JPS62299269A - 点滴装置 - Google Patents

点滴装置

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JPS62299269A
JPS62299269A JP61142766A JP14276686A JPS62299269A JP S62299269 A JPS62299269 A JP S62299269A JP 61142766 A JP61142766 A JP 61142766A JP 14276686 A JP14276686 A JP 14276686A JP S62299269 A JPS62299269 A JP S62299269A
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JP
Japan
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plunger
cam
tube
bearing
receiving member
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Application number
JP61142766A
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English (en)
Inventor
俊彦 小野
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SB Kawasumi Laboratories Inc
Original Assignee
Kawasumi Laboratories Inc
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Publication date
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Publication of JPS62299269A publication Critical patent/JPS62299269A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は、各種薬液、血液等を体内に注入する輸液装置
において、点滴流量を所定値となるように制御する装置
に関するものである。
(従来技術及びその問題点) 輸液、輸血セット、その他の医療用器具には、チューブ
内を流れる薬液、血液等の流量調整を行なうため、チュ
ーブ途中にクランプが取付けられていることはよく知ら
れている。
このクランプにも従来から種々のタイプが知られており
、その代表的なものにロールクランプがある。
このロールクランプは、一般的には、ケーシングと、こ
のケーシングに転勤可能に装着されたロールによって構
成されており、ロール周面と、適度の傾斜が付いたケー
シング底面との間にチューブを挾み、ロールを転動させ
ることで、該チューブの断面積を変化させ、液体の流量
調整を行なっていたものである。
しかしながら、こうしたクランプによると、特にチュー
ブが可撓性プラスチック製である場合、その特性により
押圧されたチューブ流通断面積が経時的に変化し、それ
に伴ない点滴速度も変化するため、熟練者によるyAW
lがたびたび必要であるという問題がある。
また、輸液ポンプによる流量コントロールもあるが、こ
のポンプは非常に高価であるという欠点がある。
さらに、たとえば、特開昭51−34589号や特開昭
51−97290号にみられるごとく、点滴筒の薬液の
滴下間隔を計測し、この滴下数に応じてチューブを押圧
片によって段階的にクランプするようにしたものも知ら
れている。
しかし、輸液、輸血セット等における点滴速度の調整は
チューブの微妙な押圧力によって調整するものであり、
前記公報で提案されたチューブ押圧機構では、その微調
整が難しいという問題がある。
本発明は、このような問題点を解決するために検討の結
果提案されたものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、実施例に対応する第1図に示すごとく、人体
内に薬液、血液等を点滴状態で投与するための装置であ
って、流体波通用の可撓性チューブ16を押圧により開
閉するプランジャ6と、このプランジャ6を進退させる
カム機構を有している。このカム機構は、たとえば、半
円状のカムlと、プランジャ6の後端部に枢着され、か
つ前記カム1に接するベアリング3とから構成されてい
る。
また、本発明は、前記カム機構の駆動装置2と、前記プ
ランジャ6の対向した位置に設けられるチューブ受け部
材7とを有している。
(作用) 駆動装置2により、カムlを回転させ、その円孤部1b
がプランジャ6のベアリング3に接すると、プランジャ
6は前進して可撓性チューブ16を受け部材7との間に
クランプする。また、前記ベアリング3がカムlの切欠
辺1aに接したとき、プランジャ6は後退し、可撓性チ
ューブ16は開放となる0本発明では、このプランジャ
6の進退を連続的に行ない、可撓性チューブ16の開−
閉をデジタル的に所定速度で連続的に行なって点滴を行
なうものである。
(実施例) 以下本発明の実施例について説明すると、まず第1図に
おいて、1はカム、2はこのカムを回転するモータ等の
駆動装置であり、本実施例におけるカム1は、円板の一
部を分割して切欠片1aを形成した半円状になっている
また、6は受け部材5に進退可1Eに挿入されたプラン
ジャであり、このプランジャ6は受け部材5の前後に設
けられたブツシュ12に支持されている。
前記プランジャ6の後端部には、ベアリング3が枢着さ
れており、そのベアリング近くに設けられたフランジ部
14と前記骨は部材5の後面との間には、圧縮ばね4が
介装されている。
また、前記ベアリング3は、ベアリング受け部材11の
上面部長さ方向に形成された溝11aに沿って転動する
ようになっており、これにより、前記ベアリング3は適
度の圧縮力で前記カム1と接触している 一方、8はサイドベースであり、このサイドベース8の
前記プランジャ6と対向した位置には、チューブ受け部
材7ガ設けられている。
なお、図中15は架台であり、前記駆動装置2、ベアリ
ング受け部材11、プランジャ受け部材5及びサイドベ
ース8はボルト14等によりこの架台15に固定されて
いる。
他方、16は、輸液セット等を構成する塩化ビニル等の
可撓性のチューブであり、このチューブ16の上方には
、点滴チャンバ17が設けられ、チューブ上端部は、通
液針を介して薬液収納容器と接続されるとともに、チュ
ーブ下端部には注射針が設けられている(図示せず)。
前記チューブ16の中間部は、架台15の切欠部18を
通ってプランジャ6先端部とチューブ受け部材7の間に
セットされている。また、前記点滴チャンバ17の外側
部には点滴速度計測センサ19が設置されている。
次に上記した構成の作動例を説明する。まず駆動装置2
によりカムlを回転させ、カム1の円弧部1bがベアリ
ング3に当たると、プランジャ6は前方に押し出され、
チューブ16は受け部材7との間にクランプされる。ま
た、カム1の可欠辺1aがベアリング3に当たると、プ
ランジャ6は圧縮ばね4の圧縮力により後退する。こう
してカム1の回転により、プランジャ6を所定速度で進
退させ、チューブ16の開−閉を所定速度で行なって点
滴速度(滴流量)をコントロールするものである。
第2図は、上記駆動装置2に付設するカム回転数制御シ
ステムを示したもので、センサ19によって計測された
点滴チャンバ17内の点滴速度は、信号としてコントロ
ールユニッ)20に伝達される。このコントロールユニ
ット20には、速度設定器21によって所望の点滴速度
が設定されており、前記センサ19からの点滴速度と比
較され、設定点滴速度となるように駆動装置2の回転が
制御される。
なお、22は警報器で、点滴速度が設定値を外れた場合
、ランプ表示等がなされる。
第3図は、本発明の他の実施例を示したものである。す
なわち、30は駆動装置31によって回転するカムであ
り、このカム30はサイドベース32にベアリング33
によって回転可能に支持されている。該カム30の表面
部には第4図及び第5図に示すごとく、所定角度の位置
に段溝34が形成されている。
この段溝(34)は、本実施例では一段であるが、第5
a図に示すごとく、円周方向に二段の溝34a、34b
を形成してもよく、または三段以上の溝を形成するよう
にしてもよい。
また 第3図において35はプランジャであり、このプ
ランジャ35はブツシュ36を介してプランジャ受け部
材37に進退可Iオに挿入されている。該プランジャ3
5の後端部には、フレーム38が固定され、このフレー
ム38にはベアリング39が枢着されるとともに、前記
ブツシュ36とフレーム38の間には圧縮ばね40が介
装されている。
さらに、前記プランジャ受け部材37におけるプランジ
ャ35と対向した位置には、チューブ受け部材41が設
けられている。このチューブ受け部材41は、ポルト4
3の先端に吋足され、該ポルト43とナツト42により
チューブ受け部材41を前後進させてその位置を敞調整
することが可能となっている。
その他第3図において、44は架台、45はフレーム支
持ロッド、46は輸液セット等を構成する可撓性チュー
ブである。
なお、第3図に示す実施例にも、第2図に示すような駆
動装置制御システムが付設されていることはいうまでも
ない。
次に、第3図に示す実施例の作動例を説明する。まず、
駆動装置i!131によって回転するカム30の通常面
(溝以外の面)がプランジャ側のベアリング39に当接
すると、プランジャ35は前進してチューブ46をチュ
ーブ受け部材41との間でクランプし、前記ベアリング
39がカム30の段溝34に当たると圧縮バネ40によ
りプランジャ35は後退してチューブ46は開放される
。こうした作動を連続的に行なってチューブ46の内部
を流れる薬液、血液等の点滴速度(流量)をコントロー
ルするものである。
本発明者は、第3図に示す装置を使用して、点滴性能を
調べてみた。使用した輸液セットのチューブは、外径3
.8■、内径2.6■であり、プランジャを前進させた
ときのチューブ厚はQ、68mm、後退させたときのチ
ューブ厚は1.7 m+sである。
その他の条件及び測定結果は下記の通りであるJ 第    1    表 設定点滴速度範囲(75滴/分〜55滴/分)設定電圧
装置においてモータ回転数制御[測定順序] 1、ボトルに水500s1.測定10分間2、あかしめ
チューブ内に水注入 3.6滴/分(5,7V)に設定し点滴速度と1粒大き
さを合わせる0次に点滴速度を75滴/分ら55/分に
変化させる。
4、数量を随時3回ずつ量る [設定条件] 1.60滴/分に合わせた時のチューブ受け部材のしぼ
りとプランジャの位置を最後まで固定する。
2、−設定速度が終わるごとに水5001になる様に注
入し、チューブのPUSH、PULL位置を変える。
第  2  表 以上の実験結果から次のことが理解できる。
すなわち、上下することにより、1滴当りの体積は微小
に変化するものの、点滴速度の基準を決め、−滴当りの
大きさを標準に合わせておくと点滴速度、点滴状態は良
好であった。
また、液量調査については、点滴数を固定した場合、3
回ともバラツキはなく、点滴速度範囲では、速度に対し
比例状態である。
(発明の効果) 以上説明したような本発明によれば、プランジャの前後
進により、点滴チューブを開閉し、点滴速度を制御する
ものであるから、薬液収納容器等の液面変化があっても
点滴速度を終始一定に保つことができ、熟練者による調
節を必要としない、また、従来の輸液ポンプに比較して
簡易かつ安価に製造することができる。さらに場合によ
っては、従来の輸液セット等に設けられている点滴筒を
省略することも可能であり、輸液セット等の大幅なコス
トタウンを図ることができる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す部分断面正面図、第2図
は点滴速度制御システムの概略図、第3図は本発明の他
の実施例を示す部分断面正面図、第4図は第3図の実施
例におけるカムの正面図、第5図はrR4図のカムの側
面図、第5a図は第4図のカムの他側を示す側面図であ
る。 図中1はカム、2は駆動装置、3はベアリング、4は圧
縮ばね、5はプランジャ受け部材、6はプランジャ、7
はチューブ受け部材、16は点滴チューブ、30はカム
、31は駆動装置、34は段溝、35はプランジャ、4
1はチューブ受け部材を各示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)人体内に液体を投与するための装置であって、液
    体流通用の可撓性チューブを押圧により開閉するプラン
    ジャと、このプランジャを進退させるカム機構と、該カ
    ム機構の駆動装置と、前記プランジャの対向した位置に
    設けられるチューブ受け部材とからなり、液体の流通路
    を開または閉の手段によりデジタル的に制御することを
    特徴とする点滴装置。
  2. (2)カム機構が、半円状の板カムと、プランジャの後
    端部に枢着され前記板カムに接するベアリングとから成
    ることを特徴とする前記第1項記載の発明。
  3. (3)カム機構が表面に段溝が形成された円盤状のカム
    と、プランジャの後端部に枢着され前記カムの表面に接
    するベアリングとから成ることを特徴とする前記第1項
    記載の発明。
JP61142766A 1986-06-20 1986-06-20 点滴装置 Pending JPS62299269A (ja)

Priority Applications (1)

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JP61142766A JPS62299269A (ja) 1986-06-20 1986-06-20 点滴装置

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JP61142766A JPS62299269A (ja) 1986-06-20 1986-06-20 点滴装置

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JPS62299269A true JPS62299269A (ja) 1987-12-26

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ID=15323086

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JP61142766A Pending JPS62299269A (ja) 1986-06-20 1986-06-20 点滴装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010501281A (ja) * 2006-08-23 2010-01-21 メドトロニック ミニメド インコーポレイテッド 針挿入器を備えた注入媒体送達システム、デバイス、および方法、ならびに針挿入器デバイスおよび方法

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