JPS6233200Y2 - - Google Patents

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JPS6233200Y2
JPS6233200Y2 JP12415381U JP12415381U JPS6233200Y2 JP S6233200 Y2 JPS6233200 Y2 JP S6233200Y2 JP 12415381 U JP12415381 U JP 12415381U JP 12415381 U JP12415381 U JP 12415381U JP S6233200 Y2 JPS6233200 Y2 JP S6233200Y2
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JP
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gas
sensor
housing
attached
magnetic piece
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JP12415381U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ガスが現在使用されているが否か
を簡単、安全、かつ確実に検知できるようにした
ガス使用検知装置に関するものである。
〔従来の技術〕
マンシヨン、住宅等で、ガス漏れなどによるガ
ス爆発の事故が多発しているが、このガス漏れを
検知する方法としては、空気中に漏れたガスが一
定量以上に達した場合に作動するガス漏れ警報器
を設置することが一般に行われている。
第7図は従来から使用されているガス漏れ警報
器20の一例を示すものである。
この図において、21は筐体でガス導入口2
2、電源表示灯23が設けられ、内部にはガスセ
ンサとその付属回路(いずれも図示は省略)が収
容されており、警報ブザー24が外部に警報を出
すため筐体21の側壁の一部に形成した透孔25
に面して筐体21内に設けられる。
ガス漏れがあると、ガス導入口22からガスが
筐体21内に侵入し、内部に設けられたガスセン
サがこれを検出し、警報ブザー24を鳴動させて
ガス漏れが発生したことを報知する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、このようなガス漏れ警報器によるガス
漏れの検知は、空気中に薄められた有毒ガスや爆
発の危険のガスを直接検知するものであるため、
相当量のガスが漏れた状態にならなければその検
出は不可能である。かといつてガス検知器の感度
を鋭敏にすれば、他のガス、例えば燗酒や、生活
上無害なガスにも反応し、誤作動することにな
る。
この考案は上記の問題を解決するためになされ
たもので、安全で、かつ確実にガス使用を検知で
き、これによつて使用中でないのにガス使用の表
示がなされたときはガス漏れであると容易に判断
することができるガス使用検知装置を提供するこ
とを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案にかかるガス使用検知装置は、ガスの
流入口と流出口を備えた非磁性材からなるハウジ
ングと、ガス流量に応じ回動する回動部材を備え
た駆動部とを備えたガス使用検知装置において、
前記回動部材に磁性片を取付け、一方、前記ハウ
ジングの外面に形成してなる収納部に前記磁性片
が回転するごとにそれを検知するセンサを前記磁
性体の回転軌跡の近傍に設け、さらに、前記セン
サの出力により作動しガス使用中を表示する表示
部を設けたものである。
〔作 用〕
この考案においては、ガス使用あるいはガス漏
れ等によりガスが流れると、ガス流量に応じて駆
動部の回動部材が回動し、これによつて回動部材
に取付けた磁性片も回動する。したがつて、ハウ
ジングの外面に設けたセンサが磁性片の回動を検
知し、表示部にガスの使用中を表示する。
〔実施例〕
まず、この考案の原理を第1図によつて説明す
る。この図で、1はアルミニウム等の非磁性材か
らなるハウジングで、ガスの流入口2、流出口3
が設けられ、内部にはガスの流量に応じて回転す
る羽根車4が設けられている。羽根車4の軸5は
適当な減速比の歯車6,7を介してメータの指針
8の軸9を駆動するように構成されている。10
は目盛である。以上でいわゆるガス流量表示装置
が形成されている。なお、指針8は積算型のもの
で、実際には数桁分が設けられるが、ここでは1
個のみを示した。なお、これはデイジタル式のも
のであつてもよい。11は前記羽根車4に取付け
た磁性片で、鉄片または永久磁石が主として用い
られるが、好ましくは鉄片のように磁性を帯びて
いないものの方が、回転による起電力が発生する
ことがなく、安全性の点で優れている。12はセ
ンサで、ハウジング1の外部に取付けられてお
り、ハウジング1の内部の羽根車4に取付けられ
た磁性片11の回転軌跡上、また、これに近接し
た、いずれの場合においても円周上のほぼ4等分
された位置に設けられる。センサ12としては、
誘導ブリツジ形をはじめ各種の近接スイツチを使
用すればよく、それ自体は公知であるのでその詳
細は省略する。13は表示部で、例えばLED等
のランプを用いる。
次に作用について説明する。
第1図で、流入口2はガス源に接続され、流出
口3はオーブン等の負荷に接続される。負荷にガ
スが供給されていないときは、ガスの流量は0で
あるから羽根車4は回転せず、そのため指針8は
その位置から動かない。同時にセンサ12と磁性
片11の関係は変化がないので、磁界の変化もな
いためセンサ12から出力は出ない。したがつ
て、表示部13はガス漏れの表示はしない。
次に、負荷がガスを消費すると、流入口2から
入つたガスは羽根車4を回動させながら流出口3
から負荷に供給される。羽根車4の回転数はガス
流量に比例する。また、羽根車4の回転によりセ
ンサ12からは羽根車4の1/4回転ごとに1パル
スが発生する(これについては後述する)。この
パルスで表示部13を駆動して表示を行わせ、ガ
スが消費されていることを表示する。したがつ
て、表示部13をみることによつてガスを使用し
ていないのにガス消費の表示がなされていればガ
ス漏れであることが直ちに誰にでもわかる。な
お、上記説明では羽根車4によりガスの流れを検
知したが、後述するようにふいご式、その他、他
の手段を用いてもよい。
第2図は上記原理に基ずくこの考案の電気回路
の一例を示すもので、第3図にその要部の波形を
示す。
第2図において、R1〜R8は抵抗器、C1,C2
コンデンサ、G1,G2,G4,G5,G6はインバー
タ、G3はノア回路、Dはダイオード、OSCは低
周波発振器、Trはトランジスタ、LEDは発光ダ
イオードで、表示部13に組込まれる。
次に、動作を説明する。センサ12から出力が
あると、コンデンサC1は抵抗器R2とで定まる時
定数で充電されるので、インバータG2の出力は
短い矩形パルスとなる。なお、インバータが
G1,G2の2個設けられているのは波形整形のた
めである。したがつて、センサ12がオン状態で
停止していてもインバータG2からは1個のパル
スしか出ない。第3図iはセンサ12の出力パル
スを示しているが、これは羽根車4が1/4回転ご
とに順次パルスが発生しているところを示してい
る。なお、rは羽根車4の1回転分を示す。ノア
回路G3はこのパルスを受けて出力を“L”にし
て、抵抗器R7を介してトランジスタTrのベース
に加え、トランジスタTrをオンとする。したが
つて、発光ダイオードLEDは点灯し、ガスが流
れていることを表示する。一方、ノア回路G3
出力はインバータG4で反転されて、ノア回路G3
の入力に加えられるので、これによりノア回路
G3は出力が“L”の状態に自己保持される。こ
の状態を第3図のに示す。
一方、低周波発振器OSCからの出力は第3図
のようにインバータG6から負のパルスとなつ
てノア回路G3の入力に加えられる。そのためノ
ア回路G3の出力は“H”となり、トランジスタ
Trをオフにして発光ダイオードLEDを消灯し、
リセツトする。したがつて、センサ12から再び
出力が加わらなければ発光ダイオードLEDは消
灯を続ける。
第4図a,bは、この考案の一実施例を示すも
ので、既存のガス流量計に適用した場合のカバー
をはずした状態の斜視図および上部ケースのハウ
ジングを取り外したときの要部の平面図である。
第4図aにおいて、21はガス流量計の本体
で、中央に貫通孔が形成されており、この貫通孔
は両側からそれぞれダイヤフラムが取付けられ、
3つに仕切られる。すなわち、22は支持板で、
中央に孔が設けられており、これにダイヤフラム
23が取付けられ、さらに、押え板24がダイヤ
フラム23に取付けられる。このようにダイヤフ
ラム23が取付けられた支持板22が、本体21
の貫通孔の両側にビス25で取付けられる(第4
図aでは正面側のみ示しており、同様な構成が裏
面側にも全く対称に各部が設けられる)。かくし
て、本体21は中央と両側との3つの部屋が互い
に気密に形成される。なお、第4図aでは側面の
カバーをはずして示してある。押え板24には金
具26が固着されており、これに腕金具27の一
端がピン28によりヒンジされている。腕金具2
7の他端は軸杆29に固着されており、軸杆29
は本体21に設けられた軸承30に下端を支承さ
れ、かつ回転自在に取付けられている。したがつ
て、ダイヤフラム23が動くと、腕金具27もそ
れにつれて動き軸杆29を回動させる。
31は上部ケースであるハウジングで、流入口
32と流出口33とが設けてあり、側面には流量
メータ用の回転歯車34が取付けられる。なお、
流量メータはとりはずしてあるので、図示はされ
ていない。
第4図bは第4図aのハウジング31を取り除
いて示した内部の平面図である。この図で、29
は第4図aの軸杆であり、29′は第4図aでは
図示されていなかつた裏面側の軸杆である。3
5,35′,36,36′はいずれもリンクアーム
であり、リンクアーム36,36′は回転板37
の枢着点38に枢着される。39,39′は切替
弁で、枢着点40,40′で枢着されて首振りが
できるようになつており、これにリンクアーム4
1,41′の各一端が枢着され、他端は回転板3
7の枢着点42に枢着される。そして、枢着点3
8と42は一致しないように適当な距離を保つて
おく。43,43′は切換通路で、切替弁39,
39′の下方に位置し、第5図に示すように3つ
の部分からなる。
第5図において、43A,43′Aは第4図a
の本体21の中央の部屋、すなわち、ダイヤフラ
ム23と23′(図示せず)との間に通ずる通
路、43C,43′Cは同じくそれぞれダイヤフ
ラム23,23′の外側の部屋に通ずる通路、4
3B,43′Bは、本体21に設けた排出通路4
4にそれぞれ通ずる通路である。また、排出通路
44は上部ケースのハウジング31を取付けたと
き、流出口33のみに連通する。
切替弁39,39′は第6図に示すように、裏
面に凹部45,45′が形成されており、枢着点
40,40′を支点として首振り運動をすると
き、通路43B,43′Bを、通路43C,4
3′C、または通路43A,43′Aのいずれかに
切替え連通させる。
第4図bにおいて、46は磁性片(第1図の符
号11に対応する)で、回転板37の上面に取付
けられる。そして、第4図aに示すように、ハウ
ジング31上に回転板37の磁性片46の回転軌
跡上で、かつ4等分された位置に対向してセンサ
47(第1図の符号12に対応する)が取付けら
れる。なお、センサ47はハウジング31上面か
ら突出しないように凹部を形成した収納部48を
設け、この収納部48内に設置するとともに蓋4
9で上部をカバーする。ハウジング31は非磁性
材で作り、また、磁性片46の近くの部材もすべ
て非磁性材で作成する。
次に動作について説明する。流入口32から入
つたガスは、切替片39,39′の位置に応じて
ダイヤフラム23,23′(図示せず)の一方を
押圧し、他方を引つ張るように作動させる。これ
により軸杆29,29′は第4図bの矢印のよう
に正、逆方向に回動する。そのため、回転板37
は時計方向(逆方向に回るようにしてもよい)に
回転し、それにつれてリンクアーム41,41′
により切替弁39,39′を回動させ、通路43
A〜43Cの相互間および通路43′A〜43′C
の相互間の連通関係を切替えて、ダイヤフラム2
3,23′の動きを逆にし、内部の部屋に入つて
いるガスを排出通路44から流出口33へ排出さ
せる。
このようにダイヤフラム23,23′が交互に
ふいご式に動くようにガス圧を利用して作動さ
せ、ガスを流出口33から供給する。そのためガ
ス流があれば回転板37は回動するので、磁性片
46は回動する。したがつて、センサ47はそれ
を1/4回転ごとに検知し、前述したように表示部
13の発光ダイオードLEDを点灯し、ガス流が
あることを表示する。
なお、磁性片46は回転板37でなく、他の回
動部材に取付けてもよい。また、メータは必ずし
も必要でない。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明したように、この考案はガスの
流入口と流出口を備えた非磁性材からなるハウジ
ングと、ガス流量に応じ回動する回動部材を備え
た駆動部とを有するガス使用検知装置において、
回動部材に磁性片を取付け、一方、ハウジング上
部にセンサを磁性片の回転軌跡上の位置に対向し
て取付けて、回動部材が回転したときそれをセン
サで検出して表示器を作動させるようにしたの
で、ガス使用中でないときに表示部が表示を行え
ば、どこかでガス漏れがあることが直ちに判明で
き、大事故に至る前に発見することができる。し
かも、磁性片はハウジング内部の回動部材に取付
けられているから、センサとの間は全く機械的に
連続する部材は存在せず、そのため、既存のガス
流量表示装置にもきわめて簡単に取付けることが
できる。
かようにこの考案はガス流が発生すれば直ちに
それを表示できる点で、迅速な検出が可能であ
り、大量のガス漏れが発生する以前に検出できる
点で安全であり、かつ構成がきわめて簡単である
等の優れた実用的効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の原理を示す斜視図、第2図
はこの考案の原理に基づく電気回路の一例を示す
図、第3図は第2図の電気回路の動作説明のため
の要部の波形図、第4図a,bはこの考案の一実
施例を示すもので、既存のガス流量計に適用した
場合のカバーをはずした状態の斜視図およびハウ
ジングを取りはずした状態の要部の平面図、第5
図は切換通路の構成を示す平面図、第6図は切替
弁の構成を示す平面図、第7図は従来のガス漏れ
警報器の一例を示す外観斜視図である。 図中、1はハウジング、2は流入口、3は流出
口、4は羽根車、5は軸、6,7は歯車、8は指
針、9は軸、10は目盛、11は磁性片、12は
センサ、13は表示部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガスの流入口と流出口を備えた非磁性材からな
    るハウジングと、ガス流量に応じ回動する回動部
    材を備えた駆動部とを備えたガス使用検知装置に
    おいて、前記回動部材に磁性片を取付け、一方、
    前記ハウジングの外面に形成してなる収納部に前
    記磁性片が回転するごとにそれを検知するセンサ
    を前記磁性体の回転軌跡の近傍に設け、さらに、
    前記センサの出力により作動しガス使用中を表示
    する表示部を設けたことを特徴とするガス使用検
    知装置。
JP12415381U 1981-08-24 1981-08-24 ガス使用検知装置 Granted JPS5847133U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12415381U JPS5847133U (ja) 1981-08-24 1981-08-24 ガス使用検知装置

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JP12415381U JPS5847133U (ja) 1981-08-24 1981-08-24 ガス使用検知装置

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Publication Number Publication Date
JPS5847133U JPS5847133U (ja) 1983-03-30
JPS6233200Y2 true JPS6233200Y2 (ja) 1987-08-25

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ID=29918038

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JP12415381U Granted JPS5847133U (ja) 1981-08-24 1981-08-24 ガス使用検知装置

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JPS5847133U (ja) 1983-03-30

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