JPS6234435B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6234435B2 JPS6234435B2 JP53102700A JP10270078A JPS6234435B2 JP S6234435 B2 JPS6234435 B2 JP S6234435B2 JP 53102700 A JP53102700 A JP 53102700A JP 10270078 A JP10270078 A JP 10270078A JP S6234435 B2 JPS6234435 B2 JP S6234435B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- specific gravity
- string
- wastewater
- oxidizing material
- aeration tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 35
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 31
- 230000001590 oxidative effect Effects 0.000 claims description 26
- 238000005273 aeration Methods 0.000 claims description 23
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 18
- 230000005484 gravity Effects 0.000 claims description 16
- 239000010865 sewage Substances 0.000 claims description 12
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 claims description 7
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 claims description 6
- 239000007800 oxidant agent Substances 0.000 claims description 4
- 239000002351 wastewater Substances 0.000 description 23
- 239000010802 sludge Substances 0.000 description 22
- 244000005700 microbiome Species 0.000 description 4
- 230000003197 catalytic effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- MYMOFIZGZYHOMD-UHFFFAOYSA-N Dioxygen Chemical compound O=O MYMOFIZGZYHOMD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000011259 mixed solution Substances 0.000 description 2
- 239000005416 organic matter Substances 0.000 description 2
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 2
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000004794 expanded polystyrene Substances 0.000 description 1
- 239000010842 industrial wastewater Substances 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 238000010907 mechanical stirring Methods 0.000 description 1
- 238000006864 oxidative decomposition reaction Methods 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は浄化微生物による汚水処理に関し、製
作が容易にして安価であり、且つ、使用方法が簡
便にして効率の大なる、曝気槽に使用する接触型
汚水酸化材及びその使用方法を提供するものであ
る。
作が容易にして安価であり、且つ、使用方法が簡
便にして効率の大なる、曝気槽に使用する接触型
汚水酸化材及びその使用方法を提供するものであ
る。
[従来の技術]
従来から都市下水又は有機性産業廃水などの有
機性廃水の処理には活性汚泥処理法が多用せられ
て居り、該活性汚泥処理法は、一般的に活性汚泥
を混入した廃水中に空気(又は純酸素)を吹込
み、以て廃水中の溶存酸素濃度を高めることによ
り活性汚泥生物の働きを活発化し、且つ、吹込ま
れた空気又は純酸素のエアーリフト作用による撹
拌、あるいは機械的な撹拌装置を用いることによ
り活性汚泥と廃水との混合液を曝気槽内で循環回
流させて接触させ、活性汚泥フロツクと廃水中の
有機物とを生物学的に酸化処理していた。
機性廃水の処理には活性汚泥処理法が多用せられ
て居り、該活性汚泥処理法は、一般的に活性汚泥
を混入した廃水中に空気(又は純酸素)を吹込
み、以て廃水中の溶存酸素濃度を高めることによ
り活性汚泥生物の働きを活発化し、且つ、吹込ま
れた空気又は純酸素のエアーリフト作用による撹
拌、あるいは機械的な撹拌装置を用いることによ
り活性汚泥と廃水との混合液を曝気槽内で循環回
流させて接触させ、活性汚泥フロツクと廃水中の
有機物とを生物学的に酸化処理していた。
然し乍ら、この処理方法は、活性汚泥と廃水と
の混合液を循環させるものであるも、活性汚泥フ
ロツクと廃水とを確実に然も頻繁に接触させるこ
とが困難である。即ち、活性汚泥フロツクと廃水
とは殆ど等速度で流動している為、両者の接触が
極めて緩慢であり、流動中における活性汚泥フロ
ツクと廃水との接触は、活性汚泥フロツクを直接
的に取りまく周囲の廃水のみに限られることが多
かつた。
の混合液を循環させるものであるも、活性汚泥フ
ロツクと廃水とを確実に然も頻繁に接触させるこ
とが困難である。即ち、活性汚泥フロツクと廃水
とは殆ど等速度で流動している為、両者の接触が
極めて緩慢であり、流動中における活性汚泥フロ
ツクと廃水との接触は、活性汚泥フロツクを直接
的に取りまく周囲の廃水のみに限られることが多
かつた。
従つて、上記の活性汚泥処理方法は接触酸化効
率が極めて悪く、活性汚泥フロツクと全廃水との
接触を増大させて酸化反応を完全に達成するため
には長時間の曝気が必要であり、殊に、低濃度の
廃水処理には一層の長時間を要するものであり、
効率が悪いところから処理装置の大型化を免れ得
ないものであつた。又、廃水中の有機物の酸化分
解に関与する浄化微生物の増殖速度は通常曝気槽
で与えられる平均滞留時間よりも遅く、従つて最
終沈澱池で処理水と分離した濃縮汚泥の一部を曝
気槽へ返送しない限り、浄化微生物が反応系外に
洗い流されることになる。この為、曝気槽内の汚
泥濃度を維持する為には、連続的な返送汚泥を要
し、それがため装置が複雑、且つ高価なものとな
り、運転管理も難しい等の欠点を有していた。
率が極めて悪く、活性汚泥フロツクと全廃水との
接触を増大させて酸化反応を完全に達成するため
には長時間の曝気が必要であり、殊に、低濃度の
廃水処理には一層の長時間を要するものであり、
効率が悪いところから処理装置の大型化を免れ得
ないものであつた。又、廃水中の有機物の酸化分
解に関与する浄化微生物の増殖速度は通常曝気槽
で与えられる平均滞留時間よりも遅く、従つて最
終沈澱池で処理水と分離した濃縮汚泥の一部を曝
気槽へ返送しない限り、浄化微生物が反応系外に
洗い流されることになる。この為、曝気槽内の汚
泥濃度を維持する為には、連続的な返送汚泥を要
し、それがため装置が複雑、且つ高価なものとな
り、運転管理も難しい等の欠点を有していた。
斯る活性汚泥処理方法に代つて、近年では、例
えばハニカムチユーブ式接触酸化処理装置、回転
円板式処理装置等、固定生物膜法に基き定着した
接触材(生物膜)に廃水を接触させて酸化処理す
る装置が開発されるに至つている。この固定生物
膜法による場合は、活性汚泥が常時接触材表面に
保持されている為、返送汚泥の必要がなく、又、
流入負荷変動に対しても耐久性があり、且つ、低
濃度の有機性廃水をも処理し易い等の利点があ
る。
えばハニカムチユーブ式接触酸化処理装置、回転
円板式処理装置等、固定生物膜法に基き定着した
接触材(生物膜)に廃水を接触させて酸化処理す
る装置が開発されるに至つている。この固定生物
膜法による場合は、活性汚泥が常時接触材表面に
保持されている為、返送汚泥の必要がなく、又、
流入負荷変動に対しても耐久性があり、且つ、低
濃度の有機性廃水をも処理し易い等の利点があ
る。
[発明が解決しようとする問題点]
固定生物膜法は上述の様な利点を有する反面、
プラスチツク等により成形されるチユーブや円板
を接触材とするものである故、例え表面を凹凸形
状に賦形しても接触材寸法の割に実効表面積が小
さく、且つ活性汚泥生物の定着保持が不安定であ
り、B・O・D除去率の面で必ずしも満足のいく
結果を得られるものではない。更に、チユーブ法
によるときは、チユーブ内が詰り易く保守管理が
難しい等の難点がある。
プラスチツク等により成形されるチユーブや円板
を接触材とするものである故、例え表面を凹凸形
状に賦形しても接触材寸法の割に実効表面積が小
さく、且つ活性汚泥生物の定着保持が不安定であ
り、B・O・D除去率の面で必ずしも満足のいく
結果を得られるものではない。更に、チユーブ法
によるときは、チユーブ内が詰り易く保守管理が
難しい等の難点がある。
又、この固定生物膜法は装置の構造が複雑とな
り、装置の製造工程も煩雑となる欠点が有り、更
に、ハニカムチユーブや回転円板の構造上、チユ
ーブや円板の表面積を、処理すべき廃水のB・
O・D負荷に応じて任意に増減することができな
い為設計が難しく、装置を画一的に設計して量産
してもB・O・D負荷が区区である場合には対処
できず、加えて量産によるコストダウンを期待で
きない現状である。
り、装置の製造工程も煩雑となる欠点が有り、更
に、ハニカムチユーブや回転円板の構造上、チユ
ーブや円板の表面積を、処理すべき廃水のB・
O・D負荷に応じて任意に増減することができな
い為設計が難しく、装置を画一的に設計して量産
してもB・O・D負荷が区区である場合には対処
できず、加えて量産によるコストダウンを期待で
きない現状である。
[問題を解決する為の手段]
本発明は、これら諸問題を解決できる有機性廃
水の処理方法を提供するものであつて、本発明に
係る接触型汚水酸化材としては、比重が1.0未満
の浮上体16に多数のループ19を有する紐状体
20を取り付け、全体としての比重を1.0よりも
僅かに小さくするものであり、又、本発明に係る
汚水処理方法は、該接触型汚水酸化材15の必要
個数を曝気槽11内の汚水中に投入し、曝気槽1
1内の散気管12により空気等を送り込むことに
より処理水を急速旋回せしめて前記酸化材15を
処理水中で回動させる汚水酸化処理方法である。
水の処理方法を提供するものであつて、本発明に
係る接触型汚水酸化材としては、比重が1.0未満
の浮上体16に多数のループ19を有する紐状体
20を取り付け、全体としての比重を1.0よりも
僅かに小さくするものであり、又、本発明に係る
汚水処理方法は、該接触型汚水酸化材15の必要
個数を曝気槽11内の汚水中に投入し、曝気槽1
1内の散気管12により空気等を送り込むことに
より処理水を急速旋回せしめて前記酸化材15を
処理水中で回動させる汚水酸化処理方法である。
[作用]
本発明における酸化材15は比重の軽い浮上体
16に紐状体20を取り付けるのみであつて、簡
単且つ安価に製造することができ、又、該酸化材
15は比重が1.0未満と軽い故、処理水面上に浮
上し得るも、多数のループ19を有する紐状体2
0は流水抵抗が大きく、処理水の旋回流により容
易に水中に巻き込まれ、流水に順応して回動し、
処理水との接触効率が高く、更に、該紐状体20
は多数のループ19を有し、活性汚泥が付着し易
く、活性汚泥生物の働き及び増殖を確実とする。
16に紐状体20を取り付けるのみであつて、簡
単且つ安価に製造することができ、又、該酸化材
15は比重が1.0未満と軽い故、処理水面上に浮
上し得るも、多数のループ19を有する紐状体2
0は流水抵抗が大きく、処理水の旋回流により容
易に水中に巻き込まれ、流水に順応して回動し、
処理水との接触効率が高く、更に、該紐状体20
は多数のループ19を有し、活性汚泥が付着し易
く、活性汚泥生物の働き及び増殖を確実とする。
[実施例]
本発明の実施例は第1図に示す様に、例えば発
泡スチロール塊の如く比重が1.0よりも小さく且
つ加工の容易な材料をもつて、例えば直径を数cm
の如き適宜大きさとした浮上体16を作成し、該
浮上体16に多数のループ19を有する紐状体2
0を取り付ける。この紐状体20は第2図に示す
様に軸芯aの周囲に多数のループ19が形成され
ており、浮上体16に紐状体20を付した該酸化
材15としての全体の比重1.0よりもやや小とし
た構造とする。尚、浮上体16に付する紐状体2
0の長さは、例えば十数cmの如く浮上体16の径
の数倍前後とする。
泡スチロール塊の如く比重が1.0よりも小さく且
つ加工の容易な材料をもつて、例えば直径を数cm
の如き適宜大きさとした浮上体16を作成し、該
浮上体16に多数のループ19を有する紐状体2
0を取り付ける。この紐状体20は第2図に示す
様に軸芯aの周囲に多数のループ19が形成され
ており、浮上体16に紐状体20を付した該酸化
材15としての全体の比重1.0よりもやや小とし
た構造とする。尚、浮上体16に付する紐状体2
0の長さは、例えば十数cmの如く浮上体16の径
の数倍前後とする。
この酸化材15を第3図に示す様に曝気槽11
内に投入し、該曝気槽11内では散気管12によ
り処理水を旋回せしめる様にしつつ、原水流入管
13から汚水を該曝気槽11内に導き、処理水流
出管14から処理された処理水を排出する様にす
る。
内に投入し、該曝気槽11内では散気管12によ
り処理水を旋回せしめる様にしつつ、原水流入管
13から汚水を該曝気槽11内に導き、処理水流
出管14から処理された処理水を排出する様にす
る。
即ち、散気管12から空気又は酸素を噴出せし
めその上昇気泡によるエアリフトによつて曝気槽
11内の処理水を槽底から上昇させることにより
第3図の矢印の方向に急速な旋回流を曝気槽11
内に生じさせる様にする。従つて、本発明に係る
酸化材15はその全体の比重が1.0より小であつ
ても、多数のループ19を有する紐状体20を具
え、非常に流水抵抗の大なる構造である故、処理
水の流速が急速であることと相俟つて紐状体20
は水中に巻き込まれ、該紐状体20が水中に巻き
込まれることにより酸化材15は自然に水中に引
き込まれて処理水面に浮上し得ない。従つて該酸
化材15は旋回流中に巻込まれて水流に順応して
回動することになる。この様に接触面積が大であ
り水抵抗を大とする様に多数のループ19を有す
る紐状体20を設けられた酸化材15は、処理水
の旋回流に巻き込まれた状態となり、水中で旋回
を繰り返して効率的に接触酸化処理が行なわれ
る。
めその上昇気泡によるエアリフトによつて曝気槽
11内の処理水を槽底から上昇させることにより
第3図の矢印の方向に急速な旋回流を曝気槽11
内に生じさせる様にする。従つて、本発明に係る
酸化材15はその全体の比重が1.0より小であつ
ても、多数のループ19を有する紐状体20を具
え、非常に流水抵抗の大なる構造である故、処理
水の流速が急速であることと相俟つて紐状体20
は水中に巻き込まれ、該紐状体20が水中に巻き
込まれることにより酸化材15は自然に水中に引
き込まれて処理水面に浮上し得ない。従つて該酸
化材15は旋回流中に巻込まれて水流に順応して
回動することになる。この様に接触面積が大であ
り水抵抗を大とする様に多数のループ19を有す
る紐状体20を設けられた酸化材15は、処理水
の旋回流に巻き込まれた状態となり、水中で旋回
を繰り返して効率的に接触酸化処理が行なわれ
る。
尚、処理すべき廃水等のB・O・Dの負荷に応
じて投入する酸化材15の数を加減することは勿
論、処理中において酸化材15に対する生物膜の
定着状態によつては所要数の酸化材15を引き上
げる場合も有り、適量の酸化材15を投入して処
理を施すときは、処理水におけるバルキングを防
止し得る利点がある。
じて投入する酸化材15の数を加減することは勿
論、処理中において酸化材15に対する生物膜の
定着状態によつては所要数の酸化材15を引き上
げる場合も有り、適量の酸化材15を投入して処
理を施すときは、処理水におけるバルキングを防
止し得る利点がある。
又、酸化材15は、処理水の処理を中止する
等、処理槽内の流速が低速又は停止したときは、
比重が1.0未満である故自づと浮上するから、酸
化材15の取り出し処理が容易である利点も併せ
具える。
等、処理槽内の流速が低速又は停止したときは、
比重が1.0未満である故自づと浮上するから、酸
化材15の取り出し処理が容易である利点も併せ
具える。
そして、酸化材15の比重は1.0未満とするこ
とは勿論であるが、被処理水の種類によつて比重
の大小は適宜選定すればよい。然し0.7以下では
処理水中へ巻き込まれて回動することが困難であ
る故、全体の比重は約0.7乃至1.0の範囲とするこ
とが望ましい。
とは勿論であるが、被処理水の種類によつて比重
の大小は適宜選定すればよい。然し0.7以下では
処理水中へ巻き込まれて回動することが困難であ
る故、全体の比重は約0.7乃至1.0の範囲とするこ
とが望ましい。
[発明の効果]
上述の如く本発明は、比重が1.0未満の浮上体
16に多数のループ19を有する紐状体20を具
え全体としての比重を1.0より小とした曝気槽投
入用の接触型汚水酸化材15であり、曝気槽11
内に、比重が1.0未満の浮上体16に紐状体20
を設けた接触型汚水酸化材15の所要数を投入し
たのち、曝気槽11内に設けた散気管12をもつ
て処理水を急速旋回させて前記酸化材15を処理
水中で回動させることを特徴とする汚水酸化処理
方法であるから、流水抵抗の大なる紐状体20に
より酸化材15は旋回流に容易に巻込まれ、処理
水との接触効率が非常に高く、且つ、該酸化材1
5は浮上体16に紐状体20を設けるのみである
故、極めて容易にして安価に製造し得るものであ
り、更に活性汚泥生物の定着増殖が安定して行な
われる故、該酸化材15の適宜個数を投入するこ
とにより効果的に汚水を処理し得る接触汚水酸化
材15及びその使用方法である。
16に多数のループ19を有する紐状体20を具
え全体としての比重を1.0より小とした曝気槽投
入用の接触型汚水酸化材15であり、曝気槽11
内に、比重が1.0未満の浮上体16に紐状体20
を設けた接触型汚水酸化材15の所要数を投入し
たのち、曝気槽11内に設けた散気管12をもつ
て処理水を急速旋回させて前記酸化材15を処理
水中で回動させることを特徴とする汚水酸化処理
方法であるから、流水抵抗の大なる紐状体20に
より酸化材15は旋回流に容易に巻込まれ、処理
水との接触効率が非常に高く、且つ、該酸化材1
5は浮上体16に紐状体20を設けるのみである
故、極めて容易にして安価に製造し得るものであ
り、更に活性汚泥生物の定着増殖が安定して行な
われる故、該酸化材15の適宜個数を投入するこ
とにより効果的に汚水を処理し得る接触汚水酸化
材15及びその使用方法である。
第1図は本発明に係る酸化材の外観図にして、
第2図は紐状体20断面図、第3図は該酸化材の
使用状態を示す図である。 11=曝気槽、12=散気管、13=原水流入
管、14=処理水流出管、15=酸化材、16=
浮上体、19=ループ、20=紐状体。
第2図は紐状体20断面図、第3図は該酸化材の
使用状態を示す図である。 11=曝気槽、12=散気管、13=原水流入
管、14=処理水流出管、15=酸化材、16=
浮上体、19=ループ、20=紐状体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 比重1.0未満の浮上体に多数のループを有す
る紐状体を取り付け、全体としての比重を1.0よ
りも僅かに小さくしたことを特徴とする曝気槽投
入用の接触型汚水酸化材。 2 比重1.0未満の浮上体に、多数のループを有
する紐状体を具えた接触型汚水酸化材にして、且
つ、全体としての比重を1.0よりも僅かに小さく
された接触型汚水酸化材の所要個数を、汚水処理
を行なう曝気槽内へ投入した後、曝気槽内に設け
た散気管をもつて処理水を急速旋回させ、以て前
記酸化材を処理水中で回動させることを特徴とす
る汚水酸化処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10270078A JPS5531405A (en) | 1978-08-25 | 1978-08-25 | Contact type sewage oxidizing material and use thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10270078A JPS5531405A (en) | 1978-08-25 | 1978-08-25 | Contact type sewage oxidizing material and use thereof |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5531405A JPS5531405A (en) | 1980-03-05 |
JPS6234435B2 true JPS6234435B2 (ja) | 1987-07-27 |
Family
ID=14334527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10270078A Granted JPS5531405A (en) | 1978-08-25 | 1978-08-25 | Contact type sewage oxidizing material and use thereof |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5531405A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5857239B2 (ja) * | 1980-03-25 | 1983-12-19 | 日本産業機械株式会社 | 汚水の処理装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5038959A (ja) * | 1973-08-13 | 1975-04-10 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5311864U (ja) * | 1976-07-13 | 1978-01-31 | ||
JPS53134455U (ja) * | 1977-03-30 | 1978-10-24 |
-
1978
- 1978-08-25 JP JP10270078A patent/JPS5531405A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5038959A (ja) * | 1973-08-13 | 1975-04-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5531405A (en) | 1980-03-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3335500B2 (ja) | 排水処理装置および排水処理方法 | |
KR100937482B1 (ko) | 중공복합담체를 이용한 하수고도 처리장치 및 방법 | |
US4282102A (en) | Activated sludge wastewater treatment having suspended inert media for biota growth | |
JP2006314991A (ja) | 畜産廃水及び糞尿等のような高濃度の窒素を含む汚廃水の処理装置及びその処理方法 | |
JPS6234435B2 (ja) | ||
KR100353004B1 (ko) | 스미어에 의한 하수의 생물학적 고도처리공정 | |
KR920014720A (ko) | 폐수 처리 방법 | |
KR101268064B1 (ko) | 개량형 중공복합담체를 이용한 하수고도 처리장치 | |
KR20030094810A (ko) | 침적형 고정층 미생물막법을 이용한 수처리 방법 | |
JPH07185589A (ja) | 窒素除去用排水処理方法および装置 | |
JPS602917B2 (ja) | 汚水の生物学的処理方法 | |
JPH11104681A (ja) | 水処理用生物固定担体 | |
JPH09253687A (ja) | 排水の嫌気・好気処理装置 | |
Meikap et al. | Recent Advances in Bio-chemical Reactors for Treatment of Wastewater | |
CN107902861A (zh) | 一种污泥处理装置 | |
JP3113900B2 (ja) | 汚水の浄化装置 | |
KR102440990B1 (ko) | 축산폐수 처리장치 및 처리방법 | |
CN207792999U (zh) | 一种污泥处理设备 | |
JP4297405B2 (ja) | し尿の処理方法 | |
JPH05277475A (ja) | 有機物含有水の処理方法 | |
JPH0576894A (ja) | 排水の処理方法 | |
Proctor | Anaerobic-Aerobic Lagoon Treatment of Dairy Manure Wastes | |
JPS6245397A (ja) | 汚水処理装置 | |
JPH07124580A (ja) | 攪拌処理槽、培養処理槽及びこれらを併設した水処理施設 | |
JPH10305292A (ja) | 廃水の浄化設備 |