JPS62298477A - 水性分散型塗料の塗装方法 - Google Patents

水性分散型塗料の塗装方法

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JPS62298477A
JPS62298477A JP14132586A JP14132586A JPS62298477A JP S62298477 A JPS62298477 A JP S62298477A JP 14132586 A JP14132586 A JP 14132586A JP 14132586 A JP14132586 A JP 14132586A JP S62298477 A JPS62298477 A JP S62298477A
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dispersion type
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Akira Kikuchi
明 菊池
Kaoru Yamaguchi
薫 山口
Atsuhiro Yamamoto
山本 敦弘
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Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は1缶用塗装板、プレコート金属板等を製造する
に際して、金属板に水性分散型塗料をロール塗装する方
法に関し、特に、形成塗膜の表面平滑性と安定な塗膜量
を得ることが可能な塗装方法に関する。
(従来の技術) 金属板のような被塗装基材に塗料を塗装する方法として
は、スプレー塗装、浸漬塗装、カーテンフローコーター
等の種々のものがあるが、ロール塗装は塗装装置のコス
トおよび塗膜量の比較的低い塗膜であっても安定に塗装
することができるという利点を有するので1缶用金属板
の塗装においては、コイル状あるいはシート状鋼板を塗
装する場合の主流となっている。ロール塗装機としては
、アプリケーションロールの回転と金属板の移送を同調
させたいわゆるナチッラルロールコーターあるいはアプ
リケーシランロールの回転方向と金属板の移送方向が逆
方向であるリバースロールコータ−が使用されているが
ナチッラルロールコーターは、コイル状に巻いた連続し
た金属板を切断することなしに連続して塗装することが
可能であるという点においてリバースロールコータ−で
は得られない特長を有する。
これらのロール塗装においては、従来、エポキシ系塗料
あるいはアクリル系塗料等の有機溶剤型の塗料が使用さ
れているが、近年になり、有機溶剤による大気汚染の問
題や石油系資源の省資源に対する社会的関心の高まりと
共に、有機溶剤を使用しないかもしくは可能な限り有I
a溶剤の含有率を少な(した塗料への移行が積極的に計
られている。ここにおいて水性分散型塗料の使用が強く
望まれている所以である。しかしながら、水性分散型塗
料は、その性状としてチクソトロピック性が高いという
特徴があり。
これを従来の方法でロール塗装すると2次のような問題
点があることが判明した。
すなわち、第1に、塗料のチクソトロピック性が高いた
め塗料供給ロールからアプリケ−シリンロールへの転移
が不安定となり、その結果、形成塗膜量が不安定となり
、さらには極端に塗膜厚の少ない塗膜欠陥部が発生する
。第2に、アプリケーションロールから金属板に塗料が
転移した後アプリケーションロールと金属板との間で塗
料にリブが発生しやすく、これが形成塗膜に固定され、
フローが不良となる。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明者らは、上記のごとき状況に鑑み鋭意検討を重ね
た結果、ロール塗装機の装置コストに大きな影響を与え
ずに従来の溶剤型塗料と同等の良好な形成塗膜、すなわ
ち塗膜欠陥が発生せず、平滑な塗膜表面を形成するすこ
とができる水性分散型塗料の塗装方法に到達した。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) すなわち1本発明は、金属板に水性分散型塗料をロール
塗装機により塗装する方法において、塗料供給ロールと
してエンボス加工ロールを使用し、かつアプリケーショ
ンロールの周速と金属板の移送速度との関係が下記式を
満たすようにそれぞれの速度を設定することを特徴とす
る水性分散型塗料の塗装方法である。
本発明に係わる塗装方法を図面に基づいて説明すると、
ロール塗装機の4本のロールは、それぞれファウンテン
ロール1.エンボス加工された塗料供給ロール2.アプ
リケーションロール3.バツクアツプロール4であり、
塗料供給ロール2にはドクター5が設置されているが、
これは必ずしも必要ではない、塗料供給ロール2はその
表面がエンボス加工されており、その他ロールは平滑な
表面を有している。
各ロールの材質は限定されないが、アプリケーションロ
ール3はゴムのような柔軟性のある基材が好ましい、金
属板6はアプリケーションロール3とバックアップロー
ル4の間を移送される。塗料はファウンテンロール1と
塗料供給ロール2の間に上方から供給され、塗料供給ロ
ール2のロール表面からアプリケーションロール3に転
移し9次いで金属板6の表面に転移することによって塗
膜を形成する。また。
ファウンテンロール1を省略して塗料供給ロール3を直
接塗料の入った塗料パンに漬けて塗料を供給することも
可能である。塗料の塗布量は、エンボス加工された塗料
供給ロール2のセル容積により決定されるが、ドクター
5を設置しない場合は、ファウンテンロール1と塗料供
給ロール2の間隙により調整する。
アプリケーションロール3の回転方向は金属板5の移送
方向と同じかもしくは逆方向とすることも可能である。
したがって、前記式において金属板の移送方向とアプリ
ケーションロールの回転方向とが異なる場合はBは負の
値となる。
本発明における第1の特徴は、上記塗装装置において、
塗料供給ロール2をエンボス加工ロールとしたことであ
る。エンボス加工ロールを使用することにより、水性分
散型塗料を安定にアプリケーションロールに転移させ、
金属板に十分な塗膜厚の塗装が可能である。エンボス加
工のセルの形状としては。
ピラミッド型、格子型、斜線型環任意の形状から選択す
ることができる。セル容積としては30〜200cj/
rrrが適当であり、セルの深度は50〜400μが好
ましい。
本発明の第2の特徴は、金属板の移送速度(A)とアプ
リケーションロールの周速(B)が式(A−B)/A>
0.05を満たすように設定することである。 すなわ
ち、金属板の移送速度とアプリケーションロールの周速
に上記範囲における差がある場合。
アプリケーションロールが金属板を上から押さえつける
ことになってリプの発生を防止し、金属板に塗料を安定
に転移させることが可能となる。特に好ましくは、アプ
リケーションロールの回転方向と金属板の移送方向とを
同じ方向とし上記式の値が0.1〜0.25の範囲であ
る。
本発明において使用する水性分散型塗料はその粘度が1
00〜2000cpsの範囲が好ましい、粘度が100
cps以下ではアプリケーションロールと塗料供給ロー
ルの間で塗料のタレが発生しやすく、また200Qcp
a以上では塗料がエンボスロールのセル内に十分侵入す
ることができない。
本発明に係わる金属板としては、冷延鋼板、アルミニウ
ム板、ニッケル、アルミニウム、錫等をメッキした鋼板
、クロム酸等による表面処理鋼板を用いることができる
(実施例) 実施例1 セル容積139cd/rrrのエンボス加工ロールを塗
料供給ロールとして使用し、第1図に示す装置を用いて
、アプリケーションロールの周速60m/分。
被塗装板である錫メッキ鋼板の移送速度を80m/分と
して下記塗料(イ)(ロ)を塗装した。
塗料(イ)ニアクリル/アミノ型水性分散型塗料固形分
 43.2% 粘度  1250cps 塗料(ロ)ニアクリル/エポキシ型水性分散型塗料固形
分 32.4% 粘度   510cps 実施例2 アプリケーションロールの周速を40m/分とした他は
実施例1と同様にして塗料(イ)および塗料(ロ)を塗
装した。
実施例3 アプリケーションロールの周速を被塗装板の移送方向と
は反対方向に40m/分とした他は実施例1と同様にし
て塗料(イ)および塗料(ロ)を塗装した。
比較例1 アプリケーションロールの周速を80m/分とした他は
実施例1と同じ設定として塗料(イ)と塗料(ロ)を塗
装した。
各側における塗装作業性、フローの良否、形成塗膜欠陥
の有無を観察して3段階評価し下記表に示した。なお、
評価基準は次のとおりである。
塗装作業性 0:作業上特に問題を生じなかった Δ:若干のトラブルがあったが塗装が可能×:塗装でき
なかった フロー ○:良好 Δ:若干認められたが実用域であった ×:実用域ではない 塗膜欠陥 ○:良好 Δ:若干認められたが実用域である ×:下地露出部分あり 〔発明の効果〕 本発明の塗装方法によれば、チクソトロピソクな性状を
有する水性分散型塗料であっても従来の溶剤型塗料と同
じように事情な塗膜表面を安定性よく形成することがで
きるので、塗装金属板は塗膜欠陥を生ずる恐れがなく、
この塗装金属板を缶用素材のような耐腐食性の要求され
る用途に使用しても金属の腐食の恐れがない。
また、従来使用されてきたロール塗装機の平滑な塗料供
給ロールをエンボス加工ロールに変更するだけの装置コ
ストですみ実用上の効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わる塗装方法の説明図であり。 エンボス加工された塗料供給ロール・・・2アブリケー
シツンロール・・・3 金属板・・・6 である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、金属板に水性分散型塗料をロール塗装機により塗装
    する方法において、塗料供給ロールとしてエンボス加工
    ロールを使用し、かつアプリケーションロールの周速と
    金属板の移送速度との関係が下記式を満たすようにそれ
    ぞれの速度を設定することを特徴とする水性分散型塗料
    の塗装方法。 (A−B)/A>0.05 (式中、Aは金属板の移送速度であり、Bはアプリケー
    ションロールの周速を表す。) 2、アプリケーションロールの回転方向と金属板の移送
    方向とが同じ方向である特許請求の範囲第1項記載の塗
    装方法。 3、上記式(A−B)/Aは0.1〜0.25である特
    許請求の範囲第2項記載の塗装方法。 4、塗料供給ロールにドクターを設けたロール塗装機を
    使用する特許請求の範囲第第1項記載の塗装方法。 5、水性分散型塗料の粘度が100〜2000cpsで
    ある特許請求の範囲第1項記載の塗装方法。
JP61141325A 1986-06-19 1986-06-19 水性分散型塗料の塗装方法 Expired - Lifetime JPH0649172B2 (ja)

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