JPS6235049A - 小型船舶のエンジン - Google Patents

小型船舶のエンジン

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JPS6235049A
JPS6235049A JP60173853A JP17385385A JPS6235049A JP S6235049 A JPS6235049 A JP S6235049A JP 60173853 A JP60173853 A JP 60173853A JP 17385385 A JP17385385 A JP 17385385A JP S6235049 A JPS6235049 A JP S6235049A
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JP
Japan
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cylinder
carburetor
engine
distance
air supply
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JP60173853A
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Ryoichi Nakase
中瀬 良一
Masayoshi Nanami
正善 名波
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Yamaha Marine Co Ltd
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Sanshin Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) ジェット推進のレジャーボート等特に船体を小型に製作
される小型船舶の複数気筒を有するエンジンに関する。
(従来の技術) 従来の小型船舶の複数気筒を有するエンジンは、複数気
筒よりなるシリンダユニットと、複数気筒それぞれに新
気を供給する気化器と、シリンダの下部において船舶の
前後方向に配置したクランク軸とを有するとともに、小
型軽量で性能を確保するため2サイクルエンジンとされ
ていた。そして、気化器はシリンダユニットの側面の中
央部に配置されることによって、各気筒に設けられた給
気取り入れ口と前記気化器の間の各気筒ごとの給気経路
の管路抵抗を、互いにほぼ等しくし、新気が各気筒にな
るべく均等に供給されるように配慮されていた。
(発明が解決しようとする問題点) 小型船舶においては、他のスペースを確保するため、エ
ンジン室を小さくしている。
そして、複数の気筒を船体の前後方向に配置し、エンジ
ンの横幅を小さくすることにより、船舶の横断面積を小
さくし、船体抵抗を軽減し、性能を上げるようにしてい
る。
しかし、上記のように、複数気筒の中央部に気化器を配
置すると、各気筒への新気の分配が平均化するメリット
があるが、シリンダユニットの側面が気化器によって前
後に分断された形となり、該側面を有効に利用すること
ができない。つまりその分エンジンの占めるスペースが
余計必要になることとなり、他のスペースを確保しにく
い問題があった。
(問題点を解決するための手段) 上記問題を解決するため小型船舶の複数気筒を有するエ
ンジンを、複数気筒よりなるシリンダブロックと、複数
気筒それぞれに新気を供給する気化器と、シリンダの下
部において船舶の前後方向に配置したクランク軸とを有
するとともに、各気筒に設けられた給気取り入れ口と前
記気化器の間の各気筒ごとの給気経路の管路抵抗を、互
いにほぼ等しくした2サイクルエンジン形式の、複数気
筒を有する小型船舶のエンジンにおいて、気化器の位置
をシリンダユニットの側面において中央を避けて配置し
たことを特徴とする小型船舶の複数気筒を有するエンジ
ン、とした。
(作   用) シリンダブロックの側面において、気化器の配置されな
い広いスペースが確保される。
(実 施 例) 第1図は本発明のエンジンが搭載された水噴射式小型レ
ジャー船の要部横断面図である。
船体11の後方下部に水噴射ユニット12が設置されて
いる。一方、船体11の中程部寄りに、2気筒のエンジ
ン13が搭載されている。
水噴射ユニット12は、インペラ14、プロペラ軸15
及び操舵ノズル16を有する。エンジン13とプロペラ
軸15の間にはカップリング17が配置され、捩じり振
動を軽減しつつエンジン13の動力をプロペラ軸15に
伝達する。インペラ14がプロペラ軸15により駆動さ
れ水を後方に噴射する。この噴流を、ハンドル装置18
を回動させ、ハンドル装置18と連結された操舵ノズル
16を偏向させて、自由な方向に航行可能としている。
エンジン13は主に、シリンダブロック19、シリンダ
ブロック19の上部に配置されるシリンダヘッド20、
シリンダブロック19の下部に配置されるクランクケー
ス21、シリンダヘッド20上方に配置される排気膨張
室22、シリンダブロック19と排気膨張室22を結ぶ
第1排気通路23により構成される。
排気膨張室22を形成する排気ケーシング24には、第
2排気通路25を形成するゴム管26が脱着可能に接続
され、図示しない排気出口より、船外に排気が排出され
る。
なお、シリンダ19、シリンダヘッド20及びクランク
ケース21は、一つのシリンダユニット27を構成する
クランクケース21には吸気マニマールド28が、吸気
マユマールド28には気化器29がそれぞれ配置される
。気化器29は後方側の気筒の側方に配置されており、
その前方は大きな空間30を形成している。この大きな
空間30には、燃料フィルター31と始動電動機の動力
線の開閉制御をするリレー32を配置した。
クランクケース21にはさらに、防振ダンパー33が配
設され、エンジン13の振動を船体11に伝えないよう
に、エンジン13を船体11に保持可能としている。
シリンダヘッド20には点火プラグ34が各気筒ごとに
一個づつ脱着可能に配設されている。
船体11前部には燃料タンク35が配置されている。燃
料タンク35上方の船体11に燃料注入口36が設けら
れ、燃料を燃料タンク35に注入可能としている。さら
に燃料は、前記燃料フィルター31及び第2図にて示す
燃料ポンプ37を経て、気化器29に送られる。
第2図は、第1図のn−n線に沿って矢印方向に見たエ
ンジン13の要部断面図である。
38はピストン、39はコンロッド、40はクランク軸
、41は掃気通路、42は排気孔、43はシリンダ19
に形成された排気出口である。44は、複数の気筒の排
気孔42を連結するとともに、排気を排気出口43に導
くべく、シリンダ19に形成された排気通路である。な
お、排気出口43と排気膨張室22は、第1排気通路2
3によって連通される。
クランク軸40はクランクユニット27の下部において
前後方向に配置されている。
船体の左舷側にはフライホイール45、始動電動機46
が配置され、船体の右舷側に確保された大きな空間30
には、既述した通り燃料フィルター31と始動電動機の
動力線の開閉制御をするリレー32を配置した。
図中、llaは船底、llbは船舷であり、船腹の幅W
を狭くし、船体の横断面積を減らし、推進性能を上げる
ようにしている。
第3図は、第2図のI[[−I線に沿って矢印方向に見
たエンジン13の要部断面図である。
47aはクランクケースに形成された第1気筒側のクラ
ンク室への給気取り入れ口である。47bは第2気筒側
のクランク室への給気取り入れ口である。
気化器29は二つの気筒の中央を避け、第1気筒の側方
に配置されている。気化器29より第1気筒側の給気取
り入れ口47aの間の距離L1は、気化器29より第2
気筒側の給気取り入れ口47゜bの間の距離L2より短
い。そして、気化器29より第1気筒側の給気取り入れ
口47aの間に形成される給気経路48aの長さは、距
離L1より長い。この程度は、気化器29より第2気筒
側の給気取り入れ口47bの間に形成される給気経路4
8bの長さが、距離L2より長い割合より著しい。
図中49はリードバルブ、50はバルブケーシング、5
1はバルブストッパー、52は、リードバルブ49、バ
ルブストッパー51をバルブケーシング50に固定する
ネジである。53は気化器29のスロットルバルブであ
る。
第4図は第2の実施例を示すエンジン13の要部断面図
である。
これが第1の実施例と異なるのは、給気経路の長さが第
1気筒と第2気筒の間で大きな差があることと、第1気
筒の給気経路48aの断面積S1が、第2気筒の給気経
路47bの断面積S2より小さい点である。
第1の実施例も第2の実施例もともに、各気筒に設けら
れた給気取り入れ口と前記気化器の間の各気筒ごとの給
気経路の管路抵抗を、互いにほぼ等しくし、新気が各気
筒になるべく均等に供給されるように配慮されている。
第5図は第3の実施例を示すエンジン13の要部正面図
である。
この実施例においては、船体の右舷側に確保さ。
れた大きな空間30に、エンジン13に配設された燃料
フィルターを兼ねる燃料中の水分除去装置54が配置さ
れている。
上記実施例においては、船底近くに気化器29を配置せ
ず、シリンダユニットの側面上下方向における中央部以
上の位置において、且つ前後方向における中央部を避け
た位置に気化器29を配置しているので、シリンダユニ
ットの側面を有効に活用できるのみでなく、船底に溜る
ビルジが跳ねあがって、気化器29より進入することも
、起きにくい。
(発明の効果) 小型船舶の複数気筒を有するエンジンの各気筒に設けら
れた給気取り入れ口と気化器の間の各気筒ごとの給気経
路の管路抵抗を、互いにほぼ等しくし、新気が各気筒に
なるべく均等に供給されるように配慮されるとともに、
2サイクルエンジンとされ小型軽量で性能を確保可能で
ある。
その上で、気化器の位置をシリンダユニットの側面にお
いて中央をさけて配置したので、シリンダユニットの側
面が気化器によって前後に分断されることがなくなり、
該側面を有効に利用することができる。
つまりその分エンジンの占めるスペースをコンパクトに
することができ、例えばその分エンジンの横幅を小さく
することにより、船舶の横断面積を小さくし、船体抵抗
を軽減し、性能を上げることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のエンジンが搭載された水噴射式小型レ
ジャー船の要部横断面図である。 第2図は、第1図の■−■線に沿って矢印方向に見たエ
ンジン13の要部断面図である。 第3図は、第2図のDI−I線に沿って矢印方向に見た
エンジン13の要部断面図である。 第4図は第2の実施例を示すエンジン13の要部断面図
である。 第5図は第3の実施例を示すエンジン13の要部正面図
である。 船体・・・・・・11  リレー・・・・・32船底・
・・・・・Ila  船腹の幅・・・・・W船舷・・・
・・・llb  クランク軸・・・40エンジン・・・
・13  給気取り入れ口・46シリンダ      
  第1気筒側のブロック・・19  給気取り入れ口
・46aシリンダヘツド・20  距離・・・・・・L
1クランクケース・21  第2気筒側のシリンダ  
      給気取り入れ口・46bユニツト・・27
  距離・・・・・・L2吸気          給
気経路47aのマニマールド・28   1tlr面!
・・・・s1気化器・・・・・29  給気経路46b
の大きな空間・・・30   断面積・・・・S2燃料
フイルター・31  水分除去装置・・54特許出願人
   三信工業株式会社 第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数気筒よりなるシリンダユニットと、複数気筒
    それぞれに新気を供給する気化器と、船舶の前後方向に
    配置したクランク軸とを有するとともに、各気筒に設け
    られた給気取り入れ口と前記気化器の間の各気筒ごとの
    給気経路の管路抵抗を、互いにほぼ等しくした2サイク
    ルエンジン形式の、複数気筒を有する小型船舶のエンジ
    ンにおいて、気化器の位置をシリンダユニットの側面に
    おいて中央を避けて配置したことを特徴とする小型船舶
    の複数気筒を有するエンジン。
  2. (2)前記気化器と前記給気取り入れ口までの距離の、
    近い気筒程給気経路の経路長さを、前記距離より一層大
    となしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の小型船舶の複数気筒を有するエンジン。
  3. (3)前記気化器と前記給気取り入れ口までの距離の近
    い気筒程、給気経路の経路断面積をよりー層小となした
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の小型船
    舶の複数気筒を有するエンジン。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5321197A (en) * 1976-08-10 1978-02-27 Mitsubishi Chem Ind Ltd S-triazoro 3,4-a tetrahydrophthalazines
JPS5726017A (en) * 1980-07-21 1982-02-12 Honda Motor Co Ltd Carburetor device for autobicycle
JPS5732249U (ja) * 1980-07-31 1982-02-19
JPS59115833U (ja) * 1983-01-26 1984-08-04 川崎重工業株式会社 小形舟艇のオ−バラン防止装置

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