JPS6229041B2 - - Google Patents
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- JPS6229041B2 JPS6229041B2 JP3868480A JP3868480A JPS6229041B2 JP S6229041 B2 JPS6229041 B2 JP S6229041B2 JP 3868480 A JP3868480 A JP 3868480A JP 3868480 A JP3868480 A JP 3868480A JP S6229041 B2 JPS6229041 B2 JP S6229041B2
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- Japan
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- resin
- molding
- polyester resin
- mold
- mixed
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- Expired
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Landscapes
- Buckles (AREA)
- Adornments (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は合成樹脂材料を用いて成型される釦類
や貴石等のアクセサリー或いはバツクルなどのよ
うな装身具の製造方法に関するものである。
や貴石等のアクセサリー或いはバツクルなどのよ
うな装身具の製造方法に関するものである。
従来から釦などの装身具を合成樹脂材料より成
型することは広く知られているが、一般にはポリ
エステル樹脂を主成分とするか、或いは尿素樹脂
粉末を単独で使用して金型により成型されている
ものである。
型することは広く知られているが、一般にはポリ
エステル樹脂を主成分とするか、或いは尿素樹脂
粉末を単独で使用して金型により成型されている
ものである。
しかしながら、ポリエステル樹脂による成型品
は、金型より取り出す際に成型温度に近い温度を
保持している関係上、非常に脆い状態にあつて形
態が崩れ易く、不良品の発生率が高くなる欠点を
有すると共に成型品のバリ取り時においてもバリ
が柔軟過ぎて除去しにくい問題点を有し、さらに
ポリエステル樹脂は成型時に極めて収縮が大きい
ために、例えばドーナツ形状の成型品を成型する
場合には内径部が金型に収縮、固着して割れが発
生したり取り出しができなくなつたりする虞れが
ある。
は、金型より取り出す際に成型温度に近い温度を
保持している関係上、非常に脆い状態にあつて形
態が崩れ易く、不良品の発生率が高くなる欠点を
有すると共に成型品のバリ取り時においてもバリ
が柔軟過ぎて除去しにくい問題点を有し、さらに
ポリエステル樹脂は成型時に極めて収縮が大きい
ために、例えばドーナツ形状の成型品を成型する
場合には内径部が金型に収縮、固着して割れが発
生したり取り出しができなくなつたりする虞れが
ある。
一方、尿素樹脂材料を使用した成型品は硬度が
著しく大で亀裂が発生し易く、所望の形態に成型
することは困難であるという欠点を有する。
著しく大で亀裂が発生し易く、所望の形態に成型
することは困難であるという欠点を有する。
本発明は、このような物性を有する尿素樹脂を
前記ポリエステル樹脂に混合することによりポリ
エステル樹脂の有する良好な光沢性を損うことな
く前述した種々の問題点を緩和ないしは解消し得
ることを見出したものであり、しかもポリエステ
ル樹脂は通常120〜150℃の温度下で成型され、尿
素樹脂は130〜160℃の温度下で成型されることか
ら、両者には共通な成型温度範囲が存在し、その
温度範囲内で成型可能であることが判明したもの
である。
前記ポリエステル樹脂に混合することによりポリ
エステル樹脂の有する良好な光沢性を損うことな
く前述した種々の問題点を緩和ないしは解消し得
ることを見出したものであり、しかもポリエステ
ル樹脂は通常120〜150℃の温度下で成型され、尿
素樹脂は130〜160℃の温度下で成型されることか
ら、両者には共通な成型温度範囲が存在し、その
温度範囲内で成型可能であることが判明したもの
である。
従つて、本発明の目的とするところは、ポリエ
ステル樹脂と尿素樹脂とを適宜割合でもつて均一
に混合し、該混合樹脂を釦等の装身具成型用金型
に注入して両樹脂の長所を兼備した成型品を得る
ことを特長とする合成樹脂製装身具の製造方法を
提供するにある。
ステル樹脂と尿素樹脂とを適宜割合でもつて均一
に混合し、該混合樹脂を釦等の装身具成型用金型
に注入して両樹脂の長所を兼備した成型品を得る
ことを特長とする合成樹脂製装身具の製造方法を
提供するにある。
本発明方法を更に詳しく説明すると、液状のポ
リエステル樹脂は、該樹脂にゲル化剤を添加して
ゲル化状にしたものを成型用材料として使用する
ものであるが、ゲル化剤を添加する前に適量の尿
素樹脂粉末を液状ポリエステル樹脂に混合し、し
かるのちゲル化剤を加えて均一に撹拌、混合する
ことにより両樹脂の混合物よりなるゲル化状の成
型用材料を調製する。
リエステル樹脂は、該樹脂にゲル化剤を添加して
ゲル化状にしたものを成型用材料として使用する
ものであるが、ゲル化剤を添加する前に適量の尿
素樹脂粉末を液状ポリエステル樹脂に混合し、し
かるのちゲル化剤を加えて均一に撹拌、混合する
ことにより両樹脂の混合物よりなるゲル化状の成
型用材料を調製する。
ポリエステル樹脂と尿素樹脂との混合割合は得
ようとする装身具の硬度、光沢、表面加工性、成
型性等に応じて適宜設定するものであり、ポリエ
ステル樹脂の方を多くしたり或いは尿素樹脂の方
を多くしたりし得るが、ニーダー等で両者が均一
に撹拌、混練し得る割合であることが好ましい。
ようとする装身具の硬度、光沢、表面加工性、成
型性等に応じて適宜設定するものであり、ポリエ
ステル樹脂の方を多くしたり或いは尿素樹脂の方
を多くしたりし得るが、ニーダー等で両者が均一
に撹拌、混練し得る割合であることが好ましい。
さらに、所望の色彩に着色された成型品を得る
ために、ポリエステル樹脂と尿素樹脂との混合樹
脂に顔料等の着色剤を適量混入する。
ために、ポリエステル樹脂と尿素樹脂との混合樹
脂に顔料等の着色剤を適量混入する。
又、前記混合樹脂成型用材料によつて得られる
成型品は、その比重が1.4位迄の軽いものである
ために、例えば貝殻形状の装飾品を成型する場合
外観を自然の貝殻に似せても重さが異なつて商品
価値が低下することになる。
成型品は、その比重が1.4位迄の軽いものである
ために、例えば貝殻形状の装飾品を成型する場合
外観を自然の貝殻に似せても重さが異なつて商品
価値が低下することになる。
従つて、このような場合には前記混合樹脂成型
用材料に比重が略々3.6の半透明な硫酸バリウム
を適量混合して成型品の比重を変更可能とし、例
えば前記貝殻形状の装飾品を成型する際には硫酸
バリウムの混合によつて自然の貝殻の比重2.2位
に調製するものである。
用材料に比重が略々3.6の半透明な硫酸バリウム
を適量混合して成型品の比重を変更可能とし、例
えば前記貝殻形状の装飾品を成型する際には硫酸
バリウムの混合によつて自然の貝殻の比重2.2位
に調製するものである。
こうして着色剤と必要に応じて硫酸バリウムと
を混入した前記ポリエステル樹脂と尿素樹脂との
ゲル化状混合樹脂を所定の金型内に注入して成型
する。
を混入した前記ポリエステル樹脂と尿素樹脂との
ゲル化状混合樹脂を所定の金型内に注入して成型
する。
この成型用金型としては、混合樹脂用の特別な
金型を製作する必要がなく、直圧用ポリエステル
樹脂又は尿素樹脂のいずれの成型用金型でも使用
できる。
金型を製作する必要がなく、直圧用ポリエステル
樹脂又は尿素樹脂のいずれの成型用金型でも使用
できる。
成型温度及び成型時間は、成型品の大きさ、厚
さ等によりその都度多少の調整を必要とするが、
前述したようにポリエステル樹脂の成型温度が
120〜150℃であり、尿素樹脂の成型温度が130〜
160℃であるために、130〜140℃位の温度範囲で
１〜２分間成型すれば完全に硬化した成型品を得
ることができる。
さ等によりその都度多少の調整を必要とするが、
前述したようにポリエステル樹脂の成型温度が
120〜150℃であり、尿素樹脂の成型温度が130〜
160℃であるために、130〜140℃位の温度範囲で
１〜２分間成型すれば完全に硬化した成型品を得
ることができる。
次に本発明の実施例を示す。
実施例 １
液状ポリエステル樹脂：尿素樹脂：硫酸バリウ
ム＝３：２：４の割合で且つ適量の着色剤を混合
し、ニーダーにて均一に撹拌混練したのちポリエ
ステルゲル化剤を添加して混合樹脂を得た。
ム＝３：２：４の割合で且つ適量の着色剤を混合
し、ニーダーにて均一に撹拌混練したのちポリエ
ステルゲル化剤を添加して混合樹脂を得た。
この混合樹脂を玉用金型にて温度130℃、１分
30秒間成型し、比重2.0の模造真珠原玉を造つ
た。
30秒間成型し、比重2.0の模造真珠原玉を造つ
た。
成型後においては離型が容易に行われ、バリ等
が簡単に除去できた。
が簡単に除去できた。
実施例 ２
液状ポリエステル樹脂：尿素樹脂：硫酸バリウ
ム＝５：４：１の割合で且つ適量の着色剤を混合
し、これをニーダーによつて均一に撹拌混練した
のちゲル化剤を添加して混合樹脂を得た。
ム＝５：４：１の割合で且つ適量の着色剤を混合
し、これをニーダーによつて均一に撹拌混練した
のちゲル化剤を添加して混合樹脂を得た。
この混合樹脂を釦用金型にて注入して150℃、
50秒間成型した。
50秒間成型した。
成型後においては成型品の離型が容易に行わ
れ、バリが簡単に除去し得る所望硬度を有する釦
が得られた。
れ、バリが簡単に除去し得る所望硬度を有する釦
が得られた。
以上のように本発明は、ポリエステル樹脂と尿
素樹脂とを適宜割合をもつて均一に混合し、該混
合樹脂を釦等の装身具成型用金型に注入して成型
することを特徴とする合成樹脂製装身具の製造方
法に係るものであるから、尿素樹脂の混合によつ
て所望の硬度を有する装身具を得ることができる
と共に、ポリエステル樹脂の有する成型時におけ
る収縮が防止されて金型からの成型品の取り出し
が容易となり、その上、ポリエステル樹脂単独で
は柔軟性が大でバリの除去が困難であるが、尿素
樹脂の添加によつて成型品の硬さが増大し、薄い
バリでも折れ易い状態となつて簡単に除去し得る
ものである。
素樹脂とを適宜割合をもつて均一に混合し、該混
合樹脂を釦等の装身具成型用金型に注入して成型
することを特徴とする合成樹脂製装身具の製造方
法に係るものであるから、尿素樹脂の混合によつ
て所望の硬度を有する装身具を得ることができる
と共に、ポリエステル樹脂の有する成型時におけ
る収縮が防止されて金型からの成型品の取り出し
が容易となり、その上、ポリエステル樹脂単独で
は柔軟性が大でバリの除去が困難であるが、尿素
樹脂の添加によつて成型品の硬さが増大し、薄い
バリでも折れ易い状態となつて簡単に除去し得る
ものである。
さらに本発明方法によれば、ポリエステル樹脂
と尿素樹脂との混合割合を変更することによつて
装身具の種類に応じた最適の硬度と手ざわりの有
する成型品を得ることができると共にポリエステ
ル樹脂のもつ表面光沢性を損うことなく成型でき
るものであり、又、この混合樹脂に半透明な硫酸
バリウムを適量混合することによつて装身具に所
定の重量を与え、商品価値を著しく向上させるこ
とができる等の特長を有するものである。
と尿素樹脂との混合割合を変更することによつて
装身具の種類に応じた最適の硬度と手ざわりの有
する成型品を得ることができると共にポリエステ
ル樹脂のもつ表面光沢性を損うことなく成型でき
るものであり、又、この混合樹脂に半透明な硫酸
バリウムを適量混合することによつて装身具に所
定の重量を与え、商品価値を著しく向上させるこ
とができる等の特長を有するものである。
Claims (1)
- １ ポリエステル樹脂と尿素樹脂及び硫酸バリウ
ムとを適宜割合でもつて均一に混合し、該混合樹
脂を釦等の装身具成型用金型に注入して成型する
ことを特徴とする合成樹脂製装身具の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3868480A JPS56135009A (en) | 1980-03-25 | 1980-03-25 | Manufacture of fancy goods of synthetic resin |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3868480A JPS56135009A (en) | 1980-03-25 | 1980-03-25 | Manufacture of fancy goods of synthetic resin |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56135009A JPS56135009A (en) | 1981-10-22 |
| JPS6229041B2 true JPS6229041B2 (ja) | 1987-06-24 |
Family
ID=12532109
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3868480A Granted JPS56135009A (en) | 1980-03-25 | 1980-03-25 | Manufacture of fancy goods of synthetic resin |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56135009A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2797772B2 (ja) * | 1991-10-03 | 1998-09-17 | 松下電器産業株式会社 | 巻鉄心 |
-
1980
- 1980-03-25 JP JP3868480A patent/JPS56135009A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56135009A (en) | 1981-10-22 |
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