JPS6234964Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6234964Y2
JPS6234964Y2 JP3005082U JP3005082U JPS6234964Y2 JP S6234964 Y2 JPS6234964 Y2 JP S6234964Y2 JP 3005082 U JP3005082 U JP 3005082U JP 3005082 U JP3005082 U JP 3005082U JP S6234964 Y2 JPS6234964 Y2 JP S6234964Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diameter
chest
plate
chest button
latching
Prior art date
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Expired
Application number
JP3005082U
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English (en)
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JPS58131916U (ja
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Publication date
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  • Details Of Garments (AREA)
  • Outer Garments And Coats (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、オーバーオール式衣服の肩紐を胸釦
に掛け止める掛止具の改良に関し、幼児、児童等
が容易に肩紐を胸釦に掛け止めることができると
ともに外すことができるようにし、更に外す必要
がない場合に不本意に外れる虞れがないようにす
ることを目的とする。
従来は、オーバーオール式衣服の肩紐を胸釦に
掛け止める掛止具として、第8図に示すように、
弾性を有する杆体2′を三角形状に屈曲させて一
辺を回動可能に肩紐10の先端部の取付金具1′
に連結するとともに、該辺と対向する頂角部を
ほゞ長円形に外方へ膨出、湾曲させ、該膨出湾曲
部を胸釦14の小径基幹部16よりやゝ狭幅とす
ることにより、該膨出湾曲部にて小径基幹部16
を挾圧し、抜き取りに力と手間を要する構成のも
のが使用されていた。
このような掛止具を胸釦に掛け止め、或は外す
際には前記挾圧力に打ち勝つ力で操作しなければ
ならないので、非力な幼児、児童等が掛止具を胸
釦に掛け止め、或は外す操作を行なう場合、掛け
止め完了、或は完全に外すまでに長時間を要する
こととなり、等に尿意を催す等、速やかに上記操
作を行なう必要がある場合には致命的な欠点とな
るのである。
本考案は、掛止具の掛け止め用の孔を、掛止具
の回動中心線と平行な方向において胸釦の大径頭
部より大きくするとともに、回動中心線と直角な
方向において胸釦の大径頭部より小さくすること
により前記欠点を解消したものであり、以下実施
例を示す添付図面によつて詳細に説明する。
第1図は、掛止具の正面図、第2図は、同背面
図、第3図は同平面図、第4図は同底面図、第5
図は同左側面図であり、オーバーオール式衣服の
肩紐先端部に取り付けられる基体1と、該基体1
に回動可能に連結される掛止板2とから構成され
ている。
基体1は、方形の板枠3の一辺所定位置に掛止
板2を回動可能に連結、支持する筒部4,4を設
け、更に前記一辺と隣接し、かつ互に対向する辺
に一対のストツプ板5,6を横設して肩紐挿通用
の孔7,8,9を形成している。
尚、ストツプ板5は正面視して高さの低いW字
状を呈するよう屈曲形成され、肩紐10を抜け止
め状に保持可能としている。
掛止板2は、一側端部に前記筒部4,4に挿通
される軸11,11を有し、中央部に掛止用の孔
12を穿設し、更に遊端部を前方にやゝ湾曲させ
て操作部13を形成している。
尚、前記孔12は、前記軸11,11と平行な
方向(第1図中左右方向)においてオーバーオー
ル式衣服の胸釦14の大径頭部15より大きく、
かつ軸11,11と直角な方向(第1図中上下方
向)において胸釦14の大径頭部15より小さく
なるよう形成し、更に孔12の上下端部に胸釦1
4の小径基幹部16と係合する係合凹所17,1
8を形成している。
従つて、掛止具をオーバーオール式衣服の肩紐
10に取り付ける場合には、肩紐10の先端部
を、基体1の背面から正面に向かつて孔9に挿通
し、次いで基体1の正面から背面に向かつて孔7
に挿通し、更に基体1の背面から正面に向かつて
孔8に挿通し、肩紐10とストツプ板6との間を
通して基体1の正面から背面に向かつて孔9に再
び挿通するのである(第6図及び第7図参照)。
尚、胸釦14は、オーバーオール式衣服の胸当
て部分19にかしめ等適宜手段にて取り付けられ
るものである。
以上の構成になる掛止具の作用は次のとおりで
ある。
オーバーオール式衣服を着用する場合には、足
をズボン部に挿通した後肩紐10を肩にかけて先
端掛止具を胸部に位置させる。
そして、胸当て部19に設けた胸釦14の大径
頭部15に対して所定角度掛止板2を傾斜させ、
大径頭部15を掛止板2の孔12に臨ませたまま
で掛止板2を下降させればよく、掛止板2が所定
位置にまで下降して係合凹所18が胸釦14の小
径基幹部16と係合することにより、自重で掛止
板2が回動し、復帰する。
従つて、この状態において掛止板2から手を離
すことにより掛止具は上方に引つ張られ、係合凹
所17が小径基幹部16と係合して、掛止具によ
る掛け止め作業を完了する。
オーバーオール式衣服を脱ぐ場合には、先づ掛
止具を引き下げて係合凹所18を小径基幹部16
と係合させ、操作部13を持つて掛止板2を回動
させ、該掛止板2を胸釦14の大径頭部15に対
して傾斜状態とする。
次いで操作部13を持つたまま掛止板2を押し
上げれば胸釦14を掛止板2の孔12から抜き取
ることができ、以て肩紐10を胸当て部19に対
して自由に動かし得るようにすることができる。
その後、足をズボン部から抜き取ることにより
オーバーオール式衣服を脱ぐことができる。
尚、何れの場合においても孔12は左右方向に
おいて胸釦14の大径頭部15より大きいので、
掛止板2を操作するに要する力は小さくてよい。
以上のように本考案は、掛止具を胸釦に掛け止
め、或は外す場合に極めて小さい操作力を要する
のみであるから、幼児、児童等でも簡単かつ速や
かに掛止具を胸釦に掛け止め、或は外すことがで
き、特に尿意等を催した場合速やかにオーバーオ
ール式衣服を脱ぐことができるので、該衣服を汚
す虞れが著しく少なくなるという特有の実用的効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案掛止具の正面図、第2図は同背
面図、第3図は同平面図、第4図は同底面図、第
5図は同左側面図、第6図は掛け止め状態を示す
中央縦断面図、第7図は掛け止め途中の状態を示
す斜視図、第8図は従来例を示す斜視図。 2……掛止板、12……孔、13……操作部、
14……胸釦、15……大径頭部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 胸部に固着された胸釦に肩紐を掛止させるオー
    バーオール式衣服の掛止具において、肩紐10が
    捲回固定される略W字状のストツプ板5と細長の
    ストツプ板6を方形の板枠3に横設してなる基体
    1の先端に、一方向が掛合する胸釦14の大径頭
    部15の径より長く、他方向が該大径頭部15の
    径より短く且つ短径方向の内周に該胸釦14の小
    径基幹部16と係合する係合凹所17,18を対
    設した孔12を穿設した掛止板2を回動可能に取
    り付けたことを特徴とするオーバーオール式衣服
    の掛止具。
JP3005082U 1982-03-02 1982-03-02 掛止具 Granted JPS58131916U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3005082U JPS58131916U (ja) 1982-03-02 1982-03-02 掛止具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3005082U JPS58131916U (ja) 1982-03-02 1982-03-02 掛止具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58131916U JPS58131916U (ja) 1983-09-06
JPS6234964Y2 true JPS6234964Y2 (ja) 1987-09-05

Family

ID=30041802

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3005082U Granted JPS58131916U (ja) 1982-03-02 1982-03-02 掛止具

Country Status (1)

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JP (1) JPS58131916U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58131916U (ja) 1983-09-06

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