JPS6238658Y2 - - Google Patents

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JPS6238658Y2
JPS6238658Y2 JP15108182U JP15108182U JPS6238658Y2 JP S6238658 Y2 JPS6238658 Y2 JP S6238658Y2 JP 15108182 U JP15108182 U JP 15108182U JP 15108182 U JP15108182 U JP 15108182U JP S6238658 Y2 JPS6238658 Y2 JP S6238658Y2
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rotating drum
motor
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housing
end bracket
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JP15108182U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はマツサージ機、更に具体的には回転体
に対して左右一対の円盤体を偏心回転可能に斜設
させ、両円盤体の外周縁には揉みリングを遊転自
在に嵌着させ、同揉みリングを身体に接当させた
状態にて上記両円盤体を偏心回転させることによ
つて揉み及び指圧の両効果を得る様にしたマツサ
ージ機の改良に関するものであつて、上記回転体
の中空部に対するモーター機構、減速歯車機構の
組付けを容易化するとともに揉みリングを支承す
る回転ドラムを滑らかに回転させることが出来る
様にしたことをその目的とするものである。
従来回転体に対して左右一体の円盤体を偏心回
転可能に斜設するとともに同円盤体の外周縁に対
して揉みリングを遊転自在に嵌着させ、同揉みリ
ングを身体に接当させた状態にて上記両円盤体を
偏心回転させることによつて揉み及び指圧の両効
果を得る様にしたマツサージ機において、上記円
盤体の偏心回転可能に斜設する回転体を中空円筒
状に形成(以下「回転ドラム」という)し、同中
空部内にモーター及び減速歯車機構を内蔵させ又
取り付ける様にしたものが本件出願人によつて先
に提案されている。(実願昭56−49083号) しかして上記の様にモーター等を回転ドラムの
中空部に対して収納し、又取り付ける構造にあつ
ては、その全体形状をコンパクト化することが出
来、且つ安全性を高めることが出来る等の長所を
有する反面、上記従来構造にあつてはモーター及
び減速機等の駆動機構を内蔵し、又取り付るハウ
ジングを一体に形成する構造であるために同駆動
機構を回転ドラムの中空部に対して組み込む作業
が面倒であり、又この様にモーター及び減速機等
の駆動機構を内蔵し又取り付けるハウジングを一
体に形成し、同ハウジングに対してベアリングを
介して回転ドラムを回転自在に支承する構造にあ
つては、ハウジングと回転ドラムとの間に全く遊
びが生じないことによりこじれを生じ円滑な揺動
回転が得られない等の不具合を生ずることとな
る。
本考案は上記の様な従来の実情に鑑みてその改
善を試みたものであつて、駆動機構を内蔵し、又
取り付けるハウジングを三分割、更に具体的には
本体部と、モーターエンドブラケツトに分割し、
同本体部とモーターエンドブラケツト間に球受け
リングを設け、上記各部をその間に若干の遊びを
存して嵌合させることにより一体化させる様にす
ることにより、多少の寸法誤差に対応することが
出来回転体の中空部に対するハウジングの組み込
みを容易化することが出来るとともに回転体をそ
の両幅方向に対して若干揺動することが可能な状
態にて回転させることが出来る様に成し、もつて
滑らかな揺動回転を得ることが出来る様にしたこ
とをその特徴とするものである。そして本考案の
要旨は上記ハウジングをモーター機構を内蔵する
本体部と減速歯車機構を取り付けるモーターエン
ドブラケツトに分割させて設け、同本体部とモー
ターエンドブラケツト間には若干のクリアランス
を存して球受けリングを介在させる様に構成した
ことにある。
以下に本考案の具体的な実施例を例示の図面に
ついて説明する。図において1はケース本体を示
す。同ケース本体1はその全体形状を矩形に近似
させて形成され、同ケース本体1の左右両側壁部
からは左右一対のグリツプ2,2が水平方向に向
けて突設される。同ケース本体1の頂面には円形
あるいは楕円形等任意形状の開口部3が設けら
れ、同開口部3にはカバー体4が適当量の遊びを
存して被覆される。又ケース本体1の底部はその
全体を適宜のアールを存して下方向に向けて膨出
させることにより、同部に円弧状部5が形成され
る。そして同円弧状部5には適宜の辷り止め5′
が貼着される。
6は上記ケース本体1に内蔵するマツサージ機
構であつて、7は回転ドラムを示す。同回転ドラ
ム7は中空部7′を存して円筒状に形成され、そ
の外周部には左右一対の円盤体8,8が固着され
る。両円盤体8,8は回転ドラム7の中心線aに
対してその中心線を一方向に偏寄させて設けるこ
とによつて、回転ドラム7の外壁部より長く突出
する部分8aと、短かく突出する部分8bが形成
される。又両円盤体8,8はその直径方向に沿う
中心線bが回転ドラム7の中心線aに対して斜交
する如く適宜の傾斜角cを存して斜設させる両円
盤体8,8の長く突出する部分8a,8aが先端
部方向に向けて先狭まりとなる如く略八字状に設
けられる。そして両円盤体8,8の外周部にはベ
アリング12′,12′を介して揉みリング12,
12が遊転自在に設けられる。尚同揉みリング1
2,12は第2図に示す様にその一部が開口部3
より突出し、同開口部3を覆うカバー体4を上方
向に押し上げる状態にある様に設けられる。
一方上記回転ドラム7の中空部にはモーター、
減速機等の駆動機構が内蔵される。9は上記駆動
機構を内蔵するハウジングであつて、同ハウジン
グ9は上記駆動機構の内、モーター機構を内蔵す
る本体部9aと、球受けリング9cと、モーター
エンドブラケツト9bより成り、これら各部は
夫々別体にて形成される。そして本体部9aは中
空円筒状に形成され、同中空部内には図示省略し
てあるがモーター機構が内蔵される。モーターエ
ンドブラケツト9bはその一端を同ブラケツト9
bより突出するボス13,13を介してケース本
体1に対して片持ち状に固着する如く設けられる
一方、その他端は上記本体部9aの開口端に対し
て嵌挿する如く設けられる。そして同本体部9a
の開口端とモーターエンドブラケツト9b間には
球受けリング9cを介在させるに同球受けリング
9cは本体部9aとモーターエンドブラケツト9
bとの間に若干のクリアランスを存して設けら
れ、同球受けリング9cとハウジング9の内壁部
間にはベアリング10が遊転自在に介装される。
即ち回転ドラム7は本体部9aとモーターエンド
ブラケツト9bを支軸として自由に回転すること
が可能な如く設けられる。一方モーターエンドブ
ラケツト9aには減速歯車機構14が固着され
る。即ち15は本体部9aよりモーターエンドブ
ラケツト9b方向に向けて延設する出力軸、16
は同出力軸15に軸架するウオ−ムを示す。18
はモーターエンドブラケツト9aより突設する左
右一対の支脚17,17間に支承する支軸であつ
て、同支軸18には平歯車19とウオーム20を
軸架させ、平歯車19は上記ウオーム16と相噛
合する如く設けられる。又モーターエンドブラケ
ツト9aからは支軸21が突設され、同支軸21
には大小2枚の平歯車23及び22が軸架され
る。そして両平歯車の内、その一方の平歯車、即
ち小歯車22は上記ウオーム20と相噛合する如
く設けられる。そしてもう一方の平歯車、即ち大
歯車23は回転ドラム7の内壁部に固着する内歯
車24と相噛合する如く設けられる。その他25
はモーターエンドブラケツト9aにおいて上記減
速機構を被覆する蓋体を示す。又7″は回転ドラ
ム7の開口部、11は取付け片、11′,13′は
螺子孔、21′は軸受け、26は螺子を示す。
次にその作用について説明する。
スイツチのON操作により本体部9a内におい
てモーターを駆動させることにより、同モーター
の回転は出力軸15に伝達される。出力軸15に
伝達された回転駆動力はウオーム16と平歯車1
9による減速噛合を介して支軸18に伝達され、
同支軸18に伝達された回転駆動力はウオーム2
0と小歯車22による減速噛合及び大歯車23と
内歯車24による減速噛合を介して回転ドラム7
に伝達されて、同ドラム7がベアリング10,1
0を介してハウジング9の外周部を回転する状態
が得られる。そして上記の様に減速歯車機構14
を介して適宜に減速された状態にてドラム7が回
転駆動するのに伴ない、同ドラム7の外壁部に斜
設される処の左右一対の円盤体8,8が偏心回転
する状態が得られる。
しかしてこの様に円盤体8,8が偏心回転する
状態において揉みリング12,12部分を身体の
任意の個所にあてがう事により、上記円盤体8,
8の偏心回転を介して指圧効果と揉み効果を得る
事が出来る。
即ち揉みリング12が身体に接当する部分は円
盤体8,8の偏心回転作用を介してその短かく突
出する部分8bより長く突出する部分8aへ、又
長く突出する部分8aより短かく突出する部分8
bへと連続的に変化する事となるのである。換言
すれば、円盤体8,8の偏心回転作用を介して短
かく突出する部分8bより長く突出する部分8a
へと変化する過程においては身体に対して次第に
強い押圧力が加えられる事となるのであり、又長
く突出する部分8aより短かく突出する部分8b
へと変化する過程においては身体に対する押圧力
が次第に緩められる事となるのであり、この連続
的な押圧力の変化によつて身体に対する指圧効果
を得る事が出来るのである。
一方、左右一対の円盤体8,8はその短かく突
出する部分8b,8bより長く突出する部分8
a,8a方向に向けて先狭まりとなる様に適宜の
傾斜角cを存して斜設されている事により、円盤
体8,8の偏心回転作用を介してその短かく突出
する部分8b,8bより長く突出する部分8a,
8aへと変化する過程において両揉みリング1
2,12間に位置する皮膚及び皮下脂肪部分が両
揉みリング12,12間につかまれる事となるの
であり、この両揉みリング12,12によるつか
み作用を介して身体に対する揉み効果を得る事が
出来る。そして円盤体8,8の回転を正逆両方向
に変化させる事によつて揉み下げ及び操み下げの
両効果を選択的に得る事が出来るのである。
即ちハウジング9内に本体部9aとモーターエ
ンドブラケツト9bが横架される状態において、
同本体部9aとモーターエンドブラケツト9bに
は回転ドラム7を外嵌状に支承するに同回転ドラ
ム7は本体部9aとモーターエンドブラケツト9
b間に介在させて設けられる球受けリング9c及
びベアリング10を介して回転自在に支承させ、
同回転ドラム7の回転により揉みリング12,1
2を揺動させることによりそのマツサージ作用が
得られるのである。そして揉みリング12,12
におけるその揺動作用は円盤体8,8、回転ドラ
ム7を経てハウジング9側に伝達されるのである
が、同揺動作用は球受けリング9c部分に設けら
れる若干のクリアランスによつて吸収することが
出来る。即ち揉みリング12,12における揺動
作用が球受けリング9c部分において吸収される
ことにより、そのクリアランス分だけ揉みリング
12,12を自由に揺動させることが出来るので
ある。尚上記支持構造はハウジング9の両側に設
けること及びそのいずれか一方にのみ設けること
のそのいずれも可能である。
本考案は以上の様に構成されるものであつて、
上記の様にモーター機構を被覆する本体部9a及
び減速歯車機構14を取り付けるモーターエンド
ブラケツト9bにおいて、同本体部9a及びモー
ターエンドブラケツト9bを分割させて設け、同
本体部9a及びモーターエンドブラケツト9b間
には若干のクリアランスを存して回転ドラム7を
支承する球受けリング9cを介在させて設け、揉
みリング12,12における揺動作用を同クリア
ランスにより吸収させる様にしたことにより揉み
リング12,12は回転ドラム7を支承するハウ
ジング9によつてその揺動に制約を受けることな
く自由に揺動させることが出来、そのマツサージ
効果を向上させることが出来るに至つた。
又本考案にあつては上記の様に本体部、モータ
ーエンドブラケツト、球受けリングに三分割させ
て設けたことにより、回転ドラムの中空部内への
組付けを容易化することが出来るに至り、その作
業能率を向上させることが出来るに至つた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るマツサージ機の全体を表
わす外観斜視図、第2図は同全体断面図、第3図
は同マツサージ機の右半部を表わす拡大断面図、
第4図は同拡大側面図、第5図は減速機構部分の
分解斜視図、第6図は本体部、モーターエンドブ
ラケツト、球受けリング部分の分解斜視図であ
る。 1……ケース本体、2……グリツプ、3……開
口部、4……カバー体、5……円弧状部、5′…
…辷り止め、6……マツサージ機構、7……回転
ドラム、7′……中空部、8……円盤体、8a…
…長く突出する部分、8b……短く突出する部
分、9……ハウジング、9a……本体部、9b…
…モーターエンドブラケツト、9c……球受けリ
ング、10……ベアリング、12……揉みリン
グ、12′……ベアリング、13……ボス、14
……減速歯車機構、15……出力軸、16……ウ
オーム、17……支脚、18……支軸、19……
平歯車、20……ウオーム、21……支軸、22
……小歯車、23……大歯車、24……内歯車、
25……蓋体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース内にモーター機構及び減速歯車機構を取
    付けるハウジングを横架させ、同ハウジングに対
    して球受けリングを介して回転ドラムを外嵌状に
    支承させ、同回転ドラムには左右一対の円盤体
    を、回転ドラムに対してその中心を偏寄させて斜
    設し、同円盤体の外周部に揉みリングを遊嵌する
    マツサージ機において、上記ハウジングを、モー
    ター機構を内蔵する本体部と、減速歯車機構を取
    り付けるモーターエンドブラケツトに分割させて
    設け、同本体部とモーターエンドブラケツト間に
    は若干のクリアランスを存して球受けリングを介
    在させたことを特徴とするマツサージ機における
    回転ドラムの支持構造。
JP15108182U 1982-10-05 1982-10-05 マツサ−ジ機における回転ドラムの支持構造 Granted JPS5955520U (ja)

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JP15108182U JPS5955520U (ja) 1982-10-05 1982-10-05 マツサ−ジ機における回転ドラムの支持構造

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JP15108182U JPS5955520U (ja) 1982-10-05 1982-10-05 マツサ−ジ機における回転ドラムの支持構造

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JPS5955520U JPS5955520U (ja) 1984-04-11
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JP15108182U Granted JPS5955520U (ja) 1982-10-05 1982-10-05 マツサ−ジ機における回転ドラムの支持構造

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