JPS6229032Y2 - - Google Patents

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JPS6229032Y2
JPS6229032Y2 JP15602782U JP15602782U JPS6229032Y2 JP S6229032 Y2 JPS6229032 Y2 JP S6229032Y2 JP 15602782 U JP15602782 U JP 15602782U JP 15602782 U JP15602782 U JP 15602782U JP S6229032 Y2 JPS6229032 Y2 JP S6229032Y2
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JP
Japan
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rotating
ratchet
rotating shaft
face
shaft
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JP15602782U
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JPS5961094U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は表情変り人形に関し、特に人間、動物
等の顔を一方向に回転させながら外部に異なつた
表情を現わすことのできる表情変り人形を提案す
ることを目的とする。
以下、図面によつて本考案の実施態様について
説明する。
図において符号Aは表情変り人形で、この人形
Aは顔体1には帽子状に形成された回転体2が被
せられている。この顔体1及び帽子状回転体2
は、胴体3上に支持され且つ頭髪状に形成された
保持体4に回転軸5を介して保持され、帽子状回
転体2を顔体1を覆うように前部に往動回転させ
た後、さらに元の位置に復動回転させることによ
り、顔体1に表情が変る。
このことを次に詳しく説明する。
まず、顔体1は左右両側に水平の回転軸5を貫
通させ、この回転軸5とともに回転する。また、
顔体1には、回転方向に沿う周面に互いに略直角
をなす4個の表情面1aを備え、各面1aには互
いに相異なる喜怒哀楽等の子供の表情が表示され
ている。なお、表情面1aは少なくとも2つ以上
あればよく、4個に限定されない。回転軸5は分
割された左右の2部材5a,5bを分割結合して
構成される。一方の部材5aは外側に軸部10を
備えるラチエツト部11を形成するとともに、内
側に上記軸部10と同軸上にある円筒軸12とそ
の外側の半円筒体13とを突設している。他方の
部材5bは、外側に軸部14を備えるラチエツト
部15を形成するとともに、内側に上記軸部10
と同軸上に上記円筒軸12と嵌まり合う突軸16
と上記半円筒体13よりも径小の半円筒体17を
突設している。この軸部材5bは、その突軸16
を上記一方の軸部材5aの円筒軸12内に遊挿す
ると同時にコイルスプリング19を円筒軸12上
に配置して一体の回転軸5を得る。該スプリング
19を介装することにより両部材5a,5bは、
同軸上において伸縮することができる。上記回転
軸5の両側のラチエツト部11,15の外側には
係合突部23が形成されている。これに対して顔
体1の両側には回転軸嵌挿孔20が形成され、該
嵌挿孔20の一部に係合溝22が形成されてい
る。したがつて回転軸5の嵌挿時には係合溝22
に回転軸5の係合突部23が係合し、このため、
回転軸5の回転に伴なつて顔体1も回転する。
次に、上記顔体1は、左右両側方に突出した回
転軸5を介して保持体4に縦方向に回転可能に保
持されている。この保持体4は頭髪状の形状を有
し、前面が開放されて上記顔体1の1表情面1a
のみを外部に現わし、他の面を隠蔽するととも
に、耳に相当する部分には回転軸嵌挿孔24a,
24bが形成され、一方の嵌挿孔24aの内側に
は爪部25が形成されている。爪部25の側の嵌
挿孔24aの径は回転軸5の最外側の軸部10が
嵌挿できる程度の大きさとし、他側の嵌挿孔24
bの径は回転軸5のラチエツト部15が遊挿でき
る程度の大きさに設定されている。また、保持体
4の下底部4aは胴体3上に保持される。この場
合保持体4を胴体3の首部に回転自在に装着して
もよくあるいは固定してもよい。上記顔体1を貫
通した回転軸5はさらに保持体4の嵌挿孔24
a,24bを貫通し、これにより顔体1は回転軸
5を介して保持体4の内側に保持される。このと
き回転軸5の一側においては、ラチエツト部11
が保持体4の爪部25と噛合可能となり、軸部1
0が外側に突出する。これに対し、他側において
は、軸部14のラチエツト部15及び軸部14が
保持体4の嵌挿孔24bの外側に突出する。
回転体2は帽子状に形成され、両側に回転軸5
の嵌挿孔27a,27bが形成されるとともに、
一方の嵌挿孔27bの内側には爪部29が形成さ
れている。嵌挿孔27a,28bの径は回転軸5
の最外側の軸部10,14が遊嵌できる程度の大
きさに設定されている。この帽子状回転体2は上
記嵌挿孔27a,27bに上記の保持体4の両側
方に突出した軸部10,14を嵌合させることに
より回転軸5と一定の回転角の範囲内において往
復回転可能に保持されている。この回転角は顔体
1の表情面1aの数に対応し、図示例の場合は、
4個の表情面1aが90度の角度を成して連続して
いるから、回転角も90度に設定されている。回転
体2が回転するときは、その爪部29に回転軸5
のラチエツト部15が噛合可能となり、爪部29
にラチエツト部15が噛合するときは、回転軸5
は回転体2の回転に連動して回転し、噛合しない
ときには、ラチエツト部15は爪部29上を空転
摺動する。なお、このようにラチエツト部15が
爪部29上を空転摺動するとき、回転軸5が伸縮
する。
ラチエツト部15の爪数は、回転体2の回転が
往動回転から復動回転又は復動回転から往動回転
に変換するときに、ラチエツト部と爪部との噛合
せが換わるように回転体2の回転角に対応して決
められ、図示例のように回転角が90度であれば、
回転体2が一往復回転するときに回転軸5は一方
向に1/4回転のみ回転するので、ラチエツトの爪
数も1/4回転につき1個ずつ計4個に設定されて
いる。
上記回転体2の回転に伴なつて回転軸5が回転
するときには、その他方のラチエツト部11と保
持体4の爪部25が噛合可能となる。この場合、
回転体2が復動回転するときは回転軸5のラチエ
ツト部11と爪部25とが噛合し、これにより回
転軸5の回転が抑止されて回転体2は空転し、こ
れに対し回転体2が往動回転するときは上記噛合
が外れ、これにより回転軸5が回転するように形
成されている。なお、ラチエツト部11が爪部2
5上を空転するときは、回転軸5は伸縮する。ま
たラチエツト部11の爪数も4個である。
上記に示したように、顔体1は回転軸5を介し
て胴体3に支持された頭髪状の保持体4の内側に
保持されるとともに帽子状回転体2は上記保持体
4の外側に保持され、外部には頭髪を付けた子供
が帽子を被つている状態として現われる。また、
回転軸の両端のラチエツト部11,15のうち、
一方のラチエツト部11は保持体4に噛合可能と
なり、他方のラチエツト部15は回転体2に噛合
可能となる。そして、これら2つのラチエツト噛
合部は、回転体2の往復動の回転変換時にいずれ
か一方に交互に噛合し、回転体2の往復回転によ
り、回転軸5及び該回転軸5に連動する顔体1
は、同一方向に間欠的に回転する。図示例におい
ては、回転体2が前方に往動回転するときに、回
転軸5は保持体4に噛合し、反対に上記回転体2
が元の位置に復動回転するときは、回転体2に噛
合する。このため、帽子状回転体2を顔体1を覆
うように前方に往動させると、回転軸5の一方の
ラチエツト部11は胴体3に支持された保持体4
の爪部25に噛合し、回転軸5の他方のラチエツ
ト部15と帽子状回転体2の爪部29とは噛合し
ないため、上記回転軸5の回転は停止し、したが
つて回転体2の回転によつて顔体1は静止したま
まである。次に回転体2を復動回転させるとき
は、上記と反対に回転軸5の一方のラチエツト部
11と保持体4の爪部25とは噛合せず、これに
対して回転軸5の他方のラチエツト部15と回転
体2の爪部29とが噛合する。したがつて回転体
2の回転に伴なつて回転軸5が回転し、同時に回
転軸5に連動する顔体1も回転する。回転体2の
回転角は90度であるので、顔体1も90度回転し、
これにより人形の顔体1には別の表情面1aが現
われる。以下同じように、回転体2を往復動回転
させることにより、顔体1も間欠的に回転し、順
次顔の表情を変えてゆくことができる。
なお、回転軸5の両側ラチエツト部の噛合方向
は上記と逆であつてよい。この場合は回転体2を
前方に往動回転させるときに顔体が回転して表情
が変り、復動回転させるときに上記顔体1が静止
する。
上述のように、顔体1及び回転体2は簡単なラ
チエツト装置により駆動されるので、操作が簡易
で、作動も円滑に行なわれるほか、故障が少な
い。また、顔体1のうち、外部に現われた前方表
情面以外の他の表情面は頭髪を模した保持体4に
覆われているので、帽子状回転体2を前方に往動
回転させても外部に対して隠蔽され、外部からは
見えない。また、図示例のように回転体2を帽子
状に形成すると、前方に張出すつばのために回転
体2を復動させるときに顔体1がともに回転する
様子が外部からは認めにくいので、帽子を上げた
ときに急に表情が変つたように見え、その表情の
変り様を効果的に達成することができる。
なお、顔体、保持体及び回転体の形状は、胴体
等の形態に応じて適宜選択決定すればよく、また
その配置についても、上記図示例に限定されな
い。例えば、回転体は、保持体の内側に装着する
構成であつてもよく、保持体は胴体とは別体でな
く、一体に構成してもよい。さらに、上記表情変
り人形は、表情を変え得るものであれば、必ずし
も人間に限らず、他の動物であつてもよい。
以上詳しく説明したように、本考案によれば、
回転体を一定の回転角内で縦方向に往復動回転さ
せることにより、顔体に表示された顔の表情だけ
が瞬間的に変わり、しかも表情を変える直前に回
転体が前に現われている表情面を覆い隠すので、
顔体が回転していく様子が外部から見えにくく、
変わり方に無理がないので、非常に面白い。ま
た、顔体及び回転体は簡単なラチエツト装置によ
り駆動されるので、操作が簡易で、作動も円滑且
つ確実に行なわれるほか、故障が少ないので、幼
児や子供でも楽に遊ぶことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,b及びcは、本考案に係る表情変り
人形の表情の変り状態を示す全体斜視図、第2図
は上記人形の分解図であり、第3図は回転軸の縦
断面図である。 符号1……顔体、2……回転体、3……胴体、
4……保持体、5……回転軸、1a……表情面、
11,14……ラチエツト部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 以下の要件を備えることを特徴とする表情変り
    人形。 (イ) 顔体は胴体の上部に形成された保持体の内側
    に回転可能に設けられた水平の回転軸とともに
    回転するように保持され、その回転方向に沿う
    周面に少なくとも2種類の異なる表情を有する
    表情面を備え、且つ保持体の外部にはその一表
    情面のみが現われるように設けられているこ
    と。 (ロ) 上記顔体の外側で且つ上記保持体の内側又は
    外側には上記回転軸に支承された回転体が設け
    られていること。 (ハ) 上記回転体は上記顔体の表情面の数に対応し
    て一定の回転角の範囲内において往復回転し、
    往動回転するときに外部に現われた上記顔体の
    表情面を覆うように設けられていること。 (ニ) 上記回転軸の両端にはラチエツト部が形成さ
    れ、一方のラチエツト部は上記保持体に形成さ
    れた爪部に対し、他方のラチエツト部は上記回
    転体に形成された爪部に対してそれぞれ噛脱可
    能に設けられていること。 (ホ) 上記回転体が顔体を覆う方向に往動回転する
    ときは回転軸のラチエツト部は回転体の爪部と
    噛合し且つ保持体のラチエツト部との噛合は外
    れる一方、復動回転するときは回転軸のラチエ
    ツト部は保持体の爪部と噛合し且つ回転体のラ
    チエツト部との噛合は外れるように形成されて
    いること。
JP15602782U 1982-10-15 1982-10-15 表情変り人形 Granted JPS5961094U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15602782U JPS5961094U (ja) 1982-10-15 1982-10-15 表情変り人形

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15602782U JPS5961094U (ja) 1982-10-15 1982-10-15 表情変り人形

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5961094U JPS5961094U (ja) 1984-04-21
JPS6229032Y2 true JPS6229032Y2 (ja) 1987-07-25

Family

ID=30344411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15602782U Granted JPS5961094U (ja) 1982-10-15 1982-10-15 表情変り人形

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JP (1) JPS5961094U (ja)

Also Published As

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JPS5961094U (ja) 1984-04-21

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