JPS6229054Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6229054Y2 JPS6229054Y2 JP1985151960U JP15196085U JPS6229054Y2 JP S6229054 Y2 JPS6229054 Y2 JP S6229054Y2 JP 1985151960 U JP1985151960 U JP 1985151960U JP 15196085 U JP15196085 U JP 15196085U JP S6229054 Y2 JPS6229054 Y2 JP S6229054Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter paper
- filter
- outer circumferential
- papers
- circumferential side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011295 pitch Substances 0.000 claims description 14
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 4
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 235000007516 Chrysanthemum Nutrition 0.000 description 1
- 244000189548 Chrysanthemum x morifolium Species 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D2201/00—Details relating to filtering apparatus
- B01D2201/12—Pleated filters
- B01D2201/122—Pleated filters with pleats of different length
Landscapes
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
《産業上の利用分野》
この考案は、自動車エンジンのエアクリーナ、
オイルフイルタあるいはフユーエルフイルタなど
の濾過装置に使用される濾紙タイプのフイルタエ
レメントの改良に関する。
オイルフイルタあるいはフユーエルフイルタなど
の濾過装置に使用される濾紙タイプのフイルタエ
レメントの改良に関する。
《従来技術とその問題点》
周知のように、上述の濾過装置に使用されてい
る従来のフイルタエレメントは、長い帯状の濾紙
が一定長さで多重反転折りされて蛇腹状に形成さ
れ、2枚の平行なドーナツ板形のエンドプレート
の間に全体として中空円筒状をなすように上記濾
紙が立設された構造となつている。つまり、第1
図に示すように、折曲稜部1,1,……を介して
連続した多数の長方形の濾紙2,2,……が菊花
状に配列され、2枚の平行なエンドプレート3間
に中空円筒4を形づくつて立設されている。
る従来のフイルタエレメントは、長い帯状の濾紙
が一定長さで多重反転折りされて蛇腹状に形成さ
れ、2枚の平行なドーナツ板形のエンドプレート
の間に全体として中空円筒状をなすように上記濾
紙が立設された構造となつている。つまり、第1
図に示すように、折曲稜部1,1,……を介して
連続した多数の長方形の濾紙2,2,……が菊花
状に配列され、2枚の平行なエンドプレート3間
に中空円筒4を形づくつて立設されている。
この種のフイルタエレメントにおいて、濾過面
積を大きくするには、上記中空円筒4の外径R1
を大きくするとともに、内径R2を小さくし、各
濾紙2,2,……の面積を大きくする手段と、各
濾紙2,2,……の配列密度を高くして、濾紙
2,2,……の枚数を増す手段とがある。上記の
寸法R1,R2が他の要因で限定されれば、もつ
ぱら後者の手段によれなければならない。
積を大きくするには、上記中空円筒4の外径R1
を大きくするとともに、内径R2を小さくし、各
濾紙2,2,……の面積を大きくする手段と、各
濾紙2,2,……の配列密度を高くして、濾紙
2,2,……の枚数を増す手段とがある。上記の
寸法R1,R2が他の要因で限定されれば、もつ
ぱら後者の手段によれなければならない。
濾紙の配列密度を高めるにしても、隣り合う濾
紙と濾紙との間には、濾過しようとする流体を良
好に流通させるだけの隙間を開けておかなければ
ならない。このことが濾紙配列密度の上限を与え
る。
紙と濾紙との間には、濾過しようとする流体を良
好に流通させるだけの隙間を開けておかなければ
ならない。このことが濾紙配列密度の上限を与え
る。
第1図に示した従来の菊花状エレメントでは、
各濾紙2,2,……はほぼ放射状に配列されてい
て、中心に対して点対称になつているので、内周
側での折曲稜部1,1,……の配列ピツチP1は
外周側でのその配列ピツチP2より小さい。つま
り、濾紙2,2,……の配列密度は、内周側が高
くて外周側が低い。
各濾紙2,2,……はほぼ放射状に配列されてい
て、中心に対して点対称になつているので、内周
側での折曲稜部1,1,……の配列ピツチP1は
外周側でのその配列ピツチP2より小さい。つま
り、濾紙2,2,……の配列密度は、内周側が高
くて外周側が低い。
従つて、濾紙2,2,……の配列密度が内周側
で許容最大値になるように設計しても、外周側の
濾紙配列は内周側より粗になるため、外周側では
無駄な空間を生じている。
で許容最大値になるように設計しても、外周側の
濾紙配列は内周側より粗になるため、外周側では
無駄な空間を生じている。
このように従来の菊花状エレメントでは、濾紙
の配列密度に必然的に差を生じるため、濾過面積
を増大すべく濾紙配列密度を最大限まで高めて
も、外周側の広い範囲において生じる無駄な空間
を本質的になくすことができない。
の配列密度に必然的に差を生じるため、濾過面積
を増大すべく濾紙配列密度を最大限まで高めて
も、外周側の広い範囲において生じる無駄な空間
を本質的になくすことができない。
《考案の目的》
この考案の目的は、上記中空円筒状空間内にお
ける濾紙の配列密度差をなくして、無駄な空間を
生じる余地をなくし、濾紙配列密度を高くするこ
とで効果的に濾過面積を増大させることができる
ようにしたフイルタエレメントを提供することに
ある。
ける濾紙の配列密度差をなくして、無駄な空間を
生じる余地をなくし、濾紙配列密度を高くするこ
とで効果的に濾過面積を増大させることができる
ようにしたフイルタエレメントを提供することに
ある。
《考案の構成》
上記の目的を達成する本考案のフイルタエレメ
ントは、折曲稜部を介して連続している多数の長
方形の濾紙が、2枚の平行なエンドプレートの間
に立設され、これら濾紙の占める空間が全体とし
て中空円筒状をなしているフイルタエレメント
で、濾紙の配列パターンが以下の構成(イ)〜(ハ)を満
たすことを特徴としている。
ントは、折曲稜部を介して連続している多数の長
方形の濾紙が、2枚の平行なエンドプレートの間
に立設され、これら濾紙の占める空間が全体とし
て中空円筒状をなしているフイルタエレメント
で、濾紙の配列パターンが以下の構成(イ)〜(ハ)を満
たすことを特徴としている。
(イ)…上記中空円筒の中心線に関して回転対称なほ
ぼ同一パターンからなる複数個の濾紙群が連続
している。
ぼ同一パターンからなる複数個の濾紙群が連続
している。
(ロ)…上記濾紙群の外周側の折曲稜線は少くとも一
方側の複数個が外周円にほぼ沿つてほぼ等ピツ
チで配列されている。
方側の複数個が外周円にほぼ沿つてほぼ等ピツ
チで配列されている。
(ハ)…上記濾紙群の中心側からみた左右いずかれ一
方側の複数個の内周側折曲稜線は内周円に沿つ
てほぼ等ピツチで配列され、この略等ピツチ部
分の終端濾紙面と隣接する他の濾紙群の略等ピ
ツチ部分の始端濾紙面とで画成する略三角筒状
部内で他方側の残る複数個が外周円側に向かつ
て順に短くなるように配列されている。
方側の複数個の内周側折曲稜線は内周円に沿つ
てほぼ等ピツチで配列され、この略等ピツチ部
分の終端濾紙面と隣接する他の濾紙群の略等ピ
ツチ部分の始端濾紙面とで画成する略三角筒状
部内で他方側の残る複数個が外周円側に向かつ
て順に短くなるように配列されている。
《実施例》
第2図は本考案の一実施例によるフイルタエレ
メントを示している。この図のフイルタエレメン
トは、内・外周側の折曲稜部11a,11b,…
…を介して連続している多数の長方形の濾紙1
2,12,……が2枚の平行なドーナツ板形のエ
ンドプレート(図示省略)間に垂直状態で密集し
て立設され、これら濾紙12,12,……の占め
る空間が全体として中空円筒14を形づくつてい
る、という構成上の基本は従来と同様である。
メントを示している。この図のフイルタエレメン
トは、内・外周側の折曲稜部11a,11b,…
…を介して連続している多数の長方形の濾紙1
2,12,……が2枚の平行なドーナツ板形のエ
ンドプレート(図示省略)間に垂直状態で密集し
て立設され、これら濾紙12,12,……の占め
る空間が全体として中空円筒14を形づくつてい
る、という構成上の基本は従来と同様である。
この実施例における濾紙12の配列パターン
は、中空円筒14をその半径方向の仮想面で45度
づつ8等分してなる部分領域14a〜14gに分
けて設定されている。各部分領域14a〜14g
内における濾紙配列は、それぞれ45度づつ角度を
変えただけで、回転対称なパターンになつてい
る。
は、中空円筒14をその半径方向の仮想面で45度
づつ8等分してなる部分領域14a〜14gに分
けて設定されている。各部分領域14a〜14g
内における濾紙配列は、それぞれ45度づつ角度を
変えただけで、回転対称なパターンになつてい
る。
各部分領域14a〜14gにおいては、濾紙1
2,12,……の配列のうち、1枚おきの濾紙1
2が一定間隔dを隔つて平行になつている。残る
1枚おきの濾紙もほぼ平行になつているが、内周
側の折曲稜部11aと外周側の折曲稜部11bと
を結ぶ長さが図のように変化しているので、厳密
には平行ではない。
2,12,……の配列のうち、1枚おきの濾紙1
2が一定間隔dを隔つて平行になつている。残る
1枚おきの濾紙もほぼ平行になつているが、内周
側の折曲稜部11aと外周側の折曲稜部11bと
を結ぶ長さが図のように変化しているので、厳密
には平行ではない。
濾紙12の外周側の折曲稜線11bは、外周円
R4にほぼ沿つてほぼ等ピツチで配列されてい
る。
R4にほぼ沿つてほぼ等ピツチで配列されてい
る。
各部分領域14a〜14gにおける濾紙12
は、この実施例では14枚ずつ配置され、隣り合う
領域の両端に位置する濾紙12の端部は、同じ濾
紙からなる外周円R4に沿つた接続部15を介し
て連続している。
は、この実施例では14枚ずつ配置され、隣り合う
領域の両端に位置する濾紙12の端部は、同じ濾
紙からなる外周円R4に沿つた接続部15を介し
て連続している。
また、各部分領域14a〜14d内の濾紙12
の内周側の折曲稜線11aは、左側に位置する10
枚が、内外周円R3に沿つてほぼ等ピツチに配列
され、この等ピツチ部分の終端濾紙面と、右回転
方向に隣接する他の基本パターンの略等ピツチ部
分の始端濾紙面とで画成する略三角筒状内(第2
図仮想線で示す部分)で、残る4枚の濾紙12が
外周円R4側に向けて順に短くなるように配列さ
れている。
の内周側の折曲稜線11aは、左側に位置する10
枚が、内外周円R3に沿つてほぼ等ピツチに配列
され、この等ピツチ部分の終端濾紙面と、右回転
方向に隣接する他の基本パターンの略等ピツチ部
分の始端濾紙面とで画成する略三角筒状内(第2
図仮想線で示す部分)で、残る4枚の濾紙12が
外周円R4側に向けて順に短くなるように配列さ
れている。
つまり、第1図に示した従来型の濾紙配列で、
内外周の折曲稜線を等ピツチにし、一方側に寄せ
た場合に生ずる略三角筒状部分を、外周円R4側
に向けて順に短くなる濾紙12で埋めたことに
り、その分だけ濾紙面積が増大する。
内外周の折曲稜線を等ピツチにし、一方側に寄せ
た場合に生ずる略三角筒状部分を、外周円R4側
に向けて順に短くなる濾紙12で埋めたことに
り、その分だけ濾紙面積が増大する。
この実施例では、中空円筒14を8等分した各
部分が濾紙配列パターンの単位になつているが、
本考案はこれに限定されず、8以上ないしは以下
の部分領域に分けて濾紙の配列パターンを設定し
てもよい。
部分が濾紙配列パターンの単位になつているが、
本考案はこれに限定されず、8以上ないしは以下
の部分領域に分けて濾紙の配列パターンを設定し
てもよい。
《考案の効果》
以上詳細に説明したように、この考案によるフ
イルタエレメントでは、中空円筒状空間内におけ
る濾紙の配列密度は均一になり、この配列密度を
高くすることで全体の濾過面積は、従来と同寸法
のものと比較して明らかに大きくなる。
イルタエレメントでは、中空円筒状空間内におけ
る濾紙の配列密度は均一になり、この配列密度を
高くすることで全体の濾過面積は、従来と同寸法
のものと比較して明らかに大きくなる。
第1図は従来のフイルタエレメントの概略構成
図、第2図はこの考案の一実施例によるフイルタ
エレメントの概略構成図である。 11a,b……折曲稜部、12……濾紙、14
……中空円筒、15……接続部、R3……内周
円、R4……外周円、r……半径線。
図、第2図はこの考案の一実施例によるフイルタ
エレメントの概略構成図である。 11a,b……折曲稜部、12……濾紙、14
……中空円筒、15……接続部、R3……内周
円、R4……外周円、r……半径線。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 折曲稜線を介して連続している多数の長方形の
濾紙が、2枚の平行なエンドプレートの間に立設
され、これら濾紙の占める空間が全体として中空
円筒状をなしているフイルタエレメントで、濾紙
の配列パターンが以下の構成(イ)〜(ハ)を満たすフイ
ルタエレメント。 (イ) …上記中空円筒の中心線に関して回転対称な
ほぼ同一パターンからなる複数個の濾紙群が連
続している。 (ロ) …上記濾紙群の外周側の折曲稜線は外周円に
ほぼ沿つてほぼ等ピツチで配列されている。 (ハ) …上記濾紙群の中心側からみた左右いずれか
一方側の複数個の内周側折曲稜線は内周円に沿
つてほぼ等ピツチで配列され、この等ピツチ部
分の終端濾紙面と隣接する他の濾紙群の略等ピ
ツチ部分の始端濾紙面とで画成する略三角筒状
部内で他方側の残る複数個が外周円側に向かつ
て順に短くなるように配列されている。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985151960U JPS6229054Y2 (ja) | 1985-10-03 | 1985-10-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985151960U JPS6229054Y2 (ja) | 1985-10-03 | 1985-10-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6191320U JPS6191320U (ja) | 1986-06-13 |
JPS6229054Y2 true JPS6229054Y2 (ja) | 1987-07-25 |
Family
ID=30710053
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985151960U Expired JPS6229054Y2 (ja) | 1985-10-03 | 1985-10-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6229054Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2627350A (en) * | 1949-01-12 | 1953-02-03 | Wix Accessories Corp | Filter cartridge |
US2768752A (en) * | 1950-02-14 | 1956-10-30 | Gen Motors Corp | Parallel folded filter |
-
1985
- 1985-10-03 JP JP1985151960U patent/JPS6229054Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2627350A (en) * | 1949-01-12 | 1953-02-03 | Wix Accessories Corp | Filter cartridge |
US2768752A (en) * | 1950-02-14 | 1956-10-30 | Gen Motors Corp | Parallel folded filter |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6191320U (ja) | 1986-06-13 |
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