JPS6238058Y2 - - Google Patents

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JPS6238058Y2
JPS6238058Y2 JP19087481U JP19087481U JPS6238058Y2 JP S6238058 Y2 JPS6238058 Y2 JP S6238058Y2 JP 19087481 U JP19087481 U JP 19087481U JP 19087481 U JP19087481 U JP 19087481U JP S6238058 Y2 JPS6238058 Y2 JP S6238058Y2
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JP
Japan
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valve
bush
ball
valves
air
Prior art date
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JP19087481U
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JPS5894956U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は空気工具に於て出力軸を高速低速の切
り換えを容易に行えるようになした二段切換式の
スロツトルバルブに関するものである。
空気工具に於て高低速二段式変速を行うスロツ
トルバルブは各種提案されている。
本考案例えば実公昭40−7894号公報には大径の
主バルブと小径の副バルブとを重ね、この主副バ
ルブをそれぞれ個別のばねにて器体のバルブシー
ト及び主バルブに設けたバルブシートに押圧さ
れ、段付の作動ピストンを押すことによりまず副
バルブがばねをたわませ、一段目の開弁をさらに
ピストンを押圧することにより副バルブとともに
主バルブをも主バルブ用のばねをたわませて二段
目即ち全開弁作動を行なう二段開バルブが開示さ
れている。しかしこの主副両バルブを重ねる時同
心としなければ正確な二段階開閉が行ない難く、
またその製作に手数を要し、使用部品数が多くな
るものである。
本考案はこれに鑑みて部品点数を少なくしてそ
の組立及び操作を簡易にしてしかも動作が確実な
る二段切換えを行なわんとするもので、バルブロ
ツドを摺動自在に嵌挿したるバルブブツシユ内に
このバルブロツド先端と対向して有底短筒状のバ
ルブを、またこのバルブ内にボールを同心的に嵌
合したものを摺動自在に嵌挿し、このバルブ底部
をばねにてブツシユ側に押圧し、ボールは空気圧
を作用するようにして閉弁せしめ、低速時にはボ
ールに作用する空気圧に打ち勝つようバルブロツ
ドを押圧し、高速時には上記ばねの弾発力及び空
気圧に打ち勝つ強い力で上記ロツドを押し、その
押圧力を強弱として高低速が確実に確認できるよ
うになした空気工具におけるスロツトルバルブを
提供する。
以下本考案を図示の実施例に基づいて説明す
る。
図に於て1は空気工具の本体、2はこの本体1
に連続して設けられたハンドル、3は本体1の端
面に突出され、各種のアタツチメントを装脱着せ
しめて所望の動作を行なわしめる出力軸、4は給
気接続口である。
そして上記本体内には図示省略したがエヤーモ
ータ及び必要なら減速機を設けて出力軸を回動す
るようになつており、このエヤーモータへの空気
の供給停止はハンドル内に設けたスロツトルバル
ブ装置Vの操作にて行う。
上記スロツトルバルブ装置Vは第2図以下に詳
示する如くハンドル内に設けられた給気通路内に
筒状のバルブブツシユ5を嵌挿固定すると共に該
ブツシユ5は下端外周壁には複数の縦溝5aを刻
設し、中央部外周壁には通気孔5bを穿孔し、上
端内部にはハンドルに揺動自在にして突設された
バルブレバー6の操作にて摺動するようにしてバ
ルブロツド7を摺動自在に嵌挿せしめ、さらにこ
のブツシユ5内にはボール8及び下端にバルブ9
を設けて成るものである。
このバルブ9は有底短筒状でその底部に小孔9
aを穿孔し、この小孔径は設定された低速回転数
で出力軸が回動するに必要な空気量を流通するよ
うにして定め、且該バルブ9内にボール8を嵌挿
支持し、ボールがバルブブツシユより脱落しない
ようになす。そしてこのボールとバルブ周壁の内
面とは若干の隙間を有し、小孔より流入する空気
はバルブ内を径てバルブブツシユ内及び通気孔よ
りエヤーモータ室内へ供給されるようになす。
またバルブブツシユの内周面には縦溝と通気孔
との間にリング状の弁座5cを形成し、ボールが
この弁座5cに押圧される時、通気は停止される
ようになし、バルブレバーを軽く即ち少し押すと
バルブロツドを介してボールを弁座より離間せし
めることによつて空気はバルブの小孔より流通し
エヤーモータは低速にて回動する。そしてさらに
レバーを押すとバルブロツドはボールを介しては
ねSをたわませるようにしてバルブをも押し下げ
るようになつて通気はバルブブツシユの縦溝より
直接バルブブツシユ内へ流入し設定された空気量
となつてエヤーモータは高速回転するものであ
る。バルブレバーの押圧力を解除すれば、ばね圧
にてバルブは自動的に閉じられエヤーモータは停
止するものである。
而して本考案による時はバルブロツドを摺動自
在に嵌挿したるバルブブツシユ内にこのバルブロ
ツド先端と対向して有底短筒状のバルブを、また
このバルブ内にボールを同心的に嵌合したものを
摺動自在に嵌挿し、このバルブ底部をばねにてブ
ツシユ側に押圧し、ボールは空気圧を作用するよ
うにして閉弁せしめ、低速時にはボールに作用す
る空気圧に打ち勝つようバルブロツドを押圧し、
高速時には上記ばねの弾発力及び空気圧に打ち勝
つ強い力で上記ロツドを押し、その押圧力を強弱
として高低速が確実に確認できるようになしてい
るため、バルブロツドにて該ボールの押下量を調
整することによつて動作確実に高低速二段の切換
が可能となり、しかも構造が簡易で小型である等
の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部破断した空気工具の正面図、第2
図はスロー回転時の要部の断面図、第3図はフル
回転時の同断面図、第4図は第2図の矢視図であ
る。 1……本体、2……ハンドル、3……出力軸、
4……給気接続口、5……ブツシユ、5a……縦
溝、5b……通気孔、5c……弁座、6……バル
ブレバー、7……バルブロツド、8……ボール、
9……バルブ、9a……小孔、S……ばね、V…
…スロツトルバルブ装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空気工具内の給気通路の一部にバルブロツドを
    摺動自在に嵌挿したる円筒状のバルブブツシユを
    嵌合支持すると共に該ブツシユの外周壁の中央部
    に通気孔を、下部にはフル回転時の通気孔となる
    縦溝をそれぞれ形成し、ブツシユの内周面にはリ
    ング状の弁座を設け、且つ該バルブブツシユ内に
    上記バルブロツドと対向して弁座と当接するよう
    にしてボール、及びこのボールを嵌挿し、スロー
    回転時の通気孔となる小孔を穿孔したバルブを順
    次嵌挿し、該バルブをばねにてバルブブツシユ側
    に常時押圧し、バルブブツシユ内に嵌挿されバル
    ブレバーの揺動にて摺動し、且ボール及びバルブ
    を押し下げるようになしたバルブロツドと同心上
    に設けて成り、高速低速二段階に切り換えること
    を特徴とする空気工具におけるスロツトルバル
    ブ。
JP19087481U 1981-12-21 1981-12-21 空気工具におけるスロツトルバルブ Granted JPS5894956U (ja)

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JP19087481U JPS5894956U (ja) 1981-12-21 1981-12-21 空気工具におけるスロツトルバルブ

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5894956U JPS5894956U (ja) 1983-06-28
JPS6238058Y2 true JPS6238058Y2 (ja) 1987-09-29

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ID=30104366

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JP19087481U Granted JPS5894956U (ja) 1981-12-21 1981-12-21 空気工具におけるスロツトルバルブ

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