JPS6238861A - 空中プロペラ駆動用エンジンの気化器構造 - Google Patents
空中プロペラ駆動用エンジンの気化器構造Info
- Publication number
- JPS6238861A JPS6238861A JP17749685A JP17749685A JPS6238861A JP S6238861 A JPS6238861 A JP S6238861A JP 17749685 A JP17749685 A JP 17749685A JP 17749685 A JP17749685 A JP 17749685A JP S6238861 A JPS6238861 A JP S6238861A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- float chamber
- carburetor
- intake passage
- air vent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明はポート等を推進するための空中プロペラを駆動
するエンジンの気化器構造に関するものである。
するエンジンの気化器構造に関するものである。
ボート等を空中プロペラで推進するようにしたものでは
、エンジンは船体の外側に露出した状態で搭載されてい
る。そのため気化器も船体の外側になっており、かつこ
のエンジンによって駆動される空中プロペラの前方また
は後方に配置されている。
、エンジンは船体の外側に露出した状態で搭載されてい
る。そのため気化器も船体の外側になっており、かつこ
のエンジンによって駆動される空中プロペラの前方また
は後方に配置されている。
ところが、上記空中プロペラの前方や後方は、プロペラ
が発生する前流や後流によって負圧状態になっているた
め、この負圧が気化器のエアベントを介してフロート室
に負荷され、吸気通路との圧力差を小さくするという現
象がある。
が発生する前流や後流によって負圧状態になっているた
め、この負圧が気化器のエアベントを介してフロート室
に負荷され、吸気通路との圧力差を小さくするという現
象がある。
このため、気化器の燃料噴射ノズルからは十分な量の燃
料が吸気通路側へ噴出されず、エンジンの出力を低下さ
せるという問題がある。
料が吸気通路側へ噴出されず、エンジンの出力を低下さ
せるという問題がある。
本発明の目的は、プロペラの前流または後流による負圧
がフロート室に及ばないようにし、エンジンの出力低下
を招くことがないようにしたプロペラ駆動用エンジンの
気化器構造を提供することにある。
がフロート室に及ばないようにし、エンジンの出力低下
を招くことがないようにしたプロペラ駆動用エンジンの
気化器構造を提供することにある。
上記目的を達成する本発明は、気化器が空中プロペラの
前方または後方に配置されている空中プロペラ駆動用の
エンジンにおいて、前記気化器のエアベントの入口側に
防風フィルタを取付けたことを特徴とするものである。
前方または後方に配置されている空中プロペラ駆動用の
エンジンにおいて、前記気化器のエアベントの入口側に
防風フィルタを取付けたことを特徴とするものである。
以下、本発明を図に示す実施例により説明する。
第２．３図に示す空中プロペラ推進用のボートにおいて
、１は船体で、船体１の中央部には゛運転者用のシート
２が設けられ、また後部にはエンジン３が搭載され、そ
のエンジン３によって推進用の空中プロペラ４が駆動さ
れるようになっている。また、船体】の後尾には、操舵
翼９が左右に回動自在に設けられている。エンジン３の
吸気側には空気清浄器５と気化器６が設けられ、排気側
には排気管７と消音器８が設けられている。エンジン３
とこのエンジン３の上記付属機器は、共に空中プロペラ
４の前流の範囲内に配置された状態になっており、かつ
ネット状の覆い１０によって全体が覆われている。
、１は船体で、船体１の中央部には゛運転者用のシート
２が設けられ、また後部にはエンジン３が搭載され、そ
のエンジン３によって推進用の空中プロペラ４が駆動さ
れるようになっている。また、船体】の後尾には、操舵
翼９が左右に回動自在に設けられている。エンジン３の
吸気側には空気清浄器５と気化器６が設けられ、排気側
には排気管７と消音器８が設けられている。エンジン３
とこのエンジン３の上記付属機器は、共に空中プロペラ
４の前流の範囲内に配置された状態になっており、かつ
ネット状の覆い１０によって全体が覆われている。
第１図に示すように、気化器６は、そのフロート室１２
から吸気通路１３へ貫通する燃料噴射ノズル１４を有し
、またフロート室１２から大気側へ通ずるエアベント１
５を設けている。
から吸気通路１３へ貫通する燃料噴射ノズル１４を有し
、またフロート室１２から大気側へ通ずるエアベント１
５を設けている。
燃料噴射ノズルＩ４は、フロート室１２と吸気通路１３
との間の圧力差により、フロート室１２の燃料を吸気通
路１３へ噴出する。また、エアベント１５は、その入口
側にパイプ１６を介して、発砲ウレタンから成形された
防風フィルタ１７を取付けている。その防風フィルタ１
７は、エンジン３の壁面に近接する位置、すなわち空中
プロペラ４の中心延長上にできるだけ近い位置に、ブラ
ケット１８により支持固定されている。
との間の圧力差により、フロート室１２の燃料を吸気通
路１３へ噴出する。また、エアベント１５は、その入口
側にパイプ１６を介して、発砲ウレタンから成形された
防風フィルタ１７を取付けている。その防風フィルタ１
７は、エンジン３の壁面に近接する位置、すなわち空中
プロペラ４の中心延長上にできるだけ近い位置に、ブラ
ケット１８により支持固定されている。
上述した装置において、空中プロペラ４の前方は、その
空中プロペラ４が発生する前流によって大気圧よりも低
い負圧状態になっている。
空中プロペラ４が発生する前流によって大気圧よりも低
い負圧状態になっている。
この負圧は、従来の装置であればエアベント１５を介し
てフロート室１２に直接負荷されることになるが、上記
装置では、そのエアベント１５の入口側に防風フィルタ
１７が設けられているため、上記負圧は遮断され、フロ
ート室１２に直接及ぶことはない。したがって、フロー
ト室１２と吸気通路１３との圧力差を小さくすることは
なく、それによって燃料噴射ノズル１４からの燃料噴出
量を少なくすることはないから、エンジン３の出力低下
を招くことはない。
てフロート室１２に直接負荷されることになるが、上記
装置では、そのエアベント１５の入口側に防風フィルタ
１７が設けられているため、上記負圧は遮断され、フロ
ート室１２に直接及ぶことはない。したがって、フロー
ト室１２と吸気通路１３との圧力差を小さくすることは
なく、それによって燃料噴射ノズル１４からの燃料噴出
量を少なくすることはないから、エンジン３の出力低下
を招くことはない。
また、空中プロペラ４の前流の風速は、空中プロペラ７
の中心に近いほど遅く、かつ負圧も小さくなっている。
の中心に近いほど遅く、かつ負圧も小さくなっている。
したがって、上記実施例のように防風フィルタ１７をパ
イプ１６を介して空中プロペラ４の中心延長上にできる
だけ近い位置、すなわちエンジン３の壁面に近接して設
置するようにすれば、上記防風フィルタ１７による出力
低下防止の効果を一層向上することができる。
イプ１６を介して空中プロペラ４の中心延長上にできる
だけ近い位置、すなわちエンジン３の壁面に近接して設
置するようにすれば、上記防風フィルタ１７による出力
低下防止の効果を一層向上することができる。
なお、上述の実施例ではエンジン３を空中プロペラ４の
前方に配置したが、後方に配置するようにしてもよい。
前方に配置したが、後方に配置するようにしてもよい。
このようにエンジン３を後方に配置し、気化器６が空中
プロペラ４の後方に位置する場合でも、本発明は同様に
適用が可能である。
プロペラ４の後方に位置する場合でも、本発明は同様に
適用が可能である。
上述したように本発明は、気化器が空中プロペラの前方
または後方に配置されている空中プロペラ駆動用のエン
ジンにおいて、前記気化器のエアベントの入口側に防風
フィルタを取付ける構造にしたので、空中プロペラの前
流または後流による負圧が気化器のフロート室に及ぶ影
響を低減し、それによって吸気通路との間の圧力差を高
く維持するため、エンジンの出力低下を招くことがない
。
または後方に配置されている空中プロペラ駆動用のエン
ジンにおいて、前記気化器のエアベントの入口側に防風
フィルタを取付ける構造にしたので、空中プロペラの前
流または後流による負圧が気化器のフロート室に及ぶ影
響を低減し、それによって吸気通路との間の圧力差を高
く維持するため、エンジンの出力低下を招くことがない
。
第１図は本発明による空中プロペラ駆動用エンジンの吸
気通路部を、第２図のＩ−Ｉ矢視によって示す図、第２
図は上記エンジンを搭載したボートの側面図、第３図は
同ポートを一部省略して示す平面図である。 ３−エンジン、 ４−空中プロペラ、 ６−気化器、
１２・−フロート室、 １３−吸気通路、１４−燃
料噴射ノズル、 １５−エアベント、１６−パイプ、
１７−防風フィルタ。
気通路部を、第２図のＩ−Ｉ矢視によって示す図、第２
図は上記エンジンを搭載したボートの側面図、第３図は
同ポートを一部省略して示す平面図である。 ３−エンジン、 ４−空中プロペラ、 ６−気化器、
１２・−フロート室、 １３−吸気通路、１４−燃
料噴射ノズル、 １５−エアベント、１６−パイプ、
１７−防風フィルタ。
Claims (1)
- 気化器が空中プロペラの前方または後方に配置されてい
る空中プロペラ駆動用のエンジンにおいて、前記気化器
のエアベントの入口側に防風フィルタを取付けたことを
特徴とする空中プロペラ駆動用エンジンの気化器構造。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17749685A JPS6238861A (ja) | 1985-08-14 | 1985-08-14 | 空中プロペラ駆動用エンジンの気化器構造 |
| US06/896,421 US4726328A (en) | 1985-08-14 | 1986-08-13 | Induction system for vehicle powered by an air propeller |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17749685A JPS6238861A (ja) | 1985-08-14 | 1985-08-14 | 空中プロペラ駆動用エンジンの気化器構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6238861A true JPS6238861A (ja) | 1987-02-19 |
Family
ID=16031917
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17749685A Pending JPS6238861A (ja) | 1985-08-14 | 1985-08-14 | 空中プロペラ駆動用エンジンの気化器構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6238861A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63196455U (ja) * | 1987-06-05 | 1988-12-16 | ||
| JPH0333797U (ja) * | 1989-08-03 | 1991-04-03 | ||
| JPH0426896U (ja) * | 1990-06-29 | 1992-03-03 | ||
| JPH0426895U (ja) * | 1990-06-29 | 1992-03-03 |
-
1985
- 1985-08-14 JP JP17749685A patent/JPS6238861A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63196455U (ja) * | 1987-06-05 | 1988-12-16 | ||
| JPH0333797U (ja) * | 1989-08-03 | 1991-04-03 | ||
| JPH0426896U (ja) * | 1990-06-29 | 1992-03-03 | ||
| JPH0426895U (ja) * | 1990-06-29 | 1992-03-03 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3273333A (en) | Water jet propulsion device | |
| US5340344A (en) | Air intake system | |
| US4586908A (en) | Exhaust gas system for the internal combustion engines of a ship | |
| US5389022A (en) | Jet boat | |
| JPH03295789A (ja) | 小型滑走艇の排気装置 | |
| JP2850235B2 (ja) | ジェット推進艇の排気消音装置 | |
| US3972494A (en) | Vehicle air screen apparatus | |
| JPS63219496A (ja) | 水噴射推進船のビルジ水排出装置 | |
| US4911665A (en) | Gearcase exhaust relief for a marine propulsion system | |
| US5700172A (en) | Submerged marine exhaust system | |
| US6139381A (en) | Engine air supply conduit for watercraft | |
| JPS6238861A (ja) | 空中プロペラ駆動用エンジンの気化器構造 | |
| US5046976A (en) | Cowling and air intake duct for outboard motor | |
| GB2252948A (en) | Ship powered by gas turbine engine has air intake in side of ship | |
| US6471558B1 (en) | Ventilation system for watercraft | |
| JP3336174B2 (ja) | 船舶用２サイクルエンジン | |
| JP2704369B2 (ja) | 車両用エンジンの吸気装置 | |
| JP3395335B2 (ja) | 船舶エンジン用吸気装置 | |
| US4726328A (en) | Induction system for vehicle powered by an air propeller | |
| US6491557B2 (en) | Exhaust system for watercraft | |
| US4722709A (en) | Marine propulsion device cowl assembly | |
| JPH02212295A (ja) | 船外機のカウリング | |
| US10024280B2 (en) | Vessel | |
| US6042437A (en) | Exhaust knock down spray | |
| JPS6239397A (ja) | 空中プロペラ駆動用エンジンの空気清浄器構造 |