JPS6238885A - パワ−ステアリング用オイルポンプ - Google Patents

パワ−ステアリング用オイルポンプ

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JPS6238885A
JPS6238885A JP17817685A JP17817685A JPS6238885A JP S6238885 A JPS6238885 A JP S6238885A JP 17817685 A JP17817685 A JP 17817685A JP 17817685 A JP17817685 A JP 17817685A JP S6238885 A JPS6238885 A JP S6238885A
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JP
Japan
Prior art keywords
external gear
pump
power steering
housing
gear
Prior art date
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Pending
Application number
JP17817685A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsumi Suganuma
菅沼 樹美
Yoshinobu Kishi
吉信 岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiho Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Taiho Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は、車両のパワーステアリング用のオイルポンプ
に関する。
「従来技術およびその問題点」 従来この種のオイルポンプは、一般にベーンポンプから
構成されている。また一部には、ギヤポンプを用いたも
のも知られているが、従来装置は、外接式のギヤポンプ
で大型であるため、搭載スペースをできるだけ小さくし
た車両のパワーステアリング用としては適用が難かしか
った。また外接式のギヤポンプはその性質上、脈動が大
きいため、パワーステアリング用としては不適当である
「発明の目的」 本発明は、軽量小型で車両に搭載するのに適したポンプ
として、内接式ギヤポンプに着目し、この内接式ギヤポ
ンプをパワーステアリング用に適した形に改良すること
を目的とする。
「発明の概要」 本発明は、エンジンで駆動されるパワーステアリング用
オイルポンプでは、エンジンの高速回転域(高速走行時
)で流量を減少させるための流量調整弁が不可欠である
という事実に着目する一方、内接式ギヤポンプの小型軽
量という特徴を生かすために、該内接式ギヤポンプ自体
に流量調整弁を搭載支持したことを特徴としている。こ
の流量調整弁は特に、内接式ギヤポンプの内歯歯車の回
転中心に関し、偏心した位置にある外歯歯車の回転中心
の反対側に設けると、ケーシングの厚さおよびスペース
を有効に利用してより小型化を図ることができる。
「発明の実施例」 以下図示実施例について本発明を説明する。第1図、第
2図において、外歯歯車11と、これに偏心位置で噛み
合う内歯歯車12を回転自在に収納保持するハウジング
13は、フロントハウジング13aとリヤハウジング1
3bからなっている。フロントハウジング13aには、
内歯歯車12を回転自在に挿入する筒状部14が形成さ
れている。またこの筒状部14の中心から偏心した位置
に、外歯歯車11の回転軸15を回転自在に挿通する軸
孔16が穿けられていて、この回転軸15のフロントハ
ウジング13aからの突出端に、エンジン回転軸と接続
されるプーリ18が固定されている。したがってエンジ
ンが回転すると、外歯歯車11が回転して、これと噛み
合う内tl車12がフロントハウジング13aの筒状部
14内で第2図矢印a方向に回転する。
リヤハウジング13bは、外歯歯車11および内歯歯車
12の後端面に液密を保持して接し、固定ポルト19に
よって、フロントハウジング13aに締結固定されてい
る。このリヤハウジング13bには、外歯歯車11と内
歯歯車12の噛合隙間に開口する吸入ポー)20と吐出
ボート21が穿設されている。オイルは、吸入ボート2
0から内歯歯車12の内側に吸入された後、第2図矢印
a方向に回転する内歯歯車12によって加圧され、吐出
ボー)21から外部に吐出される。22は、吸入ボート
20側と吐出ボー)21側を仕切る仕切板である。吸入
ボート20は図示しないタンクに接続されるものであり
、また吐出ボート21は、第3図に示すように、リヤハ
ウジング13bに穿設した、流量調整弁24のバルブ孔
25に連通している。リヤハウジング13bにはまた、
回転軸15を回転自在に支持する軸孔23が穿けられて
いる。
バルブ孔25(流量調整弁24)をリヤハウジング13
bに形成したこと、およびその位置は、本発明の特徴で
ある。すなわちバルブ孔25は、フロントハウジング1
3aの筒状部14の中心に関し、偏心した位置にある回
転軸15(外歯歯車11)の中心の反対側に位置してい
る。このようにバルブ孔25を配置形成すると、リヤハ
ウジング13bの厚みおよびスペースを効率的に利用し
、本来小型である内接式ギヤポンプを大型にすることな
く、パワーステアリング用ポンプとして用いることがで
きる。
流量調整弁24は、前述のように、エンジンの高速回転
域でポンプ吐出オイルの一部をカットし、吸入側に戻す
作用をする。この流量調整弁24自体の構造は従来各種
知られており、本発明はこの構造を間うものではないが
、次に図示例の構造を説明する。第3図において、バル
ブ孔25の周面には、上記吐出ボート21とともに、吸
入ボート20に連通ずるリリーフボート28が開口して
おり、バルブ孔25内には、吐出ボート21およびこの
リリーフボート28間の連通を制御するピストンバルブ
29が摺動可能に挿入されている。このピストンパルプ
29は、圧縮ばね30によって常時は、プラグ31の吐
出孔32に当接して、吐出ボート21とパワーステアリ
ング33との連通を断っているが、吐出ボート21に加
圧オイルが吐出されると、その圧力により図の左方に移
動して吐出孔32を開き、吐出ボート21の加圧オイル
をパワーステアリング33に供給する。
外歯歯車11(回転軸15)の回転数が上がり、吐出ボ
ー)21に吐出Jれる加圧オイルの圧力が一定値を越え
ると、ピストンバルブ29はさらに移動して吐出ボート
21をリリーフボート28に連通させ、吐出オイルを吸
入側に戻す。第4図は外歯歯車11(エンジン)の回転
数と、本ポンプの吐出流量特性を示したグラフであり、
回転軸15の回転数がある値に達すると、それ以後パワ
ーステアリング33への流量は一定となる。
次に本発明は、この流量調整弁24で吸入ポー)20側
に戻される加圧オイルを回転軸15の回転部の潤滑に利
用することを特徴としている。このためバルブ孔25の
内周面には、潤滑油ボート35が開口している。この潤
滑油ボート35は、ピストンバルブ29によって常時は
閉じているが、ピストンバルブ29が吐出ボー)21と
リリーフポート28を連通させ始めるのとほぼ同時に、
吐出ボー)21に連通ずる。この潤滑油ボート35は第
1図に示すように回転軸15を支持する軸孔23に連通
し、さらに回転軸15に穿設した軸方向通路36および
半径方向通路37を介して、回転軸15の軸受38.3
9の内面に連通している。軸受38.39はすべり軸受
が使用される。
この構成によれば、回転軸15の回転数が一定値を超え
ると、吐出ボート21、潤滑油ボート35、軸方向通路
36および半径方向通路37からなる潤滑オイル通路を
介して、回転軸15の軸受38.39に自動的に一定圧
力のオイルが供給されるため、この軸受38.39を潤
滑することができる。特にこの潤滑は、回転軸15の回
転数がある値以上となったときに、パワーステアリング
には使用されないオイルを用いて行なうものであるため
に、非常に効率が良い。
フロントハウジング13aの筒状部14内で回転する内
歯歯車12は、エンジン回転数の増加に比例して高速回
転するものであるから、筒状部14との潤滑性は、重要
な問題となる。本発明ではこのため、筒状部14の内面
に潤滑溝40を形成している。第1図に示す潤滑溝40
は、筒状部14の内面中央に環状に一条形成されている
。第5図(A)、CB)は、潤滑溝40の他の形状例を
示すもので、(A)は筒状部14内面の入口側と出口側
に二条の環状の潤滑溝40を形成した例、(B)は筒状
部14の内面に交差させて二条の環状の潤滑溝40を形
成した例である。このように筒状部14の内面の内歯歯
車12との摺接面に潤滑溝40を形成すると、この潤滑
溝40に浸入するオイルにより、潤滑効果を得ることが
でき、また摩擦損失を低減させることができる。
また外歯歯車11と内歯歯車12は、その材質面からも
、パワーステアリング用ポンプとしての潤滑性、低騒音
性、軽量化を追求することが好ましい。例えば、ハウジ
ング13がA1合金からなる場合には、外歯歯車11お
よび内歯歯車12もA1合金から構成すると、軽量化を
図ることができ、また熱膨張によるクリアランス変化を
打消すことができるため、温度変化によっても安定した
性能を得ることができる。このA1合金の場合、摺動性
および強度を考慮すると、含有Si量の多いもの(例え
ばA390)等を用いることが好ましい。
また外歯歯車11および内歯歯車12を、いわゆるエン
ジニアリングプラスチックからなる樹脂ギヤから構成し
てもよい。樹脂ギヤによれば、軽量化が図れ、優れた潤
滑性により低騒音化を図ることができ、さらに熱膨張係
数をハウジング13と合わせることができるので、上記
と同様に温度変化によるクリアランス変化をなくすこと
ができる。また軸部には、金属インサートを用いれば、
上記効果に加え、強度および軸との接合性の面でさらに
有利となる。
外歯歯車11、内歯歯車12およびハウジング13を金
属材料から形成する場合にも、その表面にエンジニアリ
ングプラスチックによる樹脂被覆を施すことで、全体を
樹脂から構成するのと同様に、低騒音効果、潤滑効果を
得ることができる。
なお外歯歯車llおよび内歯歯車12の後端面は、直接
リヤハウジング13bに接しているが、前端面と、フロ
ントハウジング13aとの間には、この隙間からのオイ
ルの逃げを防止するためのフローティングプレート42
が挿入されている(第1 図)。このフローティングプ
レート42は、外歯歯車11および内歯歯車12に対す
る摺動性に優れた材料、例えばA1合金、軸受台金、鉄
焼結材料、樹脂材料等から構成するもので、第6図ない
し第8図にその形状例を示す。このフローティングプレ
ート42の径は、筒状部14の内径に嵌合する大きさで
あって、その偏心部に、回転軸15の挿通孔43が形成
されている。そして外歯歯車11および内歯歯車12側
には、リヤハウジング13bの吐出ボー)21の位置に
対応させて、貫通孔44を形成するとともに、この裏面
に、この貫通孔44より大きく、吸入ボート20側には
達しない凹部45を形成して、吐出ボート21側の圧力
をこのフローティングプレート42の背面側(歯車11
.12の反対側)に及ぼすようにしている。同様に、吸
入ボート20側には、歯車11.12側の四部46と、
その背面側で四部46より大きい四部47とが形成され
、この四部46.47間が連通孔48で連通している。
この構成によると、吐出ボート21および吸入ポー)2
0側の圧力がフローティングプレート42の背面に及び
、しかも四部45と貫通孔44、および凹部46と47
では、いずれも歯車11.12の反対側の面の凹部の方
が面積が大きいために、受圧面積差によってフローティ
ングプレート42が歯車11および歯車12の前端面に
押し付けられる。よって特に歯車11および歯車12の
前端面からのオイルの漏れを防止し、効率を高めること
ができる。なお49は、フロントハウジング13aのオ
イル通路50を介し、回転軸15のシール部51へ潤滑
オイルを与えるためのオイル孔で、このオイル孔48は
仕切板22に穿けたオイル孔52(第2図)と連通する
「発明の効果」 以上のように本発明は、パワーステアリング用オイルポ
ンプとして内接式ギヤポンプを用いたので、小型軽量で
静粛性に優れ、外接式ギヤポンプに比し脈動が少ないと
いう内接式ギヤポンプの特徴を十分生かしたパワーステ
アリング用オイルポンプを提供できる。そしてエンジン
の高回転域で吐出オイルを吸込側に戻す、パワーステア
リング用オイルポンプに不可欠な流量調整弁を/\ウジ
ングに一体に設けることにより、流量調整機能を組込ん
だ全体として小型のパワーステアリング用オイルポンプ
を提供することができる。またこの流量調整弁は、内歯
歯車の回転中心に関し、これと偏心した外歯歯車の反対
側に位置させることにより、ハウジング厚さおよびスペ
ースを有効に利用したさらに小型のオイルポンプを得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のパワーステアリング用オイルポンプの
実施例を示す縦断面図、第2図は第1図のII −II
線に沿う断面図、第3図は流量制御弁の例を示す縦断面
図、第4図は本発明オイルポンプの流量特性例を示すグ
ラフ、第5図(A)、(B)は内歯歯車のハウジングに
形成する潤滑溝の例を示す縦断面図、第6図はフローテ
ィングプレートの表裏の形状例を示す第1図の■矢視図
、第7図は同■矢視図、第8図は第6図の■−■線に沿
う断面     、−図である。 11・・・外歯歯車、12・・・内歯歯車、13・・・
ハウジング、13a・・・フロントハウジング、13b
・・・リヤハウジング、14・・・筒状部、15・・・
回転軸、20・・・吸入ボート、21・・・吐出ボート
、22・・・仕切板、23・・・軸孔、24・・・流量
調整弁、25・・・バルブ孔、28・・・リリーフボー
ト、29・・・ピストンバルブ、30・・・圧縮ばね、
32・・・吐出孔、33・・・パワーステアリング、3
5・・・潤滑油ボート、36・・・軸方向通路、37・
・・半径方向通路、38.39・・・軸受、40・・・
潤滑溝、42・・・フローティングプレート、44.4
5・・・凹部、46.47・・・連通孔。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車両のパワーステアリングに加圧オイルを送るオ
    イルポンプとして、 偏心した位置で噛み合う内歯歯車と外歯歯車と、この両
    歯車の端面をシールした状態でそれぞれ回転自在に支持
    するハウジングと、このハウジングに、内歯歯車と外歯
    歯車の噛合隙間に位置させて開口させた吸込ポートと吐
    出ポートを有する内接式ギヤポンプを用い、 この内接式ギヤポンプの外歯歯車をエンジンによつて回
    転駆動するとともに、上記ハウジングに、この外歯歯車
    の回転数が一定値以上に達したとき、その吐出ポートを
    吸込ポートに連通させる流量制御弁を設けたことを特徴
    とするパワーステアリング用オイルポンプ。
  2. (2)特許請求の範囲第1項において、流量調整弁は、
    内歯歯車の回転中心に関し、偏心した位置にある外歯歯
    車の回転中心の反対側に設けられているパワーステアリ
    ング用オイルポンプ。
  3. (3)特許請求の範囲第1項または第2項において、流
    量調整弁、ハウジングおよび外歯歯車の回転軸には、外
    歯歯車の回転数が一定値以上に達したとき、吐出オイル
    の一部を、外歯歯車の回転軸を支持するハウジングの軸
    受部に導く潤滑オイル通路が形成されているパワーステ
    アリング用オイルポンプ。
JP17817685A 1985-08-13 1985-08-13 パワ−ステアリング用オイルポンプ Pending JPS6238885A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02272903A (ja) * 1989-03-04 1990-11-07 Peavey Electron Corp ディジタル回路とディジタルオーディオ増幅器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02272903A (ja) * 1989-03-04 1990-11-07 Peavey Electron Corp ディジタル回路とディジタルオーディオ増幅器

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