JPS6238909Y2 - - Google Patents

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JPS6238909Y2
JPS6238909Y2 JP11197382U JP11197382U JPS6238909Y2 JP S6238909 Y2 JPS6238909 Y2 JP S6238909Y2 JP 11197382 U JP11197382 U JP 11197382U JP 11197382 U JP11197382 U JP 11197382U JP S6238909 Y2 JPS6238909 Y2 JP S6238909Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
container
liquid supply
pressure regulating
valve body
lid
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JP11197382U
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English (en)
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JPS5916836U (ja
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、病人や寝たきり老人などに白湯や果
汁を飲ませる場合に常用されている看護用給液
瓶、あるいは乳児用哺乳瓶や醤油・ソースなどの
液体調味料用卓上容器、さらには最近スポーツ選
手やスポーツ愛好家の間で愛飲されているスポー
ツ用清料涼飲料の容器などの飲料給液容器の改良
に関する。
上に例示した各種給液容器は、通常飲料充填用
注液口を蓋体により閉塞された上、容器自体又は
前記蓋体に唯一の吸液口もしくは吸液ノズルを設
けられている。したがつて、若し前記蓋体が容器
本体に対して気密的に嵌め込まれていると、ヒト
が前記吸液口から内容物を吸飲する場合、容器内
の圧力が一時的に急速低下するため、強い吸飲力
を必要とし、殊に病人や寝たきり老人のように体
力が極度に衰弱しているヒトにとつては可成りの
困難を伴なう。又、飲用者が壮健な若者である場
合でも、プラスチツク製容器であれば、該容器自
体の変形により吸飲の困難性は若干緩和される
が、ガラス瓶のような変形不可能な容器の場合に
は吸飲が著しく困難となることは明らかである。
そこで、上記のごとき従来の吸飲式容器におい
ては通常、蓋体が容器本体との間に僅かな通気性
を保つように形成されているか、又は吸液口とは
別に通気小孔が蓋体又は容器本体に穿たれてい
る。しかし、この蓋体の通気性保持又は通気小孔
の付設により内容物の吸飲が容易となる反面、も
し容器が転倒したり、又は必要以上に傾けられる
と、内容物が漏出して衣服や寝具食卓カバーなど
を汚すことになる。
本考案は、従来の飲料給液容器における上述欠
点を解消し、老若の別または壮健、虚弱の別を問
わず、内容物の吸飲もしくは給液動作を極めて容
易に行なうことができ、かつ容器が転倒したとき
にも妄りに内容物が漏出しない飲料給液容器を提
供することを目的とするもので、その骨子は、密
封型容器の蓋体又は該容器本体の上部周壁にゴム
製調圧弁を嵌め付けた構造に在る。
以下本考案の図示の実施例により説明する。
第1図は、本考案を適用されたスポーツ用清涼
飲料容器の斜視図である。本例容器1は、硬質プ
ラスチツクでつくられた容器本体2と、該本体2
の上部に螺着されうる蓋体3とからなり、本容器
1内に、粉末原料を水に溶かして調製された清涼
飲料が充填される。蓋体3の上面には、図中点線
で示すごとくストロー5を挿入する吸飲口4が設
けられると共に、本考案に従つてゴム製調圧弁6
が嵌め込まれている。この調圧弁6は、天然ゴム
又は各種合成ゴムのうちから選択される柔軟なゴ
ム弾性材によりつくられ、第2図に詳細に示すご
とく、一端がタガネ刃状を呈する円筒形に構成さ
れている。この調圧弁6の構造をさらに詳述する
と、該弁6は円筒形本体7の一端ににタガネ刃状
に形成された調圧部8を有し、また該調圧部8
は、第2図B及び同図Cに示すごとくその尖端に
スリツト9を有する。なお、スリツト9は常時調
圧部8のゴム弾性により閉止されている。さらに
円筒形本体7はその他端に弁6の中心軸線X−X
に対して放射方向へ張り出して一体的に形成され
たフランジ部10を有する。このフランジ部10
は、蓋体3に穿たれた弁嵌合孔3aの間口面に形
成されている段部3bと嵌まり合う。
本例容器1は、蓋体3に、吸飲口4と共に上述
構成のゴム製調圧弁6を嵌め付けられているの
で、飲用時前記吸飲口4からストロー5を挿し入
れて内容物を吸飲すると、容器1内の圧力が急激
に減圧されるため、調圧弁6の調圧部8が、第2
図Bに点線で示す如く変形してスリツト9を開口
する。その結果、容器1の内圧は瞬時に大気圧と
同等になるので、さほどの吸飲力を要せず楽に飲
用できる。
一方、非飲用時誤つて容器1が転倒したとき、
ほんの数滴の飲料が吸飲口4から漏れることはあ
つても決してそれ以上は漏れ出ることはない。な
お、本例においてゴム製調圧弁6は、第1図中点
線で示すように容器本体2の上部周壁に取り付け
られてもよい。
第3図は本考案を看護用給液瓶に適用した実施
例を示す斜視図である。ガラス製の本例給液瓶1
は、瓶本体2の上部注液口2aに対してプラスチ
ツク製蓋体3が材質固有の弾力を利用して緊密に
嵌め付けられ、また該蓋体の上面には第2図に示
すゴム製調圧弁6が嵌め付けられている。したが
つて、本例給液瓶1は、前例と同様に該瓶1が転
倒又は転倒されたとき、ほんの数滴の内容物(白
湯や果汁など)が吸飲ノズル4から漏れることは
あつても、決してそれ以上は漏れ出ることはな
く、しかもヒトが吸飲ノズル4から内容物を吸飲
すれば、瓶1内の圧力が急激に低下するに伴つて
調圧部8の変形及びスリツト9の開口を生ぜし
め、病人や老人などの比較的吸飲力の弱いヒト達
にとつても楽に内容物を吸飲し摂取することがで
きる。
第4図は、本考案を市販の液体調味料用卓上容
器に適用した実施例を示す斜視図である。本例容
器1は硬質プラスチツクでつくられた容器本体2
と、該本体2の上部に気密に螺着された蓋体3と
からなる。蓋体3の上面には、給液ノズル4が容
器1の中心軸線Y−Yと直交する方向へ延びて一
体的に形成され、また該ノズル4は左右両端にそ
れぞれ給液口4a,4bを有する。
本考案に従つて、上の給液ノズル4の一方の給
液口4bには第2図に示すものとほぼ同様なゴム
製調圧弁6が螺密に嵌め込まれている。但し、本
例の場合、前記調圧弁6は第5図に示すごとく、
円筒形本体7の外周面に環状リブ11を一体的に
形成されている。この環状リブ11は、加工上生
じる給液口4bの内径との微差を調整し、該口4
bとの間に確実なシール効果を発揮する。
以上構成の本例容器1は、前例と同様に容器1
が転倒したとき、液体調味料が給液口4aから漏
れ出ることはなく、一方容器1を傾け、かつ料理
に向けてやゝ強く振り付ければ、必要量の調味料
が滴下される。また要すれば、一方の給液口4b
から一時的にゴム製調圧弁6を取り除いて給液す
ることもできる。
本考案は、以上数種の実施例により詳述した通
り、容器本体に密嵌される蓋体又は該本体の上部
周壁に容器内部の減圧により開弁するゴム製調圧
弁を設けることにより、用時内容物を容易に吸飲
又は給液することができる一方、容器の転倒時に
は内容物の漏出を防止することができる飲料給液
容器を提供する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による給液容器の斜
視図、第2図A,B及びCはそれぞれ本考案容器
に使用されるゴム製調圧弁の斜視図、A−A線矢
視断面図及びB−B線矢視断面図、第3図及び第
4図はそれぞれ他の実施例による本案容器の斜視
図、第5図は第4図容器に使用されるゴム製調圧
弁の斜視図である。 1:容器(全体)、2:容器本体、2a:2の
注液口、3:蓋体、3a:弁嵌合孔、3b:段
部、4:吸飲口又は給液ノズル、4a,4b:給
液口、5:ストロー、6:ゴム製調圧弁、7:円
筒形本体、8:調圧部、9:スリツト、10:フ
ランジ部、11:環状リブ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 密封型給液容器の蓋体又は該容器本体の上部
    周壁に、ゴム弾性体よりなる中空筒形弁体の一
    端に放射方向外方へ延びて一体的に形成された
    フランジ部と、該弁体の他端をタガネ刃状に形
    成されると共にその刃先部に閉塞隙を形成され
    ているタガネ刃状閉塞端部とからなるゴム製調
    圧弁が嵌装されていることを特徴とする飲料給
    液容器。 (2) ゴム製調圧弁が、中空筒形弁体の外周面上に
    突出する環状リブを一体的に形成されている実
    用新案登録請求の範囲第(1)項記載の飲料給液容
    器。
JP11197382U 1982-07-22 1982-07-22 飲料給液容器 Granted JPS5916836U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11197382U JPS5916836U (ja) 1982-07-22 1982-07-22 飲料給液容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11197382U JPS5916836U (ja) 1982-07-22 1982-07-22 飲料給液容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5916836U JPS5916836U (ja) 1984-02-01
JPS6238909Y2 true JPS6238909Y2 (ja) 1987-10-03

Family

ID=30259755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11197382U Granted JPS5916836U (ja) 1982-07-22 1982-07-22 飲料給液容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5916836U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0516111Y2 (ja) * 1987-09-12 1993-04-27

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5916836U (ja) 1984-02-01

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