JPS6233591B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6233591B2 JPS6233591B2 JP57104340A JP10434082A JPS6233591B2 JP S6233591 B2 JPS6233591 B2 JP S6233591B2 JP 57104340 A JP57104340 A JP 57104340A JP 10434082 A JP10434082 A JP 10434082A JP S6233591 B2 JPS6233591 B2 JP S6233591B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- board
- sound
- acoustic
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- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 10
- 239000010419 fine particle Substances 0.000 claims description 6
- 239000002023 wood Substances 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 2
- 206010013911 Dysgeusia Diseases 0.000 description 1
- 238000010273 cold forging Methods 0.000 description 1
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 1
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Stringed Musical Instruments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は楽器の音響板加工方法に関する。
従来、この種の楽器たとえばギターなどの音響
板の共鳴度を、さらに、良化することが希求され
ていた。
板の共鳴度を、さらに、良化することが希求され
ていた。
本発明の目的は上記した企図の下に、前記音響
板の裏面に微粒子を噴射して断面波型状の条面に
して、その音響効果を良化向上しうる加工方法を
提供することである。
板の裏面に微粒子を噴射して断面波型状の条面に
して、その音響効果を良化向上しうる加工方法を
提供することである。
以下、本発明方法の一実施例を示す図面を説明
する。初め、第１図にて従来の楽器のうちギター
について略述すると、ａは響胴ｂの音響板および
ｃは音響孔である。
する。初め、第１図にて従来の楽器のうちギター
について略述すると、ａは響胴ｂの音響板および
ｃは音響孔である。
以下、第２図ないし第３図について、本発明方
法の一実施例を具体的に本例の加工方法を説明す
ると、木材（杉材または松材等）より形成された
音響板１の裏面１ａに微粒子ｍを高圧エアノズル
ｚより噴射すると、この微粒子ｍの衝撃加工力に
て前記音響板１の裏面１ａ上には断面において硬
い年輪部分（冬目部分）ｎを頂点として柔い白味
部分（夏目部分）ｓが第３図のように若干凹設さ
れることになる。なお、上記した夏目部分ｓの凹
み深さは音響効果の度合によつて適宜選定され
る。
法の一実施例を具体的に本例の加工方法を説明す
ると、木材（杉材または松材等）より形成された
音響板１の裏面１ａに微粒子ｍを高圧エアノズル
ｚより噴射すると、この微粒子ｍの衝撃加工力に
て前記音響板１の裏面１ａ上には断面において硬
い年輪部分（冬目部分）ｎを頂点として柔い白味
部分（夏目部分）ｓが第３図のように若干凹設さ
れることになる。なお、上記した夏目部分ｓの凹
み深さは音響効果の度合によつて適宜選定され
る。
そして、この音響板１をギターに使用すると、
上記音響板１における共鳴度の物理的効果は著し
く向上され、弾奏時における音響効果としては、
音量や音質や余韻力に優れた弾奏効果が得られ
る。これは音響板の裏面１ａにおいて木目に沿つ
て形成される凹凸条面３が物理的に共鳴度合を著
しく良化向上することによるもので、これが、ま
た、本発明の企図する作用効果でもある。
上記音響板１における共鳴度の物理的効果は著し
く向上され、弾奏時における音響効果としては、
音量や音質や余韻力に優れた弾奏効果が得られ
る。これは音響板の裏面１ａにおいて木目に沿つ
て形成される凹凸条面３が物理的に共鳴度合を著
しく良化向上することによるもので、これが、ま
た、本発明の企図する作用効果でもある。
とくに、上記した凹凸条面３中、第３図に示す
ように夏目部分ｓにおける凹凸条面に沿つて、そ
の表面が衝撃加工（冷鍛造法＝ピーニング加工）
により硬化されるためによる音響の導波性の良化
も、見逃しがたい本発明による効果が得られる。
ように夏目部分ｓにおける凹凸条面に沿つて、そ
の表面が衝撃加工（冷鍛造法＝ピーニング加工）
により硬化されるためによる音響の導波性の良化
も、見逃しがたい本発明による効果が得られる。
すなわち、本発明方法は板状の音響板の裏面に
微粒子を高圧エアノズルから噴射して、この裏板
が前記音響板の木目に沿つて年輪部分ｎを頂点と
する断面波型状の凹凸条面となるように加工する
ことを特徴とするもので、本発明方法で加工され
た音響板を、たとえばギターに使用すると、弾奏
時における前記音響板の共鳴度が著しく良化され
るため、その音色は従来品では到底得られない余
韻等に富むものである。
微粒子を高圧エアノズルから噴射して、この裏板
が前記音響板の木目に沿つて年輪部分ｎを頂点と
する断面波型状の凹凸条面となるように加工する
ことを特徴とするもので、本発明方法で加工され
た音響板を、たとえばギターに使用すると、弾奏
時における前記音響板の共鳴度が著しく良化され
るため、その音色は従来品では到底得られない余
韻等に富むものである。
さらに、本発明方法を音響板の表面に施しても
よく、また、響胴及び底板に施しても好ましい効
果が得られ、また、ピアノ音響板にも利用し得
る。
よく、また、響胴及び底板に施しても好ましい効
果が得られ、また、ピアノ音響板にも利用し得
る。
なお、前記凹凸条面上に金属系の箔など附して
から、さらに上記のピーニングをすれば、この条
面の硬化度合においては著しい効果が得られる。
から、さらに上記のピーニングをすれば、この条
面の硬化度合においては著しい効果が得られる。
とくに、本発明方法によつて、たとえば表板の
裏面を凹凸条面に加工すると、物理的特長とし
て、音響反射面の増大は従来の単一平面状のもの
に比し著しく増大されるとともに、各凹凸条面に
おける反射角の交差効果による音質の良化向上が
得られる特長がある。
裏面を凹凸条面に加工すると、物理的特長とし
て、音響反射面の増大は従来の単一平面状のもの
に比し著しく増大されるとともに、各凹凸条面に
おける反射角の交差効果による音質の良化向上が
得られる特長がある。
第１図は従来のギターを略示する正面図であ
る。第２図〜第３図は本発明方法を示す図面で、
第２図は音響板を示すための横断面図、第３図は
凹凸条面の加工状態を示す拡大横断面図である。 １……音響板、１ａ……裏面、ｚ……高圧のエ
アノズル、ｃ……音響孔、ｍ……微粒子、ｎ……
年輪。
る。第２図〜第３図は本発明方法を示す図面で、
第２図は音響板を示すための横断面図、第３図は
凹凸条面の加工状態を示す拡大横断面図である。 １……音響板、１ａ……裏面、ｚ……高圧のエ
アノズル、ｃ……音響孔、ｍ……微粒子、ｎ……
年輪。
Claims (1)
- １ 板状の音響板の裏面に微粒子を高圧エアノズ
ルから噴射して、この裏板が前記音響板の木目に
沿つて年輪部分ｎを頂点とする断面波型状の凹凸
条面となるように加工することを特徴とする楽器
の音響板加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57104340A JPS58220187A (ja) | 1982-06-16 | 1982-06-16 | 楽器の音響板加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57104340A JPS58220187A (ja) | 1982-06-16 | 1982-06-16 | 楽器の音響板加工方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58220187A JPS58220187A (ja) | 1983-12-21 |
| JPS6233591B2 true JPS6233591B2 (ja) | 1987-07-21 |
Family
ID=14378184
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57104340A Granted JPS58220187A (ja) | 1982-06-16 | 1982-06-16 | 楽器の音響板加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58220187A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008039945A (ja) * | 2006-08-03 | 2008-02-21 | Takamine Gakki Seisakusho:Kk | 弦楽器及びその製造方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7045657B2 (ja) * | 2017-09-15 | 2022-04-01 | 株式会社セベル・ピコ | 三味線 |
-
1982
- 1982-06-16 JP JP57104340A patent/JPS58220187A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008039945A (ja) * | 2006-08-03 | 2008-02-21 | Takamine Gakki Seisakusho:Kk | 弦楽器及びその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58220187A (ja) | 1983-12-21 |
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