JPS6236224Y2 - - Google Patents

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JPS6236224Y2
JPS6236224Y2 JP19974382U JP19974382U JPS6236224Y2 JP S6236224 Y2 JPS6236224 Y2 JP S6236224Y2 JP 19974382 U JP19974382 U JP 19974382U JP 19974382 U JP19974382 U JP 19974382U JP S6236224 Y2 JPS6236224 Y2 JP S6236224Y2
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discharge gap
contact
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electrode
press
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は過電圧が発生したときにソケツトに
接続された電子回路を保護するためにその過電圧
をアースに落すための放電空隙を内蔵する陰極線
管ソケツトに関する。
この種の放電空隙を内蔵した陰極線管ソケツト
においては、例えば実公昭57−22714号「陰極線
管ソケツト」公報に示すように、陰極線管ソケツ
ト内のコンタクトと対応した各放電空隙の一方の
電極を接地導体に一体的に連結し、かつ放電空隙
を形成する各一対の電極をそれぞれ絶縁材の空隙
保持片で各別に保持していた状態を作り、この複
数の放電空隙素子が接地導体で連結された状態で
ソケツト本体内に組込んでいた。このようにする
ことにより放電開始電圧が規定のものを容易に作
ることができ、優れた効果を示している。
しかし一つの陰極線管ソケツト内において、例
えばヒータ用コンタクトに対する放電空隙は放電
開始電圧が一般に他のコンタクトのそれよりも比
較的低い値に設定されており、かつ陰極線管によ
つてヒータ用コンタクトとその他の陰極線管の端
子ピン用コンタクトとの配置関係が異なつてお
り、従つてその陰極線管の端子ピンの配置関係に
対応してコンタクトに接続される。放電空隙素子
の放電開始電圧を異ならす必要があり、更に使用
する陰極線管によつて同一のコンタクトでも、そ
の放電開始電圧を異ならす場合もある。このため
1つのソケツト内の放電空隙素子を一連のものと
して作る場合は、使用する陰極線管に対応してそ
のソケツト内の放電空隙素子の配置位置や放電開
始電圧が異なる各種の組合せのものをそれぞれ
別々に作る必要があり、放電空隙素子の連結体と
して多くの種類を用意する必要があつた。更に、
その種類によつて空隙保持片をモールドするため
の金型や、空隙電極と接地導体とを一体としたも
のを金属板の打抜き加工により作る場合の金型も
それぞれ異なるものを用意する必要があり、それ
だけ生産価格が上昇する。
また、接地導体と放電空隙電極とを一枚の金属
板の打抜き加工により作つているため、金属板の
うち無駄になつている部分がかなりあり、材料コ
ストが高くなる欠点もあつた。また放電空隙電極
の端子とコンタクトとの接続を半田付けにより行
つており、その半田付けは比較的煩雑な作業とな
る欠点があつた。
この考案は接地導体と放電空隙とを別体に作
り、その放電空隙は絶縁材の空隙保持片により保
持した一対の電極により構成し、その一方の電極
を接地導体に圧入手段により接続し、また他方の
電極をコンタクトに対して圧入手段により接続す
る。このように放電空隙素子と接地導体とを別個
に作ることにより放電空隙素子の配列順番や放電
開始電圧の自由度が大きくなり、しかも空隙保持
片や接地導体などを作るための金型は同一のもの
を使用することができ、更に半田付けではなく、
圧入手段により接続するため、接続作業が簡単で
安価に作ることができる。
次にこの考案による陰極線管ソケツトの実施例
を図面を参照して説明しよう。第1図乃至第3図
に示すようにソケツト本体11は相手陰極線管の
端子ピンが挿脱される側、即ち前側面の本体12
と、その前面側本体12の背面に対接された背面
側本体13とに分割して作られた場合である。ま
た本体11は軸が短かい円柱状部、即ち厚いデイ
スク状部とその一側部に設けられた高圧部14と
より成り、円柱状部の中心部にはその前面側に中
心孔15が形成されており、その中心孔15を中
心とした円上に等間隔で複数のコンタクト収容孔
16が前面側本体12にそれぞれ形成されてい
る。
各コンタクト収容部16にはそれぞれコンタク
ト本体17が収容され、コンタクト本体17は例
えば筒状をしており、その背面側より一体に中心
孔15に対して外側にコンタクト中間部18が延
長され、その中間部18の延長端は背面側に折り
曲げられて端子19とされている。コンタクト本
体17、中間部18及び端子19はコンタクト2
0を構成している。中間部18は前面側本体12
と背面側本体13とによつて挾まれて保持されて
いる。コンタクト端子19は背面側本体13の外
周面に沿つて後方に延長されている。
コンタクト収容部16の配列円の外側において
同心的に円弧状の放電空隙収容部21が前面側本
体12の背前に形成されている。この放電空隙収
容部21内に、コンタクト17と対応して放電空
隙素子22が収容される。
放電空隙素子22は第2図及び第4図に示すよ
うに短冊状電極23,24の各一端が近接対向し
て放電空隙を構成し、この放電空隙を形成した状
態において絶縁材の空隙保持片25により電極2
3,24が保持されている。同一の所定の放電開
始電圧となる放電空隙の複数個を、一枚の金属板
より先の実用新案公報で示したような打抜きによ
り形成し、その放電空隙を保持した状態でモール
ドにより空隙保持片25を電極と一体に形成し、
各放電空隙素子22を切離せば所用の放電開始電
圧を持つた放電空隙素子22を複数個多量生産す
ることが容易である。空隙保持片25は図示のよ
うに枠状に構成する場合に限らず、例えばコ字状
のものでもよく、また一対の電極のみならず、例
えば二つ三つ程度は同時に一つの空隙保持片で保
持させてもよい。
放電空隙素子22は第2図の実施例では電極2
3,24の配列方向とソケツト本体の軸、つまり
相手陰極線管の端子ピンの挿脱方向と平行とされ
て放電空隙収容部21内に収容される。その収容
前に放電空隙素子22は接地導体26に接続され
る。接地導体26は例えば収容部21と同様の円
弧状に金属板により形成し、接地導体26の板面
は収容部21の底面と対向し、つまり電極23,
24の配列方向と直角方向とされる。接地導体2
6に対して各放電空隙素子22の一方の電極23
が圧入手段により接続される。即ち接地導体26
にスリツト状挿通孔としてのスリツト27が形成
され、スリツト27に電極23が圧入される。こ
の場合その圧入を容易にし、かつ電気接触を確実
にするため電極23の端部を第5図Aに示すよう
に先細として、両側部がスリツト27に圧入され
るようにし、或は第5図Bに示すように電極23
の先端部を先細にすると共に割り28を形成して
弾性をもたせるようにすることもできる。
放電空隙素子22の他方の電極24も対応する
コンタクト20に対して圧入手段により接続す
る。即ち第2図及び第4図に示すようにコンタク
ト中間部18を多少幅広く形成し、その中間部1
8に電極接続孔29を形成する。電極接続孔29
はコンタクト中間部18の延長方向に長く形成さ
れ、その幅方向と電極24の幅方向とが一致する
ように圧入して互に接続する。この場合の圧入を
容易にするため電極24の端部を第5図A又はB
のような形状にしておくことができる。
第4図に示したように接地導体26に対して放
電空隙素子22の電極23を圧入により、それぞ
れ各コンタクトと対応して必要な放電開始電圧の
ものを接続し、その状態でこれら放電空隙素子2
2及び接地導体26を第2図の放電空隙収容部2
1内に挿入配置し、その後コンタクト本体17を
コンタクト収容部16に収容すると共に、コンタ
クト中間部18と電極24とを圧入手段により接
続する。或はコンタクト中間部18と電極24を
圧入手段により接続した後に、コンタクト本体1
7、放電空隙素子22を本体12内に収容しても
よい。その後背面側本体13を前面側本体12の
背面に配置して互に連結する。
この連結は例えば熱加締により行う。
上述においては放電空隙素子22の電極23,
24の配列方向と本体11の軸心とを平行に配置
したが、これらを互に直角方向とすることもでき
る。即ち例えば第7図及び第8図に対応する部分
に同一符号を付けて示すように、この例において
は放電空隙収容部21は浅い円弧凹部として形成
されており、この放電空隙収容部21内に放電空
隙素子22が、電極23,24の配列方向と本体
11の軸心とが互に直角な関係になるように、つ
まり複数の放電空隙素子22が全体として放射状
に配されている。この場合電極23は例えば電極
24に対して外側に位置し、電極23は保持片2
5より突出した側において第7図では本体11の
前方側に折り曲げられ、その折り曲げ端部が接地
導体26に対して圧入接続される。また電極24
はコンタクト収容部16側において後方に折り曲
げられ、その折り曲げ端部がコンタクト中間部1
8に圧入接続される。
電極配列方向と、コンタクト中間部18の板面
と、接地導体26の板面との関係は先に示した二
つの例に限らず、例えば第9図Aに示すように電
極配列方向を軸心に対して平行とし、かつ接地導
体26の板面も軸心に対して平行とし、電極23
を折り曲げて接地導体26に圧入接続する。或は
コンタクト中間部18と電極配列方向とが第8図
に示した場合と同様に互に平行にし、接地導体2
6をこれらと直角にして、つまり第9図Bに示し
たように設けることもできる。
接地導体26に対する電極23の圧入は先に示
したようにスリツトを接地導体26に形成してこ
れに圧入する場合に限らず、例えば第10図に示
すようにスリツト状挿通孔として一対の平行した
切込みを形成し、その切込み間の部分を板面より
押し出して連結部31を形成し、その連結部31
と接地導体26の板面との間に電極23の端部を
圧入するようにしてもよい。このような圧入接続
を第10図に示したように電極配列方向に対して
接地導体26の板面を直角方向とする場合に限ら
ず、電極配列方向と接地導体26の板面を平行と
する場合にもこの考案は適用することができる。
更に上述においては放電空隙素子22を本体1
1内に収容してその収容部21を背面側本体13
により塞いだが、外部より放電空隙素子22を本
体11の放電空隙収容部21内に収容するように
してもよい。例えば第11図及び第12図に示す
ように前面側本体12の前面側に放電空隙収容部
21を形成し、これに対して、例えば第4図に示
したように組立てた放電空隙素子22と接地導体
26との連結体を収容し、放電空隙収容部21の
背面側に形成された孔を通じてコンタクト中間部
18に対して電極23を圧入接続するようにして
もよい。放電空隙素子22が脱落しないようにそ
の前面側に本体11と一体に形成された押え片3
2において放電空隙素子22を押えるようにする
ことができる。更に上述においては放電空隙素子
22をコンタクト中間部18に対して前面側に配
置したが、例えば第13図に示したようにコンタ
クト中間部18に対して放電空隙素子22を背面
側に位置させてもよい。
以上述べたようにこの考案による陰極線管ソケ
ツトによれば接地導体26と放電空隙素子22と
を別体に作つてこれを接続するようにしたため、
その放電空隙素子の配列順番が異なり、つまり放
電開始電圧の複数種類のものが用いられる場合、
その配列順番が異なる場合においてもわざわざ別
個の金型で、別の部品としてそれぞれを作る必要
がなく単に同一部品として作つたものを配列を組
替えて接続すればよく、それだけ配列の自由度が
増加する。更にその放電空隙開始電圧が一部異な
る場合においても放電開始電圧の各種の放電空隙
素子を用意しておき、それらを選択して用いて接
地導体に接続すればよく、この点においてもこの
配列と放電開始電圧との組合せにより多くの種類
のものが生じるが、そのためにそれぞれに対応し
た金型を用意する必要がなく、かつ用意する部品
数も少なく全体として安価に作ることができる。
つまり放電空隙素子の配列の自由度や開始電圧の
組合せの自由度が大きくなる。
しかもこのように別体に構成しているが、放電
空隙素子の電極と接地導体やコンタクトとの接続
は圧入手段によつて行うため半田付で行う場合よ
りもその接続作業が簡単である。更に接地導体2
6に対して放電空隙素子の電極配列を平行とする
場合に、これら接地導体と放電空隙素子とを同一
面ではなく、その形成面を互にずらし、接地導体
との接続用電極23を電極配列面に対して直角に
折り曲げることによつてソケツトとしての半径方
向の大きさを小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による陰極線管ソケツトの一
例を示す平面図、第2図は第1図の縦断面図、第
3図は第1図の底面図、第4図は放電空隙素子2
2と接地導体26との分解斜視図、第5図は放電
空隙素子22と接地導体26とコンタクト中間部
18との接続状態を示す図、第6図は電極の接地
導体への接続端部例を示す図、第7図はこの考案
による陰極線管ソケツトの他の例における第2図
と対応した断面図、第8図はその放電空隙素子コ
ンタクト及び接地導体の接続状態を示す図、第9
図は放電空隙素子、接地導体、コンタクトの各種
配置関係例を示す図、第10図は放電空隙素子、
接地導体に対する圧入接続の他の例を示す斜視
図、第11図はこの考案による陰極線管ソケツト
の更に他の例の分解斜視図、第12図は第11図
の陰極線管ソケツトの一部断面図、第13図はコ
ンタクトと放電空隙素子と接地導体の他の関係例
を示す図である。 11:ソケツト本体、12:前面側本体、1
3:背面側本体、16:コンタクト収容部、1
7:コンタクト本体、18:コンタクト中間部、
19:コンタクト端子、20:コンタクト、2
1:放電空隙素子収容部、22:放電空隙素子、
23,24:電極、25:空隙保持片、26:接
地導体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ソケツト本体に複数のコンタクト収容孔が一円
    上に配列形成され、 その収容孔内にコンタクト本体がそれぞれ背面
    より挿入収容され、 そのコンタクト本体の後端より上記ソケツト本
    体の背面に沿つて放射方向に外側に板状のコンタ
    クト中間部が一体に延長され、 これらコンタクト中間部に電極接続孔がそれぞ
    れ形成され、 上記コンタクト中間部と対応して上記コンタク
    ト収容孔の配列円の外側において放電空隙素子が
    それぞれ配され、 その放電空隙素子の一方の板状電極の端部は対
    応するコンタクト中間部の電極接続孔に圧入さ
    れ、 その板状電極とコンタクト中間部の各幅方向は
    ほぼ一致され、 上記放電空隙素子の配列円と近接して同心的に
    弯曲された板状接地導体が配され、 その接地導体には上記各放電空隙素子と対応し
    てスリツト状挿通孔が形成され、 これらスリツト状挿通孔に対応する放電空隙素
    子の他方の電極の端部が圧入されてなる陰極線管
    ソケツト。
JP19974382U 1982-12-28 1982-12-28 陰極線管ソケツト Granted JPS59104490U (ja)

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JPS59104490U JPS59104490U (ja) 1984-07-13
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