
にしてもよく或は第6図bに示すごとくドーナツ
型形状にすることもできる。
なお、上記実施例はとくに純水タンクに窒素ガ
スを封入した貯蔵タンクにつき述べたが、本考案
はこれに限らず広く液体を空気汚染から保護すべ
くタンク内液面上に不活性ガスを封入する液体貯
蔵タンクに応用することができる。
以上のように、本考案によるときはタンク内液
面の上下変動に伴つてタンク内液面上に不活性ガ
スを導入、排出するに不活性ガスをその都度廃棄
することなくくり返し使用することができるので
極めて経済的であり、また構造簡単で既存のタン
クに取付けることができるので製造、組立容易な
液体貯蔵タンクが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案貯蔵タンクの一例
を示す図で第1図は満水時、第2図は減水時の状
態を示す図、第3図はガスホルダーの一例を示す
斜視図、第4図は保護枠の一例を示す斜視図、第
5図はオーバーフロー機構の詳細を示す断面図、
第6図は本考案の変形例を示す図である。 1……タンク本体、2……純水、5……オーバ
ーフロー機構、6……窒素ガス、7……ガスホル
ダー、8……保護枠、9……連絡管。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) タンク内液面上空間部を不活性ガスで充満さ
    せ液面の上下変動に伴つてタンク内に不活性ガ
    スを導入、排出するようにした液体貯蔵タンク
    において、該タンクの液面上空間部に内部に前
    記不活性ガスを包含する可撓性ガスホルダーを
    接続し、前記不活性ガスの導入・排出を該ガス
    ホルダーの収縮、膨張にて行うことを特徴とす
    る液体貯蔵タンク。 (2) 前記タンクが純水貯蔵タンクでありかつ前記
    不活性ガスが窒素ガスである第1項のタンク。 (3) 前記ガスホルダーが前記タンクの頂部に連絡
    管を介して接続されかつ保護枠により覆われた
    ダイヤフラムバルーンよりなる第1項のタン
    ク。 (4) 前記タンクにオーバーフロー機構を設けた第
    1項のタンク。
JP11380982U 1982-07-27 1982-07-27 液体貯蔵タンク Granted JPS5919594U (ja)

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JP11380982U JPS5919594U (ja) 1982-07-27 1982-07-27 液体貯蔵タンク

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JP11380982U JPS5919594U (ja) 1982-07-27 1982-07-27 液体貯蔵タンク

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Publication Number Publication Date
JPS5919594U JPS5919594U (ja) 1984-02-06
JPS6238959Y2 true JPS6238959Y2 (ja) 1987-10-03

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ID=30263314

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JP11380982U Granted JPS5919594U (ja) 1982-07-27 1982-07-27 液体貯蔵タンク

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63125188A (ja) * 1986-11-10 1988-05-28 千代田化工建設株式会社 純水タンクのシ−ル装置

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Publication number Publication date
JPS5919594U (ja) 1984-02-06

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