JPS62297656A - 乱流式空調システムの吹き出し口 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 ［産業上の利用分野］ 本発明は乱流式空調システムの吹き出し口に関する。

［従来の技術］ 従来、この種の空調システムは箱形の吹き出しユニット
内に塵埃を取るためのフィルター（１」ＥＰＡ）を取り
付け、このフィルターにて濾過した空気を孔あき板から
室内に吹き降していた。

［発明が解決しようとする問題点］ 上述した従来の乱流式空調システムは吹き出し口の孔あ
き板の口径、数によって吹き出し風量を決定しているの
で、風量を変えたい場合には孔あき板をその風量に見あ
ったものと交換しなければならないという欠点がある。

本発明の目的は孔あき板を交換することなく、吹き出し
風量の調整を行う吹き出し口を提供することにある。

［問題点を解決するための手段］ 本発明はダクトを介して給送される空気をフィルタにて
濾過し、濾過した空気を孔あき板より吹き出す乱流式空
調システムの吹き出し口において、前記孔あき板に対し
相対変位して該孔あき板の開口面積を調整するスライド
シャッタを備えたことを特徴とする乱流式空調システム
の吹き出し口である。

［実施例］ 以下、本発明の一実施例を図により説明する。

第１図（ｂ）に示すようにクリーンルームＣの天井Ｕに
は箱型の吹き出しユニット２が設置され、該ユニット２
にはダク］・１が接続され、その内部にはフィルター３
が設置されている。さらに、吹き出しユニット２の吹き
出し口には孔あき板５が取付けられる。

本発明は孔あき板５の両側縁に対をなす」字型のガイド
６．６を平行に付設し、板面に孔４ａ。

４ａ・・・を穿設したスライドシャッタ４の側縁を平行
なガイド６．６に嵌合させて該スライドシャッタ４を孔
あき板５に対し、ガイド６．６に沿って相対変位可能に
設け、孔あき板５に対するスライドシャッタ４の相対位
置関係を変化させて孔あき板５の孔５ａの開口面積を変
更するようにしたものである。また、孔あき板５にはス
ライドシャッタ４のスライド方向に延びる長孔５ｂを設
け、調整ねじ７を長孔５ｂに通してスライドシャッタ４
に取付Ｃプである。

実施例において、空調ダクト１は空調機から送られた空
気をそれぞれの吹き出しユニット２に圧送し、吹き出し
ユニット２内の空気はフィルター３を通過して塵埃を取
り除かれ、スライドシャッタ４と孔あき板５の孔５ａか
らクリーンルームＣ内に吹き降される。ここで、吹き出
し風量を変える場合には調整ネジ７を緩めてスライドシ
ャッタ４をガイド６．６の案内によりスライドさせ、孔
あき板５の孔５ａの開口面積を変化させる。調整後は調
整ネジ７を締めてスライドシャッタ４を固定する。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明は吹き出しユニットの孔あき
板にスライドシャッタを付設することにより、吹き出し
風量調整を孔あき板の交換なしで容易に行なうことがで
きる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）は本発明の乱流式空調システムを示す構成
図、（ｂ）は第１図（ａ）の■部拡大縦断面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ダクトを介して給送される空気をフィルタにて濾
   過し、濾過した空気を孔あき板より吹き出す乱流式空調
   システムの吹き出し口において、前記孔あき板に対し相
   対変位して該孔あき板の開口面積を調整するスライドシ
   ャッタを備えたことを特徴とする乱流式空調システムの
   吹き出し口。