JPS62295293A - メモリカ−トリツジ用コネクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 この発明はメモリカートリッジ用のコネクタにおいて、
主としてメモリカートリッジを保護するための静電破壊
防止対策を施したものに関する。

〔従来の技術〕

半導体メモリは静電気によって記憶内容が破壊されたり
、素子機能そのものが損傷を受けてしまうことがある。

こうした静電破壊や静電気障害を避けるために、メモリ
カートリッジに種々の静電破壊防止策が講じられている
。例えば、特開昭５９−１０９９２４号公報にその一例
が認められ。

そこではメモリカートリッジに帯電する静電気をＧＮＤ
端子（アース端子）でアースしている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで、コンピュータやコンピュータ応用機器等にお
いてメモリカートリッジを外部メモリとして使用するに
際し１機器本体の入出力ボートに。

一種の接続用アダプタであるメモリドライブを介してメ
モリカートリッジを接続するものがある。

メモリドライブにはメモリカートリッジのコネクタに対
応するコネクタが設けられる。このようにコネクタを介
してメモリカートリッジを接続するものでは、コネクタ
に帯電する静電気によって。

あるいは人体からメモリカートリッジを介してコネクタ
に印加された静電気によって、メモリカートリッジ内の
半導体素子が障害を受けたり、コンピュータ本体側の電
子回路が誤動作することがある。

〔発明の目的〕

この発明は、コネクタに印加される静電気を原因とする
メモリカートリッジの破壊やコンピュータ本体の障害を
防止することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

一対のコネクタは、相互に位置決め案内し合う状態で嵌
合し、この嵌合状態を経た後に接続端子同士が電気的に
接続される。とくに、偏平なカード状のメモリカートリ
ッジの場合は、接続端子の寸法が小さく設定されている
ため、コネクタ同士の位置決め構造は不可欠となる。

この発明は、接続操作時にメモリカートリッジ１と最初
に接触し合う位置決め手段１０を介してアースを行うこ
とにより、静電気障害を確実に解消できるものとするに
ある。

具体的には２例えば第１図に示すように、メモリカート
リッジ１が挿抜されるスロット１２を備えたコネクタ２
において２位置決め手段１０のひとつである位置決めば
ねＩＯＡを利用してアースを行う。位置決めばねＩＯＡ
は常時スロット１２の内方に突出する姿勢でコネクタ本
体８に装着してあり、接続時にメモリカートリッジ１を
スロット１２の基準面１２ａに押圧して接続端子どうし
の位置決めを行う。位置決めばねＩＯＡを金属板で形成
することにより、あるいはプラスチック成形品で形成し
たうえで、そのメモリカートリッジ１との接触面に導電
性塗料を塗布する等により。

位置決めばねＩＯＡに導電路１８を設定し、この導電路
１８をアース路１９を介して接地させる。

コネクタ２を位置決めばねＩＱＡと共にプリント基板３
に共締め固定するビス２０．およびビス２０の締付面を
始端とするアースパターン２２などによってアース路１
９が形成される。

〔作用〕

メモリカートリッジ１とコネクタ２を接続する際、双方
の接続端子６ａ・９が電気的に接触し合うよりも以前に
２例えば位置決めばねＩＯＡに設けた導電路１８とメモ
リカートリッジ１とが接触する。従って接続操作時に人
体に静電気が帯電していたとしても、この静電気はメモ
リカートリッジｌと接触する導電路１８およびアース路
１９を介して速やかに除去され、メモリカートリッジ１
あるいはコネクタ２の内部回路に印加されることはない
。もちろんコネクタ２自体に静電気が帯電することもな
い。

〔発明の効果〕

以上のようにした本発明のコネクタ２では、メモリカー
トリッジ１とコネクタ２を接続する際。

あるいは両者を接続した状態において２例えば人体に帯
電した静電気がコネクタ２を介してメモリカートリッジ
１やコンピュータ本体の電子回路に作用するのを解消で
きるので、メモリカートリッジ１に内装された半導体素
子や前記電子回路が障害を受けたり、素子機能が破壊さ
れることを確実に防止できる。また１位置決め手段１０
を利用して、コネクタ２とメモリカートリッジ１とが電
気的に接続されるのに先行してアースを行うようにした
ので１例えば接続端子のＧＮＤ端子を介してアースを行
う場合に比べて、アースの確実性が間く、静電気障害の
防止効果も大きい。

（実施例１〕 第１図および第２図において、１はメモリカートリッジ
、２は機器側コネクタ、３はプリント基板である。

メモリカートリッジ１は薄いカード状のケース本体ｌａ
内に複数個の半導体メモリ４を実装したフィルム基板５
を収容し、この基板５の前端にソケット構造のコネクタ
６を固定してなる。半導体メモリ４はＲＯＭあるいはＲ
ＡＭを構成しており。

後者の場合は書き込まれたデータのバックアップのため
に電池がケース本体１ａに収容される。コネクタ６には
多数個のコネクタソケット６ａ（接１．４−．０１ｌｌ
子）が定間隔おきに横一列に配設してある。

機器側のコネクタ２はプラスチック成形品からなるコネ
クタ本体８と、これに鋳込み固定される多数本のコンタ
クトプラグ９と１位置決め手段１０のひとつである位置
決めばねＩＯＡなどからなる。コネクタ本体８にはメモ
リカートリッジ１の嵌まり込むスロット１２が横向きに
開口する状態で形成してある。スロット１２の上下間隔
は、メモリカートリッジ１の厚み３．５１１１よりわず
かに太きく３．７鶴に設定する。このスロット１２の奥
端壁の中央付近にコンタクトプラグ９が横一列に配置し
てある。コンタクトプラグ９は前記奥端壁の外面で下向
きに折り曲げられており、この折り曲げ脚部９ａをプリ
ント基板３のスルーホールに挿通してハンダ付けするこ
とにより、プリント基板３上のプリントパターンと接続
されている。

スロット１２の上面壁の左右側端寄りに１前後に長いば
ね窓１３が開口している。このばね窓１３からスロット
１２内に突入する状態で位置決めばねＩＯＡをコネクタ
本体８に装着する。位置決めばねＩＯＡはステンレス３
仮のプレス成形品であり、コネクタ本体８と共にプリン
ト基板３にビス２０で共締め固定されるばね基部１４と
、これからばね窓１３に沿って連出されるばね腕１５と
からなり、ばね腕１５の中途部を側面視でく字形に折り
曲げてアース接点１６を形成する。

メモリカートリッジ１がスロット１２に挿嵌されていな
い非接続状態では、ばね腕１５の先端がばね窓１３の端
部の段壁１３ａに受は止め支持されており、ばね腕１５
の大半はスロット１２内に突入する姿勢をとる。この状
態からメモリカートリッジｌをスロット１２内に差し込
むと、ケース本体１ａの前縁がばね腕１５に接当し、こ
れをばね圧に抗して上方へ押し上げ、アース接点１６が
ケース本体１ａの上面に乗り上がる。このとき。

コンタクトプラグ９はメモリカートリッジ１のコネクタ
６に接触しておらず、さらにメモリカートリッジ１を押
し込み操作して初めてコネクタ６のソケット６ａに接触
する。ばね腕１５の押圧力によってメモリカートリッジ
１はスロット１２の内底面である基準面１２ａに密接し
、そのコネクタ６のソケット穴とコンタクトプラグ９と
が正対するよう位置決めされる。

接続時あるいは取外し時の主として人体に帯電した静電
気による障害を避けるために１位置決めばねＩＯＡを利
用してアースを行う。前述のように位置決めばねＩＯＡ
はステンレス薄板で形成されており、全体が導電路１８
を形成する。この導電路１８をアース路１９を介して接
地する。詳しくは、ビス２０およびこれにねじ込まれる
ナツト２１と、ビス頭部が密接するプリント基板３のア
ースパターン２２と、プリント基＋５．３を支持する筐
体のアース回路等でアース路１９を構成した。

〔実施例２〕 第３図は本考案の第２実施例を示しており、これでは位
置決め手段１０のひとつである誤挿入防止用のガイド片
１０Ｂを利用してアースを行うものとした。

メモリカートリッジ１の側面に誤挿入防止用の溝２４が
断面三角形状に形成してあり、この溝２４に嵌まり込ん
で挿入方向を特定するガイド片１０Ｂがスロット１２の
内側面に沿って突設してある。ガイド片１０Ｂは金属板
を素材にして断面７字状に形成され、その奥端をコネク
タ本体８に鋳込み固定してアース路１９に接続している
。非接続状態時、ガイド片１０Ｂは想像線で示すように
スロット１２の中央側に傾く姿勢をとっており。

前記溝２４がガイド片１０Ｂと係合することにより、実
線で示す姿勢に弾性変形し、メモリカートリッジ１を対
向する内側面に押圧して位置決めを行う。この場合も、
ガイド片１０Ｂ全体が導電路１８を構成する。

ｃ別実施態様例〕 上記の各実施例では１位置決め手段ｌＯがスロット１２
の奥側に設けられているが、場合によってはスロット１
２の開口付近に設けてもよい。

−また、導電路１８は導電性塗料をスロット１２に塗布
して、あるいはスロット１２の開口内面あるいはプラス
チック類の位置決めばねＩＯＡ等に金属メンキを施して
形成することもできる。この場合、スロット１２そのも
のが位置決め手段１０となる。

コネクタ２は必ずしもスロット１２を備えている必要は
なく、その接続端子をソケット構造とすることもできる
。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本考案の第１実施例を示しており
、第１図はコネクタの内部構造を示す第２図におけるＡ
−Ａ線断面図、第２図は平面図である。第３図は本考案
の第２実施例を示すコネクタの横断平面図である。 １・・・・メモリカートリッジ。 ２・・・・コネクタ。 ６ａ・・・コンタクトソケット（接続端子）。 ９・・・・コンタクトプラグ（接続端子）。 １０・・・位置決め手段。 １０Ａ・・位置決めばね。 １０Ｂ・　・ガイド片。 １２・・・スロット。 １８・・・導電路。 １９・・・アース路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）メモリカートリッジ１が接続されるコネクタ２で
   あって、 コネクタ２のメモリカートリッジ１との対応位置にメモ
   リカートリッジ１を接続案内する位置決め手段１０を有
   し、 この位置決め手段１０は前記コネクタ２とメモリカート
   リッジ１のそれぞれの接続端子６ａ・９の接触に先行し
   てメモリカートリッジ１に接触するよう構成してあり、 位置決め手段１０のメモリカートリッジ１との接触面に
   設定した導電路１８をアース路１９を介して接地してあ
   るメモリカートリッジ用コネクタ。