JPS62292664A - セメント分散剤 - Google Patents

セメント分散剤

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JPS62292664A
JPS62292664A JP13606486A JP13606486A JPS62292664A JP S62292664 A JPS62292664 A JP S62292664A JP 13606486 A JP13606486 A JP 13606486A JP 13606486 A JP13606486 A JP 13606486A JP S62292664 A JPS62292664 A JP S62292664A
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copolymer
cement
minutes
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田原 秀行
佐野 禎則
健 枚田
福地 修三
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Nippon Shokubai Co Ltd
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Nippon Shokubai Co Ltd
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    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B24/00Use of organic materials as active ingredients for mortars, concrete or artificial stone, e.g. plasticisers
    • C04B24/24Macromolecular compounds
    • C04B24/26Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • C04B24/2641Polyacrylates; Polymethacrylates

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  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はセメント分散剤に関するものである。
より詳しくは、モルタル工事やコンクリート工事におい
てその作業性の改善、強度や耐久性の向上、ひびわれ性
の減少あるいはその他の物性の向上を目的として使用さ
れるセメント分散剤に関するものである。
[従来の技術] 従来、セメント分散剤としてはりゲニンスルホン酸塩、
グルコン酸やグルコヘプトン酸等の塩、ナフタレンスル
ホン酸・ホルマリン縮金物塩、ホイ リサツカラ;ド/塩化カルシウム/トリエタノールアミ
ン配合組成物などが利用されている。リグニンスルホン
酸塩は亜硫酸バルブ製造工程より得られるものであるが
、その減水効果にバラツキがあり、また、空気混入量の
増大によりモルタルやコンクリートなどの物性に悪影響
を与えることがある等の欠点がある。グルコン酸やグル
コヘプトン酸等の塩は、高い流動性を確保するために添
加量を多くすると著しい硬化遅延性及び硬化不良を示し
、利用上の大きな障害となっている。ポリサッカライド
系のセメント分散剤としてはデンプン加水分解物がある
が、これら単独使用では硬化遅延性が大きいため、通常
塩化カルシウムや水溶性アミンと併用されている。しか
し塩化カルシウムは鉄筋の防錆上有害である。
ナフタレンスルホン酸・ホルマリン縮合物塩系のセメン
ト分散剤は、減水効果にすぐれ、大きな硬化遅延性を示
すことなく高い流動性を確保できる為に、コンクリート
二次製品製造用高性能減水剤として、またレデイミクス
トコンクリートの流動化剤として広く使用されている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、ナツタ1/ンスルホン酸・ホルマリン縮
合物塩系のセメント分散剤は、減水効果の持続時間が短
く、分散剤を添加して20〜30分後にはコンクリート
の流動性(スランプ)が大幅に小さくなり、いわゆるス
ランプロスが著しいという欠点があった。従って、例え
ばモルタルやコンクリート等のセメント組成物をポンプ
圧送しているコンクリート二次製品工場などで、昼休み
やトラブルによって圧送を一時中断し、その後圧送を再
開した時に、圧送圧が急激に増大したり、ポンプが閉塞
するなどの事故の原因ともなり、また、型枠にセメント
組成物を打ち込んだのち何らかの理由で締め固めなどの
成型が遅れた場合、未充填などの問題を生ずる。レディ
ミクストコンクリートに用いる場合も、レデイミクスト
コンクリート製造プラントでは添加できず打設現場直近
で添加するため、ミキサー車の高速撹拌による騒音問題
があり、また、ポンプ圧送時のトラブル発生や成型時の
未充填等の問題も引き起すことがあった。
本発明者は、このような現状に鑑み鋭意検討した結果、
本発明に到達した。したがって本発明は大きな硬化遅延
性を示すことなく高い流動性を確保でき、かつ高い流動
性の持続時間が長く、安定した作業性を確保することが
できるスランプロス防止性能に優れたセメント分散剤を
提供するものである。
口問題点を解決するための手段および作用]本発明は一
般式(I) (ただし式中、R1は水素原子またはメチル基でありそ
れぞれ同一であっても文具っていてもよく、Xは炭素数
2〜20の二価の有機基でありそれぞれ同一であっても
文具なっていてもよく、nは1〜100の整数である。
) で表わされるヒドロキシル基含有オリゴ(メタ)アクリ
レート系単量体(イ)、 一般式(It) (ただし式中、R2は水素又はメチル基であり、Zは水
素、−価金属、二価金属、アンモニウム基又は有機アミ
ン基である。) で表わきれる(メタ)アクリル酸系単量体(ロ)及びこ
れらの単量体と共重合可能な単量体←→を、ヒドロキシ
ル基含有オリゴ(メタ)アクリレート系単量体(イ)1
〜90重量%、(メタ)アクリル酸系単量体(ロ)10
〜99重量%及び単量体090〜50重量%(ただしく
イ)、(ロ)及び(ハ)の合計は100重fa %であ
る。)の比率で用いて導かれた共重合体囚及び/又は該
共重合体囚を更にアルカリ性物質で中和して得られる共
重合体(Blを必須成分としてなるセメント分散剤に関
するものである。
本発明で用いられる単量体(イ)は、前記一般式(I)
で表わされるものであり、一般式(fit)CH,=C
−C−0−X−OH(III)(ただし式中、R1は水
素原子またはメチル基、Xは炭素数2〜20の二価の有
機基である。)で表わされるヒドロキシル基含有(メタ
)アクリレートを、触媒の存在下に付加重合させてオリ
ゴマー化することにより製造することができる。ここで
用いられる触媒には、硫酸などのプロトン酸、三フッ化
ホウ素などのルイス酸、オキシ硫酸チタンなどのオキシ
硫酸塩、ヘテロポリ酸及びその塩、オキシ酸及びその塩
、イソポIJ [およびその塩等の種々の酸が挙げられ
る。また、原料のヒドロキシル基含有(メタ)アクリレ
ートならびに反応生成物である単量体(イ)のビニル基
の重合を避けるために重合防止剤の存在下に反応を行う
のが好ましい。
単量体(イ)は、単量体ビ)、単量体(ロ)及び単量体
(ハ)の合計に対して1〜90重量%の範囲で用いる。
単量体(ロ)は、前記一般式(II)で表わされるもの
である。単量体(ロ)の例としては、アクリル酸、メタ
クリル酸並びKそれらの一価金属塩、二価金属塩、アン
モニウム塩及び有機アミン塩を挙げることができ、これ
らの1種又は2種以上を単量体(イ)、単量体(ロ)及
び単量体(ハ)の合計に対して10〜99重量%の範囲
で用いる。
単量体(ハ)は、単量体(イ)及び単量体(ロ)と共重
合可能な単量体である。単量体(ハ)の例としては、(
メタ)アクリル酸と炭素数1〜20個の脂肪族アルコー
ルまたは炭素数2〜4個のグリコールもしくはこれらの
グリコールの付加モル数2〜100のポリアルキレング
リコールとのエステル;(メタ)アクリルアミド;イタ
コン酸、マレイン酸、フマル酸あるいはこれらの酸と炭
素数1〜20個の脂肪族アルコールまたは炭素数2〜4
個のグリコールもしくはこれらのグリコールの付加モル
数2〜100のポリアルキレングリコールとのモノエス
テルあるいはジエステル;酢酸ビニル、酢酸プロペニル
等の酢酸アルケニルエステル;スチレン、p−メチルス
チレン、スチレンスルホン酸等の芳香族ビニル;塩化ビ
ニル等を挙げることができ、これらの1種又は2種以上
を用いることができる。
単量体(ハ)は、得られる共重合体穴又は共重合体CB
)が水溶性となる範囲の量で、単量体(イ)、単量体(
ロ)及び単量体(ハ)の合計に対して50重fチ以下の
範囲で用いるものである。
共重合体穴は、単量体(イ)、単量体(ロ)及び要すれ
ば単量体ρ→を前記特定比率で用いて導かれたものであ
る。この比率の範囲をはずれると、前記した如き優れた
性能のセメント分散剤は得られない。
共重合体穴を製造するには、重合開始剤を用いて前記単
量体成分を重合させればよい。重合は溶媒中での重合や
塊状重合等の方法により行うことができる。
溶媒中での重合は回分式でも連続式でも行うことができ
、その際使用される溶媒としては、水;メチルアルコー
ル、エチルアルコール、インプロピルアルコール等の低
級アルコール;ベンゼン、トルエン、キシレン、シクロ
ヘキサン、n−へキサン等の芳香族あるいは脂肪族炭化
水素;酢酸エチル;アセトン、メチルエチルケトン等の
ケトン化合物等が挙げられる。
原料単量体及び得られる共重合体穴の溶解性並びに該共
重合体穴の使用時の便からは、水及び炭素数1〜4の低
級アルコールよりなる群から選ばれた少なくとも1種を
用いることが好ましい。炭素数1〜4の低級アルコール
の中でもメチルアルコール、エチルアルコール、イソプ
ロピルアルコールが特に有効である。
水媒体中で重合を行う時は、重合開始剤としてアンモニ
ウム又はアルカリ金属の過硫酸塩あるいは過酸化水素等
の水溶性の重合開始剤が使用される。この際亜硫酸水素
す) IJウム等の促進剤を併用することもできる。又
、低級アルコール、芳香族炭化水素、脂肪族炭化水素、
酢酸エチルあるいはケトン化合物を溶媒とする重合には
、ベンゾイルパーオキシドやラウロイルパーオキシド等
のバ−オキシド;クメンハイドロパーオキシド等のハイ
ドロパーオキシド;アゾビスイソブチロニトリル等の脂
肪族アゾ化合物等が重合開始剤として用いられる。この
際アミン化合物等の促進剤を併用することもできる。更
に、水−低級アルコール混合溶媒を用いる場合には、上
記の種々の重合開始剤あるいは重合開始剤と促進剤の組
合せの中から適宜選択して用いることができる。重合温
度は、用いられる溶媒や重合開始剤により適宜定められ
るが、通常O〜120℃の範囲内で行われる。
塊状重合は、重合開始剤としてベンゾイルパーオキシド
やラウロイルパーオキシド等のパーオキシド;クメンハ
イドロパーオキシド等のハイドロパーオキシド;アゾビ
スイソブチロニトリル等の脂肪族アゾ化合物等を用い、
50〜150℃の温度範囲内で行われる。
このようにして得られた共重合体囚は、そのままでもセ
メント分散剤の必須成分として用いられるが、必要に応
じて、更にアルカリ性物質で中和して得られる共重合体
[F])をセメント分散剤の必須成分として用いてもよ
い。このようなアルカリ性物質としては、−価金属及び
二価金属の水酸化物、塩化物及び炭酸塩;アンモニア、
有機アミン等が好ましいものとして挙げられる。
また共重合体囚の分子量は広い範囲のものが使用できる
が、1,000〜100,000の範囲内のものが好ま
しい。
共重合体(3)及びホは共重合体Q3)は、こ九らそれ
ぞれの単独又は混合物をそのままセメント分散剤として
使用することができる。また、共重合体囚及び/又は共
重合体03)を必須成分とし他の公知のセメント混和剤
と組み合せて使用する際、このような公知のセメント混
和剤としては、例えば従来のセメント分散剤、空気連行
剤、セメント湿潤分散剤、防水剤、強度増進剤、硬化促
進剤等を挙げることができる。
本発明のセメント分散剤は、ポルトランドセメント、ア
ルミナセメント、各種混合セメント等の水硬性セメント
、あるいは石膏等のセメント以外の水硬材料等に用いる
ことができる。
本発明のセメント分散剤の使用方法としては、例えば練
り混ぜ水に溶解したのちセメント組成物調製時に練り混
ぜ水と同時に添加する方法、あるいは既に練り上がった
セメント組成物に添加する方法等のいずれの方法も採用
できる。
本発明のセメント分散剤が優れた性能を発揮する理由は
明らかではないが、単量体ピ)により共重合体囚及び/
又は共重合体CB)中に導入されたバルキーな非イオン
性の親水基が該共重合体中のカルボキシル基へのセメン
ト粒子の吸着を好適に制御することに基くものと考えら
れる。しかし、このような理由により本発明のセメント
分散剤が何ら制限を受けるものではなく、単量体(イ)
を応用することにより、従来のカルボキシル基を有する
セメント分散剤の欠点であった凝結遅延性が解消し、か
つ優れたセメント分散性能とスランシ研止性能が発現す
ることは驚くべきことである。
[発明の効果] 本発明のセメント分散剤は、セメントモルタルやコンク
リート等のセメント組成物に対して太きな硬化遅延性を
もたらすことなく高い流動性を発揮し、かつ優れたスラ
ンプロス防止性能を有しているため、モルタル工事やコ
ンクリート工事において、作業性に著しい改善をもたら
すものである。
したがって、本発明のセメント分散剤は、例えばコンク
リート二次製品製造用高性能減水剤として、またレデイ
ミクストコンクリートの流動化剤として有効に使用でき
るものである。
[実施例] 々11 次に本発明のセメント分散剤について参考楼及び実施例
を挙げて更に詳細に説明するが、もちろん本発明はこれ
だけに限定されるものではない。
尚、例中特にことわシのない限りチは重量%、また部は
重量部を表わすものとする。
参考例1 温度計、撹拌機を備えた反応容器に2−ヒドロキシエチ
ルアクリレート232部、重合防止剤としてハイドロキ
ノンモノメチルエーテル0.07部、触媒として12−
タングストリン酸2.3部を仕込んだ後、80℃に7.
5時間保持した。反応終了後、吸着剤である粉末ケイ酸
マグネシウム12部を添加し40℃で30分間撹拌した
のち、加圧濾過して精製を行い、色数1o (APHA
)の無色透明液体の反応生成物228部(収率98.3
%)を得た。
NMRで分析した結果、アクリロイル基とヒドロキシル
基の存在量は同−Mtであり、GPCによる平均分子量
は401であった。更にIRlNMR。
GPCの分析結果から、反応生成物は下記構造のヒドロ
キシル基含有オリゴアクリレートであることがわかった
参考例2 参考例1と同様の反応容器に2−ヒドロキシプロピルア
クリレート260部、重合防止剤としてハイドロキノン
モノメチルエーテルO,OS部、触媒として12−タン
グストリン酸2.6部を仕込んだ後、100℃に4時間
保った。反応終了後、吸着剤である粉末ケイ酸マグネシ
ウム13部を添加し40℃で30分間撹拌したのち、加
圧濾過して精製を行い、色数(APHA)10の無色透
明液体の反応生成物253部(収率97.3%)を得た
NMRで分析した結果、アクリロイル基とヒドロキシル
基の存在量は同一当量であり、GPCによる平均分子量
は378であった。更にIR,NMR。
GPCの分析結果から、反応生成物は下記構造のヒドロ
キシル基含有オリゴアクリレートであることがわかった
参考例3 参考例1と同様の反応容器に、2−ヒドロキシエチルメ
タクリレート260部、重合防止剤としてハイドロキノ
ンモノメチルエーテル0.13部、触媒としてタングス
トリン酸2.6部を仕込んだ後、100℃に4時間保っ
た。反応終了後、水260部を加え室温で撹拌したのち
静置し、水層(」部)を除去して得た残液を3 mxH
gの減圧下、80℃で30分間保つことにより、水およ
び残留する原料の一部を除去した結果、色数(APHA
)10の無色透明液体の反応生成物102部(収率39
.2%)を得た。反応生成物をIR%N M R,G 
P Cにより分析した結果、メタクリロイル基とヒドロ
キシル基の存在量は同一当量であり、平均分子量297
の下記構造のヒドロキシル基含有オリゴメタクリレート
であることがわかった。
参考例4 温度計、撹拌機、滴下ロート、ガス導入管及び還流冷却
器を備えたガラス製反応容器にイングロビルアルコール
(以下、IPAと略す。)397部を仕込み、撹拌下に
反応容器内を窒素置換し、窒素雰囲気中で沸点まで加熱
した。
次いで、参考例1で得たヒドロキシル基含有オリゴアク
リレート112部、アクリル酸48部、ベンゾイルパー
オキシド3.3部及ヒIPA 240部からなる混合物
を120分で添加し、添加終了後更に0.66部のベン
ゾイルパーオキシドをIPA10部に分散させたものを
30分毎に2回に分けて添加した。モノマーの添加完結
後、120分間沸点に温度を保持して重合反応を完了さ
せた。その後、水酸化す、トリウム水溶液にて完全中和
を行い、IPAを留去して共重合体(I)の水溶液を得
た。
この共重合体(I)の40%水溶液のpH及び粘度は第
1表に示した通りであった。
参考例5 参考例4と同じ反応容器にIPA396部を仕込み、撹
拌下に反応容器内を窒素置換し、窒素雰囲気中で沸点ま
で加熱した。次いで、参考例1で得たヒドロキシル基含
有オリゴアクリレート96部、アクリル酸64部、ベン
ゾイルパーオキシド3.9部及びIPA240部からな
る混合物を120分で添加し、添加終了後更に0178
部のペンゾイルバーオキシドをIPAIO部に分散させ
たものを30分毎に2回に分けて添加した。七ツマ−の
添加完結後、120分間沸点に温度を保持して重合反応
を完了させた。その後、水酸化ナトリウム水溶液にて完
全中和を行い、IPAを留去して共重合体(2)の水溶
液を得た。この共重合体(2)の40チ水溶液のpH及
び粘度は第1表に示した通りであった。
参考例6 参考例4と同じ反応容器にIPA395部を仕込み、撹
拌下に反応容器内を窒素置換し、窒素雰囲気中で沸点ま
で加熱した。次いで、参考例1で得たヒドロキシル基含
有オリゴアクリレート80部、アクリル酸80部、ベン
ゾイルパーオキシド4.6部及びIPA240部からな
る混合物を120分で添加し、添加終了後更に0.92
部のベンゾイルパーオキシドをIPAIO部に分散させ
たものを30分毎に2回に分けて添加した。七ツマ−の
添加完結後、120分間沸点に温度を保持して重合反応
を完了させた。その後、水酸化ナトリウム水溶液にて完
全中和を行い、IPAを留去して共重合体(3)の水溶
液を得た。この共重合体(3)の40チ水溶液のpH及
び粘度は第1表に示した通シであった。
参考例7 参考例4と同じ反応容器にIPA 396部を仕込み、
撹拌下に反応容器内を窒素置換し、窒素雰囲気中で沸点
まで加熱した。次いで、参考例2で得たヒドロキシル基
含有オリゴアクリレート96部、アクリル酸64部、ベ
ンゾイルパーオキシド4.0部及びIPA240部から
なる混合物を120分で添加し、添加終了後更に0.8
0部のベンゾイルパーオキシドをII’AIO部に分散
させたものを30分毎に2回に分けて添加した。モノマ
ーの添加完結後、120分間沸点に温度を保持して重合
反応を完了させた。その後、水酸化ナトリウム水溶液に
て完全中和を行い、IPAを留去して共重合体(4)の
水溶液を得た。この共重合体(4)の40チ水溶液のp
H及び粘度は第1表に示した通りであった。
参考例8 参考例4と同じ反応容器にIPA 396部を仕込み、
撹拌下に反応容器内を窒素置換し、窒素雰囲気中で沸点
まで加熱した。次いで、参考例3で得たヒドロキシル基
含有オリゴメタクリレート96部、メタクリル酸64部
、ベンゾイルパーオキシド3.7部及びIPA240部
からなる混合物を120分で添加し、添加終了後更に0
.75部のベンゾイルパーオキシドをIPAIO部に分
散させたものを30分毎に2回に分けて添加した。
七ツマ−の添加完結後、120分間沸点に温度を保持し
て重合反応を完了させた。その後、水酸化す) IJウ
ム水溶液にて完全中和を行い、IPAを留去して共重合
体(5)の水溶液を得た。この共重合体(5)の40%
水溶液のpH及び粘度は第1表に示した通りであった。
参考例9 参考例4と同じ反応容器にIPA 395部を仕込み、
撹拌下に反応容器内を窒素置換し、窒素雰囲気中で沸点
まで加熱した。次いで、参考例1で得たヒドロキシル基
含有オリゴアクリレート64部、アクリル酸80部、イ
タコン酸16部、ベンゾイルパーオキシド4.9部及び
IPA 240部からなる混合物を120分で添加し、
添加終了後更に0.98部のベンゾイルパーオキシドを
IPAIO部に分散させたものを30分毎に2回に分け
て添加した。七ツマ−の添加完結後、120分間沸点に
温度を保持して重合反応を完了させた。その後水酸化ナ
トリウム水溶液にて完全中和を行い、IPAを留去して
共重合体(6)の水溶液を得た。この共重合体(6)の
40%水溶液のpH及び粘度は第1表に示した通りであ
った。
参考例10 参考例4と同じ反応容器にIPA395部を仕込み、撹
拌下に反応容器内を窒素置換し、窒素雰囲気中で沸点ま
で加熱した。次いで、参考例1で得たヒドロキシル基含
有オリゴアクリレート64部、アクリル280部、メチ
ルアクリレート16部、ベンゾイルパーオキシド5.1
部及びIPA240部からなる混合物を120分で添加
し、添加終了後頁に1.02部のベンゾイルパーオキシ
ドをIPA10部に分散させたものを30分毎に2回に
分けて添加した。七ツマ−の添加完結後、120分間沸
点に温度を保持して重合反応を完了させた。その後、水
酸化ナトリウム水溶液にて完全中和を行い、IPAを留
去して共重合体(刀の水溶液を得た。
この共重合体(7)の40%水溶液のpa及び粘度は第
1表に示した通りであった。
第   1   表 (注1)B型粘度計、25℃、60 rpmにて測定実
施例1 セメントとして普通ポルトランドセメント(住友セメン
ト■製)、細骨材として淀用産川砂(最大粒径5mm)
、粗骨材として高槻産砕石(最大粒径25本)およびA
E減水剤としてホゾリス470を用い、単位セメント量
320に9/m、単位水量169ゆ7m3(水/セメン
ト比52.8%)、単位細骨材量s 83kg/m、単
位粗骨材量933搬/−(細骨材率48.6 % )お
よび単位AE減水剤量0、8 kg/ mの配合で、練
り混ぜ量が3olとなるようにそれぞれの材料を計量し
、可傾式ミキサーに全材料を投入した。直ちに3分間練
り混ぜを行い、得られた目標スランプ8cIIL1 目
標空気量4%のベースコンクリートを全量ミキサーより
排出した。次に、ベースコンクリート全量をミキサーに
戻し、参考例4で得られた共重合体filを対セメント
固形分で0.12%となる量をミキサーに投入し、2分
間練り混ぜを行い、流動化コンクリートを調製した。
得られた流動化コンクリートは、直ちにミキサーより全
量排出し、調製直後のスランプおよび空気量を測定した
。次に、流動化コンクリート全量を再度ミキサーに戻し
、低速で所定時間練り続け、30分後、60分後、90
分後のスランプを測定して、スランプの経時変化をみた
また、得られた流動化コンクリートの圧縮強度および凝
結時間も測定した。これらの測定結果を第2表に示す。
なお、スランプ、空気量、圧縮強度および凝結時間の測
定方法や圧縮強度供試体の採取方法は、すべて日本工業
規格(JIS A  1101.1128.1108.
6204.1132 )に準拠して行った。
実施例2〜7 セメント分散剤として、第2表に示されたような参考例
5〜10で得られた共重合体(2)〜(力を第2表に示
された添加量で使用する他は、実施例1と同様の操作を
繰り返して流動化コンクリートを調製し、それらのスラ
ンプ、空気量、圧縮強度および凝結時間を測定した。測
定結果を第2表に示す。
比較例1 実施例1において共重合体(I)の代りにす7タレンス
ルホン酸ナトリウム塩ホルマリン縮合物を添加−jit
o、25%(対セメント)で使用する他は、実施例1と
同様の操作を繰り返して、比較用の流動化コンクリート
を調製し、そのスランプ、空気量、圧縮強度および凝結
時間を測定した。測定結果を第2表に示す。
第2表より明らかなように、本発明のセメント分散剤は
、少量の添加で優れた分散性能を発揮するとともに、セ
メント分散剤によって設定されたスランプを極めて長時
間安定に維持し、しかも圧縮強度および凝結時間に悪影
響を与えないことが確認できた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (ただし式中、R^1は水素原子またはメチル基であり
    それぞれ同一であっても又異なっていてもよく、Xは炭
    素数2〜20の二価の有機基でありそれぞれ同一であっ
    ても又異なっていてもよく、nは1〜100の整数であ
    る。) で表わされるヒドロキシル基含有オリゴ(メタ)アクリ
    レート系単量体(イ)、 一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (ただし式中、R^2は水素又はメチル基であり、Zは
    水素、一価金属、二価金属、アンモニウム基又は有機ア
    ミン基である。) で表わされる(メタ)アクリル酸系単量体(ロ)及びこ
    れらの単量体と共重合可能な単量体(ハ)を、ヒドロキ
    シル基含有オリゴ(メタ)アクリレート系単量体(イ)
    1〜90重量%、(メタ)アクリル酸系単量体(ロ)1
    0〜99重量%及び単量体(ハ)0〜50重量%(ただ
    し、(イ)、(ロ)及び(ハ)の合計は100重量%で
    ある。)の比率で用いて導かれた共重合体(A)及び/
    又は該共重合体(A)を更にアルカリ性物質で中和して
    得られる共重合体(B)を必須成分としてなるセメント
    分散剤。
JP13606486A 1986-06-13 1986-06-13 セメント分散剤 Granted JPS62292664A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63162563A (ja) * 1986-12-25 1988-07-06 大日本インキ化学工業株式会社 セメント分散剤
WO1991001282A1 (fr) * 1989-07-25 1991-02-07 Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co., Ltd. Adjuvant de ciment, sa production, et composition de ciment
US5298570A (en) * 1991-08-23 1994-03-29 Nippon Shokubai Co., Ltd. Biodegradable hydrophilic crosslinked polymer, process for producing it, and uses thereof

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