JPS6233615Y2 - - Google Patents

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JPS6233615Y2
JPS6233615Y2 JP1981198819U JP19881981U JPS6233615Y2 JP S6233615 Y2 JPS6233615 Y2 JP S6233615Y2 JP 1981198819 U JP1981198819 U JP 1981198819U JP 19881981 U JP19881981 U JP 19881981U JP S6233615 Y2 JPS6233615 Y2 JP S6233615Y2
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valve body
valve
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bodies
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JP1981198819U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えば自動車用空調装置のダンパの開
閉をバキユームダイヤフラムの作動にて行うもの
において、前記バキユームダイヤフラムを真空源
と大気とに切換えて制御する弁装置に関するもの
である。
従来、自動車用の空調装置において、ダンパの
開閉をモータによつて行うようにしたものが供さ
れているが、モータをスイツチにより正逆回転さ
せるとともにダンパが開及び閉の位置で自動的に
停止するようにモータ内に位置検出用のスイツチ
を複数個設け且つモータ外にリレー等を設けて電
気的な制御を行うようにしなければらず、電気的
な構成が複雑なものとなる欠点があつた。
本考案は上記した事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、複数個の弁体の内の一つが第
1の付勢手段に抗して押込移動されると、その一
つの弁体のみを移動された位置にロツクし、他の
弁体を第1の付勢手段により原位置に復帰移動さ
せることにより、弁体の切換えを確実に行うこと
ができ、一つの弁体が押込移動されると、この弁
体に設けられた係合凸部によつて規制体が他の弁
体に設けられた係合凸部に対向する位置に変位さ
れて2個の弁体が同時に押込移動されることを規
制し、複数個のバキユームダイヤフラム等を任意
に制御できる構成が簡単な弁装置を提供するにあ
る。
以下本考案の一実施例について図面を参照しな
がら説明する。1はハウジングで、これは後述す
るように複数個の通路を形成した基板2とこの基
板2の平面部2a側に取付けられた矩形箱状の基
枠3とからなるもので、基枠3には3個の幅の挟
い弁体通路4,5,6及び1個の幅の広い弁体通
路7が互いに平行に設けられている。8乃至11
は各弁体通路4乃至7に摺動可能に配設された弁
ケースで、これらは夫々基板2の平面部2a側が
開放した矩形箱状をなすものである。12は平面
部2a上を摺接するゴム等の弁体としてのパツキ
ング13を保持するパツキングホルダで、弁ケー
ス8及び9に各1個宛配置され、弁ケース11に
は2個配置されている。そして、パツキング13
は平面部2aと対向する面に矩形な通気用凹部1
3aを陥没形成している。14はパツキングホル
ダ12を介してパツキング13を平面部2aに押
付けるためのばねである。15は弁体通路4乃至
7に連通する円筒状のガイド筒で、これらの内部
に各一端を弁ケース8乃至11に夫々連結した操
作棒16が摺動可能に挿通されている。17は操作
棒16の中間部に嵌入した止めピン、18はガイ
ド筒15の外周囲に巻装した第1の付勢手段とし
てのコイルばねで、このコイルばね18の一端部
が止めピン17に当接されて、弁ケース乃至11
が常に矢印A方向に付勢されている。19は基枠
3に仕切板部3aを挟んで弁体通路4乃至7と対
向するように形成された浅底の凹部で、各弁ケー
ス8乃至11に植設されたピン20の先端が仕切
板部3aに設けられたスリツト孔3bを介して凹
部19内に突出されている。21は凹部19内に
各弁ケース8乃至11と直角な方向に往復移動可
能に配設されたロツク部材としてのロツク板で、
これは第2の付勢手段としてのコイルばね22に
よつて常にロツク方向に付勢されている。23は
このロツク板21にピン20と対応するように形
成した4個の鍵状の係合凹部であり、24は係合
凹部23のピン20と対向する部分に傾斜状に設
けたガイド部である。25はロツク板21上に重
ねて凹部19内に摺動可能に配設した3個の規制
体としての規制板で、これらは隣合うピン20の
間隔寸法dと等しい幅寸法dを有するとともに各
ピン20と対向する部分に斜面部25aを形成し
たものである。26はハウジング1の基枠3を被
つて該基枠3を基板2に一体化するカバーであ
る。 而して、基枠2には接続口体27乃至32
が設けられており、該基板2の平面部2aには接
続口体27に連通する通気口27a乃至27cが
弁体通路4,5,7と対向するように形成され、
接続口体28,29,30に連通する通気口28
a,29a,30aが夫々弁体通路7と対向する
ように形成され、接続口体31に連通する通気口
31aが弁体通路5と対向するように形成され、
接続口体32に連通する通気口32aが弁体通路
4と対向するように形成され、接続口体28及び
32がホース33にて互いに接続されている。そ
して、第6図において、34はチエツクバルブ3
5を介してエンジンのインテークマニホールドに
接続されたバキユームタンクで、接続口体27は
バキユームタンク34に接続されている。36は
フアン37,エバポレータ38及びヒータコア3
9を内蔵したケーシングで、これに内外気切換用
ダンパ40,FOOT側吹出口開閉用ダンパ4
1,FACE側及びDEF側各吹出口切換用ダンパ
42,エアミツクス用ダンパ43及びバイレベル
用ダンパ44が夫々設けられており、各ダンパ4
0,41,42,44には夫々バキユームダイヤ
フラム45乃至48が設けられている。そして、
バキユームダイヤフラム45は内外気切換用のバ
ルブ49を介して接続口体30にホースを介して
接続されており、バキユームダイヤフラム46乃
至48は接続口体29,32,31に夫々ホース
を介して接続されている。
次に上記構成の作用について説明する。弁ケー
ス10と対応する操作棒16を押込操作すると、
ピン20がガイド部24を介してロツク板21を
コイルばね22に抗して矢印B方向に移動させ、
そのロツク板21をロツク解除位置に変位させる
から、係合凹部23に係合した他のピン20が係
合解除されて各弁ケース8,9,11が夫々原位
置に戻り、該弁ケース10と対応する操作棒16
が更に押込操作されると、その弁ケース10に設
けられたピン20がロツク板21の係合凹部23
と合致してロツク板21がコイルばね22のばね
力によりロツク位置に戻つてピン20を係合凹部
23に係合してロツクする(第1図参照)。この
状態において、弁ケース8,9,11は夫々原位
置に位置されているから、通気口28a,29a
間、通気口27a,30a間、通気口27b,3
1a間及び通気口27c,32a間は夫々パツキ
ング13の通気用凹部13aを介して連通した第
6図に示すヒータの状態になり、各バキユームダ
イヤフラム46乃至48はバキユームタンク34
に連通され、一方、バキユームダイヤフラム45
はバルブ49が外気側に操作されていることによ
り外気に連通した状態を呈している。そこで、そ
のバルブ49を内気側に操作すると、バキユーム
ダイヤフラム45はバキユームタンク34に連通
されて真空圧が作用するようになつて、該バキユ
ームダイヤフラム45内の戻しばねに抗して変位
するようになりダンパ40を矢印C方向に回動さ
せてケーシング36内に内気を取入れるように作
用する。従つて、フアン37を作動させるとダン
パ40の回動に応じてケーシング36内に吸入さ
れた外気又は内気がエバポレータ38を通過後エ
アミツクスダンパ43の開度に応じて一部がヒー
タコア39を通過し、残りがヒータコア39をバ
イパスして混合され、暖気が主としてダンパ41
にて開放された開口部から足元に送られ、一部の
暖気がダンパ42にて開放された開口部からフロ
ントウインドの内面に向けて送られる。
次に、弁ケース11と対応する操作棒16が押
込操作されると、前述と同様にしてその弁ケース
11に植設されたピン20がロツク板21を一旦
ロツク解除位置に変位させて弁ケース10に植設
されたピン20のロツクを解除させるから、その
弁ケース10がコイルばね18のばね力によつて
原位置に戻され、更に上記操作棒16が押込まれ
るとロツク板21がロツク位置に復帰してその弁
ケース11がロツクされるから、該弁ケース11
に設けられたパツキング13,13は第6図に二
点鎖線で示す状態になり、通気口29a及び30
aが大気に連通した状態になされる。従つて、バ
キユームダイヤフラム45はバルブ49の切換と
は無関係に大気に連通されるようになつてダンパ
40が第6図に実線にて示す状態となり、また、
バキユームダイヤフラム46は大気に連通される
ことにより内部の戻しばねの作用によりダンパ4
1を閉じるようになり、従つてヒータコア39を
通過した暖気と該ヒータコア39をバイパスした
空気とが混合されてダンパ42にて開放された開
口部からフロントウインドの内面に向けて送られ
る。また、次に弁ケース9と対応する操作棒16
が押操作された時には前述と同様の作用により弁
ケース11が元位置に戻されて該弁ケース9が押
込位置にロツクされるようになり、従つて、バキ
ユームダイヤフラム48が大気に連通されてダン
パ44が矢印D方向に回動され、更に、弁ケース
8と対応する操作棒16が押操作された時には前
述と同様の作用により弁ケース9が元位置に戻さ
れて該弁ケース8が押込位置にロツクされるよう
になつて、バキユームダイヤフラム47が大気に
連通されてダンパ42が矢印E方向に回動され、
夫々のダンパ44,42の回動に応じてケーシン
グ36からの風の吹出方向が変化される。
ところで、例えば弁ケース8及び9と対応する
2個の操作棒16が同時に押操作された時には、
各弁ケース8,9に設けられた2個のピン20が
これらピン20,20間に位置された規制板25
の斜面部25a,25aに同時に係合することと
なるから、規制板25が矢印B又は反矢印B方向
のいずれにも移動できず、該ピン20,200の
移動を抱束するようになり、従つて、弁ケース
8,9が移動不能状態を呈する。そして、前述し
たように1個の操作棒16が押された時には規制
板25が矢印B又は反矢印B方向に変位してその
押込みを許容するようになる。
尚、上記実施例ではバキユームダイヤフラムを
インテークマニホールドの真空を駆動源として作
動させる場合について述べたが、圧縮エアにより
シリンダを作動させる場合にも適用でき、ヒータ
装置以外の装置の切換にも適用することができ
る。
そして、バキユームダイヤフラムやエアシリン
ダを作動させる場合には、モータを使用してダン
パの開閉を行うもののように停止位置の検出を行
うような回路構成が全く不要で簡単な構成の弁装
置のみで済み、全体構成が非常に簡単なものにで
きる。
上記構成では1つの操作棒16を押込移動する
と規制板25がコイルばね22に抗して矢印B方
向に変位され、その規制板25によりロツクされ
ていた他の操作棒16がコイルばね18のばね力
で原位置に戻される。そして、操作棒16の移動
に応じて弁体としてのパツキング13が移動され
るが、操作棒16は操作の途中で停止することは
なく、押込位置か原位置のいずれかに位置し従つ
て、パツキング13による通路の切換が確実に行
なわれる。また、規制板25の作用で2個の操作
棒16が同時に押込まれることが規制される。そ
して、上記構成では操作棒16はいずれも1つの
コイルばね18に抗して押込操作すればよいか
ら、どの操作棒16を押込でも操作力に変化はな
い。
本考案は以上の説明から明らかなように、弁体
の切換を確実に行なうことができるとともに2個
の弁体が同時に押込移動されることを規制するこ
とができ、複数個のバキユームダイヤフラム等を
任意に制御できる構成が簡単な弁装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであり、第1
図は弁装置をカバーの一部を切欠して示す平面
図、第2図は弁装置の縦断面図、第3図は第2図
の−線に沿う断面図、第4図は弁装置の背面
図、第5図は第2図の−線に沿う断面図、第
6図は配管経路図である。 図面中、1はハウジング、8乃至11は弁ケー
ス、13はパツキング(弁体)、16は操作棒、
18はコイルばね(第1の付勢手段)、21はロ
ツク板(ロツク部材)、22はコイルばね(第2
の付勢手段)、25は規制板(規制体)、40乃至
44はダンパ、45乃至48はバキユームダイヤ
フラムである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数個の通路を有するハウジングと、このハウ
    ジングに略平行な直線に沿つて往復移動して前記
    通路の切換を行うように列設されるとともに常に
    は第1の付勢手段により原位置に付勢された複数
    個の弁体と、これら弁体に夫々突設された係合凸
    部と、前記ハウジングに前記弁体の移動方向と直
    交する方向に往復移動するように設けられ前記複
    数個の弁体のうち一つが前記第1の付勢手段に抗
    して押込移動されると一方向に変位して他の弁体
    の前記係合凸部から係合解除されて該他の弁体に
    対するロツクを解除するとともに該一つの弁体が
    前記第1の付勢手段に抗して更に押込移動される
    と第2の付勢手段によつて他方向に復帰変位して
    その一つの弁体に設けられた前記係合凸部に係合
    して該一つの弁体を移動された位置にロツクする
    ロツク部材と、前記各係合凸部の相互間に前記弁
    体の移動方向と直交する方向に移動変位し得るよ
    うに設けられ一つの弁体が第1の付勢手段に抗し
    て押込移動される時に該一つの弁体に設けられた
    係合凸部によつて他の弁体に設けられた係合凸部
    に対向する位置に変位されて該他の弁体が同時に
    押込移動されることを阻止する規制体とを具備し
    てなる弁装置。
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JPS5898218U JPS5898218U (ja) 1983-07-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0131526Y2 (ja) * 1985-05-17 1989-09-27
JPH062005Y2 (ja) * 1985-09-06 1994-01-19 小島プレス工業株式会社 空気圧回路装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS512700A (en) * 1974-06-26 1976-01-10 Mitsubishi Gas Chemical Co Kasankasuisooyobi paraa toruirusanmechiruno dojiseizoho
JPS564489U (ja) * 1979-06-26 1981-01-16

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