JPS62295879A - ゴム引きコ−ドの巻取り方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 ｍ−の　　１　　　　ノ）　− この発明は、周囲をゴムで被覆した断面円形のゴム引き
コードを巻取る方法および装置に関する。

従」Ｅの１Ｌ術 従来１周囲をゴムで被覆した断面円形のゴム引きコード
は、帯状のポリエチレンシートに重ね合わされた後１巻
取りドラムに次々と巻取られていた。

−が　　じようと　ろり、顔へ しかしながら、このようにしてゴム引きコードを巻取っ
た場合には、この状態で長時間保管すると被覆したゴム
が押し潰されて楕円あるいは長円形に変形していた。こ
のように変形したゴム引きコードを次に巻出してドラム
上に螺旋状に巻付はタイヤのベルトを成形しようとする
と、該ゴム引きコードの長袖側が縦になったり横になっ
たりしてゴム引ごコード間のピッチが不正確になり、タ
イヤ性能が低下するという問題点がある。

、ｊ　ウを　トするための　・ このような問題点は、第１に、周囲をゴムで被覆した断
面円形のゴム引きコードの直径より深くかつ長手方向に
延びる収納溝が表面に形成された屈曲可能なライナーを
走行させながら、該ライナーの収納溝内にゴム引きコー
ドを次々に収納し、次に、このゴム引きコードが収納さ
れたライナーを巻取るようにした方法により、第２に、
周囲をゴムで被覆した断面円形のゴム引きコードを供給
するコード供給手段と、前記ゴム引きコードの直径より
深くかつ長手方向に延びる収納溝が表面に形成された屈
曲可能なライナーを供給するライナー供給手段と、走行
中のライナーとゴム引きコードとを合流させて収納溝内
にゴム引きコードを収納させる収納手段と、ゴム引きコ
ードが収納されたライナーを巻取る巻取りドラムと、収
納手段と巻取りドラムとの間に設置され前記ライナーを
巻取リドラムの回転軸方向に綾振りする綾振り手段と、
を備えた装置により解決することができる。

忙」 走行中のライナーとゴム引きコードとを合流させてライ
ナーの収納溝内に前記ゴム引きコードを次々と収納する
。次に、このゴム引きコードが収納されたライナーを綾
振りながら巻取りドラム上に螺旋状に巻取る。このとき
、ライナーは屈曲可能であるため、ドラムの外周に容易
に追従する。また、このとき、何重にもライナーを重ね
巻きするが、ゴム引きコードは該ゴム引きコードの直径
より深い収納溝内に収納されているので、ライナーが保
護壁となって押し潰されることはない。この結果、長時
間この状態でゴム引きコードを保管した後、巻出して例
えばタイヤのベルトを成形するために螺旋状に巻付ける
ようにしても、ゴム引きコード間のピッチに乱れが生じ
るようなことはない。

実ｊＥ例 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１．２，３図において、　１は断面円形の連続したゴ
ム引きコードであり、このゴム引きコード　１はテキス
タイル等のコード２の周囲に、図示していない押出し機
によりゴム３を被覆することで成形する。このゴム引き
コードｌはガイドローラ　フによりガイドされた後、後
述する収納手段に供給される。　４は１２ナイロン、ケ
ブラー等からなる断面矩形の屈曲可能なライナーであり
、このライナー　４はライナードラム　５に巻き取られ
ている。このライナー　４は後述するように植層巻取り
を行なうため安定性が要求され、この結果、ライナー４
の幅Ｊは高さＨより大きくなっており、この実施例では
幅Ｊを高さＨで徐した値が２程度である。また、ライナ
ー４はその一表面に長手方向に江びる収納溝６が形成さ
れ、この収納溝６の深さＤはゴム引きコード　１の直径
ｄより深い、この収納溝６の底面はゴム引きコードｌの
直径ｄとはｔギＴＦｔｌ　ｌ翠の主円面Ｎ１ちか番１　
ヰ六　不の醐Ｗ１士ゴム引きコード　１の収納を確実に
するため開口端に向かうに従い徐々に広くなっている。

１１はフレームであり、このフレーム１１の上端部には
ライ六−ドラム　５かも巻き出されたライナー４をガイ
ドするガイドローラ１２が回転可能に支持されている。

　１３はガイドローラ１２より下流側のフレーム１１に
回転可能に支持された位置決めローラであり、この位置
決めローラ１３に形成された図示していない；ｌηに、
ライナー　４が押付はローラ１４によって押し込まれる
ことにより、ライナー４は幅方向の位置決めがなされる
。１５はフレーム１１の上端に連結されたシリンダであ
り、このシリンダ１５のピストンロンド１８の先端には
、フレーム１１にビン１７ヲ介して揺動可能に連結され
たＬ字形アーム１８の一端が連結され、このアーム１８
の他端には前記押付はローラ１４が回転可能に支持され
ている。第１゜４．５図において、２１はフレーム１１
の上端に回転可能に支持された第１０−ラであり、この
第１０−ラ２１の外周にはゴム引きコード１が嵌入され
る略Ｕ字形の溝２２が形成されている。第１０−ラ２１
直下のフレーム１１には第２０−ラ２３が回転可能に支
持され、この第２０−ラ２３の半径方向外端部は先細り
となっており、またその外周にはゴム引きコード　１の
一部が嵌入される溝２４が形成されている。、２５は第
２０−ラ２３直下のフレーム１１に回転可能に支持され
た第３０−ラであり、この第３、ローラ２５の外周には
位置決めローラ１３を通過したライナー　４が嵌入され
る円周溝２６が形成されている。前述した第１０−ラ２
１．第２０−ラ２３、第３０−ラ２５は全体として、走
行中のライナー４とゴム引きコード　１とを合流させて
収納溝６内にゴム引きコードｌを収納する収納手段２７
を構成する。

収納手段２７より下流側のフレーム１１には外周にゴム
ライニングが施された駆動ローラ３１が回転可能に支持
され、この駆動ローラ３１には押付はローラ３２か所定
圧で押し付けられている。３３はフレーム１１の上端に
連結されたシリンダであり、このシリンダ３３のピスト
ンロッド３４の先端には、フレーム１１にビン３５を介
して揺動可能に連結されたＬ字形アーム３６の一端が連
結され、このアーム３６の他端には前記押付はローラ３
２が回転可能に支持されている。３７は減速機付きモー
タであり、このモータ３７の出力軸に固定されたプーリ
３８と駆動ローラ３１に連結されたプーリ３９との間に
はベルト４０が掛は渡されている。そして、この駆動ロ
ーラ３１と押付はローラ３２との間にはゴム引きコード
　ｌが収納されたライナー４が挟持され、この結果、駆
動ローラ３１が回転すると、これらゴム引きコード　１
、ライナー　４は共に長手方向に走行する。前述したガ
イドローラ　７、駆動ローラ３１、押付はローラ３２、
モータ３７は全体としてゴム引きコード　１を供給する
コード供給手段４】を構成し、また、ガイドローラ１２
、位置決めローラ１３、押付はローラ１４、駆動ローラ
３１．押付はローラ３２、モータ３７は全体としてライ
ナー４を供給するライナー供給手段４２を構成し、この
実施例においては、駆動ローラ３１、押付はローラ３２
、モータ３７は前記コード供給手段４１、ライナー供給
手段４２に共用されている。４Ｂはゴム引きコード　ｌ
が収納されたライナー　４を巻取る巻取りドラムで凍り
、この巻取りドラム４８は巻取り時に図示していないモ
ータにより駆動回転される。第１．６図において、収納
手段２７と巻取りドラム４６との間のフレーム１１には
綾振り手段５１が設置され、この綾振り手段５１は巻取
りドラム４６の回転軸と平行なねじ軸５２を有する。こ
のねじ軸５２にはゴム引きコード　１が収納されたライ
ナー　４を綾振る綾振り子５３が螺合し、この綾振り子
５３はねじ軸５２が回転したときねじ軸５２に沿って移
動する。５４はシリンダであり、このシリンダ５４のピ
ストンロッド５５の先端にはＬ字形をしたアーム５６の
一端および外歯車５７が回転可能に支持されている。こ
のアーム５Ｂの折れ曲がり部には外歯車５８が回転可能
に支持され、また、その他端には図示していないモータ
の出力軸に連結された外歯車５９が回転可能に支持され
ている。そして、前記外歯車５９と外歯車５８とは互い
に噛み合い、また、外歯車５８と外歯車５７とは互いに
噛み合っている。前記ねじ軸５２の片端には外歯車６０
が固定され、この外歯車ｃｏには、シリンダ５４のピス
トンロッド５５が突出ロッド５５が引っ込んでいるとき
外歯車５８が噛み合う、６１はシリンダ５４に供給する
エアを制御するコントロールバルブであり、このコント
ロールバルブ６１には、綾振り子５３が両綾振り限に到
達したとき接触するリミットバルブ８２．８３が接続さ
れ、これらコントロールバルブ６１、リミットバルブ６
２．６３にはエア？ＩＸ（図示していない）に連結され
たエア通路６４が接続されている。

次に、この発明の一実施例の作用について説明する。

今、駆動ローラ３１の回転によりゴム引きニード　１お
よびライナー　４が引き取られ、また、巻取りドラム４
６の回転によりゴム引きコード　ｌ、ライナー　４が巻
取りドラム４８に巻き取られているとする。このとき、
ライナードラム５かも巻き出されたライナー　４はガイ
ドローラ１２を通過した後、位置決めローラ１３と押付
はローラ１４との間を通過して幅方向の位と決めが行な
われ、次に、第３０−ラ２５の円周溝２ｅ内に嵌入され
る。一方、ゴム引きコード　１はガイドローラ　７を通
過した後、第１ローラ２１の溝２２に約半周嵌入されて
方向転換され、次に、第２０−ラ２３に移って該第２０
−ラ２３の溝２４に約半周嵌入された後、円層溝２６内
に位置する走行中のライナー４に合流して収納溝ｃ内に
押し込まれ収納される。次に、ゴム引きコード　ｌが収
納されたライナー４は駆動ローラ３１、押付はローラ３
２間を通過した後、綾振り手段５１により綾振られなが
ら巻取りドラム４６に次々と螺旋状に巻取られる。この
とき、ライナー４は屈曲可能であるため、巻取りドラム
４６の外周に容易に追従することができる。また、この
とき、シリンダ５４のピストンロッド５５が引っ込んで
いると、外歯車５９の回転は外歯車５８を介して外歯車
６０に伝達され、綾振り子５３を例えばリミ−／　トバ
ルブ６２に向かって移動させる。そして、綾振り子５３
がリミットバルブ６２に接触すると、コントロールバル
ブ６１が切り換わってシリンダ５４のピストンロッド５
５が突出し、外歯車６０と外歯車５日との噛み合いが外
れて外歯車５７と外歯車６０とが噛み合うようになる。

このため、外歯車５９の回転は外歯車５８、外歯車５７
を介して外歯車６０に伝達され、ねじ軸５２が前述と逆
方向に回転するようになる。この結果、綾振り子５３は
リミットバルブ６３に向かって移動するようになる。そ
して、綾振り子５３がリミットバルブ８３に接触すると
、再びピストンロッド５５が引っ込んで綾振り子５３が
リミットバルブ８２に向かって移動するようになる。こ
のように、綾振り子５３がねじ＠ｈ５２に沿って往復動
することにより、ゴム引きコード１、ライナー　４は巻
取りドラム４６の回転軸方向に綾振りされる。このよう
にしてゴム引きコード１、ライナー　４は巻取りドラム
４Ｇに何層にも重ね巻きされるが、ゴム引きコードｌの
直径ｄより収納溝６の深さＤが深いので、ライナー４が
ゴム引きコード　ｌの保護壁となりゴム引きコード　１
が押し潰されるのを阻止する。この結果、長時間この状
態でゴム引きコード１を保管した後、巻出して例えばタ
イヤのベルトを成形するためにドラム上に螺旋状に巻付
けるようにしても、ゴム引きコード　１間のピッチに乱
れが生じるようなことはない。

前述の実施例においては、コード供給手段とライナー供
給手段とを一部で共用するようにしたが、この発明では
別個の機構を用いてもよい。また、この発明においては
綾振り手段として円筒カムを用いたもの、ベルトを用い
たもの等を使用してもよい。

１割ｏ’九」 以上説明したように、この発明によれば、保管時にゴム
引きコードが押し潰されるようなことがないため、長時
間保管した後巻出して例えばタイヤのベルトを成形する
ために螺旋状に巻付けるようにしても、ゴム引きコード
間のピッチに乱れが生じるようなことはない。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す全体側面図、第２図
はゴム引きコード、ライナーの側視図、第３図は＠２図
のＩ−Ｉ矢視断面図、第４図は収納手段の側面図、第５
ＵＡは第４図のＩＴ　−ＩＩ矢視断面図、第６図は綾振
り手段の概略斜視図であｌ・・・ゴム引きコード　３・
・・ゴム４・・・ライナー　　　　　６・・・収納溝２
７・・・収納手段　　　　４１・・・コード供給手段４
２・・・ライナー供給手段 ４６・・・巻取りドラム　　５１・・・綾振り手段特許
出願人　　株式会社ブリデストン 代理人　　弁理士　　多　１）ｔｉ！Ｌ　　雄第２図 第３図 第４図 ■」

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）周囲をゴムで被覆した断面円形のゴム引きコード
   の直径より深くかつ長手方向に延びる収納溝が表面に形
   成された屈曲可能なライナーを走行させながら、該ライ
   ナーの収納溝内にゴム引きコードを次々に収納し、次に
   、このゴム引きコードが収納されたライナーを巻取るよ
   うにしたことを特徴とするゴム引きコードの巻取り方法
   。
2. （２）周囲をゴムで被覆した断面円形のゴム引きコード
   を供給するコード供給手段と、前記ゴム引きコードの直
   径より深くかつ長手方向に延びる収納溝が表面に形成さ
   れた屈曲可能なライナーを供給するライナー供給手段と
   、走行中のライナーとゴム引きコードとを合流させて収
   納溝内にゴム引きコードを収納させる収納手段と、ゴム
   引きコードが収納されたライナーを巻取る巻取りドラム
   と、収納手段と巻取りドラムとの間に設置され前記ライ
   ナーを巻取りドラムの回転軸方向に綾振りする綾振り手
   段と、を備えたことを特徴とするゴム引きコードの巻取
   り装置。