JPS6229158Y2 - - Google Patents

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JPS6229158Y2
JPS6229158Y2 JP3609982U JP3609982U JPS6229158Y2 JP S6229158 Y2 JPS6229158 Y2 JP S6229158Y2 JP 3609982 U JP3609982 U JP 3609982U JP 3609982 U JP3609982 U JP 3609982U JP S6229158 Y2 JPS6229158 Y2 JP S6229158Y2
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JP
Japan
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spring
movable
blowpipe
rotating shafts
pair
Prior art date
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JP3609982U
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JPS58137538U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は成形後のスプリングの両端部(座)
を切断して平坦にすることのできるスプリング座
切断機に関するものである。
一般に、コイル状の圧縮用スプリングは、部材
間に挾持され、圧縮状態で使用されるため、その
両端部がスプリングの中心軸に対して垂直な平坦
面を構成するように形成されていることが好まし
く、その両端部に平坦化加工(以下、座の加工と
称す)が施こされているものが多い。
本考案は主としてスプリングの線径30〜100
mm,コイル径250〜450mmの大形のスプリングを対
象としたものであつて、従来第1図に示すよう
に、スプリング用の熱間加工材1の両端を加熱す
る先端加熱工程イと加工材1の両端を圧延成形す
る先端圧延工程ロの2工程からなる前工程を設け
た後に、全体加熱工程ハ、全体的加熱された加工
材1をコイル状の成形スプリング2に成形するコ
イル成形工程ニ、この成形スプリング2を焼入
れ、焼戻しをする焼入れ工程ホと焼戻し工程ヘ、
そしてグラインダによる座の加工工程トからなる
各工程を行なうようにしなければならず、工程数
が多くたいへん工数がかかつてしまつている。ま
た、焼入れ、焼戻し後にグラインダによつて座の
加工をして製品とするので、でき上がつたスプリ
ング3の両端(両方の座)では、スプリング3の
生地が露出したままであり(スプリング3の他の
部分は焼入れ、焼戻し時に被膜が形成されてい
る。)、この座の部分が他の部分より早く腐食作用
を受ける心配がある。
そこで、製造工程の工程数を省略するとともに
製品化されたスプリング3の両方の座において生
地が露出するのを防止するために、焼入れ、焼戻
し前の時点で上記成形スプリングの座の加工をし
てしまうことが考えられる。
この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、
その目的はコイル状に成形したスプリングの両端
部をスプリングの中心軸に垂直な平面に沿つて両
端部を同時に切断し、グラインダによる座の加工
を省くとともに、長さ及び径の異なるスプリング
にも容易に対応できるようにしたスプリング座切
断機を提供することにあり、同一水平線上を移動
可能な一対の移動支持台にそれぞれ上下動自在に
縦方向移動台を取りつけ、これら縦方向移動台に
それぞれ回転軸を水平に軸支し、これら回転軸の
相対向する端部にそれぞれ垂直方向にガスまたは
プラズマを噴出する吹管火口を取りつけ、これら
吹管火口でスプリングの両端部を同時に切断して
座の加工を行なうようにしたものである。
以下、この考案の一実施例を第2図ないし第4
図を参照して説明する。図中符号10はグランド
に水平に設置される下部横フレーム(軌道)、1
1は上部横フレーム(軌道)であり、この上部横
フレーム11は縦フレーム12,13によつて上
記下部横フレーム10に平行に支持されている。
上記上部横フレーム11には、それぞれ車輪を介
して移動台14,15が水平方向移動自在に懸架
されており、これら移動台14,15には空気圧
または油圧式のシリンダ16が取りつけられてい
る。このシリンダ16によつて上記移動台14,
15は互いに接近、離間できるようになつてい
る。そして、移動台14,15の上記シリンダ1
6の下部にはそれぞれ長さ調節のできるストツパ
17,18が取りつけられており、上記シリンダ
16によつて接近された移動台14,15間の間
隔を一定に保つことができるようになつている。
また、移動台14,15にはそれぞれ縦アーム1
9,20が垂下するようにして一体に取りつけら
れている。これら縦アーム19,20の下部には
複数の車輪が取りつけられており、これら車輪を
介して縦アーム19,20は上記下部横フレーム
10に接し、この下部横フレーム10に沿つて移
動されるようになつている。上記縦アーム19,
20の上部には昇降シリンダ(昇降装置)21,
22が一体的に取りつけられている。これら昇降
シリンダ21,22にはそれぞれ縦方向移動台2
3,24が取りつけられており、この縦方向移動
台23,24はそれぞれ上記縦アーム19,20
に沿つて上下動することができるようになつてい
る。上記縦方向移動台23,24にはそれぞれ操
作台25,26が水平方向摺動自在に取りつけら
れており、これら操作台25,26の水平方向の
微調整は、それぞれ調整つまみ27,28によつ
て行なわれるようになつている。上記操作台2
5,26にはそれぞれ回転軸29,30が回転自
在に軸支されている。回転軸29,30は同一水
平線上に位置するように設置されており、それぞ
れモータ(駆動装置)31,32によつて回転さ
れるようになつている。これらモータ31,32
は例えばステツプモータにより構成されており、
入力を受けると回転軸29,30を一回転させる
ようになつている。ここで、モータ31,32は
図に示すように逆向きに設置されているので、回
転軸は互いに逆向きに回転することになる。上記
回転軸29,30の互いに対向する端部には、そ
れぞれ吹管火口33,34が取りつけられてい
る。これら吹管火口33,34は鉤状に形成され
ており、それらの先端部から垂直方向にガスまた
はプラズマを噴出することができるようになつて
いる。また、吹管火口33,34の静止位置(回
転スタート位置)は、自由に変更できるようにな
つており、通常は吹管火口33の噴出口と吹管火
口34の噴出口は、互いに対向側に位置するよう
に設定されれている。さらに、上記吹管火口3
3,34の回転軸29,30への取りつけは、回
転軸29,30の回転中心から各吹管火口33,
34の噴出口までの距離を自由に調整できるよう
に構成されている。なお、上記構成において、移
動台14、縦アーム19は移動支持台35を構成
し、同じく移動台15、縦アーム20は移動支持
台36を構成している。また、図中符号37は座
の加工を施こすスプリング38を水平に支持する
ための支持台である。
次に上記のように構成されたこの考案のスプリ
ング座切断機の操作方法を説明する。まず、座の
加工を施こそうとするスプリング38の切断寸法
に合わせてストツパ17,18の長さを調整す
る。さらに正確に切断寸法を調整する必要のある
時は、調整つまみ27,28により操作台25,
26を摺動させて行なう。このようにしてストツ
パ17,18の調整が終つたら、シリンダ16に
より移動支持台35,36を離す。次に支持台3
7上にスプリング38を水平に載置する。そし
て、昇降シリンダ21,22を作動して、各回転
軸29,30をスプリング38の軸と一致させ、
さらに必要な場合は、各吹管火口33,34の各
回転軸29,30への取付位置を変えて、各吹管
火口33,34の噴出口とスプリング38の外面
までの距離を調整し、シリンダ16により移動支
持台35,36をストツパ17,18により係止
されるまで接近させる。次に、吹管火口33,3
4の噴出部をスプリング座の両端部に位置するよ
う回転軸29,30を動かしてそれぞれ調整し、
引続き噴出部から着火状態のガスまたはプラズマ
を噴出させながら、モータ31,32により回転
軸29,30を回転させてスプリング38の両端
部を同時に垂直面に沿つて切断する。この場合、
吹管火口33,34は、逆方向に回転させられる
が、第5図に示すようにそれぞれ約3/4回転中に
切断は終了する。なお、39,40は減速機であ
る。
上記のように、この考案のスプリング座切断機
においては、 (i) 移動支持台35,36間の距離、すなわちス
プリングの切断寸法は、ストツパ17,18に
よつて設定することができ、一度切断寸法を設
定してしまえばシリンダ16を動かすだけで、
常に切断位置に吹管火口33,34を位置させ
ることができるので、あとは回転軸の調整だけ
でスプリングの切断(座の加工)を連続して行
なうことができる。
(ii) また、吹管火口33,34間の距離は上記の
ように調整され、吹管火口33,34の上下位
置が昇降シリンダ21,22によつて自由に調
整できるようになつており、各回転軸29,3
0の回転中心から各吹管火口33,34の噴出
口までの距離も調整できるので、様々な長さ及
び径のスプリングの座の加工を行なうことがで
きる。
(iii) さらに、支持台37の上に載置されたスプリ
ング38に接触することなく、スプリング38
の両端部の外周に沿つて吹管火口33,34を
回転させるだけで、スプリング38の座の加工
を行なうことができるので、スプリング38に
全く負荷をかける心配がない。従つて、スプリ
ング製造工程中に組み入れることができ、スプ
リング製造工程の簡略化を図ることができる。
なお、上記実施例では支持台37を固定的に設
けたが、その高さを変えることができるように上
下動自在に構成してもよい。
また、上記実施例では移動支持台を上部横フレ
ームに懸架するとともに下部横フレーム10に沿
つて移動するように構成したが、移動支持台をそ
の重心が下方にくるような形状とし、単に車輪を
介して下部横フレーム上に載置し、この下部横フ
レーム上を水平移動できるように構成してもよ
い。
また、上記実施例では吹管火口を鉤状に形成
し、スプリングの外周から中心に向つてガスまた
はプラズマを噴出するようにしたが、スプリング
の直径が大きい場合又は切断時のノロ処理などの
都合により吹管火口を回転軸に沿つて延出するよ
うに管状に形成し、この管状をなす吹管火口の先
端外周面から外方へ向つてガスまたはプラズマを
噴出するように構成してもよい。このように構成
すればスプリングの中心から外周に向つてガスま
たはプラズマが噴出することができ、上記実施例
と同様にスプリングの座の加工を行なうことがで
きる。
以上説明したように、この考案に係るスプリン
グ切断機は、同一水平線上を移動可能な一対の移
動支持台にそれぞれ上下動自在に縦方向移動台を
取りつけ、これら縦方向移動台にそれぞれ回転軸
を水平に軸支し、これら回転軸の相対向する端部
にそれぞれ垂直方向にガスまたはプラズマを噴出
する吹管火口を取りつけ、これら吹管火口でスプ
リングの両端部を同時に切断することのできる構
造なので、スプリングに負荷をかけることなく、
スプリングの両端部をスプリングの中心軸に垂直
な平面に沿つて切断することができ、また、異な
る長さ及び径のスプリングにも容易に対応できひ
いてはスプリング製造工程の簡略化を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のスプリング製造工程を示す流れ
図、第2図ないし第4図はこの発明の一実施例を
示すもので、第2図は正面図、第3図は第2図
−線に沿う矢視図、第4図は第2図−線に
沿う矢視図、第5図はスプリングの切断状態を示
す図である。 10……下部横フレーム(軌道)、11……上
部横フレーム(軌道)、21,22……昇降シリ
ンダ(昇降装置)、23,24……縦方向移動
台、29,30……回転軸、31,32……モー
タ(駆動装置)、33,34……吹管火口、3
5,36……移動支持台、37……支持台、38
……スプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水平な軌道に沿つて移動可能な一対の移動支持
    台と、これら移動支持台にそれぞれ昇降装置を介
    して上下動自在に支持されている一対の縦方向移
    動台と、互いに同一水平線上に位置するようにそ
    れぞれ前記縦方向移動台に軸支されている一対の
    回転軸と、これら回転軸をそれぞれ回転させる駆
    動装置と、前記回転軸の互いに対向する端部にそ
    れぞれ取りつけられこれら端部間に設置される支
    持台上に水平に載置されるスプリングの両端部を
    それぞれ前記回転軸の回転に伴ない垂直面に沿つ
    て切断する吹管火口とを具備してなるスプリング
    座切断機。
JP3609982U 1982-03-15 1982-03-15 スプリング座切断機 Granted JPS58137538U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3609982U JPS58137538U (ja) 1982-03-15 1982-03-15 スプリング座切断機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3609982U JPS58137538U (ja) 1982-03-15 1982-03-15 スプリング座切断機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58137538U JPS58137538U (ja) 1983-09-16
JPS6229158Y2 true JPS6229158Y2 (ja) 1987-07-27

Family

ID=30047546

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3609982U Granted JPS58137538U (ja) 1982-03-15 1982-03-15 スプリング座切断機

Country Status (1)

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JP (1) JPS58137538U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101528325B1 (ko) * 2014-04-17 2015-06-11 주식회사 풍산테크윈 벨트 텐션너용 스프링 고속 성형 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58137538U (ja) 1983-09-16

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