JPS62298600A - C−6またはc−7置換ステロイドの4−ヒドロキシ誘導体およびそれらの製造方法 - Google Patents

C−6またはc−7置換ステロイドの4−ヒドロキシ誘導体およびそれらの製造方法

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JPS62298600A
JPS62298600A JP61138419A JP13841986A JPS62298600A JP S62298600 A JPS62298600 A JP S62298600A JP 61138419 A JP61138419 A JP 61138419A JP 13841986 A JP13841986 A JP 13841986A JP S62298600 A JPS62298600 A JP S62298600A
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hydroxy
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フランコ・フアウステイーニ
ロベルト・ダレッチヨ
ヴイツトリア・ヴイラ
フランコ・ブゼツテイ
エンリコ・デイ・サルレ
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Farmitalia Carlo Erba SRL
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、C−6またはC−7置換4−アンドロステン
−3,17−ジオンの新規4−ヒドロキシ訪導体、それ
らの製造方法およびそれらを含む医薬組成物に関する。
本発明は1次の一般式(I) 〔式中、記号=は単結合または二重結合を表わし;Rは
水素、01〜C6アルキル、ヒドロキシ保護基、−Co
−R4基(式中R4は(、、)水素;(b)未置換の、
またはカルボキシ、04〜C7シクロアルキル、複素環
基またはフェニルから選ばれた置換分により置換された
C1−C22アルキル;または(C)未置換の、または
CI −C4アルキル、トリフルオロメチル、ハロゲン
および01〜C4アルコキシから選択された置換分によ
り置換されたフェニルである)であり;あるいはRは−
802−R5基(式中R5は01〜C6アルキルまたは
フェニルであり、該フェニル環は未置換であるかまたは
01〜C4アルキルにより置換されている〕であり;B
1およびR2のうちの一方は水素であり、他方は01〜
C6アルキル、C2〜C6アルケニルsC2〜C6アル
キニルおよびフェニルからなる群より選択された置換分
であり、そして該フェニル環は未置換であるかR6およ
びR7の各々は独立的に水素またはC,−C6nは1〜
6の積載であり、そしてR8およびR9の各々は同一で
あっても相異なっていてもよく、それらは水素またはc
 1−c6アルキルでるり、あるいはR8およびR9は
それらの連結している窒素原子と共に複素環を形成する
)から選択された置換分により置換されている〕で示さ
れる化合物およびそれらの薬学的に許容しうる塩を提供
する。
水門a3書に記載の諸式において、破線(…I)はそれ
ら置換分がα−配置にある、すなわち壌または鎖平面の
下方にあることを示し、一方太実線(−1l@gI)は
それら置換分がβ−配置にある、すなわち現または鎖平
面の上方にあることを示し;波線Cm)はそれらの基が
α−配置またはβ−配置のいずれであってもよいことを
示す。
本発明の化合物についての前述の式は、可能なすべての
異性体、特にα−およびβ−異性体を各別におよび混合
物として包含する。本発明化合物の薬学的に許容しうる
塩類の例は、例えば無機酸、例えば塩戯、硫酸、燐酸、
臭化水素酸、硝酸とのもの、あるいは有機酸、例えばク
エン酸、フマール酸、マレイン酸、リンゴ[、酒石酸、
メタンスルホン酸とのものである。
前記アルキル、アルケニルおよびアルキニル基、および
式(I)の他の置換分に場合により存在する他の脂肪族
部分は分枝鎖状基または直頌状基のいずれであってもよ
い。
01〜C6アルキル基は、好ましくは、01〜C4アル
キル基、特に、メチル、エチル、プロピルまたは第3ブ
チルであり;より好ましくはそれはメチルまたはエチル
である。
ヒドロキシ保δ基(すなわちエーテル基〕は緩和な反応
条件、例えば酸加水分解下にヒドロキシ基に転化しうる
基である。例えばアセタール系エーテル、エノールエー
テルオヨヒシリルエーテルなどが挙げられる。好ましい
基は次のもの、すなわち (式中、Wは一〇−または=CH2−であり、またAl
kは低級アルキル基である)であり;より好ましくは、
それらは2′−テトラヒドロピラニルまたはトリメチル
シリルである。
前記定義に係るCrC22アルキル基は、好ましくは、
未置換のC1り12アルキル基、またはカルボキシによ
りあるいはフェニルによりあるいはり素環基によりある
いはC4−C7シクロアルキルにより置換されたC1〜
C4アルキル(より好ましくは01〜C3アルキル)基
である。C,−022アルキル鎖の置換分としての″4
J1素環は、好ましくは、窒素、酸素および硫黄から選
択された1個または2個の異原子を含む複素早場であり
;より好ましくはそれはフリルである。
cl−c22アルキル鎖の置換分としての04〜C7シ
クロアルキル環は、好ましくはC5〜C6シクロアルキ
ル環である。
R4が前記定義に係る置換フェニル環である場合には、
それは、好ましくはメトキシ、塩素またはトリフルオロ
メチルにより置換されているOR5がC1,−C,5ア
ルキルである場合には、それはメチルまたはエチルであ
る。
R5がCj−C4アルキルにより置換されたフェニルで
ある場合には、それは好ましくはトリルである。
C2〜C6アルケニル基は例えばビニル(すなわちCH
2=CH−)sアリル(すなわちCH2=CH−CH2
−)または1−プロペニル(すなわちOH5−CH=C
H−)などとして単結合を通してステロイド環Bに連結
される。従って記号;は単結合または二重結合であって
よい。好ましいC2〜C6アルケニル基は、ビニル、ア
リル、1−プロはニル、1−ブテニルおよび2−ブテニ
ル、より好ましくは、ビニルおよびアリルである。
02〜C6アルキニル基は、好ましくはC2〜C4アル
キニル基、特にエチニルまたはプロパルギルである。
ハロゲン原子は、例えば塩素、弗素または臭素である。
−N(CHす2または−N(C2Hs)+基であり、好
ましくはそれは−NH2、−N (CI 5 )2また
は−N(C2H5)2である。
整数nは、好ましくは;、2.3または4、より好まし
くは1または2、特に2である。
または−NHC2H5基、好ましくは−NFT2、−N
(CHg)2または−N(C2H5)2であり;あるい
はR8およびR9がそれらの連結している室索原子と共
に複索環を形成するときは、それは、好ましくは飽和さ
れたものであって好ましくは2〜6個の炭素原子、およ
び場合により窒素、酸素および硫黄から選択された更に
別の異原子を含有し;より好ましくは該複索環は、アジ
リジニル、ピロリジニルおよびイミタゾリジニルを含む
群から選択  “される。
本発明の好ましい化合物は、式(X)〔式中、記号■は
単結合または二l粘合を表わし;Rは水素%C1〜c4
アルキル、ヒドロキシ保a基または−〇〇−R4(式中
R4は前記定義どおりである)であり:R1およびR2
のうちの一方は水素でありそして他方は01〜C4アル
キル、C2〜C4アルケニル、またはフェニル(該フェ
ニル環は未置換(式中R/6およびR/7の各々は独立
的に水素また(式中mは1〜4の整数であり、そしてR
/8およびR/9は同一であって水素、メチルまたはエ
チルであり、あるいはR′8およびR′9はそれらの連
結している屋素原子と共にアジリジニル、ピロリジニル
またはイミダゾリジニル環を形成する)から選択された
置換分により置換されている)である〕の化合物;およ
びそれらの薬学的に許容しうる塩である。
本発明のより好ましい化合物は、式1〔式中、記号二=
■は、単結合または二重結合であり;Rトー4−エン−
3,17−ジオン;4 −ヒドロキシ−6β−メチル−アンドロスト−4−エン
−6,17−ジオン;4 −ヒドロキシ−7α−メチル−アンドロスト−4−エン
−3,17−シオン:4 −ヒドロキシ−7β−メチル−アンドロスト−4−エン
−3,17−ジオン;4 −ヒドロキシ−6−メチル−アンドロスタ−4,6−レ
ニン−3,1フージオン;前述の4−ヒドロキシ−訪導
体の相当する4−メトキシ−14−エトキシ−および4
−(2’−テトラヒドロ−ピラニルオキシ〕−エーテル
および4−ホルメート−14−アセテート−14−ベン
ゾエート−14−プロピオネート−14−ブチレート−
14−ヘプタノエート−14−オクタノエート−14−
(3’−シクロRンチルプロビオネート) −%  4
− (3’−シクロヘキは水素、 C4−C4アルキル
、2′−テトラヒドロピラニル、トリメチルシリルであ
るかまたは、ホルミル、アセチル、プロピオニル、ブチ
リル、n−ヘキサノイル、n−ヘプタノイル、n−オク
タノイル、n−ドデカノイル、ヘミスクシニル、(3’
−シクロはメチル)−プロピオニル、(3′−シクロヘ
キシル)−−/ロビオニルおよびベンゾイルから選択さ
れたーCo−R4基であり;R1およびR2の一方は水
素であり、そして他方はC1〜C4アルキル;C2〜C
4アルケニル;または未置換の、またはハロゲン、アミ
ノおよびジメチルアミノから選択された置換分により置
換されたフェニルである〕の化合物;およびそれらの薬
学的に許容しうる塩である。
本発明の個々の化合物の例は、次のとおりである。
4−ヒドロキシ−6α−メチル−アンドロスシル−プロ
ピオネ−))−,4−ドデヵノエートーおよび4−ヘミ
スクシネート−エステル。
本発明の化合物およびそれらの塩は、 a)式(II) (式中、記号■およびR1およびR2は前記定義どおり
である) で示される化合物を加水分解し、その反応条件に応じて
式(IJ(式中Rは水素またはそれぞれC1〜C6アル
キルである)で示される化合物を得るか;または b)式Cm) (式中記号=およびR1およびR2は前記定義どおりで
あり、そしてHalはノ10ゲンである)で示される化
合物を加水分解し、それによって式(■)(式中Rは水
素である)で示される化合物を得るか;または C)式(Pi) (式中記号=およびR1およびR2は前記定義どおりで
ある) で示される化合物を酸化し、それによって式(I)(式
中Rは水素である)で示される化合物を得;そして所望
により式(I)(式中Rは水素である)で示される化合
物をアシル化して式(I)(式中Rは一〇〇−14また
は−So 2−R5基(式中RAおよびR5は前記定義
どおりである)である)で示される化合物を得、および
/または所望により式(I)(式中Rは水素である)で
示される化合物をエーテル化して式(I)〔式中Rは0
1〜C6アルキルまたはヒドロキシ保護基である〕で示
される化合物を得:および/または所望により式&l)
で示される化合物を式(I)で示される他の化合物に変
え、および/または所望により式(I)で示される化合
物をその薬学的に許容しうる塩に変え、および/または
所望により塩を遊離化合物に変え、および/または所望
により式(I)で示される化合物の異性体の混合物を単
一の異性体に分離することよりなる方法により得ること
ができる。
式(I)(式中Rは水素であるンで示される化合物を得
るための式(n)で示される化合物の加水分解は、例え
ば約室温〜還流温度の範囲の温度で適宜の鉱酸またはそ
れらの混合物で処理することにより行5ことができる。
好ましくは、反応は、例えばB、 eamsrino 
et al、 、 1956 。
■Farmacn 7.19に記載の方法に従って、約
り0℃〜約50℃の温度で氷酢酸および濃硫酸の混合物
で処理することにより行われる。
式(I)(式中Rは01〜C6アルキルである)で示さ
れる化合物を得るための式(■)で示される化合物の加
水分解は、例えばB、 Ca1erino eta、1
.1962 、 Gazz、 Chim、工t、92,
709に記載の方法に従って、約り0℃〜還流温度の範
Hの温度で、約1時間〜約48時間の範囲の反応時間に
わたって適宜の水性01〜C6アルキルーアルコール性
アルカリ性溶液(そのアルカリはNaOHが好ましい)
で処理することにより行うことができる。
式(III)で示される化合物において、Halは好ま
しくは塩素である。式(III)で示される化合物の加
水分解は、例えば、不活性雰囲気、例えば2!雰囲気中
で、適宜のアルコール性アルカリ性溶液を用いて還流温
度で処理することにより行うことができる。好ましいア
ルコールは、例えば01〜C4アルキルアルコール、特
に、第3ブタノールであり;好ましいアルカリ金属水酸
化物は、例えばKOHである。
式(FDで示される化合物は5β−誘導体であり、ある
いはそれは、有機化学において周知の方法を用いた△4
二1i、結合誘導体の還元過程て通常得られる割合の5
α、5.8−誘導体の混合物である。式C■)で示され
る化合物の酸化は、例えば、空気雰囲気中で、または攪
拌反応混合物に対し酸素、または空気流を導入しながら
、適宜の01〜C6アルコール性媒質、好ましくは第3
ブタノール中カリウム第3ブトキシドを用いて行うこと
ができる。反応温度は、約り0℃〜還流温度の範囲であ
ってよく、反応時間は約1時間〜数日間の範囲であって
よい。式(I)で示される化合物は、前述の如く、既知
の方法により式(I)で示される他の化合物に変えるこ
とができる。例えば式(り(式中Rは水素である)で示
される化合物を適宜のアシル化剤で処理することにより
アシル化して、式(I)(式中Rは−Co−R4または
−802−R5(式中R4およびR5は前記定義どおり
である)である)で示される化合物を得ることかできる
。これは、例えば塩基剤、好ましくは有機塩基例えばピ
リジンの存在下における適宜のカルボン酸またはスルホ
ン酸の反応性誘導体例えばハライド、好ましくはクロラ
イドであってもよい。反応は、約室温〜約100℃の温
度で行うことができる。
式(り(式中RはC1〜C6アルキルである〕で示され
る化合物は、それ自体知られた方法に従って、例えば有
機溶媒例えばジオキサン中においてピリジン塩酸塩、ま
たは強酸例えばHCtで処理することにより式(I)(
式中Rは水素である)で示される化合物に変えることが
できる。
更に、C−4位の遊離ヒドロキシ基としての−OR基を
、01〜C6アルコキシ基または保護されたヒドロキシ
基に(またはその逆に)変えることができる:この保護
されたヒドロキシ基はそれ自体知られた方法に従って遊
離ヒドロキシ基に変えることかできる。
同様にして式(■)(式中、記号二は単結合である)で
示される化合物をそれ自体知られた方法により式(I)
(式中、記号二は二重結合である)で示される他の化合
物に変えることができる。
更にまた、式(I)で示される化合物の所望による塩へ
の転化および塩の遊離化合物への転化および異性体混合
物の単一異性体への分離も常法により行うことができる
。例えば、光学異性体の混合物の個々の異性体への分離
は、光学活性酸とで塩を形成した後分別結晶化を行うこ
とにより、あるいは光学活性酸誘導体でエステル化し、
セしてジアステレオ異性体を分離することにより行うこ
とができる。
すなわち、幾何異性体の混合物の分離は、例えば分別結
晶化またはカラムクロマトグラフィーでの分離により行
うことができる。
式(II)で示される化合物は、式(V)(式中記号■
およびR1およびR2は前記定紋どおりである) で示される化合物をエポキシド化することにより得るこ
とができる。
式(v)で示される化合物のエポキシド化は、適宜の酸
化剤、好ましくは、アルコール性アルカリ金属水酸化物
(好ましくはメタノール中KOHまたはNaOH)中の
濃(例えば36%) H2O2を用いて約り℃〜室温の
範囲の温度で約2時間〜数日間処理することにより行う
ことができる。
式(III)で示される化合物は、既知の方法に従って
、ハロゲン化剤例えばスルフリルクロライドをピリジン
溶液巾約0℃〜50℃の温度で約1〜数時間用いて式(
VJで示される化合物をハロゲン化することにより得る
ことができる。
式(■)で示される化合物は、例えば、当該技術分野に
おいて周知の反応条件に従って式(V)で示される化合
物から得ることができる。例えば、B、 Cameri
no at !!、11. Gaz、 Chim、 I
tal。
1962.92/It 、676に記載の方法に従って
、5 % Pd/Cを触媒として用い塩基例えばトリエ
チルアミンの存在下にC1〜C6アルコール、C3−C
IQケトンまたはそれらの混合物、例えば第3ブタノー
ルまたはアセトンの群から選ばれた溶媒中、1〜10気
圧の水素圧で、好ましくは25℃〜50℃に維持された
温度で水素による還元が行われる。
式(V)で示される化合物は既知の化合物であるか、あ
るいは、それ自体知られた方法に従い既知化合物により
得ることもできる。
必要に応じ、式(I)、CIり、(in)、 (IV)
および(V)で示される化合物中の反応性官能基は適宜
の保護試薬(これは化学文献から得られる既知の方法に
より反応後除去することができる)で保護されていても
よい。
本発明の化合物は、“アロマターゼ1M害活性を有する
周知のとおり、3−オキソ−Δ4−10−メチル−ステ
ロイド(アンドロステンジオンおよびテストステロン)
におけるAffiが芳香族化するとアンドロゲンからエ
ストロゲンへの転化が起こる。
エストロゲン生合成の采終段階は、アンドロゲン性基質
に作用するミクロソームp450e素であるアロマター
ゼにより仲介される。この反応は卵巣、精巣および副腎
のような内分泌腺で起きるだけでなく、生物全体にわた
り広く起こる。
健康体では、アンドロゲンとエストロゲンとがバランス
していて、体内、各IU f、11 f&におけるこの
バランスを保つために芳香族化が起こる。
更に、エストロゲンがホルモン依存型の乳癌の増殖に対
する主なホルモン刺激であることも知られている。従っ
て、酵素アロマターゼはホルモン依存性乳癌の病因およ
び治療の両面において重要な役割を演じている。従って
本発明化合物は、内分泌腺剥離例えば卵巣別徐術、下垂
体切除または副腎別除術などの代替として進行したホル
モン依存性乳癌の治療に有用でありうる。
式(I)(7)70マタニゼ阻害剤はまた。生殖調節に
も用途がある。実際、生体内エストロゲンレベルの低下
は、生殖腺阻害活性および子宮発育不全を生じる。アロ
マターゼ阻害剤は同時に着床(implantatiO
n)阻害剤である。
本発明化合物の他の適用は、エストロゲン生産過剰およ
びエストロゲン/アンドロゲン比値の増大に関係した前
立腺肥大または過形成の治療である。これらの化合物は
また、子宮内膜癌、卵巣癌および膵臓癌にも有用である
本発明の6または7置換−4−ヒドロキシ−アンドロス
テン−3,17−ジオン誘導体は、それらの代謝酵素過
程に対する安定性の故に、未置換誘導体に比べて、高い
生体内活性を示す。本発明化合物はそれらの高い治療指
数に鑑み、医療に安全に用いることができる。例えば、
暫増投与量を単一投与することにより決定され、そして
処理後7日月に測定されるマウスにおける本発明化合物
の急性毒性近似値(LD50)は無視できるものである
ことが分かった。
本発明化合物は、様々な投与量列形で投与することかで
き、例えば、錠剤、カプセル、糖またはフィルム被覆錠
剤、液状溶液または懸濁液の形で経口投与により、全列
の形で直腸投与により、非経口投与例えば筋肉内投与に
より、あるいは静脈内注射または注入により投与するこ
とができる。
投与量は、患者の年令、体重、状態、および投与経路に
依存し1例えば、成人に対する経口投与に適した投与量
は、1日あたり1〜5回として約10〜約200q/投
与量の範囲であってもよい。
本発明は、本発明化合物を薬学的に許容し5る賦形剤(
これは担体または希釈剤であってよい)と組合せてなる
医薬組成物を包含する。
本発明化合物を含有する医薬組成物は、通常、常法に従
って調製され、そして薬学的に適した形で投与される。
例えば、経口投与用固体列形は、活性化合物と共に、希
釈剤、例えばラクトース、デキストロース、サッカロー
ス、セルロース、コーンスターチまたはポテトスターチ
など;間滑剤例えばシリカ、タルク、ステアリン酸、ス
テアリン酸マグネシウムまたはカルシウム、および/ま
たはポリエチレングリコール;結合剤、例えばデンプン
、アラビアゴム、ゼラチン、メチルセルロース、カルボ
キシメチルセルロースまたはポリビニルピロリドン:離
解剤、例えばデンプン、アルギン酸、アルギネートまた
はナトリウムデンプングリコレート;起沸混合物;色索
;甘味剤;湿潤剤例えばレシチン、ポリソルベート、ラ
ウリルザルフェート;および一般的に、医薬組成物に用
いられる無毒性で薬理学的に不活性な物質を含有してい
てもよい。前記医薬製剤は、既知の方法で、例えば、混
合、顆粒化、錠剤化、糖被覆、またはフィルム被覆法に
より調製することができる。経口投与のための液状分散
液は、例えばシロップ、乳濁液および懸濁液であっても
よい。シロップは担体として例えばサッカロース、また
はサッカロースとグリセリンおよび/またはマンニトー
ルおよび/またはソルビトールを含有してよい。特に糖
尿病患者に投与されるシロップは担体としてグルコース
に代謝され得ない物、あるいは極めてわずかしかグルコ
ースに代謝され得ない物、例えばソルビトールを含有す
ることかできる。懸濁液および乳濁液は、担体として、
例えば、天然ゴム、寒天、アルギン酸ナトリウム、はク
チン、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース
またはポリビニルアルコールなどを含有してもよい。
筋肉内注射用懸濁液または溶液は、活性化合物と共に、
薬学的に許容しうる担体、例えば滅菌水、オリーブ油、
オレイン酸エチル、グリコール、例えばプロピレングリ
コール、および所望により適量の塩酸リドカインを含有
してもよい。
静脈内注射または注入用溶液は担体として例えば、滅菌
水を含有してもよく、あるいは好ましくはそれらは滅菌
水性等侵食塩溶′液の形であってもよい。
全列は活性化合物と共て、薬学的に許容しうる担体、例
えばココア乳脂、ポリエチレングリコール、ポリオキシ
エチレン、ンルビタン脂肪酸エステル表面活性剤または
レシチンを含有してもよい。
以下の実施例は、本発明を例示こそすれ本発明を限定す
るものではない。
実施例 1 563tの4,5−エポキシ−6α−メチル−アントロ
スタン−3,17−ジオンを氷酢殴と濃硫酸C9B:2
)の冷却混合物(I00at)に少量ずつ添加(−だ。
その溶液を室温まで昇温させ、そして20時間攪拌した
次にその反応混合物を氷水(9DO*IIりに注入し、
15分間放冷し、そして固体を濾過し乾燥させた。その
m製混合物を、酢竣エチル/メチレンクロライド(5:
95)を溶出液として用いてシリカゲルで精製し、そし
て0.52の精製4−ヒドロキシ−6α−メチル−アン
ドロスト−4−エン−6,17−ジオン、m、p、21
0℃、(ff〕D=+ 104’(C=IEtOHJを
集めた。
前述の手順に従い、また適宜の4,5−エポキシ−ステ
ロイド誘導体から出発して以下の化合物を製造した。
4−ヒドロキシ−6β−メチル−アンドロスト−4−エ
ン−3,17−ジオン、m−p、176〜178’C1
UVλI!laz280nm、g−10750;4−ヒ
ドロキシ−7α−メチル−アンドロスト−4−エン−3
,17−ジオン、m、p、 168〜170℃ 〔α)
D+182’ (C=I  CHCA5);4−ヒドロ
キシ−7β−メチル−アンドロスト−4−エン−3,1
7−ジオン、m、p、154〜156℃ [α]D+1
69’  (C=I  CH(4す;4−ヒドロキシ−
6−メチル−アンドロスタ−4,6−レニン−3,1フ
ージオン;4−ヒドロキシ−7β−エチル−アンドロス
ト−4−エン−3,17−シオン:および4−ヒドロキ
シ−7α−エチル−アンドロスト−4−エン−3,17
−ジオン。
実施例 2 4.5−エポキシ−6α−メチル−アントロスタン−5
,17−ジオン(2?)を200−のメタノールに溶解
して得られる溶液に20mjの4N水酸化ナトリウム溶
液を添加し、そして反応混合物を攪拌下に60分間還流
した。溶媒を真空下に除去し、乾燥させ、水性相を10
0艷の水で希釈し、そして生成物を100dのジクロロ
メタンで2回抽出した。有機相を洗浄し、乾燥させ、そ
して溶媒全蒸発させて得られる粗製物をシリカゲルでの
ジクロロメタン/ジエチルエーテルを用いたフラッシュ
クロマトグラフィーにより精製して1.775’の精製
4−メトキシ−6α−メチル−アンドロスト−4−エン
−3,1フージオンを得た。
同様にして次の化合物を製造した。
4−メトキシ−6β−メチル−アンドロスト−4−エン
−3,17−ジオン; 4−メトキシ−7α−メチル−アンドロスト−4−エン
−3,17−シオン: 4−メトキシ−7β−メチル−アンドロスト−4−エン
−3,17−ジオン; 4−メトキシ−6−メチル−アンドロスタ−4,6−レ
ニン−3,1フージオン; 4−エトキシ−6β−メチル−アンドロスト−4−エン
−3、,17−ジオン; 4−エトキシ−6α−メチル−アンドロスト−4−エン
−3,17−ジオン; 4−エトキシ−7α−メチル−アンドロスト−4−エン
−3,17−ジオン; 4−エトキシ−7β−メチル−アンドロスト−4−エン
−3,17−ジオン; 4−エトキシ−6−メチル−アンドロスタ−4,6−レ
ニン−5,1フージオン; 4−ブトキシ−6β−メチル−アンドロスト−4−エン
−5,17−ジオン; 4−ブトキシ−6α−メテルーアンドロスト−4−エン
−3,17−ジオン; 4−ブトキシ−7α−メチル−アンドロスト−4−エン
−6,17−ジオン; 4−ブトキシ−7β−メチル−°lンドロストー4−エ
ンー3,17−ジオン;および4−ブトキシ−6−メチ
ル−アンドロスタ−4,6−レニン−3,1フージオン
実施例 3 窒素雰囲気下に、3.02Fの4−クロロ−7α、β−
メチル−アンドロスト−4−エン−3,17−ジオンの
第3ブタノール10〇−中の溶液を外部加温浴を用いて
還流温度まで加温し、次いで攪拌しながら、2.1rの
水酸化カリウムの水40d中の溶液を反応混合物中に滴
下させた。
その溶液を30分間還流した後室温まで冷却し、そして
2.5−の酢酸で中和した。
その混合物を100−の水で希釈しそして第3ブタノー
ルを真空下に除去し、残留物をジクロロメタンで抽出し
そして有機相を乾燥させ、そして溶媒なx2蒸留した。
粗製生成物を、  50:50〜10:90此の勾配の
ヘキサン/エチルエーテルを用いてシリカゲルでのクロ
マトグラフィーにかけて、CL55j’の高速移動性の
精製4−ヒドロキシ−7a−ノナルーアンドロスト−4
−エン−3,17−ジオン(m、p、 168〜170
℃、(tr〕、+ 182’ (C= I CHCL3
 ) ]および1.50yの低迷移動性の精製4−ヒド
ロキシ−7β−メチル−アンドロスト−4−エン−6,
17−ジオン(m−p、154〜156C,Ctl〕D
+ 169 (C=I Cfl:15)〕を得た。
前述の手植に従い、適宜の4−ハロ訪尋体から出発して
以下の化合物を得た。
4−ヒドロキシ−6α−メチル−アンドロス)−4−C
ソー3.+7−ジオン、m、p、210 C+4−ヒド
ロキシ−6β−メチル−アンドロスト−4−エン−3,
17−ジオン、m、p、176〜178℃;4−ヒドロ
キシ−6−メチル−アンドロスタ−4,6−シエンー3
,17−ジオン;4−ヒドロキシ−6β−エチル−アン
ドロスト−4−エン−3,17−ジオン;および4−ヒ
ドロキシ−7β−エチル−アンドロスト−4−エン−3
,17−:)オン。
実施例 4 (I50fの4−クロロ−7β−エチル−アンドロスト
−4−エン−3,17−ジオンの第3ブタノール20m
(中の溶液を鼠素雰囲気下に還流し、そしてその反応混
合物中に、0.359の水酸化カリウムの水5−中の溶
液を滴下した。その6液を30分間加温した後室温まで
冷却し、そして酢酸で中和した。
その混合物を30−の水で希釈しそして前記アルコール
を真空下に除去し、残留物を濾過しジイソプロピルエー
テルから結晶化させてα32t(D精g4−ヒドロキシ
−7β−エチル−アンドClスト−4−エフ −3,1
7−ジオン〔rJv2vQFLX279nm、a=12
240)を得た。
同様の手順に従い、7a−異性体から出発して4−ヒド
ロキシ−7α−エチル−アンドロスト−4−エン−3,
17−ジオンを製造した。
実施例 5 7β−メチル−アントロスタン−3,j7−’;オン(
I,5f)を30艷の第3ブタノールに溶解し、その溶
液をi、 B 5 yのカリウム第3ブトキシドと反応
させそして外部冷却浴を用いて温度を3゜℃に保ちなが
ら乾燥空気の存在下に7時間振盪した。次にその反応混
合物を25℃に冷却し、酢酸で中和しそして溶媒を真空
下に除去した。
粗製生成物をヘキサン/エチルエーテルグネシを用いて
シリカゲルでのクロマトグラフィーにより精製してα8
5fの精製4−ヒドロキシ−7β−メチルーアンドロス
トー4−エン−3,17−ジオン(m、p、 154〜
156℃、UV AmaX 279 nm&−1200
0)を得た。
同様に処理することにより、以下の化合物を得た。
4−ヒドロキシ−6α−メチル−アンドロスト−4−エ
ン−3,17−ジオン、m−p−2100〔α)D+1
04”  (C子1ztoH);4−ヒドロキシ−6β
−メチル−アンドロスト−4−エン−3,17−ジオン
; 4−ヒドロキシ−7α−メチル−アンドロスト−4−エ
ン−3,17−ジオン、  m、p、168〜170℃
、〔α:]D4182”(C= I CHCL3 ) 
#4−ヒドロキシー7β−エチルーアンドロスト−4−
エン−3,17−ジオン; 4−ヒドロキシ−6−メチル−アンドロスタ−4,6−
レニン−3,1フージオン;および4−ヒドロキシ−7
α−エチル−アンドロスト−4−エン−3,17−ジオ
ン。
実施例 6 2tの4−ヒドロキシ−7β−メチル−アン15.6−
中の溶液を外部冷却浴で10℃に冷却しそしてa14−
のpoct5を滴下した。
その混合物を室温まで昇温させ次いで約1時間攪拌した
。次にそれをトリエチルアミンで中和し、水およびブラ
インで洗浄した。有機層をNa2B04で乾燥させ、そ
してその溶媒を真空下に除去した。粗製生成物をヘキサ
ン/酢酸エチル(7:3)t−用いてAt2o5でのク
ロマトグラフィーにかけて1.69Fの精製4− (2
’−テトラヒドロピラニルオキシ)−7β−メチル−ア
ンドロスト−4−エン−3,17−ジオン(υv−1工
259゜1125(]0)を得た。
同じ方法を用いて以下の化合物を製造した。
4− (2’−テトラヒドロピラニルオキシノ−6α−
メチル−アンドロスト−4−エン−3,17−シオン: 4− (2’−テトラヒドロピラニルオキシ)−6β−
メチル−アンドロスト−4−エン−3,17−ジオン; 4−(2’−テトラヒドロピラニルオキシ)−7α−メ
チル−アンドロスト−4−エン−3117−ジオン; 4− (2’−テトラヒドロピラニルオキシ)−6−メ
チル−アンドロスタ−4,6−ジニンー3.17−ジオ
ン; 4− (2’−テトラヒドロピラニルオキシ)−6β−
エチル−アンドロスト−4−エン−3,17−ジオン;
および 4− (2’−テトラヒドロピラニルオキシン−6α−
エチル−アンドロスト−4−エン−3,17−ジオン。
゛ 実施例 7 0.405’の4−ヒドロキシ−7β−メチル−アンド
ロスト−4−エン−3,17−uオンの乾燥ピリジン3
−中の冷却溶液に1−の無水酢酸を添加し、そしてその
混合物を0℃に一夜冷却した。
溶媒を真空下に除去し、そして固体残留物をテトラクロ
ロメタンで4回洗浄した。粗製生成物をメタノール/ア
セトン(50:40)から結晶化させて精製4−アセト
キシ−7β−メチル−アンドロスト−4−エン−3,1
7−ジオン(0,35F)(m、p、178〜180℃
、 IJVλWax 279ru>112900)を得
た。
前述の方法に従って、実施例1.3.4および5で得ら
れた4−ヒドロキシ−ステロイド類の4−ホルミルオキ
シ−14−アセトキシ−14−プロピオニルオキシ−1
4−ブチリルオキシ−14−ヘプタノイルオキシ−14
−オクタノイルオキシ−14−(3’−シクロヘキシル
−アセトキシ)−14−(3’−シクロインチループロ
ピオニルオキシ)−14−(3’−シクロヘキシル−プ
ロピオニルオキシ)−14−ドデカノイルオキシ−14
−へミスクシニルオキシ−14−ベンゾイルオキシ−1
4−Cp−メトキシ(ンゾイルオキシ)−,4−Cp−
クロロベンゾイルオキシリ−および4−(p−トリフル
オロメチルベンゾイルオキシ)−誘導体を誤遺した。
実施例 8 各々の重量が0.150fでちり、25■の活性物質を
含有する錠剤を次のように製造した。
組成(錠剤10000個に対し〕 ラクトース              800tコン
スターチ            4152タルク粉末
              3Clステアリン酸マグ
ネシウム        52前記4−ヒドロキシ−6
α−メチル−アンドロスト−4−エン−3,17−ジオ
ン、前記ラクトースおよび前記コーンスターチの半量を
混合し、その混合物を次に0.5mメツシュのサイズの
篩に強制通過させた。コーンスターチ(I09)を温水
(904)に懸濁し、そして得られるベースFを用いて
その粉末を顆粒化した。顆粒を乾燥させ、1.4111
IIメツシユのサイズの篩とで粉砕した後、残る分量の
スターチ、メルクおよびステアリン酸マグネシウムを添
加し、注意深く混合しそして錠剤に加工した。
実施例 9 各々0.200Pの投与量とされそして20qの活性物
質を含有するカプセルを製造した。
組成(カプセル500個に対し) ラクトース         80f コーンスターチ        5t ステアリン酸マグネシウム     5fこの製剤を二
片硬質ゼラチンカプセルにカプセル化し、そして各カプ
セルにつきo、2ootの投与量とした。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、記号▲数式、化学式、表等があります▼は単結
    合または、二重結合を表わし;Rは水素、C_1〜C_
    6アルキル、ヒドロキシ保護基、−CO−R_4基(式
    中R_4は(a)水素;(b)未置換の、またはカルボ
    キシ、C_4〜C_7シクロアルキル、複素環基または
    フェニルから選ばれた置換分により置換されたC_1〜
    C_2_2アルキル;あるいは(c)未置換の、または
    C_1〜C_4アルキル、トリフルオロメチル、ハロゲ
    ンおよびC_1〜C_4アルコキシから選択された置換
    分により置換されたフェニルである)であり;あるいは
    Rは−SO_2−R_5基(式中R_5はC_1〜C_
    6アルキルまたはフェニルであり、該フェニル環は未置
    換であるかまたはC_1〜C_4アルキルにより置換さ
    れている)であり;R_1およびR_2のうちの一方は
    水素であり、他方はC_1〜C_6アルキル、C_2〜
    C_6アルケニル、C_2〜C_6アルキニルおよびフ
    ェニルからなる群より選択された置換分であり、そして
    該フェニル環は未置換であるかまたは、ハロゲン、ヒド
    ロキシ、▲数式、化学式、表等があります▼(式中R_
    6およびR_7の各々は独立的に水素またはC_1〜C
    _6アルキルである)および▲数式、化学式、表等があ
    ります▼(式中nは1〜6の整数であり、そしてR_8
    およびR_9の各々(両者は同一であっても相異なって
    いてもよい)は、水素またはC_1〜C_6アルキルで
    あり、あるいはR_8およびR_9はそれらの連結して
    いる窒素原子と共に複素環を形成する)から選択された
    置換分により置換されている〕で示される化合物および
    それらの薬学的に許容しうる塩。 2)式中、記号■は単結合または二重結合を表わし;R
    は水素、C_1〜C_4アルキル、ヒドロキシ保護基ま
    たは−CO−R_4(式中R_4は特許請求の範囲第1
    項記載の定義のとおりである)であり;R_1およびR
    _2のうちの一方は水素でありそして他方はC_1〜C
    _4アルキル、C_2〜C_4アルケニル、またはフェ
    ニル{該フェニル環は未置換であるかまたは、ヒドロキ
    シ、ハロゲン、▲数式、化学式、表等があります▼(式
    中R′_6およびR′_7の各々は独立的に水素または
    C_1〜C_4アルキルである)および▲数式、化学式
    、表等があります▼(式中mは1〜4の整数で あり、そしてR′_8およびR′_9は同一であって水
    素、メチルまたはエチルであり、あるいはR′_8およ
    びR′_9はそれらの連結している窒素原子と共にアジ
    リジニル、ピロリジニルまたはイミダゾリジニル環を形
    成する)から選択された置換分により置換されている}
    である特許請求の範囲第1項記載の化合物およびそれら
    の薬理学的に許容しうる塩。 3)式中、記号■は、単結合または二重結合であり;R
    は水素、C_1〜C_4アルキル、2′−テトラヒドロ
    ピラニル、トリメチルシリルまたは、ホルミル、アセチ
    ル、プロピオニル、ブチリル、n−ヘキサノイル、n−
    ヘプタノイル、n−オクタノイル、n−ドデカノイル、
    ヘミスクシニル、(3′−シクロペンチル)−プロピオ
    ニル、(3′−シクロヘキシル)−プロピオニルおよび
    ベンゾイルから選択された−CO−R_4基であり;R
    _1およびR_2の一方は水素であり、そして他方はC
    _1〜C_4アルキル;C_2〜C_4アルケニル;ま
    たは未置換の、またはハロゲン、アミノおよびジメチル
    アミノから選択された置換分により置換されたフェニル
    である特許請求の範囲第1項記載の化合物およびそれら
    の薬学的に許容しうる塩。 4)4−ヒドロキシ−6α−メチル−アンドロスト−4
    −エン−3,17−ジオン;4−ヒドロキシ−6β−メ
    チル−アンドロスト−4−エン−3,17−ジオン;4
    −ヒドロキシ−7α−メチル−アンドロスト−4−エン
    −3,17−ジオン;4−ヒドロキシ−7β−メチル−
    アンドロスト−4−エン−3,17−ジオン;4−ヒド
    ロキシ−6−メチル−アンドロスタ−4,6−ジエン−
    3,17−ジオン;前述の4−ヒドロキシ−誘導体の相
    当する4−メトキシ−、4−エトキシ−および4−(2
    ′−テトラヒドロ−ピラニルオキシ)一エーテルおよび
    4−ホルメート−、4−アセテート−、4−ベンゾエー
    ト−、4−プロピオネート−、4−ブチレート−、4−
    ヘプタノエート−、4−オクタノエート−、4−(3′
    −シクロペンチルプロピオネート)−、4−(3′−シ
    クロヘキシル−プロピオネート)−、4−ドデカノエー
    ト−および4−ヘミスクシネート−エステルからなる群
    より選択された化合物。 5)a)式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、記号■およびR_1およびR_2は特許請求の
    範囲第1項記載の定義どおりである)で示される化合物
    を加水分解し、その反応条件に応じて式( I )(式中
    Rは水素またはそれぞれC_1〜C_6アルキルである
    )で示される化合物を得るか;または b)式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中記号■およびR_1およびR_2は特許請求の範
    囲第1項記載の定義どおりであり、そしてHalはハロ
    ゲンである)で示される化合物を加水分解し、それによ
    つて式( I )(式中Rは水素である)で示される化合
    物を得るか;または c)式(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中記号■およびR_1およびR_2は特許請求の範
    囲第1項記載の定義どおりである)で示される化合物を
    酸化し、それによって式( I )(式中Rは水素である
    )で示される化合物を得;そして所望により式( I )
    (式中Rは水素である)で示される化合物をアシル化し
    て式( I )(式中Rは−CO−R_4または−SO_
    2−R_5基(式中R_4およびR_5は特許請求の範
    囲第1項記載の定義どおりである)である)で示される
    化合物を得、および/または所望により式( I )(式
    中Rは水素である)で示される化合物をエーテル化して
    式( I )(式中RはC_1〜C_6アルキルまたはヒ
    ドロキシ保護基である)で示される化合物を得;および
    /または所望により式( I )で示される化合物を式(
    I )で示される他の化合物に変え、および/または所
    望により式( I )で示される化合物をその薬学的に許
    容しうる塩に変え、および/または所望により塩を遊離
    化合物に変え、および/または所望により式( I )で
    示される化合物の異性体の混合物を単一の異性体に分離
    することよりなる式( I )で示される化合物またはそ
    れらの薬学的に許容しうる塩の製造方法。 6)適当な担体および/または希釈剤、および活性主薬
    として特許請求の範囲第1項記載の式( I )で示され
    る化合物またはそれらの薬学的に許容しうる塩を含有す
    る医薬組成物。 7)特許請求の範囲第4項記載の化合物以外の明細書中
    に特定された特許請求の範囲第1項記載の式( I )で
    示される化合物。 8)人体の治療方法に用いるための、特許請求の範囲第
    1項記載の式( I )で示される化合物またはそれらの
    薬学的に許容しうる塩。 9)アロマターゼ阻害剤として用いるための、特許請求
    の範囲第8項記載の化合物または塩。 10)進行したホルモン依存性乳癌の治療に用いるため
    の特許請求の範囲第8項記載の化合物または塩。 11)生殖調節に用いるための、特許請求の範囲第8項
    記載の化合物または塩。 12)前立腺肥大または過形成の治療に用いるための特
    許請求の範囲第8項記載の化合物または塩。 13)子宮内膜癌、卵巣癌および膵臓癌の治療に用いる
    ための特許請求の範囲第8項記載の化合物または塩。 14)実施例1〜7のいずれかに実質的に記載された特
    許請求の範囲第1項記載の式( I )で示される化合物
    の製造方法。 15)実施例8または9に実質的に記載の医薬組成物。
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