JPS6238152B2 - - Google Patents

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JPS6238152B2
JPS6238152B2 JP18896381A JP18896381A JPS6238152B2 JP S6238152 B2 JPS6238152 B2 JP S6238152B2 JP 18896381 A JP18896381 A JP 18896381A JP 18896381 A JP18896381 A JP 18896381A JP S6238152 B2 JPS6238152 B2 JP S6238152B2
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voltage
thermal printer
heat generating
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Masahiro Minowa
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Seiko Epson Corp
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Publication of JPS6238152B2 publication Critical patent/JPS6238152B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/35Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads providing current or voltage to the thermal head

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  • Electronic Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、サーマルプリンタの駆動方法に関す
る。
第1図は、従来の熱ペンの定温度制御回路の一
部であり、特公昭53―15378にて公知とされてい
る回路である。第1図の回路を多少変更すること
によりサーマルプリンタに応用することが可能で
あり、この時の不具合点について、以下に詳述す
る。1は電池等の変動要素を持つ電源で、電圧
Vcを発生する。2は抵抗器、3はコンデンサ、
該コンデンサは前記抵抗2を介して電源1に直列
接続され、スイツチ4が前記コンデンサ3に並列
接続されて、上記回路によつて充放電回路11を
形成する。5は前記スイツチ4を一定周期で開閉
するスイツチ駆動回路、6は電圧比較回路、7は
基準電源、8は可変分圧器をそれぞれ示してい
る。9は熱ペン、10は熱ペン9のスイツチで、
電圧比較回路6の出力によつてオン,オフされ、
熱ペン9の温度を電源電圧Vcの変動によらず一
定温度に保たれるよう作動する。第1図をサーマ
ルプリンタに応用するには、熱ペン9に相当する
発熱素子の数を増し、選択的にスイツチ10を制
御する回路等が必要であるが、一定温度に熱して
安定した印字品質を得る原理は変らない。第1図
に於けるスイツチ4を、瞬時オンしてコンデンサ
3を放電し、基準電源7の電圧を可変分圧器8に
よつて分圧された基準電圧Eまでの充電時間tを
電圧比較回路6によつて取り出し、加熱時間tだ
け一定周期Toごとにスイツチ10をオンし、熱
ペンの温度制御をする。
第2図は、電圧比較回路6の出力波形を示し加
熱時間tと電源電圧Vcの関係を示す図で、電源
電圧が高いV1の時は充電時間が速くなり、加熱
時間は短いt1となり、電源電圧が低いV2の時は、
加熱時間は長いt2となる。
熱ペンの抵抗値をrとすると、熱ペンに加えら
れた単位時間当りのエネルギ(Pw)は、次式(1)
で示される。
Pw=Vc/r×t/To ………(1) 温度が一定になるためには、エネルギが一定で
あれば良いから、この時のtとVcの関係は toc1/Vc ………(2) となれば良い。
このような関係を、等エネルギ特性又は等温度
特性と呼ぶことにする。
第1図に示す回路の加熱時間tは、コンデンサ
3の容量をC、抵抗器2の抵抗値をRとすると、
(3)で表わされる。
t=C・Rln(1−E/Vc) ………(3) これをX軸にVc/E,y軸にt/CRを対数目
盛にとつて示したのが、第3図である。12は(3)
式をCRで除した特性曲線であり、13は傾きが
−2の直線である。この直線13と平行な点の軌
跡の関係式は、次式(4)で表わされる。
y=α1/X α=定数 ………(4) すなわち、等温度特性のtとVの関係式(2)も式
(4)と同じであり、直線13と平行な軌跡では温度
が一定である。特性曲線12の直線13と平行に
近似できる部分はP点からQ点であり、xの値に
してx=1.3〜1.6程度である。いま仮に、電源を
マンガン電池4本とすると、初期値は6.5V程度
であり、この時、x=Vc/E=1.6となるのでE
=4.06(V),x=1.3のときE=4.06であれば、
その時のVcは約5.3(V)となる。すなわち、6.5
(V)〜5.3(V)程度しか等温度駆動ができない
ということである。一般にマンガン電池では、
SUM3に於いて0.5Ω程度の内部抵抗があり、サ
ーマルプリンタのように、熱ペン9に相当する発
熱要素が複数個存在し、かつ同時に通電される時
には、電圧降下が著しいため、もつと広い電圧範
囲にわたつて等エネルギ特性を有する回路が必要
である。又、サーマルプリンタのように、与えた
エネルギを瞬時に熱に変え、ドツトを形成して行
くような方法では、エネルギの差が微少であつて
も印字品質に大きく影響を与えるため、もつと直
線13に近い特性を必要とする。加えて、特性曲
線12の湾曲方向が、電圧が高くても低くても双
方にエネルギ過多の方向となつているため、サー
マルプリンタの発熱要素のように破壊しやすい発
熱体を制御するには不向きである。このような不
具合点を解消するために、定電圧回路を用いて、
サーマルプリンタを駆動する方法も考えられる
が、電源を電池で駆動する場合には、電源回路に
よる電力消費が大きく、電池駆動に不向きであ
る。
本発明の目的は、従来の定温度制御回路の特性
を大幅に改善し、サーマルプリンタのマンガン電
池駆動を可能にする駆動回路を提供することにあ
る。更に、電力消費が少なく、安価な、サーマル
プリンタの駆動方法を提供することにある。
第4図は、従来から用いられている、シリアル
駆動方法のサーマルプリンタの略図である。第4
A図はサーマルプリンタの正面図であり、21
は、発熱要素22を配置した発熱ヘツドである。
24はプラテン、25は発熱ヘツド21を固定す
るキヤリツジ、27は溝カム28を有し、この溝
カムとキヤリツジ25に設けられた突起物によつ
て、キヤリツジ25を桁方向(図では横方向)に
移動する駆動軸、29は駆動軸を作動する駆動源
であるモータ、32はモータ29の回転を伝達す
る歯車をそれぞれ表わしている。第4B図は、サ
ーマルプリンタの側面図であり、23は、印刷
紙、26は、プラテン24を発熱ヘツド21に押
圧するプラテン押えバネ、30は、紙送りロー
ラ、31は紙押えローラをそれぞれ示し、一行の
印字が終了するごとに、モータ29と係合した紙
送りローラが回転し、紙送りがなされる。発熱要
素22は、シリアル駆動方式のサーマルプリンタ
では、一般に、縦5ドツトもしくは7ドツトの発
熱要素を有し、これを配置した発熱ヘツドをD方
向に移動しながら、4×5もしくは5×7マトリ
ツクスの文字を形成して行く。
第5図は、本発明による電圧―周波数変換器
(以下V〜fコンバータと略す)の一実施例であ
り、以下に詳述する。41は電池等の電圧変動の
ある電源であり、Vcなる電位を発生している。
42は定電圧手段の一種であるゼナーダイオード
であり端子電圧Vzを有している。43は抵抗器
であり、ゼナーダイオード42の端子電圧Vzを
安定化するために設けられ、ゼナーダイオード4
2と合わせて分圧回路44を形成している。45
は周波数を設定するための調整用抵抗器、46は
分圧回路44の任意の分圧点S点と電源41の一
端との間に挿入されたコンデンサである。分圧回
路44と調整用抵抗器45、コンデンサ46とに
よつて充電回路を構成している。47はコンデン
サ46の充電レベルに応じてオン、オフするスイ
ツチング手段の一種であるトランジスタ、48は
該トランジスタ47の負荷抵抗器、53はコンデ
ンサ46の電荷を放電する放電用のトランジス
タ、50はトランジスタ47の出力を反転するイ
ンバータの一種であるトランジスタ、51は該ト
ランジスタ50の負荷抵抗器、52は、放電用の
トランジスタ53へ信号を伝達する抵抗器、49
はコンデンサ、54は出力用の抵抗器をそれぞれ
示している。
第5図に示されたV〜fコンバータの発振原理
は次のようなものである。電源41が投入されて
コンデンサ46への充電が開始され、コンデンサ
46の電位がトランジスタ47のベースエミツタ
間電圧(VBEと呼ぶ)に達するとトランジスタ
47がオンする。これがトランジスタ50に伝達
され、トランジスタ50がオフし、更にこれがト
ランジスタ53に伝達され、トランジスタ53が
オンしコンデンサ46の電荷が放電される。この
結果、トランジスタ47オフ→トランジスタ50
オン→トランジスタ53オフとなり、コンデンサ
46への充電が開始される。こうして、トランジ
スタ、47,50,53は交互にオン、オフを繰
り返し、発振する。この時の発振周期Tは、コン
デンサ46の充電時間にほぼ等しい。コンデンサ
49は、トランジスタ53のオン時間を保証する
ために設けられたものできわめて小さくて良い。
又これによる遅延時間もごくわずかであるため、
周期Tにおよぼす影響は小さい。
第6図は、第5図のV〜fコンバータのトラン
ジスタ50の出力波形を示し、55は電源電圧
Vcが高いV1の時の出力波形で周期T1は短
く、遂に56は、電源電圧が低いV2の時の出力
波形で周期T2は長い。この時の電源電圧Vcと
周期Tの関係は次の(5)式で表わされる。Cはコン
デンサ46の容量値、Rは抵抗器45の抵抗値を
示している。
T=−C・Rln(1−VBE/Vc−Vz)………(5) VBEは、第1図に示した従来の熱ペンの定温
度制御回路の基準電圧Eと同じである。
第7図は、本発明による電圧―周波数変換器の
特性を示すグラフである。一例として、Vz=2.5
(V)、E=VBE=0.7(V)とした時の周期Tの
特性を示すものである。縦軸は、y=T/C・R
を対数目盛りで目盛つてあり、従来の特性曲線
は、y=t/C・Rで目盛つてある。横軸は、第
3図と同様X=VC/Eである。71は、式(5)を
グラフ化した特性曲線であり、72は、傾き−2
の直線である。直線72に近似される部分はT点
からK点まででX値で6.6から9.2までである。こ
れを電圧に置き換えると、X=VC/Eであるか
ら、4.6(V)から6.4(V)までとなる。すなわ
ち、第5図に示した本発明による電圧―周波数変
換器は4.6(V)から6.4(V)まで電圧の2乗に
比例する周波数を有する特性となる。これは従来
の回路と比較して大幅に等エネルギ特性を示す電
圧範囲が広くなつている。
第8図は、本発明によるサーマルプリンタの駆
動方法を用いた電子卓上計算機(以下電卓と略
す)の略図である。81は電源、82は第5図に
示したV―fコンバータ、21は、第4図で示し
た、発熱ヘツド、22は発熱要素をそれぞれ示し
ている。83は発熱要素22への通電を制御する
給電トランジスタ、84はアンドゲート、85は
文字信号発生装置、86はV―fコンバータの出
力を所定の数だけ計数するカウンタ、87は、演
算及びサーマルプリンタの制御等をする中央処理
装置、略してCPUである。88は、V―fコン
バータ82の出力を所定の数だけ計数するカウン
タ、89はステツプモータへの駆動信号を発生す
るデイバイダー、29は第4図に示したサーマル
プリンタの駆動源であるモータであり、C1,C
2,C3,C4の4相のコイル91とロータ92
を有するステツプモータを示している。90はス
テツプモータ29のコイル91への通電を制御す
るトランジスタである。CPU87には一般にマ
イクロプロセツサが用いられ、文字信号発生装置
85には一般にI/Oポートが用いられる。所定
のタイミングに於いて通電すべき発熱要素22へ
の通電信号が文字信号発生装置85から出力さ
れ、同時にカウンタ86から電源電圧Vcの電位
に応じたパルス幅の信号が出力され、アンドゲー
ト84によつて、両出力を結合され、電源電圧に
応じた通電が発熱要素22になされる。
上記したように、電源電圧に応じた時間しか発
熱要素22へ通電されないため、電力の損失がほ
とんどないという特徴を備えている。又、ステツ
プモータは一般に、電源電圧が高い時は、応答時
間が速く、逆に電圧が低い時は応答時間が遅いと
言う特徴を有している。このため、電圧が高い時
には、通電時間を短くすることによつて無駄な電
力を抑制することができる。第8図に示した電卓
では、ステツプモータ29への通電時間を決定す
る基準信号に前記V―fコンバータを用い発熱要
素22への通電だけでなく、ステツプモータへの
通電も電源電圧に応じてパルス幅を変化させてい
る。このため、マンガン電池等の限られた容量の
電源を用いたサーマルプリンタの駆動方法に於い
て、上記、ステツプモータへ通電時間の制御は、
印字可能な回数を増大させ、きわめて有益なこと
である。
第9A図は、本発明によるサーマルプリンタの
駆動方法を用いた第8図の電卓のタイムチヤート
図であり、第9Bは、印字文字とタイミングの関
係を示す図である。100はV―fコンバータ8
2の出力波形、101は、カウンタ86の出力波
形でありV―fコンバータの出力を3パルス分だ
け計数している。102は、発熱ヘツド21によ
る印字を示し、発熱ヘツド21はD方向に移動し
ながら印字して行く。103はタイミングを示
し、1列目はTP1、2列目はTP2n列目はTPn
と表わす。TPnとTPn+1の間は1ドツトサイク
ルと呼ぶ。104はステツプモータ29への通電
信号を示し、C1,C2,C3,C4の4相のコ
イルによつてロータ92が1回転する。電源電圧
が高いVc1の時、V―fコンバータの周期は小
さく、従つて通電時間も短い。1列分の印字が
TP1のタイミングで行なわれると、ステツプモ
ータのC1とC2に順次通電が行なわれ、第4図
に示した駆動軸が回転し、発熱ヘツド21はD方
向へ一列分移動する。次にTP2のタイミングで
2列目の印字が終了するとC3とC4へ通電され
るというように順次印字がされて行く。TP5で
1列分の印字が終了するとC1,C2,C3,C
4と4相に通電することによつて文字間スペース
を1ドツト分あけることができる。この時、連続
回転モータでは、1ドツトサイクル分余計に必要
となるが、ステツプモータではTP5〜TP7間を
つめることができ、印字スピードの上昇に寄与す
る。TP1からTP6の終了までで一文字の印字が
終了し、これを1文字サイクルと言う。第9A図
に於いては、ステツプモータの一相当りの通電時
間は、V―fコンバータの2パルスを用いてい
る。ステツプモータの応答速度によつて、このパ
ルス数は変更することができる。又、1列分の移
動に於ける、通電コイルの数も2相に限定される
ものでなく、ステツプモータ及びサーマルプリン
タの構造などにより変更する必要がある。電源電
圧が低いVc2の時、第9図のTPnからTPn+3
のタイミングに示すように、発熱要素22への通
電時間が広がる。
上記した如く、V―fコンバータ82の出力に
よつて、発熱要素22及び、ステツプモータ29
への通電を決定することにより、無駄な電力損失
のないサーマルプリンタの駆動方法を実現するこ
とができる。又、モータ29に連続モータを用い
た場合は、電源81が電池の場合、電圧が低下し
た時のことを考慮してモータスピードを設定しな
ければならないという、汎雑な問題があり、か
つ、電圧が低下した時にモータのスピードを設定
すると、電圧の高い時は、発熱ヘツドへの通電時
間より通電周期が大すぎて無駄な時間が生じる。
しかしステツプモータと本発明によるV―fコン
バータを組み合わせることにより、ステツプモー
タのコイルに対してたえず適切な通電が保証さ
れ、ステツプモータ29のコイル91の発熱を抑
制し、印字スピードを向上し、かつ低消費電力化
を実現できるというきわめて理想的なサーマルプ
リンタの駆動方法を実現することができる。
第10図は本発明による電圧―周波数変換回路
(V―fコンバータ)の他の実施例を示す回路図
であり、第5図と同一物は同一番号で示し説明を
省略する。61はトランジスタであり、抵抗器6
2,63と共に第一の定電圧手段66を構成して
いる。65は第二の定電圧手段の一種であるダイ
オードである。前記第一の定電圧手段66と第二
の定電圧手段65との間に抵抗器64が挿入され
ていて、この直列回路を分圧回路44と呼ぶ。第
一の定電圧手段66と抵抗器64との結合点をS
2点とするとこのS2点と電源41の一端との間
に、ダイオード67と調整用抵抗器45を介して
コンデンサ46が挿入されている。S2点は分圧
回路中の任意の点で良いが、得たい特性に応じて
選ばなくてはならない。この分圧点S2点の電位
をVs2とするとこれは第5図に示した回路の分
圧点S点の電位と電源電圧Vcとの関係と若干、
異つている。第11図は電源電圧Vcと分圧点S
2点の電位Vs2との関係を示すグラフである。
電源電圧Vcが高い時は、定電圧手段66の端子
電圧をVzとするとVs2は、ほぼ次式で表わされ
る。Vzは第5図と同様2.5(V)程度である。
Vs2=Vc−Vz ………(6) しかし、電源電圧が低下してくると、ダイオー
ド65の電位に近づく。このためVs2は第11
図の特性曲線110のような特性を示す。ダイオ
ード67は、V―fコンバータの出力特性を微妙
に変化したい場合に挿入されるものである。後段
のトランジスタ、コンデンサ、抵抗器は第5図と
同一物であり機能も同じであるので説明を略す。
第10図に示したV―fコンバータの特性は第
7図に破線で示した特性曲線73であり、直線7
2に近似される範囲はL点からK点であり、第5
図に示したV―fコンバータより電圧範囲が広が
つている。すなわち、サーマルプリンタの等濃度
印字が可能な電圧範囲が広いということになる。
第12図は本発明による更に他の実施例であ
り、第10図と同一物は同一番号で示している。
第12の回路は素子数を減らし簡略な回路にしたも
のである。57は抵抗器で一定電圧手段の一種で
あるゼナーダイオード58との直列回路より基準
電圧Eを作り出している。60は、スイツチング
手段の一種である電圧比較回路であり、ダイオー
ド59によつて出力端子とコンデンサ46の接続
されている反転入力とを結合することにより発振
回路を構成することができる。この時の周波数
は、分圧回路66、調整用抵抗器45、コンデン
サ46によつて決定される。
尚、本発明によるV―fコンバータは、温度変
化に対しても周波数が変動し、一般にトランジス
タのVBEの温度特性によつて、高温になると周
波数が高く、低温では低くなる。これはサーマル
プリンタの発熱ヘツドの要求する通電時間の温度
特性と一致し、サーマルプリンタの温度補償にも
役立つ。更に温度による影響を上昇するには調整
用抵抗器45と直列もしくは並列にサーミスタ等
の温度検出素子を接続すれば良い。
上記V―fコンバータの発振周波数を中心値で
50KHz〜200KHz程度にすることにより、CPU等
の電卓の回路のクロツクパルスとして兼用するこ
とも可能であり、コストダウンの要因ともなる。
以上、本発明によるサーマルプリンタの駆動方
法は、きわめて簡略にして、安価な電圧―周波数
変換器を用いることにより、電源電圧の変動に対
して、安定な印字濃度を得るものであり、マンガ
ン電池等の小容量の電池に於けるサーマルプリン
タの駆動を可能にし、かつ電力を有効に利用する
ことを可能にしたきわめて画期的なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の熱ペンの定温度制御回路の一部
であり、1は電源、2は抵抗器、3はコンデン
サ、6は電圧比較回路、7は基準電源、9は熱ペ
ンをそれぞれ示している。第2図は、第1図の電
圧比較回路6の出力波形を示す図である。第3図
は、従来の熱ペンの定温度制御回路の特性を示す
グラフであり、縦軸にy=t/C・R,横軸にX
=VC/Eを対数目盛で目盛つてある。第4図
A,Bは、サーマルプリンタの一実施例の略図で
あり、21は発熱ヘツド、22は発熱要素、29
はモータをそれぞれ示している。第5図は本発明
による電圧―周波数変換器の一実施例の回路図で
あり、41は電源、42は定電圧手段、43は抵
抗器、45は調整用抵抗器、46はコンデンサを
それぞれ示している。第6図は、第5図に示した
電圧―周波数変換器の出力波形を示している。第
7図は本発明による電圧―周波数変換器の出力の
特性を示すグラフであり、12は従来の熱ペンの
定温度制御回路の特性曲線であり、71は第5図
に示した本発明による電圧―周波数変換器の特性
曲線である。第8図は本発明によるサーマルプリ
ンタの駆動方法を用いた電子卓上計算機の略図で
あり、82は電圧―周波数変換器、87は
CPU、29は、ステツプモータ、21は発熱ヘ
ツドをそれぞれ示している。第9図A図は第8図
の電卓のタイムチヤート図であり、100は電圧
―周波数変換器の出力波形を示す。第9図Bは、
印字文字とタイミングの関係を示す図である。第
10図は本発明による電圧―周波数変換器の他の
実施例を示す回路図であり、66は第一の定電圧
手段、64は抵抗器、65は第二の定電圧手段を
それぞれ示している。第11図は第10図の電圧
―周波数変換器の分圧点S2と電源Vcとの関係
を示すグラフである。第12図は本発明による電
圧―周波数変換器の、更に他の実施例の回路図で
あり、70は電圧比較回路、68は基準電圧Eを
作るためのゼナーダイオードをそれぞれ示してい
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数個の発熱要素と、該発熱要素を配置した
    発熱ヘツドと、該発熱ヘツドと接触し熱によつて
    発色する印刷紙と、該印刷紙を移動する紙送り装
    置等の駆動源であるモータを備えたサーマルプリ
    ンタの駆動方法に於いて、前記発熱要素に印加さ
    れる電源の電圧に応じて周波数の変化する電圧―
    周波数変換器を有し、該電圧―周波数変換器は、
    前記電源の両端に挿入された少なくとも一つの定
    電圧手段と抵抗器との直列回路による分圧回路
    と、該分圧回路の任意の点と前記電源の一端との
    間に挿入されたコンデンサと、該コンデンサの充
    電レベルに応じてオン,オフするスイツチング手
    段とを備え、前記電圧―周波数変換器の出力を基
    準として前記発熱要素への通電時間を決定する如
    きサーマルプリンタの駆動方法。 2 前記モータに、ステツプモータを用いたサー
    マルプリンタに於いて、前記電圧―周波数変換器
    の出力を基準として、前記ステツプモータへの通
    電時間を決定する如き、特許請求の範囲第1項記
    載のサーマルプリンタの駆動方法。
JP18896381A 1981-11-25 1981-11-25 サ−マルプリンタの駆動方法 Granted JPS5890969A (ja)

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