JPS6231771B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6231771B2 JPS6231771B2 JP12559780A JP12559780A JPS6231771B2 JP S6231771 B2 JPS6231771 B2 JP S6231771B2 JP 12559780 A JP12559780 A JP 12559780A JP 12559780 A JP12559780 A JP 12559780A JP S6231771 B2 JPS6231771 B2 JP S6231771B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixed
- arc
- movable
- contact
- outer cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 14
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims description 2
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 4
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000011010 flushing procedure Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Circuit Breakers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はガスしや断器に関するもので、特
に、負圧発生装置を備えたガスしや断器に関する
ものである。
に、負圧発生装置を備えたガスしや断器に関する
ものである。
従来も、吸込室からなる負圧発生装置を備え、
開路運動に伴つて負圧発生装置で発生した負圧に
よつて、アーク発生空間に消弧ガスを吸込み、消
弧を行なうガスしや断器が提案されているが、従
来技術によるものの多くは構造が複雑であり、構
成部材数も多く、大型になる欠点があつた。
開路運動に伴つて負圧発生装置で発生した負圧に
よつて、アーク発生空間に消弧ガスを吸込み、消
弧を行なうガスしや断器が提案されているが、従
来技術によるものの多くは構造が複雑であり、構
成部材数も多く、大型になる欠点があつた。
この発明は従来技術によるものの叙上の欠点を
除くためになされたもので、構成部材数が少な
く、構造が簡単で、小型軽量に作ることのできる
負圧式ガスしや断器を提供することを目的とし、
ガスしや断器は、電源側または負荷側のいずれか
一方の端子板に固着された固定外筒と、この固定
外筒内に同心に位置しかつ接離可能に配設された
可動および固定アーク接触子と、これらの可動お
よび固定アーク接触子間で発生するアークを包囲
する形状で前記固定外筒の一端に固着されてアー
ク発生空間と消弧性流体の案内部を画成する絶縁
ノズルと、前記電源側および負荷側の端子板にそ
れぞれ固着された同形同大かつ同心の固定主接触
子と、前記可動アーク接触子に固着されかつ前記
固定主接触子のうち前記可動アーク接触子の開離
方向側に位置する固定主接触子とは摺動可能にか
つ開離方向と反対側に位置する固定主接触子とは
接離自在に配接され前記可動および固定アーク接
触子より早く開離するように前記可動アーク接触
子と連動されるほぼコ字形の縦断面形状を有する
可動主接触子と、前記絶縁ノズルを固着した端に
おいて前記固定外筒に固着されたほぼコ字形の縦
断面形状を有する絶縁固定ピストンとを備え、前
記絶縁性固定ピストンと前記可動主接触子とは互
いのコ字の閉端が遠く位置するようにコ字の開放
端で互いに摺動可能に嵌合され、前記可動および
固定アーク接触子の閉合時に前記固定アーク接触
子側で前記固定外筒の固着された端子板と前記固
定アーク接触子と前記固定外筒と前記絶縁性ノズ
ルとが前記可動および固定アーク接触子を内包す
る消弧性流体の貯留圧力室を形成し、前記主およ
びアーク接触子の開離運動に伴つて相対摺動する
前記可動主接触子を兼ねた可動シリンダおよび絶
縁性固定ピストンが開離運動によつて容積の増大
する吸込室を構成し、この吸込室と前記貯留圧力
室とを前記可動および固定アーク接触子間に生ず
るアーク発生空間と前記案内部とを介して連通す
ることを特徴とする。
除くためになされたもので、構成部材数が少な
く、構造が簡単で、小型軽量に作ることのできる
負圧式ガスしや断器を提供することを目的とし、
ガスしや断器は、電源側または負荷側のいずれか
一方の端子板に固着された固定外筒と、この固定
外筒内に同心に位置しかつ接離可能に配設された
可動および固定アーク接触子と、これらの可動お
よび固定アーク接触子間で発生するアークを包囲
する形状で前記固定外筒の一端に固着されてアー
ク発生空間と消弧性流体の案内部を画成する絶縁
ノズルと、前記電源側および負荷側の端子板にそ
れぞれ固着された同形同大かつ同心の固定主接触
子と、前記可動アーク接触子に固着されかつ前記
固定主接触子のうち前記可動アーク接触子の開離
方向側に位置する固定主接触子とは摺動可能にか
つ開離方向と反対側に位置する固定主接触子とは
接離自在に配接され前記可動および固定アーク接
触子より早く開離するように前記可動アーク接触
子と連動されるほぼコ字形の縦断面形状を有する
可動主接触子と、前記絶縁ノズルを固着した端に
おいて前記固定外筒に固着されたほぼコ字形の縦
断面形状を有する絶縁固定ピストンとを備え、前
記絶縁性固定ピストンと前記可動主接触子とは互
いのコ字の閉端が遠く位置するようにコ字の開放
端で互いに摺動可能に嵌合され、前記可動および
固定アーク接触子の閉合時に前記固定アーク接触
子側で前記固定外筒の固着された端子板と前記固
定アーク接触子と前記固定外筒と前記絶縁性ノズ
ルとが前記可動および固定アーク接触子を内包す
る消弧性流体の貯留圧力室を形成し、前記主およ
びアーク接触子の開離運動に伴つて相対摺動する
前記可動主接触子を兼ねた可動シリンダおよび絶
縁性固定ピストンが開離運動によつて容積の増大
する吸込室を構成し、この吸込室と前記貯留圧力
室とを前記可動および固定アーク接触子間に生ず
るアーク発生空間と前記案内部とを介して連通す
ることを特徴とする。
以下に、図示する実施例に関して、この発明を
具体的に説明する。
具体的に説明する。
この発明のガスしや断器は全体として、SF6ガ
ス等のような消弧性流体を充填している図示して
いない容器内に収容されていて、第１及び２図に
示すように、例えば電源側の端子板１に固着され
た固定外筒２を備えている。固定外筒２は一端が
端子板１に固着され、軸方向に延長した他端に絶
縁性ノズル３及び断面形状がほぼコ字形である絶
縁性固定ピストン４を固着して、同心に支持して
いる。固定外筒２内において、固定アーク接触子
５がこれと同心に位置するように端子板１に固着
され、図示しない駆動機構によつて軸方向に運動
される可動アーク接触子６と接離自在に支持され
ている。導電材料からなる可動主接触子７が可動
アーク接触子６に固着されてこれと共に軸方向に
運動可能で、この可動主接触子７は可動シリンダ
を兼ねるもので、コ字形の縦断面形状であつて、
固定外筒２に固着されて同様に縦断面形状がコ字
形である絶縁性固定ピストン４上に摺動可能に嵌
装されている。可動シリンダ７と固定ピストン４
との嵌合態様はそれらの断面形状のコ字の閉端が
離れ、開放端同士が互に嵌合する態様であつて、
可動主接触子すなわち可動シリンダはその開放端
側の外周７ａが可動アーク接触子６との連動によ
つて端子板１に一端が固着されている固定主接触
子８と接離可能であり、閉端側の外周７ｂが負荷
側の端子板１０に固着された固定主接触子９の自
由端と摺動可能に接触している。固定主接触子９
は固定主接触子８と同形同大で、その中心軸心も
同一直線上にある。可動アーク接触子６は軸状
で、端子板１０に固着された軸受１１に支承され
て、端子板１０を貫通して延長し、図示していな
い駆動機構に連結されている。
ス等のような消弧性流体を充填している図示して
いない容器内に収容されていて、第１及び２図に
示すように、例えば電源側の端子板１に固着され
た固定外筒２を備えている。固定外筒２は一端が
端子板１に固着され、軸方向に延長した他端に絶
縁性ノズル３及び断面形状がほぼコ字形である絶
縁性固定ピストン４を固着して、同心に支持して
いる。固定外筒２内において、固定アーク接触子
５がこれと同心に位置するように端子板１に固着
され、図示しない駆動機構によつて軸方向に運動
される可動アーク接触子６と接離自在に支持され
ている。導電材料からなる可動主接触子７が可動
アーク接触子６に固着されてこれと共に軸方向に
運動可能で、この可動主接触子７は可動シリンダ
を兼ねるもので、コ字形の縦断面形状であつて、
固定外筒２に固着されて同様に縦断面形状がコ字
形である絶縁性固定ピストン４上に摺動可能に嵌
装されている。可動シリンダ７と固定ピストン４
との嵌合態様はそれらの断面形状のコ字の閉端が
離れ、開放端同士が互に嵌合する態様であつて、
可動主接触子すなわち可動シリンダはその開放端
側の外周７ａが可動アーク接触子６との連動によ
つて端子板１に一端が固着されている固定主接触
子８と接離可能であり、閉端側の外周７ｂが負荷
側の端子板１０に固着された固定主接触子９の自
由端と摺動可能に接触している。固定主接触子９
は固定主接触子８と同形同大で、その中心軸心も
同一直線上にある。可動アーク接触子６は軸状
で、端子板１０に固着された軸受１１に支承され
て、端子板１０を貫通して延長し、図示していな
い駆動機構に連結されている。
第１図に示すように、アーク接触子が閉合され
ているとき、端子板１と固定外筒２と絶縁性ノズ
ル３と可動アーク接触子６と固定アーク接触子５
とで囲まれた空間は消弧性流体の貯留圧力室１２
を形成し、更に固定外筒２はこれに固着された絶
縁性ノズル３及び絶縁性固定ピストン４と可動ア
ーク接触子６と可動主接触子を兼ねた可動シリン
ダ７とで吸込室１３を形成している。更に可動シ
リンダ７は固定主接触子９及び端子板１０との間
に室１４を形成し、この室１４は端子板１０に設
けた通気孔１５で消流性流体を充填した容器（図
示せず）内と連通している。固定外筒２に固着さ
れて絶縁性固定ピストン４と一体に形成されてい
てもよい絶縁性ノズル３はアーク接触子閉合時可
動アーク接触子６の接触側端を囲み、吸込室１３
に円錐状に開くガス案内部１６を画成している。
ているとき、端子板１と固定外筒２と絶縁性ノズ
ル３と可動アーク接触子６と固定アーク接触子５
とで囲まれた空間は消弧性流体の貯留圧力室１２
を形成し、更に固定外筒２はこれに固着された絶
縁性ノズル３及び絶縁性固定ピストン４と可動ア
ーク接触子６と可動主接触子を兼ねた可動シリン
ダ７とで吸込室１３を形成している。更に可動シ
リンダ７は固定主接触子９及び端子板１０との間
に室１４を形成し、この室１４は端子板１０に設
けた通気孔１５で消流性流体を充填した容器（図
示せず）内と連通している。固定外筒２に固着さ
れて絶縁性固定ピストン４と一体に形成されてい
てもよい絶縁性ノズル３はアーク接触子閉合時可
動アーク接触子６の接触側端を囲み、吸込室１３
に円錐状に開くガス案内部１６を画成している。
次に動作について説明する。第１図は閉路状態
を示し、電流は電源側端子板１から固定接触子
８、可動主接触子７及び固定主接触子９を経て負
荷側端子板１０に流れ、また一部は端子板１から
固定アーク接触子５、可動アーク接触子６、可動
主接触子７及び固定主接触子９を経て端子板１０
に達する経路で分流している。この状態から図示
しない駆動機構に開放指令が与えられると、可動
アーク接触子６が図で左方へ第２図の矢印ａ方向
に動き出し、予定したワイピング寸法を動くが、
まず可動主接触子７が固定主接触子８から開離
し、次に、予定時間後に、可動アーク接触子６が
固定アーク接触子５と開離し、これらの間にアー
ク１７が発生する（第２図）。この間可動アーク
接触子６に固着した可動シリンダ７も絶縁性固定
ピストン４と摺接しながら、図で左方へ動くの
で、この開離運動によつて吸込室１３の容積が増
大し、吸込室１３内の流体圧力が下る一方、アー
ク１７の熱放出によつて貯留圧力室１２内の流体
圧力が上昇するので、可動アーク接触子６が更に
動いて、第２図に示すように、その先端（接触
端）が絶縁性ノズル３の画成する案内部１６を通
過し、貯留圧力室１２と吸込室１３とが案内部１
６及びアーク発生空間１８を介して連通すると、
貯留圧力室１２内の高温流体は矢印ｂで示すよう
に、アーク発生空間１８及び案内部１６を通つ
て、吸込室１３内に流れ込み、また一部は端子板
１に設けた通気孔１９を経て、流体充填容器（図
示せず）内に排出される。貯留圧力室１２内の流
体が吸込室１３に流れ込む途中において、案内部
１６でアーク１７を冷却するので、電流零点にい
て電流がしや断され、第２図の状態になる。この
第２図の状態で、吸込室１３の高温により、導電
性流体は可動シリンダ７と固定ピストン４との間
に形成される通気路２０を通つて流体充填容器内
に排出されることにより、固定アーク接触子５と
可動アーク接触子６との間の絶縁は保たれ、しや
断が完了する。
を示し、電流は電源側端子板１から固定接触子
８、可動主接触子７及び固定主接触子９を経て負
荷側端子板１０に流れ、また一部は端子板１から
固定アーク接触子５、可動アーク接触子６、可動
主接触子７及び固定主接触子９を経て端子板１０
に達する経路で分流している。この状態から図示
しない駆動機構に開放指令が与えられると、可動
アーク接触子６が図で左方へ第２図の矢印ａ方向
に動き出し、予定したワイピング寸法を動くが、
まず可動主接触子７が固定主接触子８から開離
し、次に、予定時間後に、可動アーク接触子６が
固定アーク接触子５と開離し、これらの間にアー
ク１７が発生する（第２図）。この間可動アーク
接触子６に固着した可動シリンダ７も絶縁性固定
ピストン４と摺接しながら、図で左方へ動くの
で、この開離運動によつて吸込室１３の容積が増
大し、吸込室１３内の流体圧力が下る一方、アー
ク１７の熱放出によつて貯留圧力室１２内の流体
圧力が上昇するので、可動アーク接触子６が更に
動いて、第２図に示すように、その先端（接触
端）が絶縁性ノズル３の画成する案内部１６を通
過し、貯留圧力室１２と吸込室１３とが案内部１
６及びアーク発生空間１８を介して連通すると、
貯留圧力室１２内の高温流体は矢印ｂで示すよう
に、アーク発生空間１８及び案内部１６を通つ
て、吸込室１３内に流れ込み、また一部は端子板
１に設けた通気孔１９を経て、流体充填容器（図
示せず）内に排出される。貯留圧力室１２内の流
体が吸込室１３に流れ込む途中において、案内部
１６でアーク１７を冷却するので、電流零点にい
て電流がしや断され、第２図の状態になる。この
第２図の状態で、吸込室１３の高温により、導電
性流体は可動シリンダ７と固定ピストン４との間
に形成される通気路２０を通つて流体充填容器内
に排出されることにより、固定アーク接触子５と
可動アーク接触子６との間の絶縁は保たれ、しや
断が完了する。
この発明のガスしや断器は、第１及び２図に示
すように、吸込室１３を構成する可動主接触子を
兼ねた可動シリンダ７の一端すなわち開放端と、
一端が固定外筒２に固着された絶縁性固定ピスト
ン４の開放端とが互に嵌合し、閉端が離れて位置
して箱状に構成されているので、可動アーク接触
子６及び可動主接触子７が開離する際、同じ開離
距離に対して、可動主接触子を兼ねた可動シリン
ダ７は短くてよく、可動部の重量を軽減すること
ができる。従つてまた駆動力も小さくてよい。ま
た電源側と負荷側との固定主接触子８，９が同軸
上に対向してそれぞれ端子板１，１０に固着さ
れ、同形同大であるので、共用できるため、部品
の数（種類）が少くてすむ効果もある。なお絶縁
ノズル３と絶縁性固定ピストン４とを一体に形成
すれば部品数は更に少なくなる。
すように、吸込室１３を構成する可動主接触子を
兼ねた可動シリンダ７の一端すなわち開放端と、
一端が固定外筒２に固着された絶縁性固定ピスト
ン４の開放端とが互に嵌合し、閉端が離れて位置
して箱状に構成されているので、可動アーク接触
子６及び可動主接触子７が開離する際、同じ開離
距離に対して、可動主接触子を兼ねた可動シリン
ダ７は短くてよく、可動部の重量を軽減すること
ができる。従つてまた駆動力も小さくてよい。ま
た電源側と負荷側との固定主接触子８，９が同軸
上に対向してそれぞれ端子板１，１０に固着さ
れ、同形同大であるので、共用できるため、部品
の数（種類）が少くてすむ効果もある。なお絶縁
ノズル３と絶縁性固定ピストン４とを一体に形成
すれば部品数は更に少なくなる。
第１図はこの発明の負圧発生装置を備えたガス
しや断器の１実施例の閉路状態を示す縦断面図、
第２図は第１図のガスしや断器の開路状態を示す
第１図と同様の断面図である。 １…端子板（電源側）、２…固定外筒、３…絶
縁性ノズル、４…絶縁性固定ピストン、５…固定
アーク接触子、６…可動アーク接触子、７…可動
主接触子兼可動シリンダ、８…固定主接触子（電
源側）、９…固定主接触子（負荷側）、１０…端子
板（負荷側）、１１…軸受、１２…消弧性ガスの
貯留圧力室、１３…吸込室、１４…室、１５…通
気孔、１６…案内部、１７…アーク、１８…アー
ク発生空間、１９…通気孔、２０…通気路。
しや断器の１実施例の閉路状態を示す縦断面図、
第２図は第１図のガスしや断器の開路状態を示す
第１図と同様の断面図である。 １…端子板（電源側）、２…固定外筒、３…絶
縁性ノズル、４…絶縁性固定ピストン、５…固定
アーク接触子、６…可動アーク接触子、７…可動
主接触子兼可動シリンダ、８…固定主接触子（電
源側）、９…固定主接触子（負荷側）、１０…端子
板（負荷側）、１１…軸受、１２…消弧性ガスの
貯留圧力室、１３…吸込室、１４…室、１５…通
気孔、１６…案内部、１７…アーク、１８…アー
ク発生空間、１９…通気孔、２０…通気路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 電源側または負荷側のいずれか一方の端子板
に固着された固定外筒と、この固定外筒内に同心
に位置しかつ接離可能に配接された可動および固
定アーク接触子と、これらの可動および固定アー
ク接触子間で発生するアークを包囲する形状で前
記固定外筒の一端に固着されてアーク発生空間と
消弧性流体の案内部を画成する絶縁ノズルと、前
記電源側および負荷側の端子板にそれぞれ固着さ
れた同形同大かつ同心の固定主接触子と、前記可
動アーク接触子に固着されかつ前記固定主接触子
のうち前記可動アーク接触子の開離方向側に位置
する固定主接触子とは摺動可能にかつ開離方向と
反対側に位置する固定主接触子とは接離自在に配
接され前記可動および固定アーク接触子より早く
開離するように前記可動アーク接触子と連動され
るほぼコ字形の縦断面形状を有する可動主接触子
と、前記絶縁ノズルを固着した端において前記固
定外筒に固着されたほぼコ字形の縦断面形状を有
する絶縁性固定ピストンとを備え、前記絶縁性固
定ピストンと前記可動主接触子とは互いのコ字の
閉端が遠く位置するようにコ字の開放端で互いに
摺動可能に嵌合され、前記可動および固定アーク
接触子の閉合時に前記固定アーク接触子側で前記
固定外筒の固着された端子板と前記固定アーク接
触子と前記固定外筒と前記絶縁性ノズルとが前記
可動および固定アーク接触子を内包する消弧性流
体の貯留圧力室を形成し、前記主およびアーク接
触子の開離運動にともなつて相対摺動する前記可
動主接触子を兼ねた可動シリンダおよび絶縁性固
定ピストンが開離運動によつて容積の増大する吸
込室を構成し、この吸込室と前記貯留圧力室とを
前記可動および固定アーク接触子間に生ずるアー
ク発生空間と前記案内部とを介して連通すること
を特徴とするガスしや断器。 ２ 絶縁性ノズルが絶縁性固定ピストンと一体に
形成されていることを特徴とする特許請求の範囲
第１項記載のガスしや断器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12559780A JPS5749139A (en) | 1980-09-09 | 1980-09-09 | Gas breaker |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12559780A JPS5749139A (en) | 1980-09-09 | 1980-09-09 | Gas breaker |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5749139A JPS5749139A (en) | 1982-03-20 |
| JPS6231771B2 true JPS6231771B2 (ja) | 1987-07-10 |
Family
ID=14914077
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12559780A Granted JPS5749139A (en) | 1980-09-09 | 1980-09-09 | Gas breaker |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5749139A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0799661B2 (ja) * | 1984-10-23 | 1995-10-25 | 日新電機株式会社 | ガス遮断器 |
| FR2617633B1 (fr) * | 1987-07-02 | 1989-11-17 | Merlin Gerin | Disjoncteur a arc tournant et a expansion |
| JP6340151B2 (ja) * | 2014-03-19 | 2018-06-06 | 株式会社東光高岳 | ガス遮断器 |
-
1980
- 1980-09-09 JP JP12559780A patent/JPS5749139A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5749139A (en) | 1982-03-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US2100753A (en) | Circuit interrupter | |
| US4677266A (en) | Switch device having an insulating screen inserted between the contacts during breaking | |
| CA1225423A (en) | Puffer type gas circuit breaker | |
| JPS6231771B2 (ja) | ||
| JPH02172121A (ja) | 高圧遮断器 | |
| US3745281A (en) | Gas-blast circuit breaker having a floating puffer piston driven by electromagnetic force | |
| US3551625A (en) | Circuit breakers | |
| US3996439A (en) | Puffer-type gas-blast circuit breaker | |
| US4434334A (en) | Circuit interrupter | |
| JP2523480B2 (ja) | パツフア形ガスしや断器 | |
| US5084600A (en) | Gas-blast load-break switch | |
| US2056009A (en) | Electric circuit interrupter | |
| JP2014200155A (ja) | ガス絶縁開閉器 | |
| GB542728A (en) | Improvements in or relating to a.c. electric circuit-breakers of the gas-blast type | |
| JPS5919292Y2 (ja) | ア−ク回転形しや断器 | |
| JPS5919291Y2 (ja) | ア−ク回転形しや断器 | |
| JPH10269912A (ja) | ガス遮断器 | |
| US2518195A (en) | High-voltage electric circuit interrupter | |
| JP2507987Y2 (ja) | ガス遮断器 | |
| JP2512502Y2 (ja) | ガス絶縁断路器 | |
| JPS5829858Y2 (ja) | 並切形開閉器における接点構造 | |
| JP2523475B2 (ja) | パツフア式ガスしや断器 | |
| JPS6062743U (ja) | パツフア形ガス遮断器 | |
| JPH07312154A (ja) | パッファ形ガス遮断器 | |
| GB462495A (en) | Improvements in or relating to electric circuit interrupters |