JPS6237202B2 - - Google Patents
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- JPS6237202B2 JPS6237202B2 JP55071584A JP7158480A JPS6237202B2 JP S6237202 B2 JPS6237202 B2 JP S6237202B2 JP 55071584 A JP55071584 A JP 55071584A JP 7158480 A JP7158480 A JP 7158480A JP S6237202 B2 JPS6237202 B2 JP S6237202B2
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- JP
- Japan
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- cooling
- cooling medium
- cooling system
- coolant
- trap
- Prior art date
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Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 45
- 239000002826 coolant Substances 0.000 claims description 44
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 10
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 4
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 2
- 239000012809 cooling fluid Substances 0.000 description 21
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 2
- 229910000881 Cu alloy Inorganic materials 0.000 description 1
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D5/00—Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
- F01D5/12—Blades
- F01D5/14—Form or construction
- F01D5/18—Hollow blades, i.e. blades with cooling or heating channels or cavities; Heating, heat-insulating or cooling means on blades
- F01D5/185—Liquid cooling
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D5/00—Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
- F01D5/12—Blades
- F01D5/14—Form or construction
- F01D5/20—Specially-shaped blade tips to seal space between tips and stator
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05D—INDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
- F05D2240/00—Components
- F05D2240/80—Platforms for stationary or moving blades
- F05D2240/81—Cooled platforms
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T50/00—Aeronautics or air transport
- Y02T50/60—Efficient propulsion technologies, e.g. for aircraft
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
- Separation By Low-Temperature Treatments (AREA)
- Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は開路液冷タービンに関し、特にその改
良トラツプシールに関する。
良トラツプシールに関する。
この種の冷却系では、冷却流体(通常は水)を
タービン動翼の翼形部の表面に形成された多数の
冷却流路に通すことによつて冷却が達成される。
冷却流体は一般に翼根部に近接する箇所から射出
され、そしてタービン動翼の高速回転の結果生ず
る遠心力によつて翼形部の先端に向かつて半径方
向外方に流れる。
タービン動翼の翼形部の表面に形成された多数の
冷却流路に通すことによつて冷却が達成される。
冷却流体は一般に翼根部に近接する箇所から射出
され、そしてタービン動翼の高速回転の結果生ず
る遠心力によつて翼形部の先端に向かつて半径方
向外方に流れる。
翼形部に作用する極めて高い温度により、冷却
流路内の冷却流体のかなりの部分が蒸気の状態に
なつている。この蒸気流は下流方向(すなわち、
液状冷却流体の流れの方向)にのみ流れることが
望ましい。そうなれば、逆流と燃焼ガス流路から
冷却流路への燃焼生成物の流入を防ぐことがで
き、従つて、その流入に伴う腐食問題が生じな
い。また、インライン形トラツプが管入口の圧力
を配水装置から隔離する。管内の圧力は翼形部の
前縁から後縁まで20psiも多く変化する。もし、
トラツプが介在しなければ、この圧力差は諸管へ
の均等な配水に悪影響を及ぼすことになる。従つ
て、液状冷却媒体は通すが蒸気状冷却媒体は通さ
ないトラツプシールを、冷却媒体を冷却流路に供
給する導流路内に設けることがしばしば望まし
い。
流路内の冷却流体のかなりの部分が蒸気の状態に
なつている。この蒸気流は下流方向(すなわち、
液状冷却流体の流れの方向)にのみ流れることが
望ましい。そうなれば、逆流と燃焼ガス流路から
冷却流路への燃焼生成物の流入を防ぐことがで
き、従つて、その流入に伴う腐食問題が生じな
い。また、インライン形トラツプが管入口の圧力
を配水装置から隔離する。管内の圧力は翼形部の
前縁から後縁まで20psiも多く変化する。もし、
トラツプが介在しなければ、この圧力差は諸管へ
の均等な配水に悪影響を及ぼすことになる。従つ
て、液状冷却媒体は通すが蒸気状冷却媒体は通さ
ないトラツプシールを、冷却媒体を冷却流路に供
給する導流路内に設けることがしばしば望まし
い。
このため、米国特許第3844679号(以下、679特
許と呼ぶ)はS形トラツプシール(以下Sトラツ
プ)を利用する。Sトラツプは冷却媒体を冷却流
路に供給する導流路の各々に設けた1対の隣合う
U形ベントからなる。これらのベントは有効なト
ラツプシールとなるが、Sトラツプの各U形ベン
トは管径の約2倍の最小わん曲半径を必要とす
る。その結果、各Sトラツプの2重ベントはトラ
ツプ出口をその供給源から管径の約8倍だけずら
すことになる。タービン動翼のスペース上の制限
により、上記の技術では多数の供給用導流路の漏
止めをなすことは不可能である。
許と呼ぶ)はS形トラツプシール(以下Sトラツ
プ)を利用する。Sトラツプは冷却媒体を冷却流
路に供給する導流路の各々に設けた1対の隣合う
U形ベントからなる。これらのベントは有効なト
ラツプシールとなるが、Sトラツプの各U形ベン
トは管径の約2倍の最小わん曲半径を必要とす
る。その結果、各Sトラツプの2重ベントはトラ
ツプ出口をその供給源から管径の約8倍だけずら
すことになる。タービン動翼のスペース上の制限
により、上記の技術では多数の供給用導流路の漏
止めをなすことは不可能である。
本発明の主目的は各冷却流路の供給導流路内に
挿入し得る比較的コンパクトなシールを提供する
ことによつて679特許の上記の欠点を克服するこ
とである。この目的を達成するため、本発明のト
ラツプシールは下記の要素から構成される。
挿入し得る比較的コンパクトなシールを提供する
ことによつて679特許の上記の欠点を克服するこ
とである。この目的を達成するため、本発明のト
ラツプシールは下記の要素から構成される。
(1) 各冷却流路の供給導流路内に形成された環状
凹み。
凹み。
(2) 上記環状凹み内に配置された筒形挿入体。こ
の筒形挿入体はその外周に沿つて形成された複
数の軸方向溝と、その一端に形成された中央凹
みとを有する。前記軸方向溝と前記中央凹みは
前記環状凹みと共に、液状冷却媒体は通すがガ
ス状冷却媒体は通さない複数のS形トラツプシ
ールを画成する。
の筒形挿入体はその外周に沿つて形成された複
数の軸方向溝と、その一端に形成された中央凹
みとを有する。前記軸方向溝と前記中央凹みは
前記環状凹みと共に、液状冷却媒体は通すがガ
ス状冷却媒体は通さない複数のS形トラツプシ
ールを画成する。
次に、添付の図面を参照して本発明を説明す
る。全図にわたつて同符号は同要素を表す。第1
図には本発明の原理による構造のタービン動翼を
総体的に10で示す。動翼10は翼根部12とシ
ヤンク部14と翼台部16と翼形部18とを有す
る。翼根部12はタービンのロータデイスク20
に埋込まれており、このデイスクはケーシング
(図示せず)に回転自在に支持された軸(図示せ
ず)に装着されている。当業者に明らかなよう
に、実際のタービンはロータデイスク20の全周
に配設された複数の動翼10を有する。第2図は
数枚の動翼10の相対的な配置を示す。
る。全図にわたつて同符号は同要素を表す。第1
図には本発明の原理による構造のタービン動翼を
総体的に10で示す。動翼10は翼根部12とシ
ヤンク部14と翼台部16と翼形部18とを有す
る。翼根部12はタービンのロータデイスク20
に埋込まれており、このデイスクはケーシング
(図示せず)に回転自在に支持された軸(図示せ
ず)に装着されている。当業者に明らかなよう
に、実際のタービンはロータデイスク20の全周
に配設された複数の動翼10を有する。第2図は
数枚の動翼10の相対的な配置を示す。
前述のごとく、本発明は第1図に示した一般型
のガスタービン動翼に用いる改良トラツプシール
に関する。しかし、本発明のトラツプシールは多
数の動翼構造体と関連して利用し得るものであ
り、例示した特定の動翼構造体に限定されるもの
ではないことを認知されたい。例えば、本発明の
トラツプシールは、第1図に示す半径方向延在冷
却流路ではなくほぼ軸方向に延在する冷却流路を
利用する679特許の動翼構造体と関連して利用さ
れ得る。
のガスタービン動翼に用いる改良トラツプシール
に関する。しかし、本発明のトラツプシールは多
数の動翼構造体と関連して利用し得るものであ
り、例示した特定の動翼構造体に限定されるもの
ではないことを認知されたい。例えば、本発明の
トラツプシールは、第1図に示す半径方向延在冷
却流路ではなくほぼ軸方向に延在する冷却流路を
利用する679特許の動翼構造体と関連して利用さ
れ得る。
本発明の冷却系は、タービン系に冷却液を供給
する冷却液噴射口22と、冷却液捕集流路24と
を含む。この流路は、翼根支承ダブテール溝28
相互間においてロータデイスク20に設けられた
個々の冷却液溜め26(第2図)に冷却液を分配
する。各冷却液溜め26はそれと関連する動翼1
0のシヤンク部14に形成された複数の冷却媒体
供給導流路30と連通する。供給路30は、翼形
部18の外周に沿つて形成された複数の冷却流路
32を介して翼台部16の表面部と翼形部18の
表面部全体に冷却流体を分配する。
する冷却液噴射口22と、冷却液捕集流路24と
を含む。この流路は、翼根支承ダブテール溝28
相互間においてロータデイスク20に設けられた
個々の冷却液溜め26(第2図)に冷却液を分配
する。各冷却液溜め26はそれと関連する動翼1
0のシヤンク部14に形成された複数の冷却媒体
供給導流路30と連通する。供給路30は、翼形
部18の外周に沿つて形成された複数の冷却流路
32を介して翼台部16の表面部と翼形部18の
表面部全体に冷却流体を分配する。
冷却液捕集流路24は360゜のリング34に形
成されている。このリングは好ましくは複数の締
結部材36によつてロータデイスク20に連結さ
れる。リング34の位置は通路38がそれぞれの
冷却液溜め26と整合するように選定される。通
路38は、各溜め26に等しい流量の冷却液が入
るように、捕集流路24全体にわたつて均等に分
布することが好ましい。こうすると、等しい流量
の冷却液が各動翼10に供給される。第1図に明
示のように、動翼10の両側にそれぞれ1個のリ
ング34が配設され各リングは各溜め26の隣接
開口に冷却液を供給する。代替的に、内孔給水配
送系、例えば、アンダーソン(Anderson)等の
1977年10月17日付の同時系属米国特許出願第
842407号に記載のものを所望に応じて用い得る。
成されている。このリングは好ましくは複数の締
結部材36によつてロータデイスク20に連結さ
れる。リング34の位置は通路38がそれぞれの
冷却液溜め26と整合するように選定される。通
路38は、各溜め26に等しい流量の冷却液が入
るように、捕集流路24全体にわたつて均等に分
布することが好ましい。こうすると、等しい流量
の冷却液が各動翼10に供給される。第1図に明
示のように、動翼10の両側にそれぞれ1個のリ
ング34が配設され各リングは各溜め26の隣接
開口に冷却液を供給する。代替的に、内孔給水配
送系、例えば、アンダーソン(Anderson)等の
1977年10月17日付の同時系属米国特許出願第
842407号に記載のものを所望に応じて用い得る。
各冷却媒体供給路30は冷却流路32の一つと
関連し、その関連冷却流路に溜め26から冷却流
体を供給する。各冷却流体供給路30内には1個
のトラツプシールが、好ましくは、供給路30と
溜め26との間の境界域に形成されている。トラ
ツプシール40の構造は第5〜7図に明示してあ
り、次にその詳細を説明する。ここでは、各シー
ル40が溜め26から冷却流路32への液状冷却
媒体の通過は許すが冷却流路32から溜め26へ
の冷却媒体蒸気の通過は妨げるように働くという
ことに留意すれば十分である。
関連し、その関連冷却流路に溜め26から冷却流
体を供給する。各冷却流体供給路30内には1個
のトラツプシールが、好ましくは、供給路30と
溜め26との間の境界域に形成されている。トラ
ツプシール40の構造は第5〜7図に明示してあ
り、次にその詳細を説明する。ここでは、各シー
ル40が溜め26から冷却流路32への液状冷却
媒体の通過は許すが冷却流路32から溜め26へ
の冷却媒体蒸気の通過は妨げるように働くという
ことに留意すれば十分である。
第3図に明示のように、冷却流路32は冷却流
体供給路30から翼台部16を横切つて翼形部1
8の外周部内に延びている。図示の実施例では、
冷却流路32は銅合金マトリツクス42に形成さ
れており、このマトリツクスは翼形部18の冷却
流路32の周囲で密度が高くなつている。冷却流
路32は翼形部の外皮44の冷却に役立つ。第1
図に明示のごとく、冷却流路32の末端にはマニ
ホルド46が存し、蒸気と水を遠心的に分離す
る。水は動翼から翼端シユラウド噴射口47を通
つて放出される。蒸気は図示のように通路48を
通つて動翼のシヤンク部14へ還流する。
体供給路30から翼台部16を横切つて翼形部1
8の外周部内に延びている。図示の実施例では、
冷却流路32は銅合金マトリツクス42に形成さ
れており、このマトリツクスは翼形部18の冷却
流路32の周囲で密度が高くなつている。冷却流
路32は翼形部の外皮44の冷却に役立つ。第1
図に明示のごとく、冷却流路32の末端にはマニ
ホルド46が存し、蒸気と水を遠心的に分離す
る。水は動翼から翼端シユラウド噴射口47を通
つて放出される。蒸気は図示のように通路48を
通つて動翼のシヤンク部14へ還流する。
次に、第5,6図を参照してトラツプシール4
0の詳細な構造を説明する。第5図に明示のよう
に、各トラツプシール40は筒形挿入体50を含
み、この挿入体は関連する冷却流体供給路30と
同軸的に形成された環状凹みまたは空洞52内に
挿入されている。挿入体50は外径が環状空洞5
2の内径にほぼ等しく、ステイキング
(Staking)のような適当な手段によつて図示の位
置に機械的に固定される。第6図に示すように、
筒形挿入体50はその外周に沿つて形成された複
数の軸方向溝54とその頂部に形成された中央凹
み56とを有する。軸方向溝54と中央凹み56
は環状空洞52内に形成された環状延長体58と
共に、第5図に矢印で示すように溜め26から冷
却流体供給路30へ流れる冷却流体用の複数のS
形通路を画成する。この構造体は’679特許の先
行技術によるトラツプシールを改良したものとな
る。なぜなら、入口(溝54)はトラツプシール
40の出口(冷却流体供給路30)に比較的近接
し得るからである。その結果、単一の動翼内に比
較的多数のトラツプシールを設けることができ、
そして各供給路30にそれ自体のシール40を設
け得る。
0の詳細な構造を説明する。第5図に明示のよう
に、各トラツプシール40は筒形挿入体50を含
み、この挿入体は関連する冷却流体供給路30と
同軸的に形成された環状凹みまたは空洞52内に
挿入されている。挿入体50は外径が環状空洞5
2の内径にほぼ等しく、ステイキング
(Staking)のような適当な手段によつて図示の位
置に機械的に固定される。第6図に示すように、
筒形挿入体50はその外周に沿つて形成された複
数の軸方向溝54とその頂部に形成された中央凹
み56とを有する。軸方向溝54と中央凹み56
は環状空洞52内に形成された環状延長体58と
共に、第5図に矢印で示すように溜め26から冷
却流体供給路30へ流れる冷却流体用の複数のS
形通路を画成する。この構造体は’679特許の先
行技術によるトラツプシールを改良したものとな
る。なぜなら、入口(溝54)はトラツプシール
40の出口(冷却流体供給路30)に比較的近接
し得るからである。その結果、単一の動翼内に比
較的多数のトラツプシールを設けることができ、
そして各供給路30にそれ自体のシール40を設
け得る。
トラツプシール40作用は第7図を参照すれば
最も良く理解し得る。トラツプシール40の上方
(すなわち、冷却流体供給路30内)と下方(す
なわち、溜め26内)の蒸気圧が等しい時、通路
60内の水位は軸方向延長体58の底部62に対
応するレベルにある。冷却流体供給路30内の圧
力が溜め26内の圧力より高くなると、水位はそ
の圧力差に打勝つに十分な距離Hだけ(例えば、
破線64で示すレベルまで)増す。その結果、供
給路30内の冷却媒体蒸気は溜め26に入ること
ができない。
最も良く理解し得る。トラツプシール40の上方
(すなわち、冷却流体供給路30内)と下方(す
なわち、溜め26内)の蒸気圧が等しい時、通路
60内の水位は軸方向延長体58の底部62に対
応するレベルにある。冷却流体供給路30内の圧
力が溜め26内の圧力より高くなると、水位はそ
の圧力差に打勝つに十分な距離Hだけ(例えば、
破線64で示すレベルまで)増す。その結果、供
給路30内の冷却媒体蒸気は溜め26に入ること
ができない。
前述の実施例では、冷却流体供給路30は動翼
10のシヤンク部14に直接形成されている。場
合によつては、シヤンク部14の両側に形成され
た凹みに着座するがそれから離れているような個
別の管を利用することが好ましい。このような実
施例を第8図に示す。図示のように、各冷却流体
供給導管30の一端は、シヤンク部14に形成さ
れた凹み66内にはまり込み、そしてシヤンク部
14に形成された通路68と連通して環状空洞5
2に開口している。代替的に、凹み66は環状空
洞52に通ずるように延在し得、また冷却流体供
給導管30もそれと同様に延在し得る。いずれの
場合も、シヤンク部14内に翼台部16に隣接す
る同様の凹みを形成することによつて導管30の
他端がそれと関連する冷却流路32と連通し得
る。
10のシヤンク部14に直接形成されている。場
合によつては、シヤンク部14の両側に形成され
た凹みに着座するがそれから離れているような個
別の管を利用することが好ましい。このような実
施例を第8図に示す。図示のように、各冷却流体
供給導管30の一端は、シヤンク部14に形成さ
れた凹み66内にはまり込み、そしてシヤンク部
14に形成された通路68と連通して環状空洞5
2に開口している。代替的に、凹み66は環状空
洞52に通ずるように延在し得、また冷却流体供
給導管30もそれと同様に延在し得る。いずれの
場合も、シヤンク部14内に翼台部16に隣接す
る同様の凹みを形成することによつて導管30の
他端がそれと関連する冷却流路32と連通し得
る。
第1図は本発明の改良冷却系の部分斜視図、第
2図は本発明の冷却系によつて冷却され得る型の
ガスタービンにおける複数のタービン動翼の相対
的な配置を示す平面図、第3図は第1図に示した
タービン動翼の上面図、第4図は第1図のタービ
ン動翼の側面図、第5図は第4図の動翼の部分A
の拡大断面図、第6図は本発明のトラツプシール
の一部をなす挿入体の斜視図、第7図は本発明の
トラツプシールの拡大図、第8図は第7図のトラ
ツプシールの変形例の拡大図である。 10…タービン動翼、18…翼形部、20…ロ
ータデイスク、24…冷却液捕集流路、26…冷
却液溜め、30…冷却流体供給路、32…冷却流
路、34…リング、38…通路、40…トラツプ
シール、46…マニホルド、47…翼端シユラウ
ド噴射口、50…筒形挿入体、52…環状凹み、
54…軸方向溝、56…中央凹み、58…延長
体。
2図は本発明の冷却系によつて冷却され得る型の
ガスタービンにおける複数のタービン動翼の相対
的な配置を示す平面図、第3図は第1図に示した
タービン動翼の上面図、第4図は第1図のタービ
ン動翼の側面図、第5図は第4図の動翼の部分A
の拡大断面図、第6図は本発明のトラツプシール
の一部をなす挿入体の斜視図、第7図は本発明の
トラツプシールの拡大図、第8図は第7図のトラ
ツプシールの変形例の拡大図である。 10…タービン動翼、18…翼形部、20…ロ
ータデイスク、24…冷却液捕集流路、26…冷
却液溜め、30…冷却流体供給路、32…冷却流
路、34…リング、38…通路、40…トラツプ
シール、46…マニホルド、47…翼端シユラウ
ド噴射口、50…筒形挿入体、52…環状凹み、
54…軸方向溝、56…中央凹み、58…延長
体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ケーシング内に回転自在に支持された軸に装
着されたタービンデイスクと、このデイスクから
半径方向外方に延在する複数のタービン動翼とを
備え、各タービン動翼は前記デイスクに取付けら
れた翼根部と、この翼根部から翼台部まで半径方
向外方に延在するシヤンク部と、前記翼台部から
半径方向外方に延在する翼形部とを有するような
ガスタービンの冷却系であつて、(a)冷却媒体を前
記翼形部を貫流するように分配するために各動翼
の翼形部に形成された複数の冷却流路と、(b)複数
のトラツプシールを含み、各冷却流路に液状冷却
媒体を供給する手段を有し、各トラツプシール
が、(1)前記動翼に形成された環状凹みと、(2)この
凹み内に配置された筒形挿入体とから成り、この
筒形挿入体が、その外周に沿つて形成された複数
の軸方向溝と、その一端に形成された中央凹みと
を有し、前記軸方向溝と前記中央凹みは、前記環
状凹みと共に、液状冷却媒体を通すがガス状冷却
媒体を通さない複数のS形トラツプシールを画成
するようになつている冷却系。 2 液状冷却媒体を前記冷却流路に供給する前記
手段が、各動翼と関連する複数の冷却媒体導流路
から成り、そしてこれらの冷却媒体導流路がそれ
ぞれ冷却媒体を前記冷却流路に個別に導くように
なつている、特許請求の範囲第1項記載の冷却
系。 3 前記トラツプシールが前記冷却媒体導流路と
同数でありそして1個ずつ各冷却媒体導流路と関
連し、従つて、前記動翼の1個と関連する、特許
請求の範囲第2項記載の冷却系。 4 各トラツプシールの前記環状凹みが該トラツ
プシールと関連する動翼に形成されている、特許
請求の範囲第3項記載の冷却系。 5 前記環状凹みが、概して筒形の部分と、この
筒形部に向かつて延在する中央延長体を有する環
状部分とを有し、そして前記延長体が前記筒形挿
入体の前記中央凹み内に突入している、特許請求
の範囲第1,3,4項のいずれか1項に記載の冷
却系。 6 各冷却媒体導流路がそれと関連するトラツプ
シールの前記環状凹みと同軸である、特許請求の
範囲第4項記載の冷却系。 7 各冷却媒体導流路がそれと関連するトラツプ
シールの前記環状凹みと同軸である、特許請求の
範囲第5項記載の冷却系。 8 液状冷却媒体を前記冷却液導流路に供給する
前記手段が前記タービンデイスクに形成された複
数の冷却液溜めをさらに含み、各トラツプシール
がそれと関連する冷却液導流路と前記溜めの一つ
との間の境界域に配置されている、特許請求の範
囲第4項記載の冷却系。 9 前記液状冷却媒体供給手段がa前記タービン
デイスクに連結されそして360゜の冷却媒体捕集
流路が形成された360゜のリングと、b前記冷却
媒体捕集流路に形成された、前記溜めと同数の通
路とをさらに含み、各通路は前記溜めの対応する
一つに開口して前記冷却媒体捕集流路からの冷却
媒体をその溜めに導くようになつている、特許請
求の範囲第8項記載の冷却系。 10 各通路が前記冷却媒体捕集流路に沿つて等
間隔で形成されている、特許請求の範囲第9項記
載の冷却系。 11 前記冷却流路から出た冷却媒体を捕集する
ように各翼形部に形成されたマニホルドをさらに
含む、特許請求の範囲第9項記載の冷却系。 12 前記マニホルドから冷却媒体を流出させる
ように各動翼に形成された翼端シユラウド噴射口
をさらに含む、特許請求の範囲第11項記載の冷
却系。 13 前記マニホルド内の冷却媒体をそこから排
除し且つ前記動翼の外側に放出するように各動翼
に形成された複数の蒸気戻り流路をさらに含む、
特許請求の範囲第11項記載の冷却系。
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