JPS623108A - 発電用蒸気タ−ビンの過速度防止装置 - Google Patents

発電用蒸気タ−ビンの過速度防止装置

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JPS623108A
JPS623108A JP14150785A JP14150785A JPS623108A JP S623108 A JPS623108 A JP S623108A JP 14150785 A JP14150785 A JP 14150785A JP 14150785 A JP14150785 A JP 14150785A JP S623108 A JPS623108 A JP S623108A
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JP
Japan
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turbine
steam
valve
pressure
rotational speed
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Application number
JP14150785A
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English (en)
Inventor
Junichi Hirokawa
広川 順一
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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Publication of JPS623108A publication Critical patent/JPS623108A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、発電用蒸気タービンに係り、特に全負荷しゃ
断時にタービンの過回転を防止する発電用蒸気タービン
の過速度防止装置に関するものである。
[従来の技術〕 従来の発電用蒸気タービンを第4図により説明する。
図において、1は発電機2を駆動するタービンで、その
タービン1の入口側に蒸気供給ライン3が接続され、出
口側に排出ライン4が接続され、その蒸気供給ライン3
には主蒸気止め弁5及び蒸気加減弁6が接続され、排出
ライン4には安全弁7が接続される。
蒸気は、蒸気供給ライン3より主蒸気止め弁5を通り、
蒸気加減弁6で蒸気通が調節されたのち、タービン1に
流入し、タービン1を回転      “して発電+1
2を駆動したのち、排出ライン4か      □ら排
出される。
蒸気加減弁6は、タービン1の回転数を検知するガバナ
8により、その開度が制御され、負荷変動に対してター
ビン1の回転数が一定となるよう蒸気加減弁6が制御さ
れている。
この発電用蒸気タービンにおいて、発電1!2の負荷側
がしゃ断された場合、発電8N2の負荷が軽くなり、タ
ービン1の回転数が増加するため、負荷しゃ断検出器9
より主蒸気止め弁5及びガバナ8に、その負荷しゃ断信
号を送り、主蒸気止め弁5及び蒸気加減弁6で、タービ
ン1へ流入する蒸気口を調節し、そのタービンの過速度
を防止するようにしている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、回転慣性の小さいタービンにおいては全
負荷時に負荷しゃ断信号が送られ、その信号で主蒸気止
め弁5及び蒸気加減弁6を制御しようとしても遅れがあ
るため、しゃ新前の蒸気により、タービン1の回転速度
が増加し、許容最大回転数(110%)を大巾に越えて
しまう問題がある。
[発明の目的] 本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、全負荷
しゃ断時にタービンの過速度を有効に防止できる発電用
蒸気タービンの過速度防止装置を提供することを目的と
する。
[発明の概要] 本発明は、上記の目的を達成するために、発電機を駆動
するタービンと、該タービンに蒸気を供給すべく接続さ
れた主蒸気止め弁と、その主蒸気止め弁とタービン間に
接続され、タービンへの供給蒸気mを調節する蒸気加減
弁と、タービンの回転数を検知して上記蒸気加減弁の開
度を調節するガバナと、上記タービンの蒸気出口側に接
続され、そのタービンの背圧を検知する圧力検出器と、
該圧力検出器の下流側に接続され、背圧を調節するため
の排気弁と、上記圧力検出器からの検出圧力を設定圧力
に制御すべく排気弁の開度を調節すると共にタービンの
全負荷運転特発N機の負荷しゃ断信号により、上記設定
圧力を高める制御装置とを備えたもので、全負荷しゃ断
時に主蒸気止め弁及び蒸気加減弁の開度を制御する他に
制御装置で設定圧力を上げ、タービンの背圧を高めるこ
とによりタービンに入る蒸気の流量と熱落差を少なくし
、その過速度を防止するものである。
[実施例] 以下、本発明に係る発電用蒸気タービンの過速度防止装
置の好適一実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図において、1は発電機2を駆動するタービンで、
そのタービン1の入口側に、ボイラなどの蒸気源に接続
される蒸気供給ライン3が接続され、出口側に排出ライ
ン4が接続される。
蒸気供給うイン3には、主蒸気止め弁5が接続され、そ
の主蒸気止め弁5とタービン1の入口側間のライン3に
蒸気加減弁6が接続される。蒸気加減弁6は、ガバナ8
によりその開度が制御され、タービン1の回転数をセン
サ10で検出し、そのセンサ10の出力がガバナ8に入
力され、その回転数が一定となるよう蒸気加減弁6の開
度が制御される。
排出ライン4には、排出ライン4内の蒸気圧が例えば1
3Kg/crI以上となったとき、蒸気を放出する安全
弁7が接続され、その下流側に圧力検出器11が接続さ
れると共に、さらにその下流側にタービン1の背圧を制
御するための排気弁12が接     ′続される。
圧力検出器11の検出圧力は、制御装置13に入力され
、その検出圧力が、設定圧力となるよう制御装置13が
排気弁12の開度を制御している。    、発電機2
は図には示していないが、負荷に接続信号を出力する負
荷しゃ断検出器9が設けられる。    ヨされ、その
負荷がしゃ断されたとぎ、負荷しゃ断この負荷しゃ断検
出器9の負荷しゃ断信号は、ガバナ8及び制御装置13
に入力される。
制御装置13は、負荷しゃ断信号が入力されたとき、そ
の信号を主蒸気止め弁5に出力してその弁5を閉じるよ
うに、また排気弁12で制御した設定圧力を高めるべく
排気弁12に出力する。
定常状態においては、主蒸気止め弁5は全開で、   
 ′″゛次に本発明の詳細な説明する。
ガバナ8により蒸気加減弁6の開度が制御されてタービ
ン1の回転数が一定に制御され、発電機2の出力が一定
に制御されている。
この場合、制御装置13で設定されるタービン1の背圧
は、例えば9に’J/cdであり、圧力検出器11で検
出される圧力が、設定圧力9Ky/cd以上であれば、
排気弁12は全開の状態に維持される。
次に負荷しゃ断検出器9より負荷しゃ断信号が出力され
た場合を第3図により説明する。
負荷しゃ断熱にはタービン1は100%の回転数に維持
され、主蒸気止め弁5は全開、蒸気加減弁6は所定の弁
開度に、排気弁12は全開に維持され、タービン1の背
圧の設定圧力は9に9/aiに設定されている。この状
態で運転中に負荷しゃ断信号が制御装置13に入力され
ると設定圧力が、安全弁7の設定圧(13に9/Ci)
よりやや低い12Kg/dに変更され、それに伴って排
気弁12の開度が絞られ、また主蒸気止め弁5は全開に
され、ざらにガバナ8より蒸気加減弁6も全開とされる
。この場合合弁5,6.12は遅れを伴うためタービン
1の回転数はオーバーシュートして上昇するがタービン
1の入口側と出口側で蒸気量が制御されるため最大許容
回転数まで上昇せずにt1時間(数秒)で、元の100
%回転数に戻り、主蒸気止め弁5を全開に、また蒸気加
減弁6を徐々に開く、    ″その後タービン回転数
が安定する12時間経過後は、設定圧力値は元の9Kg
/dに戻され、排気弁12が全開にされると共に蒸気加
減弁6はその新たな発電機2の負荷に応じた開度に維持
される。
このように負荷しゃ断時、タービン入口側の蒸気と出口
側の蒸気の両方を制御することにより、負荷しゃ断後、
タービンに流入する余分なエネルギを極力減らすことが
できる。
これをさらに説明すると、タービンに流入し仕事をする
エネルギは、一般に蒸気流jと断熱熱落差の積に比例す
るが、本発明においては、背圧の設定値を上昇させるこ
とにより断熱熱落差を少なくし、その負荷しゃ断時のエ
ネルギを少なくして過速度を防止できる。
これを第2図のi −s線図により説明する。
今、主蒸気止め弁5を出た蒸気圧をPO1蒸気加減弁6
を出た蒸気圧をPl、通常運転時タービンを出た蒸気圧
をP2とすると、各個所での蒸気のi−s線は第2図で
Po 、P+ 、P2で示した線となる。ここでタービ
ンが断熱状態で仕事されたとすると、そのタービン入口
側と出口側の熱落差は主蒸気止め弁5と出口側間でHO
1蒸気加減弁6と出口側間でHlの熱落差がある。
次に負荷しゃ断により入口側と出口側の蒸気が制御され
、そのi−s線が図示の点線のP′1線とP’2線にさ
れる。すなわち、タービン入口側の蒸気はその流量が絞
られるため、熱量が全体に下がり、出口側では圧力が上
昇されるため線P2より上昇し、その断熱熱落差H2を
少なくできる。すなわちζ従来出口側の背圧を制御しな
い場合には熱落差はHlのままであるが、本発明におい
ては、その熱落差をHlより充分小さいものとすること
ができ、従って負荷しゃ断時のタービンに流入する蒸気
エネルギを少なくでき、その過回転を防止できることと
なる。
[発明の効果]− 以上詳述してきたことから明らかなように本発明によれ
ば次のごとき優れた効果を発揮する。    ゛(1)
  タービンの出口側に、圧力検出器と排気弁を設け、
負荷しゃ断時にill till装置で背圧を高くし、
そのタービンの入口側と出口側で蒸気面を制御するので
、タービンの過速度を防止できる。
(2)  タービンの背圧を制御するので応答゛が速く
、負荷しゃ断時、従来のガバナによる制御だけでは規定
の過速度内におさめることが難しい     。
回転慣性の小さいタービンも良好にその過速度を防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の発電用蒸気タービンの過速度防f装置
の一実施例を示す図、第2図は本発明におけるターピ、
ン出入ロ側での蒸気のi−s線図、第3図は本発明にお
いて負荷しゃ断時のタービン回転数や8弁のフローチャ
ートを示す     □。 図、第4図は従来例を示す図である。 図中、1はタービン、2は発Nm、5は主蒸気止め弁、
6は蒸気加減弁、8はガバナ、9は負荷しゃ断検出器、
11は圧力検出器、12は排気弁、13は制御装置であ
る。 特 許 出 願 人  石川島播磨重工業株式会社代理
人弁理士 絹  谷  信  雄 τ 蔽 信 号 第3図 H7八11−8〜(kωL/kcJl 第4図 手続ネ巾正書(方式) %式% 1、事件の表示   特願昭60−141507号2、
発明の名称   発電用蒸気タービンの過速度防止装置
3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 (009)石川島播磨重工業株式会社 4、代理人 郵便番号 105 東京都港区愛宕1丁目6番7号 5、補正命令の日付 昭和60年9月24日 (発送日) 6、補正の対象 図  面 7、補正の内容 (1)別和のごとく適正な図面を提出する。(但し、内
容を変更せず) 8、添付書類の目録

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 発電機を駆動するタービンと、該タービンに蒸気を供給
    すべく接続された主蒸気止め弁と、その主蒸気止め弁と
    タービン間に接続され、タービンへの供給蒸気量を調節
    する蒸気加減弁と、タービンの回転数を検知して上記蒸
    気加減弁の開度を調節するガバナと、上記タービンの蒸
    気出口側に接続され、そのタービンの背圧を検知する圧
    力検出器と、該圧力検出器の下流側に接続され、背圧を
    調節するための排気弁と、上記圧力検出器からの検出圧
    力を設定圧力に制御すべく排気弁の開度を調節すると共
    にタービンの全負荷運転時発電機の負荷しゃ断信号によ
    り、上記設定圧力を高める制御装置とを備えたことを特
    徴とする発電用蒸気タービンの過速度防止装置。
JP14150785A 1985-06-29 1985-06-29 発電用蒸気タ−ビンの過速度防止装置 Pending JPS623108A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016156342A (ja) * 2015-02-25 2016-09-01 トヨタ自動車株式会社 ランキンサイクルシステム

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