JPS6237020Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6237020Y2 JPS6237020Y2 JP1982073683U JP7368382U JPS6237020Y2 JP S6237020 Y2 JPS6237020 Y2 JP S6237020Y2 JP 1982073683 U JP1982073683 U JP 1982073683U JP 7368382 U JP7368382 U JP 7368382U JP S6237020 Y2 JPS6237020 Y2 JP S6237020Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- sealing material
- shaft
- furnace
- casing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 claims description 24
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 17
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 7
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 5
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 3
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Sealing Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はたとえば、高炉炉頂におけるムーバブ
ルアーマー、ガスサンプリング、ベル吊ロツドの
如き炉内外に貫通する軸のシール装置に関するも
のである。
ルアーマー、ガスサンプリング、ベル吊ロツドの
如き炉内外に貫通する軸のシール装置に関するも
のである。
高温、高圧でダストの多い場所、たとえば、高
炉に使用される軸の最適なシール装置として、第
1図の如き構成のものが既に提案されている。
今、この構成を説明すると、炉体6に貫通させた
軸1をケーシング3に軸受2にて支持させ、該軸
1とケーシング3との間に、シール材(グランド
パツキン)5と該シール材5の外側にゴムチユー
ブ4をそれぞれ第2図の如くリング状に配置し、
圧力流体源7と上記ゴムチユーブ4とを接続し、
該圧力流体源7からの圧力流体を圧力調整弁8に
より適正な圧力に減圧してゴムチユーブ4内に導
くようにし、軸1の外周に配置されたシール材5
を加圧し、炉内側の高圧流体が大気側へ洩れない
ようにシールするようにしてある。
炉に使用される軸の最適なシール装置として、第
1図の如き構成のものが既に提案されている。
今、この構成を説明すると、炉体6に貫通させた
軸1をケーシング3に軸受2にて支持させ、該軸
1とケーシング3との間に、シール材(グランド
パツキン)5と該シール材5の外側にゴムチユー
ブ4をそれぞれ第2図の如くリング状に配置し、
圧力流体源7と上記ゴムチユーブ4とを接続し、
該圧力流体源7からの圧力流体を圧力調整弁8に
より適正な圧力に減圧してゴムチユーブ4内に導
くようにし、軸1の外周に配置されたシール材5
を加圧し、炉内側の高圧流体が大気側へ洩れない
ようにシールするようにしてある。
上記軸シール装置では、シール効果は高いが、
反面、次のような問題がある。
反面、次のような問題がある。
すなわち、ゴムチユーブ4によりシール材5を
加圧する場合、炉内の圧力が変化しても加圧力を
一定にしているため、炉内の最大圧力を対象とし
てゴムチユーブ4の加圧力を設定している。しか
し、この最大圧力は、非常時の圧力であり、常用
使用圧はかなり低いものである。したがつて、シ
ール材5には常用でも過大な圧力が作用している
ことになるため、シール材5の寿命を短縮させて
いる。
加圧する場合、炉内の圧力が変化しても加圧力を
一定にしているため、炉内の最大圧力を対象とし
てゴムチユーブ4の加圧力を設定している。しか
し、この最大圧力は、非常時の圧力であり、常用
使用圧はかなり低いものである。したがつて、シ
ール材5には常用でも過大な圧力が作用している
ことになるため、シール材5の寿命を短縮させて
いる。
本考案は、上記シール材の寿命延長を図ろうと
するもので、ゴムチユーブに導かれる圧力流体の
圧力を炉内圧によりコントロールさせるようにし
たものである。
するもので、ゴムチユーブに導かれる圧力流体の
圧力を炉内圧によりコントロールさせるようにし
たものである。
以下、図面にもとづき本考案の実施例を説明す
る。
る。
第3図は本考案の装置の一例を示すもので、第
1図及び第2図に示した軸シール装置と同様に軸
1の外周に配置したシール材5の更に外側にゴム
チユーブ4を配置し、該ゴムチユーブ4に、圧力
流体源7から圧力流体を導き、シール材5を加圧
するようにした構成において、炉内圧力を検出す
る圧力センサー9を設けると共に、該圧力センサ
ー9からの信号によりゴムチユーブ4に加えるべ
き適正な圧力に演算するようにした圧力設定器1
0を備え、該圧力設定器10からの信号により圧
力調整弁8を制御させるようにし、更に大気側の
軸部を気密に包むケーシング11を設け、且つ該
ケーシング11内の室12と炉内とを、途中に除
塵器13、冷却器14を有するガス取出管15を
介し連通させ室12内の圧力を大気圧以上に加圧
して、シール材5でシールすべき圧力を低減させ
るようにし、上記室12内の圧力を検出する圧力
センサー16を設け、該圧力センサー16からの
信号も圧力設定器10に入力できるようにして、
圧力センサー9と16からの信号の差圧を基準と
して圧力設定器10で適正な圧力に演算させるよ
うにしたものである。
1図及び第2図に示した軸シール装置と同様に軸
1の外周に配置したシール材5の更に外側にゴム
チユーブ4を配置し、該ゴムチユーブ4に、圧力
流体源7から圧力流体を導き、シール材5を加圧
するようにした構成において、炉内圧力を検出す
る圧力センサー9を設けると共に、該圧力センサ
ー9からの信号によりゴムチユーブ4に加えるべ
き適正な圧力に演算するようにした圧力設定器1
0を備え、該圧力設定器10からの信号により圧
力調整弁8を制御させるようにし、更に大気側の
軸部を気密に包むケーシング11を設け、且つ該
ケーシング11内の室12と炉内とを、途中に除
塵器13、冷却器14を有するガス取出管15を
介し連通させ室12内の圧力を大気圧以上に加圧
して、シール材5でシールすべき圧力を低減させ
るようにし、上記室12内の圧力を検出する圧力
センサー16を設け、該圧力センサー16からの
信号も圧力設定器10に入力できるようにして、
圧力センサー9と16からの信号の差圧を基準と
して圧力設定器10で適正な圧力に演算させるよ
うにしたものである。
尚、第3図中、第1図と同一符号のものは同一
の部材を示す。
の部材を示す。
上記構成としてあるため、本考案では、ケーシ
ング11により軸部を囲むように室12を設けて
炉内と連通させているので、炉内より炉内ガスが
ガス取出管15より取り出され、途中で除塵器1
3により清浄化され、更に冷却器14で冷却され
て室12内に導かれる。この室12に導かれた炉
内ガスによりシール材5に背圧が作用し、シール
材5でシールすべき実際の圧力を低減させること
ができる。室12に導かれたガスは、途中で圧損
があるので、炉内圧より低くなつている。この室
12内の圧力は圧力センサー16により検出され
て圧力設定器10に入力され、炉内圧を常時検出
する圧力センサー9からの信号と上記圧力センサ
ー16からの信号とが圧力設定器10で比較さ
れ、圧力差にもとづいてゴムチユーブ4に加える
べき適正な圧力が演算され、圧力調整弁8により
調整された圧力流体がゴムチユーブ4に導かれる
ことになる。これにより、シール材5を軸1に圧
着させて炉内圧が室12内へ洩れないようにシー
ルすることができる。又、除塵器13のフイルタ
ー目詰りの状態により室12内の圧力は変化する
が、上記のように炉内ガスの圧力との差が検出さ
れるので、常に適正な加圧力を設定することがで
き、過大な圧力が常時シール材5にかかつている
ということがなくなり、シール材5の寿命を延長
させることができる。
ング11により軸部を囲むように室12を設けて
炉内と連通させているので、炉内より炉内ガスが
ガス取出管15より取り出され、途中で除塵器1
3により清浄化され、更に冷却器14で冷却され
て室12内に導かれる。この室12に導かれた炉
内ガスによりシール材5に背圧が作用し、シール
材5でシールすべき実際の圧力を低減させること
ができる。室12に導かれたガスは、途中で圧損
があるので、炉内圧より低くなつている。この室
12内の圧力は圧力センサー16により検出され
て圧力設定器10に入力され、炉内圧を常時検出
する圧力センサー9からの信号と上記圧力センサ
ー16からの信号とが圧力設定器10で比較さ
れ、圧力差にもとづいてゴムチユーブ4に加える
べき適正な圧力が演算され、圧力調整弁8により
調整された圧力流体がゴムチユーブ4に導かれる
ことになる。これにより、シール材5を軸1に圧
着させて炉内圧が室12内へ洩れないようにシー
ルすることができる。又、除塵器13のフイルタ
ー目詰りの状態により室12内の圧力は変化する
が、上記のように炉内ガスの圧力との差が検出さ
れるので、常に適正な加圧力を設定することがで
き、過大な圧力が常時シール材5にかかつている
ということがなくなり、シール材5の寿命を延長
させることができる。
第4図は本考案の装置の別の実施例を示すもの
で、第3図の場合と同様にケーシング11により
室12を設けた構成において、圧力流体源7と室
12とを途中に圧力調整弁17を有する配管で連
通させると共に、該圧力調整弁17を調整するた
めの圧力設定器18を圧力センサー9に接続して
設け、室12内の圧力を圧力設定器18により設
定して圧力流体源7から圧力流体を室12内へ導
き、該室12内の圧力を炉内圧よりも若干高くし
ておくようにしたものである。これにより、前記
実施例と同様に、シール材5でシールすべき実際
の圧力を低減させることができると共に、万一、
シール材5が損傷した場合でもダストを含んだ炉
内ガスが室12内に侵入することを防止すること
ができる。
で、第3図の場合と同様にケーシング11により
室12を設けた構成において、圧力流体源7と室
12とを途中に圧力調整弁17を有する配管で連
通させると共に、該圧力調整弁17を調整するた
めの圧力設定器18を圧力センサー9に接続して
設け、室12内の圧力を圧力設定器18により設
定して圧力流体源7から圧力流体を室12内へ導
き、該室12内の圧力を炉内圧よりも若干高くし
ておくようにしたものである。これにより、前記
実施例と同様に、シール材5でシールすべき実際
の圧力を低減させることができると共に、万一、
シール材5が損傷した場合でもダストを含んだ炉
内ガスが室12内に侵入することを防止すること
ができる。
尚、本考案の軸シール装置は、高炉に適用した
場合を例示したが、高炉以外の圧力流体のシール
部にも適用できるものである。
場合を例示したが、高炉以外の圧力流体のシール
部にも適用できるものである。
以上述べた如く、本考案の軸シール装置によれ
ば、シール材の外側に弾性チユーブを囲繞させた
軸部をケーシングにて気密に包囲し該ケーシング
内を加圧し且つ軸の外周に配置したシール材をシ
ール対象流体の圧力及びケーシング内の圧力に応
じて調整できるようにしてあるため、シール材で
シールすべき実際の圧力を低減できると共に、シ
ール材に常に過大な圧力を作用させておくことが
なくなつてシール材の寿命を延長させることがで
きる。
ば、シール材の外側に弾性チユーブを囲繞させた
軸部をケーシングにて気密に包囲し該ケーシング
内を加圧し且つ軸の外周に配置したシール材をシ
ール対象流体の圧力及びケーシング内の圧力に応
じて調整できるようにしてあるため、シール材で
シールすべき実際の圧力を低減できると共に、シ
ール材に常に過大な圧力を作用させておくことが
なくなつてシール材の寿命を延長させることがで
きる。
第1図は最近考えられている軸シール装置の断
面図、第2図は第1図のA−A断面図、第3図は
本考案の軸シール装置の一例を示す切断側面図、
第4図は本考案の軸シール装置の他の例を示す切
断側面図である。 1……軸、2……軸受、3……ケーシング、4
……ゴムチユーブ、5……シール材、7……圧力
流体源、8……圧力調整弁、9……圧力センサ
ー、10……圧力設定器、11……ケーシング、
12……室、13……除塵器、16……圧力セン
サー、17……圧力調整弁、18……圧力設定
器。
面図、第2図は第1図のA−A断面図、第3図は
本考案の軸シール装置の一例を示す切断側面図、
第4図は本考案の軸シール装置の他の例を示す切
断側面図である。 1……軸、2……軸受、3……ケーシング、4
……ゴムチユーブ、5……シール材、7……圧力
流体源、8……圧力調整弁、9……圧力センサ
ー、10……圧力設定器、11……ケーシング、
12……室、13……除塵器、16……圧力セン
サー、17……圧力調整弁、18……圧力設定
器。
Claims (1)
- 軸の外周部に配置されたシール材の外側に弾性
チユーブを囲繞させ、弾性チユーブに圧力流体を
供給してシール材を加圧するようにした軸シール
装置において、上記シール材の外側に弾性チユー
ブを囲繞させた軸部を気密に包囲するケーシング
と、該ケーシング内を加圧する装置と、シール対
象流体の圧力及びケーシング内の圧力を検出する
装置と、該検出装置からの信号の差圧にもとづき
上記圧力流体の圧力を制御する装置とを備えたこ
とを特徴とする軸シール装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7368382U JPS58175263U (ja) | 1982-05-20 | 1982-05-20 | 軸シ−ル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7368382U JPS58175263U (ja) | 1982-05-20 | 1982-05-20 | 軸シ−ル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58175263U JPS58175263U (ja) | 1983-11-24 |
JPS6237020Y2 true JPS6237020Y2 (ja) | 1987-09-21 |
Family
ID=30083179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7368382U Granted JPS58175263U (ja) | 1982-05-20 | 1982-05-20 | 軸シ−ル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58175263U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5036287A (ja) * | 1973-08-07 | 1975-04-05 |
-
1982
- 1982-05-20 JP JP7368382U patent/JPS58175263U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5036287A (ja) * | 1973-08-07 | 1975-04-05 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58175263U (ja) | 1983-11-24 |
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