JPS62294127A - シヤフト炉における酸化鉄還元方法 - Google Patents

シヤフト炉における酸化鉄還元方法

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JPS62294127A
JPS62294127A JP13888086A JP13888086A JPS62294127A JP S62294127 A JPS62294127 A JP S62294127A JP 13888086 A JP13888086 A JP 13888086A JP 13888086 A JP13888086 A JP 13888086A JP S62294127 A JPS62294127 A JP S62294127A
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JP
Japan
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gas
furnace
reducing
reducing gas
shaft furnace
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Pending
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JP13888086A
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English (en)
Inventor
Shunichi Mizukami
水上 俊一
Mamoru Aoki
守 青木
Isao Kobayashi
勲 小林
Shuzo Ito
修三 伊東
Akihide Hikosaka
彦坂 明秀
Shoichi Kikuchi
晶一 菊池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野コ 本発明は直接還元製鉄システムにおいて利用されること
のあるシャフト炉における酸化鉄還元方法に関し、詳細
にはシャフト炉における還元率の安定性を向上する方法
に関するものである。
[従来の技術] 直接還元製鉄法は大型高炉を必要としない小規模製鉄技
術であると位置付けられており、発展途上国を中心とし
て実用化が進んでいる。中でもシャフト炉方式の直接還
元法については広範な研究が展開されており、M 1d
rex法(USP3748120、U S P 376
4123 、 U S P 3617227等)、AR
MCO法(U S P3558118 、 u S P
3850B1B等) 、  Purofer法(U S
 P 3883123 、  tJ S P39486
46等)、新日鉄法(U S P 4001010等)
等が知られている。
これらの方式におけるシャフト炉の操業は、シャフト炉
の頂部から酸化鉄原料(以下鉄鉱石と言うこともある)
を投入し、他方中間部又は下方部の外周壁より還元性ガ
スを吹込んで炉内を上昇させ、対向流原理を利用して還
元を行うもの゛である。従って熱効率およびガス利用率
が良好であるとの評価が確立している。
[発明が解決しようとする問題点コ 上記の様な利点がある反面、炉半径方向に見たときの鉄
鉱石還元率が不均一であることに起因し   “てシャ
フト炉における金属化率が不安定になるという欠点があ
る。この欠点は、溶融還元製鉄プロセスにおける予備還
元炉として上記シャフト炉を利用する場合において特に
顕著な問題を生じる。
即ち溶融還元製鉄プロセスでは、シャフト炉における予
備還元率を50〜90%、しかもなるべく高めの還元率
に設定して操業するのが一般的であるが、シャフト炉半
径方向に見た金属化率の変幻(後に詳述する様に炉壁側
で高く、炉心側で低い)が顕著であると、シャフト炉底
部から排出されて溶融還元炉へ供給される半還元鉄の金
属化率が経時的に変化することとなり、その結果溶融還
元炉における操業管理が安定せず、ひいては、単位ステ
ップ間の相関性が高い溶融還元製鉄(第6図参照)プロ
セス全体の操業を不安定にするという問題がある(尚第
6図において、1は予備還元用シャフト炉、2は溶融還
元炉、3はガス改質器を示し、各資材及び反応生成物は
夫々矢印方向に装入乃至尤送されるものとする)。この
因果関係を更に詳述しておくと、次の通りである。
■シャフト炉内部における鉄鉱石フローパターンは常に
変動している。従って半径方向に見て金属化率の異なる
半還元鉄がシャフト炉底部に到達し、次いで排出される
ときの排出パターンも変動し、金属化率の高い部分と金
属化率の低い部分が、まったく任意のサイクルとピッチ
で(或は任意の混合率で)排出されることとなり、従っ
て経時的に見れば金属化率が大きく変動することとなる
■シャフト炉から溶融還元炉に供給されてくる半還元鉄
の金属化率が変動すると、溶融還元炉内の溶鉄温度も変
動することとなり、従ってここからの発生ガスを対象と
するポストコンパッション処理量の他、原料側資材とし
ての粉炭及び酸素の吹込量も複雑に制御する必要性が出
てくる。
■その為発生ガス量や組成も変動する。
■上記発生ガスは予備還元シャフト炉1の還元ガスとし
て供給されるものであるから、シャフト炉1内の鉄鉱石
還元率を半径方向だけでなく平均値としても変動させる
ことになる。
■上記■の変動は新たに■の結果を招き、■〜■の変動
を更に増幅する方向に作用するので結局操業管理を狂わ
せ、生産計画全体に重大な悪影響を与える。
本発明は上記の様な事情を憂慮してなされたものであっ
て、溶融還元プロセスとの組合せを行なうか否かにかか
わらず、シャフト炉における金属化率の安定を実現する
ことを目的とするものである。より具体的に言えば炉心
側と炉壁側における金属化率の差をなくすことによって
均−且つ安定した金属化率を達成することのできるシャ
フト炉操業方法の確立を目的とするものである。
[間順点を解決する為の手段コ 上記目的を達成することに成功した本発明の操業方法と
は、シャフト炉の炉心位置であって且つ前記外周壁から
の還元性ガス吹込口より高くない位置に前記還元性ガス
と同一組成若しくは異なった組成の還元性ガスを吹込む
ことによって安定した還元反応を行なわせる点に要旨を
有するものである。
[作用コ 以下本発明の詳細な説明するに先立ち従来のシャフト炉
における金属化率が半径方向に不均一であった理由の解
析結果から述べることとする。
第5図は平均金属化率が60%である場合を想定したと
きの従来型シャフト炉における金属化率分布のシミュレ
ーション計算結果を示す説明図である。図中の実線カー
ブは金属化率が40%に到達する位置及び80%に到達
する位置を示す等金属化率曲線であり、破線はシャフト
炉外周壁の適所(図では見掛上2箇所)から吹込まれた
還元ガスの上昇軌跡を示す。本図から明らかである様に
炉壁側においては金属化率が高いにもかかわらず炉心側
では低く(時には40%以下の金属化率で排出される)
なっており、金属化率の進行にアンバランスが認められ
る。これは炉壁から導入され値)を有し炉壁側ではこれ
によって速やかに還元が進行するのに対し、炉心側では
上記還元反応の進行によってR値の下った低還元度のガ
スが供給されることとなり、還元反応の進行が穏やかに
なるからであると考えられる。この傾向は還元性成分と
して炭化水素ガス(CH4ガス等)やH2ガスを多く含
む場合特に顕著に現われる。これはCH4ガスやH2ガ
スによる還元反応が吸熱型であり、炉心側へ行くにつれ
て温度低下を招く為であると考えられる。
そこで本発明においては、炉壁側から供給される還元性
ガスとは独立して或は一部を分岐させて炉心側へ還元性
ガスを吹込むという構成を採用することとした。この様
な構成であれば炉心側へも必要なR値及び温度の還元性
ガスが供給されることとなるので、炉壁側と炉心側を独
立して、或は必要により相関させながら還元反応の進行
を制御することができ、従ってシャフト炉内における金
属化率の不均一を解消することが可能となるのである。
[実施例コ 第1図は炉心部への還元性ガス吹込口を設けたシャフト
炉を示す説明図、第2図は第1図におけるI−I線断面
図であり、4は炉心側の還元性ガス吹込口、5は炉心側
ガス導管、6は保護粱、7は炉壁側ガス導管を夫々示す
。保護粱6は、炉心側ガス導管5を図示の如き片持ち型
にした場合はぜひ必要な補助具であるが、該導管5をシ
ャフト炉1の直径方向全体へ亘って設は両持ち型とする
と共に炉心点に吹込口4を設ける場合(還元性ガスは片
側からのみ供給することとし他方側には盲蓋をつけても
良く、両側から供給する様にしても良い)、或は別の手
段(例えば支え棒)によって支持する場合等の様な荷重
対策を講じたときには保護粱を省略することもできる。
面図の様な屋根型の梁6を設けている場合は吹込口4が
閉塞される恐れは少ないので吹込口4を上方、斜め上方
或は横向きに開口することもできる。尚ガス導管5自体
を斜め方向或は垂直方向に導入して取付けても差支えな
い。
この様な構造面での設計変更はともかくとして、実施例
図では炉壁側及び炉心側から夫々独立して還元性ガスが
吹込まれ、破線の様な軌跡を描いて上昇させるので、各
破線に沿って上昇するガスは均等な(必要であれば任意
に調整可能な)R値(又は他の指標で示されることのあ
る還元ポテンシャル)を有することとなり、第1.2図
中の破線(例として40%及び60%の等金属化率曲線
)で示す様に半径方向に見て均一な還元率を達成するこ
とが可能となる。尚炉壁側及び炉心側から吹込まれた還
元性ガスは一部半径方向に移動し還元性を若干失った状
態で混合されつつ上昇するのでこれらの混合点では還元
性能に微妙な差が生じる。しかしこれは極めてわずかで
あり殆んど無視しても差支えない。但しこの点において
も尚改良したければ短めのガス導管5を周方向から数本
挿入し、炉心と炉壁の中間点あたり数箇所から還元性ガ
スを独立して吹込むということも可能である。いずれに
しても上記実施例では、従来のガス流、即ち炉壁側から
吹込まれ、還元性を失ないつつ(または時により吸熱反
応によって温度が低下しつつ)炉心側へU動するという
ガス流がなくなるので炉心部に低還元領域を形成すると
いうことがなくなった。尚第1.2図の実施例では、炉
壁側への吹込みガスの一部を炉心側へまわすという構成
をとっているので炉壁側における過剰還元も抑制され、
均一還元の進行に一層寄与している。また本図では炉心
側吹込ガスラインにCH4ガスを付加しR値の向上に努
めているがこの様な変形態様も当然本発明に含まれる。
炉壁部と炉心部における還元性ガスの分配比率は操業条
件を見合わせつつ自由に設定すれば良いが、本発明者等
が多くの還元反応実験を行なってシミュレーションした
結果によれば、炉心側吹込比率は5〜40%の範囲から
選定するのが良い様であった。即ち第4図は60%の金
属化率でシャフト炉における予備還元を行なうという条
件を設定した場合の、還元性ガス分配率とガス吹込口レ
ベルにおける金属化率の偏差(吹込口レベルの炉断面に
おける平均金属化率と最低金属化率の差)の関係を示し
たものである。操業条件の変化に伴って最適分配率範囲
は横軸方向にシフトすると考えられるが5〜40%の範
囲が好適であることが分かる。尚第1.2図に示した等
金属化率曲線は炉心から20%、炉壁から80%に振り
分けた場合の結果であり、第3図は炉心から50%、炉
壁から50%である。第1.2図は第5図の従来例に比
べて大幅に改善されているが、第3図になるとかえって
炉壁側の還元反応が遅れ気味であり断面積の広い炉壁側
反応領域を十分に活用していないという欠点が現われて
いる。尚第3図の場合は炉心側吹込量を多くする為ガス
導管5が太くなっており、鉄鉱石の荷下りに悪影響を与
えるという問題もあって推奨できない。
[発明の効果] 本発明は上記の様に構成されているので次に要約する様
な効果が得られる。
(1)シャフト炉半径方向の金属化率の不均一が解消さ
れる。
(2)ガスの利用率が向上し、シャフト炉の操業を経済
的に実施することができる。
(3)シャフト炉を溶融還元プロセスの予備還元炉とし
て用いた場合は、(1)の効果を受けてプロセス全体の
安定化が達成される。
【図面の簡単な説明】
第1.2図は本発明におけるシャフト炉の操業状況を示
す説明図、第3図は炉心側からの還元性ガス吹込量を多
くしたときの説明図、第4図は還元性ガス分配率とガス
吹込口レベルにおける金属化率の偏差の関係を示すグラ
フ、第5図は従来法によるシャフト炉の操業状態を示す
説明図、第6図は溶融還元製鉄プロセスの説明図である
。 1・・・予備還元シャフト炉 2・・・溶融還元炉   3・・・ガス改質器4・・・
還元性ガス吹込口 5・・・炉心側ガス導管 6・・・保護束7・・・炉壁
側ガス導管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 酸化鉄原料をシャフト炉に投入し、該シャフト炉の外周
    壁より還元性ガスを吹込んで前記酸化鉄原料を還元する
    方法において、シャフト炉の炉心位置であって且つ前記
    外周壁からの還元性ガス吹込口より高くない位置に前記
    還元性ガスと同一組成若しくは異なった組成の還元性ガ
    スを吹込むことによって安定した還元反応を行なわせる
    ことを特徴とするシャフト炉における酸化鉄還元方法。
JP13888086A 1986-06-13 1986-06-13 シヤフト炉における酸化鉄還元方法 Pending JPS62294127A (ja)

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