JPS6232026B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6232026B2 JPS6232026B2 JP53022392A JP2239278A JPS6232026B2 JP S6232026 B2 JPS6232026 B2 JP S6232026B2 JP 53022392 A JP53022392 A JP 53022392A JP 2239278 A JP2239278 A JP 2239278A JP S6232026 B2 JPS6232026 B2 JP S6232026B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arc welding
- transformer
- polarity
- arc
- generation circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 46
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 20
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 11
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 6
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 6
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 6
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims description 5
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 101100365087 Arabidopsis thaliana SCRA gene Proteins 0.000 description 3
- 101000668165 Homo sapiens RNA-binding motif, single-stranded-interacting protein 1 Proteins 0.000 description 3
- 102100039692 RNA-binding motif, single-stranded-interacting protein 1 Human genes 0.000 description 3
- 101150105073 SCR1 gene Proteins 0.000 description 3
- 101100134054 Saccharomyces cerevisiae (strain ATCC 204508 / S288c) NTG1 gene Proteins 0.000 description 3
- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 description 2
- 101000668170 Homo sapiens RNA-binding motif, single-stranded-interacting protein 2 Proteins 0.000 description 1
- 102100039690 RNA-binding motif, single-stranded-interacting protein 2 Human genes 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 238000010891 electric arc Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N tungsten Chemical compound [W] WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052721 tungsten Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010937 tungsten Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Arc Welding Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は交流溶接電源にアーク点弧用高周波ま
たはパルスを重畳して用いる交流アーク溶接装置
に関するものである。
たはパルスを重畳して用いる交流アーク溶接装置
に関するものである。
交流溶接電源を用いてアーク溶接を行うときそ
のアークスタート時および交流溶接電源が零点を
通過した後のアーク再点弧を容易にするために一
般に高い高周波電圧またはパルス電圧を溶接電源
出力に重畳して用いる。第1図は従来一般に用い
られている高周波重畳回路の要部のみを示す接続
図であり端子1,2は交流電源に接続され、端子
3は交流溶接電源の出力端子にまた端子4はアー
ク負荷に接続される。T1は昇圧変圧器であり昇
圧比数十倍ないし百倍程度のものであり二次出力
端子に数千ボルトの高電圧を発生する。l1,l2お
よびc1,c2はそれぞれチヨークコイルおよびコン
デンサであり高周波電圧が電源回路に混入するの
を防止するためのフイルター回路である。同図の
装置においては溶接開始と同時に端子1,2間に
交流電圧が印加され昇圧変圧器T1の二次側に数
千ボルトの高電圧が誘起される。この昇圧変圧器
T1の二次出力は並列接続されたコンデンサC3
を充電する。コンデンサC3の端子電圧が放電間
隙SGの絶縁破壊電圧を超えると放電しこの放電
間隙およびカツプリングコイルC.Cを通してコン
デンサC3の電荷は放電される。この放電電流は
回路のリアクタンス分および容量分によつて振動
電流となりカツプリングコイルC.Cにて結合され
た溶接回路に高電圧の高周波電圧を誘起する。こ
の高電圧によつて端子4に接続された溶接負荷の
絶縁を破壊して補助放電を起し主たるアーク放電
を誘発させる。このときのカツプリングコイル
C.Cの出力電圧は作業者に対する感電事故を防止
するため数メガヘルツ程度の高周波となるよう回
路定数が選定されているが、このためこの高周波
が空中および電源ラインに伝播し通信障害を誘発
して一種の公害源となつている。このため高周波
電圧はできるだけそのエネルギーを低い値にする
必要があるが、このエネルギーを低くすることは
アークの点弧性を悪くすることにつながり高周波
を重畳させる本来の目的が達成されないことにな
り限界があつた。ところでアーク溶接を考察する
とき溶接開始時を除けばアークの再点弧の難易に
方向性のあることが判る。即ち、溶接電極により
被溶接物を溶接するとき電極側が負電圧となるい
わゆる正極性時には赤熱された電極からは熱電子
放出により容易に電子が放出されるためにアーク
の再点弧は容易でありほとんど高周波電圧を印加
しなくてもよい。逆に被溶接物が負電位となる逆
極性時には被溶接物は熱電子放出能力が劣るため
アークの再点弧には高い電圧が要求され高周波電
圧を重畳しないとしばしばアークの再点弧に失敗
してアーク切れをおこしたり再点弧位相が遅れた
りする。特にタングステン電極によりアルミニユ
ームの溶接を行うときはこの傾向が強く逆極性時
にはほとんどアークの再点弧に失敗しアーク切れ
となる。したがつて高周波電圧はこの逆極性のと
きに多く必要とされ、正極性時には全く必要でな
いかまたは極く弱い高周波を供給するだけでよ
い。
のアークスタート時および交流溶接電源が零点を
通過した後のアーク再点弧を容易にするために一
般に高い高周波電圧またはパルス電圧を溶接電源
出力に重畳して用いる。第1図は従来一般に用い
られている高周波重畳回路の要部のみを示す接続
図であり端子1,2は交流電源に接続され、端子
3は交流溶接電源の出力端子にまた端子4はアー
ク負荷に接続される。T1は昇圧変圧器であり昇
圧比数十倍ないし百倍程度のものであり二次出力
端子に数千ボルトの高電圧を発生する。l1,l2お
よびc1,c2はそれぞれチヨークコイルおよびコン
デンサであり高周波電圧が電源回路に混入するの
を防止するためのフイルター回路である。同図の
装置においては溶接開始と同時に端子1,2間に
交流電圧が印加され昇圧変圧器T1の二次側に数
千ボルトの高電圧が誘起される。この昇圧変圧器
T1の二次出力は並列接続されたコンデンサC3
を充電する。コンデンサC3の端子電圧が放電間
隙SGの絶縁破壊電圧を超えると放電しこの放電
間隙およびカツプリングコイルC.Cを通してコン
デンサC3の電荷は放電される。この放電電流は
回路のリアクタンス分および容量分によつて振動
電流となりカツプリングコイルC.Cにて結合され
た溶接回路に高電圧の高周波電圧を誘起する。こ
の高電圧によつて端子4に接続された溶接負荷の
絶縁を破壊して補助放電を起し主たるアーク放電
を誘発させる。このときのカツプリングコイル
C.Cの出力電圧は作業者に対する感電事故を防止
するため数メガヘルツ程度の高周波となるよう回
路定数が選定されているが、このためこの高周波
が空中および電源ラインに伝播し通信障害を誘発
して一種の公害源となつている。このため高周波
電圧はできるだけそのエネルギーを低い値にする
必要があるが、このエネルギーを低くすることは
アークの点弧性を悪くすることにつながり高周波
を重畳させる本来の目的が達成されないことにな
り限界があつた。ところでアーク溶接を考察する
とき溶接開始時を除けばアークの再点弧の難易に
方向性のあることが判る。即ち、溶接電極により
被溶接物を溶接するとき電極側が負電圧となるい
わゆる正極性時には赤熱された電極からは熱電子
放出により容易に電子が放出されるためにアーク
の再点弧は容易でありほとんど高周波電圧を印加
しなくてもよい。逆に被溶接物が負電位となる逆
極性時には被溶接物は熱電子放出能力が劣るため
アークの再点弧には高い電圧が要求され高周波電
圧を重畳しないとしばしばアークの再点弧に失敗
してアーク切れをおこしたり再点弧位相が遅れた
りする。特にタングステン電極によりアルミニユ
ームの溶接を行うときはこの傾向が強く逆極性時
にはほとんどアークの再点弧に失敗しアーク切れ
となる。したがつて高周波電圧はこの逆極性のと
きに多く必要とされ、正極性時には全く必要でな
いかまたは極く弱い高周波を供給するだけでよ
い。
本発明は上記に着目し、従来極性に関係なく供
給されていた高周波または再点弧用パルスを正極
性時と逆極性時とでその強さに差を設けたもので
高周波または再点弧用パルスを必要な時に最も効
率よく供給してアークの再点弧を確実にするとと
もに通信障害を極力低減させた交流アーク溶接装
置を提供するものである。
給されていた高周波または再点弧用パルスを正極
性時と逆極性時とでその強さに差を設けたもので
高周波または再点弧用パルスを必要な時に最も効
率よく供給してアークの再点弧を確実にするとと
もに通信障害を極力低減させた交流アーク溶接装
置を提供するものである。
第2図は本発明の装置の実施例を示す接続図で
ある。同図において5は交流電源、6は電磁接触
器など溶接中のみ閉じる開閉器、7は溶接変圧器
であり一般の交流アーク溶接機に用いられる垂下
特性の変圧器が使用される。8は溶接電極、9は
被溶接物である。また10は高周波発生回路であ
り、D1は整流器である。その他l1,l2,c1,
c2,T1,SGおよびC.Cは第1図に示した従来例
と同様の機能を有するものである。同図において
開閉器6が閉じると溶接変圧器7の出力電圧はチ
ヨークコイルl1,l2および整流器D1を通して昇
圧変圧器T1の一次側にも印加されるが整流器D
1のため被溶接物9が負電位となる逆極性時にの
み昇圧変圧器T1に電流が流れ、二次側に接続さ
れたコンデンサC3を充電する。この結果カツプ
リングコイルC.Cは逆極性時にのみ高周波電圧を
誘起しアークの再点弧を助ける。R1は整流器D
1に並列接続する抵抗器であり正極性時にも比較
的弱い高周波を溶接部に供給するために用いる。
この抵抗器は特に設ける必要はないがこの抵抗値
をアーク電圧では高周波が発生せずアークが消滅
して溶接変圧器7が完全な無負荷状態となり高い
無負荷電圧が印加されたときにのみ高周波が発生
するように選択しておけば正極性時においてまれ
に発生するアーク切れをも防止することができ
る。なおC4,C5はコンデンサであり、溶接変
圧器7に高周波電圧が混入するのを防止するため
のバイパスコンデンサである。
ある。同図において5は交流電源、6は電磁接触
器など溶接中のみ閉じる開閉器、7は溶接変圧器
であり一般の交流アーク溶接機に用いられる垂下
特性の変圧器が使用される。8は溶接電極、9は
被溶接物である。また10は高周波発生回路であ
り、D1は整流器である。その他l1,l2,c1,
c2,T1,SGおよびC.Cは第1図に示した従来例
と同様の機能を有するものである。同図において
開閉器6が閉じると溶接変圧器7の出力電圧はチ
ヨークコイルl1,l2および整流器D1を通して昇
圧変圧器T1の一次側にも印加されるが整流器D
1のため被溶接物9が負電位となる逆極性時にの
み昇圧変圧器T1に電流が流れ、二次側に接続さ
れたコンデンサC3を充電する。この結果カツプ
リングコイルC.Cは逆極性時にのみ高周波電圧を
誘起しアークの再点弧を助ける。R1は整流器D
1に並列接続する抵抗器であり正極性時にも比較
的弱い高周波を溶接部に供給するために用いる。
この抵抗器は特に設ける必要はないがこの抵抗値
をアーク電圧では高周波が発生せずアークが消滅
して溶接変圧器7が完全な無負荷状態となり高い
無負荷電圧が印加されたときにのみ高周波が発生
するように選択しておけば正極性時においてまれ
に発生するアーク切れをも防止することができ
る。なおC4,C5はコンデンサであり、溶接変
圧器7に高周波電圧が混入するのを防止するため
のバイパスコンデンサである。
第3図は本発明の別の実施例を示す接続図であ
る。同図において、5,6,8,9,C3,C
4,C5,SGおよびC.Cは第2図に示した実施
例と同様の機能を有するものである。7は溶接変
圧器であるが第3図の場合は一般の変圧器と同様
にほぼ定電圧特性の変圧器を使用する。SCR
1,SCR2は出力電流を制御する第1の半導体
スイツチング素子であり、逆並列接続された単方
向性サイリスタ、トランジスタなどが用いられ
る。15は電流検出器、11は基準信号設定回
路、12は電流検出器15および基準信号設定回
路11の出力信号の差を取出す比較回路、13は
比較回路12の出力に応じて第1の半導体スイツ
チング素子SCR1,SCR2の導通量を制御する
導通制御回路である。14は交流電源5から電力
を供給される補助変圧器であり整流器D2、抵抗
器R2,R3、第1のコンデンサC6、第2のコ
ンデンサC7、第2のスイツチング素子SCR
3、昇圧変圧器T1および放電間隙SGとともに
高周波発生回路10を構成する。昇圧変圧器T1
は第2図の実施例と異なり一次巻線P1、二次巻
線Sの他に第3の巻線P2を有するものである。
溶接の開始に際して開閉器6が閉じると溶接変圧
器7に交流電源5が接続される。電流検出器15
の出力信号と基準信号設定回路11の出力信号は
比較器12にて比較され再信号の差信号が導通制
御回路13に入力される。導通制御回路13は入
力信号に応じて導通指令信号を第1の半導体スイ
ツチング素子SCR1およびSCR2に供給しこれ
を導通させその結果電極8および被溶接物9に供
給される電流は基準信号設定回路11の設定に応
じた一定電流となる。一方、交流電源5の電圧は
補助変圧器14にも供給される。補助変圧器14
の出力電圧は整流器D2および抵抗器R2を通し
て第1のコンデンサC6を充電する。このとき溶
接変圧器7および補助変圧器14の極性を図中に
記載の通りの極性とすると、コンデンサC6は電
極が陰極となる正極性時にのみ充電される。導通
制御回路13の出力信号のうち逆極性用半導体ス
イツチング素子SCR1を導通させる方の出力信
号はコンデンサC6の端子に接続されたサイリス
タなどの第2のスイツチング素子SCR3にも供
給される。この結果正極性時に充電されたコンデ
ンサC6の電荷は第2のスイツチング素子SCR
3および昇圧変圧器T1の一次巻線P1を通して
放電し昇圧変圧器T1の2次巻線Sにパルス状の
高電圧を発生する。昇圧変圧器T1の二次巻線に
発生した高電圧は第2のコンデンサC7を充電し
その充電電荷は放電間隙SGおよびカツプリング
コイルC.Cを通して放電し溶接部に高周波電圧を
供給する。この結果溶接部には逆極性電圧が印加
された時点からコンデンサC6が放電している間
の極く短時間のみ高周波電圧が供給されることに
なる。昇圧変圧器T1に設けられた第3の巻線P
2は抵抗器R3を通して補助変圧器14の出力電
圧が印加され正極性時および逆極性時のアーク切
れを防止する役目を果す。もちろん正極性時にお
けるアークの再点弧が容易である場合にはこの第
3巻線P2は省略できるものである。
る。同図において、5,6,8,9,C3,C
4,C5,SGおよびC.Cは第2図に示した実施
例と同様の機能を有するものである。7は溶接変
圧器であるが第3図の場合は一般の変圧器と同様
にほぼ定電圧特性の変圧器を使用する。SCR
1,SCR2は出力電流を制御する第1の半導体
スイツチング素子であり、逆並列接続された単方
向性サイリスタ、トランジスタなどが用いられ
る。15は電流検出器、11は基準信号設定回
路、12は電流検出器15および基準信号設定回
路11の出力信号の差を取出す比較回路、13は
比較回路12の出力に応じて第1の半導体スイツ
チング素子SCR1,SCR2の導通量を制御する
導通制御回路である。14は交流電源5から電力
を供給される補助変圧器であり整流器D2、抵抗
器R2,R3、第1のコンデンサC6、第2のコ
ンデンサC7、第2のスイツチング素子SCR
3、昇圧変圧器T1および放電間隙SGとともに
高周波発生回路10を構成する。昇圧変圧器T1
は第2図の実施例と異なり一次巻線P1、二次巻
線Sの他に第3の巻線P2を有するものである。
溶接の開始に際して開閉器6が閉じると溶接変圧
器7に交流電源5が接続される。電流検出器15
の出力信号と基準信号設定回路11の出力信号は
比較器12にて比較され再信号の差信号が導通制
御回路13に入力される。導通制御回路13は入
力信号に応じて導通指令信号を第1の半導体スイ
ツチング素子SCR1およびSCR2に供給しこれ
を導通させその結果電極8および被溶接物9に供
給される電流は基準信号設定回路11の設定に応
じた一定電流となる。一方、交流電源5の電圧は
補助変圧器14にも供給される。補助変圧器14
の出力電圧は整流器D2および抵抗器R2を通し
て第1のコンデンサC6を充電する。このとき溶
接変圧器7および補助変圧器14の極性を図中に
記載の通りの極性とすると、コンデンサC6は電
極が陰極となる正極性時にのみ充電される。導通
制御回路13の出力信号のうち逆極性用半導体ス
イツチング素子SCR1を導通させる方の出力信
号はコンデンサC6の端子に接続されたサイリス
タなどの第2のスイツチング素子SCR3にも供
給される。この結果正極性時に充電されたコンデ
ンサC6の電荷は第2のスイツチング素子SCR
3および昇圧変圧器T1の一次巻線P1を通して
放電し昇圧変圧器T1の2次巻線Sにパルス状の
高電圧を発生する。昇圧変圧器T1の二次巻線に
発生した高電圧は第2のコンデンサC7を充電し
その充電電荷は放電間隙SGおよびカツプリング
コイルC.Cを通して放電し溶接部に高周波電圧を
供給する。この結果溶接部には逆極性電圧が印加
された時点からコンデンサC6が放電している間
の極く短時間のみ高周波電圧が供給されることに
なる。昇圧変圧器T1に設けられた第3の巻線P
2は抵抗器R3を通して補助変圧器14の出力電
圧が印加され正極性時および逆極性時のアーク切
れを防止する役目を果す。もちろん正極性時にお
けるアークの再点弧が容易である場合にはこの第
3巻線P2は省略できるものである。
以上のように本発明の装置においては高周波電
圧発生回路または再点弧用パルス発生回路の出力
を正極性時と逆極性時とにおいて異なる値とし高
周波電圧または再点弧用パルスを必要時にのみ供
給するようにしたので交流アーク溶接における再
点弧が確実となり、また通信障害も極力減少させ
ることができるものである。
圧発生回路または再点弧用パルス発生回路の出力
を正極性時と逆極性時とにおいて異なる値とし高
周波電圧または再点弧用パルスを必要時にのみ供
給するようにしたので交流アーク溶接における再
点弧が確実となり、また通信障害も極力減少させ
ることができるものである。
第1図は従来の高周波重畳回路の例を示す接続
図、第2図および第3図は本発明の装置の実施例
を示す接続図である。 7……溶接変圧器、10……高周波発生回路、
T1……昇圧変圧器、SG……放電間隙、C.C…
…カツプリングコイル。
図、第2図および第3図は本発明の装置の実施例
を示す接続図である。 7……溶接変圧器、10……高周波発生回路、
T1……昇圧変圧器、SG……放電間隙、C.C…
…カツプリングコイル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 交流アーク溶接電源と高周波電圧発生回路ま
たはアークの再点弧用パルス発生回路とから溶接
電極と被溶接物に電力を供給する交流アーク溶接
装置において、前記高周波電圧発生回路または再
点弧用パルス発生回路を溶接電極が負電位となる
正極性時と溶接電極が正電位となる逆極性時とに
おいて異なる値の出力を発生する回路とした交流
アーク溶接装置。 2 前記高周波電圧発生回路または再点弧用パル
ス発生回路は逆極性時における出力電力が正極性
時における出力電力よりも大である特許請求の範
囲第1項に記載の交流アーク溶接装置。 3 前記高周波電圧発生回路または再点弧パルス
発生回路は出力電力が逆極性時にのみ発生する回
路である特許請求の範囲第1項に記載の交流アー
ク溶接装置。 4 前記交流アーク溶接電源が第1の半導体スイ
ツチング素子により溶接電流が制御される電源で
あり、かつ前記高周波電圧発生装置が交流アーク
溶接電源の入力電圧または出力電圧によつて正極
性時にのみ充電される第1のコンデンサと前記第
1のコンデンサの電荷を昇圧変圧器の一次側を通
して放電する第2のスイツチング素子と前記昇圧
変圧器の二次側に接続された第2のコンデンサと
前記第2のコンデンサに並列に接続された放電間
隙およびカツプリングコイルの直列回路とからな
り前記交流アーク溶接電源の出力が逆極性となる
方の前記第1のスイツチング素子への点弧信号ま
たはこの点弧信号に同期する信号を前記第2のス
イツチング素子の点弧信号とした特許請求の範囲
第1項に記載の交流アーク溶接装置。 5 前記昇圧変圧器に第3の巻線を設け前記第3
巻線に抵抗器を通して交流電圧を印加した特許請
求の範囲第4項に記載の交流アーク溶接装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2239278A JPS54114451A (en) | 1978-02-27 | 1978-02-27 | Alternating current arc welding apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2239278A JPS54114451A (en) | 1978-02-27 | 1978-02-27 | Alternating current arc welding apparatus |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54114451A JPS54114451A (en) | 1979-09-06 |
JPS6232026B2 true JPS6232026B2 (ja) | 1987-07-11 |
Family
ID=12081377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2239278A Granted JPS54114451A (en) | 1978-02-27 | 1978-02-27 | Alternating current arc welding apparatus |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS54114451A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4418265A (en) * | 1981-03-03 | 1983-11-29 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Device with high frequency contactless type arc generating mechanism |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5164445A (ja) * | 1974-10-18 | 1976-06-03 | Messer Griesheim Gmbh |
-
1978
- 1978-02-27 JP JP2239278A patent/JPS54114451A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5164445A (ja) * | 1974-10-18 | 1976-06-03 | Messer Griesheim Gmbh |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54114451A (en) | 1979-09-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3334270A (en) | Discharge lamp circuit | |
US5233273A (en) | Discharge lamp starting circuit | |
US4461982A (en) | High-pressure metal vapor discharge lamp igniter circuit system | |
US4225769A (en) | Plasma torch starting circuit | |
JPS61193399A (ja) | 高輝度放電ランプの始動および動作装置 | |
JPS6160555B2 (ja) | ||
US5264679A (en) | Alternating current welding apparatus | |
US3189790A (en) | Starting and operating circuit for gas discharge lamps | |
CA1153421A (en) | Relaxation oscillator type spark generator | |
US2867730A (en) | Arc welding apparatus | |
JPS6217159Y2 (ja) | ||
JPS6232026B2 (ja) | ||
US3259796A (en) | Apparatus for starting and operating arc lamps | |
US3008036A (en) | Initiating and stabilizing welding arcs | |
JP3469078B2 (ja) | プラズマ加工装置のアーク点火装置 | |
JPS6232027B2 (ja) | ||
US4763045A (en) | Spark ignitor generated by capacitor discharge synchronized with alternate current power frequency | |
JPH0580311B2 (ja) | ||
US3904925A (en) | Power supply for a thermionic emission gas discharge lamp | |
JP2976495B2 (ja) | Tigアーク溶接方法 | |
JPS593246Y2 (ja) | 重ね放電式高エネルギ点火装置 | |
JPH0344872B2 (ja) | ||
US3609290A (en) | Electric arc control system | |
JPH0349807Y2 (ja) | ||
JP3607326B2 (ja) | アーク加工装置 |