JPS6233547B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6233547B2 JPS6233547B2 JP54018011A JP1801179A JPS6233547B2 JP S6233547 B2 JPS6233547 B2 JP S6233547B2 JP 54018011 A JP54018011 A JP 54018011A JP 1801179 A JP1801179 A JP 1801179A JP S6233547 B2 JPS6233547 B2 JP S6233547B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sludge
- ultrasonic
- suction port
- receiver
- transmitter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000010802 sludge Substances 0.000 claims description 49
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 238000003491 array Methods 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000644 propagated effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は水中におけるヘドロ層の分布状態を正
確に測定し、ヘドロ浚渫船等のヘドロ吸込口を該
ヘドロ層に誘導しようとするヘドロ浚渫用超音波
探査装置に関するものである。
確に測定し、ヘドロ浚渫船等のヘドロ吸込口を該
ヘドロ層に誘導しようとするヘドロ浚渫用超音波
探査装置に関するものである。
従来、水中のヘドロ層の分布状態を探査する場
合には低周波数と高周波数の２種の音波を用いた
測深儀により行なつており、詳しく言えばヘドロ
層及びその下の水底に上記音波をあてて、該ヘド
ロ層の表面及び水底より上記音波が反射されても
どつてくる時間を計つてヘドロ層の表面及び水底
の深度を算出し、ヘドロ層の厚さを測定するよう
にしていたが、該装置ではヘドロの性状によりヘ
ドロ層内における上記音波の反射、透過、吸収特
性が異なり、精度の高い測定ができず、ヘドロ吸
込口を正しくヘドロ層に誘導できないという欠点
を有していた。
合には低周波数と高周波数の２種の音波を用いた
測深儀により行なつており、詳しく言えばヘドロ
層及びその下の水底に上記音波をあてて、該ヘド
ロ層の表面及び水底より上記音波が反射されても
どつてくる時間を計つてヘドロ層の表面及び水底
の深度を算出し、ヘドロ層の厚さを測定するよう
にしていたが、該装置ではヘドロの性状によりヘ
ドロ層内における上記音波の反射、透過、吸収特
性が異なり、精度の高い測定ができず、ヘドロ吸
込口を正しくヘドロ層に誘導できないという欠点
を有していた。
本発明は上記従来の装置の欠点を除去するた
め、ヘドロ吸込口の移動方向の前後に、所定の間
隔をおいて組み合せた超音波送器と超音波受波器
を深度方向に複数組配列し、各超音波送波器から
超音波信号から送信されるとそれぞれ組をなした
各超音波受波器がこれを受け、その出力レベルに
基づいて得られたヘドロ信号の分布状態に応じ
て、制御手段によりヘドロ吸入口の上下方向の位
置と移動速度と吸引力とが制御されるようにした
ものである。以下、図面にしたがつて詳細に説明
する。
め、ヘドロ吸込口の移動方向の前後に、所定の間
隔をおいて組み合せた超音波送器と超音波受波器
を深度方向に複数組配列し、各超音波送波器から
超音波信号から送信されるとそれぞれ組をなした
各超音波受波器がこれを受け、その出力レベルに
基づいて得られたヘドロ信号の分布状態に応じ
て、制御手段によりヘドロ吸入口の上下方向の位
置と移動速度と吸引力とが制御されるようにした
ものである。以下、図面にしたがつて詳細に説明
する。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図
は装置の概略説明図で、第２図は装置のブロツク
図である。水底１上に堆積したヘドロ層２をヘド
ロ吸込口４にて浚渫しようとする場合、まず吸込
口４の移動方向９の前方に設けられた測深用の超
音波送受波器７によつて水底１及びヘドロ層２の
おおよその深度が測定され、それにしたがつて後
続する前部超音波送受波器列５、ヘドロ吸込口
４、後部超音波受波器列６の上下方向のおおよそ
の位置が決められる。超音波送受波器列５及び６
は同一の構成をもつてなり、すなわち複数の超音
波送波器５1a，５2a……５na及び６1a，６2a……
６naと、該送波器より一定の距離をへだてて設
けられた超音波受波器５1b，５2b……５nb及び６
1b，６2b……６nbとを有してなる。ここで各送波
器の駆動電圧を一定にして超音波を発射すると、
該超音波を受ける各受波器の出力レベルは各送受
波器間の媒質により変化する。すなわち水中１０
内にある送受波器の受波器出力はヘドロ層２中に
ある送受波器の受波器出力に比べて減衰量が小さ
いのでレベルが大きくなり、ヘドロと水が混合し
ているような部分中にある送受波器の受波器出力
は減衰量が水中とヘドロ層中の場合の中間的な値
となるので、そのレベルも中間的な値となつてヘ
ドロの分布が電気信号として検出される。
は装置の概略説明図で、第２図は装置のブロツク
図である。水底１上に堆積したヘドロ層２をヘド
ロ吸込口４にて浚渫しようとする場合、まず吸込
口４の移動方向９の前方に設けられた測深用の超
音波送受波器７によつて水底１及びヘドロ層２の
おおよその深度が測定され、それにしたがつて後
続する前部超音波送受波器列５、ヘドロ吸込口
４、後部超音波受波器列６の上下方向のおおよそ
の位置が決められる。超音波送受波器列５及び６
は同一の構成をもつてなり、すなわち複数の超音
波送波器５1a，５2a……５na及び６1a，６2a……
６naと、該送波器より一定の距離をへだてて設
けられた超音波受波器５1b，５2b……５nb及び６
1b，６2b……６nbとを有してなる。ここで各送波
器の駆動電圧を一定にして超音波を発射すると、
該超音波を受ける各受波器の出力レベルは各送受
波器間の媒質により変化する。すなわち水中１０
内にある送受波器の受波器出力はヘドロ層２中に
ある送受波器の受波器出力に比べて減衰量が小さ
いのでレベルが大きくなり、ヘドロと水が混合し
ているような部分中にある送受波器の受波器出力
は減衰量が水中とヘドロ層中の場合の中間的な値
となるので、そのレベルも中間的な値となつてヘ
ドロの分布が電気信号として検出される。
前部超音波送受波器列５、ヘドロ吸込口４、後
部超音波送受波器列６が移動方向９の方向に移動
すると、最初に前部超音波送受波器列５がヘドロ
層２中に入り、その分布状態が詳細に検出され
る。該検出信号にしたがつてヘドロ吸込口４の上
下方向の位置、移動速度及び吸引力等が制御され
る。後部超音波送受波器列６はヘドロ吸込口４の
通過後のヘドロの分布状態をチエツクし、さらに
細かくヘドロ吸込口４の上記動作状態を修正し、
より効果的に働くようにする。後部超音波送受波
器列６の後方に設けた測深用の超音波送受波器８
はヘドロ吸込口４による浚渫の結果を検出し、記
録する。
部超音波送受波器列６が移動方向９の方向に移動
すると、最初に前部超音波送受波器列５がヘドロ
層２中に入り、その分布状態が詳細に検出され
る。該検出信号にしたがつてヘドロ吸込口４の上
下方向の位置、移動速度及び吸引力等が制御され
る。後部超音波送受波器列６はヘドロ吸込口４の
通過後のヘドロの分布状態をチエツクし、さらに
細かくヘドロ吸込口４の上記動作状態を修正し、
より効果的に働くようにする。後部超音波送受波
器列６の後方に設けた測深用の超音波送受波器８
はヘドロ吸込口４による浚渫の結果を検出し、記
録する。
また、ここで使用する超音波の周波数を切り換
えて、２〜３種類の周波数で測定し、ヘドロの性
状を知ることも可能である。
えて、２〜３種類の周波数で測定し、ヘドロの性
状を知ることも可能である。
第２図は装置のブロツク図であり、ここで図中
第１図と同一番号は同一部分を表わす。超音波送
波側は発振器１１と電力増幅器１２と超音波送波
器５1a，５2a……５na及び６1a，６2a……６naと
よりなり、超音波受波側は超音波受波器５1b，５
2b……５nb及び６1b，６2b……６nbと増幅器１３
と処理器１４とよりなり、処理器１４の出力は側
深用の超音波送受波器７，８を有する音響測深儀
１５の出力と共に記録器１６を通して制御器１７
に入力される。
第１図と同一番号は同一部分を表わす。超音波送
波側は発振器１１と電力増幅器１２と超音波送波
器５1a，５2a……５na及び６1a，６2a……６naと
よりなり、超音波受波側は超音波受波器５1b，５
2b……５nb及び６1b，６2b……６nbと増幅器１３
と処理器１４とよりなり、処理器１４の出力は側
深用の超音波送受波器７，８を有する音響測深儀
１５の出力と共に記録器１６を通して制御器１７
に入力される。
次に動作を説明すると、発振器１１で所定の周
波数の電気信号を発振し該電気信号を電力増幅器
１２で増幅し、超音波送波器５1a，５2a……５na
及び６1a，６2a……６naを駆動する。媒質中を伝
搬してきた超音波信号を超音波受波器５1b，５2b
……５nb及び６1b，６2b……６nbで受波し、増
幅器１３で増幅し、処理器１４で各出力レベルを
判定して制御信号を作り出し、測深用の超音波送
受波器７，８より得られた音響測深儀１５の制御
信号と共に記録器１６を通して制御器１７に送り
込む。制御器１７では超音波送受波器列５，６及
びヘドロ吸込口４の各動作を上記制御信号にした
がつて制御する。記録器１６ではヘドロの分布状
態、浚渫の結果等を遂次記録する。
波数の電気信号を発振し該電気信号を電力増幅器
１２で増幅し、超音波送波器５1a，５2a……５na
及び６1a，６2a……６naを駆動する。媒質中を伝
搬してきた超音波信号を超音波受波器５1b，５2b
……５nb及び６1b，６2b……６nbで受波し、増
幅器１３で増幅し、処理器１４で各出力レベルを
判定して制御信号を作り出し、測深用の超音波送
受波器７，８より得られた音響測深儀１５の制御
信号と共に記録器１６を通して制御器１７に送り
込む。制御器１７では超音波送受波器列５，６及
びヘドロ吸込口４の各動作を上記制御信号にした
がつて制御する。記録器１６ではヘドロの分布状
態、浚渫の結果等を遂次記録する。
以上述べたように本発明によれば、ヘドロ吸込
口の移動方向の前後に、所定の間隔をおいて組み
合せた超音波送波器と超音波受波器を深度方向に
複数配列し、各超音波送受波器間における受波器
の出力レベルを検出することによりヘドロの分布
状態が正確かつ連続的に分析され、このデータに
したがつてヘドロ吸込口の移動速度、上下方向の
位置、吸引力の強さが適切に制御されて、効果的
なヘドロ浚渫をなし得るという利点を有してい
る。
口の移動方向の前後に、所定の間隔をおいて組み
合せた超音波送波器と超音波受波器を深度方向に
複数配列し、各超音波送受波器間における受波器
の出力レベルを検出することによりヘドロの分布
状態が正確かつ連続的に分析され、このデータに
したがつてヘドロ吸込口の移動速度、上下方向の
位置、吸引力の強さが適切に制御されて、効果的
なヘドロ浚渫をなし得るという利点を有してい
る。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図
は装置の概略説明図、第２図は装置のブロツク図
である。 ２……ヘドロ層、４……ヘドロ吸込口、５，６
……超音波送受波器列、７，８……測深用の超音
波送受波器、１４……処理器、１５……音響測深
儀、１７……制御器。
は装置の概略説明図、第２図は装置のブロツク図
である。 ２……ヘドロ層、４……ヘドロ吸込口、５，６
……超音波送受波器列、７，８……測深用の超音
波送受波器、１４……処理器、１５……音響測深
儀、１７……制御器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ ヘドロ吸入口の移動方向に所定間隔をおいて
組をなす超音波送波器と超音波受波器とを、該移
動方向の前部と後部とに各深度方向に所定の間隔
をおいて複数組配設し、 前記超音波受波器の各々の出力レベルに基づい
たヘドロ層の分布状態に応じてヘドロ吸込口の上
下方向の位置と移動速度と吸引力とを制御する制
御手段とを設けてなる ヘドロ浚渫用超音波探査装置。 ２ ヘドロ吸入口の上下方向の位置を制御する制
御手段として、前部の超音波送波器及び超音波受
波器の前方と、後部の超音波送波器及び超音波受
波器の後方とに音響測深儀の超音波送受波器を設
けたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
のヘドロ浚渫用超音波探査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1801179A JPS55110951A (en) | 1979-02-19 | 1979-02-19 | Ultrasonic wave detector for sludge dredging |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1801179A JPS55110951A (en) | 1979-02-19 | 1979-02-19 | Ultrasonic wave detector for sludge dredging |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55110951A JPS55110951A (en) | 1980-08-27 |
| JPS6233547B2 true JPS6233547B2 (ja) | 1987-07-21 |
Family
ID=11959726
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1801179A Granted JPS55110951A (en) | 1979-02-19 | 1979-02-19 | Ultrasonic wave detector for sludge dredging |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS55110951A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0471646U (ja) * | 1990-11-02 | 1992-06-24 |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59109626A (ja) * | 1982-12-14 | 1984-06-25 | Oki Electric Ind Co Ltd | ヘドロ吸込口の制御方法 |
| JPS63113909U (ja) * | 1987-01-19 | 1988-07-22 | ||
| JPS63113910U (ja) * | 1987-01-19 | 1988-07-22 | ||
| JPH0645225Y2 (ja) * | 1988-02-26 | 1994-11-16 | オムロン株式会社 | トルクセンサ |
| JP2601860Y2 (ja) * | 1992-04-21 | 1999-12-06 | 三洋測器株式会社 | 懸濁物濃度分布測定装置 |
| CN103645246A (zh) * | 2013-11-16 | 2014-03-19 | 中山欧麦克仪器设备有限公司 | 一种超声波污泥浓度在线监测装置 |
-
1979
- 1979-02-19 JP JP1801179A patent/JPS55110951A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0471646U (ja) * | 1990-11-02 | 1992-06-24 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55110951A (en) | 1980-08-27 |
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