JPS6232212Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6232212Y2 JPS6232212Y2 JP1982111382U JP11138282U JPS6232212Y2 JP S6232212 Y2 JPS6232212 Y2 JP S6232212Y2 JP 1982111382 U JP1982111382 U JP 1982111382U JP 11138282 U JP11138282 U JP 11138282U JP S6232212 Y2 JPS6232212 Y2 JP S6232212Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange
- winding
- reel
- wire
- outer periphery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 36
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 9
- 210000003298 dental enamel Anatomy 0.000 description 2
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 239000002320 enamel (paints) Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Winding Filamentary Materials (AREA)
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、巻線装置のリール支持台の構造に
関するものである。
関するものである。
エナメル線をリールから巻戻して使用する際、
巻径が小さくなつたリールを満巻リールと交換す
る必要があり、その交換において、エナメル線同
士を接続できるようにした巻線リールは既に提供
されている。この巻線リールは、第1図に示すよ
うに、リール1に対する巻始めの線(以下、下口
出し線という)2を外方に所要長さ取出すように
しており、上記下口出し線2を別リールの巻終り
線(以下、上口出し線という)3と接続すること
によつて、エナメル線を連続的に引き出せるよう
にしてある。
巻径が小さくなつたリールを満巻リールと交換す
る必要があり、その交換において、エナメル線同
士を接続できるようにした巻線リールは既に提供
されている。この巻線リールは、第1図に示すよ
うに、リール1に対する巻始めの線(以下、下口
出し線という)2を外方に所要長さ取出すように
しており、上記下口出し線2を別リールの巻終り
線(以下、上口出し線という)3と接続すること
によつて、エナメル線を連続的に引き出せるよう
にしてある。
ところで、このような下口出し線2は、エナメ
ル線を当初リールに巻取る際に予め設けておく必
要があり、従来はこの端末部の処理において端末
をひつかけることのみ主点をおいた装置のため、
ひつかけ部においてエナメル被覆に損傷を与え、
エナメル線を連続的に良好な状態で供給するため
には問題があつた。
ル線を当初リールに巻取る際に予め設けておく必
要があり、従来はこの端末部の処理において端末
をひつかけることのみ主点をおいた装置のため、
ひつかけ部においてエナメル被覆に損傷を与え、
エナメル線を連続的に良好な状態で供給するため
には問題があつた。
そこで、この考案は上記の問題点を解決し、エ
ナメル線を連続的に供給し得る下口出し線付き巻
線リールを簡単に得ることができ、かつ下口出し
線に損傷を与えることなく巻取りを可能とした巻
線装置のリール支持台の構造を提供することを目
的としている。
ナメル線を連続的に供給し得る下口出し線付き巻
線リールを簡単に得ることができ、かつ下口出し
線に損傷を与えることなく巻取りを可能とした巻
線装置のリール支持台の構造を提供することを目
的としている。
上記の目的を達成するために、この考案は、所
要長さのエナメル線を巻付けることができるよう
にした巻胴部の上面中央部にリール支持部を形成
し、この巻胴部の外周上部に滑り止め用の微少な
突起を環状に設け、かつこの巻胴部の外周下部に
フランジを形成し、このフランジの外周部に係合
溝を設け、上記フランジの下方には、フランジの
下面とでV溝を形成する挟持板をフランジ下面に
対して移動可能に設け、その挟持板をスプリング
の弾力によりフランジ下面に押し付けるように構
成したのである。
要長さのエナメル線を巻付けることができるよう
にした巻胴部の上面中央部にリール支持部を形成
し、この巻胴部の外周上部に滑り止め用の微少な
突起を環状に設け、かつこの巻胴部の外周下部に
フランジを形成し、このフランジの外周部に係合
溝を設け、上記フランジの下方には、フランジの
下面とでV溝を形成する挟持板をフランジ下面に
対して移動可能に設け、その挟持板をスプリング
の弾力によりフランジ下面に押し付けるように構
成したのである。
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
第2図に示すように、回転軸10の上端に取付
けたリール支持台11は、エナメル線を数回巻付
け可能な巻胴部12を備え、この巻胴部12の上
面中央部にリール1の下側フランジ4が嵌合可能
な凹所13が設けてあり、上記凹所13に下側フ
ランジ4を嵌め合わせたリール1は、ボルト−ナ
ツト等の取付具(図示省略)を介して着脱自在に
取付けられる。
けたリール支持台11は、エナメル線を数回巻付
け可能な巻胴部12を備え、この巻胴部12の上
面中央部にリール1の下側フランジ4が嵌合可能
な凹所13が設けてあり、上記凹所13に下側フ
ランジ4を嵌め合わせたリール1は、ボルト−ナ
ツト等の取付具(図示省略)を介して着脱自在に
取付けられる。
上記巻胴部12の外周上部には、複数の突起1
4が環状に設けられている。この突起14は、エ
ナメル線を巻胴部12からリール1に巻換える際
に、エナメル線の引掛け用として使用するため、
全体に丸みをつけた小さな突起物とし、かつアル
ミニウムやプラスチツクで形成して、エナメル絶
縁皮膜に損傷を与えないようにしておくのが好ま
しい。
4が環状に設けられている。この突起14は、エ
ナメル線を巻胴部12からリール1に巻換える際
に、エナメル線の引掛け用として使用するため、
全体に丸みをつけた小さな突起物とし、かつアル
ミニウムやプラスチツクで形成して、エナメル絶
縁皮膜に損傷を与えないようにしておくのが好ま
しい。
また、前記巻胴部12の外周下部にはフランジ
15が設けられ、このフランジ15の外周部に係
合溝16が設けてある。この係合溝16はエナメ
ル線の引掛け用として使用され、上記係合溝16
に引掛けたエナメル線の端末部は、フランジ15
の下側に設けた保持部20で支持される。
15が設けられ、このフランジ15の外周部に係
合溝16が設けてある。この係合溝16はエナメ
ル線の引掛け用として使用され、上記係合溝16
に引掛けたエナメル線の端末部は、フランジ15
の下側に設けた保持部20で支持される。
前記保持部20は、フランジ15の下面に設け
た複数の突軸21を挟持板22に形成した孔に挿
入して上記挟持板22をフランジ15の下面に対
して移動可能に支持し、この円板22を突軸21
に嵌め合わせたスプリング23でフランジ15の
下面に押し付け、その両板15,22の外周部間
にV溝24を設けてある。
た複数の突軸21を挟持板22に形成した孔に挿
入して上記挟持板22をフランジ15の下面に対
して移動可能に支持し、この円板22を突軸21
に嵌め合わせたスプリング23でフランジ15の
下面に押し付け、その両板15,22の外周部間
にV溝24を設けてある。
実施例で示すリール支持台は上記の構造から成
り、第3図ないし第5図は、エナメル線の巻付け
順序を段階的に示している。
り、第3図ないし第5図は、エナメル線の巻付け
順序を段階的に示している。
第3図は、エナメル線の移動を案内するトラバ
ーサローラ30を下限位置で停止させてあり、上
記ローラ30から引き出されるエナメル線40の
先端部を同図の矢印方向に回転する支持台11の
係合溝16に掛け、その端末部41をV溝24の
外側に位置させると、上記端末部41は支持台1
1の回転によつてV溝24内に嵌り、スプリング
23で押圧される挟持板22とフランジ15とで
挟持される。
ーサローラ30を下限位置で停止させてあり、上
記ローラ30から引き出されるエナメル線40の
先端部を同図の矢印方向に回転する支持台11の
係合溝16に掛け、その端末部41をV溝24の
外側に位置させると、上記端末部41は支持台1
1の回転によつてV溝24内に嵌り、スプリング
23で押圧される挟持板22とフランジ15とで
挟持される。
また、トラバーサローラ30から引き出される
エナメル線は、次に巻胴部12で巻取られ、この
部分のエナメル線が下口出し線2として使用され
る。
エナメル線は、次に巻胴部12で巻取られ、この
部分のエナメル線が下口出し線2として使用され
る。
巻胴部12に所要長さの下口出し線2を蓄線し
たのち、第4図に示すようにトラバーサローラ3
0から支持台11に至るエナメル線の一部分を突
起にかけ、リール1の下側フランジ4と対応する
位置までトラバーサローラ30を上昇させると、
エナメル線は、リール1の外周に巻付き、上記ト
ラバーサローラ30を正常に駆動させることで、
リール1にエナメル線を巻付けることができる
(第5図参照)。
たのち、第4図に示すようにトラバーサローラ3
0から支持台11に至るエナメル線の一部分を突
起にかけ、リール1の下側フランジ4と対応する
位置までトラバーサローラ30を上昇させると、
エナメル線は、リール1の外周に巻付き、上記ト
ラバーサローラ30を正常に駆動させることで、
リール1にエナメル線を巻付けることができる
(第5図参照)。
なお、エナメル線が巻胴部12からリール1に
巻換えられるとき、両者の巻径が異なるため、エ
ナメル線がゆるみ、エナメル線の線速とリール1
の周速差によつて上記エナメル線を緊張して巻付
けることができない。そこで、線のゆるみを吸収
できるようなダンサーローラ等の蓄線機能を設け
ておくのがよい。
巻換えられるとき、両者の巻径が異なるため、エ
ナメル線がゆるみ、エナメル線の線速とリール1
の周速差によつて上記エナメル線を緊張して巻付
けることができない。そこで、線のゆるみを吸収
できるようなダンサーローラ等の蓄線機能を設け
ておくのがよい。
第5図に示すように、リール1の外側にエナメ
ル線を満巻すると、リール1とトラバーサローラ
30との間において、エナメル線40を切断し、
巻胴部12に巻回するエナメル線を巻戻してリー
ル1を取外すことにより、下口出し線2を有する
巻線リールを得ることができる。
ル線を満巻すると、リール1とトラバーサローラ
30との間において、エナメル線40を切断し、
巻胴部12に巻回するエナメル線を巻戻してリー
ル1を取外すことにより、下口出し線2を有する
巻線リールを得ることができる。
以上のように、この考案は、トラバーサローラ
から引き出されるエナメル線を、一旦巻胴部の外
周に巻付けてから、この巻胴部の上面より起立す
るリールに巻換えるようにしたので、下口出し線
付き巻線リールを簡単に形成することができ、し
かもエナメル線の端末部をフランジと挟持板とで
挟持してフランジの係合溝に引掛け、かつ巻胴部
の外周にエナメル線を巻付けたのち、そのエナメ
ル線を突起に係合させる簡単な作業であるため、
巻線リールを能率よく形成することができる。
から引き出されるエナメル線を、一旦巻胴部の外
周に巻付けてから、この巻胴部の上面より起立す
るリールに巻換えるようにしたので、下口出し線
付き巻線リールを簡単に形成することができ、し
かもエナメル線の端末部をフランジと挟持板とで
挟持してフランジの係合溝に引掛け、かつ巻胴部
の外周にエナメル線を巻付けたのち、そのエナメ
ル線を突起に係合させる簡単な作業であるため、
巻線リールを能率よく形成することができる。
また、エナメル線の端末部をフランジと挟持板
で挟持してフランジの係合溝に係合させるように
したので、エナメル線の端末部をきわめて安定よ
く確実に保持することができる。このため、巻胴
部の外周でエナメル線を確実に巻取ることができ
ると共に、巻取り中に巻戻されるという不都合が
なく、しかも巻胴部からリールの巻換え位置に設
けた突起は、エナメル線の滑り止め程度の小さな
突起物でよいため、エナメル絶縁被膜に損傷を与
えることがなく、品質の良好な製品を得ることが
できる。
で挟持してフランジの係合溝に係合させるように
したので、エナメル線の端末部をきわめて安定よ
く確実に保持することができる。このため、巻胴
部の外周でエナメル線を確実に巻取ることができ
ると共に、巻取り中に巻戻されるという不都合が
なく、しかも巻胴部からリールの巻換え位置に設
けた突起は、エナメル線の滑り止め程度の小さな
突起物でよいため、エナメル絶縁被膜に損傷を与
えることがなく、品質の良好な製品を得ることが
できる。
第1図は、下口出し線を有する巻線リールの斜
視図、第2図はこの考案に係るリール支持台の一
部切欠正面図、第3図ないし第5図は同上のリー
ル支持台にセツトしたリールにエナメル線を巻付
けていく状態を段階的に示した斜視図である。 12……巻胴、14……突起、15……フラン
ジ、16……係合溝。
視図、第2図はこの考案に係るリール支持台の一
部切欠正面図、第3図ないし第5図は同上のリー
ル支持台にセツトしたリールにエナメル線を巻付
けていく状態を段階的に示した斜視図である。 12……巻胴、14……突起、15……フラン
ジ、16……係合溝。
Claims (1)
- エナメル線の巻取り用リールを着脱可能にセツ
トし得るリール支持台において、前記エナメル線
の巻付け可能な巻胴部を有し、この巻胴部の外周
上部に滑り止め用の突起を設け、巻胴部の外周下
部にフランジを形成し、そのフランジの外周部に
係合溝を設け、上記フランジの下方には、そのフ
ランジの下面とでV溝を形成する挟持板をフラン
ジ下面に対して移動可能に設け、この挟持板をス
プリングによつてフランジ下面に圧接させたこと
を特徴とする巻線装置におけるリール支持台の構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11138282U JPS5915648U (ja) | 1982-07-20 | 1982-07-20 | 巻線装置におけるリ−ル支持台の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11138282U JPS5915648U (ja) | 1982-07-20 | 1982-07-20 | 巻線装置におけるリ−ル支持台の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5915648U JPS5915648U (ja) | 1984-01-30 |
JPS6232212Y2 true JPS6232212Y2 (ja) | 1987-08-18 |
Family
ID=30258646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11138282U Granted JPS5915648U (ja) | 1982-07-20 | 1982-07-20 | 巻線装置におけるリ−ル支持台の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5915648U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4935089A (ja) * | 1972-08-03 | 1974-04-01 |
-
1982
- 1982-07-20 JP JP11138282U patent/JPS5915648U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4935089A (ja) * | 1972-08-03 | 1974-04-01 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5915648U (ja) | 1984-01-30 |
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