JPS623090A - 非線型結晶の製造方法 - Google Patents

非線型結晶の製造方法

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JPS623090A
JPS623090A JP14044285A JP14044285A JPS623090A JP S623090 A JPS623090 A JP S623090A JP 14044285 A JP14044285 A JP 14044285A JP 14044285 A JP14044285 A JP 14044285A JP S623090 A JPS623090 A JP S623090A
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JP
Japan
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crystal
raw material
temperature
under
feeding means
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JP14044285A
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English (en)
Inventor
Hiroto Kuroda
寛人 黒田
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NIPPON SEKIGAISEN KOGYO KK
Original Assignee
NIPPON SEKIGAISEN KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、レーザ光の高周波発生用に使用される非線
型結晶の製造方法に関するものである。
〔従来技術〕
近年固体レーザ等の基本発振波長のレーザ光を用いて、
その基本発振波長に対応する高周波光を非線型結晶、例
えばKDP (KH2PO4)、KDr (KOz P
Oa )、ADP (NH2H2POa )、RDA 
(RbHz As1a)lZど(r)結晶を用いて発生
させ、紫外光、可視光領域のレーザ光に変換させる新し
い波長変換方式が実用化されつつある。従来、この種の
結晶製造方法として温度一定法、温度降下法などの方法
が知られている。これらの結晶成長方法は育成すべき結
晶の大きさ1品質などによって適宜選択される。今、上
記従来の方法のうち、KDP結晶等の水溶性非線型結晶
の代表的結晶育成法である温度一定法を説明する。
第4図は、温度一定法における結晶炉の概略構成図であ
る0図においてlは育成チャンバー、2は過飽和タンク
、3は安定化チャンバーで、これらはそれぞれ内槽1a
、2a、3aおよび外槽lb、2b、3bから構成され
ている。
過飽和タンク内槽2aでは、水、重水等の母液11中に
原料用結晶9が浸漬され、外槽2bの保温用流体52を
ヒーター61により、原料用結晶9の溶解飽和温度T2
に維持しこれにより内槽2aの温度をT2に保持してい
る。
上記過飽和タンク内槽2aと連通ずる安定化チャンバー
内槽3aは、送給される原料用結晶の過飽和溶液を安定
化するため、ヒーター62を有する外槽3bの保温流体
56により、T2より高い温度のT3に保持されている
送給手段としてのポンプ4を介して前記安定化チャンバ
ー3の内槽3aと連結している育成チャンバー1の内槽
1aは外槽1b中の保温流体52に設けられるヒーター
60により一定温度T1に保持されている。(T1はT
1≦T2 <T3の関係にある)そしてモーター7によ
り回転される種結晶固定棒82には種結晶80.81が
保持されている。
以上の構成の下に結晶育成工程を説明する。
(A)過飽和タンク内槽2aでは温度条件T2の下に原
料用結晶9がモーター51により回転するフィン22の
攪拌で溶解し原料用結晶9の過飽和溶液が生成される。
CB)上記過飽和溶液は、安定化チャンバー3の内槽3
aに移動し温度条件T3の下で、モーター53により回
転するフィン23により攪拌され局所な溶解度の不均一
が是正されるとともに温度の上昇により過飽和状態から
飽和状態に変化し安定する。
(C)送給手段としてのポンプ4によって安定化チャン
バー3から育成チャンバー1の内槽1aに送られた原料
用結晶9の飽和溶液は、温度T、に保持され、”T3−
T、=ΔTにおける温度差ΔTに対応する溶解度の差に
相当する原料結晶成分を種結晶表面に析出させる。
ここで、結晶の成長速度は曲成の温度差における溶解度
の差、換言すれば溶媒の濃度差に依拠する。したがって
結晶成長は温度T3にある飽和溶液と温度T1における
飽和溶液の濃度差によることとなる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述従来の製造方法は、■過飽和タンク
、安定化チャンバー、結晶育成チャンバーという3つの
異なる機渣を有する大型のタンクを必要とするため装置
全体が大型とならざるを得ない0例えば上述の従来例に
おいて結晶の析出速度は数層W/日以下であるから、目
的とする結晶の大きさを数10c+*とすると結晶育成
チャンバーの大きさは少なくとも直径1m、高さ3mに
も及ぶのが通例である。かくして、装置のコストも高く
、これは最終製品である結晶の製造原価にも影響する。
■上述のように従来の技術は、結晶育成過程において特
段の制御手段を設けていないので、結晶特性のチェー、
り、結晶成長条件の制御がリアルタイムでできないとい
う欠点を有している。
〔発明の概要〕
本願に係る各発明は、 ■安定化チャンバーで攪拌して原料結晶の過飽和溶液を
飽和溶液化するのに替えて所要温度条件の下に過飽和溶
液を噴出させて乱流状態にして飽和溶液化することによ
り装置の小型化を図る、 ■結晶育成工程(結晶育成タンク)における溶液濃度を
一定に保持するために送給手段による結晶育成工程(結
晶育成タンク)への飽和溶液の送給を制御して、望まし
い結晶育成条件を得る、 ■過飽和溶液の生成、過飽和溶液・の飽和溶液化、飽和
溶液からの結晶成分の析出の各工程において溶液の温度
と濃度を結晶育成に好適な値に保つために制御すること
により高品質の結晶を短期間に得る、 ことによって従来技術の問題点を解決しようとするもの
である。
〔実施例〕
本願に係る各発明の実施例を第1図ないし第3図に基づ
いて説明する。なお、従来例と同−個所には同一符号を
付して重複説明は省略する。
第1図は特許請求の範囲第1項に開示する発明の一実施
例を示す図である。
図において、15は安定器で、その外周をヒーターを有
する保温用流体57で囲み、過飽和タンク2から送給手
段としてのポンプ41を介して送られる過飽和溶液(温
度はT2)11を温度T3に保持するようにしている。
16は噴出手段としてその周面に多数の微細孔17を形
成した円筒形チューブである。過飽和溶液11は、この
噴出手段から噴出されて安定器15内で乱流を形成し。
溶液中に回想状態で存在する微結晶を溶解し均一な飽和
溶液11′に変化する。このような構造の安定器15は
従来の攪拌器を有する安定化チャンバーよりはるかに小
型化が容易である。安定器15以降の作用は従来例と同
様である。
第2図は、特許請求の範囲第2項に開示する発明の一実
施例を示す図である。
図において、71は、結晶育成チャンバー1において原
料用結晶9を析出中の溶液の表面の濃度を検出する検知
手段、72は同様に底部の濃度を検出する検知手段マ、
これら両手段の制御回路73と共に濃度制御機構を構成
し濃度検知結果にもとづいて送給手段として安定器15
と育成チャンバー1との間に介在するポンプ42の送給
量を制御し、育成チャンバー1中の溶液濃度を結晶育成
条件に最適なものとする。
すなわち、前記センサ71.72が検出する濃度cl、
c2において l−C2 C=□ で与えられる溶液lOの濃度平均値が常に一定
値を保持するようにポンプ42の回転を制御する制御回
路73を介して接続される。
前記の濃度Cが常に一定値に保持され、結晶育成チャン
バー1の溶液10の温度T1.飽和タンク2内の過飽和
溶液tiの温度T2.安定器15内の飽和溶液11′の
温度T3および結晶保持棒71の回転数がそれぞれ正確
に所定条件に設定されているとすれば、結晶成長条件を
左右する因子が固定されることになり、従って一様な成
長条件下で結晶が成長できることになり、良質な結晶を
得ることが可能になる。
第3図は、特許請求の範囲第3項に開示された発明の一
実施例を示す図である。
本実施例において結晶チャンバー1.飽和タンク2.安
定化チャンバー3はそれぞれ恒温水可変循環装置100
.Lot、102が接続されている。前記恒温水可変循
環装置!100,101,102内は冷却水120,1
21,122内に冷却器110,111,112及びヒ
ータ60,61.62が内蔵されている。一方、各タン
ク内の溶液10,11.12の温度を検出するセンサー
130.131,132及び濃度検出センサー71.7
2.73はAD変換器(記述せず)を介してマイクロプ
ロセッサ−140に接続される。マイクロプロセッサ−
からの制御信号はヒータ60.61,62、冷却器11
0,111,112の作動を行い常に溶液10,11.
12の温度T、、T2 、T3を精密に保持するように
作用する。同様に前記濃度センサの信号は、AD変換器
(記述せず)を介してマイクロプロセッサ−140に伝
達され、マイクロプロセッサ−の制御信号はモータ4の
回転速度を変化させ、各々の濃度が一定値を保つように
制御する。
以上詳細に示したように、本実施例は、結晶成長条件を
支配する因子を精密に制御することで良質で、大型の結
晶を得ることを可能にする。なお、他の構成作用は、第
4図に示す従来例と全く同一である。
〔発明の効果〕
以上述べたように、この発明によれば、非線型結晶の製
造方法において、その装置の小型化を図りうるとともに
、結晶育成条件を精密に制御して良質な結晶を効率良く
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、特許請求の範囲第1項に示す発明に係る一実
施例の概略説明図、第2図は、同MS2項に示す発明に
係る一実施例の概略説明図、第3図は、同第3項に示す
発明に係る一実施例の概略説明図、第4図は従来技術の
説明図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) (イ)温度条件T_2の下に原料結晶の過飽和溶液を得
    る工程、 (ロ)送給手段によって送られた前記過飽和溶液に前記
    T_2より高い温度条件T_3の下で噴出手段によって
    乱流状態を形成して原料結晶溶解度を均一にするととも
    に安定した原料結晶の飽和溶液を生成する工程、 (ハ)T_1<T_2<T_3の条件を充たす温度条件
    T_1の下にあり種結晶を浸漬している母液に送給手段
    によって前記原料結晶の飽和溶液を送給混合し、原料結
    晶成分を種結晶に析出させる工程、 以上の工程からなる非線型結晶の製造方法。
  2. (2) (イ)温度条件T_2の下に原料結晶の過飽和溶液を得
    る工程、 (ロ)送給手段によって送られた前記過飽和溶液に前記
    T_2より高い温度条件T_3の下で噴出手段によって
    乱流状態を形成して原料結晶溶解度を均一にするととも
    に安定した原料結晶の飽和溶液を生成する工程、 (ハ)T_1<T_2<T_3の条件を充たす温度条件
    T_1の下にあり種結晶を浸漬している母液に送給手段
    によって前記原料結晶の飽和溶液を送給混合し、この混
    合液の濃度を一定に保持するためにその濃度を検出して
    前記送給手段による飽和溶液の送給を制御しつつ原料結
    晶成分を種結晶に析出させる工程、 以上の工程からなる非線型結晶の製造方法。
  3. (3) 第2のタンクで温度条件T_2の下に原料結晶の過飽和
    溶液を得て、次いで、この過飽和溶液を第3のタンクで
    T_2より高い温度条件T_3の下に撹拌して飽和溶液
    となし、送給手段によって種結晶が母液中にT_3>T
    _2>T_1の温度条件T_1の下に撹拌浸漬されてい
    る第1のタンクに送給し、温度差により前記飽和溶液中
    の原料結晶成分を種結晶に析出してなる非線型結晶の製
    造方法において、前記各タンク内の各液の温度および濃
    度を一定値に保つために各タンクにおいて温度を検知し
    て温度制御をなすとともに濃度を検知して検出値に応じ
    て前記送給手段の送給量を制御するようにしたことを特
    徴とする非線型結晶の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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