JPS6234973B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6234973B2 JPS6234973B2 JP1399879A JP1399879A JPS6234973B2 JP S6234973 B2 JPS6234973 B2 JP S6234973B2 JP 1399879 A JP1399879 A JP 1399879A JP 1399879 A JP1399879 A JP 1399879A JP S6234973 B2 JPS6234973 B2 JP S6234973B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- axle
- hydraulic oil
- brake
- pipe
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 claims description 37
- 230000004087 circulation Effects 0.000 claims description 18
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 13
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 10
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 4
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 4
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000012809 cooling fluid Substances 0.000 description 1
- 239000000110 cooling liquid Substances 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000012208 gear oil Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は湿式デイスクブレーキの改良、具体的
にはブレーキの放熱性能を向上しコンパクト化を
容易にする湿式デイスクブレーキの作動油循環回
路に関する。
にはブレーキの放熱性能を向上しコンパクト化を
容易にする湿式デイスクブレーキの作動油循環回
路に関する。
従来この種のブレーキは第1図に示す如く駆動
軸であるアクスルシヤフト1にギヤ及び軸受け等
の伝動機構を介しギヤケース2が支承され、この
ギヤケース2にインナーハブ3がボルト4により
取付けられ、該インナーハブ3及び前記アクスル
シヤフト1に内装するアクスルパイプ5に取付け
るシリンダボデイ6並びにキヤリパ7から形成さ
れるブレーキボデイ内にステータ8とアツセンブ
リロータ及びライニング9とを内装した構造を有
する。
軸であるアクスルシヤフト1にギヤ及び軸受け等
の伝動機構を介しギヤケース2が支承され、この
ギヤケース2にインナーハブ3がボルト4により
取付けられ、該インナーハブ3及び前記アクスル
シヤフト1に内装するアクスルパイプ5に取付け
るシリンダボデイ6並びにキヤリパ7から形成さ
れるブレーキボデイ内にステータ8とアツセンブ
リロータ及びライニング9とを内装した構造を有
する。
又上記のブレーキボデイ内には作動油が満たさ
れこの作動油は密閉された状態にある。
れこの作動油は密閉された状態にある。
上記の如く構成される従来の湿式デイスクブレ
ーキにおいてブレーキのコンパクト化を図る場
合、勢い放熱面積及び油冷却のための作動油量が
減少し放熱性能を劣化させ、ブレーキ性能自体を
害す結果となりブレーキのコンパクト化の障害と
なつていた。
ーキにおいてブレーキのコンパクト化を図る場
合、勢い放熱面積及び油冷却のための作動油量が
減少し放熱性能を劣化させ、ブレーキ性能自体を
害す結果となりブレーキのコンパクト化の障害と
なつていた。
本発明はブレーキの放熱性能を向上しそれに伴
いブレーキのコンパクト化を図ることを目的とす
るもので、従来の湿式デイスクブレーキにおいて
ブレーキボデイ内の作動油とアクスルパイプ内の
作動油あるいはデイフアレンシヤルギヤオイル等
とを循環せしめる湿式デイスクブレーキの作動油
循環回路を提供して所期の成果を収めたものであ
る。
いブレーキのコンパクト化を図ることを目的とす
るもので、従来の湿式デイスクブレーキにおいて
ブレーキボデイ内の作動油とアクスルパイプ内の
作動油あるいはデイフアレンシヤルギヤオイル等
とを循環せしめる湿式デイスクブレーキの作動油
循環回路を提供して所期の成果を収めたものであ
る。
本発明の要旨とする所はアクスルシヤフトに接
続するインナーハブ及び該シヤフトを内装するア
クスルパイプに取付けるシリンダボデイ並びにキ
ヤリパから形成されるブレーキボデイ内にステー
タとアツセンブリロータ及びライニングとを内装
してなる湿式デイスクブレーキにおいて、上記ア
クスルパイプの半径方向に貫通孔を設けると共に
キヤリパ背中部とアクスル中央部のデイフアレン
シヤルギヤ部とを配管し、アクスルシヤフトと共
に回転するインナーハブはアクスルシヤフトの半
径方向に貫通孔と遠心ポンプの羽根として働く羽
根部とを備えてブレーキボデイ内の作動油が上記
の配管を介してデイフアレンシヤル部およびアク
スルパイプを経る循環回路を形成したことを特徴
とする湿式デイスクブレーキの作動油循環回路お
よびアクスルシヤフトに接続するインナーハブ及
び該シヤフトに内装するアクスルパイプに取付け
るシリンダボデイ並びにキヤリパから形成される
ブレーキボデイ内にステータとアツセンブリロー
タ及びライニングとを内装してなる湿式デイスク
ブレーキにおいて、上記アクスルパイプの垂直方
向及び作動油面に夫々貫通孔を設けて、かつアク
スルシヤフトと共に回転するインナーハブはアク
スルシヤフトの半径方向に貫通孔と遠心ポンプの
羽根として働く羽根部とを備えて作動油がアクス
ルパイプの垂直方向の貫通孔からキヤリパの内周
面を経て該アクスルパイプの作動油面の貫通孔に
経る作動油循環回路を形成していることを特徴と
する湿式デイスクブレーキの作動油循環回路に存
するものである。
続するインナーハブ及び該シヤフトを内装するア
クスルパイプに取付けるシリンダボデイ並びにキ
ヤリパから形成されるブレーキボデイ内にステー
タとアツセンブリロータ及びライニングとを内装
してなる湿式デイスクブレーキにおいて、上記ア
クスルパイプの半径方向に貫通孔を設けると共に
キヤリパ背中部とアクスル中央部のデイフアレン
シヤルギヤ部とを配管し、アクスルシヤフトと共
に回転するインナーハブはアクスルシヤフトの半
径方向に貫通孔と遠心ポンプの羽根として働く羽
根部とを備えてブレーキボデイ内の作動油が上記
の配管を介してデイフアレンシヤル部およびアク
スルパイプを経る循環回路を形成したことを特徴
とする湿式デイスクブレーキの作動油循環回路お
よびアクスルシヤフトに接続するインナーハブ及
び該シヤフトに内装するアクスルパイプに取付け
るシリンダボデイ並びにキヤリパから形成される
ブレーキボデイ内にステータとアツセンブリロー
タ及びライニングとを内装してなる湿式デイスク
ブレーキにおいて、上記アクスルパイプの垂直方
向及び作動油面に夫々貫通孔を設けて、かつアク
スルシヤフトと共に回転するインナーハブはアク
スルシヤフトの半径方向に貫通孔と遠心ポンプの
羽根として働く羽根部とを備えて作動油がアクス
ルパイプの垂直方向の貫通孔からキヤリパの内周
面を経て該アクスルパイプの作動油面の貫通孔に
経る作動油循環回路を形成していることを特徴と
する湿式デイスクブレーキの作動油循環回路に存
するものである。
以下に本発明を添付図面に示す実施例に基づき
詳述する。
詳述する。
実施例 1
第2図に示す如くアクスルシヤフト1を内装し
ているアクスルパイプ5の半径方向に貫通孔10
を穿設すると共にキヤリパ7の背中部11とアク
スル中央部のデイフアレンシヤルギヤ部12とを
パイプ13で連結した構造を有する。
ているアクスルパイプ5の半径方向に貫通孔10
を穿設すると共にキヤリパ7の背中部11とアク
スル中央部のデイフアレンシヤルギヤ部12とを
パイプ13で連結した構造を有する。
またインナーハブ3はアクスルシヤフト1の半
径方向に穿設した多量の貫通孔14と該シヤフト
1に対して放射状に配設された羽根部3aとを備
え遠心ポンプの羽根部として機能する。
径方向に穿設した多量の貫通孔14と該シヤフト
1に対して放射状に配設された羽根部3aとを備
え遠心ポンプの羽根部として機能する。
更にシリンダボデイ6に嵌装されるリング状ピ
ストン15はその押圧面の半径方向に油溝16を
備え、又キヤリパ7はピストン15の押圧を受け
る内壁のアクスルシヤフト1の半径方向に油溝1
7を備えている。
ストン15はその押圧面の半径方向に油溝16を
備え、又キヤリパ7はピストン15の押圧を受け
る内壁のアクスルシヤフト1の半径方向に油溝1
7を備えている。
上記の如く構成される本発明の湿式デイスクブ
レーキの作動油循環回路の作動機能を説明する
と、ピストン15に油圧をかけて回転するアツセ
ンブリロータ及びライニング9にステータ8を押
圧しこれを制動する際、摩擦熱によりブレーキボ
デイ内の作動油が加熱されるが、インナーハブ3
の羽根部3aの回転により該インナーハブ3が遠
心ポンプの羽根車として機能しアクスルパイプ5
内の作動油を貫通孔10より強制的に吸引しイン
ナーハブ3の貫通孔14及びシリンダボデイ6と
インナーハブ3との間隙18を通してブレーキボ
デイ内に排出し、更にピストン15の油溝16及
びキヤリパ7の油溝17を通つてパイプ13を経
てアクスル中央部のデイフアレンシヤルギヤ部1
2へ送油され、一連の矢印18に示す如き作動油
循環回路を形成するので、ブレーキボデイ内で加
熱された作動油はパイプ13を経てデイフアレン
シヤル部12及びアクスルパイプ5′,5を経る
うちに速やかに冷却される。
レーキの作動油循環回路の作動機能を説明する
と、ピストン15に油圧をかけて回転するアツセ
ンブリロータ及びライニング9にステータ8を押
圧しこれを制動する際、摩擦熱によりブレーキボ
デイ内の作動油が加熱されるが、インナーハブ3
の羽根部3aの回転により該インナーハブ3が遠
心ポンプの羽根車として機能しアクスルパイプ5
内の作動油を貫通孔10より強制的に吸引しイン
ナーハブ3の貫通孔14及びシリンダボデイ6と
インナーハブ3との間隙18を通してブレーキボ
デイ内に排出し、更にピストン15の油溝16及
びキヤリパ7の油溝17を通つてパイプ13を経
てアクスル中央部のデイフアレンシヤルギヤ部1
2へ送油され、一連の矢印18に示す如き作動油
循環回路を形成するので、ブレーキボデイ内で加
熱された作動油はパイプ13を経てデイフアレン
シヤル部12及びアクスルパイプ5′,5を経る
うちに速やかに冷却される。
その際前記の羽根部3aはインナーハブ3の円
周上に間隔を隔て、複数個形成されておりかつシ
リンダボデイ6の側にデイスクブレーキ3bをビ
ス3cにより固着して閉鎖しているので、上記の
作動油(冷却液)が羽根部3a同志の間隙から貫
通孔14およびデイスクブレーキ3bとインナー
ハブ3の内面との間隙を通つて強制循環され易く
なつている。
周上に間隔を隔て、複数個形成されておりかつシ
リンダボデイ6の側にデイスクブレーキ3bをビ
ス3cにより固着して閉鎖しているので、上記の
作動油(冷却液)が羽根部3a同志の間隙から貫
通孔14およびデイスクブレーキ3bとインナー
ハブ3の内面との間隙を通つて強制循環され易く
なつている。
またアクスルシヤフト1の回転中インナーハブ
3も常に回転するため常時冷却液が羽根部3aに
より強制循環され冷却効果は一層大きくなつてい
る。
3も常に回転するため常時冷却液が羽根部3aに
より強制循環され冷却効果は一層大きくなつてい
る。
したがつて従来の湿式デイスクブレーキと異な
りアクスル全体に放熱面積をとれるため放熱面積
が著しく増大ししかも作動油を強制的に循環して
極めて効率の良い油冷却が可能となりブレーキの
加熱による制動性能の劣化を効果的に防止しブレ
ーキのコンパクト化を容易ならしめるものであ
る。
りアクスル全体に放熱面積をとれるため放熱面積
が著しく増大ししかも作動油を強制的に循環して
極めて効率の良い油冷却が可能となりブレーキの
加熱による制動性能の劣化を効果的に防止しブレ
ーキのコンパクト化を容易ならしめるものであ
る。
実施例 2
第3図に示す如くアクスルシヤフト1を内装し
ているアクスルパイプ5に垂直方向に貫通孔19
を及び作動油面に貫通孔20,20を穿設したも
のである。
ているアクスルパイプ5に垂直方向に貫通孔19
を及び作動油面に貫通孔20,20を穿設したも
のである。
又インナーハブ3は実施例1の場合と同様に貫
通孔14及び羽根部3aを備え遠心ポンプの羽根
車として機能する。
通孔14及び羽根部3aを備え遠心ポンプの羽根
車として機能する。
更にリング状ピストン15はその押圧面の半径
方向に油溝16を備え、又キヤリパ7はピストン
15の押圧を受ける内壁のアクスルシヤフト1の
半径方向に油溝17を備えている。
方向に油溝16を備え、又キヤリパ7はピストン
15の押圧を受ける内壁のアクスルシヤフト1の
半径方向に油溝17を備えている。
又第4図に示すように作動油(冷却液)は液面
22まで満たたされているのでインナーハブ3が
いずれの方向に回転していても羽根部3aのポン
プ作用により冷却液は貫通孔19から吸込まれる
ようになつているので、冷却液は次述のように貫
通孔20に上昇して循環することができる。
22まで満たたされているのでインナーハブ3が
いずれの方向に回転していても羽根部3aのポン
プ作用により冷却液は貫通孔19から吸込まれる
ようになつているので、冷却液は次述のように貫
通孔20に上昇して循環することができる。
上記の如く構成される本発明の湿式デイスクブ
レーキの作動油循環回路の作動機能を説明する
と、ピストン15に油圧をかけて回転するアツセ
ンブリロータ及びライニング9にステータ8を押
圧しこれを制動する際、摩擦熱によりブレーキボ
デイ内の作動油が加熱されるが、インナーハブ3
の羽根部3aの回転により該インナーハブ3が遠
心ポンプの羽根車として機能しアクスルパイプ5
内の作動油を貫通孔19から強制的に吸引しイン
ナーハブ3の貫通孔14及びシリンダボデイ6と
インナーハブ3との間隙18を通してブレーキボ
デイ内に送油し、更にピストン15の油溝16及
びキヤリパ7の油溝17を経てキヤリパ7の背中
部に集め、第4図の矢印21に示す如くキヤリパ
7の内周面に沿つて液面22(作動油面)まで上
昇させ、貫通孔20よりアクスルパイプ5内に戻
し冷却せしめる。
レーキの作動油循環回路の作動機能を説明する
と、ピストン15に油圧をかけて回転するアツセ
ンブリロータ及びライニング9にステータ8を押
圧しこれを制動する際、摩擦熱によりブレーキボ
デイ内の作動油が加熱されるが、インナーハブ3
の羽根部3aの回転により該インナーハブ3が遠
心ポンプの羽根車として機能しアクスルパイプ5
内の作動油を貫通孔19から強制的に吸引しイン
ナーハブ3の貫通孔14及びシリンダボデイ6と
インナーハブ3との間隙18を通してブレーキボ
デイ内に送油し、更にピストン15の油溝16及
びキヤリパ7の油溝17を経てキヤリパ7の背中
部に集め、第4図の矢印21に示す如くキヤリパ
7の内周面に沿つて液面22(作動油面)まで上
昇させ、貫通孔20よりアクスルパイプ5内に戻
し冷却せしめる。
上記の如き作動油循環回路において、アクスル
パイプ5内からブレーキボデイ内に送油される作
動油はスラータ8、アツセンブリロータ及びライ
ニング9等を油冷却しブレーキ熱を吸収して高温
になるが第4図の矢印21に示す一連の作動油循
環により速やかに冷却され、極めて優れた放熱性
能が得られる。
パイプ5内からブレーキボデイ内に送油される作
動油はスラータ8、アツセンブリロータ及びライ
ニング9等を油冷却しブレーキ熱を吸収して高温
になるが第4図の矢印21に示す一連の作動油循
環により速やかに冷却され、極めて優れた放熱性
能が得られる。
尚、第3図に示す如くアクスルパイプ5に穿設
する貫通孔19及び貫通孔20は同一軸平面上に
設けず適宜にずらしてやる方が、アクスルパイプ
5内の作動油循環経路が大きくなり放熱面積の増
大に寄与して有利である。
する貫通孔19及び貫通孔20は同一軸平面上に
設けず適宜にずらしてやる方が、アクスルパイプ
5内の作動油循環経路が大きくなり放熱面積の増
大に寄与して有利である。
したがつて従来の湿式デイスクブレーキと異な
り放熱面積が著しく増大ししかも作動油を強制的
に循環して極めて効率の良い油冷却が可能となり
ブレーキの加熱により制動性能の劣化を防止しブ
レーキのコンパクト化を容易ならしめるものであ
る。
り放熱面積が著しく増大ししかも作動油を強制的
に循環して極めて効率の良い油冷却が可能となり
ブレーキの加熱により制動性能の劣化を防止しブ
レーキのコンパクト化を容易ならしめるものであ
る。
又実施例1の場合に比べて構造が簡単であり、
実施が容易で安価に提供しうる点で有利である。
実施が容易で安価に提供しうる点で有利である。
以上本発明の湿式デイスクブレーキの作動油循
環回路は簡単な構成でブレーキの放熱性能を著し
く向上せしめブレーキのコンパクト化に大きく寄
与するものである。
環回路は簡単な構成でブレーキの放熱性能を著し
く向上せしめブレーキのコンパクト化に大きく寄
与するものである。
尚、23はスペーサ、24はオイルシール、2
5はOリングである。
5はOリングである。
第1図は従来の湿式デイスクブレーキを示す切
欠き断面図、第2図及び第3図は本発明の湿式デ
イスクブレーキの作動油循環回路に係る実施例1
及び2を示す切欠き断面図、第4図は第3図のA
−A′断面図を夫々表わしたものである。 3……インナーハブ、3a……羽根部、5,
5′……アクスルパイプ、6……シリンダボデ
イ、7……キヤリパ、8……ステータ、9……ア
ツセンブリロータ及びライニング、10,14,
19,20……貫通孔、13……パイプ、15…
…ピストン、16,17……油溝。
欠き断面図、第2図及び第3図は本発明の湿式デ
イスクブレーキの作動油循環回路に係る実施例1
及び2を示す切欠き断面図、第4図は第3図のA
−A′断面図を夫々表わしたものである。 3……インナーハブ、3a……羽根部、5,
5′……アクスルパイプ、6……シリンダボデ
イ、7……キヤリパ、8……ステータ、9……ア
ツセンブリロータ及びライニング、10,14,
19,20……貫通孔、13……パイプ、15…
…ピストン、16,17……油溝。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 アクスルシヤフトに接続するインナーハブ及
び該シヤフトを内装するアクスルパイプに取付け
るシリンダボデイ並びにキヤリパから形成される
ブレーキボデイ内にステータとアツセンブリロー
タ及びライニングとを内装してなる湿式デイスク
ブレーキにおいて、上記アクスルパイプの半径方
向に貫通孔を設けると共にキヤリパ背中部とアク
スル中央部のデイフアレンシヤルギヤ部とを配管
し、アクスルシヤフトと共に回転するインナーハ
ブはアクスルシヤフトの半径方向に貫通孔と遠心
ポンプの羽根として働く羽根部とを備えてブレー
キボデイ内の作動油が上記の配管を介してデイフ
アレンシヤル部およびアクスルパイプを経る循環
回路を形成したことを特徴とする湿式デイスクブ
レーキの作動油循環回路。 2 アクスルシヤフトに接続するインナーハブ及
び該シヤフトに内装するアクスルパイプに取付け
るシリンダボデイ並びにキヤリパから形成される
ブレーキボデイ内にステータとアツセンブリロー
タ及びライニングとを内装してなる湿式デイスク
ブレーキにおいて、上記アクスルパイプの垂直方
向及び作動油面に夫々貫通孔を設けて、かつアク
スルシヤフトと共に回転するインナーハブはアク
スルシヤフトの半径方向に貫通孔と遠心ポンプの
羽根として働く羽根部とを備えて作動油がアクス
ルパイプの垂直方向の貫通孔からキヤリパの内周
面を経て該アクスルパイプの作動油面の貫通孔に
経る作動油循環回路を形成していることを特徴と
する湿式デイスクブレーキの作動油循環回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1399879A JPS55107132A (en) | 1979-02-09 | 1979-02-09 | Working oil circulation circuit for wet type disc brake |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1399879A JPS55107132A (en) | 1979-02-09 | 1979-02-09 | Working oil circulation circuit for wet type disc brake |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55107132A JPS55107132A (en) | 1980-08-16 |
JPS6234973B2 true JPS6234973B2 (ja) | 1987-07-30 |
Family
ID=11848889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1399879A Granted JPS55107132A (en) | 1979-02-09 | 1979-02-09 | Working oil circulation circuit for wet type disc brake |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS55107132A (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4736821A (en) * | 1981-10-02 | 1988-04-12 | Rockwell International Corporation | Fluid cooled friction brake |
JPS58121331A (ja) * | 1982-01-09 | 1983-07-19 | Ito Kogyo Kk | 車両用ブレ−キ |
FR2668440B1 (fr) * | 1990-10-30 | 1992-12-24 | Alsthom Gec | Systeme de freinage pour vehicule ferroviaire. |
US6345712B1 (en) * | 2000-06-09 | 2002-02-12 | Dana Corporation | Axle assembly with liquid cooled brake |
US6937026B2 (en) | 2003-09-11 | 2005-08-30 | Lockheed Martin Corporation | High voltage interface module |
JP2011214642A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 湿式動力断続装置の冷却構造 |
US9249846B2 (en) * | 2011-09-13 | 2016-02-02 | Ausco Products, Inc. | Brake assembly |
JP6512197B2 (ja) | 2016-09-15 | 2019-05-15 | 株式会社豊田自動織機 | 湿式ブレーキ |
-
1979
- 1979-02-09 JP JP1399879A patent/JPS55107132A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55107132A (en) | 1980-08-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US2879755A (en) | Fluid coupling mechanism | |
US4736821A (en) | Fluid cooled friction brake | |
US4468981A (en) | Drive axle and fluid pump assembly | |
US3002595A (en) | Fluid coupling device | |
KR20080105170A (ko) | 액체 냉각식 디스크 브레이크 | |
JPS6234973B2 (ja) | ||
US4678070A (en) | Fluid coupling device having improved heat dissipation | |
US3536175A (en) | Viscous shear clutches with floating rotors | |
EP0202749B1 (en) | Fluid coupling device having improved heat dissipation | |
JPH0255648B2 (ja) | ||
EP1502036B1 (en) | Fluid cooled brake housing | |
US4627523A (en) | Fluid coupling device with improved fluid cooling | |
EP0076387B1 (en) | Fluid cooled friction brake | |
US4069906A (en) | Fluid drive cooling apparatus | |
US5330040A (en) | Ringed cover and seal for a viscous fluid clutch and method of making | |
GB1059706A (en) | Liquid-cooled disc brake assemblies | |
US2982377A (en) | Liquid cooled frictional mechanism | |
US3565218A (en) | Hydrodynamic decelerator | |
US20080047786A1 (en) | Fluid cooled wet brake system | |
US2746434A (en) | Engine cooling and flywheel mechanism | |
US7055657B2 (en) | Wet friction device with inward and outward circulating cooling means | |
US3027720A (en) | Transmission | |
US4362017A (en) | Hydraulic torque converter | |
ZA200509377B (en) | Fluid cooled wet brake system | |
US2735267A (en) | Fluid torque converter construction |