JPS62288777A - 高圧流体機械の軸封装置 - Google Patents

高圧流体機械の軸封装置

Info

Publication number
JPS62288777A
JPS62288777A JP12940886A JP12940886A JPS62288777A JP S62288777 A JPS62288777 A JP S62288777A JP 12940886 A JP12940886 A JP 12940886A JP 12940886 A JP12940886 A JP 12940886A JP S62288777 A JPS62288777 A JP S62288777A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
fluid
mechanical seal
chamber
differential pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP12940886A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0530999B2 (ja
Inventor
Osamu Kato
修 加藤
Noboru Takahashi
昇 高橋
Hisashi Misato
三里 久
Takahide Uchiumi
内海 隆秀
Yoshinaga Aso
阿曽 好修
Shoji Baba
馬場 正二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teikoku Electric Mfg Co Ltd
Original Assignee
Teikoku Electric Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teikoku Electric Mfg Co Ltd filed Critical Teikoku Electric Mfg Co Ltd
Priority to JP12940886A priority Critical patent/JPS62288777A/ja
Publication of JPS62288777A publication Critical patent/JPS62288777A/ja
Publication of JPH0530999B2 publication Critical patent/JPH0530999B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Mechanical Sealing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は高圧流体機械の軸L[防に係り、例えば多段キ
センド七−タブロワなどにおいて、取扱流体が充満され
た取扱流体室を@1′4するメカニカルシールの前後の
圧力差をnri記取扱流体の圧力変化に追従させて常に
設定範囲内に保持する軸封装置に関する。
(従来の技術) 外部への漏洩が嫌われる流体を取扱う流体機械および高
1■−流体を取扱う流体機械の帖1・1丁段としては、
−股にメカニカルシールが使用されている。
このメカニカルシールは数100Kg/c#iの高11
−用であってら、メカニカルシールの萌侵の圧力差、−
Uなわちメカニカルシールを介して隣接づる取扱流体が
充満されIこ取板流体゛全とメカニカルシール循環液が
飼犬された循I旧目とのff−jJ差として訂容される
の(、tけいぜい数10Kg/crA稈度であるため、
取扱流体が高圧の場合にはそれ以上に循環液を加圧する
必要がある。
その場合、循))液出ポンプとしてtユギャボンブやプ
ランジャーポンプなとの高圧ポンプが採用されるが、メ
カニカルシールが大径の場合や高温取扱流体の熱影響を
受ける場合、およびキャンドモータやウェットタイプモ
ータの駆動源またはマグネットカップリングの伝達装鱈
を採用したシールレス流体機械においてその駆動源や伝
達装首部の潤滑および冷却用の循環液をメカニカルシー
ルItI!iIM液と兼用する場合などには、相当の流
出の循環液を必要とし、すなわち大型の高吐出圧ポンプ
が必要となる。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、大型で高吐出圧のギヤポンプは汎用性に極めて
乏しく高価につくととらに!J音が大きい欠点があり、
プランジャーポンプ1.Lさらにi5!i価につき、ま
たいずれにしても運転]ストが畠くつく。
加えて、第7図に示すように駆!PI源1と連結するた
めに回転軸2が外部へ露出している流体機械3において
は、取扱流体v4と循環液室5とを軸封するメカニカル
シール6の他に循環液室ひと外部とを軸封するメカニカ
ルシール7が必要となり、取扱流体室4と外部との差圧
がメカニカルシール6.7の最高許容差圧より大きな場
合は、第8図に示すようにさらに循環液室8とメカニカ
ルシール9を設けるとともに2台の高圧ポンプ10゜1
1を設ける必要があるなど、各メカニカルシール6.7
または9の前後の差圧が最高評容差圧以下になるように
構成する必要があり、構造が?!2雑で極めC高価につ
く問題を有している。
さらに、取扱流体の圧力が大きいと、流体機vA3の定
常運転中に取扱流体の圧力が大きく変khする場合は勿
論、定常運転中は取扱流体の圧力がほぼ一定で変化しな
い場合であっても、メカニカルシール6が@14する取
扱流体室4が流体機械3の吐出側である場合や取扱流体
が流体機械3の起動と同時に他の装置にて加熱昇圧され
始めて流体機械3に流入される場合は、起動から定常運
転へおよび定常運転から停止へと至る間に取扱流体室4
の圧力が変化するので、この圧力変化に追従して循環液
室5,8の圧力を変化させ、メカニカルシール6.7.
9の前後の差圧を常に一定範囲に保持する装置が必要と
なる。
この定差圧を冑る装置として、前記第7図に示すように
、定差圧調整弁12を用い、この定差圧調整弁12のベ
ローズ室13を取扱流体室4に連通し、循環液タンク1
4の循環液を高圧ポンプ10から循環液室5を経て定差
圧調整弁12の弁入口15に流入させ、弁出口16から
循環液タンク14へと戻して循環さける構成の%ItE
が考えられている。
この装置によれば、循環液室5から定差圧調整弁12の
弁入口15に流入した循環液は、入口室17、下部スプ
ール18と中間室19間に形成される下部オリフィス2
0、中間室19および上部スプール21と中間プご19
間に形成される下部オリフィス22を経て弁出口16か
ら流出されるが、前記中間室19は下部スプール18の
均圧孔23を介して上部均圧室24に連通され、下部ス
プール18はスプリング25を介して調整ねじ26に支
架されているので、例えば中間室19の圧力が増加する
と、均圧孔23によって中間室19と同圧になる下部均
圧室24と下部オリフィス20の流路抵抗によって中間
室19より高圧になる入口室17との圧力差が減少され
、この圧力差とスプリング25の力との平衡がくずれて
下部スプール18が上方へ移動され、下部オリフィス2
0が絞られて入口室17の圧力が増加され、この入口室
11と下部均圧室24との圧力差が増加されてスズリン
グ25の力と平衡する位置に下部スプール18が停止さ
れ、すなわち中間室19の圧力に対して入口室17の圧
力が常にs、t c、r一定B・高くなるように保持さ
れ、またベローズ室13を覆う上部均圧室27が均圧孔
28を介して中間室19に連通されているので、例えば
ベローズ室13の圧力が増加すると、上部スプール21
がベローズ29の伸張を伴って下方へ移動され、下部オ
リフィス22が絞られて中間室19の圧力が増加され、
均圧孔28によって中間室19と同圧になる下部均圧¥
27の圧力とベローズ室13の圧力とが平衡する仲買に
下部スプール21が停止され、すなわちベローズ室13
と同圧である流体機械3の取扱流体室4と中間室19と
が常にほぼ同圧となるように保持され、従って取扱流体
室4の圧力が変化してらこの圧力に対して循環液室5の
圧力が常にほぼ一定圧高くなるよう保持される。
しかし、前記定差圧調整弁12はそのは溝上、取扱流体
室4のある範囲の圧力変化に対しては循環液室5の圧力
をほぼ定差圧を保って追従さゼることができるものの、
広範囲の圧力変化に対しては定差圧を保[5できず、再
現性にも問題があり、比較的短期間で故障に至り易いな
との欠点がある。
本発明は前記問題点に名みなされたもので、Vヤントモ
ータやウェットタイプモータを直結し、またはマグネッ
トカップリングを介して駆I!IJ源を連結して高圧流
体機械を回転軸が外部に露出しない完全無漏洩構造とす
ることにより、取扱流体の外部への漏洩を完全に阻止し
、かつ軸受部または駆動部の潤滑や冷却を妨げるガスや
スラリ含有液または高温流体なとの取扱流体の前記軸受
部または駆動部への侵入を閉止するための軸14部1ケ
所に対して取扱流体が高圧であってbメカニカルシール
やその循環液全および循環液室加圧用の高圧ポンプを複
数設ける必要がなく、また低叶出斤の循環ポンプにて循
環液をメカニカルシールの循環液室へ供給循環させる密
閉循環経路を設けるとともに、この密閉循環経路を加圧
する小流量の高圧ポンプなどからなる加圧手段と減圧す
る減圧手段とを設け、メカニカルシールの前後の差圧を
差圧検出手段にて検知して圧力制御手段により前記加圧
手段と減圧手段とを制御すすることにより、取扱流体の
圧力変化に拘らずメカニカルシールの前後の差圧を常に
設定範囲内に確実に保持できて信3I性と寿命とが大幅
に向上され、循環ポンプや加「「手段の高圧ポンプが小
型ですんで設備]ス1−と運転コストおよび騒合が少な
くなる高圧流体FB械の軸1」装置を提供するものであ
る。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明の高圧流体機械の軸封装置は、回転軸が外部へ露
出しない完全無漏洩構造の高圧流体機械において、取扱
流体が充満される取扱流体室を軸封するメカニカルシー
ルを介して#記取扱流体室にVJ接する循環液室を設け
、この循環液室に循環ポンプにて循環液を供給循環させ
る密閉循環経路を形成するとともにこの密閉循環経路を
加圧する高圧ポンプなどからなる加圧手段と減圧する減
圧手段とを設け、前記メカニカルシールの前記取扱流体
室側と前記循環液室側との差圧を検出する差圧検出手段
と、このj!::圧険出丁段の信号によって前記メカニ
カルシールの前記取扱流体側よりも前記循環液室側の圧
力を高くしてかつその差圧を設定範囲内に保持するよう
に前記加圧手段と前記減圧手段とを制tboする圧力制
御手段とを備えてなるものである。
(fl用) 本発明の高圧流体機械の軸封装置は、循環ポンプによっ
て循環液が密閉循環経路をfI環されて循11液室に供
給され、それによってメカニカルシールがiT’、l 
4および冷用され、このメカニカルシールの取扱流体室
側と循環液室側との差圧が差圧検出手段にて検出され、
その信号を受けた圧力制御手段により加圧手段と減I丁
丁段が作動されて密閉循m経路の圧力が増減され、メカ
ニカルシールの取扱流体室側よりも循環液室の圧力が高
くかつその差圧が設定範囲内に保持されるように制御さ
れる。
(実廠例) 次に本発明を多段キャンドモータブロワに採用した実施
例について説明する。
第1図にJ3いて、31は多段ブロワ部32とキ【?ン
ドモータ部33を気密に一体に構成してなる高耐辻の多
段キャンドモークブロワで、多段1[]ワ部32の外側
ケーシング34内にブロワ回転軸35に取着された各段
羽根中36と各段ケーシング37とが吐出巳38の両側
に背面組合せにして配列されてJ3す、外側ケーシング
34の両端側にブロワ回転軸35を軸封する前部メカニ
カルシール3つと後部メカニカルシール40がそれぞれ
配設され、取扱ガスが充満される外側ケーシング34部
すなわち取1.クガス室41の両端側に各メカニカルシ
ール39および40を介して隣接する前部循環液室42
と後部循環液室43がそれぞれ形成されてお、す、各循
11液室42および43にはそれぞれ前部ブロワ軸受4
4および後部ブロワ軸受45が配設されてこの両ブロワ
軸受44.45にてブ[]ワ回転情35が回動自在に支
架されている。
また、多段ブロワ部32どキャンドE−タ部33を接続
するアダプタ46内において、前部+Ftンド[−夕軸
受41と後部4ヤント七−タ軸受48にて回動自在に支
架されたキャンドモータ回転軸49とブロワ回転軸35
とが軸継手50によって連結されている。
また、前部循環液室42と後部循環液室43とが循環バ
イブ51にて接続され、低叶出汁の循環ポンプ52の吸
込口53が循環バイブ54にて前部循環液室42に、吐
出口55が熱交換器56を介して循環バイブ57にて1
ヤントモ一タ部33の後端室58にそれぞれ接続されて
おり、前記循環ポンプ52によって循環液が熱交換器5
6、循環バイブ57、後端室58、後部−キャンドモー
タ軸受48、後部ロータ室!i’)、tセン間隙601
前部ロータ室61、前部I:ヤンド七−タ軸受47、ア
ダプタ46内空間、後部ブロワ軸受45と後部メカニカ
ルシール40を内包する後部循1ス液室43、循環バイ
ブ51、前部メカニカルシール30ど前部ブロワ軸受4
4を内包する前部循IM H室42、循環バイブ54と
循環されて、両メカニカルシール39.40と両ブロワ
軸受44.45および両4ヤント七−タ軸受47、48
を温潤するとともにこれらとキせンドモータ部33のス
テータ62およびロータ63を冷却する密閉循環経路6
4が形成されている。
また、プランジャーポンプ65とアギ1ムレ−タロ6と
の絹合せまたはギヤポンプなどからなる極めて底流吊の
高圧ポンプ67、この高圧ポンプ6γの吸込側に接続さ
れた循環液タンク68、高圧ポンプ61の吐出側に接続
された加圧制御弁69および安全弁70とからなる加圧
手段71が構成され、加圧制御弁69の他端が熱交換器
56とキャンドモータ部33の後端室58とを接続する
循環バイブ57に接続されることにより前記加圧手段1
1が密閉循環経路64に接続されており、減圧制御弁7
2の一端が11η記循環バイブ51に他端が循環液タン
ク68に接続されて減圧下段73が構成されている。
また、前部循環液室42の圧力を検出する第1の圧力セ
ンサ74、前部循環液室42に前部メカニカルシール3
9を介して隣接する取扱ガス室41とほぼ同圧となる多
段ブロワ部32の吸込ロア5の圧力を検出する第2の圧
カセンリ76、第1の圧力センサ74の直接信号と第2
の圧力セン勺76の加圧バイアス回路77を介した間接
信号と比較指示する加圧用IF力指示調節計78および
第1の圧力センサ74の直接13号と第2の圧力センサ
76の減圧バイアス回路7つを介した間接信号とを比較
指示する減圧用圧力指示;J il+1 +l;l’ 
goとからなる差ff検出手段81が設()られており
、制御(ii号を発生して加ル丁段71の加圧制御弁6
9を制御する前記加yE用圧力指示調節計78と制御信
号を発生して減圧下段73の減圧制御弁12を制tlt
l−Jる前記減圧用圧力指示調節計180とが圧力制御
手段82となっている。
そして、前部メカニカルシール39の取扱ガス′ダ・1
1側よりも前部循環液室42側の11−力が高くかつそ
の差り玉が前部メカニカルシール39のflA大訂容差
圧の範囲内に収まるように定められた上限設定差圧と下
限設定差圧に対して、前部メカニカルシール39の取扱
ガス室41側と前部循環液室42側との差圧が前記下限
設定差Bと一致する時に加圧用圧力指示34節計重8へ
の第1の圧力センナ74の直接信号と第2の圧力センサ
76の間接信号との値が等しくなるように加圧バイアス
回路77が調節され、前部メカニカルシール39の取扱
ガス室4111JI+と前部循環液室42側との差圧が
前記上限設定差圧と一致する時に減1]−用圧力指示調
節計78への第1の圧力センサ74の直接信号と第2の
圧力センサ76の間接信号との値が等しくなるように減
圧バイアス回路7つが調整されている。
また、高圧ポンプ67の吐出側にはこの高圧ポンプ67
の電源リレー83をfI動させる圧力スイッチ84が接
続されており、この圧力スイッチ84の作動圧力は高圧
ポンプ67の叶出側Eカが前部メカニカルシール39の
取扱ガス室41のQ大圧力と前記上限設定差圧との和、
すなわち前部@ I’m液室42の最大圧力を幾分越え
る圧力に設定され、高圧ボンブ67の吐出側圧力が密閉
循環経路64を加圧するに十分な圧力になると高圧ポン
プ67が停止され、それより圧力が減少すると再び高圧
ポンプ67が起動されて加圧手段71の運転コストが低
減されるよう構成されている。
また、必要に応じて、前部循環液室42に循環液の温度
を検出する温度センサ85、循環ポンプ52の駆動用イ
ンパーク86および温度センサ85の信号と温度設定回
路87のGi号とを比較指示してインバータ8Gを制御
する温度指示調節計88が設けられ、前部循環液室42
の循環液温が設定温度となるように循環ポンプ52のI
ll出流吊が制御され、すなわら熱交換器56での循環
液の放熱4が制御されるよう構成されている。
次に、以上のように構成された実施例の作用について説
明する。
多段キャンドモータブロワ31の起動前に、密閉循環I
j路64の循環ポンプ52、加圧手段71、減圧手段7
3、差圧検出手段81および圧力制御手段82を作動さ
ぜるど、循環ポンプ52によって密閉循環経路64の循
環液が熱交換器5G、循環バイブ57、後端室58、後
部キトンドL−り軸受48、後部ロータ室59、−Fせ
ン間隙60、前部ロータ室61.11(1部−VNIン
ドモータ軸受117、アダプタ4G内の空間、(受部ブ
ロワ軸受45と後部メカニカルシール40を包含する後
部循環液室43、循環バイブ51、前部メカニカルシー
ル3つと前部ブロワ軸受44を包含するiji部循環液
室42およ循環バイブ54を粁て循環ポンプ52へど循
環され、また減圧手段73は減圧制御弁72が閉じられ
、加圧手段71は加圧制御弁69が閉じられて高圧ポン
プ67によってその吐出側が背圧され、圧力スイッチ8
4の設定圧力に至ると循環リレー83が遮断されて高圧
ポンプ67が停止され、加J、)1段71が圧力スイッ
チ84の設定圧力に保持される。
そして、前部循環液室42の圧力が第1の圧力セン!4
にて検出され、前部メカニカルシール39の取扱ガス雫
41側とは【、【同庁となる多段ブ[1ワ部32の吸込
ロア5の圧力が第2の圧力センサ76にて検出され、第
1の圧力セン4)74の直接信号と第2の圧力センサ7
6の加圧バイアス回路77を介した間接信号とが加圧用
圧力指示調ffJ計78にて比較指示され、その制御信
号によって前部メカニカルシール39の取扱ガス室41
側と面部循環液室42側との外圧、すなわち前部メカニ
カルシール39の前後の差圧が下限設定差1.fになる
まで加圧制御弁69が聞かれて密閉wU環環路路4に加
1手段71の圧力が加えられる。
次に、多段キャンドモ−タブロワ31を起動すると、密
閉循環経路64を循1フされる循環液によって両メカニ
カルシール3J 40と両10ソ輔受44゜45および
両1トンドモータ軸受47.118が潤d4されるとと
もに、これらとキャンドモータ部33のステータ62お
よびロータ63が冷却されて円滑に運転される。
そして、多段キャンドモータブロソ31の運転中に多段
ブロワ部32の吸込ロア5に吸込まれる取扱いガスの圧
力が上背する場合は、すなわら前部メカニカルシール3
9の取扱ガス室41 B111の圧力と下限設定差rt
との和が前部循環液室42の圧力より高くなる傾向にあ
れば、加B用圧力指丞調節f;178の制御信号によっ
て加圧制御弁69が間かれて加1「手段71の圧力が密
閉循JWIY路64に加えられ、前部メカニカルシール
39の取扱ガス室41側の圧力と上限設定差L[との和
よりも前部循環液室42の圧力が下回らないよう、すな
わち前部メカニカルシール39の前後の差圧が下限設定
差圧よりも小さくならないように前部循環液室42の圧
力が1−貸される。
な、6、この時、加圧手段71は密閉循環経路64を加
1.tする反面その圧力が低1・されるので、圧力スイ
ッチ84が作動して高圧ポンプ67が運転され、前部メ
カニカルシール39の前1νの差圧が1・成膜定差I−
Eと一致して圧力制御弁69が閉じられた後、高圧ポン
プ67の吐出側圧力が圧力スイッチ84の設定圧力に至
るとl /jポンプ67が停止される。
また逆に、多段1ヤント[−タブ[1ワ31の運転中に
多段ブロワ部32の吸込1]75に吸込まれる取扱ガス
の圧力が下降する場合は、すなわち前部メカニカルシー
ル39の取扱ガス室41側の11力と[成膜定差圧との
和が前部循環液室42の圧力より低くなる傾向にあれば
、減圧用圧力調節δ180のi!+’l 1211 i
3号によって減圧制御弁72が聞かれてこのすi72を
介して循環液タンク68に密閉循環経路64が開放され
、前部メカニカルシール39の取扱ガス室41側の圧力
と上限設定圧力との和よりも前部111S環液室42の
圧力が上回らないよう、すなわち前部メカニカルシール
39の前後の差圧が上限設定差圧よりも大きくならない
ように前部循環液室42の圧力が下降される。
このようにして、前部メカニカルシール39の前後の差
圧が、取扱ガス室41の圧力変化に拘らずこの圧力変化
に追従して、常に上限設定差圧と下限設定差圧との間、
すなわち前部メカニカルシール39の最大許容差圧の範
囲内の所定値に保持され、また侵部遁環液室43の圧力
は前部循環液室42の圧力よりも循環バイブ51の管路
抵抗による圧力降下分高くなるものの、この圧力降下(
10分の数Kg/ tri稈度)は上限および下限設定
差圧(10数に9 / cIi乃’l改10に5/ci
)に比べて極めて小さく実用上無視し得るので、後部メ
カニカルシール40のNn後の差圧も前部メカニカルシ
ール39と同様に常に上限設定差圧と下限設定差圧との
間に保持され、従って取扱ガス室41の圧力が両循環f
I室42゜43の圧力よりら高くなって取扱ガスが両循
環液全42、43に侵入し、両メカニカルシール39.
40隨勿論、各軸受44.45.47.48の潤滑と冷
却を妨げてJ3よびステーク62とロータ63の冷却を
妨げて故障に至らしめたり、逆に取扱ガス室41の圧力
が低くなりすぎ、各循環液室42.43と取扱ガス室4
1との差圧が各メカニカルシール39.40の最大許容
差圧よりも大ぎくなって各メカニカルシール39.40
のP V 1lflが増大することにより各メカニカル
シール39、40が著しく摩耗されあるいは破損されて
故障に至ることはない。
また、密閉循環経路64の循環液は、両メカニカルシー
ル39.40.両ブロワ軸受44.45および両:Yト
ンドモータ軸受47.48の回転Fj擦熱やステータ6
2とロータ63の発熱並びに取扱ガスの熱影響を受けて
昇温され、他方では熱交換器56や循環バイブ51.5
4.57などにて放熱されて降温され、この受熱Iaと
放熱間とが平衡する温度で循環されるが、この温度が温
度セン+j85にて検出されて温度指示調節計88にて
温度設定回路87の設定温度と比較され、設定温度より
b循環液温度が高い時にはインバータ86の出力周波数
が上背されて循環ポンプ52の吐出流mが増加され、す
なちわ熱交換fS56なとの放熱間が増大されて循環液
温度が下降され、逆に設定温度よりも循環液温度が低い
時にはインバータ86の出力周波数が下降されてSf2
ポンプ52の吐出流量が減少され、すなわら熱交換器5
6なとの放熱間が減少されて循環液温度が上背されるの
で、多段ブロワ部32の吸込ロア5への流入される取扱
ガスの圧力変化、すなわ15取扱ガスの密度変化に基づ
く負荷の変化による4−11ンドモ一タ部33の発熱量
変化や前記吸込ロア5へ流入される取扱ガスの温度変化
に起因する循環液の受熱量変化があってら、および外気
温の変化による熱交換器56などでの循環液の放熱量変
化があっても、循環液温度は常に設定温度に保持され、
従って循環液がソ4常背温されて両メカニカルシール3
’l、 40や各軸受44.45゜47、48およびス
テーク62とロータ63の冷却が不十分となって故障に
至ることがなく、およびl!1liIO′aの受熱量が
少ない時には循環ポンプ52の吐出流mが減少されて消
Ii!¥動力が減少されるので循環ポンプ52の運転コ
ストが安くつく。
また、この循環ポンプ52は、密閉光12経路64の背
圧が加圧手段71にて行われるので、両メカニカルシー
ル3’l、 40と各軸受44.45.47.48の1
1?1汁Iと冷Inおよび4−ヤントモータ部33の冷
7.[1に必15.な流冷を19ることさえできればそ
の吐出圧は低くてもよいので比較的小型のポンプでザみ
、設備−]ス1〜が安くつくとともに運転コストがさら
に安くつき、騒音も小さくなる。
また、加圧手段71のPiJ3−ポンプ67b1密閉循
環経路64を加圧するに十分な吐出圧さえあればその流
φは捗めC微量でよいので相当小Qllのポンプですみ
、設備コストと運転コストおよび騒音が極めて少なくな
る。
また、差圧検出手段81は前記実施例の他、第2図に示
すように、前部循環液室42と多段ブロワ部32の吸込
ロア5との差圧、すなわら曲部メカニカルシール39の
前1りの差圧を直接検出する差圧センサ89のみで構成
してもよく、この場合において第1図に示すように加圧
用圧力指示調節に178、減圧用圧力指示調節a180
および加圧制御弁6つと減圧制御弁72を採用する場合
は、図示しないが加圧バイアス回路77に代えて下限差
圧設定回路を、減圧バイアス回路79に代えて下限差圧
設定回路をそれぞれ設け、加圧用圧力指示調節計78へ
上限差圧設定回路の設定信号と差圧センナ89の検出(
ii号とを人力し、減圧用圧力指示調節計80へ上限差
I)設定回路の設定信号と差圧センサ89の検出信号と
を入力すればよいが、第2図に示すように差J’l−設
定回路90、この回路90の設定信号と差圧センサ89
の検出信号とを比較指示する圧力指示調節計91、およ
びこの圧力指示調節計91からの入力信号を判定してそ
の出力を弁別するコンパレータ92とからなる圧力制御
手段82を設けるとともに加圧制御弁69を加f″f電
磁弁93に、減圧制御弁γ2を減圧電磁弁94に代えて
、差圧センサ89の検出信号が差圧設定回路90の設定
信号と一致するよう、すなわち前部メカニカルシール3
9の前後の差圧が差圧設定回路90にて設定した設定差
圧と一致するように加圧電磁弁93と減f″f電磁弁9
4を交互に開閉して密閉循環経路64に加える圧力を制
御してもよい。
また、図示しないが城汁丁段73に減圧制御弁72や減
圧電磁弁94に代えてオリフィスを採用し、加圧制御弁
72を常時開いて高圧ポンプ67の吐出流を加1[υj
御弁69、オリフィス、循環液タンク68、高圧ポンプ
67と循環させ、加Jl制御弁120間度を制御するこ
とによって加圧制御弁72とオリフィスとの[−Mにあ
る循環液のB力、すなわら方閉循環経路64の圧力を加
減してbよく、加圧手段71bグランジヤーポンプ65
やギヤポンプに代えて、例えば密閉循環液タンクの循環
液を圧縮空気で加圧して1%1閉循15経路64にン主
送するものでもよい。
また、取扱ガスに腐蝕性がない場合は、第3図に示すよ
うに、多段ブロワ部32の前後の軸受をボール軸受95
.1’iよび96にして取扱ガスrlyに浸して設け、
この後部ボール軸受96と軸継手50との間に1個のメ
カニカルシール97のみを配設すればよく、および第4
図に示すように、ブロワ軸受を設けずにブロワ回転軸と
二1゛ヤントモータ回転軸を共通軸98にする場合も1
個のメカニカルシール97のみを設ければよい。
また完全無漏洩4M造の多段ブロワをイ1■成するため
の駆動部はキャンドモータの他、このキャンドー[−夕
と置き換えできるつエツトタイプ七−夕を採用してもよ
く、あるいは第5図に示すように多段ブロワ部32をマ
グネットカップリング9つを介して汎用〔−タ 100
に連結して完全無漏洩構造の多段ブロワを構成すること
らできる、。
Lス上、本発明を高圧の多段ブC1ワに採用した実施例
について説明したが、単段ブロワまたはルーツ式やスク
リュ一式の汁縮機にも勿論採用でき、および図示しない
がスラリを含有するポンプ取扱液や高温のポンプ取扱液
を4ヤント[−タWi環液と隔離して前記ポンプ取扱液
が、4−ヤントモータ部へ侵入しないようにメカニカル
シールを使用したキi?ンドモータボンブや、第6図に
示すように密閉撹拌タンク 101内の高/3:液10
2を撹拌するキャンドモータ撹拌gM103において、
密閉循環液タンク101の高圧気相部104どキャンド
モータ部105間を軸封する場合にも採用でき、すなわ
ち取1ル流体の圧力変化が大きい場合の高圧流体礪械の
幀月装置に採用できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、高圧流体礪械を回転軸が外部へ露出し
ない完全無漏洩構造としたので、取扱流体の外部への漏
洩が完全に阻止されることは勿論、軸受部または駆動部
の潤滑と冷却を妨げるガスやスラリ含有液また高温流体
4rとの取1残流体の前記駆動部また4よ軸受部への侵
入を阻止するための帖月部1ケ所に対して取扱流体が高
圧であってらメカニカルシールやその循環液¥d3よび
循環液全加圧用の高圧ポンプを複数設ける必要が/、X
 <、また低叶出圧の循環ポンプにて循環液をメカニカ
ルシールの循環液室へ供給循環させる密閉循環経路を設
けるとともにこの密閉循環経路を加)3−する1(流ω
の間圧ポンプなどからなる加圧手段と減FEする減圧手
段とを設け、メカニカルシールの前後の差圧を差圧検出
手段にて検知して圧力制御手段によりnt記加圧手段と
減圧手段とを制ut+ iるようにしたので、取扱流体
の圧力変化に拘らずメカニカルシールの前1なの差圧を
常に設定範囲内に確実に保持できて信頼性と寿命とが大
幅に向上され、かつ循1フボンブや加圧手段の高圧ポン
プも小型ですんで設備コストど運転コストJ3よびIJ
 音が少なくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の高圧流体機械の軸封装置の一実施例を
示す多段1ヤント[−タブ[1ワの断面図、第2図ない
し第4図は他のそれぞれ異なる実施例を示す多段キX7
ンドU−タブロワの断面図、第5図は他の実施例を示す
多段ブロワの断面図、第6図は他の実施例を足す−1−
ヤント七−タ撹拌装置の断面図、第7図、第8図はそれ
ぞれ従来の軸封装置の断面図である。 35・・回転軸、42.43・・循環液室、64・・書
閉循環経路、67・・高圧ポンプ、71・・加圧手段、
73・・減圧手段、81・・差圧検出手段、82・・圧
力制陣手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転軸が外部へ露出しない完全無漏洩構造の高圧
    流体機械において、取扱流体が充満される取扱流体室を
    軸封するメカニカルシールを介して前記取扱流体室に隣
    接する循環液室を設け、この循環液室に循環ポンプにて
    循環液を供給循環させる密閉循環経路を形成するととも
    にこの密閉循環経路を加圧する高圧ポンプなどからなる
    加圧手段と減圧する減圧手段とを設け、前記メカニカル
    シールの前記取扱流体室側と前記循環液室側との差圧を
    検出する差圧検出手段と、この差圧検出手段の信号によ
    って前記メカニカルシールの前記取扱流体側よりも前記
    循環液室側の圧力を高くしてかつその差圧を設定範囲内
    に保持するように前記加圧手段と前記減圧手段とを制御
    する圧力制御手段とを備えたことを特徴とする高圧流体
    機械の軸封装置。
JP12940886A 1986-06-04 1986-06-04 高圧流体機械の軸封装置 Granted JPS62288777A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12940886A JPS62288777A (ja) 1986-06-04 1986-06-04 高圧流体機械の軸封装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12940886A JPS62288777A (ja) 1986-06-04 1986-06-04 高圧流体機械の軸封装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62288777A true JPS62288777A (ja) 1987-12-15
JPH0530999B2 JPH0530999B2 (ja) 1993-05-11

Family

ID=15008804

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12940886A Granted JPS62288777A (ja) 1986-06-04 1986-06-04 高圧流体機械の軸封装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62288777A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013129675A1 (ja) * 2012-03-02 2013-09-06 株式会社日立プラントテクノロジー 遠心式水蒸気圧縮機およびそれに用いる軸封システム
WO2019021958A1 (ja) * 2017-07-26 2019-01-31 株式会社 荏原製作所 ポンプおよびシールシステム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013129675A1 (ja) * 2012-03-02 2013-09-06 株式会社日立プラントテクノロジー 遠心式水蒸気圧縮機およびそれに用いる軸封システム
JP2013181609A (ja) * 2012-03-02 2013-09-12 Hitachi Ltd 遠心式水蒸気圧縮機およびそれに用いる軸封システム
US9644636B2 (en) 2012-03-02 2017-05-09 Hitachi, Ltd. Centrifugal steam compressor and shaft seal system used with same
WO2019021958A1 (ja) * 2017-07-26 2019-01-31 株式会社 荏原製作所 ポンプおよびシールシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0530999B2 (ja) 1993-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5340272A (en) Multi-stage centrifugal pump incorporating a sealed thrust bearing
US4848774A (en) Reactor coolant pump hydrostatic sealing assembly with externally pressurized hydraulic balance chamber
US7121813B2 (en) Reverse rotation preventing structure of centrifugal compressor
CN116783393A (zh) 用于离心式压缩机的冷却系统和包括该冷却系统的制冷系统
JPS62288777A (ja) 高圧流体機械の軸封装置
US3685617A (en) Bearing and lubrication means
JPS5819880B2 (ja) コウアツアツシユクキ
JP2002303160A (ja) ガスタービンエンジンの燃料供給方法及びその燃料供給システム、並びにガスタービンエンジン
JP2018135888A (ja) 一体型加圧ポンプシャフトシール組立体およびその使用方法、並びに、回転流体ポンプ
RU2306495C1 (ru) Электроприводной вихревой теплогенератор
US4684318A (en) Hydrostatic bearing for pumps and the like
US3431860A (en) Centrifugal pump of the free surface type
JP2014156789A (ja) 水中ポンプ
US7032464B2 (en) Closed-loop waterbrake dynamometer fluid volumetric control system and method
CN111447811A (zh) 一种循环水冷降温装置
US20210324862A1 (en) Centrifugal pump for conveying a fluid
US6824350B2 (en) Hydrodynamic sealing system for centrifugal systems
JPH0615873B2 (ja) 軸流ポンプの軸推力軽減装置
US6769882B2 (en) Pressure compensation for localized bearing heating in pumps driven by motors with fluid filled rotors
JP2953212B2 (ja) 制動ファン付膨張タービン
JP5014922B2 (ja) 熱媒体循環設備および熱媒体循環方法
JP2008057929A (ja) 液体循環式温調システムの温度調整対象に介して直列するデュアルポンプ循環システム及びその制御方法
JPH0335911Y2 (ja)
CN117967648A (zh) 液压马达试验系统
JPH074386A (ja) 高温ポンプ用軸封水供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees