JPS6230933Y2 - - Google Patents

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JPS6230933Y2
JPS6230933Y2 JP1981148374U JP14837481U JPS6230933Y2 JP S6230933 Y2 JPS6230933 Y2 JP S6230933Y2 JP 1981148374 U JP1981148374 U JP 1981148374U JP 14837481 U JP14837481 U JP 14837481U JP S6230933 Y2 JPS6230933 Y2 JP S6230933Y2
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JP
Japan
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water
suction port
water storage
livestock
storage part
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JP1981148374U
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JPS5853552U (ja
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  • Feeding And Watering For Cattle Raising And Animal Husbandry (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は家畜の飲水によつて水槽兼カバー本体
内の水位が一定以下に下ると、その都度給水され
る構造の家畜用自動給水器に関する。
従来、家畜用自動給水器には、家畜がバルブ作
動杆を直接作動して給水する構造と、一定水位に
ある貯水部の水を家畜が吸飲する事によつて間接
的にバルブ作動杆を動作させ、その都度貯水部に
給水する構造の2通りがあり、本考案は後者に属
する。吸飲式の場合は貯水部底部の水を飲水させ
る事が水の腐敗等を防止して家畜の衛生等を確保
する点で不可欠であると共に家畜が如何に速やか
に給水器に慣れ、容易に飲水するかが問題であ
り、本考案は(1)給水器前面を前方に突出する円錐
状に設けたこと、(2)前面略中央に吸口を設けたこ
と、(3)起ち上り水路によつて貯水部底部と吸口を
連通させたことを特徴とし、これら問題点の解消
を図る事を目的とする。
以下、本考案の実施例を図面に就いて説明す
る。
一実施例を第1図に就いて説明すれば、円形の
水槽兼カバー本体1は蓋板1aと前面函1bをパ
ツキン1cを介してボルト、ナツト1dにより緊
着し、貯水部Aを形成する。前面函1bの上端に
はフロート押え2を螺入し、底部にはドレン栓3
を設ける。蓋板1aには略中心に後述の給水装置
用の連結孔1eと上端に空気孔1fを設ける。又
前面函1bの前面壁肉厚部には貯水部A底部に連
通4する起ち上り水路5を設ける。前面函1bの
前面は略円錐状に前方に突出し、略中央部に起ち
上り水路5に連通する斜上向きの螺孔1gを設
け、該螺孔1gの下部に弧状の抉り部1hを設け
る。螺孔1gには起ち上り水路5に連通する短尺
(約15mm乃至18mm)の吸口6を螺着する。貯水部
A内には、該貯水部の内径よりやや小型のフロー
ト7を収容し、フロート7の略中心には水平な貫
通孔7aを設ける。
給水装置のバルブ函8は蓋板1aの連結孔1e
に螺着し、該バルブ函8にはパツキン孔9aを設
けたパツキン9を取付け、フロート7の貫通孔7
a内に達するバルブ作動杆10にはパツキン孔9
aを開閉するバルブ10aを設け、バルブ作動杆
10はスプリング11によつて常時は水平に保持
される。又バルブ函8は給水管12に連結する。
本考案は上記の如く構成され、以下作用を説明
する。
畜舎壁又は柵等に固定した水槽兼カバー本体1
の蓋板1aに給水装置のバルブ函8を、該バルブ
函8に給水管12を夫々連結する。バルブ作動杆
10はフロート7の貫通孔7a内に突入してフロ
ート7重量により斜降し、バルブ10aはパツキ
ン孔9aを開孔して給水管12より貯水部Aに
給、貯水する。貯水部A内の水位の上昇に伴いフ
ロート7が上昇するとバルブ作動杆10は水平に
復帰し、バルブ10aはパツキン孔9aを閉塞
し、給水は停止する。この時の貯水部A内水位は
吸口6先端よりやや下に位置する如く予め設計す
る。貯水部Aの内、外は空気孔1fにより通気可
能であり、家畜は吸口6から吸飲によつて容易に
飲水できる。吸口6は貯水部A底部に連通する起
ち上り水路5に連通して短尺で足り且つ家畜は貯
水部A底部の水を飲水する事となる。又短尺の吸
口6は円錐状の前面略中央に突設され、家畜が給
水器前面に噛み付いた時に口が自然に中央の吸口
6に集中する形状であり、簡単、容易に飲水の仕
方を覚えると共にストツパーの役をも果す事とな
る。飲水により貯水部A内の水位が低下するとフ
ロート7がバルブ作動杆10を斜降させ給水は開
始する。従つて家畜の飲水の都度、飲水量を貯水
部A内に給水する事となる。又フロート押え2を
螺る込んでフロート7を押圧し、バルブ作動杆1
0を斜降させて吸口6より常に水を放流させれば
家畜は自然に飲水の仕方を覚える事となる。
以上の如く、本考案は水槽兼カバー本体に貯水
部底部に連通する起ち上り水路を設けた事によつ
て前面函の前面略中央に吸口を設けることが可能
になり、吸口が短尺で足り、且つ家畜は貯水部底
部の水を飲水して水の循環が良好で新鮮であると
共に前面函の前面が円錐状であつて口が自然に吸
口6に集中して飲水の覚えが早く、又吸口下部の
弧状の抉り部には家畜の下唇が接して水漏れが少
く、吸飲の都度給水される構造であるから水槽兼
カバー本体は小型化され、貯水量も少量で足り循
環が良好で衛生的である。吸飲式であるから機械
的な故障も起こらず、水圧も直接には受けず水が
飛散して床面等を汚す事もない等の効果を有す
る。
又、給水器前面に取付けた吸口6は水平又は斜
上向きに突設するものとし、更に水槽兼カバー本
体の前面には起ち上り水路5に連通する複数の吸
口6を放射状に突設する事も考慮するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図イは平面
図、仝ロは縦断側面図、第2図はフロートの斜視
図、である。 尚、図中1は水槽兼カバー本体、1aは蓋板、
1bは前面函、Aは貯水部、1gは螺孔、1hは
抉り部、2はフロート押え、3はドレン栓、4は
連通、5は起ち上り水路、6は吸口、7はフロー
ト、7aは貫通孔、10はバルブ作動杆、10a
はバルブである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水槽兼カバーの本体内の貯水部に収納したフロ
    ートの昇、降に伴つて、該貯水部内の給水、停水
    を行うバルブ機構を設けた家畜用自動給水器に於
    いて、水槽兼カバー本体には貯水部の底部に連通
    する立ち上がり水路をもうけると共に、該水槽兼
    カバー本体の前面を前方に突出する錐体状に形成
    し、該錐体部の略頂部に吸口を突設し、該吸口下
    方の錐体部に弧状の抉り部を設けた、家畜用自動
    給水器。
JP14837481U 1981-10-06 1981-10-06 家畜用自動給水器 Granted JPS5853552U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14837481U JPS5853552U (ja) 1981-10-06 1981-10-06 家畜用自動給水器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14837481U JPS5853552U (ja) 1981-10-06 1981-10-06 家畜用自動給水器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5853552U JPS5853552U (ja) 1983-04-12
JPS6230933Y2 true JPS6230933Y2 (ja) 1987-08-08

Family

ID=29941195

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14837481U Granted JPS5853552U (ja) 1981-10-06 1981-10-06 家畜用自動給水器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5853552U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5410389Y2 (ja) * 1975-07-02 1979-05-14
JPS5758933Y2 (ja) * 1979-10-19 1982-12-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5853552U (ja) 1983-04-12

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