JPS62290778A - 耐水性アルカリ接着剤組成物 - Google Patents

耐水性アルカリ接着剤組成物

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JPS62290778A
JPS62290778A JP62131939A JP13193987A JPS62290778A JP S62290778 A JPS62290778 A JP S62290778A JP 62131939 A JP62131939 A JP 62131939A JP 13193987 A JP13193987 A JP 13193987A JP S62290778 A JPS62290778 A JP S62290778A
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    • C09J103/02Starch; Degradation products thereof, e.g. dextrin
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L2666/00Composition of polymers characterized by a further compound in the blend, being organic macromolecular compounds, natural resins, waxes or and bituminous materials, non-macromolecular organic substances, inorganic substances or characterized by their function in the composition
    • C08L2666/02Organic macromolecular compounds, natural resins, waxes or and bituminous materials
    • C08L2666/04Macromolecular compounds according to groups C08L7/00 - C08L49/00, or C08L55/00 - C08L57/00; Derivatives thereof

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  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 )0発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は、でんぷん基剤のアルカリ接着剤組成物、前記
接着剤組成物を使用する段ボールの製造方法、及び前記
製造方法により製造されるるために使用することができ
る。
紙の片側又は両側の段頂に接合された表面紙を意味する
(従来の技術及びその問題点) ダンボール紙の製造に用いられる手順には、通常、最初
板紙片に加熱したみそ付きロールで波形を付ける連続的
工程が必要である。次に、一方の側の突出した段頂に接
着剤を塗υ、その後一般に取り引き上表面仕上げ材とし
て知られている1枚の平らな板紙をこれらの段頂に貼り
つける。このようにして合わせた2枚の板紙に熱と圧力
を加え、それらの間に接合を形成させる。上述の手順に
よD、−面にのみ表面仕上げ材が貼り付けられた片面段
ボールとして当業者に知られているものが生産される。
内部のみぞ付き層が2枚の表面仕上げ材の間にはさまれ
ている両面段ボール紙がほしい場合には、片面段ポール
紙の露出した先端に接着剤をつけ、次にその接着剤を塗
付した段頂を、圧力と熱の影響下でコルゲータの結合部
分にある第2の表面仕上げ材に押しつける。この典型的
なコルゲーティング工程及び一般のコルゲータの操作の
使用は、米国特許煮2,051,025及び& 2.1
02.937(それぞれ1936年8月18日及び19
37年12月21日に13auer に付与)に記載さ
れている。
コルゲーティング工程で使用される特別の接着剤は、完
成した波形の付いた製品の最終的な用途において必要と
される接合の種類を含む、いくつかの要因に基づいて選
択される。でんぷんベースの接着剤は、低コスト及び調
製が容易であるという好ましいその接着剤特性のために
最も一般的に用いられる。
最も基本的なコルゲーティングでんぷん系接着剤は、熱
処理したでんぷんの水分散物中に懸濁した未加工の未ゼ
ラチン化でんぷんから成るアルカリ接着剤である。この
接着剤は水の中ででんぷんを水酸化ナトリウム(苛性ソ
ーダ)を用いてゼラチン化し、第1の混合物であるゼラ
チン化又は熱処理した調製物を製造し、次にこれを未加
工(未ゼラチン化)でんぷん、ホウ砂及び水の第2の混
合物にゆつくシと加えて完成しだ接着剤を得ることで製
造される。コルゲーティング工程において、この接着剤
を(通常25°と55℃の間で)波付き中しん原紙又は
片面段ボールの段頂に塗布し、次に熱を加えてでんぷん
のゼラチン化を引き起すと、結果的に、即座に粘度が増
加し、接合が形成される。
が高湿度、液状の水、溶解しつつある氷及びその類似物
の長期間の接触に耐えることのできる耐水性接合を得る
ことである。耐水性コルゲーティング接着剤を製造する
ためにいくつもの方法が工夫されている。一つの方法で
は、硫酸アルミニウムのような酸性触媒と共に、尿素ホ
ルムアルデヒド樹脂が添加されている酸性のでんぷんベ
ースの接着剤を生成して、それを用いて製造される段ボ
ール紙に耐水性接合をつくる。
しかし、この接着剤組成物自体、コルゲータ接合速度、
粘度安定性及びポットライフのような他の重要な特性に
2いて不完全であD、また、過度のホルムアルデヒド臭
を示す。更に、酸性コルゲーティング接着剤は腐食する
傾向がある。
酸性のコルゲーティング接着剤の多くの欠点は、コルゲ
ーティング工業で使用する耐水性アルカリ硬化性のでん
ぷん系接着剤の発達をもたらした。それの製造において
は、熱硬化性樹脂、例えば尿素ホルムアルデヒド、レソ
ルシノールホルムアルデヒド、メラミンホルムアルデヒ
ド、フェノールホルムアルデヒド、ジアセトンアクリル
アミドホルムアルデヒド、ケトンアルデヒド及び尿素ア
セトンホルムアルデヒド縮合物ヲでんぷん成分用の架橋
添加剤として接着剤に加え、耐水性結合をつくっている
最近数年間、ホルムアルデヒドの安全性に疑いが生じた
ため、工場の仕事場でホルムアルデヒドに曝される量を
減らす努力がなされている。
米国特許上4.400.480 (1983年8月23
日にM、 5ilanoらに付与)では、アルカリ硬化
性コルゲーティング接着剤中の遊離ホルムアルデヒド臭
低いアセトンホルムアルデヒド縮合物架橋添加削が使わ
れている。
コルケーティング工業においてはホルムアルデヒド不含
のアルカリ硬化性でんぷんペースの接着剤を用いて製造
する段ポール製品に耐水性を与える手段を今でも捜して
いる。
それゆえ、ホルムアルデヒド不含段ボール紙の製造にお
いて耐水性アルカリ硬化性のでんぷんペースの接着剤を
提供することが必要である。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので
、耐水性アルカリ硬化性接着剤、すなわち A、(a)次式 R2及びR3は相互に無関係に炭素原子数1ないし6の
アルギル基、 R4は水素原子又は炭素原子数1ないし3のアルキル基
、 Xはハロゲン、Yは陰イオン及びnは1ないし4である
。) で表わされる(a)ハロヒドリン4級アンモニウム単量
体及び (b)重合性ビニル系単量体の重合により生成されるラ
テックス状で存在する、接着剤全重量、(固形分含有量
が基準)を基準として6ないし35%の重合体。
B、未ゼラチン化でんぷん又は未ゼラチン化及びゼラチ
ン化でんぷんの混合物から成る、接着剤全重量を基準と
して10ないし50%のでんぷん成分。
C9接着剤全重量を基準として40ないし80%の水、
及び D、 pHが約7.5ないし13の接着剤を提供するた
めの十分なアルカリ から成る接着剤を提供するものである。
本発明はまた、アルカリ硬化性耐水性のでんぶんペース
のコルゲーティング接着剤組成物の増量剤(carri
er)中の全部又は一部のゼラチン化(式中、A、R1
ないしR,X及びYは上記の意味である。) で表わされるハロヒビ9フ4級アンモニウム単位を含む
ラテックス重合体と交換することにより生成される耐水
性アルカリ硬化性のコルゲーティング接着剤を提供する
ものである。
本発明は、さらに、(a)上記の接着剤組成物を波付紙
片の段頂に塗布する段階および(b)段ボール紙を形成
するためにみそ付き紙片の、接着剤を塗布した段頂に表
面仕上げ材をつける段階から成る段ボール紙の製造方法
を提供す・るものである。
本発明の接着剤組成物のでんぷん成分−これは、まった
くゼラチン化されていないか、又は、ゼラチン化でんぷ
ん−及び未ゼラチン化でんぷん部分の両方から成る−は
、従来コルゲーティング用でんぷん系接着剤組成物に使
用されていた天然の、又は変性した数種のでんぷんのい
ずれかからか選ぶことができる。適当なでんぷんとして
は、例えば、コーン、じゃがいも、ワクシ−メイズ、モ
ロコシ、小麦を出所とするでんぷん及び高アミロースで
んぷん、例えば50重量%又はそれ以上のアミロースを
含むでんぷん並びにこれらのでんぷんの種々の誘導体が
挙げられる。これゆえ、適切なでんぷん中には、様々な
でんぷん誘導体、例えばエーテル類、エステル類、緩や
かな酸処理、酸化等のような既知の処理により生成する
弱く煮沸しているような(thin −boiling
 types)  でんぷん誘導体が含まれている。よ
り好ましいでんぷんは、一般にアルカリ型のコルゲーテ
ィング接着剤に使用するでんぷんである。
接着剤のでんぷん含有量は、いくつかの要因、例えば接
着剤の意図される最終的用途及び使用するでんぷんの種
類によりかなり変えることができる。使用するでんぷん
には、でんぷんのゼラチン化及び未ゼラチン化部分が含
1れておD、でんぷんの全量はたいてい接着剤の全重量
を基準として約10ないし50重量%の範囲にあるだろ
う。未ゼラチン化でんぷんに加えてゼラチン化でんぷん
を用いられている組成物においては、接着剤の全でんぷ
ん含有量は、一般に約25ないし50%の範囲であろう
。ゼラチン化でんぷんを使用していない組成物において
は、未ゼラチン化でんぷんは約10ないし30%の範囲
にわたる量で存在する。
本発明で使用するアルカリ(塩基)は、好ましくは水酸
化ナトリウムである。しかし、他の塩基を水酸化ナトリ
ウムと部分的に又は完全に取り換えて使用してもよい。
他の塩基としては、例えば、水酸化カリウムのようなア
ルカリ金属水酸化物、水酸化カルシウムのようなアルカ
リ土類金属水酸化物、酸化バリウムのようなアルカリ土
類金属酸化物、炭酸ナトリウムのようなアルカリ金属炭
酸塩及びケイ酸ナトリウムのようなアルカリ金属ケイ酸
塩が挙げられる。アルカリは、好ましくは、水溶液にし
て、pHが約7.5ないし13、好ましくは10ないし
13の接着剤を提供するのに十分な量を使用する。
本発明のラテックス重合体は、少なくとも一部分ハハロ
ヒドリン4級アンモニウムエステル又は次式 %式% (式中、R1は水素原子又はメチル基;Aは一〇−は互
に無関係に炭素原子数1ないし6のアルキル基;Xは塩
素原子、臭素原子又はヨウ素原子;Yは陰イオンそして
nは1ないし4を意味する。) で表わされるアミド単量体から誘導する。単量体は好ま
しくはラテックス重合体に約0.5ないし10重量%、
最も好ましくは1ないし4重量%で変動する量で用いる
。2又はそれ以上の上述の重合体の混合物を利用しても
よい。通例に使用されるラテックス重合体の典型的な量
は接着剤の全重量を基準として約6ないし35%(固形
分含有量)の範囲、好ましくは10と25%の間にある
であろう。
ハロヒドリン単量的ハ、エピハロヒドリン、好ましくは
エピクロロヒドリンを適当なアミンと反応して生成する
4級アンモニウム化合物である。一般に陰イオンは、無
機酸又は有機酸から誘導される塩素イオン、臭素イオン
、RCo5−1硝酸イオン、硫酸イオン、メチル亜硫酸
イオン、又は類似のイオンである。
陽イオンエステル単量体は、米国特許 ノK 3,678,098 (1972年7月18日(
て5heldon N。
L6w i sらに付与)に従って生成することができ
る。エビノ・ロヒドリンを酸性条件下で次式(式中、R
1,R2,R3,Y及びnは前記の意味を有する。) で表わされる塩基性エステルの水素酸塩と反応する。反
応は水性媒体中で、室温ないし80℃で、好ましくは5
0°又は50°より低い温度において行う。エピハロヒ
ドリン−少なくとも化学量論量で使用するーは、一般的
に塩水溶液に加える。副反応を回避するためにはpHを
酸性側に維持することが重要である。重合阻害剤(例え
ばヒドロキノリンのモノメチルエーテル、ヒドロキノリ
ン又はフェノチアジン)を使用してもよい。得られる単
量体を反応用水性媒体中に溶解した溶液状態で貯蔵する
か、濃縮するか、又は水の真空蒸留により分離してもよ
い。
陽イオンアミド単量体は米国特許A 3.095.39
0(1963年6月25日にA、 Maeder、に付
与)に記載の方法に従って生成することができる。上記
単量体は、適当な塩基性アミドの水素酸塩を使用するこ
とを除き、上記手順を使って生成する。
塩は次式 R4R3 (式中、R1、R2,R5+ R4、Y及びnは前記の
意味を有する。) で表わさ・れる。
一般に本発明において有用なラテックス重合体は、1又
は数種の重合性ビニル系単量体と前記ハロヒドリン単量
体との共重合体である。これら重合体は、・単量体、例
えば炭素原子数1ないし18のアルカノール、ベンジル
アルコール、シクロヘキシルアルコール及びインボルニ
ルアルコールを含む炭素原子数1ないし18のアルコー
ルと(メタ)アクリル酸とのエステル、例エバ、メチル
−、エチル−、フチルー、2−エチルへキシル−1又は
オクタデシルアクリレートあるいはメタクリレート ・(メタ)アルリルアミド及びそのN−置換誘導体、例
えばN−モノ−及びN−ジメチル−1−エチル−1−フ
ロピルー、及ヒーフチルアルリルアミド又はメタクリル
アミド並びにN−モノ−又はジフェニルアクリルアミド Φビニルエーテル、例えばブチルビニルエーテル ・N−ビニルラクタム、例えばN−ビニルピロリジノン ・ハロゲン化ビニル化合物、例えば塩化ビニル及び塩化
−又はフッ化ピモリデン ・アルキルビニルケトン、例えば、メチル又はエチルビ
ニルケトン ・α、β−不飽和ジカルボン酸のジエステル、例えば、
ジメチル−、ジエチM1ジブロピM1ジプチM1 ジフ
ェニル−2ジベンジル−及ヒ、ジ(フェニルエチル)イ
タコン酸エステル、マレイン酸エステル及ヒフマル酸エ
ステル ・飽和脂肪族モノカルボン酸の(メタ)アリルエステル
、例えば、アリル−及びメタアリル酢酸エステル、プロ
ピオン酸エステル及び吉草酸エステル、 ・他のビニル化合物、例えばビニルビロール、スチレン
、ビニルトルエン及ヒメチルスチレ・ン、及び 書オレフィン、例エバ、エチレン を含む。コモノマーは最高的99.5重量%の量で使用
する。好ましいコモノマーは、エチルアクリレート、2
−エチルヘキシルアクリレート、ビニルアセテート、ブ
チルアクリレート、メチ体、例えばマレイン酸ジアリル
、シアYル酸トリアリル及びテトラエチレングリコール
アクリレートも本発明において有用である。例えば(メ
タ)アクリル酸を含むカルボン酸単量体もまた本発明に
おいて最高約5重量%の量で有用である。これらの単量
体がより多量になると、アルカリ膨張性及び(又は)ア
ルカリ溶解性重合体となシ、本発明のアルカリ硬化性接
着剤調製物において用いるのに適さない。
ラテックス重合体は、典型的な乳濁重合技術−この技術
には通例の反応開始剤又はレドックス系の使用及び米国
特許& 3,678.098及びム3.095,190
 (先に引用)及び米国特許44.489,192 (
1984年12月18日にY、 5hihらに付与)に
記載されている非イオン系又はカチオン系乳化剤(表面
活性剤)の使用が含1れるーにより生成してもよい。
ラテックス重合体の固有粘度(1,V、)は、テトラヒ
ドロフラン中で測定すると、一般に少なくとも約Q、5
 dl/g、好ましくは約1ないし8dl/gである。
本発明における接着剤の最終的な用途次第では、熱硬化
性樹脂を加えて、さらに接着剤の耐水性を増してもよい
。本発明で有用な典型的な熱硬化性樹脂としては、残余
ホルムアルデヒドが重要でない場合、例えばケトンホル
ムアルデヒド(例えば、アセトンホルムアルデヒド)、
メラミンホルムアルデヒド及び尿素ホルムアルデヒドが
あげられる。一般的に、樹脂は、接着剤固形分含有量を
基準として1ないし10重量%の量で加える。
本発明の接着剤組成物の4つの必須成分に加えて、もし
望むなら、任意の従来がらの非化学官能性添加剤を接着
剤に少量加えてもよい。上記添加剤としては、例えば、
防腐剤、消泡剤、湿潤剤、可溶化剤、レオロジー調節剤
、水調節剤、浸透調節剤、尿素のようなベプタイザー、
ゼラチン化温度調節剤、クレー及び細かく粉砕した重合
体のような不活性充填剤、無機性コロイド状クレー、グ
アー、ヒドロキシエチルセルロース、アルシネート、ポ
リビニルアルコール、エチレンオキサイド重合体及びこ
れらの類似物質のような増粘剤、ホウ素を含む塩(例え
ば、ホウ砂)のような粘着性付与剤及びポリビニルアセ
テートのような乳化物が挙げられる。
本発明の接着剤組成物の製造において、いくつかの異な
る方法−例えば、所望の接着剤固形分含有量、利用でき
る装置及び組成物中にゼラチン化でんぷんが存在するか
否かに依存して各、成分を加える−がある。ゼラチン化
でんぶんを用いた接着剤では、でんぷんを、一般的に苛
性ソーダを使って水の中にゼラチン化したのち、未加工
でんぷんを水に懸濁させた懸濁液にゆっくりと加える。
ラテックス重合体は、未加工でんぷん混合物又は望まれ
る最終的な接着剤混合物に加えることができる。ゼラチ
ン化でんぷん成分の入ってない接着剤においては、波形
の段頂への適用は、上述したよりな増粘剤を添加するこ
とによって改良することができる。そのような接着剤は
一般に、水に増粘剤を溶かし、その後、未加工でんぷん
、ラテックス重合体及びアルカリ又はそれらの混合物を
そのどろどろした分散に加えることにより生成する。接
着剤成分を添加する順序は示される耐水性にとって重要
ではない。
本発明の接着剤は、段ボール紙の製造において現在使用
されているあらゆる装置を用いて、片面又は両面段ボー
ルの接着にも使用できる。
従って、接着剤は通常波付紙片の突出した段頂に塗布す
る前に、21℃ないし43℃の温度に維持する。実際の
塗布は、通常たいていのコルゲーティング機械に使用さ
れているグルーロールの使用を併うか又は、望むならば
、接着剤の種々の配分状態を達成できる他の塗布方法を
利用してもよい。波付紙片への接着剤の塗布に続き、技
術上よく知られているように、熱と圧力の影響下で、そ
の波付紙片を表面仕上げ板紙と即座に接触させる。両面
段ボール紙はその後通常の手順で片面段ボール紙のあい
た側の波付面に第2の表面仕上げ材を接触することによ
り製造できる。
段ボール紙を提供するために種々のあらゆるボール紙接
着基材も本発明の接着剤組成物と組み合せて使用できる
。本発明のコルゲーティング接着剤は耐水特性を提供す
るので、通常その接着剤を用いた耐水性ボール紙を利用
して耐水性段ボール紙製品を提供するのが望捷しい。し
かし、より好まれるボール紙製品はろう含浸ボール紙で
あるが、種々漬水性ボール紙製品、例えば、樹脂含浸ボ
ール紙のどれにでも、本発明の耐水性接着剤を利用する
ことができる。
(実施例) 下記の実施例において特に記載がない限9、全ての部は
重量部、%は重量%であシ、温度はセ氏温度である。
実施例1 この実施例では、エチルアクリレ−) (EA)、2−
エチルヘキシルアクリレート(EHA)及び下記のへロ
ヒドリン4級アンモニウムアミド単量体から生成する本
発明による有用な代表的ラテックス重合体の製法を説明
する。
(1)アミド単量体の生成 温度計、攪拌機、添加用漏斗及びコンデンサーを備え付
けだ121の反応装置に2968 gの水及び3060
gのN、N−ジメチルアミノプロピルメタ士クリルアミ
ド(DMAPM7〜)を入れた。溶液を20℃1で冷却
したのち、その温度を30℃以下に保ちながら1820
gの濃塩酸をゆっくりと2時間す加えた。次に、溶液の
温度を 30°ないし35°に保ちながら、1332gのエピク
ロロヒドリン(EPI)をゆつくシと2.5時間にわた
って加えた。この溶液をひと晩保持し、その後塩酸でp
H4ないし4.5に合わせた。未反応のEPIUX空ス
トリラストリッピング3°ないし68℃で除去し、スト
リッピングの間ずつと留出物を同量の水で置き換えた。
結果として生じたDMAPMA −EP E溶液(固形
分〜53%)には、少量のDMAPMAのアミン塩酸塩
および多量(〜67%)の、次式 で表わされる、DMAPMAとEPIとの4級アンモニ
ウム塩付加物が含まれていた。
(2)ラテックス重合体の製造 21の四日フラスコに温度計、コンデンサー、攪拌機、
液面下での窒素による浄化手段及び適当な添加用漏斗を
取りつけ、次の各装入物を準備した; Aは酢酸でpHを4に合わせた水30gに30モルエチ
レンオキシド(EO)の付加しり70%オクチルフェノ
ール4.1gの4モルのEOの付加した100%オクチ
ルフェノール5.4g 0.086gのFe50 ・7HO、0,07g t−
ブチル−ヒドロペルオキシド(70%)を含有する。
Bは30gEA。
Cは水3gに0.07gのホルムアルデヒドスルホキシ
ル酸ナトリウム(SFS ’)を含有する。
Dは水126g、30モルEOの付加した70%オクチ
ルフェノール8.9g、4モルのEOの付加した100
%オクチルフェノール3g及び86.1gの(1)のD
MAPMA −EP I単量体溶液の混合物に乳化した
510gEA、60g正LEは水24gに0.7gt−
ブチル−ヒドロペルオキシド(70%)を含有する。
Fは水24gに0.7 g SFSを含有する。
Gは水6gに0.6 g t−ブチかヒドロペルオキシ
ド(70%)を含有する。
Hは水6gに0.6 g SFSを含有する。
最初の装入物をフラスコに入れて攪拌を始めた。混合物
は60分間窒素で水面下での窒素による浄化の後、装入
物Bを加えた。混合物を30℃に加熱し、次いで装入物
Cを加えた。その混合物を55℃に加熱した後、装入物
D、E及びFを4.5時間にわたって均一に加えた。そ
の混合物を55℃で15分間保持した後、追加反応開始
剤である溶液Gを15分間にわたって加えた。5分間保
持した後、装入物Hを15分間にわたって加えた。この
バッチを15分間保持し、室温に冷却し、濾過した。結
果として生じたEA/脳/DMAPMA−EPI(87
,4/9.7/2.9 )のラテックス重合体A(固形
分含有量60%)の1.V、は2.7であった。
実施例2 B−Nに示された重合体を次の付加的単量体、す−/x
わちメチルメタクリレート(MMA)、スチレン2(S
)、ブチルアクリレート(BA)、酢酸ビニル(VA)
 、メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウム
クロライド(MAPTAC) 、8−クロロ−2−i′
ドロキシプロピルメタクリレート(CHPM)、テトラ
エチレングリコールジアクリレート(TBGDA )及
びジアリルマレアー) (DAM)を用い、実施例1の
乳濁重合技術を使って生成した。データは表Iに記載し
た通υである。
実施例3 この実施例では接着剤の増量剤部分にゼラチン化でんぷ
んを使用する典型的なコルゲーティング接着剤の製造法
を説明する。
増量剤でんぷんの製造 3T91 (100ガロン)ノ水に181kg (40
0ポンド)の高アミロース−コーンスターチ(約70重
量%アミロース)を加え、結果として生じたスラリーを
攪拌しながら55℃に加熱した。
次いで15kg(32ポンド)の水酸化す) l)ラム
を含む約191(5ガロン)の水をそのスラリーに加え
、攪拌を約15分間継続する。この期間の最後に約’a
’191 (100ガロン)の水を加え冷却し、結果と
して生じた分散物を希釈した。
完成調製物の接着剤の製造 上記のように生成した増量剤でんぷんの分散物に635
kg(1400ポンド)のコーンスターチ、11kg(
24ボンド)の硼砂(Na2 %07.5H20)及び
約11361(300ガロン)の水より成るスラリーを
加えた。
実施例4 この実施例では、本発明の典型的なコルゲーティング接
着剤で形成された接合部の耐水特性を実証する。
接着剤のサンプルは、実施例3に記載されている接着剤
の66〜100部を表Iのラテックス重合体00〜34
部(そのま\の状態)と混合して生成した。コルゲータ
の画−背面部6の状態をまねる次の方法により段ボール
紙の両面接合・物を製造し、その接着剤を使用した。
各々の接着剤をガラス板にバード(Bird)塗布器で
厚さ6ミルに塗布し、次いで直接子の圧力ヲ用イ”C0
,302kg/m2(52ポ/)”/1000平方フィ
ート)の湿潤強度を有するライナ及び0.146kg/
m2(30ポンド/1000平方フイート)の湿潤強度
を有する中しん原紙から成る片面ウェブのシートに移す
次いで、上記片面試料を0.302 kg/m2(62
ボンド/1000平方フイート)の湿潤強度を有するラ
イナの上におき、得られた両面ボール紙をホットプレー
ト上に177℃で4秒間0.25 psiで圧着した。
次いで、接合したボール紙を22℃、50%相対湿度に
制御された雰囲気におき、その後5.lX10.2cm
(2X 4インチ)の各々ノホール紙試料を22℃の水
中に24時間おいた。
次にそれらの試料をこの期間の後に、ニューヨーク、ミ
ネオラのTesting Machines Inco
rporated製の)(inde and Dauc
h Crush Te5terを用いて、TAPPI 
5tandard LJM 802 (正式にはR31
7) のテストを基礎とするウェットビン(wet p
in)接着テストで評価した。テストの結果は、片面ウ
ェブからの両面ライナの初期結合が不足する点でkg1
52Cm2(ポンド/8インチ)のグルーライン(gl
ue 1ine)で記録した。結合は表2に最高の結果
を表わす最高値で示しだ。
この結果からハロヒドリン4級アンモニウム単量体単位
(mer unit) を有するラテックス重合体を含
む接着剤が耐水性を示すことがわかる。
また、本発明の特定の重合体の量が接着剤組成物(例え
ば、ポリマーC)中に増加するにつれて、よシ大きな耐
水性が得られる。
ハロヒドリン官能基のない4級アンモニウム単量体単位
を含む比較用ポリマー(D)は、その単量体単位を含ま
ない同様のポリマーBと比較して耐水性に全く改良がみ
られなかった。
壕だ、より少ない反応性へロヒドリン単量体単位を含む
比較用ポリマーHもまた、その単量体単位を含まない同
様のポリマーGと比べて耐水性に改善がみられなかった
実施例5 本実施例では、本発明のラテックスポリマーを使用する
ゼラチン化でんぷん増量剤を含1ないコルゲーティング
接着剤の製法を説明する。
本実施例では捷だ、ラテックス重合体のハロヒドリン4
級アンモニウム単量体含有量が接着剤の耐水性へ及ぼす
効果を説明する。
接着剤の製法は次のとおりである。
成分           量 水                  176gグア
ーゴム(Guar Gum)       1 g消泡
剤           0.1gラテックス重合体(
そのま\の状態)  147gコーンスターチ    
    176gNaOH5%水溶液     25〜
41g接着剤は最初水にグアーゴムを溶解して生成した
。その後、消泡剤含有のグアー溶液にでんぷんとラテッ
クス重合体J、K又はLとの混合物を加えた。雇後に、
各接着剤のpH−値を12に調節するのに十分量の水酸
化ナトリウム水溶液を加える。
接着剤の評価は、各々の接着剤をわずが3ミルの厚さで
使用するほかは、実施例4に記載されているように行っ
た。結果を表3に示す。
表3 接着剤中の    重合体中の     ウェットピン
接着J         1.9       10.
0  (22)K         3.7     
  12.2  (27)L         5.5
       13.2  (29)実施例6 2つの接着剤試料を実施例5の手順に従い、ポリマーA
及びコーンスターチ又はタピオカスターチのいずれか一
方を用いて生成した。それぞれの試料(厚さ6ミルで塗
布)のウェットビ実施例7 接着剤試料は実施例5の手順に従い、ポリマーMである
EAA蒜/p凧P&抗−EPI  重合体ラテックスを
用いて生成した。この試料(厚さ3ミルで塗布)のウェ
ットピン接着値ハ10.4 kg752cm2123ボ
ンド/8平方インチ)であった。
実施例8 本実施例では、本発明による接着剤の耐水性に対するp
Hの効果を説明する。接着剤は、1.V。
が0.9 di/gの試料ポリマーJの組成物を有する
ラテックス重合体を用いて実施例5と同様に生成し、評
価した。使用する水酸化ナトリウム水溶液の量をかえて
pHが7.5ないし12の範囲にある接着剤のシリーズ
を生成した。ウェットビン接着値は表4に示す通りでち
る。
表4 7.5    5.4   (12) 8     6.4   (14’) 95・4   (12) 10     7.3   (16) 12     7.7   (17) 結果から、pH7,5で耐水性が得られたが、最適の耐
水性には10及びそれ以上のpHで達したととがわかる
実施例9 接着剤全重量を基準としてポリマーAを7.8ないし1
8.4%(固形分含有量)含む接着剤試料を実施例5に
従い生成し、評価した。結果を表5に示す。
表5 7.8   20%  5.4  (12)10.9 
  30%  8.6  (19)18.6   40
%  9.1  (20)18.4   60%  9
.1  (20)実施例10 本実施例では、段ボール紙を生産する実際の製造工程に
おける本発明のコルゲーティング接着剤の使用を説明す
る。本実施例ではまた、生ずる接合部の耐水性に対する
追加的熱硬化性樹脂の影響も説明する。
接着剤の処方は、次のとおりである。
接着剤試料 水(g)          2385  2385 
2385グアーゴム(g)           14
    14   14消泡剤(g)        
   1.5    1.5   1.5コーンスター
チ(g)        2375   2375  
2875熱硬化性樹脂畳(g)        Oo 
  1xsNaOH8%水溶液(g)       2
43   510   500pH10,012,01
2,0 4) ])acrez■81 (National 5
tarch and (1:hemical Corp
、製ニアミノプラストーケトンアルデヒド樹脂)接着剤
は、片面段ボールを生産するために実験室用コルゲータ
片面部上に流した。A−戊申しん原紙の基準重量は0.
302kg/m2(62ボンド7100平方フイート)
であD、表面仕上げ紙の基準重量は0.146kg/m
2(a Oポンド/1000平方フィート)であった。
接着剤I、II及びI :J:り作るボール紙は、各々
99 、130及び187m/分(825,425及び
450フイ一ト/分)の機械速度で作った。中しん原紙
及び表面仕上げ材は177℃の平均温度に加熱したロー
ルに通した。上記の方法であらかじめあたためたのに加
えて、中しん原紙は、波形を付けるのを容易にするため
、蒸気にあてた。試料は実施例4に従い調節し評価した
別々に評価するため、生産したポール紙試料は、5.1
 ×10.2cm (2X 4インチ)の断片に切断し
、約32℃及び90%の相対湿度に保たれた室に5日間
放置し、荷を積み重ねた状態で、段ボール紙が暑く、湿
気のある環境にあるという模擬実験を行った。ボール紙
試料は、その後22℃の水の中で24時間浸し、次にウ
ェットビン接着テストで評価した。結果を表6に示す。
表6 I     4.1 (9)   5.0 (11)I
[7,7(17)  10.0 (22)III   
 12.7 (28)  15.9 (35)実施例1
1 塗布およびコルゲーティング過程における加熱前に実質
上未架橋のままであることは、耐水性接着剤の重要な特
性である。接着剤中の未加工でんぷんの時期尚早の架橋
は、通常生成後の最初の24時間以内におきるが、この
時期尚早の架橋は、耐水性の減少と、接合速度の減少を
まねく。
本発明の接着剤は事実上未加工でんぷんの時期尚早の架
橋が全くないこと及び、上記時間をすぎてもほとんど又
はまったく耐水性の損失がないということに特徴がある
。続く工程は、本発明を代表するコルゲーティング接着
剤の安定性を証明するために使用する。
接着剤はラテックス重合体Jを用い実施例5と同様に生
成した。新鮮な接着剤試料と保存した接着剤試料を次の
ような時間一温度関係に亘ってプラーベンダー(Bra
t+ender)粘度により評価した。すなわち、15
32.6gの水、64.8gの水酸化す) IJウム溶
液(6,25規定)及び403.1gのホウ砂溶液(O
11655規定)を含む貯蔵溶液を生成した。次にこの
溶液全体360gを試験すべき接着剤100gと混合し
た。このように得られた混合物を、ブラベンダー・ビス
コ−アミローフラフ(Brabender Visco
 −Amylo −Graph : 850 cm−g
、感性カートリッジ)の中に置き、35℃まで加熱した
。35℃に5分間保持した後、混合物を急速な加熱周期
(約3,5℃/分)で90℃に達するまで加熱した。次
にその混合物を90℃に30分間保持した。
新しい接着剤試料(IV、pH12)、25℃で24時
間保存した同様の接着剤(V、pHは10.8に低下)
、及び接着剤(V)をpH12に合わせた接着剤(VI
)を評価した。結果を表7に示す。
表7 IV  4780 3260 11.3  (25)V
  4970  i90  8.6  (19)■50
20 3760 13.6  に30)各々の接着剤;
は粘度が急激に増加し、11.5分から12.5分の間
の経過時間後、最高値に達した。その後、各々の接着剤
は、粘度が除々に減少した。粘度の増加は、でんぷん粒
の膨潤に相当し、一方、粘度の減少は、でんぷん粒の破
裂に相当する。ピーク粘度が新鮮な試料と24時間保存
した試料で類似しているという事実は、未加工でんぷん
の時期尚早な架橋は保存期間の間はとんど又は全くおき
なかったということを示している。実質的な架橋が起き
たならば、加熱周期の間にピーク粘度が観察されず、最
少限の粘度増加のみが見られるだろう。試料のウェット
ピン接着も実施例4と同様にして測定した(表7参照)
。接着剤が示す耐水性もまた、保存の間に時期尚早の架
橋がほとんどおこらなかったことを示している。
要約すれば、本発明は、耐水性アルカリ硬化性コルゲー
ティング接着剤及び接着剤中に4級アンモニウムノ・ロ
ヒドリン単量体を含ムラテックス重合体を使用すること
による耐水性ダンボール紙の製造方法を提供するもので
ある。硬化するのに消費する時間は、通常の熱硬化性樹
脂を含むでんぷんベースのアルカリ硬化性接着剤では必
要だが、本発明による接着剤に基づいた耐水性結合を得
るためには必要ではない。また、本発明によるコルゲー
ティング接着剤は、時期尚早な架橋に対して安定である
ので、この接着剤は、塗布速度又は耐水性に対し有害な
効果を示すことなしに調製後しばらくたって適用するこ
とを可能するものである。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)A(a)次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1は水素原子又はメチル基、 Aは−O−又は▲数式、化学式、表等があります▼、 R_2及びR_3は互いに無関係に炭素原子数1ないし
    6のアルキル基、 R_4は水素原子又は炭素原子数1ないし3のアルキル
    基、 Xはハロゲン、Yは陰イオン及びnは1ないし4を意味
    する。) で表わされるハロヒドリン4級アンモニウム単量体及び (b)重合性ビニル系単量体 の重合により生成される、ラテックス状で存在する、接
    着剤全重量(固形分含有量が基準)を基準として6ない
    し35%の重合体、 B、未ゼラチン化でんぷん又は未ゼラチン化−及びゼラ
    チン化でんぷんの混合物から成る、接着剤全重量を基準
    として、10ないし50%のでんぷん成分、 C、接着剤全重量の40ないし80%の水、及び D、pHが約7.5ないし13である接着剤を提供する
    のに十分な量のアルカリからなることを特徴とする、耐
    水性アルカリ硬化性接着剤組成物。
  2. (2)上記でんぷん成分がコーン、高アミロースコーン
    及びタピオカスターチ並びにそれらの混合物より成る群
    から選択される25ないし50%の未ゼラチン化及びゼ
    ラチン化でんぷんである特許請求の範囲第1項に記載の
    耐水性アルカリ硬化性接着剤組成物。
  3. (3)上記でんぷん成分が10ないし30%の未ゼラチ
    ン化でんぷんである特許請求の範囲第1項に記載の耐水
    性アルカリ硬化性接着剤組成物。
  4. (4)上記組成物がさらにヒドロキシエチルセルロース
    、グアー、無機コロイド性粘土、アルジネート、ポリビ
    ニルアルコール及びエチレンオキサイド重合体より成る
    群から選択される濃厚化量の濃厚剤、又は粘着化量のホ
    ウ砂、又はケトンホルムアルデヒド−、メラミンホルム
    アルデヒド−又は尿素ホルムアルデヒド樹脂より成る群
    から選択される1ないし10%の熱硬化性樹脂あるいは
    それらの混合物を含む特許請求の範囲第1項に記載の耐
    水性アルカリ硬化性接着剤組成物。
  5. (5)上記ハロヒドリン4級アンモニウム単量体がエピ
    クロロヒドリン及びジメチルアミノプロピルメタクリル
    アミドの反応生成物である特許請求の範囲第1項に記載
    の耐水性アルカリ硬化性接着剤組成物。
  6. (6)上記ハロヒドリン4級アンモニウム単量体が次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる特許請求の範囲第5項に記載の耐水性アル
    カリ硬化性接着剤組成物。
  7. (7)上記ラテックス重合体が0.5ないし10重量%
    のハロヒドリン4級アンモニウム単量体及び90ないし
    99.5重量%の重合性ビニル系単量体である特許請求
    の範囲第1項に記載の耐水性アルカリ硬化性接着剤組成
    物。
  8. (8)上記重合性ビニル系単量体がエチルアクリレート
    、2−エチルヘキシルアクリレート、メチルメタクリレ
    ート、スチレン、ブチルアクリレート、酢酸ビニル及び
    それらの混合物より成る群から選択される特許請求の範
    囲第7項に記載の耐水性アルカリ硬化性接着剤組成物。
  9. (9)i)A(a)次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1は水素原子又はメチル基、Aは−O−又
    は▲数式、化学式、表等があります▼、 R_2及びR_3は互に無関係に炭素原子数1ないし6
    のアルキル基、 R_4は水素原子又は炭素原子数1ないし3のアルキル
    基、 Xはハロゲン、Yは陰イオン及びnは1ないし4を意味
    する。)で表わされるハロヒドリン4級アンモニウム単
    量体及び (b)重合性ビニル系単量体の重合により生成される、
    ラテックス形状に存在する、接着剤全重量(固形分含有
    量が基準)を基準として、6ないし35%の重合体、 B、未ゼラチン化でんぷん又は未ゼラチン化−及びゼラ
    チン化でんぷんの混合物から成る、接着剤全重量を基準
    として、10ないし50%のでんぷん成分、 C、接着剤全重量の40ないし80%の水、及び D、pHが約7.5ないし13である接着剤を提供する
    のに十分な量のアルカリ からなる耐水性アルカリ硬化性接着剤組成物を、波付紙
    片の波形の段頂につける段階、及び ii)接着剤の結合を形成するために上記波付紙の接着
    剤を塗布した段頂を表面仕上げ材につける段階から成る
    ことを特徴とする段ボールの製造方法。
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