JPS6234714A - 円筒形スリーブポート溝加工装置 - Google Patents

円筒形スリーブポート溝加工装置

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JPS6234714A
JPS6234714A JP16968985A JP16968985A JPS6234714A JP S6234714 A JPS6234714 A JP S6234714A JP 16968985 A JP16968985 A JP 16968985A JP 16968985 A JP16968985 A JP 16968985A JP S6234714 A JPS6234714 A JP S6234714A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、自動車等の動力操舵装置(パワーステアリ
ング)において、作動流体回路の切換えや圧力制御を行
うコントロールバルブとしての回転型バルブのスリーブ
のボート溝加工方法およびその装置に関する。
〔従来の技術〕
パワーステアリングにおける回転型バルブは。
操舵入力としてのハンドル切り角を検知し、その入力に
応じて出力部であるパワーシリンダへの油圧を制御する
べく機能をする。この種の回転型バルブは1例えば第5
,6図に示すように、弁コアlと弁スリーブ2から成り
立ち、弁スリーブ2はその円筒内面に通常6個のスリー
ブ・ボート溝3を有し、通常6個のコア・ポート溝4を
有する断面スプライン軸状弁コアlが弁スリーブ2内で
矢符号(イ)、(ロ)のように揺動することにより、液
圧流体の流入及び流出方向を制御するものである。なお
、5は弁コアlと一体に形成された入力軸としてのバル
ブシャフト、6はハウジング、7は軸受である。即ち、
図外のハンドルを切ることにより、バルブシャフト5を
介して弁コアlが時計方向(イ)に揺動すると、流体入
口ボート8から入った液圧流体はコア・ボート溝4のう
ちの液圧溝4aを経て、スリーブ・ボート溝3aに導入
され、図示しないパワーシリンダの一方のシリンダ室を
加圧する。同時に、弁スリーブ2のポート溝3b内の流
体は、コア・ボート溝4の流出溝4bを経て外部に排出
されるから、パワーシリンダのピストンをは−さんで反
対側にある他方のシリンダ室の圧力は開放される。又、
弁コア1がハンドル操作で反時計方向(ロ)に揺動する
と、弁コア1の液圧溝4aと弁スリーブ2のボート溝3
bが導通される。同時に、弁コアの流出溝4bと弁スリ
ーブのボート溝3aが導通される。かくしてこの回転型
バルブは四方弁としての機能を果たし、パワーシリンダ
への油圧を制御する。
このように機能する従来の回転型バルブのスリーブのボ
ート溝構造としては、例えば、第7.8図に示すような
ものがある。第7図のものは2スリーブ2の内面上に軸
方向に沿う複数のスロー2トをブローチ加工等により形
成した後、そのスロットの両端肩部にアンダカットを設
け、その段部に調質加工されたリング9をブレスばめす
ることにより、両端閉鎖型ボート溝3を形成したもので
ある。
しかしながら、このようにボート溝両端をリング9のは
め込みで閉鎖させたものは、その嵌合公差いかんで、僅
かでもゆるすぎれば分解してしまうし、逆に固すぎれば
スリーブ外周にひずみを生じるおそれがあり、その製造
には多くの困難を伴なう。
第8図のものは、上述の困難さを解消するために提案さ
れたものである(特公昭49−49541)。このスリ
ーブ2のボー) 143は、その溝底10を図示の如く
円弧状に彫り下げることにより、長手方向の溝端を閉鎖
したボート溝として形成されており、第7図に示したも
ののようなはめあい構造に基づく問題点は生じない。
この円弧状底面lOを有するボート溝3は、第9図に示
すように、被加工物であるスリーブ(以下「ワーク」と
いう)Wの内側通路中を高速で円弧状に揺動運動(ハ)
をさせるカッタ11でワーク内面Waを切削することに
より形成される。完成後の溝の最深部の深さは例えば約
2腸層であり、1回に深さ0.05+u+づつ計40回
の切削工程が繰り返される。そのため各切削回毎に、カ
ッタ11の動きに連動させてワークWをも揺動運動(ニ
)させる。すなわち、カッタ11の揺動運動(ハ)とワ
ークWの揺動運動(ニ)との複雑な組合わせ相対運動に
より、ワーク内面Waに対する第10図に示すようなカ
ッタ11の運動軌跡を描かせる。
11a、llb、lie・・・・・・・・・は1回毎に
次第に深まるカッタ11の切削軌跡であり、12は一定
したはC直線状のカッタ復帰軌跡である。この場合、一
つのワークWのために一時に一本のボート溝しか削らな
いから、ボート溝の本数(通常6本)に合わせ一本完成
毎にワークを割出し回転させて、残り(5本)のボート
溝を切削させる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の回転バルブ用スリーブ
のポート溝加工にあっては、カッタを揺動させるのと同
時にワークをも揺動させることにより、カッタによるワ
ークの切削を漸進的に行うものとなっていたため、その
加工設備がカムとクランクの組み合わせに基づく極めて
複雑なものであった。かつ、またボート溝を1本づつ仕
上げていくので加工に時間がかかる、という問題点があ
った・ この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、カッタのみを揺動運動させて一時に2本のボ
ート溝を同時に加工するようにした回転バルブ用スリー
ブのポート溝加工方法およびその装設を提供することに
より上記問題点を解決することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するこの発明は、円筒形スリーブ内壁
に2軸方向に伸びる円弧形状のポート溝を形成するポー
ト溝加工方法において、前記スリーブを固定すると共に
、そのスリーブの内孔の中間部に対向関係に配置した1
対の溝カッタを挿入し、その切刃先端に前記の円弧形状
に合わせた曲線を有する近似楕円形状の運動軌跡を描か
しめ。
かつ、lサイクル毎にその曲線の曲率半径を漸次変化せ
しめるようにした円筒形スリーブのポート溝加工方法及
び揺動支点を有する摺動受部材及びこの受部材に摺動自
在に支持されたクランクアームを宥するクランクよりな
り、クランク運動を近似楕円運動に変換する溝カッタ駆
動装置と、前記近似楕円運動により対向する2つのポー
ト溝を同時に形成するべく1対の溝カッタをクランクア
ームに連結するカッタ保持装置と、前記揺動支点の移動
装置またはクランク半径可変装置と、割出し装置を具備
する工作物保持装置とを備えた円筒形スリーブのポート
溝加工装置である。
き実施例〕 以下、この発明を図面に基づいて説明する。
第1.2.3図はこの発明の一実施例を示す図テする。
ベッド20上に、ワークWのポート溝を切削する溝カッ
タの駆動装置21と、ワークWを固定的に保持する工作
物保持装置40が取り付けられている。
溝カッタ駆動装置21は、次のように構成される。22
はクランク装置で、クランク軸23、この軸とクランク
半径Rだけ偏心させたクランクピン24.このクランク
ピンに一端を支持されたクランクアーム25、クランク
軸23に取り付けたプーリ兼はずみ車26、このプーリ
をベルト27を介して回転駆動させる電動機28を備え
ている。29は揺動支点30を有する摺動受部材として
の摺動スリーブで、この摺動スリーブ29にクランクア
ーム25が摺動自在に挿通支持されている。31はベッ
ド20上に固定した支持台である。32はクランクアー
ム25の先端に着脱可能に取り付けられたカッタ保持装
置で、ワークWの内壁Waの対向位置に2つの溝ポート
を同時に形成するべく、2個一対の溝カッタ33.34
を支持している0図から明らかなように、一方のカッタ
33は前進時に、他方のカッタ34は後退時にそれぞれ
溝切削を行うように取り付けられる。
工作物保持装M40は次のように構成される。
41はワークWを溝切削加工中固定的に保持する主軸、
42は一対のボート溝が形成される毎にワークWを所定
角度だけ軸回転させて次の加工位置に位置決めする割出
し装置、43はワークWを溝カッタ33.34に対し離
接させる軸方向スライドユニットである。
この発明によるポート溝加工は、ワークWを溝加工中固
定しておき、一方、溝カッタ33 、34の切刃先端は
ポート溝底面の円弧状に合わせた曲線を有する近似楕円
形状の運動軌跡を描き、かつ、lサイクル毎にその曲線
の曲率半径を漸次変化せしめるという方法でなされる。
この実施例にあっては、上記の「1サイクル毎に近似楕
円形状の曲線の曲率半径を変化させる手段」として、ク
ランク装置22のクランク半径Rを、lサイクル毎に漸
次増大させるべく、例えばフェーシング付スピンドルユ
ニットなどのクランク半径可変装着22Aが用いられる
クランク半径可変装置22Aの詳細は、第2図に示され
る。22Bは先端にラック22Cを有する往復動軸であ
り、プーリ兼はずみ車26にキー22Dを介して一体回
転可能に連結したクランク軸23の軸心部に設けた貫通
孔22Hに挿通されている。23aはクランク軸23の
ハウジングである。22Fはラック22Cと噛合するピ
ニオンギヤ、22Gはこのピニオンギヤ22Fと噛合す
る他のラックで、両ラック22Cと22Gとは。
丁!90°ずれている。22Hは、ラック22Gがポル
) 22.Iを介して固着され矢符号(ハ)方向に移動
可能なりランクピン支持機構である。このクランクピン
支持機構22Hに支持されたクランクピン24により、
ベアリング22Jを介してクランクアーム25が支承さ
れている。22には前記往復動軸22Bの後端にねじ2
2Lを介して一体内に結合したピストン、22Mはピス
トンロッド、22Nは前記ピストン22にとピストンロ
ッド22Mとを摺動可能に収納すると共に、プーリ兼は
ずみ車26にポル)22Fで一体回転可能に取り付けら
れた回転シリンダ、22Qはこの回転シリンダ22Nを
ベアリング22Rを介して支承する固定シリンダ、22
Sはこの固定シリンダ22Qの側面に設けられたピスト
ン前進作動用エアの供給口、22Tはピストン後進用エ
ア供給口である。22Uはピストンロッド22Mの末端
に取り付けたストローク規制機構であり、アーム22v
を介して取り付けたドッグ22W、22Xでリミットス
イッチ22Y、22Zを操作することにより、ピストン
22にひいては往復動軸22Bの前進限と後退限が規定
される。
第2図は、クランク軸23とクランクピン24とが同心
の位置にあり、従ってクランク半径Rがゼロの状態を表
わしているが、ピストン22にの駆動により往復動軸2
2Bを矢符号(イ)方向に移動させると、ピニオンギヤ
22Fが矢符号(ロ)方向に揺動し、これによりクラン
クピン支持機構228を介してクランクピン24を矢符
号(ハ)方向に変位させて、クランク半径Rを変化させ
ることが可能となる。
工作物保持袋640の主軸41に溝未加工のワークWを
取り付け、スライドユニット43を利用して、カッタ3
3.34が所定の切削開始位置にくるように設定する。
切削すべきボート溝3の最大深さと溝長さは、クランク
装置22の最大クランク半径、クランクアーム25の長
さ及び摺動スリーブ29の揺動支点30の位置により定
まる。これらを適正に選ぶことにより、溝カッタ33.
34の運動軌跡の一部を、所定のボート溝3の長手方向
円弧状底面形状に合わせることが可能である。なお、こ
の場合揺動支点30は、予めカッタ側に寄せた位置に固
定しておく方が、クランクピン24の1回転による溝カ
ッタ33.34の1揺動量が少なくなる。
また、クランクピン24とクランク軸23との距離、す
なわち、クランク半径Rもフェーシング付スピンドルユ
ニット22Aにより当初は小さく設定しておく、クラン
ク装置22が第1図で時計方向に1回転すると、溝カッ
タ33.34の刃先は、第3図に曲線33a 〜33b
及び34a〜34bで模式的に示される如き、はC楕円
に近い形状の運動軌跡を描く、このとき、カッタ33は
その往路33aでワーク内面Waを円弧状に浅く切削し
、帰路はワーク内面Waから離れた円弧33bをたどっ
て出発点に戻る。一方、カッタ34は往路ではワーク内
面Waから離れた円弧33a状軌跡をたどり、帰路34
bで円弧状の切削を行う。
上記の1サイクル近似楕円運動が終ると、フェーシング
付スピンドルユニー/ ) 22 Aの作動でクランク
半径Rをいくらか増大させて、次の曲線(33c、33
d)と(34C,34d)からなるサイクルを行う、1
回の切削工程で約0.05+w厘程度の切込みを与える
ように、以後、各サイクル毎にクランク半径Rを漸次増
大させていく、かくして40サイクルで、約2mmの最
大深さを有する対向した一対のボート溝3aと3bが形
成される。ワークWが6木のボート溝をもつ円筒形スリ
ーブの場合は、ワークWを保持している主軸41に1割
出し装置42で120度の割出しを与えて上記同様のボ
ート溝加工を行い、その後更に120度の割出しとボー
ト溝加工を行えばよい、この割出し運動の際に、溝カッ
タ33.34をワークWの内面Waに接熱させぬように
すれば、カッタ駆動装置21をいちいち停止させる必要
はない、すなわち、クランク装置22のクランクピン2
4を、フェーシング付スピンドルユニット22Aを作動
させて急速に戻すことにより、クランク半径Rをカッタ
切込み開始前の長さに迄減少させる。こうして、クラン
ク装置21の連続運転を停止させることなく割出し運動
を行うこkが可能となり、2本同時のボート溝加工方式
と相まって、加工時間は更に減少され、加工費の大幅な
低減が実現される。
全ての溝加工が完了した後、スライドユニット43が左
方に後退し、ワークWの着脱を容易にする。
第4,5図には、他の実施例を示す。
この実施例は、「1サイクル毎に近似楕円形状の曲線の
曲率半径を変化させる手段」として、クランク半径Rを
漸次増大させる代りに、摺動スリーブ29の揺動支点3
0を揺動支点移動装置50Aにより漸次移動させるよう
にした点が上記第一実施例と異なっている。
すなわち、第4図において、摺動スリーブ29の支持台
50は、ベッド20上に載置した摺動台51を介して、
例えば、シリンダアクチュエータ52により矢符号(へ
)、(A)の方向に移動可能である。前記支持台50.
摺動台51.シリンダアクチュエータ52により移動装
置を構成する。
一方、クランク装器22におけるクランクピン24は固
定され、従ってクランク半径は一定である。ボート溝3
の切込み開始時は、支持台50、つまり、揺動支点30
を矢符号(ト)の方へ移動させて、カッタ33.34側
に近づけ、力7夕の拙動量を少なくしておく、これによ
りワーク内面Waの切削は極めて浅い切込み量から開始
される。■サイクル毎に、揺動支点30を矢符号(へ)
の方向、すなわち、カッタ33.34より遠去ける方向
に少しづつ移していく、これによりボート溝は徐々に(
例えば0.05■■づつ)深く切削されていく、このと
き各カー2夕33.34の刃先の描く軌跡は、第5図に
示すように深くなるにつれ漸次曲率半径が減少する近似
楕円形状の曲線群で示される。
この実施例における割出し操作時には、揺動支点30を
、カッタ切込み開始前の位置迄、急速に矢符号(ト)方
向に移動させれば、各カッタ33.34とワーク内面W
aとの干渉を防止できる。
〔発明の効果〕
以上説明してきたように、この発明によれば。
円筒形スリーブの複数本のボート溝を切削するのに、一
対の溝カッタのみを揺動運動させると共にワークWは固
定支持したま覧で行うものとしたため、極めて簡単な加
工設備で、しかも同時に2本づつの溝切削が回旋となり
、生産性の向上と大幅なコストダウンを実現できるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1.2.3図はこの発明に係る一実施例を示し、第1
図は円筒形スリーブのボート溝加工装置の部分切欠き側
面図、第2図はクランク半径可変装置の縦断平面図、第
3因はカッタの加工曲線の模式図、第4.5図は他の実
施例を示し、第4図はボート溝加工装置の部分切欠き側
面図、第5“図はカッタの加工曲線の模式図、第6図は
円筒形スリーブを有する回転型バルブの要部断面図、第
7図は第6図の■−■断面図、第8図は従来の円筒形ス
リーブのボート溝の一例を示す断面図、第9図は従来の
他のボート溝の一例を示す断面図、第10図は第9図の
ボート溝の加工原理を説明する部分拡大図、第11図は
第1O図に示したもののカッタの描く運動軌跡を表わす
図である。 Wa・・・・・・・・・・・・・・・・・・(スリーブ
)内壁21・・・・・・・・・・・・・・・・・・溝カ
ッタ駆動装置24・・・・・・・・・・・・・・・・・
・クランク25・・・・・・・・・・・・・・・・・・
クランクアーム29・・・・・・・・・・・・・・・・
・・摺動受部材30・・・・・・・・・・・・・・・・
・・揺動支点32・・・・・・・・・・・・・・・・・
・カッタ保持装置R・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・クランク半径40・・・・・・・・・・・・
・・・・・・工作物保持装置42・・・・・・・・・・
・・・・・・・・割出し装置50A・・・・・・・・・
・・・・・・揺動支点の移動装置22A・・・・・・・
・・・・・・・・クランク半径可変装賃3b 第6図 第10図 第11図 一1唾画d−デ<

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)円筒形スリーブ内壁に、軸方向に伸びる円弧形状
    のポート溝を形成するポート溝加工方法において、前記
    スリーブを固定すると共に、そのスリーブの内孔の中間
    部に対向関係に配置した1対の溝カッタを挿入し、その
    切刃先端に前記円弧形状に合わせた曲線を有する近似楕
    円形状の運動軌跡を描かしめ、かつ、1サイクル毎にそ
    の曲線の曲率半径を漸次変化せしめることを特徴とする
    円筒形スリーブのポート溝加工方法。
  2. (2)揺動支点を有する摺動受部材及びこの受部材に摺
    動自在に支持されたクランクアームを有するクランクよ
    りなり、クランク運動を近似楕円運動に変換する溝カッ
    タ駆動装置と、前記近似楕円運動により対向する2つの
    ポート溝を同時に形成するべく1対の溝カッタをクラン
    クアームに連結するカッタ保持装置と、前記揺動支点の
    移動装置またはクランク半径可変装置と、割出し装置を
    具備する工作物保持装置とを備えたことを特徴とする円
    筒形スリーブのポート溝加工装置。
JP60169689A 1985-08-02 1985-08-02 円筒形スリーブポート溝加工装置 Expired - Lifetime JPH0729242B2 (ja)

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