JPS6232234B2 - - Google Patents

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JPS6232234B2
JPS6232234B2 JP53156791A JP15679178A JPS6232234B2 JP S6232234 B2 JPS6232234 B2 JP S6232234B2 JP 53156791 A JP53156791 A JP 53156791A JP 15679178 A JP15679178 A JP 15679178A JP S6232234 B2 JPS6232234 B2 JP S6232234B2
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JP
Japan
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container
lid
light
tube
lanyard
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JP53156791A
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English (en)
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JPS5491982A (en
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Robaato Fuefuanan Uiriamu
Ruwaiizu Bega Mearii
Toomasu Biichimu Maikuru
Ansonii Jingurasu Shinia Yoeru
Soonton Rotsukueru Shinia Edowaado
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wyeth Holdings LLC
Original Assignee
American Cyanamid Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US05/861,772 external-priority patent/US4186426A/en
Application filed by American Cyanamid Co filed Critical American Cyanamid Co
Publication of JPS5491982A publication Critical patent/JPS5491982A/ja
Publication of JPS6232234B2 publication Critical patent/JPS6232234B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21KNON-ELECTRIC LIGHT SOURCES USING LUMINESCENCE; LIGHT SOURCES USING ELECTROCHEMILUMINESCENCE; LIGHT SOURCES USING CHARGES OF COMBUSTIBLE MATERIAL; LIGHT SOURCES USING SEMICONDUCTOR DEVICES AS LIGHT-GENERATING ELEMENTS; LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21K2/00Non-electric light sources using luminescence; Light sources using electrochemiluminescence
    • F21K2/06Non-electric light sources using luminescence; Light sources using electrochemiluminescence using chemiluminescence
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K11/00Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials
    • C09K11/02Use of particular materials as binders, particle coatings or suspension media therefor
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K11/00Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials
    • C09K11/06Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials containing organic luminescent materials
    • C09K11/07Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials containing organic luminescent materials having chemically interreactive components, e.g. reactive chemiluminescent compositions

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  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Electromagnetism (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Luminescent Compositions (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Manufacture Of Tobacco Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は化学発光棒状照明燈、棒状照明燈を作
動させるために取付けた手動装置及びこの棒状照
明燈の保管及び展示に使用するのに適する容器を
含む非常用照明装置に関する。 非常状態における化学発光棒状照明燈の利用は
知られている。そのような用途に適する若干の棒
状照明燈は既に文献に報告されている。本質的に
は化学発光棒状照明燈は化学発光混合物の若干の
化学成分を、これらの成分を分離して外管内に収
納する毀れやすい装置と共に内蔵する可撓性の半
透明外管から成つている。毀れ易い分離装置を破
壊すると、各成分は外管内で一緒になり、反応し
て化学光を生ずる。典型的には、棒状照明燈には
両端を封じた可撓性ポリエチレン外管及び1個又
は2個の内部ガラス容器が含まれ、各ガラス容器
には化学発光混合物の個々の成分が収納される。
成分が外管内でそこなわれないままの容器によつ
て分離されている間はそれらの成分は実質上不活
性で光を生じない。内部の容器が可撓性の外管の
作動によつて破壊されるときは、それらの成分は
外管内で混合され、反応体の混合物が化学発光の
光を生ずる。この反応は熱、炎、火花、又はガス
を発生せずに光を生ずるので棒状照明燈は爆発性
環境内の照明に安全であり、火災を生じたり又は
使用者の火傷を惹起する危険を冒すことなく使用
できる。この反応は全く外管内に含まれるので棒
状照明燈と水との接触によつて光の消えることが
なく、棒状照明燈が水中に浸つている間でも使用
することができる。或る棒状照明燈は作動後数時
間相当強い光を発することができるので夜間救助
作業の目標として使用できる。 本発明は容易に使用できるように棒状照明燈を
保管するのに適し、そして種種の非常事態におい
て容易に便宜に光を使用するのに殊に適するパツ
ケージとなつている非常用照明装置を提供する。 本発明の非常用照明燈は、可撓性の半透明外管
及び該外管内の化学発光混合物の数種の化学成分
を含む化学発光棒状照明燈、ここで該化学成分は
該外管を曲げることによつて破壊し得る毀れやす
い装置によつて分離されており、該化学成分は一
緒になつて化学発光を生ずる。該外管の外側に取
付けられた支点及びレバーを含み、該支点及びレ
バーの手動による共働によつて該可撓性外管を該
支点に対して手動で曲げるための作動装置、該作
動装置付棒状照明燈を保管位置に保管するための
保管場所を規定する容器、ただしこの容器は前記
作動装置付棒状照明燈を前記保管場所からとり出
すための開いた位置とそれを前記保管場所内に収
納するための閉じた蓋の位置との間をちようつが
い上で操作できる蓋を有し、この蓋は閉じた蓋の
位置から開いたデイスプレー位置まで前記ちよう
つがい上を180゜回転することができ、及び上記
棒状照明燈を前記保管位置と異なるデイスプレー
位置に解除可能に締めつけ固定するための前記容
器内の締めつけ固定装置、ただし上記の棒状照明
燈はそのデイスプレ位置において前記の締めつけ
固定装置と協力して該照明燈のデイスプレーを目
的として開いたデイスプレー位置に前記蓋を保持
する、を包含することを特徴とする。 本発明における使用するのに特に好ましい棒状
照明燈は化学発光混合物の2反応成分を個々のガ
ラス容器に貯蔵して外部容器内に有する。この2
成分は一容器中の反応性シユウ酸エステルと他の
容器中の反応性ペルオキシ化合物から成る。これ
らの成分はともに、外側ポリオレフイン管を滲透
するかもしれないがガラス容器を滲透することの
出来ない空気との接触により緩徐な劣化にさらさ
れる。従つて、この種の棒状照明燈は保管中に棒
状照明燈を収納する密封封袋を必要とせずに長い
貯蔵寿命を有する。2個の内部ガラス容器を有す
るこの好ましい実施態様では、溶媒、けい光試率
などのような空気に鋭敏ではない成分のみからな
る第3の分離した液体成分が、ガラス容器に占め
られていない外管内の空間を占有しても良い。 棒状照明燈は長い可撓性の光透過性の外管及び
浮動する硬質の毀れ易い複数の内管を包含し、該
内管には適当にビス(カルブアルコキシ−トリク
ロロフエニル)オキサラート(そのアルコキシ基
は1〜8個の炭素原子を有する)及び9・10−ビ
ス(フエニルエチニル)アントラセン化合物の比
較的高濃度の希釈剤溶液が第1成分として収納さ
れ、いま一つの他の前記内管装置とは以下過酸化
物化合物として示す第2成分が収納され、外管に
は部分的に希釈剤又は希釈剤中の9・10−ビス
(フエニルエチニル)アントラセン化合物の溶液
が第3成分として満たされる。外管は封鎖装置で
密封される。 意外にも、ビス(カルブアルコキシ−トルクロ
ロフエニル)オキサラートの濃度を従来の装置に
用いられるよりも約25〜40%低下させることによ
り改良された発光が得られることが見出された。
この低下は第3成分により達成される。 好ましくは、系及び装置は第1成分としてビス
(6−カルブアルコキシ−2・4・5−トリクロ
ロフエニル)オキサラート(そのアルコキシ基は
5〜8個の炭素原子を有する)及び9・10−ビス
(フエニルエチニル)アントラセン又はハロ置換
9・10−ビス(フエニルエチニル)アントラセン
の比較的濃い希釈剤溶液;過酸化物成分として過
酸化水素及び促進剤の希釈剤溶液;並びに第3成
分として9・10−ビス(フエニルエチニル)アン
トラセン又はハロ置換9・10−ビス(フエニルエ
チニル)アントラセンの希釈剤溶液を包含する。 より好ましくは、系及び装置は第1成分として
ビス(6−カルボペントキシ−2・4・5−トリ
クロロフエニル)オキサラート及び9・10−ビス
(フエニルエチニル)アントラセン又はモノクロ
ロ−9・10−ビス(フエニルエチニル)アントラ
センのフタル酸ジブチル溶液;第2成分としてフ
タル酸ジブチル及びtert−ブタノールの混合物中
の過酸化水素及びサリチル酸ナトリウムの溶液;
並びに第3成分として9・10−ビス(フエニルエ
チニル)アントラセン又はモノクロロ−9・10−
ビス(フエニルエチニル)アントラセンのフタル
酸ジブチル溶液を包含する。 前述の3成分を包含した系及び装置の利点は次
の如くである: 1 前述の3成分を包含する系及び装置は化学発
光組成物の容積を従来の装置中の化学発光組成
物の容積よりも約40〜70%増すことができる。 2 シユウ酸エステルを内管中に封入すると加水
分解から保護する。 3 希釈剤又は希釈剤中のけい光試薬化合物の溶
液を第3成分として使用することにより衝撃に
よる装置の偶発的活性化に対する保護が与えら
れる。 使用できるビス(カルブアルコキシ−トリクロ
ロフエニル)オキサラートの例は次の如くであ
る: ビス(6−カルボペントキシ−2・4・5−ト
リクロロフエニル)オキサラート、 ビス(6−カルボオクチルオキシ−2・4・5
−トリクロロフエニル)オキサラート、 ビス(6−カルボメトキシ−2・4・5−トリ
クロロフエニル)オキサラート、 ビス(6−カルボペントキシ−2・3・5−ト
リクロロフエニル)オキサラート、 ビス(6−カルボオクチルオキシ−2・3・5
−トリクロロフエニル)オキサラート、 など。 第1成分中のシユウ酸エステルの濃度は約
0.025〜約3.65Mであつても良い。好ましくは、
約0.07〜約0.7Mである。 螢光試薬化合物は9・10−ビス(フエニルエチ
ニル)アントラセン、あるいはクロロ、ブロモ、
フルオロ又は低級アルキル置換ビス(フエニルエ
チニル)アントラセン類と定義しても良い。好ま
しい螢光試薬化合物は9・10−ビス(フエニルエ
チニル)アントラセン又はクロロ置換9・10−ビ
ス(フエニルエチニル)アントラセンから選ばれ
る。より好ましくは螢光試薬化合物は9・10−ビ
ス(フエニルエチニル)アントラセン、1−クロ
ロ−9・10−ビス(フエニルエチニル)アントラ
セン又は2−クロロ−9・10−ビス(フエニルエ
チニル)アントラセンから選ばれる。 使用することのできる9・10−ビス(フエニル
エチニル)アントラセン類の例は次の如くであ
る: 9・10−ビス(フエニルエチニル)アントラセ
ン、 1−クロロ−9・10−ビス(フエニルエチニ
ル)アントラセン、 2−クロロ−9・10−ビス(フエニルエチニ
ル)アントラセン、 1・5−ジクロロ−9・10−ビス(フエニルエ
チニル)アントラセン、 1・8−ジクロロ−9・10−ビス(フエニルエ
チニル)アントラセン、 1−ブロモ−9・10−ビス(フエニルエチニ
ル)アントラセン、 1−フルオロ−9・10−ビス(フエニルエチニ
ル)アントラセン、 1−メチル−9・10−ビス(フエニルエチニ
ル)アントラセン、 など。 第1成分及び第3成分中の9・10−ビス(フエ
ニルエチニル)アントラセン化合物の濃度は約
0.0002〜約0.03Mの範囲であつても良い。好まし
くは、濃度は約0.001〜約0.010Mである。 若し9・10−ビス(フエニルエチニル)アント
ラセン化合物が第1成分中に十分な溶解度を有す
るならば、螢光試薬化合物のすべてを第1成分中
に組込み、純希釈剤を第3成分として使用しても
良い。そのような状態では第1成分中の9・10−
ビス(フエニルエチニル)アントラセン化合物の
濃度は約0.0004〜約0.06Mであろう。好ましく
は、その濃度は約0.002〜約0.02Mである。螢光
試薬化合物、1−クロロ及び2−クロロ−9・10
−ビス(フエニルエチニル)アントラセンはその
ように使用できる。 所望なら異なる螢光試薬化合物を第1成分と第
3成分とに使用してもよいが、同一化合物を用い
ることが好ましい。 成分中に使用する希釈剤は化学発光反応中に関
与する反応体の少くとも部分溶液を形成するのに
十分な量が存在しなければならない。前記希釈剤
がビス(カルバルコキシ−トリクロロフエニル)
オキサラート及び9・10−ビス(フエニルエチニ
ル)アントラセン化合物を可溶化し所望の濃度を
与え、そしてこれらの物質に対し反応性でないよ
うないかなる流体希釈剤も第1成分及び第3成分
中に使用できる。使用できる典型的な希釈剤又は
溶媒には米国特許第3749679号明細書に開示され
たようなエステル、エーテル、芳香族炭化水素、
塩素化した脂肪族及び芳香族の炭化水素が含まれ
る。好ましい希釈剤はフタル酸ジブチルである。
もちろん、溶媒の組合せを使用しても良いが、し
かしそのような組合せには強電子供与性溶媒を含
ませるべきではない。 前記のように、第2成分として使用する過酸化
物成分は任意の過酸化物、ヒドロペルオキシド又
は過酸化水素化合物であつても良い。典型的なヒ
ドロペルオキシドにはt−ブチルヒドロペルオキ
シド、過安息香酸及び過酸化水素が含まれる。過
酸化水素は好ましいヒドロペルオキシドであり、
溶媒中の過酸化水素の溶媒として又は尿素のペル
ヒドラート(尿素ペルオキシド)、過ホウ酸ナト
リウム、過酸化ナトリウムなどのような無水過酸
化水素化合物として用いても良い。過酸化水素の
使用を意図するときは過酸化水素を生ずるどのよ
うな適当な化合物に代えても良い。 過酸化物化合物に使用できる希釈剤にはヒドロ
ペルオキシド、化学発光化合物及び螢光試薬化合
物に対し比較的反応性でなく、そして少くとも
0.01Mのヒドロペルオキシドを与える溶解度を有
する適宜の流体が含まれる。ヒドロペルオキシド
の成分の典型的な溶媒には、水;エタノール、
tert−ブタノール又はオクタノールのようなアル
コール類;ジエチルエーテル、ジアミルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジブチル
ジエチレングリコール、ペルフルオロプロピルエ
ーテル及び1・2−ジメトキシエタンのようなエ
ーテル類;並びに酢酸エチル、安息香酸エチル、
フタル酸ジメチル、フタル酸ジオクチル、ギ酸プ
ロピルのようなエステル類が含まれる。もちろ
ん、アニソール、テトラリン及びポリクロロビフ
エニルとの上記のものとの組合せのような溶媒の
組合せは、前記溶媒の組合せがヒドロペルオキシ
ドを溶解するならば使用できる。しかし、ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルスルホキシド及びヘキ
サメチルホスホルアミドのような強電子供与体溶
媒は一般に過酸化物成分の主希釈剤として使用す
べきではない。 過酸化物成分に対する好ましい希釈剤はフタル
酸ジメチル約80容量%とtert−ブタノール約20容
量%との混合物である。 過酸化物成分中の過酸化水素の濃度は約0.05〜
約15Mの範囲であつても良い。好ましくは、その
濃度は約1〜約2Mである。 好ましいビス(6−カルブアルコキシ−2・
4・5−トリクロロフエニル)オキサラートとヒ
ドロペルオキシドとで得られる化学発光の光の寿
命及び強さは次のように調整剤の使用により調整
できる: (1) ヒドロペルオキシドとシユウ酸エステルとの
反応の速度を変える触媒の添加:この目的を達
成する触媒にはベンダー(M.L.Bender)、
Chem、Revs.、Vol60、p.53(1960)に記載さ
れるものが含まれる。また、反応の速度又は化
学ルミネセンスの速度を変える触媒には米国特
許第3775366号明細書記載の促進剤が含まれ
る。 (2) ヒドロペルオキシドの変更:ヒドロペルオキ
シドの種類及び濃度ともに調整の目的に対して
重要である。 (3) 水の添加。 好ましくは、化学照明系の寿命を制御するため
サリチル酸ナトリウムのような弱塩基性促進剤が
過酸化物成分中に含まれる。過酸化物成分中に使
用される弱塩基性促進剤の濃度は約10-5〜約
10-2M、好ましくは約10-4〜約10-3Mであつても
良い。適宜、所望ならば弱塩基を、別の成分とし
て組込んでも良い。 第1成分と第3成分の総容量の過酸化物成分に
対する比は約2.5〜約5.5であり、好ましくは約4.0
〜約5.0である。三成分の総容量は装置を活性化
して生ずる化学発光混合物中のビス(カルブアル
コキシ−トリクロロフエニル)オキサラートの初
濃度が約0.05〜約0.09Mであるような量である。 同様に1種又はより多くの減速剤を単独である
いは1種又はより多くの前記促進剤とともに同時
に使用することは本発明の範囲内である。前記促
進剤の一つを用いることによつてシユウ酸エステ
ルのより大きい成濃度を用いることができ、同時
に高強度の光が化学発光反応から得られる時間を
長くする減速剤を使用することが可能となる。米
国特許第3691085号及び第3704231号明細書に示さ
れるような減速剤には、例えばシユウ酸のような
化合物が含まれる。 本発明の好ましい実施態様を、図面を参照しつ
つより詳細に説明する。 第1図は本発明によつて使用される非常に好ま
しい棒状照明灯のスケツチであり、棒状照明灯を
作動させて光を生じさせる前にそのままの形のい
くつかの部分を示す。 第2図は作動装置を取付けた棒状照明灯のスケ
ツチであり、 第3図は本発明の装置の一例を示すものであつ
て、箱内の保管位置に締め止めた棒状照明灯及び
作動装置を示すために開いた容器の平面図であ
り、 第4図は開いた容器の他の平面図であり、拡げ
た位置に締めつけて止めた棒状照明灯を示す。 第5図は蓋を閉じた容器の背面図で、蓋を箱に
連結するちようつがいが示され、また拡げた位置
に棒状照明灯を取付けるための後壁中に設ける孔
が示される。 第6図は閉じた容器の正面図であり、閉じた蓋
を保持する掛け金を示す。 第1図を参照すると、棒状照明灯1には一端が
閉じ、その他端に開口を有する半透明で可撓性の
外管2を包含する。この開口を通して棒状照明灯
の収納物を入れ、そして開口に栓3を挿入して封
じ外管内に収納物を保持する。管の内部にはそれ
ぞれ化学発光混合物の別々の液体成分を収納する
2個のガラス容器4及び5がある。 図に示す実施態様ではガラス容器の一つは他の
ガラス容器中に収納される。内側のガラス容器4
は長さ約85mm、外径7.5mm、肉厚0.2mmであり、フ
タル酸ジメチル773ml及びtert−ブタノール212ml
中に過酸化水素53g及びサリチル酸ナトリウム
0.1gから作つた溶液2.5mlを入れる。外側のガラ
ス容器5の外径12.48mm、肉厚0.4mmで外管内に取
付けそして封じた内管及びビス(6−カルボペン
トキシ−2・4・5−トリクロロフエニル)オキ
サラート135.1g、9・10−ビス(フエニルエチ
ニル)アントラセン1.113g及び1にするだけ
のフタル酸ジブチルから作つた溶液6mlを収納す
る長さである。外管2は一端が閉じ、他端が開い
ている成形したポリエチレンの円筒形の管であ
る。それは直径約18mmで約1.4mmの肉厚を有し、
長さ約130mmである。収納物を入れたガラス管に
加えて、外管にはまた9・10−ビス(フエニルエ
チニル)アントラセン1.13gと1の溶液にする
だけのフタル酸ジブチルとで作つた溶液5mlが収
納される。ポリエチレンの栓3を外管の開端に挿
入してシールし内容物のすべてを管内に収納させ
る。 装置を活性化し、化学ルミネセンスを与えるた
めに管2を少し曲げて中の管を破壊し、内容物を
第3成分と混合させ化学ルミネセンスを発生させ
る。 発生した光の色は用いた特定の螢光試薬化合物
及びそのスペクトル応答に左右される。しかし可
視色はまた管2に着色プラスチツクを用いること
により変えることができる。 若し望むならば管2内に追加の管を置いて反応
調整剤を組込れそしてこれらの物質を他の反応成
分から分離することにより最適の保存条件を与え
ても良い。 若し望むならば特定方向の光を強めるために放
物反射性部材を活性化した装置とともに使用して
も良い。 本発明は、望むとき、望む場所で、従来の電気
照明法に関係なく、また電気照明の危険及び制約
なく可視光が得られる改良された装置を提供す
る。化学発光照明系は他のすべての形態の照明が
役に立たない非常状態に特に使用できる。この系
はろうそく、ガス又は油の光のような点火性照明
装置の火炎を有さない。 しかし、化学発光装置は非常用の照明に制限さ
れないことは容易に明らかであろう。冷たく安全
な照明装置が望まれるいつの時にも使用できる。
また電気照明が利用できない場所で照明を与える
のに有用である。装置は非常に携帯に便利であ
り、合図のために手に持つことができる。 実施例 1 第1成分の調製 A 第1成分はビス(6−カルボペントキシ−
2・4・5−トリクロロフエニル)オキサラー
ト(米国特許第3749679号明細書、実施例
XXVI参照)135.1g(0.199モル)を高品質フ
タル酸ジブチル800mlに溶解し、溶液を窒素雰
囲気下に150℃で1時間加熱することにより調
整される。溶液を窒素雰囲気下に80〜90℃に冷
却し、それに9・10−ビス(フエニルエチニ
ル)アントラセン(米国特許第3557233号明細
書、実施例XXXVIII参照)1.13g(0.003モ
ル)を加える。混合物を室温に冷却し、それに
フタル酸ジブチルを加えることによつて合計1
の容積に希釈する。 B ビス(6−カルボペントキシ−2・4・5−
トリクロロフエニル)オキサラート180g
(0.266モル)を用いることを除き実施例1Aの
手順を繰り返す。 実施例 2 ビス(6−カルボペントキシ−2・3・5−ト
リクロロフエニル)オキサラート115.1g(0.170
モル)を用い、そして9・10−ビス(フエニルエ
チニル)アントラセンを2−クロロ−9・10−ビ
ス(フエニルエチニル)アントラセン2.065g
(0.005モル)に代えて実施例1Aの手順をくり返
す。 実施例 3 ビス(6−カルボペントキシ−2・4・5−ト
リクロロフエニル)オキサラート135.4g(0.20
モル)を用い、そして9・10−ビス(フエニルエ
チニル)アントラセンを1−クロロ−9・10−ビ
ス(フエニルエチニル)アントラセン3.83g
(0.009モル)に代えて実施例1Aの手順に従う。 実施例 4 過酸化物成分の調製 フタル酸ジメチル773ml、tert−ブタノール212
ml及びサリチル酸ナトリウム0.10g(0.000625モ
ル)の混合物を室温で撹拌して透明な溶液を得
る。過酸化水素(98%)53g(1.52モル)を開放
ビーカーに秤取し撹拌混合物に徐々に添加する。
次いで溶液を室温で1時間撹拌し、ポリエチレン
容器に移す。 実施例 5 第3成分の調製 9・10−ビス(フエニルエチニル)アントラセ
ン1.13g(0.003モル)を80〜90℃の乾燥フタル
酸ジブチル800ml中に溶解する。次いで溶液を室
温に冷却し、それに乾燥フタル酸ジブチルを加え
ることにより総量1にする。 実施例 6 9・10−ビス(フエニルエチニル)アントラセ
ンを2−クロロ−9・10−ビス(フエニルエチニ
ル)アントラセン2.065g(0.005モル)に代えて
実施例5の手順を用いる。 実施例 7 9・10−ビス(フエニルエチニル)アントラセ
ンを1−クロロ−9・10−ビス(フエニルエチニ
ル)アントラセン3.83g(0.009モルに代えて実
施例5の手順を用いる。 実施例 8 装置の製造 A 閉じた一端を有する円筒形ガラス管(肉厚
0.2±0.02mm、外径7.55±0.01mm)に実施例4の
過酸化物成分2.5mlを装入し、封管の全長が約
85mmになるように開端を火炎中で封ずる。 閉じた一端を有するより大きい円筒形ガラス
管(肉厚0.4±0.04mm、外径12.48±0.01mm)実
施例1Aのシユウ酸エステル成分6.0mlを装入す
る。 過酸化物成分を収納した封管を大管内に挿入
し、大管の開端を火炎で封じて1管が他の管内
に封入された同心的な封管対を作る。封じた外
側のガラス管の全長は約115mmである。 一端を閉じた成形した円筒形のポリエチレン
管の内部に実施例5の溶液5.0mlを入れる。ポ
リエチレン管は約18.0mmの外径、約1.40mmの肉
厚及び約140mmの全長を有する。同心的に封じ
たガラス管対をポリエチレン管に入れてポリエ
チレンの栓を開端に挿入してポリエチレン管を
ヒートシールする。封じたポリエチレン管の全
長は約130mmである。 B 第1成分として実施例1Bのシユウ酸エステ
ル成分6.0mlを用い、実施例8Aの手順に従う。 実施々8A及び8Bの装置は、曲げて振とうす
ると黄色がかつた緑色の光が良く放出される。
生じた光の強さは27.5℃で時間に対しブロード
バンド光度計により測定した視感度(ルーメ
ン/)として第1表に示される。
【表】 実施例8A及び8Bの装置を活性化した直後に得
られたビス(6−カルボペントキシ−2・4・5
−トリクロロフエニル)オキサラートの濃度はそ
れぞれ約0.088M及び0.118Mである。これらの結
果は活性化した装置中のシユウ酸濃度がより高い
装置Bで得られた比較的低い初期の強さを示す。 光が必要なときに棒状照明灯を作動させる便宜
のために、該照明灯に、レバー及び支点装置を備
えた作動装置を具備する。これらの装置により工
合よく外管を曲げ中の容器を破壊することができ
る。片手の掌と指を用いて管とレバーを同時に握
りしめることにより支点に対し外管を便宜に曲げ
て棒状照明灯を作動させることができる。これに
使用する便利な装置は米国特許第3900728号
(1975年8月19日特許)明細書にホルクーム
(Holcombe)によつて詳細に記載されている。 本発明は棒状照明灯が必要になるまで作動装置
を取付けた該照明灯を保管するのに殊に適し、そ
して必要なときに使用者が容易に使用できるのに
適した容器中の前記照明灯及び取付けた作動装置
を提供する。容器にはさらに、種々の非常状態に
おいて有利に光をデイスプレーするために容器を
該照明灯と組合せて使用する装置が取付けられて
いる。 容器はちようつがいで蓋をとり付けた箱であ
り、そして棒状照明灯を安全かつコンパクトに収
納するため蓋を閉じて使用できる。閉じた容器は
棒状照明灯を納め偶発的な曲げ又は衝撃などのよ
うに保管中に棒状照明燈が偶発的に活性化される
のを防ぐのに十分丈夫な材料からなつている。容
器の蓋には保管中箱のつがい蓋を閉じて保管する
ため解除可能な掛け金が取付けられているが、し
かし掛け金装置は容器をあけるために手操作で容
易解除できる。容器の内側に解除可能な保管締め
つけ固定装置が棒状照明灯を容器内の一定保管位
置に保持させるために設けられ、また巻合釘が準
備されそれにより長ひもの一端を容器に取付ける
ことができ、容器内に長ひもを保管するため長ひ
もを合釘上に巻くことができる。棒状照明灯をデ
イスプレー位置に保持するため箱内に他の解除可
能な締付け固定装置を設け、その中で該照明灯は
容器に協力して光が放射(display)される間容
器の蓋を開いた状態に保つ。ある好ましい実態様
では該照明灯を容器内の放射位置に取付けたとき
に光の放射を強めるために容器の内部表面のすべ
て又は適当な部分が反射するように作られる。あ
る好ましい実施態様では容器には棒状照明灯の容
器を運搬又はデイスプレーするのに便利なよう
に、その外部表面上に人の着衣などに容器を取付
ける装置が設けられる。 不活性状態で保管でき、そして化学ルミネセン
スを生じさせるために容易に作動できるいかなる
棒状照明灯も本発明に従つて使用することができ
る。本明細書により詳細に記載する特定の棒状照
明具は外部に密封した覆いを必要とせずに優れた
保管安定性を有するのに殊に適し、そして使用の
始め数時間の間強度が比較的大きな光を生ずるこ
とができるのでその使用が推奨される。 本発明に従つて使用される棒状照明灯は取付け
た作動装置を有する。この装置には支点が設けら
れており、装置上のレバーと棒状照明灯とを共に
握りしめることにより上記支点の場処で棒状照明
灯を手で曲げることができる。この作動は片手で
装置を握りしめることより都合よく行なうことが
できる。第2図に示すように、作動装置は棒状照
明具の外管2の周りにしつかりと取付ける鋼帯金
7により外管に取付けた鋼取手6から成つてい
る。帯金7は取手の内側に延びる帯金の延長部に
おいて取手にボルト締めされる。取付の直線部8
は棒状照明灯の外壁に対して長さ方向に接触を保
つ。取手の支点9は帯金よりも該照明灯の中心に
近い直線部の端にある。取手のレバーアーム10
は直線部から離れる角度で帯金から延び支点を超
えて延びる。 本発明によれば、長ひも11を準備し、これを
使用して棒状照明具の不慮の喪失を防ぐためにこ
れを容器に確保する。 長ひもはどのような長さであつても良く、便利
な長さは約2〜3フイートである。小孔12を作
動取手に設け、それを通して長ひもを結び長ひも
の1端を棒状照明灯及び作動装置に取付ける。長
ひもの他端は容器の内部に確保する。 次に第3図を参照すると、容器13には箱14
が含まれそれに蓋15をちようつがい16によつ
てとりつけちようつがい上の蓋を閉じた位置と全
開位置との間に180℃開閉することができる。第
3図に示す全開位置で、蓋の平らな上面と箱の平
らな底はほぼ同一平面にあるのが好ましい。示し
た実施態様では蓋と箱はともに容器の内部を囲う
ため隅で連結された前部、側部及び後部の壁17
を有する。蓋及び箱の壁はほぼ等しい深さで、蓋
及び箱両方の後壁辺をちようつがいで連結する。
ちようつがいの反対側の容器前部で蓋と箱には前
壁の中心に掛け金とノツチのセツト18を設けそ
れが箱を閉じたときに蓋を閉じた状態に保つ働き
をする。掛け金とノツチのセツトは、好ましくは
簡単な指の操作によりそのかみ合いをしつかりし
たものとしたり又は解除したりすることができ
る。 箱の内部には保管位置及びデイスプレー位置に
棒状照明灯を締めつけ固定するための取付物並び
に長ひもを確保し及び保管のためにそれを巻く取
付物がある。第3図に示す実施態様では容器及び
その取付物の全体が単一のポリエチレン射出成型
単位として一体になつている。一体成形された突
起部及びピンが箱の平らな底から中に延び、種々
の保管機能を果たす。箱の後壁に沿つて間隔を置
いて2個のラグ19があり、それは棒状照明灯の
直径だけ後壁から内側に間をあけた向いあう第3
の突起部20と協力する。第3の突起部は2個の
後壁の突起部に関して片寄り、棒状照明灯を3個
の突起部の間に押込むときに他の2個の突起部に
対して協力して棒状照明灯を保持する。3個のラ
グのそれぞれの上端にリツプ21が棒状照明灯の
方へ内側に延び該照明灯を下に保持する。3個の
突起部は、上記の照明灯の最も広い直径をリツプ
を通して押込むことができるように向い合うクラ
ンプの上端が少し拡がることができるだけ弾性で
あるが、しかし棒状照明灯を突起部の間の位置に
保持するのに十分な強さである。これは該照明灯
の保管位置であり、また箱及び蓋は保管位置でそ
の照明灯をその取付けた取手とともに閉じた箱内
に収納するため前後に十分な幅がある。箱の内側
の一端に2組の直接向い合うラグ22が照明灯を
そのデイスプレー位置に締めつけ固定するために
設けられている。これは蓋が十分に開いていると
きだけ使用され、照明灯はそのたけを箱から蓋の
上へ横に延ばして締めつけ固定される。このデイ
スプレー位置に該照明灯を収容するため蓋及び箱
の後壁の部分が切除され壁孔23を形成し、箱及
び開いた蓋の内部に、箱の底の平面に平行に孔を
横切つて棒状照明灯を横たえることができる。図
に示す実施態様では箱の底から上へ延びる向い合
つた締めつけ固定用突起部22が2組ある。各組
の2個のラグは棒状照明灯の直径だけ離れてい
る。一組の2個の向い合う突起部は箱の後壁の面
内に位置する。この組の1個の突起部は蓋を開い
たときに棒状照明灯のために壁を横切つて延びる
道を作るように箱の後壁から切除した孔23の各
側に位置する。第2組の向い合うラグは箱の内部
に箱の長さ方向の中心線近くに位置しその線に直
角の位置に棒状照明灯を保持する。2組の向い合
う突起部22は離れていて棒状照明灯の長さに沿
つて離れた2点で締めつけ固定することにより棒
状照明灯を保持する。各組の2個の突起部は、こ
の照明灯が突起部の弾性的な変形によりリブを通
して無理に引抜かれるまで突起部の間に棒状照明
灯を保持するために内側に延びるリツプを備えて
いる。 非常に好ましい実施態様では容器の外部表面上
に金属クリツプ25を設けそれを人のウエストベ
ルト又はコートのポケツトなどのような服飾品に
容器を取付けるのに用いることが出来る。これは
容器を閉じた状態で、又は容器を開き棒状照明灯
をデイスプレー位置にして光を放射する可視位置
で容器を運ぶことを可能にする。そのようにデイ
スプレーしたときに、保持ラグに保持された棒状
照明灯は箱から後壁を横切つて開いた蓋の中へ延
び、開いた位置に蓋を保持するのに協力する。好
ましい実施態様では箱及び蓋の内面は少くとも一
部分反射性物質例えば輝く金属薄片で覆われ、そ
れがデイスプレー位置の棒状照明灯の後の反射器
として容器から外部への光の放射を増強する作用
をする。 容器は、取手を棒状照明灯に取りつけ、長ひも
をそれを巻きつける巻付柱24と取手にしつかり
と締めたまま照明灯をその中に入れて保管位置に
保管することが出来る。掛け金およびノツチのセ
ツトは蓋を閉じた状態に保持する。箱は適宜便利
な位置に保管できる。図に示す容器は閉じたとき
に幅約69.85mm(2 3/4インチ)長さ146.05mm
(5 3/4インチ)で深さ25.4mm(1インチ)であ
る。この大きさの箱は救命胴衣のポケツト中に便
宜に保管でき、あるいは若干の容器を救命筏の区
劃などに保管しても良い。ポリオレフイン掛け金
は留具を外方へ押すことによりノツチからはずす
ことができる。ポリオレフインの弾性はノツチ中
に留具を保持するに十分であるが、しかし掛け金
をノツチから離す1本の指の力に屈するであろ
う。蓋はそのちようつがいの上で開かれ、棒状照
明灯は保管突出部から取出される。落して容器を
なくするのを壁けるために箱を衣服に取付けても
良い。長ひもをほどき棒状照明灯を取手の方へ握
りしめて管を曲げ、内部の容器を破壊することに
よつて光を作動させることができる。管を振り内
部の薬品を十分に混合することが好ましい。化学
発光反応によつて生ずる光は殆んど直ちに発生す
る。合図のために、光を環の状態にするため光を
長ひもをつけたままで回すことができる。棒状照
明灯をデイスプレー位置に締めつけ固定し、合図
として又は作業用の光を与えるために使用でき
る。作動した棒状照明灯をデイスプレー位置に固
定した開いた容器は、人又は船縁などに取付け灯
として使用することができる。 本発明の他の実施態様では化学発光照明装置の
部品として、すべてが単一射出成形単位の一体部
品として成つている成形した外管、レバー及び支
点が提供され、上記先行装置のいくつかの部材と
同じ目的をより簡単な装置によつて達成する。 他の実施態様を図面を参照してより詳細に説明
する。 第7図は管、レバー及び支点からなる一つの一
体に成形した装置の等角図であり、この装置は化
学発光装置の改良した要素として有用である。 第8図はレバーの断面を示すため第7図に示し
た成形した装置のレバー部分を切除した側面図で
ある。 第9図は本発明を具現化する化学発光装置の全
体の形を示す正面図である。 第7図を参照すると外管101は円筒壁を中心
点に向つて円めることによつてその下端を閉じた
中空円筒からなる。管101の反対端は開いてい
る。典型的な実施態様では長さ約12.7cm(5イン
チ)、外径約1.82cm(約0.717インチ)で、管の肉
厚約0.305cm(約0.120インチ)の管が使用され
る。この外管101は適当な成形組成物を射出成
形することによつて形成され、管内で内部ガラス
容器を破壊し管を作動させるのに十分な程に管の
若干の弾性曲げをするのに十分な可撓性である半
硬質半透明管が準備される。外管の製造に用いた
と同じ成形材料で成形されたレバー111は、
管、レバー及び支点を含む単一成形単位の部材と
して管壁に連結し、それから外方へ延びる。好ま
しくは、レバーは管の一端により近い、好ましく
は第7図に示す管の開端により近い管壁に連結さ
れている。レバーはこの地点から管の軸に関する
平面内にある線に沿つて管の他端の方向に延び
る。しかし、その管壁との継目からレバーが延び
去るようにレバーは管の軸からある角度でそれ
る。管に接合する端と接合しない端との間のレバ
ー上の位置にレバーには同じ成形単位の他の一体
部材である支点121が取付けられている。支点
はレバーから管の長さの中心点又は中心近くの管
壁上の点に向つて延びている。支点の支承端が管
壁に接することは必ずしも必要でないが、若し所
望ならばそこに接合していても良い。最も好まし
い実施態様では支点121は管壁に直接接合され
ていない。 レバー及び支点は、管及びレバーの自由端を相
互の方に握りしめるときに管が支点に対して曲が
るように十分に硬質であることが必要である。本
発明の非常に好ましい実施態様ではレバーは第8
図に示すように管軸に関する平面中にある成形材
料の平らなウエブ131を有し、そしてウエブ1
31の縁にフランジ141を有する−ビームに
似た断面に形成される。フランジはウエブの縁か
ら直角に張出しウエブはフランジの中心でフラン
ジに一体的に連結される。同様に三角支点121
は剛性を与えるために同様のウエブ−フランジ構
造に作られる。図に示す実施態様では支点の縁に
沿うフランジはレバー111を横切つて延びレバ
ーの外側フランジ141と閉じた三角形を形成す
る。このフランジ付の三角形はレバー上の内側の
フランジを中断する。レバーのウエブ及びフラン
ジは管壁から直接出現してレバーの長さを形成す
る。レバーの外側の自由端でレバーの内側及び外
部のフランジがウエブの端を周つて接続する。 最も好ましい実施態様ではウエブ131及びフ
ランジ141の厚さは公称約3.18mm(0.125イン
チ)でフランジの幅は管径と同じ約15.18mm
(0.717インチ)である。フランジ間のウエブの幅
は自由端の方に向つて細くなる。ウエブの幅は管
とレバーとの継目で約1.27cm(約0.5インチ)で
あり、ウエブは先が細くなりレバーの端末で細い
丸端になる。図に示した実施態様では、レバーを
形成するウエブ及びフランジは管壁から出現し、
短い距離を管軸に直角に延び、次いで管軸と延び
たレバーとの間に選んだ分岐角を定めるように曲
る。上記構造によれば、射出成形したポリエチレ
ン成形樹脂の単一装置には半透明管、レバー及び
支点が含まれる。管を支点に対して曲げて化学光
を活性化することができる。示した、また記載し
た構造は管の自由端をレバーに対して握りしめる
ために片手を用いて操作するように設計されてい
る。 次に第9図を参照すると全体の装置は、前記単
一の成形した装置及び管を曲げることによつて破
壊できる毀れ易い装置で分離して管内に封入した
化学発光混合物の種々の必要な成分から成つてい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明により使用される非常に好まし
い棒状照明灯のスケツチであり、この照明灯を作
動させて光を発生させる前のそのままの形のいく
つかの部分を示す。第2図は作動装置を取付けた
棒状照明灯のスケツチ。第3図は本発明の装置の
一例を示すものであつて、箱内の保管位置に締め
止めた棒状照明灯及び作動装置を示すために開い
た容器の平面図。第4図はデイスプレー位置に締
め付けてとめてある棒状照明灯を示す開いた容器
の平面図。第5図は蓋を閉じた容器の背面図。第
6図は閉じた容器の正面図、第7図は管、レバー
及び支点を含む単一の一体成形した装置の等角
図。第8図は第7図に示す成形した装置のレバー
部分を切除しレバーの断面を示す側面図。第9図
は本発明に含まれる全体の化学発光装置を示す正
面図である。 1……棒状照明灯、2……半透明可撓性外管、
4……内側ガラス管、5……外側ガラス管、6…
…取手、7……帯金、9……支点、11……長ひ
も、13……容器、14……箱、15……蓋、1
6……ちようつがい、101……外管、111…
…レバー、121……支点、131……ウエブ、
141……フランジ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 可撓性の半透明外管及び該外管内の化学発光
    混合物の数種の化学成分を含む化学発光棒状照明
    燈、ここで該化学成分は該外管を曲げることによ
    つて破壊し得る毀れやすい装置によつて分離され
    ており、該化学成分は一緒になつて化学発光を生
    ずる。 該外管の外側に取付けられた支点及びレバーを
    含み、該支点及びレバーの手動による共働によつ
    て該可撓性外管を該支点に対して手動で曲げるた
    めの作動装置、 該作動装置付棒状照明燈を保管位置に保管する
    ための保管場所を規定する容器、ただしこの容器
    は前記作動装置付棒状照明燈を前記保管場所から
    とり出すための開いた位置とそれを前記保管場所
    内に収納するための閉じた蓋の位置との間をちよ
    うつがい上で操作できる蓋を有し、この蓋は閉じ
    た蓋の位置から開いたデイスプレー位置まで前記
    ちようつがい上を180゜回転することができ、及
    び上記棒状照明燈を前記保管位置と異なるデイス
    プレー位置に解除可能に締めつけ固定するための
    前記容器内の締めつけ固定装置、ただし上記の棒
    状照明燈はそのデイスプレー位置において前記の
    締めつけ固定装置と協力して該照明燈のデイスプ
    レーを目的として開いたデイスプレー位置に前記
    蓋を保持する、 を包含することを特徴とする非常用照明装置。 2 前記容器は、前記蓋を前記容器に連結する一
    体成形されたポリオレフイン製ちようつがい、前
    記蓋をその閉じた位置に解除可能に保持する一体
    成形されたポリオレフイン掛け金装置、前記の棒
    状照明燈を保管場所内のその保管位置に解除可能
    に保持することを目的として前記容器内に一体成
    形されたポリオレフイン保持突起部、及び前記の
    棒状照明燈をそのデイスプレー位置に解除可能に
    締めつけ固定するための一体成形された締めつけ
    固定装置を有する単一ポリオレフイン成形品であ
    る特許請求の範囲第1項記載の非常用照明装置。 3 該作動装置に一端が取付けられた長ひも、該
    容器内にあり該長ひもの他端に取付けられた第1
    の長ひも用ピン、及び該容器内にある第2の長ひ
    も用ポストであつて該長ひもを該保管場所内に保
    管するために該第1及び第2の長ひも用ポストの
    周りに巻くための第2の長ひも用ポストを含む特
    許請求の範囲第1項記載の非常用照明装置。 4 該作動装置に一端が取付けられた長ひも、該
    容器の内側表面上に一体成形されかつ該長ひも他
    端に取付けられた第1の長ひも用ピン、及び該容
    器の内側表面上に一体成形された第2の長ひも用
    ポストであつて該長ひもを該保管場所内に保管す
    るために該第1及び第2の長ひも用ポストの周り
    に巻くための第2の長ひも用ポストを含む特許請
    求の範囲第2項記載の非常用照明装置。 5 該化学発光棒状照明燈はそのすべての空気に
    敏感な化学成分を外管内の毀れやすいガラスびん
    内に有する特許請求の範囲第1項記載の非常用照
    明装置。 6 成形されたポリオレフイン容器は成形された
    プロピレンからなる特許請求の範囲第2項記載の
    非常用照明装置。 7 作動装置は該レバー及び支点を含むハンドル
    からなり、該ハンドルは外管を取り巻きかつハン
    ドルにボルト止めされたスチールバンドによつて
    取り付けられている特許請求の範囲第1項記載の
    非常用照明装置。
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