JPS6233462Y2 - - Google Patents

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JPS6233462Y2
JPS6233462Y2 JP16876281U JP16876281U JPS6233462Y2 JP S6233462 Y2 JPS6233462 Y2 JP S6233462Y2 JP 16876281 U JP16876281 U JP 16876281U JP 16876281 U JP16876281 U JP 16876281U JP S6233462 Y2 JPS6233462 Y2 JP S6233462Y2
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shutter
switch
lever
closing
switchboard
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、閉鎖配電盤に引出し形開閉器を挿
入、引出しする形の開閉装置に関するもので、特
に閉鎖配電盤の電源側及び負荷側断路部の接触子
を開閉器引出状態において、覆う如く閉成するシ
ヤツターを有する装置のシヤツター開閉機構及び
シヤツター駆動機構の鎖錠装置に関するものであ
る。
以上のように、シヤツター、シヤツター開閉機
構、シヤツター駆動機構の鎖錠装置を有する型の
従来の開閉装置として第1〜5図に示すものがあ
つた。第1〜3図において、閉鎖配電盤1には水
平移動可能な開閉器2が挿入、引出しされるよう
になつていて、開閉器2が挿入されている開閉器
室3は隔壁6によつて上下に隔てられた電源側ケ
ーブル室4及び負荷側ケーブル室5と隔壁7を隔
てて隣接し、前面に扉8を備えている。電源側ケ
ーブル室4内に電源側導体9、これに接続された
接触子10が位置し、負荷側ケーブル室5には負
荷側導体11とこれに接続された接触子12があ
り、電源側ケーブル室4及び負荷側ケーブル室5
内で接触子10,12もそれぞれ支持するがい管
13,13が隔壁7に取付けられている。開閉器
2には電源側断路部に取付けられた接触子14及
び負荷側断路部に取付けられた接触子15があつ
て、開閉器が開閉器室3に挿入された時それぞれ
接触子10及び12と係合しうるように開閉器2
から外方に延長している。
閉鎖配電盤1の開閉器室3の両側面にガイドピ
ン16がそれぞれ上下に一定の間隔を保ち取付け
られ、上下にガイドピン16の取付け間隔と同一
に明けられた長孔17a及び下部に角孔17bを
有するブラケツト17の長孔17aにそれぞれ係
合している。従つてブラケツト17はガイドピン
に案内されて上下に移動自在である。シヤツター
18はブラケツト17に左右が固定され、電源側
接触子10と負荷側接触子12の上下取付間隔と
同一に2個取付けられ、ブラケツト17の長孔1
7aの上端内面がガイドピン16の上端外面に当
接した(第2図に示す)状態において、電源側接
触子10と負荷側接触子12の取付けられた絶縁
がい管13の入口を閉成するようになつている。
シヤツター駆動装置は開閉器室3の両側面に対称
に取付けられた段付ピン19に枢着されたシヤツ
ターアーム20を主体とし、シヤツターアーム2
0は一端を上記ブラケツト17の角孔17b(第
3図)にしゆう動可能に係合させ、他端は段付ピ
ン19により開閉器室側面に回転可能に取付けら
れている。シヤツターアーム20には更に駆動板
21が取付けられ、駆動板は平面部21c,21
dを有する山形部材で平面部21dに角孔21a
を、平面部21cに斜面21bを有し、各部が一
定の位置関係になる様に溶接等によりシヤツター
アーム20に固定されている。
シヤツターアーム20の鎖錠装置はロツクレバ
ー22を主体とし、ロツクレバーは一端に凹部2
2a、他端に孔22b及び中央部に孔22cを有
し、一端に孔23aを有するピン23がロツクレ
バー22の孔22bに固定され、スライドピン2
4がロツクレバー22の孔22cに取付けられ、
更にピン25がピン23の孔23aに取付けられ
ている。両端に長孔26aを設け、中央に孔26
bを設けた軸受ブラケツト26が孔26bにロツ
クレバー22に固定されたピン23を通すことに
よつてロツクレバーを枢支し、一端を上記軸受2
6に係合させピン23にまき付き他端がピン23
に取付けられたピン25に係合するねじりばね2
7でロツクレバー22を時計方向(第5図で見
て)に付勢する。軸受ブラケツト26は長孔26
aに通した取付ねじ28によつて閉鎖配電盤1の
側面に取付けられている。軸受ブラケツト27は
開閉器2の断路位置(第1図,第4図,第5図に
おいて実線で示す位置)において、ロツクレバー
22の凹部22aが駆動板21の角孔21aの左
端に係合し、ロツクレバー22の凹部22aと一
定の隙間22dが存する関係で側面に取付けられ
ている。開閉器の両側面にはローラ29が取付け
られ、開閉器2が断路位置にある時は、ロツクレ
バー22及び駆動板21と離脱状態に有る。
開閉器2をその接触子14,15と電源及び負
荷側の接触子10,12とが接触する方向に移動
する途中において、ローラ29はロツクレバー2
2の下端付近に当接し、これを反時計方向(第1
図,第5図において)に回転させ、次いで駆動板
21の斜面21bに当接し、駆動板及びこれに固
着したシヤツターアーム20を反時計方向(第1
図,第5図において)に回転させるようになつて
いる。後述するようにシヤツターアーム20が水
平になるまで上方向に(第1図,第5図におい
て)駆動させるとシヤツター18が開放される。
以上は閉鎖配電盤1の扉8側から見て、左側面
のみの構成について説明したが、右側面にも同様
に対称形状の同様の部材が設けられているものと
する。
次に動作について説明する。開閉器2の接触子
14,15が接触子10,12よりそれぞれ離脱
し、断路位置(第1図において実線で示す位置)
にある場合は、ローラ29はロツクレバー22及
び駆動板21と離脱状態(第1図,第4図,第5
図において実線で示す位置)に在ることは先に述
べた通りで、この場合ブラケツト17は、その自
重と、ブラケツト17に取付けられたシヤツター
18の重量、及びシヤツターアーム20の自重に
より、ピン19を回転中心として時計方向(第1
図,第5図において)に回転力を受け、ブラケツ
ト17に設けられた長孔17aの上端内面が、当
接した状態(第2図の状態)にある。従つてシヤ
ツター18は、接触子10,12を支持している
絶縁がい管13の入口を閉成(第1図において実
線で示す状態及び第3図の左側の状態)してい
る。又この場合、上記シヤツターアーム20はブ
ラケツト17の角孔17bの下端内面に当接した
状態(第5図の実線で示す状態)で保持され、又
ロツクレバー22はねじりばね27の時計方向の
付勢力により駆動板21の角孔21aの一端の内
面に凹部22aが係合した状態(第5図の実線で
示す状態)にある。この状態になつた後、開閉器
2を閉鎖配電盤1の開閉器室3から引出し、開閉
器室3を点検する際、あやまつてシヤツター18
を押上げた場合や、シヤツターアーム20、駆動
板21を押上げた場合、シヤツターアーム20は
駆動板21とロツクレバー22の凹部22aとの
隙間22d分だけピン19を中心に反時計方向
(第1図,第5図において)に回転し停止する。
この状態でも、シヤツター18は絶縁がい管13
の入口を閉成しているため、上記接触子10,1
2への感電事故及び異物の浸入による地絡事故を
防止している。
次に、開閉器2を断路位置(第1図,第4図,
第5図において実線で示す位置)より開閉器2の
接触子14,15が接触子10,12にそれぞれ
接触する方向へ移動させると、開閉器2の移動に
併つてローラ29は水平に移動し、最初にロツク
レバー22の下端に当接し、ロツクレバーを反時
計方向(第1図,第5図において)に回転させ、
まず、ロツクレバー22の凹部22aと駆動板2
1との係合を解離させ、次いで駆動板21の平面
部21cの斜面21bに当接し、ロツクレバー2
2を更に反時計方向に回転させる。同時にシヤツ
ターアーム20をも反時計方向(第1図,第5図
において)に回転させて、シヤツターアーム20
に係合されたブラケツト17を押上げ、シヤツタ
ー18を開放動作させる。このとき、ロツクレバ
ー22に取付けられたスライドピン24は、ロー
ラー29が駆動板21の斜面21bを通過する直
前で、駆動板21の平面部21dに当接し、ロツ
クレバー22は駆動板21の反時計方向の回転の
みによつて反時計方向に回転させられ、ローラ2
9が駆動板21の斜面21bを通過し、駆動板2
1の平面21cに至ると、駆動板21の平面21
c,21d及び上記シヤツターアーム20はほぼ
水平になり(第1図,第5図において二点鎖線で
示す状態)、シヤツターアーム20及びロツクレ
バー22の回動は停止し、上記ローラ29が以後
水平移動し、接触子14,15が上記接触子1
0,12と接触し終るまで上記状態を保持する。
上記動作及び状態は上記閉鎖配電盤1の扉8より
見て左側面のみについて説明したが、右側面も同
様な動作及び状態にあり、又、上記は開閉器2を
挿入する場合の動作について説明したが、引出時
には、上記の動作及び状態は逆になる。
従来の開閉装置において、シヤツター駆動機構
及びその鎖錠装置は以上のように構成され作動す
るので、シヤツターアーム駆動板を開閉器の移動
によつて水平移動するローラによつて駆動板を駆
動すると共に係合部分のロツクレバーをも上記ロ
ーラーにて直接駆動する。従つて、シヤツター開
放動作に至るまでの開閉器の移動距離を多く要す
る欠点があつた。また、ロツクレバーと駆動板と
の係合部に間隙をもうけてあるため、開閉器を盤
外へ引出した状態において、シヤツターアームを
持ち上げた場合、シヤツターは上記間隙がなくな
るまでは開動する。従つて閉鎖配電盤側の接触子
をこの状態で完全に覆うためには、シヤツターの
幅を広くとる必要があり、これによつてシヤツタ
ーの重さを増し、シヤツター開放動作時大きな操
作力を必要とする欠点があつた。また、ロツクレ
バーと駆動板との係合部の間隙を調整する場合、
鎖錠装置全体を移動させ取付ねじを再びしめるこ
とによつて行なう必要があつて、非常にめんどう
で手数のかかる欠点があつた。また、鎖錠装置の
動作確認をする場合、ロツクレバーが開閉器移動
途中において、シヤツター駆動板の動きによつて
回転させられる構造のため、この動作を確認する
ために、シヤツターアームをも動かす必要があ
り、閉鎖配電盤加電中では非常に危険であつた。
又、ロツクレバーの付勢力は、ねじりばねによる
構成であるため、構成部品が多く高価である等の
欠点があつた。
この考案は上記のような従来のものの欠点を除
去するためになされたもので、構造組立、調整動
作の確認が簡単で、シヤツター機構の鎖錠及び鎖
錠解除に要する開閉器の移動距離が短かく、シヤ
ツター解放動作に要する操作力が小さい、シヤツ
ター開閉機構及びその鎖錠装置を備えた開閉装置
を提供することを目的とし、この目的を達成する
ために、引出し形開閉器が挿入、引出しされる閉
鎖配電盤内に、開閉器の挿入、引出しに伴つて開
閉器の接触子と接離する電源側及び負荷側断路部
の接触子と、前記開閉器が前記断路部と断路位置
にある時前記電源側及び負荷側断路部の接触子を
覆うように閉成し前記接触子に接続時は開放され
るシヤツター機構と、前記開閉器の挿入、引出し
動作を連動して前記シヤツター機構を開閉させる
シヤツター駆動用レバー装置と、前記開閉器を前
記閉鎖配電盤外に引出し時に前記シヤツター駆動
用レバー装置を鎖錠する鎖錠装置とを備える開閉
装置において、前記シヤツター駆動用レバー装置
は前記閉鎖配電盤の側面に両端の間で枢着され一
端にシヤツターを取付けたシヤツター開閉レバー
と、前記開閉器と固着されて前記シヤツター開閉
レバーを作動させる駆動板とよりなり、前記シヤ
ツター開閉レバーは閉鎖配電盤への枢着点と前記
一端との間に閉鎖配電盤に挿入される前記開閉器
の前記駆動板と係合してシヤツター開閉レバーを
ほぼ水平位置より上方へ枢動させるローラを具
え、前記鎖錠装置はほぼL字形でLの折曲点付近
で前記閉鎖配電盤の側面に枢着されLの竪辺の上
端に取付けた調整可能ストツパボルトが前記シヤ
ツター開閉レバーの他端と係合しこの開閉レバー
を枢動不可能に規制するロツクレバーと、前記開
閉器に固着されて開閉器挿入時に前記ロツクレバ
ーのLの横辺と係合するロツクレバー駆動ピンと
からなり、前記ロツクレバーはその横辺が開閉器
挿入時前記ロツクレバー駆動ピンでほぼ水平にま
で枢動されると共にその竪辺が前記シヤツター開
閉レバー規制位置から外れる位置に枢動されるよ
うな角度関係にその横竪辺が構成されかつ閉鎖配
電盤側面に枢着されていることを特徴とする開閉
装置を提供しているものである。この考案の開閉
装置は開閉器の挿入、引出しに連動するシヤツタ
ー駆動用レバー装置と、このレバー装置の鎖錠装
置とのそれぞれの駆動を、開閉器上にそれぞれ専
用に設けた駆動板とロツクレバー駆動ピンとで行
なうようにし、開閉器引出し位置においては、シ
ヤツター開閉レバーの枢着点すなわち回転中心に
対してシヤツター取付側と反対側の端すなわち他
端で、ロツクレバー駆動ピンによつて駆動される
ロツクレバーの竪辺に調整可能に取付けられたス
トツパーボルトによつてシヤツター機構の鎖錠を
行なうようにしている。
以下に、図示する実施例に関して、この考案を
詳細に説明する。第6〜10図に示すように、こ
の考案の開閉装置はその閉鎖配電盤1から接触子
14,15までの構成は第1〜5図の従来のもの
と同等であるから、同等部材に同一符号を付し、
説明は省略する。シヤツター18もほぼ同等であ
るがこれを支持してシヤツター機構を構成する部
材は従来と同等にも構成しうるが、第6〜8図に
示すように、この考案においては、シヤツター1
8の左右端はブラケツト31に固着され、ブラケ
ツト31は角長孔31aを有し、この角孔が開閉
器室3の両側面に上下に定間隔で固着されている
ガイド30に嵌装されることによつて、このガイ
ドに案内され上下に可動である。ガイド30には
ブラケツト31の両側にピン32aがあつて、こ
のピン32aがブラケツト31を摺動可能に支持
することは、第7図に最も良く示されている。ブ
ラケツト31はその下端に長孔31bを有し、こ
の長孔にピン40aを摺動可能に受入れることに
よつて、シヤツター開閉レバー40と連結されて
いる。第10図に最もよく示しているように、シ
ヤツター開閉レバー40は一端にピン40aを取
付けていると共に他端との中間にピン40bと孔
40cを有し、孔40cに開閉器室3の側面に設
けた段付ピン42を通すことによつて、閉鎖配電
盤の側面に枢着され、この枢着点と一端との間に
位置するピン40b上にローラ33を回動可能に
軸支している。このローラ33は平面41a、斜
面41bを有して開閉器2の側面に取付けられた
駆動板41に開閉器2の移動途中において係合
し、シヤツター開閉レバー40を上向きに枢動さ
せるものである。別にL字形のロツクレバー43
がLの折曲点の付近(図示例でLの竪辺43bの
下部)で孔43cに閉鎖配電盤の側面に設けたピ
ン35を通すことによつて閉鎖配電盤側面上に枢
着されている。ロツクレバー43の構成はこれに
限るものではないが、その横辺43aと竪辺43
bとのなす角が鈍角43dをなし、その重量関係
が、枢着点のピン35に関しロツクレバー43を
常に第10図で見て時計方向に回動させるように
なつているとよく、このロツクレバー43の回動
は竪辺43bがほぼ垂直になつた位置でストツパ
ピン34に当ることによつて止められている。従
つて横辺34aは水平より下方へ枢動した位置で
止められている。ロツクレバー43の竪辺43b
の上端43eには止ナツト37で位置を固定され
る調整可能ストツパボルト38が取付けられ、竪
辺43bが第10図に実線で示すほぼ垂直位置に
あるとき、ボルト38はシヤツター開閉レバー4
0の他端の下側に当接して、シヤツター開閉レバ
ー40を枢着点の(孔40c段付ピン42)まわ
りに回動不可能なように規制する。開閉器2には
ロツクレバー駆動ピン39が固着され、このピン
39が開閉器2を閉鎖配電盤内へ挿入の途中にお
いて水平移動してロツクレバー43の横辺43a
の下側と係合するようになつている。上記は閉鎖
配電盤1の扉8側から見て左側面のみについて説
明したが、右側面にも同様に対称形状のものが設
けられている。
次に第10図に関して作動を説明する。開閉器
2の接触子14,15が接触子10,12よりそ
れぞれ離脱し断路位置(第6図において実線で示
す位置)にある場合、ローラ33は駆動板41
と、ロツクレバー駆動用ピン39はロツクレバー
43とそれぞれ離脱状態で第10図の実線で示す
位置にあり、シヤツター開閉レバー40は、これ
の自重と、ブラケツト31及びシヤツター18の
重量とによる、段付ピン42を中心に第6図及び
第10図で見て時計方向の回転力で、ガイド30
の上外面にブラケツト31の角長孔31aの上内
面が当接した状態(第7図の状態)に有り、シヤ
ツター18は接触子10,12を支持している絶
縁がい管13の入口を閉成(第6図において実線
で示す状態、及び第8図左側の状態)している。
このときロツクレバー43はその竪辺43bがス
トツパーピン34に当接した状態で保持され、調
整可能ストツパーボルト38はシヤツター開閉レ
バー40の他端の下側にある。以上の状態で、開
閉器2を開閉器室3上に引出し、開閉器室3を点
検する際、あやまつてシヤツター18を押上よう
とした場合やシヤツター開閉レバー40を押上げ
ようとした場合に、シヤツター開閉レバー40は
ロツクレバー43のストツパボルト38により規
制されているため、シヤツター開閉レバーは回動
不可能であり、シヤツター18は閉成状態に保持
される。
次に上記開閉器2を断路位置(第6図,第10
図において実線で示す位置)より、開閉器2の接
触子14,15が接触子10,12にそれぞれ接
触する方向へ移動させる場合、開閉器2の移動に
伴つてロツクレバー駆動ピン39が水平移動し
て、まずロツクレバー43の横辺43aの下側に
当接し、開閉器が更に移動することによつて、ロ
ツクレバー43を第6及び第10図で見て反時計
方向に回動させる。この枢動によりロツクレバー
は第10図で鎖線43′が示す位置になりストツ
パーボルト38はシヤツター開閉レバー40の他
端下側より外れ、開閉レバー回動の規制が解かれ
る。次いで、開閉器2に取付けられた駆動板41
の斜面41bがローラー33に当接し、これよ
り、開閉器の移動が進むにつれシヤツター開閉レ
バー40は第6及び10図で見て反時計方向に上
向きに回動され、シヤツター18を上方向に移動
させ、ローラー33が駆動板41の斜面41bを
通過した状態で、シヤツター開閉レバーは第10
図で鎖線40′の示す位置となりシヤツター18
は絶縁がい管13の入口を完全に開放し、これ以
後ローラー33は駆動板41の平面41a上にあ
り、開閉器2の接触子14,15と閉鎖配電盤1
の接触子10,12が接続完了後も上記状態を保
持する。また、このときロツクレバー43は第1
0図に鎖線39′で示す駆動ピン39の位置によ
りシヤツター開閉レバー40の他端からストツパ
ーボルト38が外れた位置に保たれる。上記動作
及び状態は閉鎖配電盤1の扉8より見て左側面の
みについて説明したが、右側面も同様な動作及び
状態にある。又上記は開閉器2を挿入する場合の
動作のみについて説明したが、開閉器2引出し時
は上記と動作及び状態は逆になる。
なお、上記実施例では、開閉器の場合について
説明したが、しや断器や断路器の場合でもよく、
上記実施例と同様の効果を奏する。
以上のように、この考案によれば、シヤツター
駆動用の駆動板とロツクレバー駆動用ピンとをそ
れぞれ専用に開閉器に取付けて設け、ロツクレバ
ー駆動用ピンの断路位置から運転位置へのわずか
な初期移動を増幅するロツクレバーで、シヤツタ
ー開閉レバーの枢着点である段付ピンに対しシヤ
ツター取付側と反対側の他端でロツクレバーに取
付けたストツパーボルトによつて鎖錠を行なわせ
る構造としたため、構造、組立、調整、動作確認
が簡単で、シヤツター駆動機構の鎖錠及び鎖錠解
除に要する開閉器の移動距離が短かくでき、シヤ
ツター開閉レバーとロツクレバーとの係合部を調
整可能なストツパーボルトとしたことにより開閉
器断路位置でのシヤツター駆動用レバー装置の動
きを小さくでき、これにより駆動されるシヤツタ
ー幅を必要最小限にでき、シヤツター開放動作に
要する操作力の小さく、精度の高いものが得られ
る効果がある。又、ロツクレバーの回動力をロツ
クレバーの自重により与えているため、付勢用の
ばね部材を必要としないため、部品の低減がで
き、安価にできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は閉鎖配電盤内にシヤツター駆動機構の
鎖錠装置を備えた従来の開閉装置の閉鎖配電盤内
を示す側面図、第2図は従来のシヤツターを取付
けてあるブラケツトの部分斜視図、第3図は、第
1図の線−線における断面図で左側にはシヤ
ツター開閉状態を右側にはシヤツター開放状態を
示す図、第4図は従来のシヤツター駆動機構の鎖
錠装置の平面図、第5図は、第4図に示す部分の
側面図、第6図はこの考案の開閉装置の一実施例
におけるシヤツター駆動機構及びその鎖錠装置の
閉鎖配電盤内の状態を示す側面図、第7図は、第
6図に示す装置のシヤツターを取付けたブラケツ
トの部分斜視図、第8図は第6図に示す実施例の
第6図の線−における断面図で左側はシヤツ
ター閉成状態を、右側はシヤツター開放状態を示
す図、第9図は第6図に示す実施例のシヤツター
駆動用レバー装置及びその鎖錠装置を示す拡大詳
細部分正面図、第10図は第9図に示した部分の
側面図である。 1……閉鎖配電盤、2……開閉器、3……開閉
器室、4……電源側ケーブル室、5……負荷側ケ
ーブル室、6,7……隔壁、10,12,14,
15……接触子、13……絶縁がい管、18……
シヤツター、19……段付ピン、20……シヤツ
ターアーム、21……駆動板、22……ロツクレ
バー、30……ガイド、31……ブラケツト、3
3……ローラ、34……ストツパピン、35……
ピン、37……ナツト、38……調整可能ストツ
パボルト、39……ロツクレバー駆動ピン、40
……シヤツター開閉レバー、41……駆動板、4
2……段付ピン、43……ロツクレバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 引出し形開閉器が挿入、引出しされる閉鎖配電
    盤内に、開閉器の挿入、引出しに伴つて開閉器の
    接触子と接離する電源側及び負荷側断路部の接触
    子と、前記開閉器が前記断路部と断路位置にある
    時前記電源側及び負荷側断路部の接触子を覆うよ
    うに閉成し前記接触子に接続時は開放されるシヤ
    ツタ機構と、前記開閉器の挿入、引出し動作に連
    動して前記シヤツター機構を開閉させるシヤツタ
    駆動用レバー装置と、前記開閉器を前記閉鎖配電
    盤外に引出し時に前記シヤツター駆動用レバー装
    置を鎖錠する鎖錠装置とを備える開閉装置におい
    て、前記シヤツター駆動用レバー装置は前記閉鎖
    配電盤の側面に両端の間で枢着され一端にシヤツ
    ターを取付けたシヤツター開閉レバーと、前記開
    閉器に固着されて前記シヤツター開閉レバーを作
    動させる駆動板とよりなり、前記シヤツター開閉
    レバーは閉鎖配電盤への枢着点と前記一端との間
    に閉鎖配電盤に挿入される前記開閉器の前記駆動
    板と係合してシヤツター開閉レバーをほぼ水平位
    置より上方へ枢動させるローラを具え、前記鎖錠
    装置はほぼL字形でLの折曲点付近で前記閉鎖配
    電盤の側面に枢着されLの竪辺の上端に取付けた
    調整可能ストツパボルトが前記シヤツター開閉レ
    バーの他端と係合しこの開閉レバーを回動不可能
    に規制するロツクレバーと、前記開閉器に固着さ
    れて開閉器挿入時に前記ロツクレバーのLの横辺
    と係合するロツクレバー駆動ピンとからなり、前
    記ロツクレバーはその横辺が開閉器挿入時前記ロ
    ツクレバー駆動ピンでほぼ水平にまで枢動される
    と共にその竪辺が前記シヤツター開閉レバー規制
    位置から外れる位置に枢動されるような角度関係
    にその横竪辺が構成されかつ閉鎖配電盤側面に枢
    着されていることを特徴とする開閉装置。
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