JPS62299264A - 排泄物検出機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 医療分野 〔従来の技術〕 患者で自分の排泄を知らせることのできない状態にある
場合、看護婦や家政婦、医者等が自から患者の布団や衣
類を開き、排泄のある。なしを官能により調べているの
が現状である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

患者の排泄物のあるなしを２人間が、その異臭をかいで
判断することは、その人にとって非常に苦痛を感じ、耐
え難いことである。

本発明の目的は、官能にたよらずに、異臭をセンサがと
らえ電気的に表示させることにある。

〔問題点を解決するための手段〕

センサとして、　　ＺｎＯ，ＳｎＯ□等の金属酸化物半
導体を利用し排泄物の異臭成分であるメタンガス、アン
モニアガス、硫化水素等の総計されたガス体を電気的に
計測させ、外部に、メーター、又は発光ダイオードで表
示させるか、アラームで知らせるためのシステムである
。

センサは、一般に香りセンサと呼ばれ、香気・臭気成分
に対して広く感応するもので、特に微量の濃度に対し高
感度に反応するものである。

従って、排泄物の異臭とは別に、その患者の体臭や周囲
の温度や湿度によっても感応するがかかる感応要素を考
慮した上で、容易に電気的に排泄物のあるなしを判別す
ることが可能である。

センサの出力変化はガス吸着により半導体表面のポテン
シャルバリアーが減少し、吸着量に比例して電気抵抗が
減少することに基因し、その変化Ｖは一般に次式で与え
られる。

Ｖ　＝　ＡｘＴ＋ＢｘＨ＋　ＣｘＢ　十Ｄｘｏ・・・・
・　（１）ここで、　　ＪＣＴは周囲の温度 ＺＨは周囲の湿度 、ｒＢは患者のもつ特有の体臭 −Ｔ（）は患者の排泄物の異臭 又、Ａ、Ｂ、Ｃ，Ｄはその比例定数である。

ここで、Ａ勺十ＢＪＣＨ＋ＣｘＢは一定とし、この値を
規準値として設定しｒ　　Ｄ”Ｏを検出することによっ
て、排泄物のあるなしを判別する。

〔実施例〕

図−１はセンサを作動させるための回路図で。

１はセンサである。センサは端子■により直流が２−４
に印加され、センサが加熱される。

一定温度に加熱されたセンサは、臭気と接触することに
より１−３を流れる電流が増加する。

■は規準値、ＡｘＴ十ＢｘＨ＋ＣｘＢを設定するための
可変抵抗器の微調整ツマミである。

図−２は試作した排泄物検出機の構成図である。

１はステンレスメツシュでカバーしたセンサであり、こ
れを支えるソケット２は弾性材料４で固定されている。

３はセンサを作動させるためのリード線５を接続するビ
ンで、ヒーター用と抵抗測定用の被覆線が結線されてい
る。

７は規準設定用の微調整ツマミであり、８は規準値以上
の値、　　Ｄ、ｒ□が発生した時のみ点燈する発光ダイ
オードである。

６はＡＣ−ＤＣアダプターで装置を作動させる電源であ
る。

〔発明の効果〕

この弾性材料に固定されたセンサ部を患者の布団中２足
元周辺に置くことにより、遠方よりＬＥＤの点燈を確認
し、排泄物のあるなしを容易にしかも安価に、官能にた
よらず判別することを可能にした。

【図面の簡単な説明】

図−１金属酸化物半導体センサ動作および表示回路 ■はセンサ ■はＬＥＤ又はメーター、アラーム ■は規準値設定用可変抵抗器 ■は直流電源 図−２試作した排泄物検出システム １はセンサ ２はセンサを支えるソケット ３はソケットビン ４は弾性材料 ５はリード線 ６はＡＣ−ＤＣコンバーター ７は規準値設定用ツマミ ８はＬＥＤ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 身動き不自由な病人を対象にし、寝たままの状態で排泄
   した場合の汚物の異臭を、金属酸化物半導体を用いたセ
   ンサで検出し、布団や衣類を動かしめることなく簡単に
   外部に表示させる排泄物検出表示装置。