JPS6234A - 鳥類および家畜の生殖機能を高め、かつそれらの繁殖に適した精子を形成させる方法 - Google Patents
鳥類および家畜の生殖機能を高め、かつそれらの繁殖に適した精子を形成させる方法Info
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- JPS6234A JPS6234A JP61086930A JP8693086A JPS6234A JP S6234 A JPS6234 A JP S6234A JP 61086930 A JP61086930 A JP 61086930A JP 8693086 A JP8693086 A JP 8693086A JP S6234 A JPS6234 A JP S6234A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、鳥類および家畜の生殖機能を高め、かつそれ
らの繁殖に適した精子を形成させる方法に関する。 本発明による方法により、雄の鳥類および家畜。 特に、七面鳥、鵞鳥、牛および兎の生殖機能と精子形成
を恒常的に高めることができる。 〔従来の技術〕 最初、豚から分離された性腺刺戟ホルモン放出ホルモン
(以下、GnRHと略記する)は、その後、他の動物(
人間、猿、牛、羊、馬、ネズミ、ハムスターなど)から
得られるGnRHと同じ構造を有することが証明されて
いる。 GnRHは、神経の刺激作用で視床下部に形成され、血
液の流れによって下垂体へ達し、そこから、性腺刺激ホ
ルモン
らの繁殖に適した精子を形成させる方法に関する。 本発明による方法により、雄の鳥類および家畜。 特に、七面鳥、鵞鳥、牛および兎の生殖機能と精子形成
を恒常的に高めることができる。 〔従来の技術〕 最初、豚から分離された性腺刺戟ホルモン放出ホルモン
(以下、GnRHと略記する)は、その後、他の動物(
人間、猿、牛、羊、馬、ネズミ、ハムスターなど)から
得られるGnRHと同じ構造を有することが証明されて
いる。 GnRHは、神経の刺激作用で視床下部に形成され、血
液の流れによって下垂体へ達し、そこから、性腺刺激ホ
ルモン
【黄体形成ホルモン(LHと略す)および卵胞刺
激ホルモン(FSHと略す)】を放出させる。 生殖は、性腺刺激ホルモンによって直接制御されるか、
その他のホルモン、例えばテストステロンの放出によっ
て制御される。 6および10の位置で置換が行なわれている誘導体であ
る哺乳動物のGnRHの構造的類似体は、生のホルモン
に比較して、持続期間を更に長くしうる亢進効果を有し
ている6 GnRHの内分泌作用を1次に挙げる雄の鳥類について
行なった研究報告がある。 雄鶏について、
激ホルモン(FSHと略す)】を放出させる。 生殖は、性腺刺激ホルモンによって直接制御されるか、
その他のホルモン、例えばテストステロンの放出によっ
て制御される。 6および10の位置で置換が行なわれている誘導体であ
る哺乳動物のGnRHの構造的類似体は、生のホルモン
に比較して、持続期間を更に長くしうる亢進効果を有し
ている6 GnRHの内分泌作用を1次に挙げる雄の鳥類について
行なった研究報告がある。 雄鶏について、
【ファー(Furr)等、ジャーナル・
エンドクリノロジー(J、 Endocrinolog
y) 59.495ページ、(1973年);ダンス(
Dange)等、ポウルトリイ・サイエンス(Poul
try 5cience) 56.2016ページ、
(1977年);ベトヘシュ(Pathas)等、アツ
ダフイシイオロギツア・ハンガジー(ActaPhys
iologica Hung、)56,281ページ、
(1980年)】、ホロホロ鳥について、
エンドクリノロジー(J、 Endocrinolog
y) 59.495ページ、(1973年);ダンス(
Dange)等、ポウルトリイ・サイエンス(Poul
try 5cience) 56.2016ページ、
(1977年);ベトヘシュ(Pathas)等、アツ
ダフイシイオロギツア・ハンガジー(ActaPhys
iologica Hung、)56,281ページ、
(1980年)】、ホロホロ鳥について、
【マシイス(
Mathis)等、前記ポウルトリイ・サイエンス62
.715ページ、(1983年)】、カモ・アヒル類の
雄鳥について
Mathis)等、前記ポウルトリイ・サイエンス62
.715ページ、(1983年)】、カモ・アヒル類の
雄鳥について
【ぺ一ツエリイ(Peczely)等、ゼ
ネラル・コンパラティヴ・エンドクリノロジー(Gen
eral ComparativeE ndocrin
ology) 57,293ページ、(1985年)】
、ならびにキアオジについて【ウィングフィールド(V
ingfield)等、バイオロジカル・リプロダクシ
ョン(Biological Reproductio
n) 21.801ページ(1979)]である。 これらの文献に記載されている実験例によると、雄の鳥
類の場合、アゴニスト作用を有するGnRHとかその類
似体によって、強いLH放出が誘発されたことが報告さ
れている。この効果は、投与から5分乃至20分目に最
大に達し、その後は、60分乃至120分目に最大に達
した。 血漿のテストステロン濃度も、GnRHによって高くな
った。しかし、文献には、精子生成量における増加に関
するデータは報告されていない。 大規模に支配が行なわれた幾種類かの鳥類および有用な
家畜(例えば、牛、兎、七面鳥、アヒルなど)のうち大
部分のものは、雄から取り出した精子を、性質により区
分けし、この有用な試料を、特定の精子希釈液で薄め、
次に、このようにして得られた希釈精子液を用い、雌に
人工受精を行なって増殖させている。 この方法による効率は、異常なほど、精子の性質(固有
運動性、生存能力、保存性など)によって左右される。 大規模な形で使用される方法には、授精材料を無制限的
に利用できることが必要であるのに対して、優れた性質
を備えた精子を提供でき、授精に使える雄は、極めて少
ないと言わざるを得ない。 〔発明の目的〕 本発明の目的は、雄の鳥類および家畜の生殖機能と精子
生成を高めることができる方法を提供することである。 〔発明の要約〕 前記目的、即ち、雄の鳥類および家畜の生殖機能と精子
形成は、一般式 %式%() (式中、xlは、グリシル基、天然若しくは合成のアミ
ノ酸またはD配置のアミノ酸誘導体、L配置の−Asp
−Q基(ここで、Qは、アスパルチル基のα−カルボニ
ル成分に付加され、かつ、C1〜4のアルキルアミド基
、アリルアミド基、01〜4のアルコキシ基、またはベ
ンジルオキシ基を表おす。)を表わし、かつ、x4は、
グリシルアミド基、または01〜4のアルキルアミド基
を表わす、) で示される化合物を用いることにより、恒久的に昂揚さ
れ達成できる。 一般式(1)で示される化合物は、それ自体公知の方法
によってつくられる(スイス国特許第603,559号
、西ドイツ国特許第2,438,350号、ハンガジー
国特許出願番号第1062/83号の各明細書参照)。 従って、本発明は、鳥類および家畜の生殖機能を高める
方法に関するとともに、それらの繁殖に適した精子を形
成する方法に関する。 本発明による方法は、連続する処置との間に、少なくと
も30時間、多くて72時間、好ましくは、36乃至4
2時間の休止期間を設け、少なくとも2回。 多くて4回、好ましくは3回、体重1kgに対して。 0.1乃至5μg、好ましくは、O,S乃至1.0μg
の一般式(r)で示される化合物を用い、性的に成熟し
た鳥類若しくは家畜を処理することからなっている。 本発明による方法は、自然光条件の下とか、生産技術に
適合した人工光の下で維持生育される雄の鳥類および家
畜を処理するのに好適である。 GnRH類似化合物を、筋肉内注射か、皮下注射。 または血管的注射により投与する。精子の形成が。 盛んになり、かつこの処理の結果、性的衝動は、最初の
注射時から数えて5乃至20日以内に、30乃至120
%も活溌になる。 いくつかの動物の場合(例えば、七面鳥の場合)、処理
の結果、精子の性質を変えることなく、精子の量だけが
増大しており、また、他の動物の場合(例えば、鵞鳥の
場合)、精子の量が増えた以外に。 精子の性質までも改良されている。 時間がたつと、上記の処理によって亢進された生殖機能
と精子量の増大傾向は、下降を辿り、激減することもあ
る。このような場合には、処理を繰り返す、処置間隔は
、30乃至50日の範囲とするのがよい、この期間内で
あれば、漸減して行く精子生成が正常値よりも高い2番
目の状態を維持できるからである。 例えば、七面鳥、兎、牛のように、授精の手順がよく研
究されている動物の場合、性的産生物は、マツサージと
か他の方法を使って集めなければならない。授精方法が
使用できないような動物の場合、処理の効率性は、高い
支配性向(高い性的衝動)に見られる外観で判断される
か、高い授精能力で判断される。 表1は、一般式(1)で示される化合物の投与量と、処
理動物の血漿中のテストステロン濃度との関係を、雄鶏
の場合について示したものである。 糞−一よ 雄鶏に対するD−Phe“−GnRH類似体の投与量が
、血漿中テストステロン濃度(ng/* Q )に与え
る効果0.05 10 !、4(0,7)
1.7(1,2) 1.5(1,2) 1.9(0
,8)0.1 8 1.0(0,2) 3.
4(1,9) 2.7(1,1) 2.0(0,8
)0.3 10 2.1(0,7) 3.9
(0,6) 4.2(1,2) 2.6(0,5)
0.5 6 2.5(1,0) 6.5(0
,5) 5.3(1,2) 3.9(1,5)1.
0 8 1.5(0,8) 7.2(3,5
) 7.1(3,6) 3.7(1,2)3.0
10 1.9(0,3) 6.2(2,4)
5.2(1,7) 3.0(1,1)5.0
6 2.1(1,2) 3.6(2,4)
2.7(0,6) 1.7(0,9)表2は、連続し
て行なわれる処置と処置との時間間隔が精子形成に与え
る影響を、雄の七面鳥の場合について示したものである
。 聚−−1 雄の七面鳥に、 D−Phe’−GnRH類似体を筋肉
内注射により投与した場合、精子形成に与える効果を初
日と20日1に調べたもの48 50
1 0.19(0,07) 0.35(0,12)
72 50 1 0.16(0,08
) 0.25(0,11)鳥類および家畜の血漿中L
H濃度における特徴的な2つの応答が、一般式(1)で
示されるGnRH類似体を投与されることによって際立
ってくる。最初の注射(この時点を矢印で示しである)
後、先ず、LH濃度は増加を示し、続いてゆっくり下降
を辿り。 それから100分後、新しい上昇を示す(第1図参照)
。 血漿中のLH濃度は、最初に注射(5月17日)を行な
ってから3日間、高い値を維持し、3日目で、開始時の
値に減って行く(第2図参照)。 2回目の注射(5月20日)を施すと、3時間後にLH
の放出は停止する。第3回目の注射(5月23日)を行
なってからち、全く同じ現象がamされた。 最初にGnRHを注射すると、恒常的な生殖腺刺激が得
られ、LHが恒常的に高レベルとなるという事実は、こ
れまでに全く報告されていない現象であり、この現象は
、2乃至3週間後に現ねれる精子形成の増加を誘発する
重要な要素の一つであるということができる。 注射を繰り返し行なった後、LHの過剰生成によるこの
プラトーは、下垂体レベルでのGnRHの減感作用のた
め、明らかに発現しない、同様に、これまで観察されて
いない特徴的現象は、血漿中のテストステロン濃度が、
連続して行なわれる注射に対し、漸次増加する応答を示
すということにある(第3図参照)。ここでは、著しい
増減が、生殖腺レベルで現われる。反復処置によるアン
ドロゲン分泌増加型生殖腺増感作用もまた、恒常的精子
形成作用の重要な要素である。 本発明による方法の主な利;截は1次の通りである。 (a)この方法は、精子形成が正常が、または、低下し
ており、結局は短時間精子形成が止まっているような状
態にある動物の精子形成を恒常的に高めるのに有効であ
る。 (b)この方法は、人工授精によって行なわれるような
大規模繁殖(例えば、七面鳥)に利用できるが、自然生
殖若しくは人工授精の状態におがれている他の飼い鳥、
捕えられたガンカモ、および観賞鳥類に対して適用でき
る。 (C)生産の拡大や経済性に帰結する子孫の数を、同数
か長目に確保するため、雄の動物は、維持し、給飼し、
獣医学上衛生的配慮をしなければならない9点で、少な
いほうがよい。 この方法を用いれば、あらゆる面で有益な雄から、短期
間に数多くの子孫を獲得することができる。 〔実 施 例〕 以下1本発明の好適実施例を詳細に説明する。 但し、本発明は、これらの実施例に制約されない。 「体重1kgについて何μg」という表現は、rμg/
kgJと略記する。 0.5μg/kgのD−Phe”−GnRH類似体を、
性的に成熟した雄の七面鳥に対し、2日おきに、全部で
3回。 筋肉内注射により投与した。処置から200日目、精子
生成量は44%増に至り、対照と比較して、各1力月間
高レベルを維持した(第4図参照)。 最初の処置から1カ月半後、同じ動物に対し。 0.5μg/kgの(Asp−a−ジエチルアミド)’
、desGly”−GnRHエチルアミド類似体を、
2日おきに、全部で3回、同じ要領で投与した。この処
置により、たちまち。 精子成形量が45%増となり、がっ、対照と比較して、
約2ケ月間相当高いレベルを与えた(第4図参照)。 第4図から明らかなように、単位体積中の精子の数も相
当多くなっていた。 血液のL)I濃度の上昇に伴い、テストステロンの濃度
も増加した(表3参照)。 糞−−主 全精子形成期間中(処置82582日、4日、6日と、
6月23日、25日、27日)、その都度、 Q、5μ
g/kgの(Asp−a−ジエチルアミド)6゜dse
Gly”−GnRHエチルアミド類似体を用いての処置
による、雄5月2日 2.65±1.05
2.43±1.225月23日2.8Of1.10
4.06f:1.626月22日
2.34±0.89 3.25±1.11別
に、性的に成熟した雄の七面鳥に対して、0.5回g/
kg CAsp−a−ジエチルアミド)’ 、desG
ly”−GnR)lエチルアミド類似体を、3日おきに
、全部で3回投与した。この処置の結果、精子生成は上
昇した(表4参照)。 1−一一髪 (Asp−α−ジエチルアミド)’、 desGly−
”GnRHエチルアミド類似体の、3日おき、全部で3
回の投与による。雄の七面鳥(処置日:5月17日、2
0日および23日)の精子生成に対する効果5月17日
0.18±0.07 0.20±0
.065月20日 0.20±0.09
0.2G±0.095月23日 0.19±
0.09 0.21±0.055月30日
0.20±Q、06 0.25±0.
07ところ、雄の七面鳥の精子形成は高められた。 化合物A : D−Phe&−GnRH化合物B :
(Asp−cz−アニリド)” 、desGly”−G
nRH化合物C: D−Phe’ 、desGlylo
−GnRHエチルアミド化合物D : (Asp−a−
ジエチルアミド)’ 、desG1y1’ −GnR)
lエチルアミド 精子形成は、テストに用いたGnRH類似体すべてによ
って高められた。なかでも化合物りが、最も効果的であ
るこが実証された(表5参照)。 多くのいろいろな種類の動物に対して行なった実験結果
から5次のことが言える。 雄の七面鳥の精子形成は、LH−RH類似体を使用する
ことによって、数カ月間高レベルで維持され、かつ、そ
れに続いて、「潜伏期間」が約3週間続く。 大規模条件の下に維持され、かつ自然の状態で繁殖させ
た雄の鵞鳥類に対して、0.5μg/kgのD−Phe
’、 desGlyla−GnRHエチルアミド類似体
を、2日おきに、全部で3回投与した。この処置により
、血漿中テストステロン濃度、および動物の性的衝動は
、いずれも相当高められた。これによって、交尾活動が
活溌になった(表6参照)。 鷹−−−灸 初秋に交尾する雄の鵞鳥に、 D−Phe’、desG
lylo−GnRHエチルアミドを施した場合の、血漿
中テストステロン濃度、および交尾活動に対する影響(
処置臼=9月3日、10日、17日および24日)一一
− ar3L、JL1408±152 9 47
0±13379月17日 416±163 8
879±145 129月24日 3
27±130 7 695±125
1310月1日 310±89 7
390±7810処置された動物の交尾活動は、対照に
比べ、40乃至50%程度上回り、かつ、更に1力月間
この高いレベルを維持できた。 尖焦−夕・ 紅 自然条件の下に維持され、かつ少数グループに分けられ
たハンガジー産およびラーンド地方産の雄の鵞鳥に対し
、0.5μg7kgのD−Phe’ 、desGly”
ζGnRHエチルアミド類似体を、2日おきに1回、全
部で3回投与した。この処置により、精子生成量に増大
をもたらし、それが約1カ月半続いた(表7参照)。 ハンガジー産の場合、精子の量は相当に増大し、また同
時に、精子の性質が改良された。つまり、単位容量当り
の数が増え、それらの運動性が活発化されたのに対して
、死んでいたり、欠陥のある精子の数は減少した。 自然条件で維持された性的に不活溌な雄のアララ(ar
ara) ・オウムに対し、 0.lug/kg CA
sp−a−ジエチルアミド)’ 、 desGlyla
−GnRHエチルアミド類似体を、3日おきに1度、全
部で3回注射によって投与した。この処理により、動物
のペニスは、相当大きくなった。動物は1行動の上で特
徴的な変化(求愛活動)を示し、生殖機能が活溌になり
、交尾を繰り返すようになった。 員 本実験では、精子を得ることができず、性的衝動に乏し
い雄のアンゴラ兎を使用した。精子の運動性は75%以
下であったため、繁殖用に使用できなかった。 234
羽の兎に、3日g/kgのD−Phe” 。 desGly”−GnRHエチルアミド類似体を、2日
おきに1度、全部で3回投与した。 対照動物の生殖機能は、殆ど変化なかったのに対して、
処理された動物には、処理後4週間にわたって、次のよ
うなことが観察された。 動物の性的衝動は、相当に活溌になり、かつ、精子生成
は、繁殖に使用しうる優秀な雄から得られた精子の平均
重量の80%(1■Qの目方を秤った場合)に達し、更
に、精子の授精能力に特有の運動性は、優秀な雄から得
られた精子の平均値(76%)を、平均で10%超えて
いた。 このような効果は、数週間観察され、従って、人工授精
に使用しうる精子の量は、2.5倍の値に増加した。 体重が1010kg、立派な筋肉、優れた脚部、それに
雄としての性的特性を兼ね備え成熟した2才の雄牛を、
1985年繁殖にまわした。1985年10月16日、
23日、11月1日、発情期の雌の牛とファントム牛に
対し実験交尾を行なわせた。この牛は、どの場合も求愛
行動をとらず、しかも、雌牛とが雄牛に対して全く関心
を示さなかった。獣医によると、性交不能と診断された
。 雄牛に対し、1985年11月29日、12月2日、4
日にそれぞれ1回、合計で3回、1回につき300μg
のD−Phe’−GnRH類似体を用いて処置した。 1985年12月6日、雄牛は、発情期の雌牛に2回交
尾をし、この行動は、1986年1月7日にも繰り返え
された。1986年1月21日にも、この雄牛は、発情
期を過ぎている雌牛に対して求愛行動をとった。 この牛の性交能力は、処置を施してから5週間たった後
でも、はっきり確認できた。
ネラル・コンパラティヴ・エンドクリノロジー(Gen
eral ComparativeE ndocrin
ology) 57,293ページ、(1985年)】
、ならびにキアオジについて【ウィングフィールド(V
ingfield)等、バイオロジカル・リプロダクシ
ョン(Biological Reproductio
n) 21.801ページ(1979)]である。 これらの文献に記載されている実験例によると、雄の鳥
類の場合、アゴニスト作用を有するGnRHとかその類
似体によって、強いLH放出が誘発されたことが報告さ
れている。この効果は、投与から5分乃至20分目に最
大に達し、その後は、60分乃至120分目に最大に達
した。 血漿のテストステロン濃度も、GnRHによって高くな
った。しかし、文献には、精子生成量における増加に関
するデータは報告されていない。 大規模に支配が行なわれた幾種類かの鳥類および有用な
家畜(例えば、牛、兎、七面鳥、アヒルなど)のうち大
部分のものは、雄から取り出した精子を、性質により区
分けし、この有用な試料を、特定の精子希釈液で薄め、
次に、このようにして得られた希釈精子液を用い、雌に
人工受精を行なって増殖させている。 この方法による効率は、異常なほど、精子の性質(固有
運動性、生存能力、保存性など)によって左右される。 大規模な形で使用される方法には、授精材料を無制限的
に利用できることが必要であるのに対して、優れた性質
を備えた精子を提供でき、授精に使える雄は、極めて少
ないと言わざるを得ない。 〔発明の目的〕 本発明の目的は、雄の鳥類および家畜の生殖機能と精子
生成を高めることができる方法を提供することである。 〔発明の要約〕 前記目的、即ち、雄の鳥類および家畜の生殖機能と精子
形成は、一般式 %式%() (式中、xlは、グリシル基、天然若しくは合成のアミ
ノ酸またはD配置のアミノ酸誘導体、L配置の−Asp
−Q基(ここで、Qは、アスパルチル基のα−カルボニ
ル成分に付加され、かつ、C1〜4のアルキルアミド基
、アリルアミド基、01〜4のアルコキシ基、またはベ
ンジルオキシ基を表おす。)を表わし、かつ、x4は、
グリシルアミド基、または01〜4のアルキルアミド基
を表わす、) で示される化合物を用いることにより、恒久的に昂揚さ
れ達成できる。 一般式(1)で示される化合物は、それ自体公知の方法
によってつくられる(スイス国特許第603,559号
、西ドイツ国特許第2,438,350号、ハンガジー
国特許出願番号第1062/83号の各明細書参照)。 従って、本発明は、鳥類および家畜の生殖機能を高める
方法に関するとともに、それらの繁殖に適した精子を形
成する方法に関する。 本発明による方法は、連続する処置との間に、少なくと
も30時間、多くて72時間、好ましくは、36乃至4
2時間の休止期間を設け、少なくとも2回。 多くて4回、好ましくは3回、体重1kgに対して。 0.1乃至5μg、好ましくは、O,S乃至1.0μg
の一般式(r)で示される化合物を用い、性的に成熟し
た鳥類若しくは家畜を処理することからなっている。 本発明による方法は、自然光条件の下とか、生産技術に
適合した人工光の下で維持生育される雄の鳥類および家
畜を処理するのに好適である。 GnRH類似化合物を、筋肉内注射か、皮下注射。 または血管的注射により投与する。精子の形成が。 盛んになり、かつこの処理の結果、性的衝動は、最初の
注射時から数えて5乃至20日以内に、30乃至120
%も活溌になる。 いくつかの動物の場合(例えば、七面鳥の場合)、処理
の結果、精子の性質を変えることなく、精子の量だけが
増大しており、また、他の動物の場合(例えば、鵞鳥の
場合)、精子の量が増えた以外に。 精子の性質までも改良されている。 時間がたつと、上記の処理によって亢進された生殖機能
と精子量の増大傾向は、下降を辿り、激減することもあ
る。このような場合には、処理を繰り返す、処置間隔は
、30乃至50日の範囲とするのがよい、この期間内で
あれば、漸減して行く精子生成が正常値よりも高い2番
目の状態を維持できるからである。 例えば、七面鳥、兎、牛のように、授精の手順がよく研
究されている動物の場合、性的産生物は、マツサージと
か他の方法を使って集めなければならない。授精方法が
使用できないような動物の場合、処理の効率性は、高い
支配性向(高い性的衝動)に見られる外観で判断される
か、高い授精能力で判断される。 表1は、一般式(1)で示される化合物の投与量と、処
理動物の血漿中のテストステロン濃度との関係を、雄鶏
の場合について示したものである。 糞−一よ 雄鶏に対するD−Phe“−GnRH類似体の投与量が
、血漿中テストステロン濃度(ng/* Q )に与え
る効果0.05 10 !、4(0,7)
1.7(1,2) 1.5(1,2) 1.9(0
,8)0.1 8 1.0(0,2) 3.
4(1,9) 2.7(1,1) 2.0(0,8
)0.3 10 2.1(0,7) 3.9
(0,6) 4.2(1,2) 2.6(0,5)
0.5 6 2.5(1,0) 6.5(0
,5) 5.3(1,2) 3.9(1,5)1.
0 8 1.5(0,8) 7.2(3,5
) 7.1(3,6) 3.7(1,2)3.0
10 1.9(0,3) 6.2(2,4)
5.2(1,7) 3.0(1,1)5.0
6 2.1(1,2) 3.6(2,4)
2.7(0,6) 1.7(0,9)表2は、連続し
て行なわれる処置と処置との時間間隔が精子形成に与え
る影響を、雄の七面鳥の場合について示したものである
。 聚−−1 雄の七面鳥に、 D−Phe’−GnRH類似体を筋肉
内注射により投与した場合、精子形成に与える効果を初
日と20日1に調べたもの48 50
1 0.19(0,07) 0.35(0,12)
72 50 1 0.16(0,08
) 0.25(0,11)鳥類および家畜の血漿中L
H濃度における特徴的な2つの応答が、一般式(1)で
示されるGnRH類似体を投与されることによって際立
ってくる。最初の注射(この時点を矢印で示しである)
後、先ず、LH濃度は増加を示し、続いてゆっくり下降
を辿り。 それから100分後、新しい上昇を示す(第1図参照)
。 血漿中のLH濃度は、最初に注射(5月17日)を行な
ってから3日間、高い値を維持し、3日目で、開始時の
値に減って行く(第2図参照)。 2回目の注射(5月20日)を施すと、3時間後にLH
の放出は停止する。第3回目の注射(5月23日)を行
なってからち、全く同じ現象がamされた。 最初にGnRHを注射すると、恒常的な生殖腺刺激が得
られ、LHが恒常的に高レベルとなるという事実は、こ
れまでに全く報告されていない現象であり、この現象は
、2乃至3週間後に現ねれる精子形成の増加を誘発する
重要な要素の一つであるということができる。 注射を繰り返し行なった後、LHの過剰生成によるこの
プラトーは、下垂体レベルでのGnRHの減感作用のた
め、明らかに発現しない、同様に、これまで観察されて
いない特徴的現象は、血漿中のテストステロン濃度が、
連続して行なわれる注射に対し、漸次増加する応答を示
すということにある(第3図参照)。ここでは、著しい
増減が、生殖腺レベルで現われる。反復処置によるアン
ドロゲン分泌増加型生殖腺増感作用もまた、恒常的精子
形成作用の重要な要素である。 本発明による方法の主な利;截は1次の通りである。 (a)この方法は、精子形成が正常が、または、低下し
ており、結局は短時間精子形成が止まっているような状
態にある動物の精子形成を恒常的に高めるのに有効であ
る。 (b)この方法は、人工授精によって行なわれるような
大規模繁殖(例えば、七面鳥)に利用できるが、自然生
殖若しくは人工授精の状態におがれている他の飼い鳥、
捕えられたガンカモ、および観賞鳥類に対して適用でき
る。 (C)生産の拡大や経済性に帰結する子孫の数を、同数
か長目に確保するため、雄の動物は、維持し、給飼し、
獣医学上衛生的配慮をしなければならない9点で、少な
いほうがよい。 この方法を用いれば、あらゆる面で有益な雄から、短期
間に数多くの子孫を獲得することができる。 〔実 施 例〕 以下1本発明の好適実施例を詳細に説明する。 但し、本発明は、これらの実施例に制約されない。 「体重1kgについて何μg」という表現は、rμg/
kgJと略記する。 0.5μg/kgのD−Phe”−GnRH類似体を、
性的に成熟した雄の七面鳥に対し、2日おきに、全部で
3回。 筋肉内注射により投与した。処置から200日目、精子
生成量は44%増に至り、対照と比較して、各1力月間
高レベルを維持した(第4図参照)。 最初の処置から1カ月半後、同じ動物に対し。 0.5μg/kgの(Asp−a−ジエチルアミド)’
、desGly”−GnRHエチルアミド類似体を、
2日おきに、全部で3回、同じ要領で投与した。この処
置により、たちまち。 精子成形量が45%増となり、がっ、対照と比較して、
約2ケ月間相当高いレベルを与えた(第4図参照)。 第4図から明らかなように、単位体積中の精子の数も相
当多くなっていた。 血液のL)I濃度の上昇に伴い、テストステロンの濃度
も増加した(表3参照)。 糞−−主 全精子形成期間中(処置82582日、4日、6日と、
6月23日、25日、27日)、その都度、 Q、5μ
g/kgの(Asp−a−ジエチルアミド)6゜dse
Gly”−GnRHエチルアミド類似体を用いての処置
による、雄5月2日 2.65±1.05
2.43±1.225月23日2.8Of1.10
4.06f:1.626月22日
2.34±0.89 3.25±1.11別
に、性的に成熟した雄の七面鳥に対して、0.5回g/
kg CAsp−a−ジエチルアミド)’ 、desG
ly”−GnR)lエチルアミド類似体を、3日おきに
、全部で3回投与した。この処置の結果、精子生成は上
昇した(表4参照)。 1−一一髪 (Asp−α−ジエチルアミド)’、 desGly−
”GnRHエチルアミド類似体の、3日おき、全部で3
回の投与による。雄の七面鳥(処置日:5月17日、2
0日および23日)の精子生成に対する効果5月17日
0.18±0.07 0.20±0
.065月20日 0.20±0.09
0.2G±0.095月23日 0.19±
0.09 0.21±0.055月30日
0.20±Q、06 0.25±0.
07ところ、雄の七面鳥の精子形成は高められた。 化合物A : D−Phe&−GnRH化合物B :
(Asp−cz−アニリド)” 、desGly”−G
nRH化合物C: D−Phe’ 、desGlylo
−GnRHエチルアミド化合物D : (Asp−a−
ジエチルアミド)’ 、desG1y1’ −GnR)
lエチルアミド 精子形成は、テストに用いたGnRH類似体すべてによ
って高められた。なかでも化合物りが、最も効果的であ
るこが実証された(表5参照)。 多くのいろいろな種類の動物に対して行なった実験結果
から5次のことが言える。 雄の七面鳥の精子形成は、LH−RH類似体を使用する
ことによって、数カ月間高レベルで維持され、かつ、そ
れに続いて、「潜伏期間」が約3週間続く。 大規模条件の下に維持され、かつ自然の状態で繁殖させ
た雄の鵞鳥類に対して、0.5μg/kgのD−Phe
’、 desGlyla−GnRHエチルアミド類似体
を、2日おきに、全部で3回投与した。この処置により
、血漿中テストステロン濃度、および動物の性的衝動は
、いずれも相当高められた。これによって、交尾活動が
活溌になった(表6参照)。 鷹−−−灸 初秋に交尾する雄の鵞鳥に、 D−Phe’、desG
lylo−GnRHエチルアミドを施した場合の、血漿
中テストステロン濃度、および交尾活動に対する影響(
処置臼=9月3日、10日、17日および24日)一一
− ar3L、JL1408±152 9 47
0±13379月17日 416±163 8
879±145 129月24日 3
27±130 7 695±125
1310月1日 310±89 7
390±7810処置された動物の交尾活動は、対照に
比べ、40乃至50%程度上回り、かつ、更に1力月間
この高いレベルを維持できた。 尖焦−夕・ 紅 自然条件の下に維持され、かつ少数グループに分けられ
たハンガジー産およびラーンド地方産の雄の鵞鳥に対し
、0.5μg7kgのD−Phe’ 、desGly”
ζGnRHエチルアミド類似体を、2日おきに1回、全
部で3回投与した。この処置により、精子生成量に増大
をもたらし、それが約1カ月半続いた(表7参照)。 ハンガジー産の場合、精子の量は相当に増大し、また同
時に、精子の性質が改良された。つまり、単位容量当り
の数が増え、それらの運動性が活発化されたのに対して
、死んでいたり、欠陥のある精子の数は減少した。 自然条件で維持された性的に不活溌な雄のアララ(ar
ara) ・オウムに対し、 0.lug/kg CA
sp−a−ジエチルアミド)’ 、 desGlyla
−GnRHエチルアミド類似体を、3日おきに1度、全
部で3回注射によって投与した。この処理により、動物
のペニスは、相当大きくなった。動物は1行動の上で特
徴的な変化(求愛活動)を示し、生殖機能が活溌になり
、交尾を繰り返すようになった。 員 本実験では、精子を得ることができず、性的衝動に乏し
い雄のアンゴラ兎を使用した。精子の運動性は75%以
下であったため、繁殖用に使用できなかった。 234
羽の兎に、3日g/kgのD−Phe” 。 desGly”−GnRHエチルアミド類似体を、2日
おきに1度、全部で3回投与した。 対照動物の生殖機能は、殆ど変化なかったのに対して、
処理された動物には、処理後4週間にわたって、次のよ
うなことが観察された。 動物の性的衝動は、相当に活溌になり、かつ、精子生成
は、繁殖に使用しうる優秀な雄から得られた精子の平均
重量の80%(1■Qの目方を秤った場合)に達し、更
に、精子の授精能力に特有の運動性は、優秀な雄から得
られた精子の平均値(76%)を、平均で10%超えて
いた。 このような効果は、数週間観察され、従って、人工授精
に使用しうる精子の量は、2.5倍の値に増加した。 体重が1010kg、立派な筋肉、優れた脚部、それに
雄としての性的特性を兼ね備え成熟した2才の雄牛を、
1985年繁殖にまわした。1985年10月16日、
23日、11月1日、発情期の雌の牛とファントム牛に
対し実験交尾を行なわせた。この牛は、どの場合も求愛
行動をとらず、しかも、雌牛とが雄牛に対して全く関心
を示さなかった。獣医によると、性交不能と診断された
。 雄牛に対し、1985年11月29日、12月2日、4
日にそれぞれ1回、合計で3回、1回につき300μg
のD−Phe’−GnRH類似体を用いて処置した。 1985年12月6日、雄牛は、発情期の雌牛に2回交
尾をし、この行動は、1986年1月7日にも繰り返え
された。1986年1月21日にも、この雄牛は、発情
期を過ぎている雌牛に対して求愛行動をとった。 この牛の性交能力は、処置を施してから5週間たった後
でも、はっきり確認できた。
第1図は、雄の七面鳥に対し、GnRH類似体を投与し
た場合、その血漿中におけるLH濃度およびテストステ
ロン濃度に与える効果を示すグラフである。値は、10
羽の平均値である。 第2図は、GnRH類似体の作用により、雄の七面鳥に
放出されるLHの量を示すグラフ、である。値は、10
羽の平均値である。 第3図は、GnRH類似体の作用により、雄の七面鳥に
放出されるテストステロンの変化量を示すグラフである
。値は、10羽の平均値である。 第4図は、GnRH類似体投与が、雄の七面鳥の精子生
成に与える効果を示すグラフである。 IでO訃、・′ ゛ 特許出願人代理人 弁理士 竹 沢 荘 =、15呂
呂 ♀ 1 ′ 1 “ Fig、 2
た場合、その血漿中におけるLH濃度およびテストステ
ロン濃度に与える効果を示すグラフである。値は、10
羽の平均値である。 第2図は、GnRH類似体の作用により、雄の七面鳥に
放出されるLHの量を示すグラフ、である。値は、10
羽の平均値である。 第3図は、GnRH類似体の作用により、雄の七面鳥に
放出されるテストステロンの変化量を示すグラフである
。値は、10羽の平均値である。 第4図は、GnRH類似体投与が、雄の七面鳥の精子生
成に与える効果を示すグラフである。 IでO訃、・′ ゛ 特許出願人代理人 弁理士 竹 沢 荘 =、15呂
呂 ♀ 1 ′ 1 “ Fig、 2
Claims (4)
- (1)連続する処理との間に、少なくとも30時間、多
くて72時間の休止期間を設けながら、一般式Glp−
His−Trp−Ser−Tyr−X_1−Leu−A
rg−Pro−X_4( I )(式中、X_1は、グリ
シル基、天然若しくは合成のアミノ酸またはD配置のア
ミノ酸誘導体、L配置の−Asp−Q基(ここで、Qは
、アスパルチル基のα−カルボニル成分に付加され、か
つ、C_1〜_5のアルキルアミド基、アリルアミド基
、C_1〜_4のアルコキシ基、またはベンジルオキシ
基を表わす。)を表わし、かつ、X_4は、グリシルア
ミド基、またはC_1〜_4のアルキルアミド基を表わ
す。)で示される化合物を、性的に成熟した雄の鳥類お
よび家畜に対し、少なくとも2回、多くて4回、前記動
物の体重1kg当り0.1乃至5μg投与することを特
徴とする、鳥類および家畜の生殖機能を高め、かつそれ
らの繁殖に適した精子を形成させる方法。 - (2)動物を、一般式( I )で示される化合物により
、3回処置することを特徴とする特許請求の範囲第(1
)項に記載の鳥類および家畜の生殖機能を高め、かつそ
れらの繁殖に適した精子を形成させる方法。 - (3)動物に対し、一般式( I )で示される化合物を
、前記動物の体重1kg当り0.5乃至1.0μg投与
することを特徴とする特許請求の範囲第(1)項または
第(2)項に記載の鳥類および家畜の生殖機能を高め、
かつそれらの繁殖に適した精子を形成させる方法。 - (4)連続する処置との間に、36乃至42時間の休止
期間を設けことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項
乃至第(3)項のいずれかに記載の鳥類および家畜の生
殖機能を高め、かつそれらの繁殖に適した精子を形成さ
せる方法。
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IT1149971B (it) * | 1979-06-11 | 1986-12-10 | Syntex Inc | Derivati nonapeptide e decapeptide dell'ormone che rilascia l'ormone luteinizzante |
US4382922A (en) * | 1980-08-29 | 1983-05-10 | The Salk Institute For Biological Studies | Peptides affecting gonadal function |
US4410514A (en) * | 1982-12-06 | 1983-10-18 | The Salk Institute For Biological Studies | GnRH Agonists |
IL70888A0 (en) * | 1983-03-10 | 1984-05-31 | Salk Inst For Biological Studi | Gn rh antagonist peptides and pharmaceutical compositions containing them |
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US4677193A (en) * | 1985-02-22 | 1987-06-30 | The Salk Institute For Biological Studies | Peptides containing an aliphatic-aromatic ketone side chain |
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- 1986-04-01 BE BE0/216479A patent/BE904522A/fr not_active IP Right Cessation
- 1986-04-15 US US06/852,217 patent/US4751215A/en not_active Expired - Fee Related
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- 1986-04-15 GB GB08609184A patent/GB2174298B/en not_active Expired
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---|---|---|---|---|
JPS6299397A (ja) * | 1985-10-22 | 1987-05-08 | リヒタ− ゲデオン ベジエセテイ ジヤ−ル ア−ル.テ−. | 高活性のゴナドリベリン類似体 |
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GB2174298A (en) | 1986-11-05 |
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FR2580174A1 (fr) | 1986-10-17 |
GB2174298B (en) | 1988-10-19 |
LU86385A1 (fr) | 1986-11-05 |
US4751215A (en) | 1988-06-14 |
GB8609184D0 (en) | 1986-05-21 |
HU193093B (en) | 1987-08-28 |
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