JPS61238877A - 再湿性接着剤 - Google Patents
再湿性接着剤Info
- Publication number
- JPS61238877A JPS61238877A JP8110785A JP8110785A JPS61238877A JP S61238877 A JPS61238877 A JP S61238877A JP 8110785 A JP8110785 A JP 8110785A JP 8110785 A JP8110785 A JP 8110785A JP S61238877 A JPS61238877 A JP S61238877A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rosin
- weight
- adhesive
- rosin ester
- parts
- Prior art date
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- Pending
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- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、ガムテープ等に使用する再湿性接着剤に関す
るものであって、特に低温での接着性に優れ、且つオー
プンタイムの短い再湿性接着剤に関するものである。
るものであって、特に低温での接着性に優れ、且つオー
プンタイムの短い再湿性接着剤に関するものである。
従来の技術
従来一般に、ガムテープ等の接着剤として再湿性接着剤
が使用されており、これらの再湿性接着剤としては、可
溶性澱粉、デキストリン、ニカワ、ゼラチン、アラビア
ゴム、メチルセルローズ、カルボキシメチルセルローズ
、ポリビニルアルコール、ポリアクリルアマイド、ポリ
アクリル酸又はそのソーダ塩等が使用されている。
が使用されており、これらの再湿性接着剤としては、可
溶性澱粉、デキストリン、ニカワ、ゼラチン、アラビア
ゴム、メチルセルローズ、カルボキシメチルセルローズ
、ポリビニルアルコール、ポリアクリルアマイド、ポリ
アクリル酸又はそのソーダ塩等が使用されている。
発明が解決しようとする問題点
しかしながらこれらのものは、強い接着性を有する反面
、初期接着力が弱く、特に寒冷地等において低温環境下
における初期接着力が低く、特に機械貼りのガムテープ
等の場合にはオープンタイムが長いものであった。
、初期接着力が弱く、特に寒冷地等において低温環境下
における初期接着力が低く、特に機械貼りのガムテープ
等の場合にはオープンタイムが長いものであった。
本発明はかかる事情に鑑みなされたものであって、低温
環境下での初期接着力が大きく、且つ機械貼りに際して
もオープンタイムが充分に短い、優れた再湿性接着剤を
提供することを目的とするものである。
環境下での初期接着力が大きく、且つ機械貼りに際して
もオープンタイムが充分に短い、優れた再湿性接着剤を
提供することを目的とするものである。
問題点を解決する手段
而して本発明は、可溶性澱粉又はデキストリンと、ポリ
アクリル酸と、ロジンエステルと、水とよりなることを
特徴とするものである。
アクリル酸と、ロジンエステルと、水とよりなることを
特徴とするものである。
本発明において使用するロジンエステルにおけるロジン
成分としては、ガムロジン、トール油ロジン、ウッドロ
ジン等を使用することができ、またこれらのロジンの、
マレイン化物若しくはフマル化物を使用することもでき
る。またロジンエステルのアルコール成分としては、−
価又は多価のアルコールが使用され、好ましくはエチレ
ングリコール、グリセリン等の多価アルコールを使用す
るのが良い。
成分としては、ガムロジン、トール油ロジン、ウッドロ
ジン等を使用することができ、またこれらのロジンの、
マレイン化物若しくはフマル化物を使用することもでき
る。またロジンエステルのアルコール成分としては、−
価又は多価のアルコールが使用され、好ましくはエチレ
ングリコール、グリセリン等の多価アルコールを使用す
るのが良い。
また本発明におけるロジンエステルの比率は、ポリアク
リル酸100重量部に対して、ロジンエステルを5〜5
0重量部、好ましくは10〜35重量部が適当である。
リル酸100重量部に対して、ロジンエステルを5〜5
0重量部、好ましくは10〜35重量部が適当である。
発明の効果
本発明によれば、従来の再湿性接着剤においては初期接
着力が低くて、側底使用に耐えないような低温環境の下
においても、充分に大きな初期接着力を示し、充分に使
用に耐えるものである。また機械貼りのガムテープに使
用した場合においては、オープンタイムが短く、効率の
良い作業ができる。
着力が低くて、側底使用に耐えないような低温環境の下
においても、充分に大きな初期接着力を示し、充分に使
用に耐えるものである。また機械貼りのガムテープに使
用した場合においては、オープンタイムが短く、効率の
良い作業ができる。
実施例
次に、本発明の実施例及び比較例を示して説明する。
実施例−1
攪拌機、温度計及び玉型冷却管を備えた11容のガラス
製画つロフラスコに、80%のアクリル酸モノマー94
重量部及び水道水404重量部を仕込み、マントルヒー
ターで加温する。42℃において亜硫酸ナト、リウム0
.2重量部及び過硫酸ナトリウム0.25重量部を添加
する。添加後2〜3分で発熱するので、最高温度に達す
るまで攪拌を続け、そのまま最高温度に維持して30分
間反応を続行する。その後所定量の水を加えて冷却し、
ポリアクリル酸水溶液を得た。このポリアクリル酸水溶
液の固形分は15重量%であり、粘度は25℃1.:#
いr25000cps 、pHは2.2であった。
製画つロフラスコに、80%のアクリル酸モノマー94
重量部及び水道水404重量部を仕込み、マントルヒー
ターで加温する。42℃において亜硫酸ナト、リウム0
.2重量部及び過硫酸ナトリウム0.25重量部を添加
する。添加後2〜3分で発熱するので、最高温度に達す
るまで攪拌を続け、そのまま最高温度に維持して30分
間反応を続行する。その後所定量の水を加えて冷却し、
ポリアクリル酸水溶液を得た。このポリアクリル酸水溶
液の固形分は15重量%であり、粘度は25℃1.:#
いr25000cps 、pHは2.2であった。
−次いで攪拌機、温度計及び玉型冷却器を備えた1、5
e容のガラス製の四つロフラスコに、水409重量部及
びデキストリン300重量部を仕込み、マントルヒータ
ー等で90℃で30分間加熱して、デキストリンを糊化
する。然る後、前記ポリアクリル酸水溶液400重量部
及び、ロジンエステルのエマルジョン(ロジンのマレイ
ン化物とグリセリンとのエステル、軟化点70℃、固形
分50重量%)17重量部を加え、再湿性接着剤を得た
。
e容のガラス製の四つロフラスコに、水409重量部及
びデキストリン300重量部を仕込み、マントルヒータ
ー等で90℃で30分間加熱して、デキストリンを糊化
する。然る後、前記ポリアクリル酸水溶液400重量部
及び、ロジンエステルのエマルジョン(ロジンのマレイ
ン化物とグリセリンとのエステル、軟化点70℃、固形
分50重量%)17重量部を加え、再湿性接着剤を得た
。
実施例−2
ポリアクリル酸水溶液が、固形分15%、粘度5700
cpsS pHが2.2のものである外は、実施例−1
に述べたと同様にして再湿性接着剤を得た。
cpsS pHが2.2のものである外は、実施例−1
に述べたと同様にして再湿性接着剤を得た。
実施例−3
再湿性接着剤調合時の最初の水の添加量を209重量部
とし、ポリアクリル酸水溶液として、固形分10%、粘
度4000cps 1 pH2,2のものを600重量
部使用した外は、実施例−1と同様にして再湿性接着剤
を得た。
とし、ポリアクリル酸水溶液として、固形分10%、粘
度4000cps 1 pH2,2のものを600重量
部使用した外は、実施例−1と同様にして再湿性接着剤
を得た。
実施例−4
0ジンエステルエマルジヨンとして、ロジンのマレイン
化物をエチレングリコールでエステル化したものであっ
て、軟化点90℃のものを乳化した固形分50重量%の
ものを、17重量部使用した外は、実施例−1と′同様
にして再湿性接着剤を得た。
化物をエチレングリコールでエステル化したものであっ
て、軟化点90℃のものを乳化した固形分50重量%の
ものを、17重量部使用した外は、実施例−1と′同様
にして再湿性接着剤を得た。
実施例−5
再湿性接着剤調合時における水の添加量を419重量部
とし、ロジンエステルを35@量部使用した外は、実施
例−1と同様にして再湿性接着剤を得た。
とし、ロジンエステルを35@量部使用した外は、実施
例−1と同様にして再湿性接着剤を得た。
実施例−6
再湿性接着剤調合時における水の添加量を42929重
量し、ロジンエステルを53重量部使用した外は、実施
例−1と同様にして再湿性接着剤を得た。
量し、ロジンエステルを53重量部使用した外は、実施
例−1と同様にして再湿性接着剤を得た。
比較例−1
再湿性接着剤調合時の配合を、デキストリン300重量
部、水400重量部、ポリアクリル酸400重量部とし
、ロジンエステルを添加しないことの外は、実施例1と
同様にして再湿性接着剤を得た。
部、水400重量部、ポリアクリル酸400重量部とし
、ロジンエステルを添加しないことの外は、実施例1と
同様にして再湿性接着剤を得た。
比較例−2
再湿性接着剤調合時の水の添加量を300Iil壷部と
し、ポリアクリル酸に代えてポリアクリルアマイド水溶
液(固形分7重量%、粘度25℃時に6000cps)
を26011部使用し、ロジンエステルエマルジョンの
添加層を10重量部とした外は、実施例−1に述べたと
同様にして再湿性接着剤を得た。
し、ポリアクリル酸に代えてポリアクリルアマイド水溶
液(固形分7重量%、粘度25℃時に6000cps)
を26011部使用し、ロジンエステルエマルジョンの
添加層を10重量部とした外は、実施例−1に述べたと
同様にして再湿性接着剤を得た。
項数
以上の各実施例及び比較例の再湿性接着剤の項数を表−
1に示す。
1に示す。
再湿性ガムテープの調製
各実施例及び比較例の再湿性接着剤を、バーコーターで
幅5cm、長さ4Qciのクラフト紙(53Vイ)に2
5Vrw’塗工し、90℃で5分間熱風乾燥したものを
、5C■x3Qca+に切断して試験片とした。
幅5cm、長さ4Qciのクラフト紙(53Vイ)に2
5Vrw’塗工し、90℃で5分間熱風乾燥したものを
、5C■x3Qca+に切断して試験片とした。
初期接着力の測定
各試験片について、ライナー原紙を基材とし、マツクロ
ーリーチスターで、再湿時間を2秒、圧着時間を3秒と
して、初期接着力を測定し、ブランク時との値の比率を
%で示した。
ーリーチスターで、再湿時間を2秒、圧着時間を3秒と
して、初期接着力を測定し、ブランク時との値の比率を
%で示した。
初期接着カー圧着後の値/ブランクの値×100%なお
試験時の温度条件は、次の通りとした。
試験時の温度条件は、次の通りとした。
実験1:再湿水温−6℃、室m−10℃実験2:再湿水
温−20℃、室温−20℃試験結果 試験の結果を表−2に示す。
温−20℃、室温−20℃試験結果 試験の結果を表−2に示す。
以上の試験結果からも理解できるように、実験2におけ
る20℃の条件下においては、実施例も比較例も初期接
着力に差はなく、通常の環境の下における性能に差はな
い。しかしながら実験1における低温条件下においては
、各比較例においては初期接着力が不良であるのに対し
、本発明の各実施例のものにあっては、ブランク時と変
らない接着力を示しており、低温環境下における初期接
着力が優れている。
る20℃の条件下においては、実施例も比較例も初期接
着力に差はなく、通常の環境の下における性能に差はな
い。しかしながら実験1における低温条件下においては
、各比較例においては初期接着力が不良であるのに対し
、本発明の各実施例のものにあっては、ブランク時と変
らない接着力を示しており、低温環境下における初期接
着力が優れている。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 可溶性澱粉又はデキストリンと、ポリアクリル酸と
、ロジンエステルと、水とよりなることを特徴とする、
再湿性接着剤 2 前記ロジンエステルが、ロジン又はロジンのマレイ
ン化物若しくはフマル化物と、多価アルコールとのエス
テルであることを特徴とする、特許請求の範囲第1項記
載の再湿性接着剤 3 前記ロジンエステルを、前記ポリアクリル酸100
重量部に対し、5〜50重量部使用したことを特徴とす
る、特許請求の範囲第1項又は第2項記載の再湿性接着
剤
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8110785A JPS61238877A (ja) | 1985-04-15 | 1985-04-15 | 再湿性接着剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8110785A JPS61238877A (ja) | 1985-04-15 | 1985-04-15 | 再湿性接着剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61238877A true JPS61238877A (ja) | 1986-10-24 |
Family
ID=13737153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8110785A Pending JPS61238877A (ja) | 1985-04-15 | 1985-04-15 | 再湿性接着剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61238877A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1143663A (ja) * | 1997-05-27 | 1999-02-16 | Cemedine Co Ltd | 液状接着剤 |
JP2020512438A (ja) * | 2016-11-18 | 2020-04-23 | カディス アドヒーシブズ, インコーポレイテッド | 調整可能な接着剤組成物および方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51540A (ja) * | 1974-06-25 | 1976-01-06 | Fsk Kk | Saishitsuseisetsuchakuzaisoseibutsu |
JPS5554373A (en) * | 1979-08-25 | 1980-04-21 | Arakawa Chem Ind Co Ltd | Pressure-sensitive adhesive |
-
1985
- 1985-04-15 JP JP8110785A patent/JPS61238877A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51540A (ja) * | 1974-06-25 | 1976-01-06 | Fsk Kk | Saishitsuseisetsuchakuzaisoseibutsu |
JPS5554373A (en) * | 1979-08-25 | 1980-04-21 | Arakawa Chem Ind Co Ltd | Pressure-sensitive adhesive |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1143663A (ja) * | 1997-05-27 | 1999-02-16 | Cemedine Co Ltd | 液状接着剤 |
JP2020512438A (ja) * | 2016-11-18 | 2020-04-23 | カディス アドヒーシブズ, インコーポレイテッド | 調整可能な接着剤組成物および方法 |
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