JPS62297107A - 鉱物質繊維板の製造方法 - Google Patents

鉱物質繊維板の製造方法

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JPS62297107A
JPS62297107A JP14110586A JP14110586A JPS62297107A JP S62297107 A JPS62297107 A JP S62297107A JP 14110586 A JP14110586 A JP 14110586A JP 14110586 A JP14110586 A JP 14110586A JP S62297107 A JPS62297107 A JP S62297107A
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藤原 久
正 秋山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は、表面に虫食い状の模様と多数の小さな空孔と
が混在した鉱物質繊維板の製造方法に関するものである
(従来技術とその問題点) 鉱物質繊維板は、防火性、断熱性、吸音性に優れている
ことから、天井材その他の建材として広(使用されてい
る。
このような鉱物質繊維板の製造方法としては、一般に、
連続湿式抄造法、或いはペースト法が知られている。
しかしながら、前者の連続湿式抄造法によれば、曲げ強
度の大きい鉱物質繊維板が得られる利点を有する反面、
表面が無模様となるから化粧性に劣るという欠点があり
、そのため、その表面にエンボス等による虫食い模様を
形成することが行われているが、機械的に付されるため
に不自然な模様となり、より自然な模様にするためには
種々の工程を組合わせる必要がある。
一方、後者のペースト法によれば、繊維板表面に多数の
自然感のある空孔が得られて化粧性に優れたものである
が、この方法で得られた鉱物質繊維板は曲げ強度が小さ
く、又、連続生産ができないという問題点がある。
従って、前者の連続湿式抄造法で得られた鉱物質繊維マ
ントを乾燥してなる繊維基板上にペースト層による模様
を形成すれば、機械的強度が大で且つ意匠的にも良好な
鉱物質繊維板が得られに筈であるが、ペースト法で使用
されるペーストの粘度は極めて高いために、乾燥した繊
維基板の表層にペースト中の水分が吸い取られてペース
ト層を一体に形成することが困難であり、別個に作製し
たのち一体化を図らなければならないので、製造に手間
を要すると共に連続生産ができない等の問題点があった
(発明の目的) 本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、
機械的強度が優れていると共に表面には自然的造形感に
冨んだ虫食い状の凹模様を有する繊維板を連続的に且つ
能率良<!!!造できる鉱物質繊維板の製造方法を提供
するものである。
(発明の構成) 上記目的を達成するために、本発明における鉱物質繊維
板の製造方法は、連続抄造法で得られた湿潤状態の鉱物
質繊維マット上に鉱物質繊維ペースト層を設け、このペ
ースト層の表面に凸模様を有する型材を押圧してペース
ト層表層部を押し拡げることにより周縁部が盛り上った
開口部を有する虫食い状凹模様を形成し、次いで、該凹
模様の盛り上り開口周縁部をロール等によって押圧して
該開口部を変形させると共に高密度化させ、しかるのち
乾燥させることを特徴とするものである。
(作   用) ペースト層は型材の凸模様の押圧により、その凸模様の
形状に応じて変動して凸模様を没入させると共に凸模様
により押拡げられなから該凸模様に沿って盛り上り、型
材を通過後には、凸模様に対応した部分に開口凹模様が
形成される。
この凹模様の開口周縁は盛り上っており、この盛り上り
部をロール等で押圧すると該盛り上り部が凹模様の開口
部を部分的に閉塞する方向に変形して奥行きのある自然
的造形感にあふれた凹模様に形成されると共に周縁部の
強度が増大する。
しかるのち、乾燥することによって鉱物質繊維マットと
ペースト層とが容易に一体化した鉱物質繊維板が得られ
るものである。
(実 施 例) 本発明の実施例を図面について説明すると、ロックウー
ルやスラグウール等の鉱物1に維を主体とし、これに、
必要に応じて適宜な骨材及び故紙パルプ等を混入し、さ
らに、スターチ等のバインダーを適量添加してなるスラ
リーを丸網抄造機或いは長網抄造機等の公知な手段を使
用して常法により連続湿式抄造し、湿潤状態の鉱物質繊
維マント(1)を得る。
一方、鉱物質繊維に適量のスターチ等の結合剤、発泡剤
、増粘剤を混合し、この混合物の固形分100に対して
清水180〜250部を加えたのち混練して綱かい気泡
を含むペーストを得る。
この鉱物質繊維を主体とするペーストは、通常のペース
ト法で用いられるペーストよりも粘度が低く、そのまま
では爾後の工程において良好な虫食い状の模様が得難い
ために、発泡剤を添加して細かい気泡を含むペーストに
調整される。
なお、気泡はペーストの体積の10〜15%となるよう
に調整するのが好ましい。
又、ペーストに含まれる水分が少ないと、鉱物質繊維マ
ット上にペースト層を層着することが困難となり、水分
の量が多いと、含まれる気泡により綱かい凹凸模様が形
成されても気泡を保持することができず、意匠的効果を
奏する模様が得られないために、前述した範囲の水分量
に調整されるものである。
このように含水量を調整された鉱物質繊維ペーストを、
前記連続湿式抄造法によって得られた未乾燥の鉱物質繊
維マット(1)の表面に該マット(1)の搬送途上にお
いて塗布して適宜厚さのペースト層(2)を形成する。
次いで、この搬送途上において、ペースト層(2)の表
面を均らしロール(3)によってペースト層(2)が均
一な厚さとなるように均らしたのち、該ベースト層(2
)の表層部に不定形の開口(5)を有する多数の虫食い
状凹模様(4)を形成する。
この凹模様(4)は、鉱物質繊維マツl−(1)の搬送
途上において、表面に長短複数本のピンの集束等により
形成してなる多数の凸部(7)を有するエンボスロール
又はエンボスプレート等の型材(6)を、該凸部(7)
が鉱物質繊維マツI−(11に達しない深さでペースト
層(2)の表面に押圧することにより形成される。
即ち、型材(6)がロールの場合には、該ロールを鉱物
質繊維マット(1)の搬送速度と同一周速度で同調回転
させながらその凸部(7)をペースト層(2)の表面に
押し付けると、ペースト層(2)は適度の流動性を有す
るので、凸部(7)の没入によって押し拡げられなから
該凸模様に沿って盛り上り、型材を通過後には、凸模様
に対応した部分に開口周縁部が盛り上り部(8)となっ
た開口凹模様(4)が形成されるものである。
又、型材(6)がプレートの場合には、該プレートをベ
ルトプレス等に取付けて鉱物質繊維マット(1)の搬送
方向にその搬送速度と同調させて移動可能に配設し、前
進時にペース) N (2)の表面に押し付けるように
すればよい。
こうしてペースト層(2)にA数の開口凹模様(4)を
形成したのち、鉱物質繊維マット(11の搬送途上にお
いて、ペースト層(2)の開口凹模様(4)の周縁盛り
上り部(8)を鉱物質繊維マツ) (11の搬送速度と
同調して回転している押圧ロール(9)によって押圧す
ると、第3図に示すように、咳盛り上り部(8)が凹模
様(4)の開口部(5)を部分的に閉塞する方向に変形
して奥行きのある自然的造形感にあふれた凹模様(4)
に形成されると共に開口部(5)の周縁が高密度化して
強度が増大するものである。
又、前述したように、ペーストに細かい気泡を含ませて
いるので、その気泡がペースト層(2)の表面に多数の
小さな空孔α0となって現出し、この多数の空孔00)
と前記凹模様(4)による大きな虫食い状のランダムな
模様とが混在した模様が得られるものである。
なお、ペーストではなく、抄造したマットではウェット
時に型材(6)で押圧しても、鉱物質繊維の絡み合いの
ために前述したような盛り上り部が生じなく、開口部の
形状を変形させることはできない。
前記開口凹模様(4)の盛り上り部(8)の押圧は、ロ
ールによることなく平滑板等の適宜な部材で行ってもよ
い。
こうして鉱物質繊維マット(1)のペースト層(2)に
虫食い状の凹模様(4)を形成したのち、加熱、乾燥し
て鉱物質繊維板を得る。
得られた鉱物質繊維板は、必要に応じて表面が平坦とな
るようにサンディング等によって表面処理を行う。
(発明の効果) 以上のように、本発明による鉱物質繊維板の製造方法は
、連続抄造法で得られた湿潤状態の鉱物質繊維マット上
に鉱物質繊維ペースト層を設ける工程と、このペースト
層の表面に凸模様を有する型材を押圧して該ペースト層
表要部を部分的に押し拡げることにより開口部の周縁が
盛り上った凹模様を形成する工程と、該凹模様周縁のペ
ーストの盛り上り部をロール等で押圧して凹模様開口部
    −の形状を変形させると共に開口部の周縁を高
密度化させる工程と、模様付けしたのち乾燥する工程と
よりなることを特徴とするものであるから、水分を含ん
で適度の流動性を有するペースト層を型材の凸部で押し
拡げて凹模様を形成するので、ペースト層に対する型材
の押し込みや抜取りが円滑に行われるのは勿論、従来の
ように抄造したボード表面を型材で押して表面を破壊さ
せることにより模様付けを行う方法と異なって、強度の
低下をきたすことなく大きな開口部を有する凹模様とこ
の凹模様の開口周縁部に盛り上り部を形成することがで
き、さらに、この盛り上り部をロール等で押圧するので
、該盛り上り部が凹模様の開口部周辺を被覆するように
変形して開口部の形状が不定形に変化すると共に内部が
拡がった深味のある自然的造形感に富んだ虫食い状凹模
様を得ることができるものであり、その上、盛り上り部
の押し潰しによって凹模様の開口周辺部が圧縮、高密度
化されて強度が増大し、得られた鉱物質繊維板を堆積さ
せたり、堆積した鉱物質繊維板の抜取り時、或いは施工
時等の衝撃などによっても開口凹模様が損傷し歎くなる
と共に該鉱物質繊維板の表面をサンディングして平坦化
することにより厚さを揃える場合にも、強度の増大によ
って該開口凹模様周辺部の欠けの発生を防止できるもの
である。
又、ペーストに含まれる気泡によって表面に多数の空孔
が形成され、この空孔と前記凹模様とにより一層自然的
造形感にあふれた模様となるものである。
さらに、鉱物質繊維マットから乾燥までの一連の工程で
行うことができて連続的に多量生産が可能となり、その
上、湿潤状態の鉱物質繊維マット上にペースト層を形成
するために、乾燥時の水分の減少によって結合剤が作用
して接着剤を使用することなく両者を強固に一体化する
ことができ、鉱物質繊維マットとペースト層とが同時に
乾燥できてエネルギーの節減を図ることができるもので
ある。
又、得られた鉱物質繊維板は、基板であるマットが連続
湿式抄造法で形成するために曲げ強度の大きいものであ
り、その表面に前記自然な虫食い模様が得られて優れた
化粧性を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は簡略側面
図、第2図は開口凹模様の形成状態を示す断面図、第3
図は盛り上り部の押圧変形工程部の断面図、第4図は得
ら−れた鉱物質繊維板の一部斜視図である。 (1)・・・鉱物質繊維マット、(2)・・・ペースト
層、(4)・・・凹模様、(5)・・・開口部、(6)
・・・型材、(7)・・・凸部、(8)・・・盛り上り
部、(9)・・・押圧ロール、Ql・・・空孔。 ・°パ・ンて ≧べ I ごヘ パ ど 8            七べ J5Δ2べ
 46ペ 手続補正′N(自発) 昭和62年 5月7z日 1、事件の表示 昭和61年特許願第141105号 2、発明の名称 鉱物質繊維板の製造方法 3“、補正をする者 事件との関係  特許出願人 6、補正の対象 明細m中、「発明の詳細な説明」の欄 7、補正の内容 (1)明細書第11頁第11行目「鉱物質繊維マット」
とあるのを「鉱物質繊維マットの抄造」と訂正します。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、連続抄造法で得られた湿潤状態の鉱物質繊維マ
    ット上に鉱物質繊維ペースト層を設ける工程と、このペ
    ースト層の表面に凸模様を有する型材を押圧して該ペー
    スト層表層部を部分的に押し拡げることにより開口部の
    周縁が盛り上った凹模様を形成する工程と、該凹模様周
    縁のペーストの盛り上り部をロール等で押圧して凹模様
    開口部の形状を変形させると共に開口部の周縁を高密度
    化させる工程と、模様付けしたのち乾燥する工程とより
    なることを特徴とする鉱物質繊維板の製造方法。
  2. (2)、乾燥後に、ペースト層表面をサンディング等に
    よって平坦化することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の鉱物質繊維板の製造方法。
JP14110586A 1986-06-17 1986-06-17 Kobutsushitsusenibannoseizohoho Expired - Lifetime JPH0228447B2 (ja)

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