JPS62297610A - 燃焼装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 本発明は、家庭用の給湯機等に用いられる燃焼装置に関
するものである。

２．２ 従来の技術 従来のこの種の燃焼装置は、第２図に示すように、熱焼
室ムの略中夫に気化筒Ｂが立設され、この気化筒Ｂの側
面に設けられた複数個の空気噴出孔Ｃにより燃焼室Ａ内
に旋回流が起され、燃焼家人の外周壁りの一部より燃焼
室Ａ内に臨まされた燃料噴霧ノズルＥから燃料供給ポン
プＦの一定の圧力により送られた燃料が噴霧され、点火
装置Ｇで着火される。噴霧された燃料Ｈは気化筒Ｂの周
囲に設けられた助燃筒工の噴霧流人口Ｊから助燃筒工内
に入り、火炎にの熱を受けながら蒸発し、空気と混合し
て燃焼を持続させるように構成されていた。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、火炎にの一部や高
温の燃焼ガスが外周壁りに案内されて下降し噴霧流人口
Ｊから多量に流入するので、それが点火源となり、燃料
噴霧ノズルＥ近傍に保炎してしまい噴霧された燃料Ｈに
直接火移りし油滴燃焼を起こしてすすが多量に発生する
という問題点を有していた。また、燃料噴霧ノズルＥの
近傍に火炎が連続的に保炎するので、燃料噴霧ノズルＸ
の温度が上昇し、消火時燃料の熱膨張により燃料切れの
悪さが起こり燃焼室Ａ内にしみ出た燃料による刺激臭の
多量発生という問題点も有していた。

本発明は斯る従来の問題点を解消するもので、ノズル近
傍＋の油滴燃焼の傍止と消火時の臭気低減をはかるもの
である。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の燃焼装置は、助燃
筒の側面に設けられた噴霧流入口の周囲に複数個の通気
孔を設けたものである。

作用 本発明は上記した構成によって、噴霧流入口に集中的に
流入する火炎の一部や高温の燃焼ガスの流れを噴霧流入
口の周囲に設けられた複数個の通気孔に分散させて流入
させるので、噴霧された燃料に火炎等が到達することが
無く、点火源にならないので、安定した気化、混合によ
る正常な燃焼状態が得られる。また、燃料噴霧ノズル近
傍にも保炎しないので、燃料噴霧ノズルの温度を低く押
えることができ、消火時の燃料切れを良好にして、刺激
臭の発生を低減できるのである。

実施例 以下、本発明の実施例を添付した図面に基づいて説明す
る。第１図において、１は、内胴２、外胴３から構成さ
れる熱交換器で、内胴２の下方は燃焼室４が設けられて
いる。燃焼室４の底面略中夫には気化筒５が立設され、
その側面には複数個の空気孔５１Ｌが設けられ、その開
口方向がほぼ接線方向に向けて設けられ、燃焼室４内に
旋回された空気が噴出されるように構成されている。ま
た気化筒６の外周囲には、気化筒５よシも背の低い円筒
状の助燃筒６が略同心に設けられている。この助燃筒６
の側面の下方には複数個の再循環孔６ａが設けられ、側
面のほぼ中間には、燃料噴霧ノズル７から噴霧した燃料
８が助゛燃筒６内に導入される噴霧流人口９が設けられ
ている。気化筒５や助燃筒６の下方には、その外周部に
上方に向って折り返し部１０ａを構成した燃焼室底板１
ｏを６　ケーン を設けている。

噴霧流人口９の周囲には複数個の通気孔９ａが設けられ
、通気孔９ａは、噴霧流人口９よりも開口径が小さく、
噴霧流人口９の周囲に放射状の位置に設けられている。

燃料噴霧ノズル７は、内胴２、外胴３を貫通した貫通口
に設けられたブローチューブ１１内に設、置され、燃焼
室４内にその先端を臨まされている。

燃料噴霧ノズル７は、燃料供給管１２を介して燃料供給
ポンプ１３と連通されている。気化筒５は、空気通路１
４を介して燃焼空気用の送風機１５と導通する空気室１
６と連通され、空気室１６の一部はブローチューブ１１
とも連通されている。燃焼室底板１ｏの下部には、断熱
材料から成る火室レンガ１７が設けられている。１８は
、点火器で燃料噴霧ノズル７から噴出された燃料８に着
火を行なうように設けられている。１９は、熱交換器１
に燃焼火炎２０の熱が効率良く伝えられるように設けら
れたバックルで、その下部に助燃体および燃焼ガスを中
央に集束させる役目のバーナソン６、、−ノ グ２１を保持するように構成されている。

上記構成において、燃料が燃料供給ポンプ１３より圧送
されると燃料噴霧ノズル７から燃料８が噴霧される。こ
の時、この燃料はあらかじめ燃焼空気用の送風機１６に
より気化筒５の空気孔５ａから助燃筒６内および燃焼室
４内に噴出されていた旋回空気と衝突、混合され、また
点火器１８により燃料８の噴霧が始まる前に形成されて
いた火花放電により着火が行なわれ、以後燃焼火炎２゜
の輻射熱を受けて蒸発した燃料の蒸気が旋回させられた
空気と混合し、その混合気が助燃筒６内を旋回しながら
上昇し、気化筒５の空気孔５ａの適当な位置に燃焼火炎
２ｏを形成させて燃焼を持続させていく。この時、燃焼
火炎２０の一部や高温の燃焼ガスが内胴２壁に衝突して
降下し、助燃筒６の再循環孔６ａや噴霧流人口９から助
燃筒６内に流入しようとする。しかし、噴霧流人口９の
周囲には複数個の通気孔９１Ｌが設けられているので、
燃焼火炎２０の一部や高温の燃焼ガスが通気孔９ａを使
用して助燃筒６内に流入し、噴霧流入口７　ペー／゛ ９から流入する量を減少させる。このため、噴霧された
燃料８に火炎２０の一部等が到達することが無くなり、
燃料８が直接燃焼する油滴燃焼も起こらないので、噴霧
された燃料８が充分気化され、混合してすす発生の少な
い燃焼を得られるという効果がある。また燃料噴霧ノズ
ル７の近傍にも火炎が連続的に保炎しなくなるので、燃
料噴霧ノズル７の温度が上昇せず、消火時に燃料噴霧ノ
ズル７の燃料切れを良くして、刺激臭の発生を低減でき
るという効果がある。

発明の効果 以上のように本発明の燃焼装置によれば次の効果が得ら
れる。

（１）助燃筒の噴霧流入口の周囲に通気孔を設けたので
、火炎の一部や高温の燃焼ガスの流れを通気孔側に変え
燃料噴霧ノズル近傍の保炎の原因となる点火源を阻止し
、燃料に直接火移りする油滴燃焼を防止して、すすの発
生を低減できる。

（２）燃料噴霧ノズル近傍の保炎の原因となる点火源を
阻止したので、燃料噴霧ノズル近傍の連続的な保炎を防
止し、燃料噴霧ノズルの温度上昇を抑え、消火時の燃料
噴霧ノズルの温度上昇によって起こる燃料の熱膨張によ
る燃料切れの悪さを解消し、刺激臭の発生を防止できる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例における燃焼装置の要部断
面図、第２図は従来の燃焼装置の断面図である。 ６・・・・・・助燃筒、７・・・・・・燃料噴霧ノズノ
ペ９・・・・・・噴霧流入口、９ａ・・・・・・通気孔
、２ｏ・・・・・・燃焼火炎。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２
図 に

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 熱交換器の下方に設けられた燃焼室と、この燃焼室底面
   略中央より立設された気化筒と、この気化筒の側面に設
   けられ、前記燃焼室内に旋回流を発生させる複数個の空
   気噴出孔と、前記気化筒の周囲に略同心に設けられた助
   燃筒と、前記熱交換器を貫通させ燃焼室内に臨まされた
   燃料噴霧ノズルと、前記燃焼室の下方に前記気化筒と助
   燃筒を載置するように設けられた燃焼室底板と、前記助
   燃筒の側面の一部に設けられた燃料の噴霧流入口と、前
   記助燃筒の側面の下方に設けられた複数個の再循環孔と
   、前記噴霧流入口の周囲に設けられた複数個の通気孔と
   からなる燃焼装置。