JPS623038Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS623038Y2 JPS623038Y2 JP18075982U JP18075982U JPS623038Y2 JP S623038 Y2 JPS623038 Y2 JP S623038Y2 JP 18075982 U JP18075982 U JP 18075982U JP 18075982 U JP18075982 U JP 18075982U JP S623038 Y2 JPS623038 Y2 JP S623038Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shelf board
- fermentation
- fermented
- shelf
- fermenter
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000000855 fermentation Methods 0.000 claims description 15
- 230000004151 fermentation Effects 0.000 claims description 15
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 2
- 238000010564 aerobic fermentation Methods 0.000 description 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 230000001066 destructive effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 235000021107 fermented food Nutrition 0.000 description 1
Landscapes
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は多段式発酵槽におけるブリツジ破壊
装置に関するものである。
装置に関するものである。
従来上下方向に配列された複数の発酵棚を有
し、各発酵棚が回転軸にそれぞれ固着されて、水
平位置と下方位置との間で揺動自在となつている
多段式発酵槽の上部から被発酵物を搬入して、棚
板で区分された複数の発酵室内において、被発酵
物を一定時間発酵させた後、棚板を下方位置へ揺
動開口させて発酵物を順次下段の発酵室に落下さ
せる発酵処理をする際、棚板上で発酵したものど
おしが連結固化して塊状となり、棚板を開口して
も下方に落下しない、いわゆるブリツジ現象を生
じ、連続かつ円滑な発酵処理の遂行が妨げられる
というようなことを生ずるという欠点があつた。
し、各発酵棚が回転軸にそれぞれ固着されて、水
平位置と下方位置との間で揺動自在となつている
多段式発酵槽の上部から被発酵物を搬入して、棚
板で区分された複数の発酵室内において、被発酵
物を一定時間発酵させた後、棚板を下方位置へ揺
動開口させて発酵物を順次下段の発酵室に落下さ
せる発酵処理をする際、棚板上で発酵したものど
おしが連結固化して塊状となり、棚板を開口して
も下方に落下しない、いわゆるブリツジ現象を生
じ、連続かつ円滑な発酵処理の遂行が妨げられる
というようなことを生ずるという欠点があつた。
この考案はこのような多段式発酵槽において、
棚板の揺動開口時に塊状となつてブリツジ現象を
生ずる被発酵物に衝撃を与えてこれを破壊するた
めに、各棚板の上面に多数の突起を設けた破壊装
置を提供し、この破壊装置による被発酵物の破壊
を通じて、前記従来の発酵槽のもつ欠点を排除す
ることを目的とするものである。
棚板の揺動開口時に塊状となつてブリツジ現象を
生ずる被発酵物に衝撃を与えてこれを破壊するた
めに、各棚板の上面に多数の突起を設けた破壊装
置を提供し、この破壊装置による被発酵物の破壊
を通じて、前記従来の発酵槽のもつ欠点を排除す
ることを目的とするものである。
図面に示す実施例について説明する。
第１図はこの考案にかかる破壊装置を従来用い
られている典型的な多段式発酵槽１に設けたもの
を示し、この発酵槽１には上方に各発酵槽２を構
成する複数の棚板３が配置され、この棚板３は第
３図に示すようなもので、中空状となつていてそ
の上面に多数の送気孔４が穿設されており、これ
が発酵槽１壁に回転可能に設置された中空の回転
軸５に取付けられ、この回転軸５の図示しない送
気孔を介して棚板３内に空気が供給され、この空
気が送気孔４から棚板３の上方の発酵室２に噴出
し、この噴出した空気は排気口７から外部へ排出
されるようになつている。
られている典型的な多段式発酵槽１に設けたもの
を示し、この発酵槽１には上方に各発酵槽２を構
成する複数の棚板３が配置され、この棚板３は第
３図に示すようなもので、中空状となつていてそ
の上面に多数の送気孔４が穿設されており、これ
が発酵槽１壁に回転可能に設置された中空の回転
軸５に取付けられ、この回転軸５の図示しない送
気孔を介して棚板３内に空気が供給され、この空
気が送気孔４から棚板３の上方の発酵室２に噴出
し、この噴出した空気は排気口７から外部へ排出
されるようになつている。
このような発酵槽１内に被発酵物がコンベア８
によつて運ばれてきて投入口９から投入され最上
層の棚板３上に堆積されて発酵室２に滞溜し、こ
こで所定時間棚板３の上面から噴出する空気にさ
らされた後、回転軸５の回転によつて棚板３が図
示の水平位置から下方位置（第２図左端実線位置
及び第３図右方鎖線位置）へ揺動して、棚板３間
が開口し、この開口からその下段の棚板３上に落
下して堆積し、このようなことが棚板３すなわち
発酵室２の数だけ反復行われて発酵を完了した発
酵物は、最後に排出コンベア１０上に落下して排
出口１１から外部へ排出される。
によつて運ばれてきて投入口９から投入され最上
層の棚板３上に堆積されて発酵室２に滞溜し、こ
こで所定時間棚板３の上面から噴出する空気にさ
らされた後、回転軸５の回転によつて棚板３が図
示の水平位置から下方位置（第２図左端実線位置
及び第３図右方鎖線位置）へ揺動して、棚板３間
が開口し、この開口からその下段の棚板３上に落
下して堆積し、このようなことが棚板３すなわち
発酵室２の数だけ反復行われて発酵を完了した発
酵物は、最後に排出コンベア１０上に落下して排
出口１１から外部へ排出される。
この考案においては、前記の棚板３の上面に、
第２、第３図に明示したように突起６，６′を設
け、一方の突起６は回転軸５のほぼ上方に、他方
の突起６′はそれより外方にそれぞれ複数本配置
されている。突起６，６′は棚板３上に堆積され
た被発酵物の下部に喰込むこととなるが、その長
さは被発酵物の含水率、堆積高さ、性状等によつ
て適宜選定され、通常上段から下段にかけて順次
その長さを短くすることとなる。
第２、第３図に明示したように突起６，６′を設
け、一方の突起６は回転軸５のほぼ上方に、他方
の突起６′はそれより外方にそれぞれ複数本配置
されている。突起６，６′は棚板３上に堆積され
た被発酵物の下部に喰込むこととなるが、その長
さは被発酵物の含水率、堆積高さ、性状等によつ
て適宜選定され、通常上段から下段にかけて順次
その長さを短くすることとなる。
前記のような棚板３上に被発酵物が堆積し、突
起６，６′は下方からその内部に没入することと
なり、被発酵物は好気性発酵の際従来の発酵槽に
おけると全く同様に、微生物学的な変化を受けて
連結固化して塊状となるが、棚板３が開口する
と、その上面に設けた突起６，６′が被発酵物の
内部にあつてこれに衝撃を与え、これによつて被
発酵物が破壊されてブリツジ現象を起すことな
く、棚板３間の開口から下段の棚板３上に落下す
る。この場合図示のものにあつては、突起６の方
が突起６′より大きな破壊効果をもたらすことが
確認された。しかしながらここに示した各突起
６，６′の配置状態は代表的なものにすぎず、こ
れと異る配置としてもよい。
起６，６′は下方からその内部に没入することと
なり、被発酵物は好気性発酵の際従来の発酵槽に
おけると全く同様に、微生物学的な変化を受けて
連結固化して塊状となるが、棚板３が開口する
と、その上面に設けた突起６，６′が被発酵物の
内部にあつてこれに衝撃を与え、これによつて被
発酵物が破壊されてブリツジ現象を起すことな
く、棚板３間の開口から下段の棚板３上に落下す
る。この場合図示のものにあつては、突起６の方
が突起６′より大きな破壊効果をもたらすことが
確認された。しかしながらここに示した各突起
６，６′の配置状態は代表的なものにすぎず、こ
れと異る配置としてもよい。
なお図示の実施例では、突起６，６′に対して
ほぼ直角方向の他の突起１２が、隣接する回転軸
５の外側において対向する棚板３の外面に設けら
れているが、これらの突起１２は棚板３が水平位
置となつているとき、両者間の間隙部に水平に位
置してここからの被発酵物の落下を防止し、棚板
３が下方位置に揺動した際は、その上部の被発酵
物の破壊を行い、さらに一層容易に被発酵物を落
下させる役目を果す。
ほぼ直角方向の他の突起１２が、隣接する回転軸
５の外側において対向する棚板３の外面に設けら
れているが、これらの突起１２は棚板３が水平位
置となつているとき、両者間の間隙部に水平に位
置してここからの被発酵物の落下を防止し、棚板
３が下方位置に揺動した際は、その上部の被発酵
物の破壊を行い、さらに一層容易に被発酵物を落
下させる役目を果す。
なお図示の実施例においては、棚板３内へ通気
する形式の多段式発酵槽の棚板３にこの考案を適
用したものが示されたが、それ以外の形式の多段
式発酵槽に適用されてもよいことはいうまでもな
い。
する形式の多段式発酵槽の棚板３にこの考案を適
用したものが示されたが、それ以外の形式の多段
式発酵槽に適用されてもよいことはいうまでもな
い。
この考案は前記のようであつて、多段式発酵槽
の揺動自在な棚板の上面に、多数の突起を設けた
ものであるから、棚板上にあつて発酵を行つてい
る被発酵物の下部にこの突起が没入し、棚板の揺
動開口につれてこの突起が被発酵物の内部に衝撃
を与えて破壊するので、被発酵物が連結固化して
ブリツジ現象を生じ、棚板間の開口から落下しな
いというような不都合の発生を防止し、発酵処理
の連続かつ円滑な遂行を確保することができる効
果がある。
の揺動自在な棚板の上面に、多数の突起を設けた
ものであるから、棚板上にあつて発酵を行つてい
る被発酵物の下部にこの突起が没入し、棚板の揺
動開口につれてこの突起が被発酵物の内部に衝撃
を与えて破壊するので、被発酵物が連結固化して
ブリツジ現象を生じ、棚板間の開口から落下しな
いというような不都合の発生を防止し、発酵処理
の連続かつ円滑な遂行を確保することができる効
果がある。
第１図はこの考案の実施例の縦断正面図、第２
図は同上の一部の拡大図で、一部の棚板が下方位
置へ揺動した状態を示す図面、第３図は同上の要
部の拡大斜面図である。 １……発酵槽、２……発酵室、３……棚板、５
……回転軸、６，６′……突起。
図は同上の一部の拡大図で、一部の棚板が下方位
置へ揺動した状態を示す図面、第３図は同上の要
部の拡大斜面図である。 １……発酵槽、２……発酵室、３……棚板、５
……回転軸、６，６′……突起。
Claims (1)
- 発酵槽内に上下方向に配列された複数の発酵棚
を有し、各発酵棚が回転軸にそれぞれ固着され
て、水平位置と下方位置との間で揺動自在となつ
ている多段式発酵槽において、各棚板の上面に多
数の突起を設けたことを特徴とする多段式発酵槽
におけるブリツジ破壊装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18075982U JPS5983400U (ja) | 1982-11-29 | 1982-11-29 | 多段式発酵槽におけるブリツジ破壊装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18075982U JPS5983400U (ja) | 1982-11-29 | 1982-11-29 | 多段式発酵槽におけるブリツジ破壊装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5983400U JPS5983400U (ja) | 1984-06-05 |
| JPS623038Y2 true JPS623038Y2 (ja) | 1987-01-23 |
Family
ID=30391853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18075982U Granted JPS5983400U (ja) | 1982-11-29 | 1982-11-29 | 多段式発酵槽におけるブリツジ破壊装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5983400U (ja) |
-
1982
- 1982-11-29 JP JP18075982U patent/JPS5983400U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5983400U (ja) | 1984-06-05 |
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